JP2009224389A - 屋外設置機器用筐体、防水通気ユニット及び通気性付与方法 - Google Patents

屋外設置機器用筐体、防水通気ユニット及び通気性付与方法 Download PDF

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Abstract

【課題】防水性を維持しながらも通気可能な屋外設置機器用筐体、該屋外設置機器用筐体に防水通気機能を付与する防水通気ユニット、及び該屋外設置機器用筐体に容易に通気性を付与する方法を提供すること。
【解決手段】機器5を収容し、屋外に設置される屋外設置機器用筐体1は、機器5を収容する第1筐体2と、筐体1内を密閉するように第1筐体2に取り付けられる第2筐体3と、筐体1に取り付けられる防水通気ユニット11と、を備える。第1筐体2は、第1筐体2と第2筐体3との間の密閉性を確認する際に使用される貫通孔2aを有する。防水通気ユニット11は、貫通孔2aに挿着される取付部と、筐体1の内部と連通する通気部と、通気部を遮蔽するように配され、通気部に対し防水性を損なうことなく通気性を付与する防水通気膜と、を有し、筐体1の内外を流通する気体が防水通気膜を通るように筐体1の外側から貫通孔2aに装着される。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器(例えば通信機器)を収容し、屋外に設置される屋外設置機器用筐体、及び該屋外設置機器用筐体に使用される防水通気ユニット、並びに該防水通気ユニットを用いて該屋外設置機器用筐体に通気性を付与する方法に関する。
屋外に設置される機器は、風雨から保護するために筐体に収容される。筐体は、機器を出し入れするための開口を有し、機器が配置される第1筐体(本体ないし胴部)と、第1筐体の開口を覆う第2筐体(扉ないし蓋)を有する。筐体内への水の浸入を防止するために、第1筐体と第2筐体との間には防水パッキンが設けられている。防水パッキンには、通常、防水パッキンの密着性、寿命及び耐侯性を高めるため、通常シリコングリス等が塗布される。
このような屋外設置機器用筐体においては、筐体内外の気圧差を防止する構造がとられることがある(例えば特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1に記載の呼吸穴構造は、屋外装置の筺体に設けられ、呼吸穴を防水通気膜で塞いでいる。該防水通気膜は、該防水通気膜の平面にほぼ平行な方向のみに開口した隆起部を備えた保護カバーによって筺体に締結されている。
特許文献2に記載の防水通気構造体は、貫通孔を有する壁体に、この壁体の貫通孔の一方側から貫入して設けられる通気孔を有する第1のリング枠体と、第1のリング枠体の通気孔の中間部において、ラビリンス構造の通気路が形成されるように設けられる水滴浸入防止部材と、壁体の貫通孔の他方側から貫入して設けられ、第1のリング枠体の通気孔に連通して取付けられる通気孔を有する第2のリング枠体と、第1のリング枠体の通気孔内に収められ、ラビリンス構造の通気路に連通する通気孔を備えた筒状部材と、この筒状部材と水滴浸入防止部材との間に設けられる防水通気フィルターとを具備する。
特開2000−294954号公報 特開2007−81976号公報
以下の分析は、本発明の観点から与えられる。
屋外設置機器用筐体は、想定以上に長期使用されたり、又は過酷な環境に設置されたりしている場合には、防水パッキンが劣化し、第1筐体と第2筐体間の密封性を維持できなくなる。また、第2筐体の開閉により、グリスが剥がれたり、グリスにゴミが付着したりした場合にも、防水パッキンは密封性を維持できなくなる。
防水パッキンの密封性が劣化している状態において、雨天時に筐体内部が外部より低圧になった際には、防水パッキンの密封性が劣化した箇所から筐体内部に水が吸い込まれてしまう。
しかしながら、屋外設置機器を連続稼動しなければならず、屋外設置機器の運転を停止できない場合には、筐体に通気機能を付す工事を実施することができない。また、防水パッキンの交換が不可能な構造である場合には、新しい防水パッキンにするためには筐体自体を交換しなければならず、これは設置機器が稼動状態にあるときに実施することができない。
