JP2009228334A - 隙間塞ぎ材及び枠組足場 - Google Patents

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Abstract

【課題】枠組足場の組立又は解体の時期にとらわれることなく、簡易に設置することができるとともに、裏返して使用することができる隙間塞ぎ材およびこの隙間塞ぎ材を組み込んだ枠組足場を提供する。
【解決手段】枠組足場の階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙する第一辺を有し、非昇降口側端部に形成される隙間を塞ぐことができる略三角形状の隙間塞ぎ材であって、隙間塞ぎ材を階段開口手摺の桁材に対して垂直方向に回転可能に取り付けることができる取付金具を第一辺又はその延長部に有することを特徴とする隙間塞ぎ材。第一辺にはさらに固定補助金具を設けてもよい。
【選択図】図13

Description

本発明は、建築現場等で使用される枠組足場の階段開口部の非昇降口側端部に形成される隙間を塞ぐことができる隙間塞ぎ材及びこの隙間塞ぎ材を組み込んでなる枠組足場に関する。
建築現場等で用いられる枠組足場には、例えば、建枠に筋違(すじかい)や手摺枠を取り付けてなる「建枠式足場」と、支柱部材やブレース材(斜材ともいう。)や手摺部材等の足場構成部材を緊結して組み立ててなる「緊結式足場」がある。
「建枠式足場」は、通常、横桟と縦柱から構成されるH形状や鳥居形状の建枠を複数個組み立てることによって形成される。すなわち、建枠の複数個を、所定の間隔で建物等の構造物とは直角に立設し、隣接する建枠の縦柱の間に筋違や手摺枠を取り付け固定して複数個の建枠を自立させた後、さらに隣接する建枠の横桟の間に床付き布枠(布板ともいう。)を1枚又は2枚以上架け渡すことで、1単位の足場を形成する。次に、既に立設した建枠の上に、別途用意された建枠を立設し、同様にして筋違や手摺枠を隣接する建枠の間に取り付け固定した後、新たに立設した建枠の横桟の上に床付き布枠を1枚又は2枚以上架け渡すことによって一つ上の段の足場を形成する。これを順次繰り返すことによって、全体の枠組み足場を形成する。
この建枠として、H形状の建枠(以下、「H枠」という。)を用いて建枠式の枠組足場を形成する一例を、図1に示す。(a)が正面図、(b)が右側面図である。
3個のH枠1を建物22とは直角に等間隔に並べ、隣接するH枠の間に、建物とは反対側に手摺枠10をロック金具6bに取り付けて、1段目のH枠1を自立させる。さらに、建物とは反対側に手摺枠10をロック金具7bに取り付け、そして建物側の手摺枠13をロック金具7aに取り付けて固定する。その後、1段目の隣接するH枠1の横桟3の間に床付き布枠11を架け渡して、1段目の足場を形成する。次に、既に立設した1段目のH枠1の縦柱2の上に、別途用意したH枠1の縦柱2の下部を載置し、固定ピン(図示せず)で固定することによって、2段目のH枠1を立設する。その後、1段目と同様にして、建物とは反対側に手摺枠10をロック金具6bと7bに取り付け、そして、建物側に手摺枠13をロック金具7aに取り付けて固定し、その後、2段目のH枠1の横桟3に床付き布枠11を架け渡して、2段目の足場を形成する。3段目の足場も、2段目の足場と同じ手順で組み立てる。すなわち、建物とは反対側に手摺枠10を取り付け、そして、建物側に手摺枠13を取り付けて固定し、その後、3段目のH枠1の横桟3に床付き布枠11を架け渡して、3段目の足場を形成する。このようにして、必要な段数になるまで枠組足場を形成する。
また、建枠を用いる他の例として、鳥居形状の建枠(以下、「鳥居枠」という。)を用いて建枠式の枠組足場を形成する1例を、図2に示す。(a)が正面図、(b)が右側面図である。
まず3個の鳥居枠4を建物22とは直角に等間隔に並べ、隣接する鳥居枠4との間に、建物とは反対側に筋違13をロック金具8bに取り付け、そして建物側にも筋違13をロック金具8aに取り付けて、1段目の鳥居枠4を自立させることによって、1段目の足場を形成する。その後、1段目の隣接する鳥居枠4の上部の横桟3の間に2段目の足場板となる床付き布枠11を架け渡した後、既に立設した1段目の鳥居枠4の縦柱2の上に、別途用意した鳥居枠4の縦柱2の下部を載置し、固定ピン(図示せず)で固定することによって、2段目の鳥居枠4を立設する。その後、1段目と同様にして、建物とは反対側に筋違13をロック金具8bに取り付け、そして、建物側にも筋違13をロック金具8aに取り付けて、2段目の鳥居枠4を自立させることによって、2段目の足場を形成する。その後、2段目の隣接する鳥居枠4の上部の横桟3の間に3段目の足場板となる床付き布枠11を架け渡した後、既に立設した2段目の鳥居枠4の縦柱2の上に、別途用意した鳥居枠4の縦柱2の下部を載置し、固定ピン(図示せず)で固定することによって、3段目の鳥居枠4を立設する。その後、2段目と同様にして、建物とは反対側に筋違13をロック金具8bに取り付け、そして、建物側にも筋違13をロック金具8aに取り付けて、3段目の鳥居枠4を自立させることによって、3段目の足場を形成する。このようにして、必要な段数になるまで枠組足場を形成する。
