JP2009227277A - ハイブリッド車両の駆動力制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の駆動力制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 電動車モードからハイブリッドモードへのモード遷移のためにエンジンクラッチを接続する時、車両の加減速ショックを解消することができるハイブリッド車両の駆動力制御装置を提供すること。
【解決手段】 モータジェネレータの目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、エンジンを始動する際に、エンジンクラッチの引き摺りトルクを補償する補償トルクを算出する補償トルク算出手段と、エンジンクラッチの接続が開始してから、接続が完了するまで、目標トルクに補償トルクを加えたモータトルクが、モータジェネレータの最大モータトルクを超えないよう目標トルクを制限する目標トルク制限手段とを備えた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エンジンとモータジェネレータ間の動力伝達を断続するエンジンクラッチを有するハイブリッド車両の駆動力制御装置に関するものである。
従来、エンジンとモータジェネレータとの間での動力伝達を断続するエンジンクラッチを有するハイブリッド車両において、電動車モードでの発進後に、エンジンクラッチを接続してエンジンを始動する際に、半クラッチで徐々に伝達トルク容量を大きくしながら接続することで、車両加減速ショックを低減している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−219765号公報
しかしながら、従来のハイブリッド車両の駆動力制御装置にあっては、アクセル全開加速時や中間加速時のようなアクセル踏み込み時において、モータだけでは駆動力が足りないときにエンジンクラッチを接続してエンジンを始動する際に、モータが既に最大トルクで駆動されていると、エンジンクラッチの引き摺りトルクによる駆動力の低下を補償できないため、エンジンクラッチの接続開始時に駆動力が落ち込み、車両の減速感を感じる可能性がある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、電動車モードからハイブリッドモードへのモード遷移のためにエンジンクラッチを接続する時、車両の加減速ショックを解消することができるハイブリッド車両の駆動力制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、電動車モードからハイブリッドモードへ切り替わる際に、モータジェネレータの動力を利用してエンジンを始動するエンジン始動手段と、少なくともアクセル開度に基づいて前記モータジェネレータの目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、前記エンジンを始動する際に、エンジンクラッチの引き摺りトルクによる車両駆動力の減少量を、前記モータジェネレータのトルクにより補償する補償トルクを算出する補償トルク算出手段と、前記エンジンを始動する際に、前記エンジンクラッチの接続が開始してから、接続が完了するまで、前記目標トルクに前記補償トルクを加えたモータトルクが、前記モータジェネレータの最大モータトルクを超えないよう前記目標トルクを制限する目標トルク制限手段とを備えた。
よって、本発明のハイブリッド車両の駆動力制御装置にあっては、エンジンクラッチの接続が終了するまでの間、エンジンクラッチの引き摺りによるトルクを補償できるだけの余裕をモータに与えていることになる。したがって、エンジンクラッチの接続開始時における駆動力の落ち込みによる車両加減速ショックがなくなる。
実施例1の駆動力制御装置が適用されたハイブリッド車両を示す全体システム図である。 実施例1の統合コントローラにて実行される駆動力制御処理のメインルーチン・接続判定サブルーチン・接続制御サブルーチンを示すフローチャートである。 実施例1の駆動力制御で用いられる駆動トルクマップである。 実施例1の駆動力制御で用いられるモータ特性図である。 アクセル踏み込み速度とエンジンクラッチ接続開始アクセル開度補正量の関係を示す特性図である。 従来技術においてエンジンクラッチ接続時のアクセル開度・駆動力・モータトルク・エンジントルク・クラッチトルクの各特性を示すタイムチャートである。 実施例1においてエンジンクラッチ接続時のアクセル開度・駆動力・モータトルク・エンジントルク・クラッチトルクの各特性を示すタイムチャートである。 実施例2のハイブリッド変速機を示す図である。