特許文献1に記載の呼吸穴構造を、筐体内の設置機器が稼動状態にあるときに筐体に新たに形成する場合、保護カバーを取り付けるためのねじ穴を形成しなければならず、筐体への機械的加工が必要となる。また、特許文献1に記載の呼吸穴構造は、筐体外面に防水通気膜を平面的に押さえつけるだけであるので、密封性に不安がある。
特許文献2に記載の防水通気構造体は、(筐体の)壁体の両面から部材を取り付けなければならず、屋外設置機器が稼動状態にあるときに取り付けることは困難である。
本発明の目的は、防水性を維持しながらも通気可能な屋外設置機器用筐体、該屋外設置機器用筐体に防水通気機能を付与する防水通気ユニット、及び屋外設置機器が稼動状態にあるときであっても該屋外設置機器用筐体に容易に通気性を付与する方法を提供することである。
本発明の第1視点によれば、機器を収容し、屋外に設置される屋外設置機器用筐体を提供する。屋外設置機器用筐体は、機器を収容する第1筐体と、屋外設置機器用筐体内を密閉するように第1筐体に取り付けられる第2筐体と、屋外設置機器用筐体に取り付けられる防水通気ユニットと、を備える。第1筐体及び第2筐体のうち少なくとも一方は、第1筐体と第2筐体との間の密閉性を確認する際に使用される貫通孔を有する。防水通気ユニットは、貫通孔に挿着される取付部と、屋外設置機器用筐体の内部と連通する通気部と、通気部を遮蔽するように配され、通気部に対し防水性を損なうことなく通気性を付与する防水通気膜と、を有する。防水通気ユニットは、屋外設置機器用筐体の内外を流通する気体が防水通気膜を通るように屋外設置機器用筐体の外側から貫通孔に装着される。
本発明の第2視点によれば、機器を収容し、屋外に設置される屋外設置機器用筐体に取り付けられる防水通気ユニットを提供する。防水通気ユニットは、屋外設置機器用筐体の密封性を確認するために屋外設置機器用筐体に形成された貫通孔に挿着される取付部と、取付部を通じて屋外設置機器用筐体の内部と連通する通気部と、通気部を遮蔽するように配され、通気部に対し防水性を損なうことなく通気性を付与する防水通気膜と、を備える。防水通気ユニットは、屋外設置機器用筐体の外側から貫通孔に装着される。
本発明の第3視点によれば、機器を密閉収容し、屋外に設置される屋外設置機器用筐体に通気性を付与する方法を提供する。該方法は、屋外設置機器用筐体の密封性を確認するために屋外設置機器用筐体に形成された貫通孔に屋外設置機器用筐体を密閉するために装着されている閉止栓を、屋外設置機器用筐体の外側から取り外す工程と、貫通孔に対して防水性を損なうことなく通気性を付与する防水通気ユニットを、屋外設置機器用筐体の外側から貫通孔に装着する工程と、を含む。
本発明は、以下の効果のうち少なくとも1つを有する。
本発明によれば、屋外設置機器用筐体に予め形成されている貫通孔を利用するので、機器を停止しなくても、外部から容易に屋外設置機器用筐体に通気性を付与することができる。これにより、屋外設置機器用筐体内外の気圧差の発生による屋外設置機器用筐体内部への水の浸入を防止することができる。また、本発明によれば、工事や機械的加工が不要であり、防水通気ユニットの取り付けや交換も容易に実施することができる。
上記第1視点の好ましい形態によれば、貫通孔は雌ネジである。取付部は、通気部の一部を形成する円筒状の雄ネジである。防水通気ユニットは、貫通孔に螺合されている。
上記第1視点の好ましい形態によれば、第1筐体と第2筐体との間には、第1筐体と第2筐体との間から屋外設置機器用筐体内部への水の浸入を防止する防水パッキンが設けられている。
上記第2視点の好ましい形態によれば、防水通気ユニットは、防水通気膜が配された防水通気具と、防水通気具を屋外設置機器用筐体に装着するための取付具と、を有する。取付具は、通気部の一部となる第1通気部を形成する取付部と、防水通気具を装着するための雌型装着部と、を有する。防水通気具は、雌型装着部に装着するための雄型装着部と、防水通気具を貫通すると共に、通気部の一部となる第2通気部と、を有する。防水通気膜は、第2通気部の一部を遮蔽するように配される。防水通気具が取付具に装着された状態において、第1通気部と第2通気部とは連通している。
