JP2009225499A - 電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】過電圧の検出の際の電力損失を低減した電源装置を提供する。
【解決手段】トランスT1の3次巻線T1Cから電圧を検出して第1の制御部30の過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路を備える。第1のコンバータ20の出力電圧より、電源回路の供給する電圧の方が低い。このため、電力損失を低減させることができる。また、トランスT1の4次巻線T1Dから電圧を検出して第1の制御部30の過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路を備えるように構成することもできる。
【選択図】図1
【解決手段】トランスT1の3次巻線T1Cから電圧を検出して第1の制御部30の過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路を備える。第1のコンバータ20の出力電圧より、電源回路の供給する電圧の方が低い。このため、電力損失を低減させることができる。また、トランスT1の4次巻線T1Dから電圧を検出して第1の制御部30の過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路を備えるように構成することもできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、アクティブフィルタの出力電圧を検出する際に、電力損失を低減した電源装置に関する。
アクティブフィルタはこのアクティブフィルタの出力電圧、あるいはこのアクティブフィルタの後段に設けられたコンバータの出力電圧をアクティブフィルタの制御部にフィードバックし、この制御部がパルス信号のデューティーを制御することによりアクティブフィルタに一定電圧を出力させる。
このようにアクティブフィルタは出力電圧をフィードバックしているため、出力側に過電圧が発生したときにアクティブフィルタを保護する保護回路を設ける必要がある。アクティブフィルタを有する電源装置に保護回路を設ける場合、過電圧を検出する回路が必要となる。
この点に関し、コンバータによって昇圧された電圧から抵抗を用いて過電圧を検出して制御部に入力する技術が提案されている(例えば、特許文献1、図8)。
特開平11−178342号公報
しかし、特許文献1に記載の技術は抵抗において電力損失が発生し、電源装置全体における省電力の障害となるという問題点があった。
本発明は、出力電圧の過電圧を検出する際の電力損失を低減した電源装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、入力された交流電圧をパルス信号に基づいて所望の電圧に変換する第1のコンバータと、過電圧を検出した場合第1のコンバータの動作を停止させるように制御する制御部と、を備えるアクティブフィルタと、第1のコンバータの出力電圧をスイッチィング素子により断続的にトランスの1次巻線に供給し、トランスの2次巻線から所望の電圧に変換する第2のコンバータと、トランスの3次巻線から得られる出力を制御部の動作電力として供給する電源回路と、トランスの3次巻線から電圧を検出して制御部に過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路と、を備えることを特徴とする電源装置を提供する。
本発明によれば、過電圧を第1のコンバータが昇圧した電圧から検出するよりも、3次巻線を有する電圧検出回路から検出する方が、電力損失が低減されるという効果がある。
以下、本発明による電源装置の一実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。なお、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。
図1は本発明の第1の実施形態の電源装置の回路図である。図1に示すように、本実施形態の電源装置は、第1のコンバータ20と第1の制御部30とを有するアクティブフィルタ10と、第2の制御部60を有する第2のコンバータ40と、を備える。
第1のコンバータ20は、例えば入力された交流電圧を整流するダイオードブリッジを有する整流回路と、この整流回路から出力された直流電圧を入力し、第1の制御部30から入力したPWM(パルス幅変調)制御されたパルス信号によってスイッチング素子Q0を駆動させて所望の電圧に入力電圧を昇圧する昇圧チョッパー回路と、昇圧された交流電流を整流する整流ダイオード及び平滑コンデンサを有する整流回路とを備える。
