JP2009225044A - 非同期同期通信網の変換装置、データ変換方法、データ変換プログラム、及び通信システム - Google Patents

非同期同期通信網の変換装置、データ変換方法、データ変換プログラム、及び通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】重要なデータの授受を行っている通信途中で同期が破綻しない同期非同期通信網の変換装置を、提供する。
【解決手段】クロックスレーブ側のスタートアップ完了監視部38は、受信バッファ・クロック制御部37が受信バッファをクリアした事を検出して、その旨を示すパケットをパケット組立部26から送出させる。クロックマスタ側のスタートアップ完了通知検出部39は、クロックスレーブ側で受信バッファをクリアした事を検出した旨を示すパケットをパケット分解部38を通じて検出すると、受信バッファ・クロック制御部37に受信バッファ部30のクリアを指示する。クロックマスタ側の受信バッファ・クロック制御部37は、可変クロック部32から固定クロックを発生させ、スタートアップ完了通知検出部39から指示を受けると、受信バッファ部30をクリアする。
【選択図】図3

Description

本案は、同期通信網のレガシー機器を非同期通信網であるIP通信網に接続してレガシー機器間で通信するための非同期同期通信網の変換装置、方法、プログラム、記録媒体及び通信システムに関する。
従来、レガシー機器と同期通信網により構成される通信設備が存在しており、主に光ファイバーで同期通信網を構築し、多重伝送装置等で音声や2MbpsMUX、ITU−T勧告V.24,X.21などのレガシーデータ通信を行っている。
このような同期通信網のレガシー機器にあっては、相手装置の受信データから同期クロックを抽出することで、相互間でクロックに同期したデータ通信を行っている。
しかしながら、従来のレガシー機器と同期通信網により構成される通信設備については、非同期通信網であるインターネットプロトコル通信網(以下「IP通信網」という)への変更が望まれている。これは光ファイバーによる通信インフラを、製品の製造販売が既に終わっているなどの理由で高額となっている特殊なレガシー機器しか接続できない同期通信網として使用するよりも、IP通信網とすることの方が、接続可能な安価な機器が飛躍的に増大し、導入コストも下がるためである。しかしながら、レガシー機器の稼動資産を安価なIP端末にリプレースすることは結果的に設備投資が膨らむ可能性がある。従って、IP通信網にレガシー機器を接続することが可能な変換装置を導入することでインフラのみをIP通信網に移行させることが出来る。
従来のレガシー機器が通信を行うには、対向するレガシー機器が通信網外部で同期が取れている、もしくは受信する伝送データから同期クロックを抽出することで、同期通信を実現している。これに対して、IP通信網の場合には、これが完全非同期通信網であるためにデータから同期クロックは抽出できないので、レガシー機器同士で、同期通信することができない。
そこで、各レガシー機器とIP通信網との間に、同期通信(データ送出側のレガシー機器が送出するデータの間隔とデータ受信側のレガシー機器が受信するデータの間隔とを合致させること)を可能とするためのアダプタ(IP変換装置)を設ける、図10の如き仕組みが実用されている。かかるIP変換装置をIP通信網に接続した状態を、図10に示す。図10において、通信を行う両レガシー機器100,101とIP通信網104との間にIP変換装置102,103が夫々介在している。
このうちの一方のIP変換装置102は、「クロックマスタ」と呼ばれ、これに接続されているレガシー機器100から送出されるデータを、インタフェース(レガシーインタフェース)107にて受信して、可変クロック109から供給される固定のクロックに応じてIPネットワーク104へ送出する。他方のIP変換装置103は、「クロックスレーブ」と呼ばれ、IP通信網を通じてクロックマスタ102から受信したデータを受信バッファ105内に一時滞留させるとともに、この受信バッファ105からデータを読み出してレガシー機器101へ送出するインタフェース(レガシーインタフェース)106に対して供給される可変クロックの周期を、受信バッファ105に滞留するデータ量がその受信バッファ105の容量の丁度中間値に安定するとなるように調整するのである。これにより、IP通信網104は同期通信を行う機能を有していないのにも関わらず、クロッ
クマスタ102がレガシー機器100から取り込む周期に、クロックスレーブ103がレガシー機器101へデータを送出する周期を同期させることが可能となる。
