JP2009223681A - 有料道路自動料金収受方法、有料道路自動料金収受システム及び車載器 - Google Patents

有料道路自動料金収受方法、有料道路自動料金収受システム及び車載器 Download PDF

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Abstract

【課題】有料道路の料金所における従来の路側機器を用いて、車両情報のセットアップ不要にする車載器を用いた有料道路自動料金収受方法を提供する。
【解決手段】本発明の有料道路自動料金収受方法は、有料道路を走行する車両の車載器4により、料金所における路側機器3と狭域通信して、自動的に有料道路の利用料金の収受決済を処理する。車載器4は、携帯電話機5を介して車両情報を車載器固有情報通知サーバ2に送出し、車載器固有情報を入手する。車載器4は、車両が入口料金所の通行時には、車載器固有情報及び料金決済情報を路側機器3に送信して、入口通行明細情報を入手し、車両が出口料金所の通行時には、車載器固有情報、料金決済情報及び入口通行明細情報を路側機器3に送信して、利用明細情報及び出口通行明細情報を入手する。車載器4は、これらの入手した情報を携帯電話機5に送信し、携帯電話機5により処理させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、有料道路の利用料金を走行しながら無線通信にて料金所の路側アンテナと車両の車載器との間で路車間通信を行い、自動的に料金の収受決済を行う有料道路自動料金収受技術に関する。
従来の有料道路の利用料金を走行しながら、無線通信にて収受決済する有料道路自動料金の収受技術としては、ETC(Electronic Toll Collection System)がある。本ETCは、有料道路の料金所に設置した路側アンテナと車両に設置したETCカードを挿入したETC車載器との間で路車間通信を行い、自動的に料金の収受を行い、ノンストップで通行できるシステムであり、料金所で生じうる渋滞の緩和、料金所周辺の環境改善を目指したものである。
こうした自動的に料金の収受を行う料金収受サービスを利用するには、当該サービス専用のETC車載器及びETCカードを購入することになる。また、ETC車載器は、車両毎に関連付けて備え付けることになり、即ち複数の車両間での共用はできない。更に、利用にあたっては、事前にディーラ等に出向きETC車載器を設置する車両情報をETC車載器にセットアップしてもらう必要があるなど、費用及び手間がかかるものである。
そこで、携帯電話機のメモリーカードスロット部に、料金所を通過することができ、更に料金の収受処理を可能にする情報を蓄積した不揮発性のメモリーカードを挿入するようにし、これにより携帯電話機をETC車載器及びETCカード相当品として機能させるようにすることも考えられる。
この場合、ETC車載器及びETCカードを購入しなくてもすむようになる。
しかしながら、料金所を通過できるようにするためには、携帯電話機の番号を路側機器の路側アンテナに送信することが必要になるなど、従来の料金所の路側機器にない機能が要求され、従来の路側機器をそのまま使うことができない。また、メモリーカードの情報をどのようにして蓄積するかなどの蓄積の仕方について問題が生じないように、従来では、事前にメモリーカードをセットアップしておくことになる。これにより、携帯電話機のメモリーカードを車両毎に備えなければならなくなる。
また、他の車載器に関する技術としては、ETC車載器に携帯電話機との接続を可能にする接続端子を備え、本接続端子を介してETC車載器にある操作や表示の機能を携帯電話機に備わっているこれらの機能に代替させることも考えられる(例えば、特許文献1参照)。
この場合、ETC車載器は機能が少なくなった分、小型軽量化を図れることになり、また操作性も向上させることが可能になる。
しかしながら、ETC車載器は、車両側に備える必要があり、複数の車両間での共用はできないものであることには変わりなく、また事前にディーラ等に出向き、ETC車載器を設置する車両の情報をETC車載器にセットアップしてもらう必要がある。
上記に述べたとおり、これらの従来の有料道路自動料金収受技術では、従来の路側機器をそのまま使用することができず、車載器については複数の車両間での共用はできず、また事前にディーラ等において設置する車両の情報をセットアップする必要がある。