第1の制御部30は、フィードバック端子F/Bから入力した電圧が降下した場合には上昇するように、また、上昇した場合には降下するようにパルス信号をPWM制御して出力端子Voから出力する。また、第1の制御部30は、過電圧検出端子OVPに入力した電圧が所定の閾値以上であった場合、第1のコンバータを停止させるように制御する。
第1のコンバータ20はパルス信号のデューディーに基づいてスイッチング素子Q0をON/OFFさせ、入力された交流電流を所望の電圧に変換する。
また、第1のコンバータ20は第2の制御部60に電力を供給する。また、第1のコンバータ20の出力には第2のコンバータ40の出力と並列にコンデンサC1が接続され、コンデンサC1はグランドに接続される。なお、このグランドは制御のための基準電位であり、いわゆる安全アースとは異なる。
第2のコンバータ40おいて、第1のコンバータ20の出力に抵抗器R1が接続され、この抵抗器R1に直列に抵抗器R2が接続される。抵抗器R1と抵抗器R2との接続点からの出力は第1の制御部30にフィードバックのための電圧を供給する。第2の抵抗器R2の他端はグランドに接続される。
第1のコンバータ20の出力にはトランスT1の1次巻線T1Aが接続される。1次巻線T1Aの出力側にはFET(電界効果トランジスタ)などのスイッチング素子Q1のドレインが接続される。スイッチング素子Q1のソースには抵抗器R4が直列に接続され、抵抗器R4の他端はグランドに接続される。スイッチング素子Q1のゲートには抵抗器R3が直列に接続され、抵抗器R3の他端は第2の制御部60の出力端子に接続される。トランスT1の2次巻線T1Bは整流ダイオードと平滑コンデンサとを有する整流回路50を介して出力端子に接続される。
第2のコンバータ40は第1のコンバータ20の出力電圧をスイッチィング素子Q1により断続的にトランスT1の1次巻線T1Aに供給し、トランスT1の2次巻線T1Bから所望の電圧に変換する。すなわち、第2の制御部からON信号がスイッチング素子Q1に出力されると、1次巻線T1Aに電圧が生じ、この電圧が磁気素子を介して2次巻線に電圧を生じさせる。
本実施形態の電源装置は、トランスT1の3次巻線T1Cから得られる出力を第1の制御部30の動作電力として供給する電源回路を備える。
この電源回路において、3次巻線T1Cの一端には整流ダイオードD1及び整流ダイオードD2及び平滑コンデンサC3からなる整流回路が接続され、コンデンサC3の他端はグランドに接続される。2次巻線T1Bに生じた電圧と比例した電圧が3次巻線T1Cに生じ、この電圧が整流されて第1の制御部の電力供給端子Vccに入力される。
また、ダイオードD1はコンデンサC3と並列に第1のコンバータ20からの出力に接続され、第2の制御部60の電力供給端子Vccに接続される。
第2の制御部60はディテクタDETから入力したフィードバック用の電圧に基づいて一定の電圧が出力されるようにPWM制御してパルス信号を出力端子Voから出力する。
本実施形態の電源装置は、トランスT1の3次巻線T1Cから電圧を検出して第1の制御部30の過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路を備える。この電圧検出回路はダイオードD1に接続された抵抗器R5と抵抗器R6とを備える。抵抗器R5と抵抗器R6との接続点には第1の制御部30の過電圧検出端子OVPが接続される。
抵抗器R5と抵抗器R6は過電圧検出用の抵抗器であり、これらを介して2次巻線T1Bに生じた過電圧が検出される。2次巻線T1Bに発生した過電圧は磁気素子を介して巻線T1Cに電圧の変化を生じさせる。この変化を電圧検出回路が検出し、第1の制御部30の過電圧検出端子に出力する。第1のコンバータ20の昇圧後の出力電圧より、電源回路の供給する電圧の方が低い。このため、電圧検出回路を用いることにより過電圧検出の際の電力損失を低減させることができる。
ダイオードD2には第1の制御部30の電力供給端子VccとコンデンサC2が接続され、コンデンサC2はグランドが接続される。コンデンサC3はグランドが接続される。
第2のコンバータ40がフォワードコンバータの場合、巻線T1Cは2次巻線T1Bに対してフォワード巻線であることが、部品点数削減の点から望ましい。
以上述べたように、本実施形態の電源装置はトランスT1の3次巻線T1Cから電圧を検出して第1の制御部30の過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路を備える。このため、過電圧を第1のコンバータ20が昇圧した電圧から検出するよりも、この電圧検出回路から検出する方が、電力損失が低減されるという効果がある。