以下、本発明のハイブリッド車両の駆動力制御装置を実現する形態を、図面に示す実施例1及び実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の駆動力制御装置が適用されたハイブリッド車両を示す全体システム図であり、以下、その構成を説明する。
ハイブリッド変速機は、自動変速機もしくは無段変速機からなる変速機5(動力伝達手段)の入力軸5aには、エンジンクラッチ8を介してエンジンENGのエンジン出力軸1が連結され、変速機5の出力軸5bにはディファレンシャルギア6を介してタイヤ7が連結される。変速機5の入力軸5aには、固定減速ギア3,4及びモータ出力軸2を介してモータジェネレータMGが連結され、これにより、変速機5は、エンジンクラッチ8を介して入力されるエンジンENGの動力と、モータジェネレータMGから入力される動力を合成してタイヤ7へ出力する。
このハイブリッド変速機には、エンジンクラッチ8の接続状態に応じて2つの運転モードがあり、エンジンクラッチ8の切断状態では、モータジェネレータMGの動力のみで走行する電動車モードであり、エンジンクラッチ8の接続状態では、エンジンENGとモータジェネレータMGの動力で走行するハイブリッドモードである。
ハイブリッド変速制御系は、全体のエネルギーを統合制御する統合コントローラ10と、エンジンENGを制御するエンジンコントローラ12と、前記パワートレイン系のうちモータジェネレータMGを制御するモータコントローラ11と、モータジェネレータMGに電気を供給するインバータ13と、電気エネルギーを蓄えるバッテリ14と、エンジンクラッチ8の油圧を生成するソレノイドバルブ16と、を有する。
前記統合コントローラ10は、アクセル開度センサ20からのアクセル開度AP、車速センサ21からの車速VSP(出力軸回転速度に比例)、入力回転速度センサ22からの変速機5の入力回転速度ωin、等に応じて、運転者が望む駆動力を実現できる運転モードを選択し、前記モータコントローラ11に目標MGトルクを、前記エンジンコントローラ12に目標エンジントルクを、前記ソレノイドバルブ16に駆動信号を指令する。
次に、作用を説明する。
[エンジンクラッチ接続時の駆動力制御処理]
以下に、図2に示すフローチャートを用いて、統合コントローラ10で実行されるエンジンクラッチ接続時の駆動力制御処理を説明する。
図2(a)に、エンジンクラッチ接続時における駆動力制御処理のメインルーチンを示す。
ステップS1で、エンジンクラッチ接続フラグMflagを参照し、エンジンクラッチ接続フラグMflagが1ならばエンジンクラッチ接続中であるので、ステップS2の接続制御サブルーチンに進む。エンジンクラッチ接続フラグMflagが0ならばエンジンクラッチ接続中ではないので、ステップS3の接続判定サブルーチンに進む。
図2(b)に、接続判定サブルーチンを示す。
ステップS21では、車速VSPを変速機5の出力回転速度ωoutから次式を用いて演算し、ステップS22へ移行する。
VSP=kv・ωout …(1)
ここで、kvは、タイヤ半径やファイナルギア比で決まる定数である。
ステップS22では、車速VSPとアクセル開度APの検出値から、図3に示すマップを用いて、目標駆動トルクTotを算出し、ステップS23へ移行する(目標トルク算出手段)。
ステップS23では、エンジンクラッチ8の目標伝達トルクTct0を設定し、ステップS24へ移行する。ここで、目標伝達トルクTct0は、ある固定値で与えても良いし、目標駆動トルクTotと車速VSPに応じた可変値で与えても良い。
ステップS24では、エンジンクラッチ8の伝達トルクを補償するモータトルク量である補償トルクTmcを演算し、ステップS25へ移行する(補償トルク算出手段)。
なお、車両駆動トルクToとエンジンクラッチ8の伝達トルクTcとモータトルクTmとの関係は、次式で表される。
To=im・Tm−ic・Tc …(2)
ここで、imは変速機5の入力回転速度と出力回転速度との変速比、icはモータ回転速度と出力回転速度との変速比である。