かかる同期は、逆方向の通信においてもなされる。即ち、クロックスレーブ103は、レガシー機器101から送出されたデータを、インタフェース(レガシーインタフェース)107にて受信して、インタフェース106に供給されるものと同じ間隔の可変クロックに応じてIPネットワーク104へ送出する。クロックマスタ102は、IP通信網104を通じてクロックマスタ102から受信したデータを受信バッファ105内に一時滞留させるとともに、インタフェース107に供給されるのと同じ固定クロックを供給されたインタフェース(レガシーインタフェース)106によって読み出されて、レガシー機器100へ送出される。これにより、クロックスレーブ103がレガシー機器101から取り込む周期を、クロックマスタ102がレガシー機器100へデータを送出する周期に同期させることが可能となる。
なお、上記両IP変換装置102,103は全く同じ構成を有している。即ち、そのIP変換装置102,103がクロックスレーブとして設定された場合には、受信バッファ105に滞留するデータ量(受信バッファ量)を測定するバッファ監視可変クロック制御部108が動作し、これによって制御される可変クロック部109が、各インタフェース106,107に対して、バッファ監視可変クロック制御部108によって制御された可変クロックを供給する。これに対して、そのIP変換装置102,103がクロックマスタとして指定された場合には、バッファ監視可変クロック制御部108が停止し、これによって制御される可変クロック部109が各インタフェース106,107に対して固定クロックを供給する。
従って、両レガシー機器100,101間での通信開始時点において、両IP変換装置102,103の受信バッファ105の受信バッファ量が一致しているのであれば、クロックスレーブ103において可変クロックの調整がなされて、受信バッファ105の受信バッファ量が丁度受信バッファ105の容量の中間値で安定するように調整されることにより、クロックマスタ102の受信バッファ105の受信バッファ量も、受信バッファ105の容量の中間値で安定するはずである。
特開平9−252292号公報 特開2002−217945号公報
しかしながら、通信開始時においては、クロックマスタ102の受信バッファ105の受信バッファ量とクロックスレーブ103の受信バッファ105の受信バッファ量とは、接続時における夫々の状態(IP通信網の負荷,通信線路の障害,機器の立ち上がり状態,等)の如何に依り、かなり異なることが多い。例えば、通信開始に以降するタイミングが、クロックマスタ102よりもクロックスレーブ103よりも早くなった場合に、かかる状況が生じる。
従って、クロックスレーブ103において可変クロックの調整がなされて、受信バッファ105の受信バッファ量が丁度受信バッファ105の容量の中間値で安定するように調整されても、クロックマスタ102の受信バッファ105の受信バッファ量は、受信バッファ105の容量の上限値近傍又は下限値近傍にて安定してしまうことがある。
ところで、受信バッファ量を受信バッファ105の容量の中間値で安定させるのは、通信中に不可避的に生じる受信バッファ量のゆらぎを、受信バッファ量が大きくなる方向においても小さくなる方向においても、同程度に吸収することができるからである。
これに対して、上限値近傍において受信バッファ量が安定してしまうと、受信バッファ量が大きくなる方向にわずかなゆらぎが生じただけでオーバーフローして同期を破綻させてしまう。逆に、下限値近傍において受信バッファ量が安定してしまうと、受信バッファ量が小さくなる方向にわずかなゆらぎが生じただけでアンダーフローして同期を破綻させてしまう。
このように同期の破綻が生じた場合、両IP変換装置102,103の受信バッファ105が一旦クリアされることで、両IP変換装置102,103の受信バッファ105の受信バッファ量が一致する状態が実現されるので、以後、クロックマスタ102の受信バッファ105の受信バッファ量も、受信バッファ105の容量の中間値で安定するようになる。
図11は、以上のようにしてクロックマスタ102の受信バッファ105の受信バッファ量が一旦オーバーフローした事に因ってクリアされた後に中間値で安定する様子を、横軸を時間軸として示すグラフである。即ち、この図11において、通信開始から受信バッファ105の受信バッファ量が増大していき(a)、中間値(C0)前後において、クロックスレーブ103における可変クロックの調整が開始されることにより、徐々に変化率が小さくなり(b)、クロックスレーブ103の受信バッファ105の受信バッファ量が中間値にて安定すると、当該クロックマスタ102の受信バッファ105の受信バッファ量も、何れかの値にて安定する(c)。但し、上述した理由に因り、その安定した値は、上限値(Cmax)近傍であるとする。すると、その後において受信バッファ量が多少ゆらいだだけで、受信バッファ量が上限値(Cmax)に達してしまう(オーバーフロー)(d)。すると、これが自動的に検出されることによって、両IP変換装置102,103において、ともに受信バッファ105のクリアがなされる。これにより、両IP変換装置102,103の受信バッファ105の受信バッファ量が強制的に等しくされるので、以後、再度受信バッファ105の受信バッファ量が増大していくと(e)、クロックスレーブ103側と同様に、クロックマスタ102の受信バッファ105の受信バッファ量も、中間値(C0)にて安定するのである。
