JP2009224857A - カメラモジュール及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製作時の接着剤のはみ出し量を低減することが可能なカメラモジュール等を提供する。
【解決手段】カメラモジュールの台座3とフレキシブル基板6との接着は、台座3の下端面3fに接着剤11を塗布し、台座3をフレキシブル基板6に押し付けて行っている。その際に、接着剤11は、台座3の下端面3fよりも外側にはみ出してしまう。このようにしてはみ出た接着剤11は、端面6bで止まって構成される。これにより、接着剤11のはみ出し量δを低減することができ、カメラモジュールの製品外形寸法を小さくすることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば携帯電話機等に搭載されるカメラモジュール及び撮像装置に関し、より詳しくは、小型化に好適なカメラモジュール等に関する。
近年、携帯電話機等にもカメラシステムが搭載されるようになっている。このようなカメラシステムにおいては、マイクロレンズを用いて被写体画像をイメージセンサに結像させるカメラモジュールが広く使用されている。
携帯電話等が小型化されるに伴って、カメラモジュールのさらなる小型化が要求されている。
小型化を図り、且つ、焦点精度が高いカメラモジュールに関する技術として、特許文献1に該当する技術が従来から知られていた。
特許文献1には、レンズと、このレンズを支持する鏡筒と、レンズを介して入射された光に基づきセンサ部により撮像し、撮像信号を出力するイメージセンサチップと、窓部を有する配線基板を備えている。ここで、鏡筒は、配線基板の面上に固定されている。そして、イメージセンサチップは、センサ部が配線基板の窓部に位置するように、配線基板の鏡筒が固定された面と反対側の面において固定されるという技術が開示されている。
特開2003−51973号公報
カメラモジュールの小型化には、レンズを保持する鏡筒と撮像素子を収納する台座マウントとをワンパッケージ化して、活用されないスペースを排除することが有効である。接着剤を使用して各部品を固定する場合、小型化のために各部品間に確保された隙間を極力小さくする。従来のカメラモジュールであれば接着剤のはみ出しは隙間に入り込んでいたが、カメラモジュールの小型化に伴って隙間が小さくなってきたので、接着剤のはみ出しが問題となってきた。
本発明は、製作時の接着剤のはみ出し量を低減することが可能なカメラモジュール等を提供することを目的とする。
本発明が適用されるカメラモジュールは、入射光を電気信号に変換して出力する撮像素子と、前記撮像素子へ向かう前記入射光を透過するカバー部材と、前記撮像素子及び前記カバー部材を保持し、当該撮像素子が出力する前記電気信号が入力される基板と、前記入射光を前記撮像素子に集光させるレンズと、前記レンズを保持し、前記基板に保持される前記カバー部材を囲む側壁部を有し、当該側壁部の底面が接着剤により当該基板に接着された台座マウントと、を含み、前記台座マウントの前記側壁部は、前記底面に接続する当該側壁部の外面下側が当該側壁部の外面上側よりも前記基板の内側に位置し、前記側壁部の前記底面と前記基板との間からはみ出た接着剤が当該基板の端面で止まって構成されていることを特徴とするものである。
ここで、前記側壁部は、前記外面上側よりも前記外面下側の方が肉薄であることを特徴とすることができる。また、前記側壁部分は、当該側壁部の内面に形成されたリブを有することを特徴とすることができる。
本発明が適用されるカメラモジュールは、入射光を電気信号に変換して出力する撮像素子と、前記撮像素子へ向かう前記入射光を透過するカバー部材と、前記撮像素子及び前記カバー部材を保持し、当該撮像素子が出力する前記電気信号が入力され、所定の幅寸法を有する基板と、前記入射光を前記撮像素子に集光させるレンズと、前記レンズを保持し、前記基板の幅寸法と略同一の外形寸法で形成された側壁部を有し、当該側壁部の底面が接着剤により当該基板に接着された台座マウントと、を含み、前記台座マウントは、前記側壁部の前記底面に隣接する当該側壁部の外面部分に当該底面の面積を減少させるように形成され、当該外面部分を前記基板の幅寸法よりも小寸にする溝部を有することを特徴とするものである。
ここで、前記側壁部は、前記底面の側が当該底面と離間している側よりも肉薄であることを特徴とすることができる。また、前記側壁部は、当該側壁部の内面に形成されたリブを有することを特徴とすることができる。
また、前記側壁部は、前記側壁部の前記底面の面積を減じるように当該側壁部の角部の内面に形成された窪みを有することを特徴とすることができる。