図2は第2の実施形態の電源装置の回路図である。図2に示すように、本実施形態の電源装置は、第1のコンバータ20と第1の制御部30とを有するアクティブフィルタ10と、第2の制御部60を有する第2のコンバータ40と、を備える。
アクティブフィルタ10と、第2のコンバータ40の構成は第1の実施形態と同様である。
本実施形態の電源装置は、トランスT1の3次巻線T1Cから得られた出力を第1の制御部30の動作電力として供給する電源回路を備える。
この電源回路において、3次巻線T1Cの一端には整流ダイオードD1及び整流ダイオードD2及び平滑コンデンサC3からなる整流回路が接続され、コンデンサC3の他端はグランドに接続される。2次巻線T1Bに生じた電圧と比例した電圧が磁気素子に一時的に蓄えられ、これが放電するときに3次巻線T1Cに2次巻線T1Bに生じた電圧と比例した電圧が生じ、この電圧が整流されて第1の制御部30の電力供給端子Vccに入力される。
ダイオードD2には第1の制御部30の電力供給端子とコンデンサC2が接続され、コンデンサC2はグランドに接続される。コンデンサC3はグランドに接続される。
本実施形態の電源装置は、トランスT1の4次巻線T1Dから電圧を検出して第1の制御部30の過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路を備える。
4次巻線T1Dの一端にはダイオードD3が直列に接続され、ダイオードD3の他端にはコンデンサC4を介してグランドが接続される。ダイオードD3の他端にはさらに、コンデンサC4と並列に抵抗器R6と抵抗器R5が直列に接続され、抵抗器R5の他端はグランドが接続される。抵抗器R5と抵抗器R6との接続点には第1の制御部30の過電圧検出端子OVPが接続される。
抵抗器R5と抵抗器R6は過電圧検出用の抵抗器であり、これらを介して2次巻線T1Bに生じた過電圧が検出される。すなわち、2次巻線T1Bに発生した過電圧は磁気素子を介して4次巻線T1Dに電圧の変化を生じさせる。この変化を電圧検出回路が検出し、第1の制御部30の過電圧検出端子に出力する。第1のコンバータ20の出力電圧より、電源回路の供給する電圧の方が低い。このため、電力損失を低減させることができる。
第2のコンバータ40がフライバックコンバータの場合、4次巻線T1Dは2次巻線T1Bに対してフォワード巻線であることが、部品点数削減の点から望ましい。
第2のコンバータ40がフライバックコンバータの場合、3次巻線T1Cは部品点数削減のため、2次巻線T1Bに対してフォワード巻線となる。この場合、第1の巻線T1Cでは過電圧を検出できない。このため、4次巻線T1Dを設ける必要がある。
以上述べたように、本実施形態の電源装置はトランスT1の4次巻線T1Dから電圧を検出して第1の制御部30の過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路を備える。このため、第2のコンバータ40がフライバックコンバータである場合にも、過電圧を第1のコンバータ20が昇圧した電圧から検出するよりも、この電圧検出回路から検出する方が、電力損失が低減されるという効果がある。
図3は第3の実施形態の電源装置の回路図である。図3に示すように、本実施形態の電源装置は、第1のコンバータ20と第1の制御部30とを有するアクティブフィルタ10と、第2の制御部60を有する第2のコンバータ40と、を備える。
第1の制御部30は、アクティブフィルタ10によって変換された電圧をフィードバックすることにより第1のコンバータ20にデューティーを制御した前記パルス信号を出力して所定の電圧を出力させる。
すなわち、第1の制御部30は、フィードバック端子F/Bから入力した電圧が降下した場合には上昇するように、また、上昇した場合には降下するようにパルス信号をPWM制御して出力端子Voから出力する。また、第1の制御部30は、フィードバック端子F/Bに入力した電圧が所定の閾値以上であった場合、第1のコンバータを停止させるように制御する。
第1のコンバータ20は、例えば入力された交流電圧を整流するダイオードブリッジを有する整流回路と、この整流回路から出力された直流電圧を入力し、第1の制御部30から入力したPWM(パルス幅変調)制御されたパルス信号によってスイッチング素子Q0を駆動させて所望の電圧に入力電圧を昇圧する昇圧チョッパー回路と、昇圧された交流電流を整流するダイオード及びコンデンサを有する整流回路とを備える。
第1のコンバータ20はパルス信号のデューディーに基づいてスイッチング素子Q0をON/OFFさせ、入力された交流電流を所望の電圧に変換する。
第1のコンバータ20は第2の制御部60に電力を供給する。また、第1のコンバータ20の出力には第2のコンバータ40への出力と並列にコンデンサC1が接続され、コンデンサC1はグランドに接続される。なお、このグランドは制御のための基準電位であり、いわゆる安全アースとは異なる。