よって、式(2)から、駆動力が変化しないように、Tct0を打消す補償トルクTmcは次式で得られる。
Tmc=ic・Tct0/im …(3)
ステップS25では、車両駆動モータトルクTmvを算出し、ステップS26へ移行する。
先ず、現時刻のモータ回転速度ωmから、図4に示すモータ特性マップを用いて、最大モータトルクTmmaxを演算する。そして、次式を用いて、最大モータトルクTmmaxと補償トルクTmcから、車両駆動モータトルクTmvを算出する。
Tmv=Tmmax−Tmc …(4)
式(2),(3),(4)から、最大モータトルクTmmaxでの駆動トルクTomax(すなわち、最大駆動トルクTomax)は次式のように表される。
Tomax=im・Tmmax−ic・Tct0
=im(Tmc+Tmv)−ic・Tct0
=ic・Tct0+im・Tmv−ic・Tct0
=im・Tmv …(5)
ステップS26では、アクセル踏み込み速度VAPを算出し、ステップS27へ移行する。例えば、前回のアクセル開度と今回のアクセル開度との差分で算出すれば良い。
ステップS27では、エンジンクラッチ8の接続開始を判断するアクセル開度APmを以下の手順で設定する。
1)式(5)を用いて、車両駆動モータトルクTmvで実現できる最大駆動トルクTomaxを算出する。
2)図3に示す駆動力マップを用いて、最大駆動トルクTomaxと車速VSPから、最大駆動トルクTomaxに対応したアクセル開度APm0を算出する。
3)図5に示すマップを用いて、アクセル踏み込み速度VAPに応じた、アクセル開度APm0の補正量APmmを設定する。
4)アクセル開度APm0と補正量APmmとから、次式で示すように、補正後のエンジンクラッチ8の接続開始を判断するアクセル開度APmを算出する。
APm=APm0−APmm …(6)
ステップS28では、アクセル開度APとエンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度APmとの大きさを比較し、アクセル開度APがエンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度APmより大きければ、エンジンクラッチ8の接続を開始するためにステップS29に移行し、小さければサブルーチンを終了する(接続指令手段)。
ステップS29では、エンジンクラッチ8の接続を開始するので、エンジンクラッチ接続フラグMflagを1にし、ステップS30へ移行する。
ステップS30では、補正後のエンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度APmに対応した目標駆動トルクTomをエンジンクラッチ8の接続中の目標駆動トルクとするために、エンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度APmと車速VSPから、図3に示すマップを用いて目標駆動トルクTomを算出し、ステップS31へ移行する(目標トルク制限手段)。
ステップS31では、エンジンクラッチ8の接続を開始するアクセル開度が小さくなることに伴い、エンジンクラッチ8の接続中の目標駆動トルクが小さくなって、エンジンクラッチ接続トルクを補償するモータトルクの余裕が増えたことを利用して、エンジンクラッチ8の目標伝達トルクを増やす。
まず、式(5)に示す関係と同様に、次式を用いて、目標駆動トルクTomを実現するモータトルクTmmを算出する。
Tom=im・Tmm …(7)
次に、次式を用いて、修正後の補償トルクTctを算出する。
Tct=Tmmax−Tmm …(8)
このTctを修正後のクラッチ伝達トルクとする。
図2(c)に、接続制御サブルーチンを示す(エンジン始動手段)。
ステップS41では、最大モータトルクTmmaxをモータジェネレータMGに指令し、ステップS42へ移行する。
ステップS42では、モード切替時に設定した修正後のクラッチ伝達トルクTctを実現するように、ソレノイドバルブ16を駆動し、ステップS43へ移行する。
ステップS43では、エンジンクラッチプレートの回転差(エンジン回転速度と入力回転速度の差)をみて、回転差がゼロか否かが判断され、YESの場合はステップS44へ移行し、NOの場合はエンドへ移行する。
ステップS44では、ステップS43においてエンジンクラッチ8の接続が終了したとして、ハイブリッドモードの制御に移行する。