一方、「緊結式足場」は、「コマ」と呼ばれる取付部材が複数個設けられた支柱部材に、手摺部材、ブレース材、腕木部材等の足場構成部材をコマを介して取り付け、そして、コマにおいて楔等によってこれらの足場構成部材を緊結した後、床付き布枠を1枚又は2枚以上架け渡すことによって、組み立てられる。
図3に、緊結式足場の構造の一例を示す。(a)は緊結式足場の正面図、(b)は(a)において円で示されたコマの周辺の拡大図、そして、(c)は緊結式足場の右側面図である。
緊結式足場は、支柱14が建物側とその反対側に各3本が立設されている。各々の支柱14は、複数のコマ20を有する支柱部材16を縦に継ぎ足すことによって形成されている。建物側の隣接する支柱14の間には、コマ20を介してブレース材19が取り付けられ、また、建物とは反対側の隣接する支柱14の間には、コマ20を介して作業用手摺15が取り付けられ、コマ20において楔等で緊結される。さらに、建物側の支柱14と建物とは反対側の支柱14の間には、コマ20を介して腕木材21が取り付けられ、コマ20において楔等で緊結され、そして、隣接する腕木材21の間に、床付き布枠11を架け渡すことで、1段目の足場が形成される。なお、ブレース材19は建物とは反対側の支柱14の間に取り付ける場合もある。
2段目の足場は、1段目の足場と同様にして形成される。必要に応じて、1段目の足場の支柱14の上端に別途用意した支柱14を縦方向に継ぎ足した上で、ブレース材19、手摺部材15、腕木部材21をコマ20を介して取り付け緊結した後、床付き布枠11を架け渡すことによって、形成される。これを順次繰り返すことによって、複数段の緊結式足場が形成される。
このようにして枠組足場が形成されるが、そこでは作業員が枠組み足場を水平方向に移動できるように床付き布枠を隣接する建枠の横桟又は横木材の間に1枚又は2枚以上架け渡されており、これが作業床及び通路として用いられている。すなわち、建枠式足場の場合には隣接する横桟3の間に、そして、緊結式足場の場合には、隣接する腕木材21の間に架け渡される。このとき、枠組足場の作業床および通路の幅、即ち、建枠の横桟の長さ又は腕木材の長さに応じて、床付き布枠を1枚又は2枚以上並べて架け渡すことによって、作業床又は通路が形成される。
なお、床付き布枠の幅は通常、240mm幅と500mm幅の2種類が用いられ、それぞれ、小アンチ(小布板ともいう。)及び大アンチ(大布板ともいう。)と呼称される。
図4に、床付き布枠の2例を示す。(a)が小アンチ25であり、(b)が大アンチ26である。いずれも平面図である。(a)の小アンチ25は240mm幅の主材30の1枚のみで240mm幅の床付き布枠としたものであり、(b)の大アンチ26は240mm幅の主材30を2枚並べて合わせて500mm幅の床付き布枠としたものであることが示されている。なお、これらの例では、床付き布枠上を歩行する際に作業員が滑るのを防止するために、床材部31の上面にはエンボス加工71が施されている。また、主材30が幅方向に撓るのを防止するため、主材30の中央部の下側に桟木70が設けられている。
そして、建枠の横桟の長さと腕木材の長さは、インチサイズとメーターサイズがあるが、インチサイズでは通常、610mm、914mm及び1219mmの3種類のものが揃えられており、そして、メーターサイズでは、通常、600mm、900mm及び1200mmの3種類のものが揃えられている。
したがって、通常、床付き布枠を枠組足場の作業床および通路として設置する場合、600〜610mm幅を形成するには大アンチ(500mm幅)を1枚用いて架け渡すことになり、900〜914mm幅を形成するには大アンチ(500mm幅)1枚と小アンチ(240mm幅)1枚を並べて架け渡すことになり、そして、1200〜1219mm幅を形成するには大アンチ(500mm幅)を2枚並べて架け渡すことになる。
