JP2009225109A - デジタル放送受信機及びその階層切り替え方法 - Google Patents

デジタル放送受信機及びその階層切り替え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】弱階層サービスによる番組の受信状態に応じて、弱階層サービスによる番組と強階層サービスによる番組とを自動的に切り替える際、ユーザにストレスをかけずにどのような番組に切り替わったかを容易に認識させることができる「デジタル放送受信機及びその階層切り替え方法」を提供する。
【解決手段】弱階層サービスによる番組の受信状態に応じて、弱階層サービスによる番組と強階層サービスによる番組とを自動的に切り替える際、弱階層サービスによる番組と強階層サービスによる番組の番組情報を比較して、同一番組に切り替える場合には、番組情報を表示しないように構成したため、ユーザはストレスのない視聴を行うことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタル放送受信機及びその階層切り替え方法に関し、特に同一のチャンネル内で強階層サービス及び弱階層サービスが存在するデジタル放送を受信するデジタル放送受信機及びその階層切り替え方法に関するものである。
日本国内では、地上波テレビ放送のデジタル化が進められており、2011年には全
国でデジタル放送が実施され、アナログ波を停波する予定となっている。地上波デジタル放送では、1つのチャンネルを13のセグメントに分割して放送されており、13セグメントは最大3個の階層で構成されている。階層の呼称は、その階層が受信可能なC/N比(Carrier to Noise ratio:搬送波電力対雑音電力比)の高さにより、受信するのに最も低いC/N比を必要とする階層が強階層、次に高いC/N比を必要とする階層が中階層、最も低いC/N比を必要とする階層が弱階層と呼ばれている。地上波デジタル放送では、セグメント単位で異なる変調方式を設定でき、これにより複数の番組を同一帯域内で異なるビットレートや誤り耐性で伝送することが可能となる。従って、固定受信向けの弱階層サービスと移動受信向け及び携帯受信向けの強階層サービスとを同時に提供することができる。
そのため、デジタル放送では、マルチパス干渉に強い周波数分割多重方式の一つであるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)を採用している。OFDMは、周波数軸上に狭帯域の搬送波を複数並べ、各搬送波にデータを振り分けて伝送している。これにより、移動受信時にマルチパス干渉によって一部の搬送波の波形が乱れても、その周波数を使用して伝送するデータに誤りが発生するだけで、他の搬送波からのデータにより補正可能となる。
また、家庭向けのテレビ受信機等が高精細画質(例えばHDTV:High Definition TV)の受信を実現するために、デジタル放送では、13セグメントのうちの12セグメントを高精細画質の受信に使用し、高速にデータを伝送することが可能な64値QAM等の変調方式を採用している。一方、移動受信機や携帯受信機等の小型のアンテナし装備できない受信機に対しては、安定した受信を実現するため簡易画質による放送を行い、13セグメントのうちの1セグメントを使用して、QPSK等の変調方式を採用している。ここで、12セグメントを使用して受信する場合には、弱階層の高いC/N比を必要とし、1セグメントを使用して受信する場合には、強階層の低いC/N比を必要とする。
また、デジタル放送では、1つの電波帯、換言すると1つのチャンネルにおいて、高精細画質の放送を行う代わりに、標準画質(例えばSDTV:Standard Definition TV)の3つのチャンネル分の放送を行うことができる。放送局では、時間帯により、高精細画質の1チャンネルの放送と標準画質の3チャンネルの放送(マルチ編成)とを切り替えて放送することができる。
ところで、移動受信機や携帯受信機等の受信機でも、ダイバーシティ受信技術を用いる
ことで、12セグメントの放送による弱階層サービスのコンテンツ受信と1セグメントの放送による強階層サービスによるコンテンツ受信とが可能となる。
このようなデジタル放送受信機の従来技術として、同一チャンネル内で2階層サービスが存在するデジタル放送において、階層サービスの受信状態に応じて、弱階層サービスによる番組と強階層サービスによる番組とを自動的に切り替えるデジタル放送受信機が開示されている(特許文献1参照)。
特開2004−166173号公報
また、従来のデジタル放送受信機において、階層サービスが切り替わった際に、切り替え先の階層サービスによる番組の番組情報(チャンネル番号、番組名等)を映像信号に重畳して所定時間表示することがユーザ設定により可能となっており、これにより、階層サービスが切り替わった際に、ユーザにどのような番組に切り替わったかを容易に認識させることができるようになっている。
しかしながら、上記デジタル放送受信機では、ユーザが階層サービスの切り替わりに応じて番組情報を表示する設定をしていた場合、サイマル放送(弱階層サービスと強階層サービスで同一の番組を放送)であるかどうかに係わらず、階層サービスの切り替わる度に番組情報を表示していた。そのため、階層サービスを切り替えたとき、サイマル放送である場合には、番組情報を表示することがユーザにとって目障りな情報となっていた。
本発明の目的は、弱階層サービスによる番組の受信状態に応じて、弱階層サービスによる番組と強階層サービスによる番組とを自動的に切り替える際、ユーザにストレスをかけずにどのような番組に切り替わったかを容易に認識させることができるデジタル放送受信機及びその階層切り替え方法を提供することである。
・デジタル放送受信機
