JP2009228907A - 空調機制御用コントローラ - Google Patents

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【課題】不要な運転状況情報を上位システムに知らせることを防止できる空調機制御用コントローラを提供する。
【解決手段】空調機制御用コントローラ1は、複数の空調機2を制御し、上位システム3に空調機2の運転状況に関する運転状況情報を送信する。空調機制御用コントローラ1は、運転状況情報送信部7と、運転指令情報送信部8と、制御部9とを備えている。運転状況情報送信部7は、上位システム3へ運転状況情報を送信する。運転指令情報送信部8は、空調機2に運転指令に関する運転指令情報を送信する。制御部9は、運転状況情報送信部7および運転指令情報送信部8を制御する。制御部9は、運転状況情報送信部7に対して、空調機2が停電から復旧した時からあるマスク時間だけ、上位システム3への運転状況情報の送信を阻止するマスク制御し、かつ、マスク時間の経過後に、上位システム3への運転状況情報の送信を実行させる制御をする。
【選択図】図2

Description

本発明は、空調機制御用コントローラに関する。
従来より、複数の空気調和機(以下、空調機という)の集中制御を行う空調システムが種々提案されている。例えば、特許文献1に記載された空調システムでは、外部からの制御信号を受信し、また、その運転状態情報を送信することが可能な複数の空調機と、予め指定された空調機と無線または有線の通信手段を介して通信を行い、複数の空調機に対して一斉に制御信号を送信するとともに空調機の運転情報を受信する機能を有する集中制御用のコントローラとで構成されている。
特開2002−349940号公報
しかし、上述の特許文献1に記載された空調システムでは、複数の空調機について停電が発生した場合、停電が復旧した後、コントローラは、空調機との通信確立が確認された後に、停電前に運転状態であった空調機に運転指令を送る。
コントローラは、通常、遠隔監視センター等の上位システムに空調機の運転/停止などの運転状況情報を知らせる機能を有している。しかし、コントローラは、停電復旧後の通信確立の直後に運転状況情報を上位システムに知らせた場合、空調機へ運転指令情報を発信する一方で、不要な運転状況情報(とくに、空調機の停止に関する情報)を上位システムに知らせるという不具合が生じる。
本発明の課題は、不要な運転状況情報を上位システムに知らせることを防止できる空調機制御用コントローラを提供することにある。
第1発明の空調機制御用コントローラは、複数の空調機を制御し、上位システムに空調機の運転状況に関する運転状況情報を送信する。空調機制御用コントローラは、運転状況情報送信部と、運転指令情報送信部と、制御部とを備えている。運転状況情報送信部は、上位システムへ運転状況情報を送信する。運転指令情報送信部は、空調機に運転指令に関する運転指令情報を送信する。制御部は、運転状況情報送信部および運転指令情報送信部を制御する。制御部は、運転状況情報送信部に対して、空調機が停電から復旧した時からあるマスク時間だけ、上位システムへの運転状況情報の送信を阻止するマスク制御し、かつ、マスク時間の経過後に、上位システムへの運転状況情報の送信を実行させる制御をする。
ここでは、制御部が、運転状況情報送信部に対して、空調機が停電から復旧した時からのマスク時間だけ上位システムへの運転状況情報の送信を阻止するマスク制御する。そして、制御部は、マスク時間の経過後に、上位システムへの運転状況情報の送信を実行させる制御をする。このため、上位システムへの不要な運転状況情報の送信を防止することが可能である。
第2発明の空調機制御用コントローラは、第1発明の空調機制御用コントローラであって、マスク制御は、所定のマスク時間だけ、運転状況情報の送信を待機させる制御である。
ここでは、マスク制御があらかじめ設定された所定のマスク時間だけ、運転状況情報の送信を待機させる制御であるので、上位システムへの不要な運転状況情報の送信を、容易かつ確実に防止することが可能である。