図5に、床付き布枠11を隣接する建枠の横桟3の間に架け渡して作業床および通路として設置したときの3例を示す。(a)が600〜610mm幅の設置例、(b)が900〜914mm幅の設置例、そして、(c)が1200〜1219mm幅の設置例である。いずれも、隣接する建枠の横桟3の間に床付き布枠11を架け渡して設置したときの横桟3の近傍の拡大図(平面図)である。(a)の600〜610mm幅は大アンチ26(500mm幅)1枚から、(b)の900〜914mm幅は大アンチ26(500mm幅)1枚と小アンチ25(240mm幅)1枚から、そして、(c)の1200〜1219mm幅は大アンチ26(500mm幅)2枚から、それぞれ、形成されていることが示されている。
さらに、枠組足場においては、建枠式足場と緊結式足場とを問わず、作業員が枠組み足場を組立若しくは解体する作業できるように又は枠組み足場内を上下方向に移動できるように、階段を枠組足場に組み込む必要がある。この場合、上段の足場における床付き布枠の1枚又は2枚を取り付けず、替わりに掴み金具が取り付けられた階段部材に置き換えることによって、枠組足場に階段を組み入れることができる。
図6に、900〜914mm幅の枠組足場を例にとって、階段部材75を組み込んだときの2例(平面図)を示す。階段部材75は、(a)及び(b)に示すとおり、道路側と建物側のいずれにも組み込むことができる。(a)と(b)のいずれの場合においても、床付き布枠11は、500mm幅の大アンチ26と240mm幅の小アンチ25の各1枚が水平方向に平行に並べられて、隣接する建枠の横桟3の間に架け渡されていたところ、そのうちの小アンチ25はそのまま通路となって残り、大アンチ26(500mm幅)があった場所に階段部材75が組み込まれたことが分かる。
ここでは、階段部材75を組み込んだときに、残された小アンチ25が通路となるのであるが、階段の上部段の足場には階段開口部が形成される。
したがって、階段部材を組み込んだときには、残された床付き布枠が通路となるのであるが、このままでは、階段の非昇降口側端部と、残された床付き布枠の側面から、作業員が階段開口部に転落するおそれがある。
このため、作業員が階段開口部に転落しないように、階段の非昇降口側端部と、残された床付き布枠の側面には、階段開口手摺が設置される。
図7は、階段開口手摺の一例を示す正面図である。
この階段開口手摺32は、両端に掴み金具50を有する桁材33と、左右2本の支柱材34並びに上桟手摺材35及び中桟手摺材36から構成される枠形状の手摺枠と、上桟手摺材35と中桟手摺材36との間に水平方向に回転自在に取り付けられ、途中に縦柱固定金具38を有する回転手摺材39とからなり、左右2本の支柱材34の下部はいずれも桁材に対して垂直に固定されている。ここで、左右2本の支柱材34並びに上桟手摺材35及び中桟手摺材36から構成される枠形状の手摺枠が、床付き布枠11の側面からの作業員の転落を防止し、そして、上桟手摺材35と中桟手摺材36との間に水平方向に回転自在に取り付けられた回転手摺材39が、階段の非昇降口側端部からの作業員の転落を防止することになる。
図8及び図9に、階段開口手摺を鳥居枠からなる建枠式足場に取り付けたときの一例を示す。図8は平面図であり、図9は左側面図である。
階段開口手摺32の桁材33の両端に設けられた掴み金具50を、隣接する鳥居枠の横桟3のそれぞれに引っかけることによって、隣接する鳥居枠の横桟3の間に階段開口手摺32を床付き布枠11と平行して設置する。そして、上桟手摺材35と中桟手摺材36との間に取り付けられた回転手摺材39を水平方向に回転して引き出し、回転手摺材39の途中に設けられた縦柱固定金具38を鳥居枠の縦柱2に固定する。
ここで、階段開口手摺32の回転手摺材39は、左右2本の支柱材34並びに上桟手摺材35及び中桟手摺材36から構成される枠形状の手摺枠に対して、直角に固定されるのではなく、斜めに固定されるのが、主流となっている。言い換えると、階段開口手摺32の回転手摺材39は、隣接する鳥居枠の横桟3の間に架けられる桁材33に対して、直角に固定されるのではなく、斜めに固定されされるのが、主流となっている。これは、幅広い床付き布枠からなる通路を歩いてきた作業員が、階段の設置された部分に差しかかると、幅の狭い床付き布枠11からなる通路へと進路を変える必要があるが、その通路幅をできるだけ広く確保したいがためである。この理由を、図面を用いて説明する。
図10は、図9のB−B矢視断面平面図であり、階段開口手摺32の回転手摺材39を枠形状の手摺枠に対して、直角に固定した例である。鳥居枠の内側の上部にはクリケット41と呼ばれる補剛材が設けられているところ、作業員が幅広い床付き布枠からなる通路の中央部を歩く限り、クリケット41が歩行の邪魔になることはない。しかしながら、幅広い床付き布枠から幅の狭い床付き布枠11へと進路を変える際に、階段開口手摺32の回転手摺材39が直角に設置されていると、クリケット41と手摺枠の支柱材34の間が狭いため、通路幅が極端に狭くなる。