本発明は、同一チャンネル内で弱階層サービスによる番組及び強階層サービスによる番組が存在するデジタル放送を受信するデジタル放送受信機であり、前記デジタル放送を受信するアンテナと、前記アンテナに接続されており、所望のチャンネルに合致する受信周波数を設定して、そのチャンネルの放送信号を受信するチューナと、前記チューナからの信号を入力し、OFDM復調するOFDM復調部と、前記OFDM復調部によりOFDM復調された音声ストリームをデコードして音声信号を出力するオーディオデコーダと、前記OFDM復調部によりOFDM復調された映像ストリームをデコードして映像信号を出力するビデオデコーダと、前記OFDM復調部によりOFDM復調されたデータストリームから前記弱階層サービスによる番組の番組情報及び前記強階層サービスによる番組の番組情報を抽出するデータデコーダと、受信状態に応じて前記弱階層サービスによる番組と前記強階層サービスによる番組とを自動的に切り替えて出力する制御部とを備え、前記制御部は、前記弱階層サービスによる番組が出力されている場合に、前記弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化したと判断したときに、受信状態が悪化する前の前記弱階層サービスの番組情報と前記強階層サービスの番組情報とが一致するか否かを調べ、両者が一致すると判断した場合には、前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を出力し、両者が一致しないと判断した場合には、前記強階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を出力する。
上記デジタル放送受信機は、前記弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化して前記強階層サービスによる番組が出力されている場合に、前記弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になったと前記制御部が判断したときに、前記強階層サービスの番組情報と受信状態が良好になったときの前記弱階層サービスの番組情報とが一致するか否かを調べ、両者が一致すると判断した場合には、前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を出力し、両者が一致しないと判断した場合には、前記弱階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を出力する。
上記デジタル放送受信機は、弱階層サービス番組と強階層サービス番組の出力階層切り替えを指示する操作部を備え、ユーザが前記操作部を用いて手動で出力階層切り替えを指示した場合、前記制御部は、それまで出力中であった階層サービスによる番組の映像及び音声信号に替えて、それまで出力中でなかった階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を出力する。
前記制御部は、前記番組情報の表示を出力してから所定時間経過したことに応じて、前記番組情報の出力を終了する。
前記番組情報は、チャンネル番号、番組名、番組内容のうち、少なくとも一つを含み、前記番組情報の表示位置、表示文字の大きさ、表示時間、表示内容のうち少なくとも一つを設定する設定部を備えている。
・階層切り替え方法
本発明は、同一チャンネル内で弱階層サービスによる番組及び強階層サービスによる番組が存在するデジタル放送を受信するデジタル放送受信機の階層切り替え方法であり、前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号が出力されているか否かを調べる第1ステップと、前記第1ステップにて、前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号が出力されている場合に、前記電波に含まれる前記弱階層サービスによる番組の番組情報及び前記強階層サービスによる番組の番組情報を取得する第2ステップと、前記弱階層サービスによる番組の受信状態を調べる第3ステップと、前記第3ステップにて前記弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化したと判断された場合に、受信状態が悪化する前に前記第2ステップにて取得した前記弱階層サービスによる番組の番組情報と前記強階層サービスによる番組の番組情報とが一致するか否かを調べる第4ステップと、前記第4ステップにて、両者が一致すると判断した場合には、前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を自動的に出力し、両者が一致しないと判断した場合には、前記強階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を自動的に出力する、第5ステップとを備えている。
上記階層切り替え方法は、前記第5ステップにて、前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号が出力されている場合に、前記弱階層サービスによる番組の受信状態を調べる第6ステップと、前記第6ステップにて前記弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になったと判断された場合に、前記強階層サービスの番組情報と受信状態が良好になったときの前記弱階層サービスの番組情報とが一致するか否かを調べる第7ステップと、前記第7ステップにて、両者が一致すると判断した場合には、前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を自動的に出力し、両者が一致しないと判断した場合には、前記弱階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を自動的に出力する第8ステップとを備えている。