第3発明の空調機制御用コントローラは、第1発明の空調機制御用コントローラであって、マスク制御は、制御部が空調機の発停状態が確定するまで通信異常と仮に判定しておき、通信異常と判定されている時間をマスク時間として、マスク時間だけ上位システムへの運転状況情報の送信を阻止する制御である。
ここでは、空調機の発停状態が確定するまで通信異常と仮に判定しておき、通信異常と判定されている時間をマスク時間として、マスク時間だけ上位システムへの運転状況情報の送信を阻止するマスク制御を実行することにより、上位システムへの不要な運転状況情報の送信を確実に防止することが可能である。
第4発明の空調機制御用コントローラは、第1発明の空調機制御用コントローラであって、マスク制御は、制御部が、空調機の通信が正常化した時から空調機の運転が復帰する時までをマスク時間として、マスク時間において空調機が運転状態にあるとする仮の運転状況情報を上位システムへ送信させるように運転状況情報送信部を制御することにより、上位システムへ運転状況情報の送信をマスク時間だけ阻止する制御である。
ここでは、空調機の通信が正常化した時から空調機の運転が復帰する時までをマスク時間として、マスク時間において空調機が運転状態にあるとする仮の運転状況情報を上位システムへ送信させるように運転状況情報送信部を制御することにより、上位システムへ運転状況情報の送信をマスク時間だけ阻止するマスク制御を実行することにより、上位システムへの不要な運転状況情報の送信を確実に防止することが可能である。
第5発明の空調機制御用コントローラは、第1発明から第4発明のいずれかの空調機制御用コントローラであって、運転状況情報は、停止した空調機の有無に関する情報を有する。
ここでは、運転状況情報が停止した空調機の有無に関する情報を有するので、上位システムはコントローラから停止した空調機の有無についての正確な情報を取得することが可能である。
第1発明によれば、上位システムへの不要な運転状況情報の送信を防止することができる。
第2発明によれば、上位システムへの不要な運転状況情報の送信を、容易かつ確実に防止することができる。
第3発明によれば、上位システムへの不要な運転状況情報の送信を確実に防止することができる。
第4発明によれば、上位システムへの不要な運転状況情報の送信を確実に防止することができる。
第5発明によれば、上位システムはコントローラから停止した空調機の有無についての正確な情報を取得することができる。
つぎに本発明の空調機制御用コントローラの実施形態を図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
<空調システムの概要>
本発明の実施形態である空調機制御用のコントローラ1を備えた空調システムは、図1に示されるように、コントローラ1と、コントローラ1と信号線4を介して交信可能に接続された複数の空調機2(室外機、室内機の両方を含む)と、インターネット5などの通信網を介して交信可能に接続された上位システム3と、停電時にコントローラ1へ電源供給を行うバックアップ電源6とを備えている。
<空調機制御用コントローラ1の構成>
図2に示されるように、コントローラ1は、複数の空調機2を制御し、遠隔監視センターに設置されたサーバ等の上位システム3に空調機2の運転状況に関する運転状況情報を送信する。コントローラ1は、運転状況情報を送信する運転状況情報送信部7と、運転指令情報送信部8と、制御部9と、運転状況情報受信部10と、遠隔指令情報受信部11と、メモリ12とを備えている。
運転状況情報送信部7は、上位システム3へ運転状況情報を送信する。
運転状況情報は、各空調機2の運転状況に関する情報であり、停止した空調機2の有無に関する情報(例えば、「停止した空調機あり」のフラグ情報)を含む。
運転指令情報送信部8は、空調機2に運転指令に関する運転指令情報を送信する。運転指令情報は、空調機2の種々の運転指令(例えば、運転開始/停止だけの単純な運転指令の他に、運転モード、設定温度、風量、風向、運転時間等の設定に関する指令)を含む。
制御部9は、運転状況情報送信部7、運転指令情報送信部8、運転状況情報受信部10および遠隔指令情報受信部11の各動作を制御する。