これに対して、図11は、図9のB−B矢視断面図であり、階段開口手摺32の回転手摺材39を枠形状の手摺枠に対して、斜めに固定した例である。鳥居枠の内側の上部にはクリケット41と呼ばれる補剛材が設けられているが、幅広い床付き布枠から幅の狭い床付き布枠11へと進路を変える際に、階段開口手摺32の回転手摺材39が斜めに設置されているので、クリケット41と手摺枠の支柱材34の間が広くなる。したがって、通路幅を大きくとることができる。
しかしながら、このように階段開口手摺の回転手摺材39を枠形状の手摺枠に対して、斜めに固定すると、非昇降口側端部に三角形の隙間43が形成されることになる。この三角形の隙間43に作業員が足を取られて転倒するおそれがあり、また、この三角形の隙間43から工具が下の段に落下するおそれがあるので、非昇降口側端部に形成される三角形の隙間43の上に三角形の隙間塞ぎ材を設置することがなされている。
特許文献1には、枠組足場の非昇降口側端部に当たる建枠の横桟に平行に対峙する第一辺に2個の掴み金具を有し、そして、この第一辺と直角をなし、階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙する第二辺に鉤形の掛け金を有する、三角形の隙間塞ぎ材が提案されている。
図12は、特許文献1で提案された三角形の隙間塞ぎ材を非昇降口側端部に形成される三角形の隙間の部分に固定した一例であり、(a)が平面図を、そして、(b)が(a)のA−A線矢視の正面図を示す。
この三角形の隙間塞ぎ材44は、建枠の横桟に平行に対峙する第一辺45に設けられた2個の掴み金具50を、枠組足場の非昇降口側端部に当たる建枠の横桟3に取り付けた後、階段開口部の階段開口手摺の桁材33に平行に対峙する第二辺46に設けられた鉤形の掛け金48を階段開口手摺の桁材33に載置し、その後、鉤形の掛け金48の抑止突片49の上に、階段開口手摺の桁材33と平行して設置される床付き布枠11の側面を載置することで、非昇降口側端部に形成される三角形の隙間を塞ぐものである。
特開2002−30805号公報
しかしながら、特許文献1において提案された三角形の隙間塞ぎ材44を設置する際には、三角形の隙間塞ぎ材44の第一辺45に設けられた2個の掴み金具50を、建枠の横桟3に取り付けた後、第二辺46に設けられた鉤形の掛け金48を階段開口手摺の桁材33に載置し、さらに、鉤形の掛け金48の抑止突片49の上に、階段開口手摺の桁材33と平行して設置される床付き布枠11の側面を載置する必要がある。
すなわち、特許文献1において提案された三角形の隙間塞ぎ材44を設置するには、作業足場を組み立てる際に組み入れておく必要があるし、逆に作業足場を解体する場合には平行して設置される床付き布枠11を先に取り外す必要がある。
また、図6にみるごとく、階段部材75は、道路側と建物側のいずれにも組み込むことができるので、非昇降口側端部に形成される三角形の隙間43は、上面から見て斜辺が左に現れる場合と右に現れる場合の2種類ある。しかしながら、特許文献1において提案された三角形の隙間塞ぎ材44は、階段開口部の階段開口手摺の桁材33に平行に対峙する第二辺46に設けられた鉤形の掛け金48が特殊な形状をしているので、三角形の隙間塞ぎ材44を裏返して用いることができない。したがって、特許文献1において提案された三角形の隙間塞ぎ材44は、上から見て斜辺47が左に現れる場合と右に現れる場合の2種類を用意しておく必要がある。
本発明は、建築現場等で使用される枠組足場の階段開口部の非昇降口側端部に形成される隙間を塞ぐための三角形の隙間塞ぎ材に関して、このような問題を解決するためになされたものであって、枠組足場の組立又は解体の時期にとらわれることなく、簡易に設置することができるとともに、裏返して使用することができる三角形の隙間塞ぎ材を提供することと、この隙間塞ぎ材を組み込んでなる枠組足場を提供することを、目的とする。
本発明者らは、上記目的を解決するために、種々の検討を重ねた結果、次の(a)〜(f)に示す知見を得た。
(a) 特許文献1において提案された三角形の隙間塞ぎ材は、枠組足場の非昇降口側端部に当たる建枠の横桟に平行に対峙する辺を第一辺とし、この第一辺と直角をなし、階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙する辺を第二辺とする。そして、非昇降口側端部に形成される三角形の隙間を塞ぐために、三角形の隙間塞ぎ材を設置する手順としては、第一辺に取り付けた2個の掴み金具を建枠の横桟に取り付け、その後、第二辺に設けられた鉤形の掛け金を階段開口手摺の桁材に載置した後に、鉤形の掛け金の抑止突片の上に、階段開口手摺の桁材と平行する床付き布枠の側面を載置することによって、固定されることになる。