上記階層切り替え方法は、ユーザが操作部を用いて弱階層サービス番組と強階層サービス番組の出力階層切り替えを指示した場合、それまで出力中であった階層サービスによる番組の映像及び音声信号に替えて、それまで出力中でなかった階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を出力する第9ステップとを備えている。
本発明によれば、弱階層サービスによる番組の受信状態に応じて、弱階層サービスによる番組と強階層サービスによる番組とを自動的に切り替える際、弱階層サービスによる番組と強階層サービスによる番組の番組情報を比較して、同一番組に切り替える場合には、番組情報を表示しないように構成したため、ユーザはストレスのない視聴を行うことができる。
また、本発明によれば、ユーザが手動で階層切り替え操作を行った場合には、階層サービスを切り替えるとともに、映像信号と重畳して番組情報を表示するように構成したため、ユーザに、どのような番組に切り替わったかを容易に認識させることができ、かつ操作が実行されたかを確認することができる。
以下、本発明による実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による地上波デジタル放送受信機の構成例を示すブロック図である。図1において、1は第1アンテナであり、2は第2アンテナである。第1アンテナ1及び第2アンテナ2は、デジタル放送の電波を受信する。
3は第1チューナであり、第1アンテナ1に接続されており、第1アンテナ1によって受信したデジタル放送の電波から所望のチャンネルに合致した受信周波数の信号を選択的に抽出して出力する。また、4は第2チューナであり、第2アンテナ2に接続されており、第2アンテナ2によって受信したデジタル放送の電波から所望のチャンネルに合致した受信周波数の信号を選択的に抽出して出力する。
5は第1OFDM復調部であり、第1チューナ3で受信した信号をOFDM復調してトランスポートストリーム(Transport Stream:以下TSと記述する)を得る。6は第2OFDM復調部であり、第2チューナ4で受信した信号をOFDM復調してTSを得る。7はダイバーシティ合成部であり、第1OFDM復調部5から入力するTSの位相を制御する位相器7aと、位相を制御されたTSと第2OFDM復調部6から入力するTSとを合成する合成器7bとにより構成されている。
このように、第1アンテナ1、第2アンテナ2、第1チューナ3、第2チューナ4、第1OFDM復調部5、第2OFDM復調部6を備え、第1OFDM復調部5及び第2OFDM復調部6から出力されたTSをダイバーシティ合成部7によりダイバーシティ合成することで、受信性能を向上させて、高精細画質のデジタル放送のコンテンツを受信することが可能となる。
8は誤り訂正部であり、伝送中に生じる誤りを訂正するためのものである。ここで、誤り訂正部8では、誤り訂正率を算出することが可能であり、この誤り訂正率が所定の値(例えば50%)を超えた場合に、受信状態が悪化したことを示す情報を後述する制御部13に出力するようにしている。
9はデマルチプレクサ部であり、多重化されているTSを分離して弱階層の映像ストリーム、弱階層の音声ストリーム、弱階層のデータストリーム、強階層の映像ストリーム、強階層の音声ストリーム、強階層のデータストリームを得る。そして、デマルチプレクサ部9は、弱階層のデータストリーム及び強階層のデータストリームを後述するデータデコーダ部12に出力する。また、デマルチプレクサ部9は、弱階層の音声ストリーム又は強階層の音声ストリームを階層選択信号に応じて後述するオーディオデコーダ部10に出力する。また、デマルチプレクサ部9は、弱階層の映像ストリーム又は強階層の映像ストリームを階層選択信号に応じて後述するビデオデコーダ部12に出力する。
ここで、データストリームには、データ放送用の情報ストリーム、特にEIT(Event Information Table)が含まれている。EITには、番組の名称、放送日時、内容の説明などの番組に関する情報が含まれており、番組を識別するための情報であるevent_idにより番組を特定することが可能である。
オーディオデコーダ部10は、入力した音声ストリームをデコードして音声信号として出力し、この音声信号はスピーカ11で出力される。ビデオデコーダ部12は、入力した映像ストリームをデコードして映像信号として出力し、この映像信号は表示部13で表示される。データデコーダ部14は、入力したデータストリームをデコードして制御部15に出力する。
制御部15は、リモートコントローラ等(図示せず)の操作部18によって入力される制御信号により、第1チューナ3及び第2チューナ4が受信するチャンネルを決定し、このチャンネルに合致する受信周波数を設定する。また、制御部15は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力して受信状態の悪化を判断する。また、制御部13は、データデコーダ部14からデータ放送用の情報ストリームを入力される。
制御部15は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力すると、受信状態が悪化する前にデータデコーダ部14から取得したデータ放送用の情報ストリームを参照する。そして、制御部15は、データデコーダ部14から入力した情報ストリームに含まれるEIT中のevent_idを比較して、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idが同一であるか否かを調べる。