本発明が適用される撮像装置は、入射光を電気信号に変換して出力する撮像素子と、前記撮像素子へ向かう前記入射光を透過するカバー部材と、前記撮像素子及び前記カバー部材を保持し、当該撮像素子が出力する前記電気信号が入力される基板と、前記入射光を前記撮像素子に集光させるレンズと、前記レンズを保持し、前記基板に保持される前記カバー部材の周囲を囲むための側壁部を有し、当該側壁部の底面が接着剤により当該基板に接着された台座マウントと、前記基板に接続され、当該基板から出力された電気信号を処理する信号処理部と、を含み、前記台座マウントの前記側壁部は、当該側壁部の外面上側が前記基板の端面と面一である部分を有し、前記側壁部の前記部分は、当該側壁部の前記底面に接続する外面下側が前記基板上に位置すると共に前記外面上側よりも当該基板の前記端面と離間していることを特徴とするものである。
本発明によれば、製作時の接着剤のはみ出し量を低減することが可能になる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るカメラモジュール1を示す外観斜視図であり、図2は、本実施の形態に係るカメラモジュール1の分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、カメラモジュール1は、複数枚のレンズを保持し、入射光をセンサ5上で結像するレンズユニット2と、フィルタ4とセンサ5とを収容する側壁部3e(図2参照)を有し、且つ、レンズユニット2を保持する台座3と、を備えている。また、カメラモジュール1は、外光の特定の周波数成分を除去するフィルタ4と、入射した光を電気信号に変換するセンサ5と、を備えている。更に、カメラモジュール1は、フィルタ4とセンサ5との間に配置された方形のガラスカバー7と、台座3を接着し、センサ5から出力される出力信号を外部に伝えるフレキシブル基板(FPC:Flexible Printed Circuit)6と、を備えている。なお、レンズユニット2を台座3に取り付けてなる部品を鏡筒と呼ぶことがある。
台座3は、レンズユニット2が取り付けられる円筒部3aと、フィルタ4及びセンサ5を収容保持するための矩形部3bと、が互いに一体に構成されている。また、台座3は、円筒部3aの内部空間と矩形部3bの内部空間とが互いに連続するように構成されている。また、台座3は、内面から延びて内部空間を狭めるように形成されたフランジ部3d(図3参照)を有する。
台座3の円筒部3aにおける内周面には雌ねじ3cが形成され、レンズユニット2の外周面には、この雌ねじ3cに対応する雄ねじ2cが形成されている。そして、後述するように、レンズユニット2は、台座3の円筒部3aに螺合して取り付けられる。なお、レンズ2b(図3参照)が台座3に直接取り付けられてもよい。
台座3の矩形部3bにおける円筒部3aとは反対側の端面には、側壁部3eが形成されている。この側壁部3eは、ガラスカバー7を受け入れる空間を形成するためのものであり、この空間に受け入れられたガラスカバー7は、側壁部3eに周囲を囲まれる。側壁部3eの下端には、段付けの溝部31(図3参照)が全周に形成されている。この溝部31については、後述する。
この矩形部3bの側壁部3eの下端面3fがフレキシブル基板6と接着剤11(図4参照)で固着される。これにより、側壁部3eの下端面3fが接着剤11によりフレキシブル基板6に接着した状態でフレキシブル基板6と共にセンサ5及びガラスカバー7に対して遮光する。なお、フレキシブル基板6は、柔軟性、屈曲性及び小スペース性を有する回路基板であり、一般的に、ポリエステル(PET)フィルム上に印刷又はエッチング等により回路が形成されてなる。そして、フレキシブル基板6の一端部に台座3が配置され、フレキシブル基板6の他端部にコネクタ6aが配置されている。このコネクタ6aは、フレキシブル基板6によってセンサ5と接続されており、図示しない外部機器と電気的に接続する機能を有する。
図3は、本実施の形態に係るカメラモジュール1の縦断面図である。
図3に示すように、レンズユニット2は、レンズユニット2本体のバレル(ホルダ)2aと、バレル2aに保持される2枚のレンズ2bと、を有する。バレル2aの端面には開口部2dが形成されている。レンズ2bは、外光をセンサ5の受光領域(撮像エリア)に集光させるための光学素子である。すなわち、レンズ2bは、開口部2dからの光が結像してセンサ5に入射するように所定の光学系を形成する。レンズ2bは、単一のレンズ又は複数枚のレンズ群で構成することができる。本実施の形態では、2枚のレンズ2bで構成され、レンズ2bの間に中間環2eを備えている。この中間環2eは、通過光量を制限する絞り機能を有している。また、レンズ押さえ2fが2枚のレンズ2bを押さえている。レンズユニット2は、台座3の円筒部3aにねじ込まれ、ねじ作用により結像調整が行われた後に接着剤11により台座3に固着される。
