JP4824461B2 - カメラモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、カメラモジュールに関するものであり、より詳しくは、レンズ、台座マウントや固体撮像素子等を備えたカメラモジュールに関する。
携帯電話等の様々な機器に、レンズや固体撮像素子を備えたカメラモジュールが搭載されるようになった。カメラモジュールにおいて、固体撮像素子は台座マウントに直接又は間接的に固定されるが、レンズとの相対的な位置によって撮影品質が大きく変化するため、正確な位置決めが必須となる。
カメラモジュールの構成例が例えば特許文献1に開示されている。この文献に開示されたカメラモジュールでは、固体撮像素子が搭載された半導体基板においてスペーサ及びカバーガラスにより当該固体撮像素子が封止され、そのカバーガラス上にレンズホルダが搭載されている。レンズホルダには、凹部が形成されており、この凹部にカバーガラスが嵌合し、接着剤により両者が固着されている。
特開2005−347397号公報
特許文献1に示される構成においては、レンズホルダの凹部の、カバーガラスと接する面は平面であるため、平坦度を高めなければ、カバーガラスとレンズホルダは正確に位置決めされず、結果として固体撮像素子とレンズの位置決めも正確でなくなり、撮影品質が大きく変化することになる。しかしながら、通常は合成樹脂より構成されるレンズホルダの平坦度を高めることは容易でないため、固体撮像素子とレンズを正確に位置決めすることができず、撮影品質を低下せしめることがあった。
また、特許文献1には開示されていないが、レンズと固体撮像素子の間には光学フィルタが設けられる場合がある。通常、この光学フィルタは、接着剤によりレンズホルダ等に固着されるが、接着剤がカバーガラス等の受光部分に付着することで撮影品質が低下するという問題もある。
さらに、固体撮像素子を構成するシリコンチップと、レンズホルダをそれぞれ基板に対して接着剤により接着固定する構成も提案されているが、この場合には接着剤ムラやシリコンチップの削りムラによって、レンズと固体撮像素子を精度良く位置決めすることは困難であった。
本発明は、かかる問題を解消するためになされたものであり、固体撮像素子とレンズの位置決め精度が高く、撮影品質の高いカメラモジュールを提供することを目的とする。
本発明にかかるカメラモジュールは、レンズを直接又は間接に保持する台座マウントと、前記台座マウントに固着され、透明性を有するカバー部材と、前記カバー部材において前記台座マウントと固着された面とは反対側の面に搭載され、前記レンズを介して入射された光が集光する撮像領域を有する固体撮像素子とを備えたカメラモジュールであって、前記台座マウントと前記カバー部材とは、前記台座マウントに形成された複数のリブによって接触し、位置決めされている。
ここで、前記固体撮像素子と前記カバー部材とは、複数の半田バンプによって固着されていることが望ましい。また、好適な実施の形態において、前記リブは、前記台座マウントの3箇所以上に設けられている。
また、前記台座マウントの、前記カバー部材を搭載する面に接着剤が入り込む凹部若しくは溝部を形成するとさらによい。前記台座マウントは、前記カバー部材を搭載する面と、この面よりも内側に設けられ光学フィルタを搭載する面とが形成されることによって光学フィルタも搭載可能となる。このとき、前記カバー部材の搭載面と前記光学フィルタの搭載面は相互に段差を有して形成され、当該カバー部材の搭載面側に当該光学フィルタの搭載面と同一面の切り欠き部を形成するとよい。
さらに、前記台座マウントは、外周リブにおいて基板に対して接着剤により固着され、前記外周リブには、当該外周リブの長手方向に対して直角な方向に複数の溝部が形成されることが望ましい。また、好適な実施の形態において、前記カバー部材はカバーガラスである。さらに、前記台座マウントと基板の間に所定ギャップが生ずるように前記カバー部材が当該基板に対して固着されていることが望ましい。
本発明によれば、固体撮像素子とレンズの位置決め精度が高く、撮影品質の高いカメラモジュールを提供することができる。
発明の実施の形態1.