しかしながら、オーバーフローが一旦生じて同期が破綻すると、それ以後の同期は保証されるものの、このオーバーフローはネットワークのゆらぎによって発生してしまうため、いつ発生するか、想定できず、かつオーバーフローが実際に重要なデータの授受を行っている通信中に生じてしまうと、かかる重要な情報が失われてしまう問題がある。
そこで、本案は、両IP交換機の受信バッファをクリアする処理(スタートアップ処理)を通信開始直後自動的に実行することにより、重要なデータの授受を行っている通信途中で同期が破綻しない非同期同期通信網の変換装置、データ変換方法、データ変換プログラム、及び通信システムの提供を、課題とする。
上記課題を達成するために構成された本案による非同期同期通信網の変換装置、データ変換方法、データ変換プログラム、及び通信システムを用いると、夫々クロック信号に同期してデータを転送する同期通信網の同期通信装置に接続されるとともに非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網に接続される一対の変換装置(コンピュータ)は、夫々、指示された間隔にてクロックを出力するクロック部と、前記同期通信装置から受信した同期通信データを受信して、前記クロック部から供給されたクロックに応じた間隔で送出する同期通信データ受信部と、当該同期通信データ受信部から送出された同期通信データをパケット化して前記非同期通信網へ送信する送信変換部と、バッファと、前記非同期通信網から受信したパケットから同期通信データを抽出して前記バッファに蓄積す
る受信変換部と、前記クロック部から供給されたクロックに応じた間隔で前記バッファから読み出した同期通信データを前記同期通信装置へ送信する同期通信データ送信部とを有することになる。更に、一方の前記変換装置は、前記バッファ中のデータ量を監視し、通信開始後の所定タイミングにて前記バッファをクリアするスタートアップ処理を実行し、その後、前記バッファ中のデータ量が所定値に安定するように調整した間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させるバッファ・クロック制御部と、前記バッファ・クロック制御部が前記スタートアップ処理を実行したことを検出すると、スタートアップ完了通知を含むパケットを前記送信変換部から送出させるスタートアップ監視部とを備えることとなり、他方の前記変換装置は、所定の固定間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させ、スタートアップ指示に応じて前記スタートアップ処理を実行するバッファ・クロック制御部と、前記受信変換部によって受信されたパケット中に前記スタートアップ完了通知を含むパケットを検出すると、前記バッファ・クロック制御部に対して前記スタートアップ指示を行うスタートアップ完了通知検出部とを備えることとなる。
その結果、一方の変換装置のバッファ・クロック制御部が通信開始後の所定タイミングにてスタートアップ処理を実行すると、スタートアップ監視部がスタートアップ完了通知を含むパケットを送信変換部から他方の変換装置へ向けて送出される。このパケットは、他方の変換装置におけるスタートアップ完了通知検出部によって検出され、それに応じて他方の変換装置におけるバッファ・クロック制御部がスタートアップ処理を実行する。その結果、両変換装置のバッファが、ほぼ同時にクリアされる。よって、その後、一方の変換装置のバッファ・クロック制御部が、バッファ中のデータ量が所定値に安定するように調整した間隔にてクロック部から同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させる制御を実行すると、他方の変換装置のバッファ中のデータ両も、所定値に安定するようになる。そのため、多少のデータ量のゆらぎが生じても、バッファがオーバーフロー又はアンダーフローして同期が破綻することを防止することができる。
以上のように構成された本案によれば、重要なデータの授受を行っている通信途中で意図せず通信が破綻することを防止することができる。
図1は、本発明による同期非同期通信網の変換装置を用いた通信システムの説明図である。図1において、同期通信網の同期通信装置としてのレガシー機器10−1,10−2は、例えば光ファイバーで構築された同期通信網11−1を使用してデータを同期通信する同期通信装置であり、例えば音声、2MbpsMUX、ITU−T勧告V.24,X21などの多重伝送装置などの、レガシーデータ通信を行う機器が含まれる。
このレガシー機器10−1,10−2を備えた同期通信網11−1,11−2を、非同期通信網15であるルータやスイッチで構成されたIPネットワーク18に接続するため、本発明の同期非同期通信網の変換装置であるIP変換装置12−1,12−2が、レガシー機器10−1.10−2とIPネットワーク18の間に挿入接続される。