特開2001−52218号公報
上記に述べた従来の有料道路自動料金収受技術にあっては、従来の路側機器をそのまま使うことができず、車載器については複数の車両間での共用はできず、また事前にディーラ等において設置する車両の情報をセットアップする必要があるという問題がある。
ここにおいて、本発明の解決すべき主要な課題は、上記の問題を解決し、従来の路側機器をそのまま使うことができ、車載器については複数の車両間で共用でき、また事前にディーラ等において設置する車両の情報をセットアップする必要をなくした有料道路自動料金収受方法、有料道路自動料金収受システム及び車載器を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、有料道路自動料金収受方法、有料道路自動料金収受システム及び車載器を提供する。
即ち、本発明による有料道路自動料金収受方法は、有料道路を走行する車両の車載器により、料金所における路側機器と狭域通信して、自動的に該有料道路の利用料金の収受決済を処理する有料道路自動料金収受方法である。前記車載器は、前記車両内に具備される携帯電話機と相互接続され、且つ、前記携帯電話機は、所定の車両情報と関連付けられた当該車両を特定するための車載器固有情報を有する車載器固有情報通知サーバと無線通信可能であり、前記車載器の処理手順は、前記携帯電話機を介して自動車登録番号を含む車両情報を前記車載器固有情報通知サーバに送出し、前記車載器固有情報通知サーバから暗号化された前記自動車登録番号及び車種を含む車載器固有情報を入手するステップを含み、前記車両が入口料金所の通行時には、前記車載器固有情報を前記入口料金所の路側機器に送出するステップと、所定の形式の料金決済情報を前記携帯電話機から入手して、前記入口料金所の路側機器に送出するステップと、前記入口料金所の路側機器から入口情報を含む入口通行明細情報を入手するステップとを含み、前記車両が出口料金所の通行時には、前記車載器固有情報を前記出口料金所の路側機器に送出するステップと、前記料金決済情報を前記携帯電話機から入手して、前記出口料金所の路側機器に送出するステップと、前記入口通行明細情報を前記出口料金所の路側機器に送出するステップと、前記出口料金所の路側機器から前記出口料金所の利用明細情報を入手するステップと、前記携帯電話機により前記出口料金所の料金決済を処理させ、該有料道路の利用料金を前記料金決済情報に蓄積させるために、前記利用明細情報を前記携帯電話機に送信するステップと、前記出口料金所の路側機器から出口情報を含む出口通行明細情報を入手するステップと、前記携帯電話機により前記入口通行明細情報及び前記出口通行明細情報に基づく通行情報を処理させるために、前記入口通行明細情報及び前記出口通行明細情報を前記携帯電話機に送信するステップとを含むことを特徴とする。
上記に述べた方法により、従来の路側機器をそのまま使うことができ、車載器については複数の車両間で共用することができ、また事前にディーラ等において設置する車両の情報をセットアップする必要性をなくすことができる。
更に、本発明による有料道路自動料金収受システムは、有料道路を走行する車両の車載器により、料金所における路側機器と狭域通信して、自動的に該有料道路の利用料金の収受決済を処理する有料道路自動料金収受システムであって、前記車載器は、前記車両内に具備される携帯電話機と相互接続され、且つ、前記携帯電話機は、所定の車両情報と関連付けられた当該車両を特定するための車載器固有情報を有する車載器固有情報通知サーバと無線通信可能であり、前記携帯電話機は、自動車登録番号を含む車両情報を送信し、前記車載器固有情報通知サーバから返送される暗号化された前記自動車登録番号及び車種を含む車載器固有情報を受信し、前記車載器に伝える車載器固有情報入手手段と、当該有料道路の利用の料金決済に必要な所定の形式の料金決済情報を蓄積し、前記車載器から伝えられる利用明細情報に基づき料金決済を処理する料金決済処理手段と、前記車載器から取得した入口情報を含む入口通行明細情報及び出口情報を含む出口通行明細情報に基づき通行情報を処理する通行情報処理手段とを有し、前記車載器固有情報通知サーバは、自動車登録情報を蓄積する自動車登録情報データベースと、前記携帯電話機から送信された前記車両情報に基づき前記自動車登録情報データベースを検索し、前記車載器固有情報を作成し、前記携帯電話機に返送する車