第1のコンバータ20の出力にはトランスT1の1次巻線T1Aが接続される。1次巻線T1Aの出力側にはFETなどのスイッチング素子Q1のドレインが接続される。スイッチング素子Q1のソースには抵抗器R4が直列に接続され、抵抗器R4の他端はグランドに接続される。スイッチング素子Q1のゲートには抵抗器R3が直列に接続され、抵抗器R3の他端は第2の制御部60の出力端子に接続される。トランスT1の2次巻線T1Bは整流ダイオードと平滑コンデンサとを有する整流回路50を介して出力端子に接続される。
第2のコンバータ40は第1のコンバータ20の出力電圧をスイッチィング素子Q1により断続的にトランスT1の1次巻線T1Aに供給し、トランスT1の2次巻線T1Bから所望の電圧に変換する。すなわち、第2の制御部からON信号がスイッチング素子Q1に出力されると、1次巻線T1Aに電圧が生じ、このエネルギーが1次的に磁気素子に蓄積される。第2の制御部からOFF信号がスイッチング素子Q1に出力されると、蓄積されたエネルギーが放出され、2次巻線に電圧を生じさせる。
本実施形態の電源装置は、トランスT1の3次巻線T1Cから得られる出力を第1の制御部30の動作電力として供給する電源回路を備える。
この電源回路において、3次巻線T1Cの一端には整流ダイオードD1及び整流ダイオードD2及び平滑コンデンサC3からなる整流回路が接続され、コンデンサC3の他端はグランドに接続される。2次巻線T1Bに生じた電圧と比例した電圧が3次巻線T1Cに生じ、この電圧が整流されて第1の制御部の電力供給端子Vccに入力される。
第2の制御部60はディテクタDETから入力したフィードバック用の電圧に基づいて一定の電圧が出力されるようにPWM制御してパルス信号を出力端子Voから出力する。
本実施形態の電源装置は、トランスT1の3次巻線T1Cから電圧を検出して第1の制御部30の過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路を備える。この電圧検出回路はダイオードD1に接続された抵抗器R5と抵抗器R6とを備える。抵抗器R5と抵抗器R6との接続点には第1の制御部30のフィードバック端子が接続される。
抵抗器R5と抵抗器R6は出力電圧フィードバック用の抵抗器であり、これらを介して2次巻線T1Bに生じた過電圧が検出される。すなわち、2次巻線T1Bに発生した過電圧は磁気素子を介して巻線T1Cに電圧の変化を生じさせる。この変化を電圧検出回路が検出し、第1の制御部のフィードバック端子に出力する。第1のコンバータ20の昇圧後の出力電圧より、電源回路の供給する電圧の方が低い。このため、電圧検出回路を用いることにより過電圧検出の際の電力損失を低減させることができる。
ダイオードD2には第1の制御部30の電力供給端子VccとコンデンサC2が接続され、コンデンサC2はグランドに接続される。コンデンサC3にはグランドに接続される。
第2のコンバータ40がフォワードコンバータの場合、巻線T1Cは2次巻線T1Bに対してフォワード巻線であることが、部品点数削減の点から望ましい。
以上述べたように、本実施形態の電源装置はトランスT1の3次巻線T1Cから電圧を検出して第1の制御部30のフィードバック用と過電圧検出用とを兼ねる電圧として供給する電圧検出回路を備える。このため、部品点数をさらに削減しても電力損失が低減されるという効果がある。
図4は第4の実施形態の電源装置の回路図である。図4に示すように、本実施形態の電源装置は、第1のコンバータ20と第1の制御部30とを有するアクティブフィルタ10と、第2の制御部60を有する第2のコンバータ40と、を備える。
アクティブフィルタ10と、第2のコンバータ40の構成は第3の実施形態と同様である。
本実施形態の電源装置は、トランスT1の3次巻線T1Cからの出力を第1の制御部30の動作電力として供給する電源回路を備える。
この電源回路において、3次巻線T1Cの一端には整流ダイオードD1及び整流ダイオードD2及び平滑コンデンサC3からなる整流回路が接続され、コンデンサC3の他端はグランドに接続される。2次巻線T1Bに生じた電圧と比例した電圧が磁気素子に一時的に蓄えられ、これが放電するときに3次巻線T1Cに2次巻線T1Bに生じた電圧と比例した電圧が生じ、この電圧が整流されて第1の制御部30の電力供給端子Vccに入力される。
ダイオードD2には第1の制御部30の電力供給端子とコンデンサC2が接続され、コンデンサC2はグランドに接続される。コンデンサC3はグランドに接続される。