上記第2視点の好ましい形態によれば、防水通気具と取付具とは、防水通気具と取付具の間において通気しないように装着されている。
上記第3視点の好ましい形態によれば、通気性付与方法は、機器の運転を停止することなく実施される。
本発明の第1実施形態に係る屋外設置機器用筐体について説明する。図1に、本発明の第1実施形態に係る屋外設置機器用筐体の概略断面図を示す。屋外設置機器用筐体1は、屋外設置機器5を収容する本体ないし胴部となる第1筐体2と、屋外設置機器5を出し入れするための第1筐体2の開口を密閉するように覆うカバーないし扉となる第2筐体3と、屋外設置機器用筐体1に通気性を付与する防水通気ユニット11と、を備える。第1筐体2及び第2筐体3の少なくとも一方には、第1筐体2と第2筐体3との間から屋外設置機器用筐体1内部へ水が浸入することを防止する防水パッキン4が設けられている。これにより、屋外設置機器5は、屋外設置機器用筐体1内に密閉することができる。
また、第1筐体2及び第2筐体3の少なくとも一方には(図1においては第1筐体2に)、屋外設置機器用筐体1の密閉性を試験する際に使用される(エアリーク試験用)貫通孔2aが形成されている。例えば、貫通孔2aは、エアポンプを取り付けるためのネジ孔とすることができる。この場合、貫通孔2aにエアポンプを接続し、第1筐体2と第2筐体3を閉じた状態で屋外設置機器用筐体1内に空気を圧入して、第1筐体2と第2筐体3との間から空気漏れが無いかを確認することによって、屋外設置機器用筐体1の密閉性を確認することができる。
防水通気ユニット11は、貫通孔2aに取り付けられている。図2に、防水通気ユニットの概略断面図を示す。防水通気ユニット11は、屋外設置機器用筐体1の外側から貫通孔2aに取り付けられ、貫通孔2aに対して防水性及び通気性を付与するものである。防水通気ユニット11は、例えば、貫通孔2aを通じて通気する空気が、防水通気膜22を通過するように構成されている。防水通気膜22は、撥水性を有する多孔質膜、例えばポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂の多孔質膜を有する。防水通気膜22に形成された孔は微細であり、孔の大きさは、水は通過させないが気体は通過させる大きさであると好ましい。防水通気膜22としては、例えばゴアテックス(登録商標)を使用することができる。
一例として示す図2に示す防水通気ユニット11は、取付具12、防水通気具21、防虫用網13、キャップ14、第1封止材15、及び第2封止材16を有する。取付具12は、防水通気膜22を有する防水通気具21を屋外設置機器用筐体1に接続するものである。例えば、貫通孔2aがネジ孔(雌ネジ)である場合、取付具12は、ネジ山が形成された取付部(雄ネジ)12aを有し、貫通孔2aに脱着可能に螺合することができる。取付部12aは筒状になっており、屋外設置機器用筐体1内部と連通する第1通気部12cを有する。取付具12と屋外設置機器用筐体1との接触面には、取付具12と屋外設置機器用筐体1との間で通気せず、屋外設置機器用筐体1内外を流通する気体が第1通気部12cを通るように、取付具12と屋外設置機器用筐体1間の密閉性を付与する第1封止材(例えばOリング)15が配されている。また、取付具12は、第1通気部12cと連通する円筒状部分を有し、該円筒状部分は、防水通気具21を脱着可能に取り付けるための雌型装着部12bを形成している。好ましくは、雌型装着部12bの内面にはネジ山が形成されている。
防水通気具21は、その外面に、取付具12の雌型装着部12bに装着するための雄型装着部21aを有し、雄型装着部21aは、好ましくは、雌型装着部12bに螺合するためのネジ山を有する。防水通気具21は、防水通気具21を貫通すると共に、取付具12に装着された際に第1通気部12cと連通する(すなわち屋外設置機器用筐体1内部と連通する)第2通気部21bを有する。第2通気部21bの少なくとも一部は、防水通気膜22で遮蔽されており、貫通孔2aを通って屋外設置機器用筐体1内部と外部との間を流通する空気は防水通気膜22を通過するように構成されている。防水通気具21と取付具12との間には、防水通気具21が取付具12に装着された際に防水通気具21と取付具12との間の密閉性を付与するための第2封止材(例えばOリング)16が配されている。
