JP2009228784A - ベアリングギア - Google Patents

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Abstract

【課題】外輪製造工程の時間調整を解消することにより通常の軸受ラインにおいて製造することができるベアリングギアを提供することを目的とする。また、製品歩留まりを向上させることにより、採算性を向上させることが可能なベアリングギアを提供することを目的とする。
【解決手段】内輪51は凹溝g21により形成されたフェースギアを備えた円環上の歯車部材54と、歯車部材54の外周を取り巻くように固定されている内輪部材55とからなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、揺動型歯車装置に用いられるベアリングギアに関し、特に、生産性と歩留まりを向上させたベアリングギアに関する。
小型で高い減速比が得られ、かつ伝導効率が高い変速機として揺動型歯車装置を用いた減速器が従来用いられている(例えば、特許文献1)。図9および図10を用いて1例を説明する。
図9に示すように、略円柱形の第1の入力軸101は軸受111および軸受121を介して略円筒形のハウジング104に回転可能に支承されている。また、第1の入力軸101には傘歯車である第1歯車g101(軸歯車)が歯面を軸方向において出力側(以下、単に、「出力側」という。)出力軸方向に向けて固定されている。また、第1歯車g101の出力側には回転部材であるベアリングギア105が配設されているとともに、ベアリングギア105の内輪151の軸方向において入力側(以下、単に、「入力側」という。)にはフェースギアである第2歯車g102(回転部材歯車)が形成されている。この第2歯車g102が第1歯車g101と噛合しているため、第1の入力軸101の回転状態においては、第1の入力軸101の回転力はベアリングギア105に伝達される。なお、内輪151の円周部分を、径方向において外方(以下、単に、「外方」という。)から取り囲むように、外輪152が設けられ、かつ、この内輪151と外輪152との間に転動体153が介接されることにより、ベアリング一体型の歯車であるベアリングギア105が形成されている。
また、ベアリングギア105の内輪151の軸方向において出力側(以下、単に、「出力側」という。)にはフェースギアである第3歯車g103(回転部材歯車)が形成されている。この第3歯車g103の更に、出力側には、出力軸3が、軸受22および軸受23を介してハウジング4に回転可能に、支承されている。また、出力軸3には傘歯車である第4歯車g104が歯面を軸方向において入力側に向けて固定されている。この第4歯車g104には上述の第3歯車g103が噛合しているため、ベアリングギア105に伝達された回転力は、出力軸3に伝達される。なお、上記第1の入力軸101および出力軸3は同一の回転軸6を有している。
ここで、図10に示すように、ベアリングギア105は円環上の外輪152と、外輪152の径方向において内方(以下、単に、「内方」という。)に設けられた円環状の内輪151と、外輪152と内輪151との間に転動自在に介設された転動体153とから形成されている。この内輪は平面部に、円環状に設けられた歯車g102およびg103を備えたフェースギアである。従ってベアリングギア105は転がり軸受機能とフェースギア機能を兼ねた複合機能部材である。
特開2006−46405
ところで、通常の転がり軸受の製造ラインにおいては、外輪と内輪の規格を合せる必要性から、外輪と内輪とを同時に並行して製造される。具体的には、外輪と内輪をそれぞれ並列的かつ同時に形成、研磨したのち、外輪と内輪との間に転動体を入れ、保持器を取り付けて完成する。
ところが、ベアリングギア105については、内輪形成後に歯車g102およびg103を形成する必要があるため、上記製造ラインによって通常の軸受と同様に製造することが困難である。内輪に歯車g102およびg103を形成するため余分に時間がかかり、内輪の製造とタイミングを合わすために、外輪の製造ラインを停止して時間調整する必要が生ずることとなる。そのため、製造効率が極端に低下する。例えば、通常の軸受における外輪および内輪の形成するために15秒程度かかるとすれば、内輪に歯車を形成するために15分程度を要すため、外輪製造ラインは14分以上の時間調整を強いられ、問題となっている。