図1は本発明にかかるカメラモジュールの斜視図であり、図2は当該カメラモジュールの分解斜視図である。また、図3は当該カメラモジュールの断面図である。これらの図に示されるように、本発明にかかるカメラモジュールは、レンズユニット1、台座マウント2、FPC基板3、コネクタ4、固体撮像素子5、コンデンサ6、レンズ7、光学フィルタ8、カバーガラス9、補強板10、半田ボール11を備えている。
レンズユニット1は、円筒形状を有し、その内周面に1つ以上のレンズ7が精度良く固定されている。レンズユニット1には、レンズ7の他にも光学絞りやOリングを備える場合もある。レンズユニット1の外周面には、台座マウント2に螺合するよう、ネジ切り構造を有している。レンズユニット1は、例えば、黒色のポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート等の遮光性のある合成樹脂により構成されている。
台座マウント2は、円筒形状を有し、その上方部の内周部にレンズユニット1を螺合させて搭載している。台座マウント2の下方部は、上方部に比べて外周面が広くなっており、段差部が形成されている。この例では、台座マウント2の下方部は、四角柱である。
段差部が外周面に形成された部分の内周面には、円筒の中心方向に向かって延出した延出部が設けられている。延出部は、台座マウントの側面、即ちレンズ7の光軸に対して垂直かつ一様に延出しており、レンズ7の光軸方向から観察したときに正方形の開口が設けられている。延出部の下側において、光学フィルタ8、カバーガラス9及び固体撮像素子5を収容する。
また、台座マウント2は、例えば、黒色のポリカーボネート、ポリブチレンテレフタレート等の遮光性のある合成樹脂により構成されている。
FPC(Flexible Printed Circuit)基板3は、屈曲性のある回路基板であり、一般的にポリエステル(PET)フィルム上に、印刷、またはエッチング等により回路が形成され、柔軟性、屈曲性、省スペース性を有する。
コネクタ4は、FPC基板3によって固体撮像素子5の端子と接続され、外部の機器との電気的な接続を行なう機能を有する。この例では、FPC基板3の一端部に固体撮像素子5が設けられ、他端部にコネクタ4が設けられている。
固体撮像素子5は、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化物半導体)等の撮像センサ(イメージセンサ)である。この例にかかる固体撮像素子5は、CSP(Chip Scale Package)構造を有している。レンズ7を介して撮像領域に入射した光に応じて撮像信号を生成し、出力する。この固体撮像素子5は、その電極がカバーガラス9の出射面側に形成された電極と半田バンプ等を介して電気的に接続されてカバーガラス9に固定されている。即ち、固体撮像素子5とカバーガラス9の間は、複数の半田バンプの大きさによって位置決めされている。ここで、半田バンプは、その大きさを制御することは容易であるから、当該固体撮像素子5とカバーガラス9とを正確に位置決めすることができる。そして、複数の半田バンプによって位置決めすることが可能であるため、固体撮像素子5とカバーガラス9との間の距離を平均化することができる。コンデンサ6は、FPC基板3に設けられている。
レンズ7は、外光を固体撮像素子5の撮像領域に集光させる光学素子であり、一又は複数のレンズにより構成される。レンズ7は、例えば、ポリカーボネートやオレフィン系の材料、シリコン系樹脂等の合成樹脂やガラスによって構成される。