なお、バレル2aは、例えば、黒色のポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート等の遮光性のある合成樹脂により構成される。また、レンズ2bは、例えば、ポリカーボネートやオレフィン系の材料、シリコン系樹脂等の剛性樹脂やガラスにより構成される。
フィルタ4は、外光の特定の周波数成分を除去するフィルム状の部材であり、本実施の形態では、赤外線除去フィルタ(IRCF:Infrared Cut Filter)を用いている。フィルタ4は、図示しない接着剤によりフランジ部3dに取り付けられている。フィルタ4がフランジ部3dに取り付けられると、台座3の内部空間が2つに仕切られる。このフィルタ4は、センサ5の近傍に配置されており、これにより、乱反射の影響を抑制している。
センサ5は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサ(撮像素子)であり、本実施の形態では、CSP(Chip Scale Package)構造を有するセンサを用いている。センサ5は、レンズユニット2を介して受光領域に入射した光に応じて電気信号を生成し、出力する。
ガラスカバー7は、フィルタ4とセンサ5との間に配置されている。ガラスカバー7には、センサ5が取り付けられている。更に説明すると、ガラスカバー7の出射面(下面)側には、配線パターンが予め設けられている。そして、この配線パターンの電極とセンサ5とをつなぐように複数の半田バンプ8が位置している。このように、電極の位置に取り付けられた半田バンプ8により、センサ5は、ガラスカバー7に固定されると共に、ガラスカバー7の電極と電気的に接続されている。
ここで、センサ5とガラスカバー7との離間距離は、半田バンプ8の大きさによって決定される。半田バンプ8の大きさを制御することは容易であることから、センサ5とガラスカバー7との位置決めを正確に行うことが可能である。また、複数の半田バンプ8により位置決めすることから、センサ5とガラスカバー7との離間距離が平均化される。
ガラスカバー7の出射面側の電極の別の位置には、半田バンプ9が配置されている。この半田バンプ9により、ガラスカバー7とフレキシブル基板6との間の電気的な接続が確保される。この半田バンプ9は、ガラスカバー7に固定されているセンサ5とフレキシブル基板6とが互いに離間するためのスペーサとしても用いられている。
なお、フレキシブル基板6の裏面の台座3に対応する位置に補強板10が接着剤で固着されている。補強板10は、柔軟性を有するフレキシブル基板6の強度を高めるための板状部材であり、台座3の底面形状の外形とほぼ等しい大きさを有している。
ここで、側壁部3eは、フレキシブル基板6の所定幅(基板の幅寸法)W6とほぼ同じ外形寸法W3で形成されている。これについて説明すると、矩形部3aに近い側壁部3eの外面上側41は、フレキシブル基板6の端面6bと面一である。更に説明すると、矩形部3aから遠い側壁部3eの外面下側42は、フレキシブル基板6上に位置し、かつ、外面上側41よりもフレキシブル基板6の端面6bと離間している。外面下側42は、側壁部3eの下端面(側壁部の底面)3fに接続している。別の言い方をすると、外面下側42は、側壁部3eの下端面3fに隣接する側壁部3eの外面部分である。
すなわち、この側壁部3eの外面下側42には、全周に亘って溝部31が形成されている。この溝部31は、下端面3fの面積を減少させるように形成され、外面下側42をフレキシブル基板6の所定幅W6よりも小寸にしている。言い換えると、この溝部31が形成されることによって、外面下側42が外面上側41よりもフレキシブル基板6の内側に位置している。
図4に図3のP部の拡大断面図を示す。
本カメラモジュール1では、台座3は、接着剤11によってフレキシブル基板6に接着されている。台座3には、ガラスカバー7の搭載面20(図5参照)に4つのボス12が形成されている。このボス12にガラスカバー7が当接してガラスカバー7と台座3との焦点方向における位置決めが正確になされる。すなわち、ボス12とガラスカバー7とを互いに突き当て、台座3の側壁部3eとフレキシブル基板6とを接着剤11によって互いに接着して、高さ方向の正確な位置決めをしている。このとき、台座3の側壁部3eの下端面3fとフレキシブル基板6との間にはギャップgがあり、そのギャップgを接着剤11で埋めて接着する。これにより、高さ調節(光軸方向の正確な位置決め)が可能になると共に、センサ5が取り付けられたガラスカバー7は、台座3の側壁部3eとフレキシブル基板6とによって覆われる。接着剤11は、例えば紫外線硬化性や熱硬化性の接着剤である。
更に説明すると、カメラモジュール1の台座3とフレキシブル基板6との接着は、台座3の下端面3fに接着剤11を塗布し、台座3をフレキシブル基板6に押し付けて行っている。その際に、接着剤11は、台座3の下端面3fよりも外側にはみ出してしまう。このようにしてはみ出た接着剤11は、端面6bで止まって構成される。これにより、接着剤11のはみ出し量δを低減することができ、カメラモジュール1の製品外形寸法を小さくすることができる。