また、内輪151は軸受の内輪としての機能とフェースギア機能とを1部材で満たす必要があるため、いずれか一方の機能が不十分であっても不良品となる。従って、不良品発生率が通常の軸受およびフェースギアに対して高くなるため、製品歩留まりが低下する。例えば、通常の内輪の不良発生率か0.2、即ち歩留まりが0.8であり、通常のフェースギアの不良発生率が、0.2即ち歩留まりが0.8であるとすると、内輪151の歩留まりは0.8×0.8=0.64と歩留まりが低下し、採算性を悪化させる。
そこで、本発明はかかる実情を鑑みてなされたもので、外輪製造工程の時間調整を解消することにより通常の軸受ラインにおいて製造することができるベアリングギアを提供することを目的とする。
また、製品歩留まりを向上させることにより、採算性を向上させることが可能なベアリングギアを提供することを目的とする。
本発明にかかるベアリングギアは、略円筒状の外輪と、前記外輪の径方向において内方に配設されるとともに、少なくとも一方面にフェースギアを備える内輪と、前記外輪と前記内輪との間に転動自在に介設された転動体を備えるベアリングギアである。また、前記内輪は、前記フェースギアが形成された円環状の歯車部材と、前記歯車部材の外周面に、該外周面を取り巻くように固定される円筒状の内輪部材とからなる。
上記構成によると、内輪は、フェースギアが形成された円環状の歯車部材と、歯車部材の外周面に、この外周面を取り巻くように固定される円筒状の内輪部材とからなるため、内輪部材にフェースギアを形成する必要がない。また、歯車部材は別工程において予め作成することが可能である。従って、外輪の製造と内輪の製造とを同時に並行して行う通常の転がり軸受の製造ラインによってベアリングギアを製造する場合に、内輪部材に歯車部材を固定する工程を通常の内輪の製造工程に付加するだけでベアリングギアの製造が可能となり、内輪の製造ラインにタイミングを合せるために外輪の製造ラインを停止して時間調整する必要が無い。よって、通常の転がり軸受の製造ラインによってベアリングギアを製造する場合に従来生じていた製造効率の低下が、抑制される。
また、内輪は、フェースギアが形成された円環状の歯車部材と円筒状の内輪部材とからなるため、フェースギアとしての品質および軸受の内輪としての品質の両方を1部材で満たす必要があった上記従来の内輪に比べて、不良品発生率を小さくすることができる。従って、製品歩留まりが上昇する。即ち、上記従来のように内輪の機能を満たした内輪が、フェースギアを形成した後にフェースギアの機能を満たさないため不良品とされるということが生じないため、生産性を向上させることが可能となる。
本発明にかかるベアリングギアは、前記歯車部材の外周面にセレーションが形成されているとともに、セレーションを介して前記歯車部材の外周面に、内輪部材が固定されることが好ましい。
上記構成によると、セレーションを介して歯車部材の外周面に、内輪部材が固定されるため、内輪部材に歯車部材を圧入するのみで、歯車部材の外周面に内輪部材を容易に固定することができる。
本発明にかかるベアリングギアは、円柱状のピンを更に備える。また、前記歯車部材の外周面上に前記ピンの外周面の形状に対応する半円柱形状の第1の切欠部が設けられ、 前記内輪部材の内周面上に前記ピンの外周面の形状に対応する半円柱形状の第2の切欠部が設けられ、第1の切欠部と第2の切欠部とが対向するように、前記歯車部材が、前記歯車部材に挿入されるとともに、前記第1の切欠部および前記第2の切欠部により形成された貫通孔に、前記ピンが嵌入されることにより、前記歯車部材の外周面に、内輪部材が固定されることも好ましい。
歯車部材の外周面上に設けられた第1の切欠部および内輪部材の内周面上に第2の切欠部により形成された貫通孔に、ピンが嵌入されることにより、前記歯車部材の外周面に、内輪部材が固定されるため、歯車部材の外周面に内輪部材を容易に固定することができる。また、第1の切欠部、第2の切欠部および円柱状のピンはいずれも汎用的な技術で容易に形成することができるため、上記従来のベアリングギアに比して安価に製造できる。
本発明にかかるベアリングギアは、角柱状のキーを更に備える。また、前記歯車部材の外周面上に前記キーの外周面の形状に対応する角柱形状の第1の切欠部が設けられ、前記内輪部材の内周面上に前記キーの外周面の形状に対応する角柱形状の第2の切欠部が設けられ、第1の切欠部と第2の切欠部とが対向するように、前記歯車部材が、前記歯車部材に挿入されるとともに、前記第1の切欠部および前記第2の切欠部により形成された貫通孔に、前記キーが嵌入されることにより、前記歯車部材の外周面に、内輪部材が固定されることも好ましい。
