JP2009017464A - カメラモジュール及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な撮像品質を確保しつつ薄型化を実現したカメラモジュール等を提供する。
【解決手段】カメラモジュール1は、入射光を集光するレンズユニット2と、レンズユニット2から出射される光を撮像領域9aにて受けて電気信号に変換して出力するセンサ9と、センサ9が搭載され、センサ9から出力される電気信号を中継する基板11と、センサ9の撮像領域9aに対応する基板11上の領域に形成され、基板11を透過して撮像領域9aに入射する光を遮断する導体箔層12と、レンズユニット2を保持し、基板11に搭載されたセンサ9を収納する矩形部3bとを備えた台座3とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば携帯型電子機器等に搭載されるカメラモジュール等に関する。
近年、撮像機能を備えた携帯電話機器等の携帯型電子情報端末装置は、小型化、薄型化が要請され、電子機器に搭載される各種の構成部品も小型化、薄型化が要請されている。
撮像素子を薄型化する場合、レンズを介して撮像領域に入射する光の他に、撮像素子の背面にある基板側から入射する光も無視できない。例えば、カメラモジュールの背面にストロボ等の光源が取り付けられた構造の電子機器の場合、撮像素子が取り付けられた基板に描かれた回路配線パターンが撮像領域に写り込み、その結果、カメラモジュールの撮像品質に悪影響を与えることがある。
ここで、撮像素子の背面側からの漏光を遮断する遮光パターンを基板に形成するカメラモジュールに関する公報開示の技術として、例えば、以下に説明する文献が存在する。
特許文献1には、撮像素子が搭載された非金属製基板に背面から入射する漏光を遮断する遮光パターンをフレキシブルプリント基板に形成して、そのフレキシブルプリント基板を非金属製基板に取り付ける技術が開示されている。
特開2001−245217号公報(特に、請求項10)
ところで、撮像素子、或いは、撮像素子が搭載された基板が薄型化されれば、撮像素子や基板を透過して撮像素子の背面から写り込む漏光の量も多くなり、カメラモジュールの撮像品質に悪影響を与えることになる。一方、漏光の写り込みを防ぐために遮光板等の部品を新たに追加すれば、追加した部品の厚さだけカメラモジュールが厚くなり、薄型化を実現できない。
本発明が解決しようとする課題は、良好な撮像品質を確保しつつ薄型化を実現したカメラモジュール等を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明にかかるカメラモジュールは、入射光を集光するレンズと、レンズから出射される光を撮像領域にて受けて電気信号に変換して出力する撮像素子と、撮像素子が搭載され、撮像素子から出力される電気信号を中継する基板と、撮像素子の撮像領域に対応する基板上の領域に形成され、基板を透過して撮像領域に入射する光を遮断する遮光手段と、レンズを直接又は間接に保持し、基板に搭載された撮像素子を収納する撮像素子収納部を備えた台座マウントとを有することを特徴とする。
ここで、この基板は、導電体で形成された回路配線を有し、遮光手段は、回路配線を構成する導電体と同じ導電体で形成されることを特徴とすれば、製造工程を簡略化できる点で好ましい。
また、この遮光手段は、電力供給線又は接地線に接続されていることを特徴とすれば、例えば電磁ノイズの影響を少なくすることが可能となる。
ここで、この基板には、台座マウントが基板に接着されて撮像素子収納部が形成する内部空間と外部とを貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とすれば、例えば接着時に台座マウントの浮き上がりを抑制でき、接着性能を高めることができる点で優れている。
また、この基板の貫通孔は、基板の遮光手段以外の領域に形成されていることを特徴とする。
更に、この基板の貫通孔は、貫通孔を通過する光が撮像素子の撮像領域に直接入射されない位置に形成されることを特徴とする。
更にまた、この基板の貫通孔は、貫通孔を通過する光が撮像素子の撮像領域に直接入射することがない孔径を有することを特徴とする。
また、他の観点から捉えると、本発明にかかる撮像装置は、入射光を集光するレンズと、レンズから出射される光を撮像領域にて受けて電気信号に変換して出力する撮像素子と、撮像素子が搭載され、撮像素子から出力される電気信号を導電体で形成された回路配線で中継する基板と、撮像素子の撮像領域に対応する基板上の領域に基板の回路配線を構成する導電体と同じ導電体で形成され、基板と撮像素子とを透過して撮像領域に入射する光を遮断する遮光手段と、基板に直接又は間接に接続され、基板にて中継される電気信号に基づいて画像処理をする画像処理部と、レンズを直接又は間接に保持し、基板に搭載された撮像素子を収納する撮像素子収納部とを備えた台座マウントとを有することを特徴とする。