制御部15にて、両者のevent_idが同一であると判断された場合には、制御部15は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力する。一方、制御部15にて、両者のevent_idが異なると判断された場合には、制御部15は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力すると共に、EITにより特定される強階層サービスの番組に関する情報(チャンネル番号、番組名、ジャンル、放送時間、番組内容等)を番組情報画像生成部16へ出力する。番組情報画像生成部16は、制御部15より入力された番組情報に基づいて映像ストリームに重畳表示するための番組情報画像を生成し、ビデオデコーダ部12に出力する。ビデオデコーダ部12は、強階層の映像ストリームと番組情報画像を重畳して表示部13に出力する。
また、制御部15は、操作部18から番組情報表示に関する設定変更が指示された場合、番組情報表示設定画像を生成するように表示設定画像生成部15に指示する。この指示により、表示設定画像生成部15は、図2に示すような番組情報の表示位置、表示文字の大きさ、表示時間、表示内容を設定変更するための番組情報表示設定画像を生成して表示部13に出力する。ユーザは、表示部13で表示される番組情報表示設定画像を参照して、操作部18から選択カーソル100を上下左右に移動し、選択カーソル100を所望の項目にあわせ、決定を指示することにより、所望の項目に設定変更することができる。なお、このとき、選択決定された項目は網掛け表示される。
次に、本実施形態によるデジタル放送受信機の動作及び階層切り替え方法について説明する。図3は、本実施形態によるデジタル放送受信機の動作及び階層切り替え方法を示すフローチャートである。また、図4は、弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化した場合に出力される映像の切り替えの例を示す図であり、図5は、弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になった場合に出力される映像の切り替えの例を示す図である。
まず、制御部15は、弱階層サービスにより番組が提供されているか否か、換言すると、弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号がオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部12より出力されているかを調べる(ステップS1)。制御部15にて、弱階層サービスにより番組が提供されていないと判断された場合には、ステップS1の処理を繰り返す。
一方、図4(A)に示すように、制御部15にて、弱階層サービスにより番組Aが提供されていると判断された場合には、制御部15は、弱階層サービスによる番組Aの受信状態が悪化したか否かを調べる(ステップS3)。具体的には、制御部15は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力したか否かを調べることにより受信状態を判断する。ここで、誤り訂正部8は、ダイバーシティ合成部7によりダイバーシティ合成されたTSに対して伝送中に生じる誤りを訂正すると共に、誤り訂正率を算出し、誤り訂正率が所定の値を超えたときに、受信状態が悪化したことを示す情報を制御部15へ出力する。
制御部15は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力しなかった場合には、ステップS3の処理を繰り返す。一方、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力した場合には、制御部15は、受信状態が悪化する前にデータデコーダ部14から取得したデータ放送用の情報ストリームを参照する。そして、制御部15は、データデコーダ部14から入力された情報ストリームに含まれるEIT中のevent_idを比較して、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが同一であるか否かを調べる(ステップS5)。
制御部15にて、両者のevent_idが同一であると判断された場合には、制御部15は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力して弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行い、強階層サービスの番組の音声ストリーム及び映像ストリームをそれぞれオーディオデコーダ10及びビデオデコーダ12に出力する。そして、オーディオデコーダ10は音声ストリームを音声信号としてスピーカ11に出力し、スピーカ11はこの音声信号を出力する。ビデオデコーダ12は映像ストリームを映像信号として表示部13に出力し、表示部13はこの映像信号を表示する(ステップS7)。これにより、表示部13には、図4(B)に示すような強階層の番組映像のみ表示される。
一方、制御部15にて、両者のevent_idが異なると判断された場合(強階層サービスが番組Bである場合)には、制御部15は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力して弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行い、強階層サービスの番組の音声ストリーム及び映像ストリームをそれぞれオーディオデコーダ10及びビデオデコーダ12に出力する。更に制御部15は、データデコーダ14より入力された強階層サービスの番組情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)を番組情報画像生成部16に入力する。番組情報画像生成部16は、制御部15より入力された番組情報に基づいて映像ストリームに重畳表示するための番組情報画像を生成し、ビデオデコーダ部12に出力する。ビデオデコーダ部12は、デマルチプレクサ9より入力される強階層の映像ストリームと番組情報画像生成部16により入力される番組情報画像を重畳して表示部13に出力し、表示部13はこの映像信号を表示する。また、オーディオデコーダ10は音声ストリームを音声信号としてスピーカ11に出力し、スピーカ11はこの音声信号を出力する(ステップS9)。これにより、表示部13には、図4(C)に示すような強階層の番組映像及び番組情報が表示される。なお、このとき、番組情報の表示位置、表示文字の大きさ、表示時間、表示内容については、前述した番組情報表示設定にて設定されたデータに基づいて、表示制御される。