即ち本実施形態のIP変換装置12−1.12−2は、同期通信網11−1,11−2のレガシー機器10−1,10−2をレガシーネットワーク14−1,14−2を介して接続すると共に、非同期通信網15であるIPネットワーク18に、LAN16−1.16−2により接続している。またIP変換装置12−1,12−2には固有のIPアドレスが設定されている。
ここで本実施形態のIP変換装置12−1,12−2は、そのいずれか一方が予めクロックマスタに設定され、他方がクロックスレーブに設定される。図1の場合には、IP変換装置12−1がクロックマスタに設定され、IP変換装置12−2がクロックスレーブに設定されている。但し、両IP変換装置12−1,12−2の構成は全く同じである。
即ち、図2は、本実施形態によるIP変換装置12をコンピュータをベースに構成した場合におけるハードウェアを構成を示すブロック図である。この図2において、IP変換装置12を構成するコンピュータは、相互にバス48を通じて接続されたCPU36,RAM50、ROM52、レガシーインタフェース部20及びIPインタフエース部22から、構成されている。
ROM52には、BIOS、OSに加え、本実施形態の変換プログラムが格納されている。コンピュータを起動すると、RAM50のBIOSの実行により、OSがRAM52に読出し配置された後、OSの処理でROM52から本発明の変換プログラムがRAM50に読出され、CPU46により実行されることになる。
図3は、図2に示すCPU46が変換プログラムを実行した場合に各インタフェース部20,20やRAM50とともに実現される当該IP変換装置12の各機能の相関を示すブロック図である。なお、このIP変換装置12は、シーケンサーや論理回路により、図3に示す回路構成を有するものとして構成することも可能である。
図3において、本実施形態のIP変換装置12は、レガシーインタフェース部20、パケット組立部26、IPインタフェース部22、パケット分解部28、受信バッファ30、可変クロック部32及びコントロール部34を備えている。
コントロール部34はCPUによるプログラムの実行により実現される機能であり、マスター/スレーブ設定部36,受信バッファ・クロック制御部37,スタートアップ完了監視部38及びスタートアップ完了検知部39の各機能を含んでいる。
コントロール部34に含まれるマスタスレーブ設定部36は、図1の通信システムに示したように、IP変換装置12−1についてはクロックマスタとして機能すべきことを予め設定し、またIP変換装置12−2についてはクロックスレーブとして機能すべきことを予め設定している。なお、どのIP変換装置がクロックマスタ及びクロックスレーブの何れに設定されるかは、相互に通信相手となったIP変換装置12,12同士の間において、通信の都度決定される。
マスタスレーブ設定部36によりクロックマスタとして機能すべきことが設定されると、スタートアップ完了監視部38の機能が無効とされるとともにスタートアップ完了通知検出部39の機能が有効とされる。またマスタスレーブ設定部36によりクロックスレーブとして機能すべきことが設定されると、スタートアップ完了監視部38の機能が有効とされるとともにスタートアップ完了通知検出部39の機能が無効とされる。
LANインタフェース部22は、パケット組み立て部26から受け取ったパケットをIP通信網18に繋がるLANへ送出するとともに、LANから受信したパケットをパケット分解部28へ渡すインタフェースである。
パケット組立部26は、レガシーインタフェース20から受け取ったデータに、UDP/IP/MAC等のヘッダを付加することによってパケットを組み立て、LANインタフェース部22に渡す機能である。これらLANインタフェース部22及びパケット組立部
26が、送信変換部に相当する。
パケット分解部28は、LANインタフェー部22から受け取ったパケットから、UDP/IP/MAC等のヘッダを削除して、残りのデータを受信バッファ部30へ渡す機能である。これらLANインタフェース部22及びパケット分解部28が、受信変換部に相当する。
受信バッファ部30は、パケット分解部28から受信したデータを一時蓄積するバッファである。なお、この受信バッファ部30の受信バッファ量は、コントロール部34に含まれる受信バッファ・クロック制御部37の機能によって検知される。
可変クロック部(クロック部)32は、VCXO等のクロック調整機構を持ち、コントロール部34に含まれる受信バッファ・クロック制御部37の機能に従い、当該IP変換装置12がクロックマスタとして機能すべきことが設定されるていると、規格に従った一定間隔のクロックを発生してレガシーインタフェース部20に供給し、当該IP変換装置12がクロックスレーブとして機能すべきことが設定されるていると、受信バッファ・クロック制御部37によって指定された間隔のクロックを発生してレガシーインタフェース部20に供給する。
レガシーインタフェース部20は、可変クロック部32から供給されたクロックに同期した周期で、受信バッファ部30からデータを読み出して、レガシー機器へ向けて送出する(同期通信データ送信部に相当)。また、レガシーインタフェース部20は、レガシー機器から受信したデータ(同期通信データ)を、可変クロック部32から供給されたクロックに同期した周期で、パケット組立部26へ渡す(同期通信データ受信部に相当)。