[エンジンクラッチ接続時の駆動力制御作動]
エンジンクラッチ接続時の駆動力制御作動は、電動車モードからハイブリッドモードへのモード遷移指令により開始され、最初はエンジンクラッチ接続中ではなく、エンジンクラッチ接続フラグMflagがMflag=0であるため、図2(a)のフローチャートにおいて、ステップS1からステップS3の接続判定サブルーチンに進む。
図2(b)に示す接続判定サブルーチンにおいて、ステップS21で車速VSPを算出し、ステップS22で車速VSPとアクセル開度APから目標駆動トルクTotを算出し、ステップS23でエンジンクラッチ8の目標伝達トルクTct0を設定し、ステップS24で補償トルクTmcを演算し、ステップS25で車両駆動モータトルクTmvを算出し、ステップS26でアクセル踏み込み速度VAPを算出し、ステップS27でエンジンクラッチ8の接続開始を判断するアクセル開度APmを設定する。
そして、ステップS28では、検出されたアクセル開度APとエンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度APmとの大きさを比較し、AP≦APmの間はサブルーチンを繰り返す。その後、アクセル開度APがエンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度APmより大きくなる時点に達すると、エンジンクラッチ8の接続を開始するためにステップS29に移行するが、エンジンクラッチ8の接続開始に先行して、ステップS29でエンジンクラッチ接続フラグMflagを1にし、ステップS30で補正後のエンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度APmに対応し、最大モータトルク以下で実現可能なエンジンクラッチ8の接続中の目標駆動トルクTomを算出し、ステップS31で修正後の補償トルクTctを算出する。
次に、ステップS29でエンジンクラッチ接続フラグMflagを1にしたことに伴い、図2(a)のフローチャートにおいて、ステップS1からステップS2の接続制御サブルーチンに進む。図2(c)に示す接続制御サブルーチンにおいて、ステップS41で最大モータトルクTmmaxをモータジェネレータMGに指令し、ステップS42で修正後のクラッチ伝達トルクTctを実現するように、ソレノイドバルブ16を駆動し、ステップS43でエンジンクラッチプレートの回転差がゼロか否かが判断される。そして、エンジンクラッチプレートの回転差がゼロとなるまでは、ステップS41のモータ制御と、ステップS42のエンジンクラッチ締結制御と、が繰り返され、エンジンクラッチプレートの回転差がゼロになると、ハイブリッドモードの制御へ移行する。
[エンジンクラッチ接続時の駆動力制御作用]
例えば、従来技術において、アクセル全開加速時や中間加速時のようなアクセル踏み込み時であって、モータだけでは駆動力が足りないときにエンジンクラッチを接続してエンジンを始動する際、モータが既に最大トルクで駆動されている場合には、次の2つの問題が発生する可能性がある。
1.エンジンクラッチを半クラッチで接続したとしても、モータは最大トルクを既に出しているので、エンジンクラッチの引き摺りトルクによる駆動力の低下を補償できない。したがって、図6の駆動力特性に示すように、エンジンクラッチ接続開始時に駆動力が落ち込み、車両の減速感を感じる可能性がある。
2.エンジンクラッチを半クラッチで接続すると、クラッチ接続に要する時間が長くなって、エンジンの回転速度がエンジン始動できる回転速度になるまでの時間(図6でt2)が増大する。また、モータ回転速度は車速の上昇に比例して上昇するが、図4に示すモータの特性により、モータ回転速度がある回転数(図4でNm)以上になると、モータ回転速度に反比例して定格トルクが減少する。電動車モードでは、モータトルクに比例した駆動力となるので、エンジンの回転速度がエンジン始動できる回転速度になるまでの時間が増大すると、エンジンが始動されてエンジントルクが駆動力に加わるまでの間の駆動力の減少が大きくなり、車両の加速が遅くなる可能性がある。