次に、図5(A)に示すような強階層サービスによる番組Aが出力されている状態において、制御部15は、元々受信されていた弱階層サービスによる番組Aの受信状態が良好になったか否かを調べる(ステップS11)。弱階層サービスによる番組Aの受信状態が良好にならない場合には、ステップS11の処理を繰り返す。
一方、弱階層サービスによる番組Aの受信状態が良好になった場合には、制御部15は、データデコーダ部12から取得したデータ放送用の情報ストリームを参照し、情報ストリームに含まれるEIT中のevent_idを比較して、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが同一であるか否かを調べる(ステップS13)。
制御部15にて、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_id
とが同一であると判断された場合(強階層サービスが番組Aであり、弱階層サービスが番組Aである場合)には、制御部15は、強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力して強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行い、弱階層サービスの番組の音声ストリーム及び映像ストリームをそれぞれオーディオデコーダ10及びビデオデコーダ12に出力する。そして、オーディオデコーダ10は音声ストリームを音声信号としてスピーカ11に出力し、スピーカ11はこの音声信号を出力する。ビデオデコーダ12は映像ストリームを映像信号として表示部13に出力し、表示部13はこの映像信号を表示する(ステップS15)。これにより、表示部13には、図5(B)に示すような弱階層の番組映像のみ表示される。
一方、制御部15にて、両者のevent_idが異なると判断された場合(強階層サービスが番組Aであり、弱階層サービスが番組Bである場合)には、制御部15は、強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力して強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行い、弱階層サービスの番組の音声ストリーム及び映像ストリームをそれぞれオーディオデコーダ10及びビデオデコーダ12に出力する。更に制御部15は、データデコーダ14より入力された弱階層サービスの番組情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)を番組情報画像生成部16に入力する。番組情報画像生成部16は、制御部15より入力された番組情報に基づいて映像ストリームに重畳表示するための番組情報画像を生成し、ビデオデコーダ部12に出力する。ビデオデコーダ部12は、デマルチプレクサ9より入力される弱階層の映像ストリームと番組情報画像生成部16により入力される番組情報画像を重畳して表示部13に出力し、表示部13はこの映像信号を表示する。また、オーディオデコーダ10は音声ストリームを音声信号としてスピーカ11に出力し、スピーカ11はこの音声信号を出力する(ステップS17)。これにより、表示部13には、図5(C)に示すような弱階層の番組映像及び番組情報が表示される。なお、このとき、番組情報の表示位置、表示文字の大きさ、表示時間、表示内容については、前述した番組情報表示設定にて設定されたデータに基づいて、表示制御される。
なお、制御部15は、上記処理中に、ユーザが操作部18を用いて手動でチャンネル変更または階層サービス変更が行ったかどうかを常時監視し、ユーザが操作部18からチャンネル変更または階層サービス変更が行った場合、番組間のevent_idの変更に関係なく、切り替え先の番組映像と共に、切り替え先の番組に関する番組情報を番組情報表示設定にて設定されたデータに基づいて、表示制御される。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、弱階層サービスによる番組を出力し
ている場合に、弱階層サービス及び強階層サービスの双方について、デジタル放送の受信信号を復調して得られるデータストリームにより番組情報を取得しておき、弱階層サービスの受信状態が悪化した場合に、直前の弱階層サービスの番組情報と強階層サービスの番組情報とが一致しないときのみ、サービス切り替え後に番組情報を表示するように制御した。これにより、弱階層サービスによる番組と強階層サービスによる番組とを自動的に切り替える際、弱階層サービスによる番組と強階層サービスによる番組の番組情報を比較して、同一番組に切り替える場合には、番組情報を表示しないように構成したため、ユーザはストレスのない視聴を行うことができる。
また、本実施形態によれば、ユーザが手動で階層切り替え操作を行った場合には、階層サービスを切り替えるとともに、映像信号と重畳して番組情報を表示するように構成したため、ユーザに、どのような番組に切り替わったかを容易に認識させることができ、かつ操作が実行されたかを確認することができる。
なお、本実施形態において、受信状態の悪化を誤り訂正部8の誤り訂正率により判断しているが、これに限定されない。例えば、第1チューナ3および第2チューナ4の受信レベルを検出して判断するようにしても良い。
次に、本実施形態によるデジタル放送受信機の変形例の動作及び階層切り替え方法の変形例について説明する。図6は、本実施形態による地上波デジタル放受信機の変形例の動作及び階層切り替え方法の変形例を示すフローチャートである。図7は、弱階層サービスによる受信状態が良好になった場合に出力される映像の切り替えの他の変形例を示す図である。