コントロール部(制御部)34に含まれる受信バッファ・クロック制御部(バッファ・クロック制御部)37は、当該IP変換装置12がクロックマスタとして機能すべきことが設定されていると、可変クロック部32に対して上記一定間隔にてクロックをレガシーインタフェース20に供給させ、よって、レガシー機器10から受信した同期通信データを、IPインタフェース部22により上記一定間隔でパケット組立部26へ転送させ、パケット組立部26にて組み立てられたパケットをIPネットワーク18へ送出させるとともに、IPネットワーク18から受信した非同期通信データであるパケットをパケット分解部28で分解させて抽出されたデータを受信バッファ30に蓄積させ、上記一定間隔でレガシーインタフェース部20からレガシー機器10へ送出させる。
また、コントロール部34に含まれる受信バッファ・クロック制御部37は、当該IP変換装置12がクロックスレーブとして機能すべきことが設定されている場合、通信開始から上記受信バッファ部30の受信バッファ量が当該受信バッファ部30の容量の中間値(C0)に達するまでは、可変クロック部32に対してクロックの出力を停止させ、中間値(C0)に達すると、所定の中心周波数f0にて可変クロックを出力させ、レガシーインタフェース部20へ供給させる。但し、パケット分解部28から受信バッファ部30へ書き込まれる間隔と上記中心周波数f0がずれていると、受信バッファ量は、漸次増大するか減少する。そこで、受信バッファ・クロック制御部37は、受信バッファ部30の受信バッファ量を検知し、可変クロック部32に対して上記受信バッファ量に対して可変クロックの間隔を調整する。
即ち、図4に示すように、受信バッファ量が漸次上昇する場合、上限値(Cmax)に達すると、受信バッファ量が中間値に戻るまで可変クロックの間隔(以下、クロック周波数という)を最大値(fmax)とし、これにより受信バッファ量が中間値(C0)に戻ると、直前に受信バッファ量が上限値に達するまでに設定していたクロック周波数よりも
若干量αだけ大きいクロック周波数に変更するというサイクルを、受信バッファ量が中間値(C0)に安定するまで行う。
これに対して、図5に示すように、受信バッファ量が漸次減少する場合、下限値(Cmin)に達すると、受信バッファ量が中間値に戻るまで可変クロックの間隔(以下、クロック周波数という)を最小値(fmin)とし、これにより受信バッファ量が中間値(C0)に戻ると、直前に受信バッファ量が下限値に達するまでに設定していたクロック周波数よりも若干量αだけ小さいクロック周波数に変更するというサイクルを、受信バッファ量が中間値(C0)に安定するまで行う。
そして、受信バッファ・クロック制御部37は、このようにして可変クロックを可変クロック部32からレガシーインターフェース部20へ供給させ、よって、IPネットワーク18から受信した非同期通信データであるIPパケットがパケット分解部28によって分解されてなり、受信バッファ30に蓄積されたデータを、上記可変クロックの間隔でレガシーインタフェース部20からレガシー機器10へ送出させるとともに、レガシー機器10から受信した同期通信データを、IPインタフェース部22により上記可変クロックの間隔でパケット組立部26へ転送させ、パケット組立部26にて組み立てられたパケットをIPネットワーク18へ送出させる。
上述したところに加え、本実施形態による受信バッファ・クロック制御部37は、当該IP変換装置12がクロックスレーブとして機能すべきことが設定されている場合には、通信開始後、受信バッファ量が中間値(C0)に達した直後に、一旦受信バッファ30をクリアしてから、改めて、受信バッファ量が中間値(C0)に達するまでは可変クロックの出力を停止させ、中間値(C0)に達すると、可変クロックの出力と上述したクロック周波数調整を開始させる。このように、その直後から受信バッファ量が中間値(C0)に達するまでは可変クロックの出力を停止させ、中間値(C0)に達すると可変クロックの出力を開始させる前提として、一旦受信バッファ30をクリアする処理を、「スタートアップ」という。
クロックスレーブとして機能すべきIP変換装置12においてのみ有効とされるスタートアップ完了監視部38は、上述した如き受信バッファ・クロック制御部37によるスタートアップの実行を監視し(図6:S02)、スタートアップの実行が検出されない間は(図6:S02:No)、パケット組立部26によって組み立てられるパケットの制御データ中の「完了ステータス(図8参照)」に、スタートアップ未了示す値“0”を組み込ませる(図6:S04)。他方、スタートアップの実行が検出されると(図6:S02:Yes)、パケット組立部26によって組み立てられるパケットの制御データ中の「完了ステータス(図8参照)」に、スタートアップ完了を示す値“1”を組み込ませる。