歯車部材の外周面上に設けられた第1の切欠部および内輪部材の内周面上に第2の切欠部により形成された貫通孔に、キーが嵌入されることにより、前記歯車部材の外周面に、内輪部材が固定されるため、歯車部材の外周面に内輪部材を容易に固定することができる。また、第1の切欠部、第2の切欠部および角柱状のキーはいずれも汎用的な技術で容易に形成することができるため、上記従来のベアリングギアに比して安価に製造できる。更にキーが角柱状であるので歯車部材と内輪部材との固定強度を容易に大きくすることが可能である。
本発明によれば、外輪の手待ちを解消することにより通常の軸受ラインにおいて製造することができるとともに、製造時の採算性を向上させたベアリングギアを供給することが可能となる。
(第1の実施形態)
本発明を具体化したベアリングギアを用いた揺動型歯車装置の一実施形態を図1〜図8を用いて、以下に説明する。
図1に示すように、本実施形態にかかる揺動型歯車装置は、略円筒形状ハウジング4と、ハウジングに挿入された略円柱状の第1の入力軸1、略円筒状の第2の入力軸2、略円柱状の出力軸3、および、第1から第4の歯車を含み、それぞれ軸受を介して支承されている。すなわち、2つの入力軸と、1つの出力軸を有する揺動型歯車装置である。
略円柱形の第1の入力軸1は軸受11および軸受12を介して略円筒形のハウジング4に回転可能に支承されている。また、第1の入力軸1には、傘歯車である第1歯車g1(軸歯車)が歯面を軸方向において出力側(以下、単に、「出力側」という。)出力軸方向に向けて固定されている。また、第1歯車g1の出力側には回転部材であるベアリングギア5が配設されているとともに、ベアリングギア5の内輪51の軸方向において入力側(以下、単に、「入力側」という。)にはフェースギアである第2歯車g2(回転部材歯車)が形成されている。この第2歯車g2が第1歯車g1と噛合しているため、第1の入力軸1の回転状態においては、第1の入力軸1の回転力はベアリングギア5に伝達される。なお、内輪51の円周部分を、径方向において外方(以下、単に、「外方」という。)から取り囲むように、外輪52が設けられ、かつ、この内輪51と外輪52との間に転動体53が介接されることにより、ベアリング一体型の歯車であるベアリングギア5が形成されている。
また、ベアリングギア5の内輪51の出力側にはフェースギアである第3歯車g3(回転部材歯車)が形成されている。この第3歯車g3の更に出力側には、出力軸3が、軸受22および軸受23を介して、ハウジング4に回転可能に支承されている。また、出力軸3には傘歯車である第4歯車g4(軸歯車)が歯面を軸方向において入力側に向けて固定されている。この第4歯車g4には上述の第3歯車g3が噛合しているため、ベアリングギア5に伝達された回転力は、出力軸3に伝達される。なお、上記第1の入力軸1および出力軸3は同一の回転軸6を有している。
上記第1歯車g1〜第4歯車g4を外方から取り囲むように、略円筒形の第2の入力軸2が、軸受22および軸受23を介して、ハウジング4に支承されている。この第2の入力軸2の内周面21は、回転軸6に対して偏芯した円筒形をなしている。更に、この内周面21に上述のベアリングギア5の外輪52が内嵌されている。その結果、外輪52ひいてはベアリングギア5は回転軸6に対して偏芯した状態で備えられている。
まず、第1の入力軸1および第2の入力軸2からの入力と出力軸3との関係について説明する。
まず、図1の状態において、第2の入力軸2を固定し、第1の入力軸1が回転状態にある場合について説明する。第2の入力軸2が固定されているため、内嵌されたベアリングギア5の外輪52も固定されている。従って、ベアリングギア5はその回転軸が固定された状態に保たれる。この状態において第1の入力軸1の回転力は、第1歯車g1および第2歯車g2を介して、ベアリングギア5に伝達されるとともに、ベアリングギア5に伝達された回転力は、第3歯車g3および第4歯車g4を介して、出力軸3に伝達されるため、第1の入力軸1の回転力は、第1歯車g1〜第4歯車g4のギア比に応じて減速され出力軸3に伝達される。