防水通気具21を収容するための取付具12の開口には、防水通気具21を覆うように防虫用網13が配され、その上にキャップ14が装着されている。
次に、屋外設置機器用筐体1内に屋外設置機器5を密閉している状態において、屋外設置機器用筐体1内への防水性を維持しながらも通気性を付与する方法について説明する。図3に、通気性を付与する前の屋外設置機器用筐体の概略断面図を示す。図3に示す状態は、屋外設置機器用筐体1内に屋外設置機器5を配置し、貫通孔2aを通じてエアリーク試験を実施した後に、屋外設置機器用筐体1の外側から貫通孔2aを閉止栓31で封止した状態である。したがって、閉止栓31によって、屋外設置機器用筐体1内は密封された状態となっている。
この状態において、屋外設置機器用筐体1の外側から閉止栓31を取り外し、上述のような防水通気ユニット11を屋外設置機器用筐体1の外側から貫通孔2aに装着することにより、図1に示すような屋外設置機器用筐体1が得られ、屋外設置機器用筐体1内部への防水性を確保しながらも、屋外設置機器用筐体1に通気性を付与することができる。
本発明の方法によれば、貫通孔2aを通じて屋外設置機器用筐体1を流通する空気が必ず防水通気膜22を通過するように構成することにより、屋外設置機器用筐体1内への水の浸入を防止すると共に、屋外設置機器用筐体1内外の気圧差の発生を防止することができる。
予め屋外設置機器用筐体1に形成されている貫通孔2aを利用することにより、屋外設置機器用筐体1に容易に通気性を付与することができる。また、防水通気膜22が劣化したとしても、防水通気具22又は防水通気ユニット11自体の交換により、防水通気膜22を容易に交換することができる。
防水通気ユニット11及び防水通気具21は、屋外設置機器用筐体1の外部から機械的加工を必要とすること無く取り付けることができるので、屋外設置機器5の稼動を停止する必要がない。
さらに、防水パッキン4が劣化傾向にあっても、屋外設置機器用筐体1内外の気圧差を発生させないことにより、防水パッキン4の防水性を維持させることができる。これにより、防水パッキン4の使用可能期間を長期化させることができる。また、屋外設置機器用筐体1が、防水パッキン4が交換不可能な構造である場合には、屋外設置機器用筐体1の更新期間を長期化することができる。
屋外設置機器用筐体1の外部から作業可能であるので、屋外設置機器5が稼動状態にあっても、屋外設置機器5の稼動を停止することなく屋外設置機器用筐体1に通気性を付与することができる。
本発明の屋外設置機器用筐体、防水通気ユニット及び通気性付与方法は、上記実施形態に基づいて説明されているが、上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において、かつ本発明の基本的技術思想に基づいて、上記実施形態に対し種々の変形、変更及び改良を含むことができることはいうまでもない。また、本発明の請求の範囲の枠内において、種々の開示要素の多様な組み合わせ・置換ないし選択が可能である。
本発明のさらなる課題、目的及び展開形態は、請求の範囲を含む本発明の全開示事項からも明らかにされる。
本発明において、屋外設置機器用筐体に収容される機器は、水から保護する必要のある機器であればいずれでもよく、例えば通信機器等の電子機器に適用することができる。
本発明の第1実施形態に係る屋外設置機器用筐体の概略断面図。 本発明の第1実施形態に係る防水通気ユニットの概略断面図。 本発明の防水通気ユニットを装着する前の屋外設置機器用筐体の概略断面図。
符号の説明
1 屋外設置機器用筐体
2 第1筐体
2a 貫通孔
3 第2筐体
4 防水パッキン
5 屋外設置機器
11 防水通気ユニット
12 取付具
12a 取付部
12b 雌型装着部
12c 第1通気部
13 防虫用網
14 キャップ
15 第1封止材
16 第2封止材
21 防水通気具
21a 雄型装着部
21b 第2通気部
22 防水通気膜
31 閉止栓

Claims (8)

  1. 機器を収容し、屋外に設置される屋外設置機器用筐体であって、
    前記機器を収容する第1筐体と、