クロックマスタとして機能すべきIP変換部12においてのみ有効とされるスタートアップ完了通知検出部39は、パケット分解部28が逐次受信するパケットの制御データ中の「完了ステータス(図8参照)」の値を監視し(図7:S11)、「完了ステータス(図8参照)」の値が“1”であるパケットを検出すると(図7:S11:Yes)、受信バッファ・クロック制御部37に対して、スタートアップを指示する(図7:S12)。
スタートアップ完了通知検出部39からスタートアップを指示された受信バッファ・クロック制御部37は、一旦受信バッファ部30をクリアし、それ以後、従前と同じく、可変クロック部32からレガシーインタフェース部20への固定クロックの供給を継続させる。
以上のように構成された本実施形態によると、クロックスレーブとして機能することを
設定されたIP変換装置12においては、受信バッファ・クロック制御部37は、通信開始後受信バッファ量が中間値(C0)に達するまでは可変クロックの出力を停止させ、中間値(C0)に達すると可変クロックの出力と上述したクロック周波数調整を開始させるが、一旦受信バッファ量が中間値(C0)を超えて可変クロックが出力されるようになると、パケットがクロックマスタ側のIP変換装置側へ送出されるようになるので(それまでは、固定データが出力される)、受信バッファ量が中間値(C0)を超えた後できるだけ早いタイミングで、スタートアップを行い、その後、通信開始後受信バッファ量が中間値(C0)に達するまでは可変クロックの出力を停止させ、中間値(C0)に達すると可変クロックの出力と上述したクロック周波数調整を再開させ、図4及び図5に示すように、受信バッファ量が中間値にて安定するまで可変クロックのクロック周波数調整を行う。
一方クロックマスタとして機能することを設定されたIP変換装置12においては、通信開始後より、受信バッファ・クロック制御部37は可変クロック部32からレガシーインタフェース部20に固定クロックを供給させるので、受信バッファ部30の受信バッファ量の変化は、図9のa,bに示すようになる。その間に、スタートアップ通知検出部39が「完了ステータス(図8参照)」の値が“1”であるパケットを検出すると、受信バッファ・クロック制御部37が、受信バッファ部30をクリア(スタートアップ)するので、その受信バッファ量は一旦最小値(Cmin)になる。その後、受信バッファ・クロック制御部37が、受信バッファ・クロック制御部37は可変クロック部32からレガシーインタフェース部20に固定クロックを供給させることにより、受信バッファ部30の受信バッファ量は、クロックスレーブから送信されてくるデータ量(データ送信の間隔)に依存して上昇する(図9のc)。しかしながら、両IP変換装置12のバッファ部30は、ほぼ同時にスタートアップされているので、クロックスレーブ側のバッファ部30が中間値にて安定するようになると、クロックマスタ側のバッファ部30も中間値にて安定するようになるのである(図9のd)。
以上に説明したように、本実施形態によると、意図せず発生するバッファオーバーフローやアンダーフローによる重要データの損失を防ぐことができ、通信の早期安定化が可能となる。
さらに、装置立ち上げ時以外においても、IP通信網18の異常等が発生し、そこから復旧した際においても、LAN回線復旧時に両IP変換装置12の受信バッファ部30の受信バッファ量がほぼ一致するようになるので、非常に安定した通信が可能となる。
また、既にデータ通信で使用されているIPパケットのヘッダ部分に完了ステータスを挿入することで、帯域を圧迫しない通信が可能となる。
実施形態による通信システムのブロック図 IP変換装置を構成するコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図 IP変換装置を動作させる各機能の相関を示すブロック図 立上げ時に受信バッファ量が増加する場合の本実施形態のクロックスレーブ同期制御を示したタイムチャート 立上げ時に受信バッファ量が減少する場合の本実施形態のクロックスレーブ同期制御を示したタイムチャート クロックスレーブ側のコントロール部の動作を示すフローチャート クロックマスタ側のコントロール部の動作を示すフローチャート IPパケットの構造を示す図 実施形態においてクロックマスタ側の受信バッファ量の変化を示すグラフ IP変換装置を接続した通信システムを示すブロック図 従来のIP変換装置における受信バッファ量の変化を示すグラフ
符号の説明
10 レガシー機器
12 IP変換装置
18 IP通信網
20 レガシーインタフェース
22 IPインタフェース部
26 パケット組立部
28 パケット分解部
30 受信バッファ部
32 可変クロック部
34 コントロール部
37 受信バッファ・クロック制御部
38 スタートアップ完了監視部
39 スタートアップ完了通知検出部
46 CPU
52 ROM

Claims (5)

  1. クロック信号に同期してデータを転送する同期通信網の同期通信装置を非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網に接続し、前記非同期通信網を経由して同期通信装置間で相互にデータを転送させる非同期同期通信網の変換装置に於いて、