また、制御部9は、運転状況情報送信部7に対して、空調機2が停電から復旧した時からあるマスク時間だけ、上位システム3への運転状況情報の送信を阻止するマスク制御する。しかも、制御部9は、マスク時間の経過後に、上位システム3への運転状況情報の送信を運転状況情報送信部7に対して実行させる制御をする。
第1実施形態におけるマスク制御は、所定のマスク時間Tm1だけ、「停止した空調機あり」のフラグ情報等を含む運転状況情報の送信を待機させる制御である(図3のグラフおよび図4〜5のフローチャート参照)。
メモリ12は、各空調機2に関する運転状況情報と運転指令情報、ならびに遠隔指令情報を記憶する。したがって、各空調機2への電源供給について停電が発生しても、メモリ12には、各空調機2に関する停電前の運転状況情報も記憶されている。
また、コントローラ1は、以下の自律再起動制御機能、状態監視機能を有する。
<自律再起動制御機能についての説明>
自律再起動制御機能は、停電復旧時に空調機2の運転を復帰する機能である。この機能は、停電発生時に空調機2の発停状態(すなわち、運転/停止状態)をメモリ12に記憶し、復電時に、コントローラ1は、空調機2の発停状態を停電発生時の発停状態に復帰させるために、空調機2へ運転開始のための運転指令情報(以下、運転開始指令という)を送信する。
運転開始指令の送信のタイミングは、例えば、
(i)停電中における空調機2の通信確立時、
(ii)復電から所定のT2秒後(図3参照)(T2:空調機2内部のマイコンが再始動し、コントローラ1との通信が確立するまでの時間以上で可能な限り短時間)、または
(iii) 上記(ii)から所定時間経過後までの間の空調機の通信確立時
のいずれかが選択される。
<状態監視機能についての説明>
状態監視機能は、本発明ではとくに限定されるものではないが、例えば、複数の空調機2のグループZ内に「停止」している空調機2が1台以上存在している場合、遠隔監視センターの上位システム3へ、「停止した空調機あり」を通知する機能を含んでいる(具体的には、「停止した空調機あり」のフラグ情報を含む運転状況情報を送信する)。
<コントローラ1の信号のやり取りの基本パターン>
コントローラ1における自律再起動制御機能では、図3に示されるように、復電後に所定時間T2秒の経過時の運転開始指令発行後、一定期間の間にコントローラ1との通信を確立した前運転状態が「1(運転復帰対象)」の空調機2に対して、運転開始指令を発行する。これにより、復電後T2秒経過時の運転開始指令を受理できなかった空調機2の運転復帰を保障する。ここで、T3は、空調機2の通信正常化による運転復帰を実施する期間である。
これにより、コントローラ1では、T2終了時の運転開始指令発行後に後接続が完了した空調機2に対して運転開始指令を発行することで運転復帰を保障することが可能になる。
<コントローラ1のマスク制御>
比較例の図10に示されるように、停電復旧後の通信接続(いわゆる、後接続)を完了すると、コントローラ1は、「空調機通信正常」とみなしてから運転開始指令を発行するため、一旦、上位システム3には「停止した空調機あり」を通知し、その後、コントローラ1からの運転開始指令により空調機2の発停状態が「運転」となることで、「停止した空調機あり」を解消するという状況となる。この状況は、上位システム3に不要な運転状況情報(すなわち、「停止した空調機あり」のフラグ情報)を通知することとなり、上位システム3およびそれを監視するオペレータを混乱させる原因となる。
そこで、本発明のコントローラ1では、図3に示されるように、後接続の完了後、空調機2側には、運転開始指令を発行するが、上位システム3への運転状況情報の送信をマスク時間だけ阻止し、マスク時間経過後に上位システム3への運転状況情報の送信を実行することにより、上位システム3への不要な運転状況情報の送信を防止している。
具体的には、以下のような手順でマスク制御を含むコントローラ1の一連の動作が行われる。
<コントローラ1の動作説明>
つぎに、図3のタイムチャートと図4のフローチャートを参照しながら、コントローラ1の動作を時系列的に説明する。