ボス12は底面(ガラスカバー7の搭載面20)の四辺のそれぞれに設けられ、本実施の形態では合計4つのボス12が台座3に一体成形されている。ボス12は、側壁部3eから離間して形成されている。なお、ボス12の数は4つである必要はないが、ガラスカバー7がレンズ光軸に対して垂直な状態で安定するように、3つ以上形成されることが望ましい。フィルタ4の厚み分と、フィルタ4を当該フィルタ4の搭載面13(図5参照)に固着させるための図示しない接着剤の厚み分を考慮して、当該フィルタ4の搭載面13からボス12の上面までの相対的な距離が決定され、そして、これに基づきボス12の高さが決定される。
図5は、台座3を下方から見た図である。図5のX−X'面の断面図が図3の断面図に相当する。
図3に示されるように、台座3の底面には、フィルタ4の搭載面13と、ボス12を含むガラスカバー7の搭載面20とがある。フィルタ4の搭載面13は、ボス12の内側に、段差を有して設けられている。ボス12よりも入射側に窪んで形成されており、フィルタ4の位置を規制する機能を有する。なお、台座3は、接着剤11によって発生するガスを抜くための孔部(図示省略)が形成されている。
側壁部3eの内面には、1面当たり2個の突起部(リブ)25が形成されている。この突起部25は、ガラスカバー7の側端面に接触して内面から離間させると同時に、光軸と垂直方向の正確な位置決めを行う機能を有する。そして、内面の突起部25以外の箇所は突起部25より凹んで、凹部26を形成している。
ここで、本実施の形態に係るカメラモジュール1の製造方法を説明する。
センサ5の搭載されたガラスカバー7を、裏面に補強板10が接着されたフレキシブル基板6に、半田バンプ9によって接続する。
また、台座3にレンズユニット2を装着し、フィルタ4を図示しない接着剤により接着する。
次に、台座3の側壁部3eの下端面3fに接着剤11を塗布して、フレキシブル基板6と台座3とを接着する。このとき、上述したように、側壁部3eの下端面3fとフレキシブル基板6の間のギャップgを有色の接着剤11で埋めて接着するので、遮光できる。
側壁部3eの下端面(接着面)3fへの接着剤11の塗布は、所定の厚みに調整した接着剤11の層に、台座3の側壁部3eを浸すことで塗布を行う。図6に、側壁部3eに接着剤11を塗布したときの断面図を示す。この塗布の方法では、図6に示すように、接着剤11は、側壁部3eの下端面3fの側(図6の符号17)だけでなく側壁部3eの側面の側(図6の符号16)にもはみ出す。
発明者が試作モデルで接着剤11の付着状態を測定したところ、0.3mm厚に調整した接着剤で台座3では側壁部3eの下端面3fの側(図6の符号17)で最大0.3mm、側壁部3eの側面の側(図6の符号16)で最大0.24mmとなった。
台座3の側壁部3eとガラスカバー7の側端面の隙間cに対し、接着剤11の側壁部3e側面へのはみ出し量16のほうが大きいため、台座3をガラスカバー7に搭載するとき、接着剤11の一部がガラスカバー7に乗り上げる。
図5に戻って、側壁部3eの突起部25とガラスカバー7との離間距離は寸法公差の最大値に設定してある。すなわち、突起部25が最大に出張って内部の領域がもっとも狭くなり、かつ、ガラスカバー7が最大に製作されたときでも、側壁部3eが形成する領域内にガラスカバー7が丁度入ることができる大きさに設定されている。
また、突起部25は、台座3の内底(ガラスカバー7の搭載面20)から立ち上がって(より正確には、後述する凹部21の底面から立ち上がって)、最大でガラスカバー7の厚さの半分の高さまで接触している。そして、それよりも上の高さの部分はテーパを形成している。これにより、上述した接着剤11のはみ出しによるガラスカバー7への乗り上げ量を減らすことができる。
更に、接着剤11のガラスカバー7に乗り上げた量を吸収するために、本実施の形態では、台座3に凹部21を側壁部3eに沿って設けた。このとき、凹部21はボス12から離間している。側壁部3eに突起部25が設けられているので、台座3に設けた凹部21の幅を更に広げることが可能となる。
図7に、台座3の側壁部3eの下端面3fに接着剤11を塗布したときのコーナー部(角部)での接着剤塗布の状態を示す。図7の(a)は、コーナー部に切り欠き18を設けないときの塗布の状態を示し、(b)は、コーナー部に切り欠き18を設けたときの塗布の状態を示す。図7において、接着剤11のはみ出し状態を斜線で示す。図7の(a)に示すように、台座3の側壁部3eのコーナー部では表面張力によりはみ出し幅(R部の半径)が大きくなる。コーナー部の接着剤11の付き方は直角が理想であるが、発明者が測定したところ、本カメラモジュール1では約R0.5mmであった。対策として、台座3の側壁部3eのコーナー部に切り欠き18を設けた(図7の(b)参照)。ここで、切り欠き18は、側壁部3eの下端面3fの面積を減じるように側壁部3eの角部における内面の側に形成された窪みである。本カメラモジュール1では、切り欠き幅0.3mmの切り欠き18によって、表面張力による接着剤11のはみ出し量を約R0.1mmに軽減できた。切り欠き形状は三角形や四角形であっても円形であっても構わない。