本発明によれば、例えば背面からの光の入射を抑制し良好な撮像品質を確保しつつ薄型化を実現したカメラモジュール等を提供できる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態)について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態にかかるカメラモジュール1を示す外観斜視図であり、図2は、図1に示すカメラモジュール1の分解斜視図である。
図1に示すように、カメラモジュール1は、入射光を集光するレンズ4,6(図3参照)を保持し、入射光をセンサ9(図2参照)の撮像領域9a(図2参照)上に結像するレンズユニット2と、レンズユニット2を保持する台座マウントの一例としての台座3とを備えている。そして、カメラモジュール1は、基板11上に台座3が接着されている。
図2に示すように、台座3は、レンズユニット2が取り付けられてレンズユニット2を保持する円筒部3aと、撮像素子の一例としてのセンサ9を搭載した方形のガラスカバー10を収容保持する撮像素子収納部の一例としての矩形部3bとが一体成形により形成されている。また、基板11上には、センサ9の撮像領域9aに対応する領域に遮光手段の一例としての導体箔層12が形成され、その導体箔層12の周囲の領域には貫通孔の一例としてのガス抜き孔13が形成されている。
図3は、図1に示すカメラモジュール1の縦断面図である。
図3に示すように、レンズユニット2は、レンズユニット2の本体を構成するバレル2aと、バレル2aに保持される2枚のレンズ4,6とを有する。バレル2aの端面には開口部2bが形成されている。2枚のレンズ4,6の間に中間環5が配されている。
レンズ6は、レンズ押さえ7によって押さえられている。バレル2aは、外周面に雄ねじ2cが形成されている。尚、本実施の形態では、レンズユニット2は2枚のレンズ4,6で構成されているが、レンズは1枚或いは3枚であっても良い。また、レンズ4,6は、レンズユニット2を介することなく台座3の円筒部3aに直接固定するようにしても良い。更に、レンズ6は、図示しない接着剤により接着されて固定されも良い。
台座3は、レンズユニット2が取り付けられてレンズユニット2を保持する円筒部3aと、センサ9を搭載したガラスカバー10とフィルタ8とを収容保持する矩形部3bとを有している。円筒部3aの内周面には、雌ねじ3cが形成されている。そして、バレル2aの外周面に形成された雄ねじ2cが雌ねじ3cに螺合されて、バレル2aが台座3に取り付けられる。また、台座3は、内面から延びて内部空間を狭めるように形成されたフランジ部3dを有する。台座3は、フランジ部3dに穿った孔を通じて、円筒部3aの内部空間と矩形部3bの内部空間とが連続している。
バレル2a及び台座3は、例えば、黒色の液晶ポリマー(LCP)、ポリフタルアミド樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)樹脂等の遮光性を有する合成樹脂により構成される。また、バレル2a及び台座3は、例えば、黒色のポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート等の遮光性のある合成樹脂により構成されても良い。
レンズ4,6は、外部から入射される入射光を透過してセンサ9の撮像領域(受光エリア)9aに結像させるための光学素子である。即ち、開口部2bから入射した外光がレンズ4,6によって結像されてセンサ9の撮像領域9aに入射するように所定の光学系を形成している。レンズ4,6は、光学的に透明であることが必要なため、例えば、ポリカーボネートやオレフィン系の材料、シリコン系樹脂等の剛性樹脂やガラスにより構成されることが望ましい。
中間環5は、例えば、カーボンブラックを練り込んだ延伸ポリエステル(PET)等の合成樹脂フィルム、又は、黒色塗料を焼き付けたSUS304等の薄板で構成される。中間環5は、その厚みによって2つのレンズ4,6の面間距離を一定に保つと共に、中央に穿った孔により通過光量を制限する絞り機能を有している。即ち、中間環5は、光学系の開口径を決定する光学絞り、或いは、ゴースト、フレア等の不要光を遮光する遮光絞りとして使われる。
レンズ押さえ7は、例えば、ポリカーボネート樹脂とガラス繊維とカーボンブラック等の黒色顔料の混合物から構成されている。レンズ押さえ7は、バレル2aの内側面に接着されてレンズ6をバレル2a内の所定位置に保持している。