コントローラ1の制御部9は、まず、図4のステップS1において、停電が発生したか否かを判別する。
ついで、制御部9は、ステップS2において、空調機2の電源ONか否か(すなわち、復電したか否か)を判別する。
ついで、制御部9は、ステップS3において、空調機2の電源ONの後に所定時間T2経過後に、運転指令情報送信部8に対して、空調機2へ運転指令情報を送信させる制御をする。
ついで、制御部9は、ステップS4において、停電復旧後における空調機2との通信接続(後接続)が完了したか否かを判別する。
ついで、制御部9は、ステップS5において、空調機2との通信が正常か否かを判別する。
ついで、制御部9は、ステップS6において、マスク制御をしながら運転指令の再発行を実行する。具体的には、図5に示されるように、制御部9は、あらかじめ設定された所定のマスク時間Tm1のカウントを開始し(ステップS11)、ついで、所定のマスク時間Tm1だけ、「停止した空調機あり」のフラグ情報等を含む運転状況情報の送信を待機させるように、運転状況情報送信部7に対して制御する(ステップS12)。それとともに、制御部9は、ステップS13において、運転指令情報送信部8に対して空調機2へ運転指令情報を再送信させる制御をする。その後、ステップS14において、制御部9は、マスク時間Tm1経過後にマスク時間Tm1のカウントを終了してマスク制御を完了する。
マスク制御の完了後、制御部9は、ステップS7において、空調機2から運転状況情報受信部10へ送信された運転状況情報を格納する。
最後に、制御部9は、ステップS8において、運転状況情報送信部7に対して、運転状況情報を上位システム3へ送信するように制御する。
以上のように、コントローラ1は、後接続の完了後(図4のステップS4)において、空調機2側への運転開始指令を再送信することができるが(図5のステップS13)、上位システム3への運転状況情報の送信をマスク時間Tm1だけ阻止することができる(図5のステップS12)。マスク時間Tm1経過後には、上位システム3への運転状況情報の送信を実行している(図4のステップS8)。これによって、運転開始指令の再送信時において、上位システム3への不要な運転状況情報の送信を防止することができる。
<第1実施形態の特徴>
(1)
第1実施形態のコントローラ1では、制御部9が、運転状況情報送信部7に対して、空調機2が停電から復旧した時から所定のマスク時間Tm1だけ、上位システム3への運転状況情報の送信を阻止するマスク制御し、かつ、マスク時間Tm1の経過後に、上位システム3への運転状況情報の送信を実行させる制御をするので、上位システム3への不要な運転状況情報の送信を防止することができる。
(2)
また、第1実施形態のコントローラ1では、マスク制御として、制御部9が、あらかじめ設定された所定のマスク時間Tm1だけ、「停止した空調機あり」のフラグ情報等を含む運転状況情報の送信を待機させるように、運転状況情報送信部7に対して制御するので、上位システム3への不要な運転状況情報の送信を、容易かつ確実に防止することができる。
また、空調機2−コントローラ1−上位システム3間の通信環境などの種々の環境に対応して、所定のマスク時間Tm1を所望の長さに任意に調整することが可能である。
(3)
また、運転状況情報は、停止した空調機2の有無に関する情報も含まれているので、上位システム3は、コントローラ1から、停止した空調機2の有無についての正確な情報を取得することが可能である。
〔第2実施形態〕
第1実施形態のマスク制御では、運転状況情報の送信を所定のマスク時間Tm1だけ待機させるのみの制御であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々のマスク制御が可能である。
第2実施形態におけるマスク制御は、図1〜2のコントローラ1の制御部9が空調機2の発停状態が確定するまで空調機2の通信状態を通信異常と仮に判定しておき、通信異常と判定されている時間をマスク時間Tm2として、マスク時間Tm2だけ上位システム3への運転状況情報の送信を阻止する制御である。その他のコントローラ1の構成および動作については、第1実施形態と共通している。