これに対し、実施例1では、ステップS27において、最大駆動トルクTomaxに対応したアクセル開度を、エンジンクラッチ8の接続を開始する最も大きいアクセル開度としたので、エンジンクラッチ8の接続前から接続中の目標駆動トルクは最大駆動トルクTomaxより大きくはならない。よって、エンジンクラッチ8の接続中の目標駆動トルクは最大駆動トルクTomax以下となることで、図7の実線による駆動力特性に示すように、エンジンクラッチ8の接続を開始しても従来技術(点線特性)のような駆動力の落ち込みによる加速の違和感はなくなる。
さらに、ステップS27において、アクセルの踏み込み速度VAPが速いほど、エンジンクラッチ8の接続を開始するアクセル開度APmを小さくするので、エンジンクラッチ8の接続中の目標駆動トルクはTomaxよりさらに小さくなる。したがって、エンジンクラッチトルクをより確実に補償できるようになる。
また、アクセルの踏み込み速度VAPが速いほど、エンジンクラッチ8の接続を開始するアクセル開度APmを小さくすることで、エンジンクラッチ8の接続開始時刻が早まるので(図7のt0→t0')、エンジンENGの始動時刻も従来技術に比べて早まって、アクセルを踏んでから大きな駆動力が出るまでの時間が短くなって、加速のレスポンスが向上すると共に、所望の車速に到達する時間も早くなる。
さらに、ステップS31において算出される修正後のクラッチ伝達トルクTctは、修正前のクラッチ伝達トルクTct0に対して大きいので、エンジンクラッチ8の接続に要する時間が短くなり、エンジンENGの始動時刻も相乗作用により早まって(図7のt2→t2')、アクセルを踏んでから大きな駆動力が出るまでの時間がさらに短くなって、加速のレスポンスが向上すると共に、所望の車速に到達する時間も早くなる。
次に、効果を説明する。
実施例1のハイブリッド車両の駆動力制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) エンジンENGと、モータジェネレータMGと、エンジンENGとモータジェネレータMGとの間の動力伝達を断続するエンジンクラッチ8と、エンジンクラッチ8を切断してモータジェネレータMGの動力によって走行する電動車モードと、エンジンクラッチ8を接続してエンジンENGとモータジェネレータMGの動力で走行するハイブリッドモードと、を有し、電動車モードからハイブリッドモードへ切り替わる際に、モータジェネレータMGの動力を利用してエンジンENGを始動するエンジン始動手段と、少なくともアクセル開度APに基づいてモータジェネレータMGの目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、エンジンENGを始動する際に、エンジンクラッチ8の引き摺りトルクによる車両駆動力の減少量を、モータジェネレータMGのトルクにより補償する補償トルクを算出する補償トルク算出手段と、エンジンENGを始動する際に、エンジンクラッチ8の接続が開始してから、接続が完了するまで、目標トルクに補償トルクを加えたモータトルクが、モータジェネレータMGの最大モータトルクを超えないよう目標トルクを制限する目標トルク制限手段とを備えたため、エンジンクラッチ8の接続が終了するまでの間、エンジンクラッチ8の引き摺りによるトルクを補償できるだけの余裕をモータに与えていることになる。したがって、図7に示すように、エンジンクラッチ8の接続開始時における駆動力の落ち込みによる車両加減速ショックがなくなる。
(2) また、最大モータトルクから補償トルクを引いた大きさの目標トルクに対応したアクセル開度であるエンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度を、実際のアクセル開度APが超えたとき、エンジンENGを始動するためにエンジンクラッチ8の接続を開始する接続指令手段を備えたため、エンジンクラッチ8の接続を開始するアクセル開度が、従来技術に対して小さくなるので、エンジンクラッチ8の接続を開始する時刻を早めたことになり、図7に示すように、エンジンENGを始動する時刻も早くなって、早期のエンジン始動による車両の加速を達成できる。
(3) 前記接続指令手段は、アクセル踏み込み速度VAPが速いほど最終的なアクセル開度が大きく、目標駆動力も大きいと予測して、エンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度を補正して小さく設定するため、エンジン回転速度がエンジン始動できる速度になるまでの時間がさらに早くなり、車両の加速がさらに速くなる。