    前記屋外設置機器用筐体内を密閉するように前記第1筐体に取り付けられる第2筐体と、
    前記屋外設置機器用筐体に取り付けられる防水通気ユニットと、を備え、
    前記第1筐体及び前記第2筐体のうち少なくとも一方は、前記第1筐体と前記第2筐体との間の密閉性を確認する際に使用される貫通孔を有し、
    前記防水通気ユニットは、前記貫通孔に挿着される取付部と、前記屋外設置機器用筐体の内部と連通する通気部と、前記通気部を遮蔽するように配され、前記通気部に対し防水性を損なうことなく通気性を付与する防水通気膜と、を有し、
    前記防水通気ユニットは、前記屋外設置機器用筐体の内外を流通する気体が前記防水通気膜を通るように前記屋外設置機器用筐体の外側から前記貫通孔に装着されることを特徴とする屋外設置機器用筐体。
  2. 前記貫通孔は雌ネジであり、
    前記取付部は、前記通気部の一部を形成する円筒状の雄ネジであり、
    前記防水通気ユニットは、前記貫通孔に螺合されていることを特徴とする請求項1に記載の屋外設置機器用筐体。
  3. 前記第1筐体と前記第2筐体との間には、前記第1筐体と前記第2筐体との間から屋外設置機器用筐体内部への水の浸入を防止する防水パッキンが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の屋外設置機器用筐体。
  4. 機器を収容し、屋外に設置される屋外設置機器用筐体に取り付けられる防水通気ユニットであって、
    前記屋外設置機器用筐体の密封性を確認するために前記屋外設置機器用筐体に形成された貫通孔に挿着される取付部と、
    前記取付部を通じて前記屋外設置機器用筐体の内部と連通する通気部と、
    前記通気部を遮蔽するように配され、前記通気部に対し防水性を損なうことなく通気性を付与する防水通気膜と、を備え、
    前記屋外設置機器用筐体の外側から前記貫通孔に装着されることを特徴とする防水通気ユニット。
  5. 前記防水通気膜が配された防水通気具と、前記防水通気具を前記屋外設置機器用筐体に装着するための取付具と、を有し、
    前記取付具は、前記通気部の一部となる第1通気部を形成する前記取付部と、前記防水通気具を装着するための雌型装着部と、を有し、
    前記防水通気具は、前記雌型装着部に装着するための雄型装着部と、前記防水通気具を貫通すると共に、前記通気部の一部となる第2通気部と、を有し、
    前記防水通気膜は、前記第2通気部の一部を遮蔽するように配され、
    前記防水通気具が前記取付具に装着された状態において、前記第1通気部と前記第2通気部とは連通していることを特徴とする請求項4に記載の防水通気ユニット。
  6. 前記防水通気具と前記取付具とは、前記防水通気具と前記取付具の間において通気しないように装着されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の防水通気ユニット。
  7. 機器を密閉収容し、屋外に設置される屋外設置機器用筐体に通気性を付与する方法であって、
    前記屋外設置機器用筐体の密封性を確認するために前記屋外設置機器用筐体に形成された貫通孔に前記屋外設置機器用筐体を密閉するために装着されている閉止栓を、前記屋外設置機器用筐体の外側から取り外す工程と、
    前記貫通孔に対して防水性を損なうことなく通気性を付与する防水通気ユニットを、前記屋外設置機器用筐体の外側から前記貫通孔に装着する工程と、を含むことを特徴とする通気性付与方法。
  8. 前記機器の運転を停止することなく実施されることを特徴とする請求項7に記載の通気性付与方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014073753A (ja) * 2012-10-04 2014-04-24 Denso Corp 車両用衝突検知装置
CN109640564A (zh) * 2019-01-29 2019-04-16 东莞市建雄实业有限公司 一种功能膜嵌入式结构及其成型工艺

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