しかしながら、この手順では、階段開口手摺の桁材と平行する床付き布枠を、隣接する建枠の横桟又は腕木材の間を架け渡す前に、三角形の隙間塞ぎ材を設置することはできない。
(b) 階段開口手摺の桁材と平行する床付き布枠を、隣接する建枠の横桟又は腕木材の間を架け渡す前に、三角形の隙間塞ぎ材を設置することができるようにするためには、手順を逆転させ、先に階段開口手摺の桁材に取り付ければよい。言い換えれば、枠組足場の階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙する辺を第一辺とし、この第一辺と直角をなし、建枠の横桟又は腕木材の側に位置する辺を第二辺とすればよい。そして、第一辺又はその延長部には、三角形の隙間塞ぎ材を階段開口部の階段開口手摺の桁材に取り付けるための取付部材として、クランプ等を設置すればよい。このとき、三角形の隙間塞ぎ材を階段開口部の階段開口手摺の桁材に対して、垂直方向に回転可能になるように取り付ければ、三角形の隙間塞ぎ材の設置角度を調節することができる。
このように、三角形の隙間塞ぎ材を階段開口部の階段開口手摺の桁材に取り付けることによって、階段開口手摺の桁材と平行する床付き布枠を架け渡した後であっても、三角形の隙間塞ぎ材を、階段開口部の非昇降口側端部に形成される隙間を塞ぐために取り付けることができる。また、三角形の隙間塞ぎ材を階段開口部の階段開口手摺の桁材に取り付けたまま、枠組足場を組み立て又は解体することも可能となる。
したがって、このような三角形の隙間塞ぎ材であれば、いつでも設置したり外したりすることができるから、設置する順序や取り外す順序に頭を悩ます必要がなくなる、
(c) また、特許文献1において提案された三角形の隙間塞ぎ材は、第一辺を建枠の横桟に取り付け、そして、第二辺を階段開口手摺の桁材に載置した後に床付き布枠の側面を載置するという手間をかけてはじめて階段開口部の非昇降口側端部に形成される隙間を塞ぐことができるものである。しかしながら、階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙する辺を第一辺とし、この第一辺と直角をなし、建枠の横桟又は腕木材の側に位置する辺を第二辺とする三角形の隙間塞ぎ材であれば、第二辺を枠組足場を形成する建枠の横桟又は腕木材の上に載置するだけでよいので、第二辺に掴み部材を設ける必要がない。
さらに、このように階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙する辺を第一辺とする三角形の隙間塞ぎ材の場合には、裏返しても用いることができる。非昇降口側端部に形成される三角形の隙間は、上から見て斜辺が左に現れる場合と右に現れる場合の2種類あるが、裏返せばそのどちらにも用いることができるので、三角形の隙間塞ぎ材は1種類のみを用意すれば足りる。
(d) 三角形の隙間塞ぎ材を、階段開口部の非昇降口側端部に形成される隙間の上に確実に固定するためには、階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙する第一辺又はその延長部の取付部材に加えて、第一辺にさらに隙間塞ぎ材を階段開口手摺の桁材に対して固定することができる固定補助金具を設ければよい。固定補助金具としては、断面コの字形であって、階段開口部の階段開口手摺の桁材に対して、垂直方向に回転可能になるものとするのが好ましい。あるいは、隙間塞ぎ材の材部に1個又は2個以上の番線用孔を設けて、ここに番線を通し、その番線を建枠の横桟若しくは腕木材又は階段開口手摺の桁材にくくりつけることによっても、三角形の隙間塞ぎ材を、階段開口部の非昇降口側端部に形成される隙間の上に確実に固定することができる。
(e) そして、三角形の隙間塞ぎ材の斜辺には、三角形の隙間塞ぎ材の上を作業員が歩行する際に、足を滑らせて転倒することがないように、材部の表面にエンボス加工又はスリップ加工を施してもよい。また、足を滑らせて転倒することがないように、幅木を設けるのが好ましい。幅木は、斜辺だけでなく、第一辺にも設けるのが好ましい。特に、この幅木を三角形の隙間塞ぎ材の斜辺および/又は第一辺の両面に設けると、裏返して用いる場合でも幅木が設けられているから、裏返して用いる場合でも三角形の隙間塞ぎ材の上を作業員が歩行する際に、足を滑らせて転倒することがなくなる。言い換えれば、隙間塞ぎ材の立体形状が水平面に対して上下対称であれば、表と裏の区別なしに三角形の隙間塞ぎ材を用いることができるので、好ましい。