また、更に台座3の側壁部3eのコーナー部の接着剤対策として、台座3の凹部21に角の領域(C面)22を設けた。すなわち、角の領域22を設けることで、角の領域22の凹部21の溝幅を他の部分の凹部21の溝幅よりも広く形成した。これにより、表面張力により内側によりはみ出した接着剤11を吸収できた。なお、この例では、本カメラモジュール1の角の領域22はC0.2mmであるが、形状はR面でも四角でも構わない。
図5に戻って、更に、台座3とフレキシブル基板6との間の接着において、接着剤11のはみ出し対策として、台座3の側壁部3eに肉薄領域である切り欠き28を設けた。すなわち、側壁部3eの下端面3fの一部を肉薄に形成した。これにより、台座3の内部へのはみ出しを抑えることを可能とした。台座3の側壁部3eの下端面3fの切り欠き28の配置は、内側に配置しているが、他の形態としては、外側に配置したり、内側と外側に並行して配置したり、交互に配置したりしても構わない。また、切り欠き28の形状はR面でも三角や四角でも構わない。
上記実施の形態では、レンズ2bの間に通過光量を制限する絞り機能のための中間環2eを設け、それとは別に赤外波長領域の迷光を遮断する目的でフィルタ4をセンサ5の上部に配置していた。しかしながら、必ずしもこれに限定されるものではない。中間環2eの位置に、中間環2eと赤外波長領域の光を遮断する赤外カットフィルタを一体にしたものを、2枚のレンズ2bの間に実装してもよい。一体化されたものは異種材料で構成されていても同一材料で構成されていてもよい。これにより、台座3へのフィルタ4の接着が不要となり、作業の簡略化と歩留まり改善になる。また、フィルタ4を接着する必要がなくなるので、薄型化がより実現される。
また、上記実施の形態では、レンズ2bを保持するバレル2aが台座3の円筒部3aに羅合して取り付けられることで、レンズ2bが台座3に間接的に保持されていた。しかしながら、必ずしもこれに限定されるものではない。焦点精度が確保できるのであれば、台座3がレンズ2bを直接に保持するようにしてもよい。例えば、絞りを絞ったり、広角レンズを採用したりすることで、被写界深度を深くできれば、焦点精度の確保が容易となる。
更に、上記実施の形態では、台座3に形成された複数のボス12にガラスカバー7が搭載されていた。しかしながら、必ずしもこれに限定されるものではない。ガラスカバー7が台座3に直接搭載されるようにしてもよい。ガラスカバー7に乗り上げる接着剤11の量が少ないときは、凹部21に入り込むからである。
ここで、例えば、本実施の形態に係るカメラモジュール1は、カメラモジュールに係る発明(本発明)のカメラモジュールを、レンズユニット2は本発明に係るレンズを構成する。また、台座3は本発明に係る台座マウントを構成する。更に、側壁部3eは本発明に係る側壁部を、センサ5は本発明に係る撮像素子を構成する。更にまた、フレキシブル基板6は本発明に係る基板を、ガラスカバー7は本発明に係るカバー部材を構成する。更にまた、接着剤11は本発明に係る接着剤を、切り欠き18は本発明に係る窪みを構成する。
このように、本実施の形態に係るカメラモジュール1は、入射光を電気信号に変換して出力するセンサ5と、センサ5への光を入射光として透過するガラスカバー7と、センサ5及びガラスカバー7を保持し、センサ5が出力する電気信号が入力されるフレキシブル基板6と、入射光をセンサ5に集光するレンズユニット2と、レンズユニット2を保持し、側壁部3eの下端面3fが接着剤11によりフレキシブル基板6に接着された台座3とを含み、側壁部3eの下端面3fの側に溝部31を形成している。よって、側壁部3eにおける外側への接着剤11のはみ出しがフレキシブル基板6よりも突出することを防止することができる。また、側壁部3eにおける内側への接着剤11のはみ出しに起因するガラスカバー7への付着量を軽減でき、撮像エリアへの浸み出しをなくし、カメラモジュール1の製作時の接着剤11のはみ出しに起因する撮像エリア内への接着剤11の侵入を防いで製造時の不良を低減できるカメラモジュール1を提供できる。
また、本実施の形態に係るカメラモジュール1では、台座3は、ガラスカバー7が対向する面に側壁部3eに沿って形成された、角の領域22を含む凹部21を有し、角の領域22にはC面が設けられ、その溝幅は角の領域22以外の領域の溝幅よりも広く形成されている。よって、側壁部3eの下端面3fにおける接着剤11のはみ出しに起因してガラスカバー7へ付着した接着剤11は、凹部21へ入り込み撮像エリアへ浸み出さなくなる。特に、表面張力により内側によりはみ出した接着剤11を吸収できる。