本実施形態の電源装置は、トランスT1の4次巻線T1Dから電圧を検出して第1の制御部30の過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路を備える。
4次巻線T1Dの一端にはダイオードD3が直列に接続され、ダイオードD3の他端にはコンデンサC4を介してグランドが接続される。ダイオードD3の他端にはさらに、コンデンサC4と並列に抵抗器R6と抵抗器R5が直列に接続され、抵抗器R5の他端はグランドが接続される。抵抗器R5と抵抗器R6との間には第1の制御部30のフィードバック端子F/Bが接続される。
抵抗器R5と抵抗器R6は出力電圧フィードバック用の抵抗器であり、これらを介して2次巻線T1Bに生じた過電圧が検出される。すなわち、2次巻線T1Bに発生した過電圧は磁気素子を介して4次巻線T1Dに電圧の変化を生じさせる。この変化を電圧検出回路が検出し、第1の制御部30のフィードバック端子に出力する。第1のコンバータ20の出力電圧より、電源回路の供給する電圧の方が低い。このため、電力損失を低減させることができる。
第2のコンバータ40がフライバックコンバータの場合、4次巻線T1Dは2次巻線T1Bに対してフォワード巻線であることが、部品点数削減の点から望ましい。
第2のコンバータ40がフライバックコンバータの場合、3次巻線T1Cは部品点数削減のため、2次巻線T1Bに対してフォワード巻線となる。この場合、第1の巻線T1Cでは過電圧を検出できない。このため、4次巻線T1Dを設ける必要がある。
以上述べたように、本実施形態の電源装置はトランスT1の磁気素子に磁気結合された4次巻線T1Dから電圧を検出して第1の制御部30のフィードバック用と過電圧検出用とを兼ねる電圧として供給する電圧検出回路を備える。このため、第2のコンバータ40がフライバックコンバータである場合にも、部品点数をさらに削減しても電力損失が低減されるという効果がある。
10:アクティブフィルタ、
20:第1のコンバータ、
30:第1の制御部
40:第2のコンバータ、
50:整流回路、
60:第2の制御部。
20:第1のコンバータ、
30:第1の制御部
40:第2のコンバータ、
50:整流回路、
60:第2の制御部。
Claims (4)
- 入力された交流電圧をパルス信号に基づいて所望の電圧に変換する第1のコンバータと、過電圧を検出した場合前記第1のコンバータの動作を停止させるように制御する制御部と、を備えるアクティブフィルタと、
前記第1のコンバータの出力電圧をスイッチィング素子により断続的にトランスの1次巻線に供給し、前記トランスの2次巻線から所望の電圧に変換する第2のコンバータと、
前記トランスの3次巻線から得られる出力を前記制御部の動作電力として供給する電源回路と、
前記トランスの3次巻線から電圧を検出して前記制御部に過電圧検出用電圧として供給する電圧検出回路と、
を備えることを特徴とする電源装置。 - 前記電源回路が前記トランスの3次巻線からの出力を前記制御部の動作電力として供給し、
前記電圧検出回路が前記トランスの4次巻線から電圧を検出して前記制御部の過電圧検出用電圧として供給する、
ことを特徴とする請求項1記載の電源装置。 - 入力された交流電流をパルス信号に基づいて所望の電圧に変換する第1のコンバータと、変換後の電圧をフィードバックすることにより前記第1のコンバータにデューティーを制御した前記パルス信号を出力して所定の電圧を出力させる制御部と、を備えるアクティブフィルタと、
前記第1のコンバータの出力電圧をスイッチィング素子により断続的にトランスの1次巻線に供給し、前記トランスの2次巻線から所望の電圧に変換する第2のコンバータと、
前記トランスの3次巻線から得られる出力を前記制御部の動作電力として供給する電源回路と、
前記トランスの3次巻線から電圧を検出して前記制御部のフィードバック用電圧として供給する電圧検出回路と、
を備えることを特徴とする電源装置。 - 前記電源回路が前記トランスの3次巻線からの出力を前記制御部の動作電力として供給し、
前記電圧検出回路が前記トランスの4次巻線から電圧を検出して前記制御部のフィードバック用電圧として供給する
ことを特徴とする請求項3記載の電源装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012130143A (ja) * | 2010-12-14 | 2012-07-05 | Tamura Seisakusho Co Ltd | スイッチング電源装置 |
JP2015050890A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | ニチコン株式会社 | スイッチング電源装置 |
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