(f) なお、三角形の隙間塞ぎ材を運搬しやすくするために、隙間塞ぎ材の材部に1個又は2個以上の取手用孔を設けるのが好ましい。
本発明は、このような知見に基づいて、完成したものであり、次の(1)〜(7)の隙間塞ぎ材及び(8)の枠組足場を要旨とする。以下、(1)〜(8)を総称して、本発明ということもある。
(1) 枠組足場の階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙する第一辺を有し、非昇降口側端部に形成される隙間を塞ぐことができる略三角形状の隙間塞ぎ材であって、隙間塞ぎ材を階段開口手摺の桁材に対して垂直方向に回転可能に取り付けることができる取付金具を第一辺又はその延長部に有することを特徴とする隙間塞ぎ材。
(2) 階段開口手摺の桁材に平行に対峙する第一辺とは直角をなす第二辺を、枠組足場を形成する建枠の横桟又は腕木材の上に載置することができることを特徴とする、上記(1)1の隙間塞ぎ材。
(3) 階段開口手摺の桁材に平行に対峙する第一辺には、さらに隙間塞ぎ材を階段開口手摺の桁材に対して固定することができる固定補助金具を設けたことを特徴とする、上記(1)又は(2)の隙間塞ぎ材。
(4) 略三角形状の隙間塞ぎ材の斜辺および/又は第一辺に幅木を設けたことを特徴とする、上記(1)〜(3)のいずれかの隙間塞ぎ材。
(5) 隙間塞ぎ材の立体形状が水平面に対して上下対称であることを特徴とする、上記(1)〜(4)のいずれかの隙間塞ぎ材。
(6) 隙間塞ぎ材の材部に1個又は2個以上の番線用孔を設けたことを特徴とする、上記(1)〜(5)のいずれかの隙間塞ぎ材。
(7) 隙間塞ぎ材の材部に1個又は2個以上の取手用孔を設けたことを特徴とする、上記(1)〜(6)のいずれかの隙間塞ぎ材。
(8) 上記(1)〜(7)のいずれかの隙間塞ぎ材が組み込まれていることを特徴とする枠組足場。
本発明に係る隙間塞ぎ材によれば、枠組足場の組立又は解体の時期にとらわれることなく、簡易に設置することができるとともに、裏返して使用することができるので、建築現場等で使用される枠組足場の階段開口部の非昇降口側端部に形成される三角形の隙間を容易に塞ぐことができる。また、このような三角形の隙間を容易に塞いでなる枠組足場を簡易に提供することができる。
本発明に係る隙間塞ぎ材及びこの隙間塞ぎ材を組み込んでなる枠組足場を、以下に、図面を用いて説明する。なお、本発明は次の実施例に限定されるものではない。
図13は、本発明に係る隙間塞ぎ材の一例を示したものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、そして、(c)は(a)のA−A矢視方向の断面図である。
この隙間塞ぎ材44は、第一辺45と第二辺46とが直角をなす略三角形状の材であって、第一辺45は枠組足場の階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙し、第二辺は枠組足場を形成する建枠の横桟又は腕木材の上に載置することができる。そして、第一辺の延長上には隙間塞ぎ材44を階段開口手摺の桁材に対して垂直方向に取り付けることができる取付金具51としてクランプが用いられているが、クランプはボルト53とナット54を有しているので、回転可能である。
ここでは、第一辺45にはさらに断面コの字形の固定補助金具52が設けられており、隙間塞ぎ材44を階段開口手摺の桁材33に対して固定することができる。固定補助金具52はボルト53とナット54を有しているので、回転可能である。隙間塞ぎ材44の材部に2個の番線用孔55を設けてある。また、三角形の隙間塞ぎ材44の斜辺47および/又は第一辺45には、幅木60が設けられている。さらに、隙間塞ぎ材44の材部に取手用孔56が設けてある。固定補助金具52、番線用孔55、幅木60および取手用孔56は必ずしも必要とするものではないが、それぞれ、次の理由で設置するのが好ましい。
すなわち、固定補助金具52は垂直方向に回転させることによって、階段開口手摺の桁材33に嵌め合わせて、隙間塞ぎ材44を階段開口手摺の桁材33に対して固定することができる。番線用孔55があると、ここに番線(図示せず)を通し、その番線を建枠の横桟3又は階段開口手摺の桁材33にくくりつけることができるから、隙間塞ぎ材44が突風に煽られても浮き上がるおそれはなくなる。幅木60を設けると、三角形の隙間塞ぎ材44の上を作業員が歩行する際に、足を滑らせて転倒するおそれが小さくなる。取手用孔56が設けてあると、三角形の隙間塞ぎ材44の持ち運びが容易になる。