更に、本実施の形態に係るカメラモジュール1では、側壁部3eの角部には、側壁部3eの下端面3fの面積を減じるように角部の内面の側に切り欠き(窪み)18が形成されている。よって、側壁部3eのコーナー部における表面張力による接着剤11のはみ出しを軽減でき、ガラスカバー7へ付着する接着剤11の量を少なくできる。
更にまた、本実施の形態に係るカメラモジュール1では、側壁部3eは、フレキシブル基板6と接着する下端面3fの一部に、切り欠き28によって肉薄の領域が形成されている。よって、台座3の内部への接着剤11のはみ出しを抑えることができる。
このように、本実施の形態に係るカメラモジュール1は、入射光を電気信号に変換して出力するするセンサ5と、センサ5への光を入射光として透過するガラスカバー7と、センサ5及びガラスカバー7を保持し、センサ5が出力する電気信号が入力されるフレキシブル基板6と、入射光をセンサ5に集光するレンズユニット2と、レンズユニット2を保持し、側壁部3eの下端面3fがフレキシブル基板6に取り付けられた台座3とを含み、台座3におけるガラスカバー7に当接する面は、側壁部3eから離間して形成されている。よって、当接する面の面精度をより確実に出せる。また、例えば、台座3の側壁部3eの下端面3fをフレキシブル基板6に接着剤11を用いて接着して取り付けるとき、接着剤11のはみ出しに起因するガラスカバー7への付着量を軽減できる。
また、本実施の形態に係るカメラモジュール1では、赤外波長領域の光を遮断し、かつ、通過光量を制限する中間環2eを更に含み、レンズ2bを2枚含み、中間環2eは、レンズユニット2の複数のレンズ2b間に保持されている。よって、フィルタ4の接着作業がなくなり、作業の簡略化と歩留改善になる。また、フィルタ4を接着する必要がなくなるので、薄型化がより実現される。
本実施の形態に係るカメラモジュール1では、ガラスカバー7の側端面と接触して内面から離間させる突起部25が形成されている。よって、ガラスカバー7は側壁部3eのいずれの内面からも離して配置されることができると同時に、光軸と垂直方向の正確な位置決めを行うことができる。これにより、側壁部3eの下端面3fにおける接着剤11のはみ出しに起因するガラスカバー7への付着量を軽減できる。また、カメラモジュール1の製作時にガラスカバー7の取り付け作業が容易になる。更に、取り付けた後、ガラスカバー7に不要なストレスがかかることが軽減される。
また、本実施の形態に係るカメラモジュール1は、ガラスカバー7の搭載面20にガラスカバー7に当接するボス12が設けられ、ボス12は凹部21から離間して形成されている。よって、接着剤11を退避させる凹部21の容量が制限されることはない。
ここで、本実施の形態についていくつかの変形例が考えられる。
図8は、本実施の形態の一変形例に係るカメラモジュールを説明する拡大断面図であり、本実施の形態の場合の図4に相当する図である。同図に示す変形例では、側壁部3eの下端に、段付けの溝部31の代わりに、テーパ形状の溝部32が全周に形成されている。
図9は、本実施の形態の他の変形例に係るカメラモジュールを説明する拡大断面図であり、本実施の形態の場合の図4に相当する図である。同図に示す変形例では、側壁部3eの下端に、段付けの溝部31の代わりに、アール形状の溝部33が全周に形成されている。
図10は、本実施の形態のまた別の変形例に係るカメラモジュールを説明する外観斜視図であり、本実施の形態の場合の図1に相当する図である。
同図に示す変形例では、側壁部3eの下端に形成された溝部31は、即壁面3eの4つの外面のうち、フレキシブル基板6の端面6bと面一である3つの面(側壁部の部分)に形成されている。すなわち、側壁部3eの全周ではなく、部分的に溝部31が形成されている。更に説明すると、フレキシブル基板6の端面6bと面一である3つの面に比べて、フレキシブル基板6を横断する方向に延びる面については、接着剤11のはみ出しの許容量が大きく、そのために、溝部31を設けていない。
(撮像装置)
続いて、本実施の形態のカメラモジュール1を搭載した撮像装置の一例としての携帯電話機100について説明する。なお、本実施の形態のカメラモジュール1は、携帯電話機100のほかに、例えば、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)に搭載されるカメラ、自動車に搭載されるカメラ又は監視カメラ等にも適用することが可能である。