次に、図1の状態において第1の入力軸1を固定し、第2の入力軸2が回転状態にある場合について説明する。第2の入力軸2が回転しているため、内嵌されたベアリングギア5の外輪52も回転する。ここで、第2の入力軸2の内周面21は、回転軸6に対して偏芯した円筒形をなしているため、外輪52を介してベアリングギア5全体が偏芯軸を変化させながら回転する揺動運動を行うことになる。ここで第1の入力軸1は固定されているため、第2の入力軸2の回転力は外輪52を介して、ベアリングギア5に伝達されるとともに、ベアリングギア5に伝達された回転力は、第3歯車g3および第4歯車g4を介して、出力軸3に伝達されるため、入力軸2の回転力は、第1歯車g1〜第4歯車g4のギア比に応じて減速され出力軸3に伝達される。このように第1の入力軸1または第2の入力軸2のいずれかが固定されている場合においては固定されていない入力軸からの回転力が第1歯車g1〜第4歯車g4のギア比に応じて減速され出力軸3に伝達される。
更に、図1の状態において第1の入力軸1および第2の入力軸2が回転状態にある場合について説明する。この場合にはベアリングギア5全体が揺動運動することによって第2の入力軸2の回転力が出力軸3に伝達されるとともに、第1の入力軸1の回転力も出力軸3に伝達される。従って、第1の入力軸1の回転力と第2の入力軸2の回転力との合力を出力軸3に伝達することができる。このように第1の入力軸1または第2の入力軸2のいずれもが固定されていない場合においては第1の入力軸1および第2の入力軸2からの回転力が、第1歯車g1〜第4歯車g4のギア比に応じて減速され出力軸3に伝達される。即ち、第1の入力軸1の回転力および第2の入力軸2の回転力をそれぞれ制御することにより、出力軸3の回転力を自在に変化させることが可能である。
次に減速比について、場合を分けて説明する。まず、第2の入力軸2を固定し、第1の入力軸1が回転状態にある場合について説明する。第1歯車g1の歯数n1と第2歯車g2の歯数n2の比、つまりn1/n2に対応して、第1の入力軸1の回転がベアリングギア5に伝達される。例えば、第1歯車g1の歯数n1が100であり、第2歯車g2の歯数n2が102であれば、第1の入力軸1が1回転することにより第1歯車g1が1回転すると第2歯車g2が100/102回転し、第1の入力軸1の回転がベアリングギア5に伝達される。即ち、この場合100/102の第1段の減速が行われることとなる。
同様に、第3歯車g3の歯数n3と第4歯車g4の歯数n4の比、つまりn3/n4に対応して、第2の入力軸2の回転がベアリングギア5に伝達される。例えば、第3歯車g3の歯数n3が110であり、第4歯車g4の歯数n4が112であれば、ベアリングギア5の内輪51が1回転することにより第3歯車g3が1回転すると第4歯車g4が110/112回転し、第1の入力軸1の回転がベアリングギア5に伝達される。即ち、この場合110/112の第2段の減速が行われることとなる。従って、第1段および第2段の減速により、第1の入力軸1の回転は、n3/n4×n1/n2=(n1・n3)/(n2・n4)の減速比で減速されることとなる。上記例であれば110/112×100/102=(100・110)/(102・112)≒0.963、即ち約96.3%の減速比が得られる。
次に、第1の入力軸1を固定し、第2の入力軸2が回転状態にある場合について説明する。第1歯車g1の歯数n1と第2歯車g2の歯数n2の差、つまりn2−n1に対応して、第2の入力軸2の回転がベアリングギア5に伝達される。例えば、第1歯車g1の歯数n1が100であり、第2歯車g2の歯数n2が102であれば、第2の入力軸2が1回転することによりベアリングギア5が1回転すると第2歯車g2が102−100即ち2歯分の回転として、第2の入力軸2の回転がベアリングギア5に伝達される。従って減速比は(n2−n1)/n2となる。即ち、この場合(102−100)/102の第1段の減速が行われることとなる。
第2の入力軸2が回転状態にある場合、一方において、第4歯車g4の歯数n4と第3歯車g3の歯数n3の差、つまりn4−n3に対応して、第2の入力軸2の回転がベアリングギア5を介して出力軸3に伝達される。例えば、第3歯車g3の歯数n3が110であり、第4歯車g4の歯数n4が112であれば、ベアリングギア5の内輪51が1回転することにより第3歯車g3が1回転すると第4歯車g4が、112−110即ち2歯分の回転として、第2の入力軸2の回転が出力軸3に伝達される。従って減速比は(n4−n3)/n4となる。ここで、第1段の減速によって第1歯車g1の歯数n1と第2歯車g2との比だけ第3歯車g3の回転数が減ぜられるため、(n4−n3)/n4×n1/n2、即ち、この場合(112−110)/112×100/102の第2段の減速が行われることとなる。従って、第1段の減速と第2段の減速をあわせて、
(n2−n1)/n2+(n4−n3)/n4×n1/n2
即ち、(102−100)/102+(112−110)/112×100/102
≒0.0196+0.0175