    相手方の変換装置との関係でクロックマスタ又はクロックスレーブのいずれか一方を設定するマスタスレーブ設定部と、
    指示された間隔にてクロックを出力するクロック部と、
    前記同期通信装置から受信した同期通信データを受信して、前記クロック部から供給されたクロックに応じた間隔で送出する同期通信データ受信部と、
    当該同期通信データ受信部から送出された同期通信データをパケット化して前記非同期通信網へ送信する送信変換部と、
    バッファと、
    前記非同期通信網から受信したパケットから同期通信データを抽出して前記バッファに蓄積する受信変換部と、
    前記クロック部から供給されたクロックに応じた間隔で前記バッファから読み出した同期通信データを前記同期通信装置へ送信する同期通信データ送信部と、
    前記マスタスレーブ設定部によってクロックスレーブに設定された場合には、前記バッファ中のデータ量を監視し、通信開始後の所定タイミングにて前記バッファをクリアするスタートアップ処理を実行し、その後、前記バッファ中のデータ量が所定値に安定するように調整した間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させ、前記マスタスレーブ設定部によってクロックマスタに設定された場合には、所定の固定間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させ、スタートアップ指示に応じて前記スタートアップ処理を実行するバッファ・クロック制御部と、
    前記マスタスレーブ設定部によってクロックスレーブに設定された場合に有効となり、前記バッファ・クロック制御部が前記スタートアップ処理を実行したことを検出すると、スタートアップ完了通知を含むパケットを前記送信変換部から送出させるスタートアップ監視部と、
    前記マスタスレーブ設定部によってクロックマスタに設定された場合に有効となり、前記受信変換部によって受信されたパケット中に前記スタートアップ完了通知を含むパケットを検出すると、前記バッファ・クロック制御部に対して前記スタートアップ指示を行うスタートアップ完了通知検出部と
    を備えることを特徴とする非同期同期通信網の変換装置。
  2. 前記バッファ・クロック制御部は、前記マスタスレーブ設定部によってクロックスレーブに設定された場合には、通信開始から前記バッファ中のデータ量が所定値に達するまでの間は前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部へのクロックの供給を停止させ、前記データ量が所定値に達すると前記バッファ中のデータ量が所定値に安定するように調整した間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させ、前記スタートアップ処理を実行した後、再度、前記バッファ中のデータ量が所定値に達するまでの間は前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部へのクロックの供給を停止させ、前記データ量が所定値に達すると前記バッファ中のデータ量が所定値に安定するように調整した間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させる
    ことを特徴とする請求項1記載の非同期同期通信網の変換装置。
  3. 夫々、クロック信号に同期してデータを転送する同期通信網の同期通信装置に接続されているとともに、非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網を通じて相互
    に接続されている一対の変換装置からなる通信システムであって、
    前記各変換装置は、夫々、指示された間隔にてクロックを出力するクロック部と、前記同期通信装置から受信した同期通信データを受信して、前記クロック部から供給されたクロックに応じた間隔で送出する同期通信データ受信部と、当該同期通信データ受信部から送出された同期通信データをパケット化して前記非同期通信網へ送信する送信変換部と、バッファと、前記非同期通信網から受信したパケットから同期通信データを抽出して前記バッファに蓄積する受信変換部と、前記クロック部から供給されたクロックに応じた間隔で前記バッファから読み出した同期通信データを前記同期通信装置へ送信する同期通信データ送信部とを備え、更に、
    一方の前記変換装置は、前記バッファ中のデータ量を監視し、通信開始後の所定タイミングにて前記バッファをクリアするスタートアップ処理を実行し、その後、前記バッファ中のデータ量が所定値に安定するように調整した間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させるバッファ・クロック制御部と、前記バッファ・クロック制御部が前記スタートアップ処理を実行したことを検出すると、スタートアップ完了通知を含むパケットを前記送信変換部から送出させるスタートアップ監視部とを備え、