光学フィルタ8は、外光の特定の周波数成分を除去するフィルム状の部材である。この例にかかる光学フィルタ8は、赤外線カットフィルタである。光学フィルタ8は、乱反射の影響を抑制するために、固体撮像素子5の近傍に配置することが望ましい。このため、本例にかかる光学フィルタはカバーガラス9に近接した状態で、台座マウント2に対して接着剤により固着される。
カバーガラス9は、ガラスにより構成され、透明性を有する板状のカバー部材である。カバーガラス9の入射面(上面)には、光学フィルタ8が配置され、出射面(下面)には、固体撮像素子5が搭載される。カバーガラス9の主面は、固体撮像素子5よりもより大きく、その中央部に当該固体撮像素子5が固着されている。具体的には、カバーガラス9の下面には、配線パターンが形成されており、その配線パターンの一部により構成される端子に固体撮像素子5の端子が半田バンプ等を介して電気的に接続される。また、配線パターンには、当該固体撮像素子5との接続用の端子と共に、FPC基板3と接続するための端子も設けられている。この例では、FPC基板3の端子と、カバーガラス9の端子とは半田ボール11によって接続されている。カバーガラス9は、レンズ7の光軸方向からみたときに四角形となる外形を有する。
補強板10は、柔軟性を有するFPC基板3の強度を高めるための板状部材であり、台座マウントの底面形状の外形とほぼ等しい大きさを有し、FPC基板3上の台座マウントと対応する位置に接着剤により接着される。半田ボール11は、上述したように、FPC基板3の端子と、カバーガラス9の端子を電気的に接続するために用いられる。
図4に図3のP部の拡大断面図を示す。図に示されるように台座マウント2は、FPC基板3と接着剤13によって接着されている。接着剤13は、例えば紫外線硬化性や熱硬化性の接着剤である。また、台座マウント2には、後に詳述する突き当てリブ(以下、単に「リブ」とする)21が形成されており、このリブ21とカバーガラス9とが接触してカバーガラス9と台座マウント2とが正確に位置決めされる。
図5は、台座マウント2を下方からみた図である。図5のX−X'面の断面図が図3の断面図に相当する。図5に示されるように、台座マウント2の底面には、光学フィルタ8の搭載面22と、カバーガラス9の搭載面23がある。光学フィルタ8の搭載面22は、カバーガラス9の搭載面23の内側に設けられ、段差が設けられて当該カバーガラスの搭載面23よりも入射側に窪んで形成されており、光学フィルタの位置を規制する機能を有する。なお、台座マウント2は、接着剤によって発生するガスを抜くための孔部が形成されている。
カバーガラス9の搭載面23には、複数のリブ21が設けられている。リブ21は底面23の四辺のそれぞれに設けられ、合計4つのリブ21が台座マウント2に一体形成されている。リブ21の数は4つである必要はないが、カバーガラス9がレンズ光軸に対して垂直な状態で安定するように、3つ以上形成されることが望ましい。光学フィルタ8の厚み分と、光学フィルタ8を当該光学フィルタ8の搭載面に固着させるための接着剤の厚み分を考慮して、当該光学フィルタ8の搭載面からリブ21の上面までの相対的な距離が決定され、そして、これに基づきリブ21の高さが決定される。リブ21の高さは、例えば、カバーガラス9の搭載面23から0.035mmである。
このように、本発明では、カバーガラス9を、カバーガラス9の搭載面23の全体と面接触して位置決めするのではなく、当該搭載面23に設けられたリブ21と接触して位置決めしている。ここで、台座マウント2においてカバーガラス9の搭載面23の全体に亘って平坦度を高めるよりも、リブ21の高さが一定になるように精度良く加工する方がはるかに容易であるから、カバーガラス9とリブ21とを接触させて位置決めすることでカバーガラス9と台座マウント2を正確に位置決めでき、ひいてはレンズ7と固体撮像素子5を正確に位置決めできる。これにより、カメラモジュールとしての撮像品質を高めることが可能となる。
