JP2009226568A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するために、請求項１に記載の発明は、モータと、モータによって回転するスピンドルと、スピンドルの前方部にボールを介して連結されるハンマーと、ハンマーにより打撃されるアンビルと、スピンドルの後方部に設けられた大径部とハンマーとの間に介在されてハンマーをアンビル側へ付勢するコイルバネと、を含んでなる打撃工具であって、大径部の前面に、コイルバネが当接する外周側よりもコイルバネの内径側が高くなる段差部を一体的に設けたことを特徴とするものである。
請求項２に記載の発明は、請求項１の構成において、ハンマーの後面に、コイルバネの前端が遊挿する凹溝と、その凹溝の内側に形成される内筒部とを設ける一方、段差部の内側に、ハンマーが後退した際に内筒部が進入可能な逃げ部を形成したことを特徴とするものである。

請求項１に記載の発明によれば、アンビル軸方向でのコンパクト化が達成可能となる。
請求項２に記載の発明によれば、請求項１の効果に加えて、スピンドルの大径部の前面に逃げ部を設けることで、ハンマーのストロークを含めて打撃機構を後方寄りに設計できる。よって、アンビル軸方向での一層のコンパクト化が達成可能となる。また、逃げ部を設ける簡単な構成で足りるため、コストアップも少なくて済む。

Claims (2)

1. モータと、
   前記モータによって回転するスピンドルと、
   前記スピンドルの前方部にボールを介して連結されるハンマーと、
   前記ハンマーにより打撃されるアンビルと、
   前記スピンドルの後方部に設けられた大径部と前記ハンマーとの間に介在されて前記ハンマーを前記アンビル側へ付勢するコイルバネと、を含んでなる打撃工具であって、
   前記大径部の前面に、前記コイルバネが当接する外周側よりも前記コイルバネの内径側が高くなる段差部を一体的に設けたことを特徴とする打撃工具。
2. 前記ハンマーの後面に、前記コイルバネの前端が遊挿する凹溝と、その凹溝の内側に形成される内筒部とを設ける一方、前記段差部の内側に、前記ハンマーが後退した際に前記内筒部が進入可能な逃げ部を形成したことを特徴とする請求項１に記載の打撃工具。