図14に、本発明に係る隙間塞ぎ材の設置例を示す。(a)が平面図、(b)がA−A矢視左側面図、そして、(c)がB−B矢視正面図である。
この三角形の隙間塞ぎ材44は、枠組足場の階段開口部の階段開口手摺の桁材33に平行に対峙する第一辺45の延長上に、取付金具51としてのクランプが設けられていて、隙間塞ぎ材44を階段開口手摺の桁材に対して垂直方向に回転可能に取り付けることができ、また、第一辺45には断面コの字形の固定補助金具52が設けられていて階段開口手摺の桁材33に嵌め合わせることができ、さらに、第二辺46は枠組足場を形成する建枠の横桟又は腕木材の上に載置することができるから、非昇降口側端部に形成される三角形の隙間を十分に塞ぐことができる。すなわち、この三角形の隙間塞ぎ材44は、第一辺およびその延長上には回転可能の取付金具51とコの字形の回転可能の補助固定金具52を有しており、さらに第二辺46は枠組足場を形成する建枠の横桟又は腕木材の上に載置されているだけであるので、この三角形の隙間塞ぎ材44を設置する際に設置角度を自由に調節することができ、図14(b)にみるごとく、階段開口手摺の桁材33に対して少し傾斜して状態でも十分に固定することができる。
なお、この三角形の隙間塞ぎ材44は、その立体形状が水平面に対して上下対称であるから、表と裏の区別なしに三角形の隙間塞ぎ材を用いることができる。すなわち、裏返しても使用することができる。
また、三角形の隙間塞ぎ材44の斜辺47および/又は第一辺45には、三角形の隙間塞ぎ材44の上を作業員が歩行する際に、足を滑らせて転倒することがないように、幅木60が設けられている。図13(c)にみるごとく、この幅木60は隙間塞ぎ材44の斜辺47および/又は第一辺45の両面に設けられているので、三角形の隙間塞ぎ材44を裏返して用いる場合でも、作業員が歩行する際に、足を滑らせて転倒するおそれは小さくなる。
そして、隙間塞ぎ材44の材部に2個の番線用孔55を設けてある。枠組足場においては、突風が吹くことがあり、その際には、固定補助金具52で隙間塞ぎ材44を階段開口手摺の桁材33に対して固定していても、隙間塞ぎ材44が突風に煽られて浮き上がるおそれがあるが、番線用孔55に番線(図示せず)を通し、その番線を建枠の横桟3又は階段開口手摺の桁材33にくくりつけると浮き上がるおそれはなくなる。
さらに、隙間塞ぎ材44の材部に取手用孔56が設けてあるので、三角形の隙間塞ぎ材44の持ち運びが容易になる。
図15は、本発明に係る隙間塞ぎ材の設置例の他の状態を示す左側面図である。
この三角形の隙間塞ぎ材44は、第一辺45の延長上に、隙間塞ぎ材44を階段開口手摺の桁材に対して垂直方向に回転可能に取り付けることができる取付金具51としてのクランプが設けられているから、三角形の隙間塞ぎ材44を階段開口手摺の桁材に対して垂直に固定した状態にすることができる。したがって、三角形の隙間塞ぎ材44を使用しないときは、枠組足場を形成する建枠の横桟から遊離した状態のままにすることができるし、階段開口手摺の桁材に取り付けたまま運搬することもできる。
図16は、本発明に係る隙間塞ぎ材の他の例を示したものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、そして、(c)は(a)のA−A矢視方向の断面図である。
この隙間塞ぎ材44は、第一辺45と第二辺46とが直角をなす略三角形状の材であって、第一辺45は枠組足場の階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙し、第二辺は枠組足場を形成する建枠の横桟又は腕木材の上に載置することができる。そして、第一辺には隙間塞ぎ材44を階段開口手摺の桁材に対して垂直方向に取り付けることができる取付金具51としてクランプが用いられているが、クランプはボルト53とナット54を有しているので、回転可能である。
ここでは、第一辺にはさらに断面コの字形の固定補助金具52が設けられており、隙間塞ぎ材44を階段開口手摺の桁材33に対して固定することができる。固定補助金具52はボルト53とナット54を有しているので、回転可能である。隙間塞ぎ材44の材部に2個の番線用孔55を設けてある。また、三角形の隙間塞ぎ材44の斜辺47および第一辺45には、幅木60が設けられている。さらに、隙間塞ぎ材44の材部に取手用孔56が設けてある。固定補助金具52、番線用孔55、幅木60および取手用孔56は必ずしも必要とするものではないが、それぞれ、次の理由で設置するのが好ましいのは、実施例1と同様である。
また、図16に示す隙間塞ぎ材も実施例1と同様に設置することができるし、三角形の隙間塞ぎ材44を実施例1と同様に階段開口手摺の桁材に対して垂直に固定した状態にすることができる。