図11は、携帯電話機100の構成を示したブロック図である。図11に示すように、携帯電話機100は、カメラモジュール1からの画像信号に対して画像処理を行う信号処理部の一例としての画像処理プロセッサ(ISP)101と、携帯電話機100における各種制御を行うMPU(Micro Processing Unit)102と、このMPU102にユーザからの指示を与えるための入力キー103とを備えている。また、携帯電話機100は、カメラモジュール1により撮影された被写体を映し出す液晶ディスプレイ(LCD)104を備えている。また、携帯電話機100は、携帯電話機100を制御するための各種情報等を記憶するメモリ105と、画像データを記録するメモリカード106とを備えている。
さらに、携帯電話機100は、アンテナ107を介して例えば携帯電話帯の電波を受信して、携帯電話事業者等が提供するサーバと無線通信を行うRF(Radio Frequency)部108と、通信をするための信号を生成するベースバンド部109と、通話時の音声や着信メロディ等の音を再生するオーディオコーデック部112と、オーディオコーデック部112からの信号に基づき着信鳴動音を出力するためのスピーカ110と、着信を光により通知するためLED111とを備えている。
また、カメラモジュール1は、例えばIICやSPI等のインターフェースによってMPU102との通信が行われて信号が送受信される。
携帯電話機100では、入力キー103においてデジタルカメラ使用モードが選択されると、MPU102はカメラモジュール1との通信を開始する。そして、MPU102はカメラモジュール1に制御信号を送信する。すると、カメラモジュール1のレンズユニット2を透過した被写体からの光は、カメラモジュール1のセンサ5によって電気信号に変換され、ISP101で信号処理が施される。ISP101で信号処理された画像信号は、携帯電話機100のメモリ105に一時的に保存され、LCD104にスルー画として表示される。
ところで、被写体の撮影は、入力キー103にあるシャッタボタンで行われる。シャッタボタンを押すと、MPU102は、ISP101で処理された画像データをメモリ105に保存する。MPU102には、JPEGやMPEG等の手法による圧縮解凍回路が含まれており、メモリ105に保存された画像データは、MPU102により圧縮処理されてメモリカード106に記録される。また、メモリカード106に記録された画像データをMPU102によって解凍してメモリ105に読み込み、LCD104に再度表示させることも可能である。
なお、MPU102では、入力キー103からの操作により、撮影モードの選択やホワイトバランスや露出、感度等の設定が可能である。また、ISP101で処理された画像データをメモリ105に保存する際に、デジタルズーム処理を行うことも可能である。
ここで、例えば、本実施の形態に係る携帯電話機100は撮像装置にかかる発明(本発明)の撮像装置を、ISP101は本発明に係る信号処理部を構成する。また、レンズユニット2は本発明に係るレンズを、台座3は本発明に係る台座マウントを構成する。更に、側壁部3eは本発明に係る側壁部を、センサ5は本発明に係る撮像素子を構成する。更にまた、フレキシブル基板6は本発明に係る基板を、ガラスカバー7は本発明に係るカバー部材を構成する。更にまた、接着剤11は本発明に係る接着剤を、カメラモジュール1は本発明に係るカメラモジュールを構成する。
このように、本実施の形態に係る携帯電話機100は、入射光を電気信号に変換して出力するセンサ5と、センサ5への光を入射光として透過するガラスカバー7と、センサ5及びガラスカバー7を保持し、センサ5が出力する電気信号が入力されるフレキシブル基板6と、入射光を撮像素子に集光させるレンズユニット2と、レンズユニット2を保持し、側壁部3eがフレキシブル基板6に取り付けられ、側壁部3eに沿って凹部21が形成された台座3とを含む。よって、取り付け作業が容易となり、取り付け後もガラスカバー7に加わる不要なストレスを軽減することができる。また、例えば、台座3とフレキシブル基板6とを接着剤11で接着して取り付けるとき、側壁部3eの下端面3fにおける接着剤11のはみ出しに起因するガラスカバー7への付着量を軽減でき、撮像エリアへの浸み出しをなくし、カメラモジュール1の製作時の接着剤11のはみ出しに起因する撮像エリア内への接着剤11の侵入を防いで製造時の不良を低減できる携帯電話機100を提供できる。
本実施の形態に係るカメラモジュールの外観斜視図である。 図1に示すカメラモジュールの分解斜観図である。 図1に示すカメラモジュールの縦断面図である。 図3に示すP部の拡大断面図である。 図1に示すカメラモジュールの台座を下から見た斜視図である。 図1に示すカメラモジュールの側壁部に接着剤を塗布したときの状態を示す断面図である。 図1に示すカメラモジュールの側壁部のコーナー部での接着剤塗布の状態を示す図である。 本実施の形態の一変形例に係るカメラモジュールを説明する拡大断面図である。 本実施の形態の他の変形例に係るカメラモジュールを説明する拡大断面図である。 本実施の形態のまた別の変形例に係るカメラモジュールを説明する外観斜視図である。 本実施の形態に係る携帯電話機の構成を示したブロック図である。