(4) 前記接続指令手段は、アクセル踏み込み速度VAPが速いほど、エンジンクラッチ8を半クラッチで接続するときのエンジンクラッチ伝達トルク容量を増やすため、エンジンクラッチ8の接続に要する時間が短くなって、エンジン回転速度がエンジン始動できる速度になるまでの時間がさらに早くなり、車両の加速がさらに速くなる。
また、上記(3)によって、アクセル踏み込み速度VAPが速いほどエンジンクラッチ接続を指令するアクセル開度所定値を小さくすることにより、モータトルクの余裕が増える。この増えた量に応じてエンジンクラッチ伝達トルク容量を増やすので、エンジンクラッチ伝達トルク容量を増やしても、エンジンクラッチ接続時の駆動力変動が発生しない。
実施例2は、ハイブリッド変速機に設けられた動力伝達手段をラビニョ型遊星歯車装置5'とし、モータジェネレータを複合電流二層モータMG'とした例である。
図8は実施例2の駆動力制御装置が適用されたハイブリッド変速機を示す図で、以下、構成を説明する。
図8において、実施例2のハイブリッド変速機は、左側からエンジンENG、ラビニョ型遊星歯車装置5'および複合電流二層モータMG'を同軸に配置する。
前記ラビニョ型遊星歯車装置5'は、ピニオンP2を共有するシングルピニオン遊星歯車装置52およびダブルピニオン遊星歯車装置51とから成る。前記シングルピニオン遊星歯車装置52は、サンギヤS2およびリングギヤR2にそれぞれピニオンP2を噛合させた構造とし、ダブルピニオン遊星歯車装置51は、サンギヤS1および共有ピニオンP2の他に、リングギヤR1および大径ピニオンP1を備え、大径ピニオンP1をサンギヤS1、リングギヤR1および共有ピニオンP2の3者に噛合させた構造とする。そして、遊星歯車装置51,52のピニオンP1,P2を全て、共通なキャリアCにより回転自在に支持する。以上の構成になるラビニョ型遊星歯車装置5'は、サンギヤS1、サンギヤS2、リングギヤR1、リングギヤR2、ピニオンP1、ピニオンP2およびキャリアCの7個の回転メンバを主たる要素とし、これら7個のメンバのうち、2個のメンバの回転速度を決定すると、他のメンバの回転速度が決まる2自由度の差動装置を構成する。
かかるラビニョ型遊星歯車装置5'に対し実施例2においては、図8の左側に同軸に配置したエンジンENGからの回転が、エンジンクラッチ8を介してシングルピニオン遊星歯車装置52のリングギヤR2に入力される。一方で、ラビニョ型遊星歯車装置5'からの出力回転を共通なキャリアCより取り出すよう、このキャリアCに車輪駆動系出力(例えば、図8におけるディファレンシャルギヤ装置を含む終減速機6および左右駆動車輪7)を結合する。ダブルピニオン遊星歯車装置51のリングギヤR1には、ローブレーキ9が取り付けられており、変速機ケースと接続可能な構成とする。エンジンクラッチ8およびローブレーキ9には、湿式多板クラッチが用いられる。
複合電流二層モータMG'は、インナーロータriと、これを包囲する環状のアウターロータroとを、変速機ケース内の後軸端に同軸に回転自在に支持して備え、これらインナーロータriおよびアウターロータro間における環状空間に同軸に配置した環状コイルよりなるステータsを変速機ケースに固設して構成する。かくして、ステータsとアウターロータroとで第2モータジェネレータMG2が構成され、ステータsとインナーロータriとで第1モータジェネレータMG1が構成される。ここでモータジェネレータMG1,MG2はそれぞれ、複合電流を供給される時は供給電流に応じた個々の方向の、また供給電流に応じた個々の速度(停止を含む)の回転を出力するモータとして機能し、複合電流を供給されない時は外力による回転に応じた電力を発生する発電機として機能する。かかる複合電流二層モータMG'と、ラビニョ型遊星歯車装置5'との間の結合に当たっては、ダブルピニオン遊星歯車装置51のサンギヤS1に第1モータジェネレータMG1(詳しくはインナーロータri)を結合し、シングルピニオン遊星歯車装置52のサンギヤS2に第2モータジェネレータMG2(詳しくはアウターロータro)を結合する。
前記ローブレーキ9でリングギアR1を変速機ケースに接続すると、ラビニョ型遊星歯車装置5'の回転系自由度が1つ減って1自由度となる。以下では、ローブレーキ9の接続時を固定変速比モード、ローブレーキ9の切断時を無段変速比モードとする。また、エンジンクラッチ8を接続してエンジン運転中をハイブリッドモード、エンジンクラッチ8を切断してエンジン停止中を電動車モードとする。したがって、ハイブリッド変速モードとして、ローブレーキ9の接続状態における2つのモードとエンジンクラッチ8の接続状態における2つのモードとの組合せで、4通りのモードがある。