=0.0371
即ち約3.71%の減速比が得られる。
このように第1歯車g1〜第4歯車g4の歯数n1〜4nを変えることにより減速比を自在に変えることが可能であり、特に第2の入力軸2からの入力に対しては、大きな減速比を容易に得ることが可能である。
また、第1歯車g1と第2歯車g2との噛合部分を模式図的に表現した図2(a)および、第1歯車g1と第2歯車g2の噛合部分を拡大表示した図2(b)に示すように、第1歯車g1には半円柱状の凹溝g11が形成されているとともに、この凹溝g11には円柱状の転動体g12が転動可能に支持されている。なお、半円柱状の凹溝g11に円柱状の転動体g12が支持されているため、転動体g12の外周面の略半分が第2歯車g2側に突出しており、この突出部分が第1歯車g1の凸歯として機能する。一方、第1歯車g1に形成された凹溝g11と同様の凹溝g21が、第2歯車g2に形成されている。この凹溝g21が第2歯車g2の凹歯として機能する。即ち、転動体g12の第2歯車g2側に突出した部分が第2歯車g2の凹溝g21と噛合する。従って、転動体g12と凹溝g21の噛合時に生ずる摺動は、図2(b)に矢印で示した、転動体g12の転動によって吸収される。よって、バックラッシュを設ける必要がないため、かみ合わせ調整を精密に行うことが可能となり、振動や騒音を低減することができる。また、各歯車間に予圧を与えることができるため、かみ合わせ調整を一層精密に行うことが可能となり、振動や騒音を低減することができる。また、回転力の損失も少なくなる。
ここで、本実施形態における揺動型歯車装置においては、ベアリングギア5に用いられている内輪が軸受の内輪機能を有する内輪部材とフェースギアとしての機能を有する歯車部材から構成されている点に特徴がある。より具体的には、このベアリングギア5は、図3に示すように、円環上の外輪52と、外輪52の内方に設けられた円環状の内輪51と、外輪52と内輪51との間に転動自在に介設された転動体53とから形成されている。内輪51は更にフェースギアである歯車g2,g3を備えた円環上の歯車部材54と、歯車部材54の外周を取り巻くように固定されている内輪部材55とからなる。
図4(a)および図4(a)のA−A断面図である図4(b)に示すように、歯車部材54の外周面541にはセレーションが設けられているため、歯車部材54を内輪部材55に内嵌させることにより容易に歯車部材54を内輪部材55を一体化させ、内輪51を形成することができる。
また、歯車部材54は内輪と同時に製造される必要はないため、歯車の製造ラインによって予め生産しておくことが可能である。従って、外輪と内輪とが同時に並行して製造される通常の転がり軸受の製造ラインによって、ベアリングギア5を製造する場合、外輪の製造ラインと内輪の製造工程とのタイミングを合わせるために外輪の製造工程ラインを停止する調整時間は、歯車部材54を内輪部材55に内嵌する工程にかかる時間のみとなる。
また、内輪51は軸受の内輪としての機能を有する内輪部材55およびフェースギア機能を有する歯車部材54とからなるため、軸受の内輪としての品質と、フェースギアとしての品質はそれぞれ別個に保障されることとなり、1部材に両品質を重ねて求められることはない。従って、1部材が軸受の内輪としての品質と、フェースギアとしての品質とをともに満たすことを必要とされた従来の内輪に比べ、不良品発生率を小さくすることができるため、製品歩留まりが上昇する。また、上記従来のように内輪として良好品であった内輪が、フェースギアである歯車g102 ,g103を形成した後に不良品となることが無いため、生産性が向上する。
上記実施形態の揺動型歯車装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態の揺動型歯車装置に用いられるベアリングギアにおいて、内輪51は、フェースギアである第1歯車g1および第2歯車g2が形成された円環状の歯車部材54と、歯車部材54の外周面に、この外周面を取り巻くように固定される円筒状の内輪部材55とからなるため、内輪部材55に第1歯車g1および第2歯車g2を形成する必要がない。また、歯車部材54は内輪部材55とは別工程において予め作成することが可能である。従って、外輪52の製造と内輪51の製造とを同時に並行して行う通常の転がり軸受の製造ラインによってベアリングギア5を製造する場合に、内輪部材55に歯車部材54を固定する工程を通常の内輪の製造工程に付加するだけでベアリングギア5の製造が可能となり、外輪の製造ラインを内輪の製造ラインに合せて遅らせる必要が無い。よって、通常の転がり軸受の製造ラインによってベアリングギア5を製造する場合に従来生じていた製造効率の低下が、抑制される。