具体的には、第2実施形態では、図4のステップS6におけるマスク制御をしながら運転指令の再発行を実行するステップにおいて、以下のような処理がなされる。図6のタイムチャートおよび図4と図7のフローチャートに示されるように、制御部9は、まず、後接続の完了した後において(図4のステップS4)、空調機2の通信状態を通信異常とみなす設定を開始し(図7のステップS21)、ついで、通信異常とみなされている時間をマスク時間Tm2として、マスク時間Tm2だけ、「停止した空調機あり」のフラグ情報等を含む運転状況情報の送信を待機させるように、運転状況情報送信部7に対して制御する。(図7のステップS22)。それとともに、図7のステップS23において、制御部9は、運転指令情報送信部8に対して空調機2へ運転指令情報を再送信させる制御をする。その後、図7のステップS24において、マスク時間Tm2経過後、制御部9は、通信異常とみなす設定を解除する。
<第2実施形態の特徴>
以上のように、コントローラ1は、後接続の完了後(図4のステップS4)において、空調機2側への運転開始指令を再送信することができるが(図7のステップS23)、上位システム3への運転状況情報の送信を、制御部9が通信異常とみなしているマスク時間Tm2だけ阻止することができる(図7のステップS22)。マスク時間Tm2経過後には、上位システム3への運転状況情報の送信を実行している(図4のステップS8)。これによって、運転開始指令の再送信時において、上位システム3への不要な運転状況情報の送信を確実に防止することができる。
〔第3実施形態〕
さらに他のマスク制御として、第3実施形態におけるマスク制御は、図1〜2のコントローラ1の制御部9が、空調機2の通信が正常化した時から空調機2の運転が復帰する時までをマスク時間Tm3として、マスク時間Tm3において空調機2が運転状態にあるとする仮の運転状況情報を上位システム3へ送信させるように運転状況情報送信部7を制御することにより、上位システム3へ運転状況情報の送信をマスク時間Tm3だけ阻止する制御である。その他のコントローラ1の構成および動作については、第1実施形態と共通している。
すなわち、第3実施形態では、図8のタイムチャートおよび図4と図9のフローチャートに示されるように、制御部9は、後接続の完了の判別(図4のステップS4)および空調機2との通信状態が正常か否かの判別(図4のステップS5)の後に、コントローラ1内部の空調機発停状態を「運転」とみなす設定を開始し(図9のステップS31)、ついで、コントローラ1内部の空調機発停状態を「運転」とみなされている時間をマスク時間Tm3として、マスク時間Tm3だけ、「停止した空調機あり」のフラグ情報等を含む運転状況情報の送信を阻止するために、空調機2が「運転」状態にあるとする仮の運転状況情報を上位システム3へ送信させるように、運転状況情報送信部7に対して制御する。(図9のステップS32)。それとともに、制御部9は、図9のステップS33において、運転指令情報送信部8に対して空調機2へ運転指令情報を再送信させる制御をする。その後、図9のステップS34において、マスク時間Tm3経過後、制御部9は、コントローラ1内部の空調機発停状態を「運転」とみなす設定を解除する。
また、通信正常化による運転指令発行後、マスク時間Tm3経過した後も空調機の発停状態が「停止」であったならば、上位システム3への「停止した空調機あり」の通知をする。
<第3実施形態の特徴>
(1)
以上のように、第3実施形態では、制御部9が、空調機2の通信が正常化した時から空調機2の運転が復帰する時までをマスク時間Tm3として、マスク時間Tm3において空調機2が運転状態にあるとする仮の運転状況情報を上位システム3へ送信させるように運転状況情報送信部7を制御することができ、これにより、上位システム3へ「停止した空調機あり」の通知をマスク時間Tm3だけ阻止することができる。これによって、運転開始指令の再送信時において、上位システム3への不要な運転状況情報の送信を確実に防止することができる。
(2)