まず、制御部15は、弱階層サービスにより番組が提供されているか否か、換言すると、弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号がオーディオデコーダ部10及びビデオデコーダ部12より出力されているかを調べる(ステップS21)。制御部15にて、弱階層サービスにより番組が提供されていないと判断された場合には、ステップS21の処理を繰り返す。
一方、制御部15にて、弱階層サービスにより番組A(図7(A))が提供されていると判断された場合には、制御部15は、弱階層サービスによる番組Aの受信状態が悪化したか否かを調べる(ステップS23)。具体的には、制御部15は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力したか否かを調べることにより受信状態を判断する。ここで、誤り訂正部8は、ダイバーシティ合成部7によりダイバーシティ合成されたTSに対して伝送中に生じる誤りを訂正すると共に、誤り訂正率を算出し、誤り訂正率が所定の値を超えたときに、受信状態が悪化したことを示す情報を制御部15へ出力する。
制御部15は、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力しなかった
場合には、ステップS23の処理を繰り返す。一方、誤り訂正部8から受信状態が悪化したことを示す情報を入力した場合には、制御部15は、受信状態が悪化する前にデータデコーダ部14から取得したデータ放送用の情報ストリームを参照する。そして、制御部15は、データデコーダ部14から入力される情報ストリームに含まれるEIT中のevent_idを比較して、弱階層サービスの番組のevent_idと強階層サービスの番組のevent_idとが同一であるか否かを調べる(ステップS25)。
制御部15にて、両者のevent_idが同一であると判断された場合には、制御部15は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力して弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行い、強階層サービスの番組の音声ストリーム及び映像ストリームをそれぞれオーディオデコーダ10及びビデオデコーダ12に出力する。そして、オーディオデコーダ10は音声ストリームを音声信号としてスピーカ11に出力し、スピーカ11はこの音声信号を出力する。ビデオデコーダ12は映像ストリームを映像信号として表示部13に出力し、表示部13はこの映像信号を表示する(ステップS27)。これにより、表示部13には、図7(B)に示すような強階層の番組映像のみ表示される。
一方、制御部15にて、両者のevent_idが異なると判断された場合(強階層サービスが番組Bである場合)には、制御部15は、弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力して弱階層サービスから強階層サービスへと切り替えを行い、強階層サービスの番組の音声ストリーム及び映像ストリームをそれぞれオーディオデコーダ10及びビデオデコーダ12に出力する。更に制御部15は、データデコーダ14より入力された強階層サービスの番組情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)を番組情報画像生成部16に入力する。番組情報画像生成部16は、制御部15より入力された番組情報に基づいて映像ストリームに重畳表示するための番組情報画像を生成し、ビデオデコーダ部12に出力する。ビデオデコーダ部12は、デマルチプレクサ9より入力される強階層の映像ストリームと番組情報画像生成部16により入力される番組情報画像を重畳して表示部13に出力し、表示部13はこの映像信号を表示する。また、オーディオデコーダ10は音声ストリームを音声信号としてスピーカ11に出力し、スピーカ11はこの音声信号を出力する(ステップS29)。なお、このとき、番組情報の表示位置、表示文字の大きさ、表示時間、表示内容については、前述した番組情報表示設定にて設定されたデータに基づいて、表示制御される。
次に、強階層サービスによる番組A(図7(B))が出力されている状態において、制御部15は、元々受信されていた弱階層サービスの受信状態が良好になったか否かを調べる(ステップS31)。弱階層サービスの受信状態が良好にならない場合には、ステップS31の処理を繰り返す。
一方、弱階層サービスの受信状態が良好になった場合には、制御部15は、データデコーダ部14から取得したデータ放送用の情報ストリームを参照し、EITにより特定される強階層サービスの番組に関する情報(チャンネル番号、番組名、ジャンル、放送時間、番組内容等)及びEITにより特定される弱階層サービスの複数の番組に関する情報(チャンネル番号、番組名、ジャンル、放送時間、番組内容等)を抽出する。そして、抽出した情報に基づいて、番組表及び番組表の中から一つの番組を選択するための番組の選択枠を生成するためのメニュー情報を生成し、番組情報画像生成部16に出力する。番組情報画像生成部16では、制御部15から入力したメニュー情報に基づいて、番組表及び番組の選択枠を生成し(図7(C))、ビデオデコーダ部12を介して表示部13に出力する(ステップS33)。