カバーガラス9の搭載面23には、半円状の切り欠き部24が形成されている。この切り欠き部24の底面は、光学フィルタ8の搭載面22と同一面である。図6に示されるように、カバーガラス9の搭載面23の内側に位置する光学フィルタ8の搭載面22には、光学フィルタ8が接着剤により固着されるが、切り欠き部24において接着剤を塗布することができる。具体的には、光学フィルタ8を当該搭載面22に搭載した状態で、切り欠き部24に液状の接着剤を流し込む。液晶の接着剤は、毛細管現象により光学フィルタ8と当該搭載面22の間の全周に回り込む。光学フィルタ8と当該搭載面22の間に塗布された接着剤は横方向に広がるが、余分な接着剤は切り欠き部24に流れ込む。従って、このように接着剤の逃げ場として機能する切り欠き部24を設けることによって、当該接着剤が入射光の通過領域にはみ出し、光学性能を低下させるのを防止できる。
次に、本発明にかかるカメラモジュールの製造方法を説明する。まず、固体撮像素子5の搭載されたカバーガラス9を、半田ボール11によって、裏面に補強板10が接着されたFPC基板3に接続する。また、台座マウント2にレンズ7を装着し、光学フィルタ8を接着剤により接着する。次に、台座マウント2の足に接着剤13を塗布しておき、上述のFPC基板3と上述の台座マウント2とを接着する。このとき、リブ21とカバーガラス9とが当接するようにする。このようにすることによって、カバーガラス9がリブ21によって位置決めされる。また、台座マウント2の足とFPC基板3との間にはギャップが設けられる寸法関係になっており、このギャップ部分が接着剤13により接続される。従って、台座マウント2の足とFPC基板3との接着により、リブ21と固体撮像素子5の搭載されたカバーガラス9とを当接することによる位置決めが影響されることはない。なお、接着剤13による台座マウント2の足とFPC基板3との接着のみでは接着強度が足りない場合、リブ21を含めて台座マウント2の搭載面23とカバーガラス9との間を接着剤で接着しても良い。
発明の実施の形態2.
本発明の実施の形態2にかかるカメラモジュールでは、カバーガラス9と台座マウント2とは接着剤によって固定されるが、台座マウント2のリブ21の頂点においてカバーガラス9が接触した状態において両者が固着されるので、両者は接着剤の影響を受けることなく正確に位置決めされる。台座マウント2には、図7に示されるように、カバーガラス9の搭載面23に4つの凹部25を形成している。凹部25の数は、4つに限定されるものではなく、少なくとも1つあればよい。凹部25内に粘性のある接着剤を塗布した後に、台座マウント2におけるカバーガラス9の搭載面23に、カバーガラス9を載置し、紫外線や熱を加えることにより接着剤を硬化させて両者を固定する。
このように本発明の実施の形態2では、凹部25はカバーガラス9と台座マウント2の搭載面23間の接着剤の逃げ場として機能することができるため、当該接着剤が入射光の通過領域にはみ出し、光学性能を低下させるのを防止できる。
発明の実施の形態3.
本発明の実施の形態3にかかるカメラモジュールの台座マウント2では、図8に示されるように、カバーガラス9の搭載面23に4つの溝部26を形成している。溝部26は、リブ21以外の部分に設けられている。
このように本発明の実施の形態3では、発明の実施形態3における半円形上の切欠き部24の代わりに、溝部26を設けたものであり、光学フィルタと台座マウント2の搭載面23間の接着剤の逃げ場として機能することができるため、当該接着剤が入射光の通過領域にはみ出し、光学性能を低下させるのを防止できる。
発明の実施の形態4.