また、第3実施形態では、通信正常化による運転指令の再発行後、マスク時間Tm3経過した後も空調機の発停状態が「停止」であったならば、上位システム3への「停止した空調機あり」の通知をすることが可能であり、上位システム3へ空調機2の運転状況情報の送信を円滑に行うことが可能である。
本発明は、空調機の運転制御用のコントローラであって、上位システムへ運転状況情報を送信する空調機制御用コントローラに種々適用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係わる空調機制御用コントローラおよび上位システムを含む空調システムの構成図。 図1の空調機制御用コントローラの構成図。 図1の空調機制御用コントローラの動作を示すタイムチャート。 図1の空調機制御用コントローラの基本動作を示すフローチャート。 図1の空調機制御用コントローラのマスク制御しながら運転指令の再発行を行う動作を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係わる空調機制御用コントローラの動作を示すタイムチャート。 本発明の第2実施形態に係わる空調機制御用コントローラ空調機制御用コントローラのマスク制御しながら運転指令の再発行を行う動作を示すフローチャート。 本発明の第3実施形態に係わる空調機制御用コントローラの動作を示すタイムチャート。 本発明の第3実施形態に係わる空調機制御用コントローラ空調機制御用コントローラのマスク制御しながら運転指令の再発行を行う動作を示すフローチャート。 本発明の比較例であるマスク制御なしの空調機制御用コントローラの動作を示すタイムチャート。
符号の説明
1 空調機制御用コントローラ(コントローラ)
2 空調機
3 上位システム
4 信号線
5 インターネット
6 バックアップ電源
7 運転状況情報送信部
8 運転指令情報送信部
9 制御部
10 運転状況情報受信部
11 運転指令情報受信部
12 メモリ

Claims (5)

  1. 複数の空調機(2)を制御し、上位システム(3)に前記空調機(2)の運転状況に関する運転状況情報を送信する空調機制御用コントローラ(1)であって、
    前記上位システム(3)へ前記運転状況情報を送信する運転状況情報送信部(7)と、
    前記空調機(2)に運転指令に関する運転指令情報を送信する運転指令情報送信部(8)と、
    前記運転状況情報送信部(7)および前記運転指令情報送信部(8)を制御する制御部(9)と
    を備えており、
    前記制御部(9)は、前記運転状況情報送信部(7)に対して、前記空調機(2)が停電から復旧した時からあるマスク時間だけ、前記上位システム(3)への前記運転状況情報の送信を阻止するマスク制御し、かつ、前記マスク時間の経過後に、前記上位システム(3)への前記運転状況情報の送信を実行させる制御をする、
    空調機制御用コントローラ(1)。
  2. 前記マスク制御は、所定の前記マスク時間だけ、前記運転状況情報の送信を待機させる制御である、
    請求項1に記載の空調機制御用コントローラ(1)。
  3. 前記マスク制御は、前記制御部(9)が前記空調機(2)の発停状態が確定するまで通信異常と仮に判定しておき、前記通信異常と判定されている時間を前記マスク時間として、前記マスク時間だけ前記上位システム(3)への前記運転状況情報の送信を阻止する制御である、
    請求項1に記載の空調機制御用コントローラ(1)。
  4. 前記マスク制御は、前記制御部(9)が、前記空調機(2)の通信が正常化した時から前記空調機(2)の運転が復帰する時までを前記マスク時間として、前記マスク時間において前記空調機(2)が運転状態にあるとする仮の運転状況情報を前記上位システム(3)へ送信させるように前記運転状況情報送信部(7)を制御することにより、前記上位システム(3)へ前記運転状況情報の送信を前記マスク時間だけ阻止する制御である、
    請求項1に記載の空調機制御用コントローラ(1)。
  5. 前記運転状況情報は、停止した前記空調機(2)の有無に関する情報を有する、
    請求項1から4に記載の空調機制御用コントローラ(1)。
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