そして、制御部15では、強階層サービスに番組と同一のevent_IDを有する弱階層サービス番組が選択されたかを判断する(ステップS35)。制御部15にて、強階層サービスに番組と同一のevent_IDを有する弱階層サービス番組が選択されたと判断された場合(強階層サービスが番組Aであり、弱階層サービスの番組Aを選択された場合)には、制御部15は、強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力して強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行い、弱階層サービスの番組の音声ストリーム及び映像ストリームをそれぞれオーディオデコーダ10及びビデオデコーダ12に出力する。そして、オーディオデコーダ10は音声ストリームを音声信号としてスピーカ11に出力し、スピーカ11はこの音声信号を出力する。ビデオデコーダ12は映像ストリームを映像信号として表示部13に出力し、表示部13はこの映像信号を表示する(ステップS37)。これにより、表示部13には、図7(D)に示すような弱階層の番組映像のみ表示される。
一方、制御部15にて、強階層サービスに番組と同一のevent_IDを有さない弱階層サービス番組が選択されたと判断された場合(強階層サービスが番組Aであり、弱階層サービスの番組Bを選択された場合)には、制御部15は、強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行う階層選択信号をデマルチプレクサ部9に出力して強階層サービスから弱階層サービスへと切り替えを行い、弱階層サービスの番組の音声ストリーム及び映像ストリームをそれぞれオーディオデコーダ10及びビデオデコーダ12に出力する。更に制御部15は、データデコーダ14より入力された弱階層サービスの番組情報(例えば番組名や放送時間、チャンネル名等)を番組情報画像生成部16に入力する。番組情報画像生成部16は、制御部15より入力された番組情報に基づいて映像ストリームに重畳表示するための番組情報画像を生成し、ビデオデコーダ部12に出力する。ビデオデコーダ部12は、デマルチプレクサ9より入力される弱階層の映像ストリームと番組情報画像生成部16により入力される番組情報画像を重畳して表示部13に出力し、表示部13はこの映像信号を表示する。また、オーディオデコーダ10は音声ストリームを音声信号としてスピーカ11に出力し、スピーカ11はこの音声信号を出力する(ステップS39)。これにより、表示部13には、図7(E)に示すような弱階層の番組映像及び番組情報が表示される。なお、このとき、番組情報の表示位置、表示文字の大きさ、表示時間、表示内容については、前述した番組情報表示設定にて設定されたデータに基づいて、表示制御される。
なお、制御部15は、上記処理中に、ユーザが操作部18を用いて手動でチャンネル変更または階層サービス変更が行ったかどうかを常時監視し、ユーザが操作部18からチャンネル変更または階層サービス変更が行った場合、番組間のevent_idの変更に関係なく、切り替え先の番組映像と共に、切り替え先の番組に関する番組情報を番組情報表示設定にて設定されたデータに基づいて、表示制御される。
上記処理によれば、強階層サービスによる番組から弱階層サービスによる番組に自動的に切り替える際、弱階層サービスによる番組が複数存在する場合には、弱階層サービスのよる番組表を表示させ、ユーザが強階層サービスによる番組の番組情報と同一番組を番組表から選択した場合、番組情報を表示しないように構成したため、ユーザはストレスのない視聴を行うことができる。
その他、デジタル放送受信機の構成や制御手順等についても、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本実施形態によるデジタル放送受信機の構成例を示すブロック図である。 番組情報表示設定画面を示す図である。 本実施形態によるデジタル放送受信機の動作及び階層切り替え方法を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタル放送受信機の弱階層サービスによる受信状態が悪化した場合に出力される映像の切り替えの例を示す図である。 本実施形態によるデジタル放送受信機の弱階層サービスによる受信状態が良好になった場合に出力される映像の切り替えの例を示す図である。 本実施形態によるデジタル放送受信機の変形例の動作及び階層切り替え方法の変形例を示すフローチャートである。 本実施形態によるデジタル放送受信機の弱階層サービスによる受信状態が良好になった場合に出力される映像の切り替えの他の変形例を示す図である。
符号の説明
1 第1アンテナ
2 第2アンテナ
3 第1チューナ
4 第2チューナ
5 第1OFDM復調部
6 第2OFDM復調部
7 ダイバーシティ合成部
8 誤り訂正部
9 デマルチプレクサ
10 オーディオデコーダ
11 ビデオデコーダ
14 データデコーダ
15 制御部
16 メニュー画像生成部
17 表示設定画像生成部
18 操作部

Claims (9)

  1. 同一チャンネル内で弱階層サービスによる番組及び強階層サービスによる番組が存在するデジタル放送を受信するデジタル放送受信機において、
    前記デジタル放送を受信するアンテナと、
    前記アンテナに接続されており、所望のチャンネルに合致する受信周波数を設定して、そのチャンネルの放送信号を受信するチューナと、
    前記チューナからの信号を入力し、OFDM復調するOFDM復調部と、
    前記OFDM復調部によりOFDM復調された音声ストリームをデコードして音声信号を出力するオーディオデコーダと、
    前記OFDM復調部によりOFDM復調された映像ストリームをデコードして映像信号を出力するビデオデコーダと、
    前記OFDM復調部によりOFDM復調されたデータストリームから前記弱階層サービスによる番組の番組情報及び前記強階層サービスによる番組の番組情報を抽出するデータデコーダと、