本発明の実施の形態4にかかるカメラモジュールの台座マウント2では、図9及び図10に示されるように、FPC基板3に固着される外周リブ27にその長手方向に対して直角な方向の溝部28を複数形成している。溝部28は、外周リブ27の全幅に亘って設けられている。外周リブ27の各辺において、複数の溝部28が形成されている。
このように本発明の実施の形態4では、溝部28を設けることによって、台座マウント2とFPC基板3の間の接着面積を増加させることができるので、接着強度を高めることができる。特に、溝部28は、外周リブ27の長手方向に対して直角な方向に設けられているため、外周リブ27の長手方向に対して平行な方向に設ける場合と比べて、当該外周リブ27の幅が狭くなった場合であっても形成が容易である。特に、カメラモジュールの小型化に伴って外周リブ27の幅がさらに狭くなってきており、本実施の形態4のように溝部を設ける効果が高いといえる。
なお、図9及び図10に示す例では、溝部28の側面は傾斜面であったが、図11に示されるように、取り付けられるFPC基板3に対して垂直(即ち、レンズ7の光軸に対して垂直)な面としてもよい。この場合には、外周リブ27は凹凸形状となる。
さらに、溝部28は円弧状に連続面から形成されていてもよく、その接着面を増加させるものであればよい。
本発明に係るカメラモジュールの斜視図である。 本発明に係るカメラモジュールの分解斜視図である。 本発明に係るカメラモジュールの断面図である。 本発明に係るカメラモジュールの一部拡大断面図である。 本発明に係るカメラモジュールの台座マウントの斜視図である。 本発明に係るカメラモジュールの台座マウントに光学フィルタを搭載した状態を示す斜視図である。 本発明に係るカメラモジュールの台座マウントの斜視図である。 本発明に係るカメラモジュールの台座マウントの斜視図である。 本発明に係るカメラモジュールの台座マウント及び基板を示す斜視図である。 本発明に係るカメラモジュールの台座マウントの斜視図である。 本発明に係るカメラモジュールの台座マウントの斜視図である。
符号の説明
1 レンズユニット
2 台座マウント
3 フレキシブルプリント基板
4 コネクタ
5 固体撮像素子
6 コンデンサ
7 レンズ
8 光学フィルタ
9 カバーガラス
10 補強板
11 半田ボール

Claims (7)

  1. レンズを直接又は間接に保持する台座マウントと、
    前記台座マウントに固着され、透明性を有するカバー部材と、
    前記カバー部材に近接した状態で前記台座マウントに固着され、外光の特定の周波数成分を除去する光学フィルタと、
    前記カバー部材において前記台座マウントと固着された面とは反対側の面に搭載され、前記レンズを介して入射された光が集光する撮像領域を有する固体撮像素子と、を備えたカメラモジュールであって、
    前記台座マウントは、前記カバー部材を搭載するカバー部材搭載面と、前記カバー部材搭載面の内側において段差を介して光入射側に窪んで形成されており前記光学フィルタを搭載する光学フィルタ搭載面と、を有し、
    前記カバー部材搭載面と光学フィルタ搭載面とは前記固体撮像素子に対向しており、かつ、前記カバー部材搭載面と前記光学フィルタ搭載面とは相互に段差を有するように形成され、
    前記カバー部材搭載面の側に前記光学フィルタ搭載面と同一面の切り欠き部が形成されており、
    さらに、前記カバー部材搭載面には複数の位置決めリブが設けられ、前記カバー部材は、前記カバー部材搭載面に形成された前記複数の位置決めリブに接触し、位置決めされている
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  2. 請求項1に記載のカメラモジュールにおいて、
    前記固体撮像素子と前記カバー部材とは、複数の半田バンプによって固着されている
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカメラモジュールにおいて、
    前記リブは、前記台座マウントの3箇所以上に設けられている
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のカメラモジュールにおいて、
    前記カバー部材搭載面に、接着剤が入り込む凹部もしくは溝部を形成した
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のカメラモジュールにおいて、
    前記台座マウントは、外周リブにおいて基板に対して接着剤により固着され、
    前記外周リブには、当該外周リブの長手方向に対して直角な方向に複数の溝部が形成されている
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のカメラモジュールにおいて、
    前記カバー部材はカバーガラスである
    ことを特徴とするカメラモジュール。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のカメラモジュールにおいて、
    前記台座マウントと基板との間に所定ギャップが生ずるように前記カバー部材が当該基板に対して固着されている
    ことを特徴とするカメラモジュール。
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