符号の説明
1…カメラモジュール、2…レンズユニット、2a…バレル、2b…レンズ、2c…雄ねじ、2d…開口部、2e…中間環、2f…レンズ押さえ、3…台座、3a…円筒部、3b…矩形部、3c…雌ねじ、3d…フランジ部、3e…側壁部、3f…下端面、4…フィルタ、5…センサ、6…フレキシブル基板、6a…コネクタ、6b…端面、7…ガラスカバー、8,9…半田バンプ、10…補強板、11…接着剤、12…ボス、18…切り欠き、21…凹部、22…角の領域、28…切り欠き、31,32,33…溝部、41…外面上側、42…外面下側、100…携帯電話機、101…画像処理プロセッサ、102…MPU、103…入力キー、104…液晶ディスプレイ、105…メモリ、106…メモリカード、107…アンテナ、108…RF部、109…ベースバンド部、110…スピーカ、111…LED、112…オーディオコーデック部

Claims (8)

  1. 入射光を電気信号に変換して出力する撮像素子と、
    前記撮像素子へ向かう前記入射光を透過するカバー部材と、
    前記撮像素子及び前記カバー部材を保持し、当該撮像素子が出力する前記電気信号が入力される基板と、
    前記入射光を前記撮像素子に集光させるレンズと、
    前記レンズを保持し、前記基板に保持される前記カバー部材を囲む側壁部を有し、当該側壁部の底面が接着剤により当該基板に接着された台座マウントと、
    を含み、
    前記台座マウントの前記側壁部は、前記底面に接続する当該側壁部の外面下側が当該側壁部の外面上側よりも前記基板の内側に位置し、
    前記側壁部の前記底面と前記基板との間からはみ出た接着剤が当該基板の端面で止まって構成されていることを特徴とするカメラモジュール。
  2. 前記側壁部は、前記外面上側よりも前記外面下側の方が肉薄であることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
  3. 前記側壁部は、当該側壁部の内面に形成されたリブを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラモジュール。
  4. 入射光を電気信号に変換して出力する撮像素子と、
    前記撮像素子へ向かう前記入射光を透過するカバー部材と、
    前記撮像素子及び前記カバー部材を保持し、当該撮像素子が出力する前記電気信号が入力され、所定の幅寸法を有する基板と、
    前記入射光を前記撮像素子に集光させるレンズと、
    前記レンズを保持し、前記基板の幅寸法と略同一の外形寸法で形成された側壁部を有し、当該側壁部の底面が接着剤により当該基板に接着された台座マウントと、
    を含み、
    前記台座マウントは、前記側壁部の前記底面に隣接する当該側壁部の外面部分に当該底面の面積を減少させるように形成され、当該外面部分を前記基板の幅寸法よりも小寸にする溝部を有することを特徴とするカメラモジュール。
  5. 前記側壁部は、前記底面の側が当該底面と離間している側よりも肉薄であることを特徴とする請求項4に記載のカメラモジュール。
  6. 前記側壁部は、当該側壁部の内面に形成されたリブを有することを特徴とする請求項4又は5に記載のカメラモジュール。
  7. 前記側壁部は、前記側壁部の前記底面の面積を減じるように当該側壁部の角部の内面に形成された窪みを有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のカメラモジュール。
  8. 入射光を電気信号に変換して出力する撮像素子と、
    前記撮像素子へ向かう前記入射光を透過するカバー部材と、
    前記撮像素子及び前記カバー部材を保持し、当該撮像素子が出力する前記電気信号が入力される基板と、
    前記入射光を前記撮像素子に集光させるレンズと、
    前記レンズを保持し、前記基板に保持される前記カバー部材の周囲を囲むための側壁部を有し、当該側壁部の底面が接着剤により当該基板に接着された台座マウントと、
    前記基板に接続され、当該基板から出力された電気信号を処理する信号処理部と、
    を含み、
    前記台座マウントの前記側壁部は、当該側壁部の外面上側が前記基板の端面と面一である部分を有し、
    前記側壁部の前記部分は、当該側壁部の前記底面に接続する外面下側が前記基板上に位置すると共に前記外面上側よりも当該基板の前記端面と離間していることを特徴とする撮像装置。
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