実施例2にあっては、実施例1の駆動力制御をハイブリッド変速機の固定変速比モードにおけるエンジンクラッチ8の接続時にも適用でき、実施例1のハイブリッド変速機における効果と、同様の効果が得られる。
以上、本発明のハイブリッド車両の駆動力制御装置を実施例1及び実施例2に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
本発明の駆動力制御装置を適用するハイブリッド車両のハイブリッド変速機は、実施例1及び実施例2の構成に限定されるものではなく、エンジンの動力にモータジェネレータの動力を付加して出力する動力伝達機構と、エンジンと動力伝達機構とを断続するエンジンクラッチを有するハイブリッド車両においては本発明を適用できる。
ENG エンジン
MG モータジェネレータ
MG' 複合電流二層モータ
MG1 第1モータジェネレータ
MG2 第2モータジェネレータ
1 エンジン出力軸
2 モータ出力軸
3,4 固定減速ギア
5 変速機(動力伝達手段)
5a 入力軸
5b 出力軸
5' ラビニョ型遊星歯車装置(動力伝達手段)
51 ダブルピニオン遊星歯車装置
52 シングルピニオン遊星歯車装置
6 ディファレンシャルギア
7 タイヤ
8 エンジンクラッチ
9 ローブレーキ
10統合コントローラ
11 モータコントローラ
12 エンジンコントローラ
13 インバータ
14 バッテリ
16 ソレノイドバルブ
20 アクセル開度センサ
21 車速センサ
22 入力回転速度センサ

Claims (4)

  1. エンジンと、
    モータジェネレータと、
    前記エンジンと前記モータジェネレータ間の動力伝達を断続するエンジンクラッチと、
    前記エンジンクラッチを切断して前記モータジェネレータの動力によって走行する電動車モードと、前記エンジンクラッチを接続して前記エンジンと前記モータジェネレータの動力で走行するハイブリッドモードと、を有し、前記電動車モードから前記ハイブリッドモードへ切り替わる際に、前記モータジェネレータの動力を利用して前記エンジンを始動するエンジン始動手段と、
    少なくともアクセル開度に基づいて前記モータジェネレータの目標トルクを算出する目標トルク算出手段と、
    前記エンジンを始動する際に、前記エンジンクラッチの引き摺りトルクによる車両駆動力の減少量を、前記モータジェネレータのトルクにより補償する補償トルクを算出する補償トルク算出手段と、
    前記エンジンを始動する際に、前記エンジンクラッチの接続が開始してから、接続が完了するまで、前記目標トルクに前記補償トルクを加えたモータトルクが、前記モータジェネレータの最大モータトルクを超えないよう前記目標トルクを制限する目標トルク制限手段とを備えた
    ことを特徴とするハイブリッド車両の駆動力制御装置。
  2. 請求項1に記載されたハイブリッド車両の駆動力制御装置において、
    前記最大モータトルクから前記補償トルクを引いた大きさの前記目標トルクに対応したアクセル開度であるエンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度を、実際のアクセル開度が超えたとき、前記エンジンを始動するために前記エンジンクラッチの接続を開始する接続指令手段を備えたことを特徴とするハイブリッド車両の駆動力制御装置。
  3. 請求項2に記載されたハイブリッド車両の駆動力制御装置において、
    前記接続指令手段は、アクセル踏み込み速度が速いほど、前記エンジンクラッチ接続開始判断アクセル開度を補正して小さく設定することを特徴とするハイブリッド車両の駆動力制御装置。
  4. 請求項2または3に記載されたハイブリッド車両の駆動力制御装置において、
    前記接続指令手段は、アクセル踏み込み速度が速いほど、前記エンジンクラッチを接続するときのエンジンクラッチ伝達トルク容量を増やすことを特徴とするハイブリッド車両の駆動力制御装置。
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