(2)また、上記実施形態の揺動型歯車装置に用いられるベアリングギアにおいて、内輪51は、第1歯車g1および第2歯車g2が形成された円環状の歯車部材54と円筒状の内輪部材55とからなるため、フェースギアとしての品質および軸受の内輪としての品質の両方を1部材で満たす必要があった上記従来の内輪151に比べて、不良品発生率を小さくすることができる。従って、製品歩留まりが上昇する。即ち、上記従来のように内輪の機能を満たした内輪151が、第1歯車g101および第2歯車g102を形成した後にフェースギアの機能を満たさないため不良品とされるということが生じないため、生産性を向上させることが可能となる。
(3)上記構成によると、セレーションを介して歯車部材54の外周面に、内輪部材55が固定されるため、内輪部材55に歯車部材54を圧入するのみで、歯車部材54の外周面541に内輪部材55を容易に固定することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化したベアリングギアを用いた揺動型歯車装置の第2の実施形態を図5および図6を用いて説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態のベアリングギアの構造を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
この揺動型歯車装置に用いられるベアリングギア5は、図5に示すように、円環上の外輪52と、外輪52の内方に設けられた円環状の内輪51と、外輪52と内輪51との間に転動自在に介設された転動体53とから形成されている。内輪51は更に円環上の内輪部材55とフェースギアである歯車g2,g3を備えた歯車部材54とからなる。
図6(a)および図6(b)に示すように、歯車部材54の外周面541には半円柱状の切欠部542が設けられているとともに、内輪部材55の内周面551には半円柱状の切欠部552が設けられている。切欠部542と切欠部552とが対向するように、内輪部材55に歯車部材54を挿入する。その結果、内輪部材55と歯車部材54との間に切欠部552と切欠部542とで形成された円柱状の貫通孔57が形成される。この貫通孔57に、図6(c)に示すピン56を挿入すると、歯車部材54の外周面に、この外周面を取り巻くように内輪部材55が固定され、内輪51を形成することができる。
この場合も、歯車部材54は内輪部材55と同時に製造される必要はないため、歯車の製造ラインによって予め生産しておくことが可能である。従って、外輪52と内輪51とが同時に並行して製造される通常の転がり軸受の製造ラインによって、ベアリングギア5を製造する場合、外輪側の製造ラインの手待ちは歯車部材54を内輪部材55に挿入し、ピン56を挿入する間のみとなる。
また、内輪51は軸受の内輪としての機能を有する内輪部材55およびフェースギア機能を有する歯車部材54とからなるため、軸受の内輪としての品質と、フェースギアとしての品質はそれぞれ別個に保障されることとなり、1部材に両品質を重ねて求められることはない。従って、1部材が軸受の内輪としての品質と、フェースギアとしての品質とをともに満たすことを必要とされた従来の内輪に比べ、不良品発生率を小さくすることができるため、製品歩留まりが上昇する。また、上記従来のように内輪として良好品であった内輪が、フェースギアである歯車g102 ,g103を形成した後に不良品となることが無いため、生産性が向上する。
従って、第2の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第2の実施形態では、歯車部材54の外周面541上に設けられた第1の切欠部542および内輪部材55の内周面上に設けられた第2の切欠部552により形成された貫通孔57に、ピン56が嵌入されることにより、歯車部材54の外周面541に、内輪部材55が固定される。従って、歯車部材54の外周面541に内輪部材55を容易に固定することができる。
(2)第2の実施形態ではまた、第1の切欠部542、第2の切欠部552および円柱状のピン56はいずれも汎用的な技術で容易に形成することができるため、上記従来のベアリングギア105に比して安価に製造できる。
(第3の実施形態)