以上のとおり、本発明に係る隙間塞ぎ材によれば、枠組足場の組立又は解体の時期にとらわれることなく、簡易に設置することができるとともに、裏返して使用することができるので、建築現場等で使用される枠組足場の階段開口部の非昇降口側端部に形成される三角形の隙間を容易に塞ぐことができる。また、このような三角形の隙間を容易に塞いでなる枠組足場を簡易に提供することができる。
H枠を用いて建枠式の枠組足場を形成する一例である。 鳥居枠を用いて建枠式の枠組足場を形成する1例である。 緊結式足場の構造の一例を示す。 床付き布枠の2例である。 床付き布枠を作業床および通路として設置したときの3例を示す。 階段部材を組み込んだときの2例を示す。 階段開口手摺の一例を示す。 階段開口手摺を鳥居枠からなる建枠式足場に取り付けたときの一例(平面図)である。 階段開口手摺を鳥居枠からなる建枠式足場に取り付けたときの一例(左側面図)である。 図9のB−B矢視断面平面図であり、回転手摺材を枠形状の手摺枠に対して直角に固定した例である。 図9のB−B矢視断面図であり、回転手摺材を枠形状の手摺枠に対して斜めに固定した例である。 特許文献1で提案された三角形の隙間塞ぎ材を非昇降口側端部に形成される三角形の隙間の部分に固定した一例である。 本発明に係る隙間塞ぎ材の一例を示したものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、そして、(c)は(a)のA−A矢視方向の断面図である。 本発明に係る隙間塞ぎ材の設置例を示す。(a)が平面図、(b)がA−A矢視左側面図、そして、(c)がB−B矢視正面図である。 本発明に係る隙間塞ぎ材の設置例の他の状態を示す左側面図である。 本発明に係る隙間塞ぎ材の他の例を示したものであり、(a)は平面図、(b)は正面図、そして、(c)は(a)のA−A矢視断面図である。
符号の説明
1 H枠
2 縦柱
3 横桟
4 鳥居枠
6a、6b ロック金具
7a、7b ロック金具
8a、8b ロック金具
10 手摺枠
11 床付き布枠
12 最下段の足場板
13 筋違
14 支柱
15 作業用手摺
16 支柱部材66
19 ブレース材
20 コマ
21 腕木材
22 建物
25 小アンチ
26 大アンチ
30 主材
31 床材部
32 階段開口手摺
33 桁材
34 支柱材
35 上桟手摺材
36 中桟手摺材
38 縦柱固定金具
39 回転手摺材
40 梁材
41 クリケット
43 三角形の隙間
44 隙間塞ぎ材
45 第一辺
46 第二辺
47 斜辺
48 鉤型の掛け金
49 抑止突片
50 掴み金具
51 取付金具
52 固定補助金具
53 ボルト
54 ナット
55 番線用孔
56 取手用孔
60 幅木
70 桟木
71 エンボス加工
75 階段部材

Claims (8)

  1. 枠組足場の階段開口部の階段開口手摺の桁材に平行に対峙する第一辺を有し、非昇降口側端部に形成される隙間を塞ぐことができる略三角形状の隙間塞ぎ材であって、隙間塞ぎ材を階段開口手摺の桁材に対して垂直方向に回転可能に取り付けることができる取付金具を第一辺又はその延長部に有することを特徴とする隙間塞ぎ材。
  2. 階段開口手摺の桁材に平行に対峙する第一辺とは直角をなす第二辺を、枠組足場を形成する建枠の横桟又は腕木材の上に載置することができることを特徴とする、請求項1に記載の隙間塞ぎ材。
  3. 階段開口手摺の桁材に平行に対峙する第一辺には、さらに隙間塞ぎ材を階段開口手摺の桁材に対して固定することができる固定補助金具を設けたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の隙間塞ぎ材。
  4. 略三角形状の隙間塞ぎ材の斜辺および/又は第一辺に幅木を設けたことを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の隙間塞ぎ材。
  5. 隙間塞ぎ材の立体形状が水平面に対して上下対称であることを特徴とする、請求項1から4までのいずれかに記載の隙間塞ぎ材。
  6. 隙間塞ぎ材の材部に1個又は2個以上の番線用孔を設けたことを特徴とする、請求項1から5までのいずれかに記載の隙間塞ぎ材。
  7. 隙間塞ぎ材の材部に1個又は2個以上の取手用孔を設けたことを特徴とする、請求項1から6までのいずれかに記載の隙間塞ぎ材。
  8. 請求項1から7までのいずれかに記載の隙間塞ぎ材が組み込まれていることを特徴とする枠組足場。
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