    他方の前記変換装置は、所定の固定間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させ、スタートアップ指示に応じて前記スタートアップ処理を実行するバッファ・クロック制御部と、前記受信変換部によって受信されたパケット中に前記スタートアップ完了通知を含むパケットを検出すると、前記バッファ・クロック制御部に対して前記スタートアップ指示を行うスタートアップ完了通知検出部とを備える
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 夫々、クロック信号に同期してデータを転送する同期通信網の同期通信装置に接続されており、非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網を通じて相互に接続されているとともに、夫々、指示された間隔にてクロックを出力するクロック部と、前記同期通信装置から受信した同期通信データを受信して、前記クロック部から供給されたクロックに応じた間隔で送出する同期通信データ受信部と、当該同期通信データ受信部から送出された同期通信データをパケット化して前記非同期通信網へ送信する送信変換部と、バッファと、前記非同期通信網から受信したパケットから同期通信データを抽出して前記バッファに蓄積する受信変換部と、前記クロック部から供給されたクロックに応じた間隔で前記バッファから読み出した同期通信データを前記同期通信装置へ送信する同期通信データ送信部と、前記クロック部及び前記バッファを制御する制御部とを備えた一対の変換装置からなる通信システムにおいて、前記非同期通信網を経由して同期通信装置間で相互にデータを転送させるデータ変換方法であって、
    一方の前記変換装置の制御部が、前記バッファ中のデータ量を監視しつつ、通信開始後の所定タイミングにて前記バッファをクリアするスタートアップ処理を実行するとともにスタートアップ完了通知を含むパケットを前記送信変換部から送出させ、その後、前記バッファ中のデータ量が所定値に安定するように調整した間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させ、
    他方の前記変換装置の制御部が、前記受信変換部によって受信されたパケット中に前記スタートアップ完了通知を含むパケットを検出すると前記スタートアップ処理を実行させ、その後、所定の固定間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させる
    ことを特徴とするデータ変換方法。
  5. 指示された間隔にてクロックを出力するクロック部と、前記同期通信装置から受信した同期通信データを受信して、前記クロック部から供給されたクロックに応じた間隔で送出する同期通信データ受信部と、当該同期通信データ受信部から送出された同期通信データ
    をパケット化して前記非同期通信網へ送信する送信変換部と、バッファと、前記非同期通信網から受信したパケットから同期通信データを抽出して前記バッファに蓄積する受信変換部と、前記クロック部から供給されたクロックに応じた間隔で前記バッファから読み出した同期通信データを前記同期通信装置へ送信する同期通信データ送信部とを有するコンピュータを、
    相手方の変換装置との関係でクロックマスタ又はクロックスレーブのいずれか一方を設定するマスタスレーブ設定部,
    前記マスタスレーブ設定部によってクロックスレーブに設定された場合には、前記バッファ中のデータ量を監視し、通信開始後の所定タイミングにて前記バッファをクリアするスタートアップ処理を実行し、その後、前記バッファ中のデータ量が所定値に安定するように調整した間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させ、前記マスタスレーブ設定部によってクロックマスタに設定された場合には、所定の固定間隔にて前記クロック部から前記同期通信データ受信部及び前記同期通信データ送信部に対してクロックを供給させ、スタートアップ指示に応じて前記スタートアップ処理を実行するバッファ・クロック制御部,
    前記マスタスレーブ設定部によってクロックスレーブに設定された場合に有効となり、前記バッファ・クロック制御部が前記スタートアップ処理を実行したことを検出すると、スタートアップ完了通知を含むパケットを前記送信変換部から送出させるスタートアップ監視部,及び、
    前記マスタスレーブ設定部によってクロックマスタに設定された場合に有効となり、前記受信変換部によって受信されたパケット中に前記スタートアップ完了通知を含むパケットを検出すると、前記バッファ・クロック制御部に対して前記スタートアップ指示を行うスタートアップ完了通知検出部
    として機能させるデータ変換プログラム。
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