フィルタ8は、外光の特定の波長成分を除去するフィルム状の部材又はガラス材であり、本実施の形態では、赤外線除去フィルタ(IRCF:Infrared Cut Filter)を用いている。フィルタ8は、フランジ部3dに形成された搭載面に接着されている。フィルタ8が接着されると、台座3の内部空間が2つに仕切られる。このフィルタ8は、センサ9の近傍に配置されており、フィルタ8の表面に施されたARコート(図示省略)により、乱反射の影響を抑制している。
センサ9は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子(イメージセンサ)であり、本実施の形態では、CSP(Chip Scale Package)構造を有するセンサを用いている。センサ9は、レンズユニット2を介して撮像領域9aに入射した光に応じて電気信号を生成し、出力する。
ガラスカバー10は、フィルタ8とセンサ9との間に配置される。ガラスカバー10には、センサ9の撮像領域9a側の面をガラスカバー10に向けた状態でセンサ9が取り付けられている。これにより、センサ9の撮像領域9aに埃等が直接落ちることを防いでいる。
ガラスカバー10の出射面(下面)側には、配線パターンが予め設けられている(図示省略)。そして、この配線パターンの電極とセンサ9とをつなぐように複数の半田バンプ16が位置している。電極の位置に取り付けられた半田バンプ16により、センサ9は、ガラスカバー10に固定されると共に、ガラスカバー10の電極と電気的に接続されている。
ここで、センサ9とガラスカバー10との離間距離は、半田バンプ16の大きさによって決定される。半田バンプ16の大きさを制御することは容易であることから、センサ9とガラスカバー10との位置決めを正確に行うことが可能である。また、複数の半田バンプ16により位置決めすることから、センサ9とガラスカバー10との離間距離が平均化される。
ガラスカバー10の出射面側の電極の別の位置には、半田バンプ17が配置されている。この半田バンプ17により、ガラスカバー10と基板11との間の電気的な接続が確保される。この半田バンプ17は、ガラスカバー10に固定されているセンサ9と基板11とが互いに離間するためのスペーサとしても用いられている。
基板11は、例えば、ガラス繊維とエポキシ樹脂を主剤とする絶縁性材料で構成され、表面に銅等の導体箔層12を形成し、更に導体箔層12の上に絶縁体層を被せて保護した回路基板である。本施の形態に使用する基板11は、厚さが約0.3mm以上である。尚、ポリイミド樹脂を主体とするフレキシブルプリント基板で構成されても良い。
図4は、基板11を上から見た平面図である。
図4に示すように、基板11の撮像素子側の面には、中央に導体箔層12が形成され、その導体箔層12の周囲の領域にはガス抜き孔13が形成されている。導体箔層12は、センサ9の撮像領域9aに対応する基板11上の領域に形成されている。ガス抜き孔13は、導体箔層12の周囲の位置に形成されている。
導体箔層12は、例えば、銅又は銅を含む合金等の導体をインク印刷されて形成された層であって、層厚は10〜30μmである。基板11に電気回路を形成する際に、センサ9の撮像領域9aに対応する領域にインク印刷により形成される。導体箔層12は、電力供給線又は接地線に接続されている(図示省略)。
ガス抜き孔13は、台座3の矩形部3bが形成する内部空間と外部との間で空気の流通が可能となるように、内部空間と外部とを貫通する貫通路として形成されている。より詳しく述べれば、ガス抜き孔13は、例えば、熱硬化型接着剤を用いて台座3を基板11に接着する際の気圧調整穴である。ガス抜き孔13は、上記した導体箔層12が形成される領域の周囲の位置であって、外部からガス抜き孔13を通過して入射する光が、センサ9の撮像領域9aに直接入射することのない位置に形成される。即ち、このガス抜き孔13は、ガス抜き孔13を通過して入射する光がセンサ9の撮像領域9aに直接入射することがない位置、及び、孔径を有して形成される。
ここで、本実施の形態にかかるカメラモジュール1の組み立て方法を説明する。
図2に示されるように、レンズユニット2が台座3の円筒部3aに螺合して取り付けられる。
フィルタ8が接着剤により台座3に接着される。センサ9を搭載したガラスカバー10が基板11に取り付けられる。台座3と基板11とは、接着剤により接着される。
続いて、台座3の円筒部3aにねじ込まれているレンズユニット2が結像調整(焦点合わせ)されて接着される。これにより、カメラモジュール1が完成する。