次に、本発明を具体化したベアリングギアを用いた揺動型歯車装置の第3の実施形態を図7および図8を用いて説明する。なお、第3の実施形態は、第1の実施形態のベアリングギアの構造を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
この揺動型歯車装置に用いられるベアリングギア5は、図7に示すように、円環上の外輪52と、外輪52の内方に設けられた円環状の内輪51と、外輪52と内輪51との間に転動自在に介設された転動体53とから形成されている。内輪51は更に円環上の内輪部材55とフェースギアである歯車g2,g3を備えた歯車部材54とからなる。
図7,図8(a)および図8(b)に示すように、歯車部材54の外周面541には半角柱状の切欠部542が設けられているとともに、内輪部材55の内周面551には半角柱状の切欠部552が設けられている。切欠部542と切欠部552とが対向するように、内輪部材55に歯車部材54を挿入する。その結果、内輪部材55と歯車部材54との間に切欠部552と切欠部542とで形成された角柱状の貫通孔57が形成される。この貫通孔57に、図8(c)に示すキー58を挿入すると、歯車部材54の外周面に、この外周面を取り巻くように内輪部材55が固定され、内輪51を形成することができる。
この場合も、歯車部材54は内輪部材55と同時に製造される必要はないため、歯車の製造ラインによって予め生産しておくことが可能である。従って、外輪と内輪とが同時に並行して製造される通常の転がり軸受の製造ラインによって、ベアリングギア5を製造する場合、外輪側の製造ラインの手待ちは歯車部材54を内輪部材55に挿入し、キー58を挿入する間のみとなる。
また、内輪51は軸受の内輪としての機能を有する内輪部材55、フェースギア機能を有する歯車部材54、をそれぞれ有するため、いずれか一方の機能が不十分であっても不良品となる上記従来の内輪151に比べて不良品発生率を小さくすることができ、製品歩留まりが上昇する。上記従来のように内輪として良好品であった内輪が、フェースギアである歯車g102 ,g103を形成した後に不良品となることが無いため、生産性が向上する。
更に角柱状のキー58の断面積と円柱状のピン56の断面積が同じ場合、キー58はピン56に比べて、歯車部材54と内輪部材55との間のずれを防止する能力が一層大きい。従って、上記ピンに比して、歯車部材54と内輪部材55との固定強度を容易に大きくすることが可能である。
従って、第3の実施形態によれば、第1の実施形態に記載の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(1)第3の実施形態では、歯車部材54の外周面541上に設けられた第1の切欠部542および内輪部材55の内周面551上に第2の切欠部552により形成された貫通孔57に、キー58が嵌入されることにより、歯車部材54の外周面541に、内輪部材55が固定されるため、歯車部材54の外周面541に内輪部材55を容易に固定することができる。
(2)第3の実施形態ではまた、第1の切欠部542、第2の切欠部552および角柱状のキー58はいずれも汎用的な技術で容易に形成することができるため、上記従来のベアリングギアに比して安価に製造できる。
(3)第3の実施形態では、更にキー58が角柱状であるので歯車部材54と内輪部材55との固定強度を容易に大きくすることが可能である。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・第2、第3の実施形態においては、貫通孔57は1つ設けられているが、複数も請けてもよい。複数設けることにより、歯車部材54と内輪部材55との固定強度を容易に大きくすることが可能である。
・第2の実施形態においては、ピン56を用い、第3の実施形態においては、キー58を用いているが、ピン56およびキー58を合せて用いても良い。
・第1の実施形態においては、セレーションを介して歯車部材54の外周面に、内輪部材55を固定しているが、セレーションに加えて上記ピン56およびキー58のうち少なくともいずれか一方を組み合わせて用いても良い。合わせて用いることにより、歯車部材54と内輪部材55との固定強度を容易に大きくすることが可能である。
本発明は、揺動型歯車装置に用いられるベアリングギアに関し、特に、生産性と歩留まりを向上させたベアリングギアであるため揺動型歯車装置に利用可能である。