    受信状態に応じて前記弱階層サービスによる番組と前記強階層サービスによる番組とを自動的に切り替えて出力する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記弱階層サービスによる番組が出力されている場合に、前記弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化したと判断したときに、受信状態が悪化する前の前記弱階層サービスの番組情報と前記強階層サービスの番組情報とが一致するか否かを調べ、両者が一致すると判断した場合には、前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を出力し、両者が一致しないと判断した場合には、前記強階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を出力する、
    ことを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 前記弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化して前記強階層サービスによる番組が出力されている場合に、前記弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になったと前記制御部が判断したときに、前記強階層サービスの番組情報と受信状態が良好になったときの前記弱階層サービスの番組情報とが一致するか否かを調べ、両者が一致すると判断した場合には、前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を出力し、両者が一致しないと判断した場合には、前記弱階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  3. 弱階層サービス番組と強階層サービス番組の出力階層切り替えを指示する操作部を備え、
    ユーザが前記操作部を用いて手動で出力階層切り替えを指示した場合、前記制御部は、それまで出力中であった階層サービスによる番組の映像及び音声信号に替えて、それまで出力中でなかった階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項2記載のデジタル放送受信機。
  4. 前記制御部は、前記番組情報の表示を出力してから所定時間経過したことに応じて、前記番組情報の出力を終了する、
    ことを特徴とする請求項3記載のデジタル放送受信機。
  5. 前記番組情報は、チャンネル番号、番組名、ジャンル、放送時間、番組内容のうち、少なくとも一つを含む、
    ことを特徴とする請求項4記載のデジタル放送受信機。
  6. 前記番組情報の表示に係る設定をマニュアル設定する設定部を備え、前記設定手段は、前記番組情報の表示位置、表示文字の大きさ、表示時間、表示内容のうち少なくとも一つを設定する、
    ことを特徴とする請求項5記載のデジタル放送受信機。
  7. 同一チャンネル内で弱階層サービスによる番組及び強階層サービスによる番組が存在するデジタル放送を受信するデジタル放送受信機の階層切り替え方法において、
    前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号が出力されているか否かを調べる第1ステップと、
    前記第1ステップにて、前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号が出力されている場合に、前記電波に含まれる前記弱階層サービスによる番組の番組情報及び前記強階層サービスによる番組の番組情報を取得する第2ステップと、
    前記弱階層サービスによる番組の受信状態を調べる第3ステップと、
    前記第3ステップにて前記弱階層サービスによる番組の受信状態が悪化したと判断された場合に、受信状態が悪化する前に前記第2ステップにて取得した前記弱階層サービスによる番組の番組情報と前記強階層サービスによる番組の番組情報とが一致するか否かを調べる第4ステップと、
    前記第4ステップにて、両者が一致すると判断した場合には、前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を自動的に出力し、両者が一致しないと判断した場合には、前記強階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を自動的に出力する、第5ステップと、
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信機の階層切り替え方法。
  8. 前記第5ステップにて、前記強階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号が出力されている場合に、前記弱階層サービスによる番組の受信状態を調べる第6ステップと、
    前記第6ステップにて前記弱階層サービスによる番組の受信状態が良好になったと判断された場合に、前記強階層サービスの番組情報と受信状態が良好になったときの前記弱階層サービスの番組情報とが一致するか否かを調べる第7ステップと、
    前記第7ステップにて、両者が一致すると判断した場合には、前記弱階層サービスによる番組の音声信号及び映像信号を自動的に出力し、両者が一致しないと判断した場合には、前記弱階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を自動的に出力する第8ステップと、
    を備えることを特徴とする請求項7記載のデジタル放送受信機の階層切り替え方法。
  9. ユーザが操作部を用いて弱階層サービス番組と強階層サービス番組の出力階層切り替えを指示した場合、それまで出力中であった階層サービスによる番組の映像及び音声信号に替えて、それまで出力中でなかった階層サービスによる番組の音声信号、映像信号及び番組情報を出力する第9ステップと、
    を備えることを特徴とする請求項8記載のデジタル放送受信機の階層切り替え方法。
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