本実施の形態によれば、センサ9の撮像領域9aに対応する基板11の領域に形成された導体箔層12が、基板11を透過してセンサ9の裏面側から撮像領域9aに入射する漏光を遮断する。よって、遮光板を必要としないので、薄型化を実現できる。カメラモジュール1の裏面側から入射する漏光による撮像品質への悪影響を排除することができ、良好な撮像品質を得ることができる。特に、例えば、カメラモジュール1の背面にストロボ等の光源を配した構成の電子機器の場合、背面の配された光源に起因する撮像品質への悪影響を排除することができる。
また、導体箔層12は、インピーダンスの低い電力供給線又は接地線に接続されている。よって、導体箔層12が、電磁シールドの役割を果たすことができる。
本実施の形態によれば、カメラモジュール1の製造時に接着剤から生じるガスは、基板11に形成されたガス抜き孔13から外部に放出される。よって、台座3の矩形部3bの内部空間の気圧の上昇は回避される。これにより、内部空間の気圧上昇に起因して台座3が基板11に対して浮き上がることを防止でき、台座3を基板11の所定の位置に接着することができる。
本実施の形態によれば、ガス抜き孔13を通じて入射される光がセンサ9の撮像領域9aに直接入射することのない位置に、このガス抜き孔13は形成されている。よって、ガス抜き孔13を通じて入射される光による撮像品質への悪影響はない。故に、製造時の終了段階でガス抜き孔13を塞ぐ必要はなく、作業工程を省くことができ、カメラモジュール1の量産化と製造コストの低減を実現できる。
また、ガス抜き孔13はセンサ9の撮像領域9aの裏面に形成されるので、仮にガス抜き孔13を通じてゴミや埃等が浸入しても、センサ9の撮像領域9aの側へ到達する可能性が極めて低い。よって、良好な撮像品質を維持できる。
尚、上記実施の形態では、導体箔層12が基板11の裏面(背面)に形成されても良い。基板11の裏面から入射する光を遮断することができる。
また、上記実施の形態では、ガラスエポキシ系樹脂で構成される基板を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、フレキシブルプリント基板に適用しても良い。
(他の実施の形態)
図5は、他の実施の形態にかかるカメラモジュール20の縦断面図である。
図5に示すカメラモジュール20は、図3に示すカメラモジュール1に比して、センサ9がガラスカバー10に搭載されていない点で相違する。
図5に示すように、センサ9が基板11に半田バンプ18を介して接続される形態であっても、本発明は実施可能である。即ち、センサ9が有する撮像領域9aに対応する基板11の領域に導体箔層12を形成し、導体箔層12の周囲の位置にガス抜き孔13を形成することができる。これにより、図3に示すカメラモジュール1と同様の効果を得ることができる。
(撮像装置)
続いて、上記カメラモジュール1を搭載した撮像装置30を説明する。尚、カメラモジュール1は、撮像装置30の他に、例えば、携帯電話機やパーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)に搭載されるカメラ、自動車に搭載されるカメラ又は監視カメラ等にも適用することが可能である。
図6は、撮像装置30の構成を示したブロック図である。
図6に示すように、撮像装置30は、カメラモジュール1からの画像信号に対して画像処理を行う画像処理部の一例としての画像処理プロセッサ101と、撮像装置30における各種制御を行うMPU(Micro Processing Unit)102と、このMPU102にユーザからの指示を与えるための入力キー103とを備えている。また、撮像装置30は、カメラモジュール1により撮影された被写体を映し出す液晶ディスプレイ(LCD)104を備えている。また、撮像装置30は、撮像装置30を制御するための各種情報等を記憶するメモリ105と、画像データを記録するメモリカード106とを備えている。
撮像装置30では、入力キー103においてデジタルカメラ使用モードが選択されると、MPU102はカメラモジュール1との通信を開始する。そして、MPU102はカメラモジュール1に制御信号を送信する。被写体からの光は、カメラモジュール1のセンサ9によって電気信号に変換され、画像処理プロセッサ101で信号処理が施される。画像処理プロセッサ101で信号処理された画像信号は、撮像装置30のメモリ105に一時的に保存され、LCD104にスルー画として表示される。