本発明にかかる転動体保持器を採用した揺動型歯車装置の一実施形態について説明する図面であって、軸方向断面図である。 本発明にかかる転動体保持器を採用した揺動型歯車装置の一実施形態について説明する図面であって、(a)は第1歯車〜第4歯車の噛合部分についての部分拡大模式図であり、(b)は第1歯車と第2歯車の噛合部分についての拡大図である。 本発明にかかるベアリングギアの一実施形態について説明する図面であって、ベアリングギアを入力側から見た図である。 本発明にかかるベアリングギアの一実施形態について説明する図面であって、(a)は歯車部材を入力側から見た図であり、(b)は(a)におけるA−A断面図である。 本発明にかかるベアリングギアの第2の実施形態について説明する図面であって、ベアリングギアを入力側から見た図である。 本発明にかかるベアリングギアの第2の実施形態について説明する図面であって、(a)は歯車部材を入力側から見た図であり、(b)は(a)におけるA−A断面図であり、(c)は歯車部材を内輪部材に固定するためのピンの斜視図である。 本発明にかかるベアリングギアの第3の実施形態について説明する図面であって、ベアリングギアを入力側から見た図である。 本発明にかかるベアリングギアの第3の実施形態について説明する図面であって、(a)は歯車部材を入力側から見た図であり、(b)は(a)におけるA−A断面図であり、(c)は歯車部材を内輪部材に固定するためのキーの斜視図である。 従来の転動体保持器を採用した揺動型歯車装置の一実施形態について説明する図面であって、軸方向断面図である。 従来の転動体保持器を採用した揺動型歯車装置の一実施形態について説明する図面であって、ベアリングギアを入力側から見た図である。
符号の説明
1…第1の入力軸、2…第2入力軸、3…出力軸、4…ハウジング、5…ベアリングギア(回転部材)、6…回転軸、10…揺動型歯車装置、11…軸受、12…軸受、21…軸受、21…内周面、22…軸受、23…軸受、42…転動体、51…内輪、52…外輪、53…転動体、54…歯車部材、55…内輪部材、56…ピン、57…貫通孔、58…キー、541…外周面、541…切欠部、542…切欠部、551…内周面、552…切欠部、g1…歯車、g2…歯車、g3…歯車、g4…歯車、g11…凹溝、g12…転動体、g21…凹溝、g31…凹溝、g41…凹溝、g42…転動体、101…入力軸、105…ベアリングギア、111…軸受、121…軸受、151…内輪、152…外輪、153…転動体、g101…歯車、g102…歯車、g103…歯車、g104…歯車、g111…凹溝、g112…転動体、g121…凹溝、g122…壁面、g131…凹溝、g141…凹溝。

Claims (4)

  1. 略円筒状の外輪と、
    前記外輪の径方向において内方に配設されるとともに、少なくとも一方面にフェースギアを備える内輪と、
    前記外輪と前記内輪との間に転動自在に介設された転動体を備えるベアリングギアにおいて、
    前記内輪は、
    前記フェースギアが形成された円環状の歯車部材と、
    前記歯車部材の外周面に、該外周面を取り巻くように固定される円筒状の内輪部材とからなることを特徴とするベアリングギア。
  2. 前記歯車部材の外周面にセレーションが形成されているとともに、セレーションを介して前記歯車部材の外周面に、内輪部材が固定されることを特徴とする請求項1に記載のベアリングギア。
  3. 円柱状のピンを更に備え、
    前記歯車部材の外周面上に前記ピンの外周面の形状に対応する半円柱形状の第1の切欠部が設けられ、
    前記内輪部材の内周面上に前記ピンの外周面の形状に対応する半円柱形状の第2の切欠部が設けられ、
    第1の切欠部と第2の切欠部とが対向するように、前記歯車部材が、前記歯車部材に挿入されるとともに、
    前記第1の切欠部および前記第2の切欠部により形成された貫通孔に、前記ピンが嵌入されることにより、
    前記歯車部材の外周面に、内輪部材が固定されることを特徴とする請求項1または2に記載のベアリングギア。
  4. 角柱状のキーを更に備え、
    前記歯車部材の外周面上に前記キーの外周面の形状に対応する角柱形状の第1の切欠部が設けられ、
    前記内輪部材の内周面上に前記キーの外周面の形状に対応する角柱形状の第2の切欠部が設けられ、
    第1の切欠部と第2の切欠部とが対向するように、前記歯車部材が、前記歯車部材に挿入されるとともに、
    前記第1の切欠部および前記第2の切欠部により形成された貫通孔に、前記キーが嵌入されることにより、
    前記歯車部材の外周面に、内輪部材が固定されることを特徴とする請求項1または2に記載のベアリングギア。
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