被写体の撮影は、入力キー103にあるシャッタボタンで行われる。シャッタボタンを押すと、MPU102は、画像処理プロセッサ101で処理された画像データをメモリ105に保存する。MPU102には、JPEGやMPEG等の手法による圧縮解凍回路が含まれており、メモリ105に保存された画像データは、MPU102により圧縮処理されてメモリカード106に記録される。また、メモリカード106に記録された画像データをMPU102によって解凍してメモリ105に読み込み、LCD104に再度表示させることも可能である。
なお、MPU102では、入力キー103からの操作により、撮影モードの選択やホワイトバランスや露出、感度等の設定が可能である。また、画像処理プロセッサ101で処理された画像データをメモリ105に保存する際に、デジタルズーム処理を行うことも可能である。
このように、本実施の形態にかかる撮像装置30では、薄型化を実現したカメラモジュール1を採用する。よって、撮像装置30の薄型化が実現できる。また、カメラモジュール1の裏面にストロボ等の光源を配置しても、センサ9への漏光を遮断するので、良好な撮像品質を確保できる。
本実施の形態にかかるカメラモジュールの外観斜視図である。 図1に示すカメラモジュールの分解斜観図である。 図1に示すカメラモジュールの縦断面図である。 図1に示すカメラモジュールの基板を上から見た平面図である。 他の実施の形態にかかるカメラモジュールの縦断面図である。 図1に示すカメラモジュールを採用した撮像装置のブロック図である。
符号の説明
1,20…カメラモジュール(カメラモジュール)、2…レンズユニット、3…台座(台座マウント)、3a…円筒部、3b…矩形部(撮像素子収納部)、9…センサ(撮像素子)、9a…撮像領域、10…ガラスカバー、11…基板、12…導体箔層(遮光手段)、13…ガス抜き孔(貫通孔)、30…撮像装置、101…画像処理プロセッサ(画像処理部)

Claims (8)

  1. 入射光を集光するレンズと、
    前記レンズから出射される光を撮像領域にて受けて電気信号に変換して出力する撮像素子と、
    前記撮像素子が搭載され、当該撮像素子から出力される電気信号を中継する基板と、
    前記撮像素子の前記撮像領域に対応する前記基板上の領域に形成され、当該基板を透過して当該撮像領域に入射する光を遮断する遮光手段と、
    前記レンズを直接又は間接に保持し、前記基板に搭載された前記撮像素子を収納する撮像素子収納部を備えた台座マウントと
    を有することを特徴とするカメラモジュール。
  2. 前記基板は、導電体で形成された回路配線を有し、
    前記遮光手段は、前記回路配線を構成する導電体と同じ導電体で形成されることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
  3. 前記遮光手段は、電力供給線又は接地線に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
  4. 前記基板には、前記台座マウントが当該基板に接着されて前記撮像素子収納部が形成する内部空間と外部とを貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
  5. 前記基板の前記貫通孔は、当該基板の前記遮光手段以外の領域に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のカメラモジュール。
  6. 前記基板の前記貫通孔は、当該貫通孔を通過する光が前記撮像素子の前記撮像領域に直接入射されない位置に形成されることを特徴とする請求項4に記載のカメラモジュール。
  7. 前記基板の前記貫通孔は、当該貫通孔を通過する光が前記撮像素子の前記撮像領域に直接入射することがない孔径を有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のカメラモジュール。
  8. 入射光を集光するレンズと、
    前記レンズから出射される光を撮像領域にて受けて電気信号に変換して出力する撮像素子と、
    前記撮像素子が搭載され、当該撮像素子から出力される電気信号を導電体で形成された回路配線で中継する基板と、
    前記撮像素子の前記撮像領域に対応する前記基板上の領域に当該基板の前記回路配線を構成する導電体と同じ導電体で形成され、当該基板と当該撮像素子とを透過して当該撮像領域に入射する光を遮断する遮光手段と、
    前記基板に直接又は間接に接続され、当該基板にて中継される電気信号に基づいて画像処理をする画像処理部と、
    前記レンズを直接又は間接に保持し、前記基板に搭載された前記撮像素子を収納する撮像素子収納部を備えた台座マウントと
    を有することを特徴とする撮像装置。
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