載器固有情報作成手段とを有し、前記車載器は、前記携帯電話機から伝えられる前記車載器固有情報を記憶する車載器固有情報記憶手段と、前記車載器固有情報を入口料金所及び出口料金所の路側機器に送信する車載器固有情報送信手段と、所定の形式の料金決済情報を前記携帯電話機から入手して、前記入口料金所及び前記出口料金所の路側機器に送信する料金決済情報送信手段と、前記入口料金所に設けられた路側機器から前記入口通行明細情報を受信し記憶する入口通行明細情報記憶手段と、前記入口通行明細情報を前記携帯電話機又は前記出口料金所の路側機器に送信する入口通行明細情報送信手段と、前記出口料金所に設けられた路側機器から出口料金所の利用明細情報を受信し、前記携帯電話機に伝える利用明細情報伝達手段と、前記出口料金所に設けられた路側機器から前記出口通行明細情報を受信し、記憶する出口通行明細情報記憶手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明による有料道路自動料金収受システムにおいて、前記車載器の前記車載器固有情報記憶手段、及び前記車載器固有情報通知サーバの前記車載器固有情報作成手段の各々は、車載器固有情報のハッシュ値を算出する手段を有することを特徴とする。
上記に述べたシステムにより、徒来の路側機器をそのまま使うことができ、車載器については複数の車両間で共用することができ、また事前にディーラ等において設置する車両の情報をセットアップする必要性をなくすことができる。
更に、本発明による車載器は、有料道路を走行する車両の車載器により、料金所における路側機器と狭域通信して、自動的に該有料道路の利用料金の収受決済を処理する有料道路自動料金収受システムに用いられる車載器であって、前記車載器は、前記車両内に具備される携帯電話機と相互接続され、且つ、前記携帯電話機は、所定の車両情報と関連付けられた当該車両を特定するための車載器固有情報を有する車載器固有情報通知サーバと無線通信可能であり、前記携帯電話機から伝えられる暗号化された自動車登録番号及び車種を含む車載器固有情報を記憶する車載器固有情報記憶手段と、前記車載器固有情報を入口料金所及び出口料金所の路側機器に送信する車載器固有情報送信手段と、前記携帯電話機から取得した料金決済情報を前記入口料金所及び前記出口料金所の路側機器に送信する料金決済情報送信手段と、前記入口料金所に設けられた路側機器から前記入口通行明細情報を受信し記憶する入口通行明細情報記憶手段と、前記入口通行明細情報を前記携帯電話機又は前記出口料金所の路側機器に送信する入口通行明細情報送信手段と、前記出口料金所に設けられた路側機器から出口料金所の利用明細情報を受信し、前記携帯電話機に伝える利用明細情報伝達手段と、前記出口料金所に設けられた路側機器から前記出口通行明細情報を受信し、記憶する出口通行明細情報記憶手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明による車載器において、前記車載器の前記車載器固有情報記憶手段、及び前記車載器固有情報通知サーバの前記車載器固有情報作成手段の各々は、車載器固有情報のハッシュ値を算出する手段を有することを特徴とする。
上記に述べた車載器により、従来の路側機器をそのまま使うことができる。また、車載器を複数の車両間で共用することができる。更に、事前にディーラ等において、設置する車両の情報をセットアップする必要性をなくすことができる。
本発明によれば、従来の路側機器をそのまま使うことができ、車載器については複数の車両間で共用することができ、また事前にディーラ等において設置する車両の情報をセットアップする必要性をなくすことができる。
また、本発明によれば、更に下記に述べる効果ないし利点がある。
第1に、エンドユーザにとっては、複数の車両を保有していても車載器を1台購入するだけですみ、出掛けるときになって乗って行く車両を替えても慌てることがなく、また、車載器に接続する携帯電話機を変えることで有料道路の料金の負担者を変えることができ、料金の支払いは、携帯電話機の持つ決済機能を利用することにより、買い物をしたときの決済と同様に行うことができる。
第2に、サービス提供者にとっては、自動的に料金の収受決済を行う車両が増えることが予想され、料金所でおきる渋滞の緩和、料金所周辺の環境改善をより一層強めることができる。
本発明による有料道路自動料金収受システムの実施例について図面を参照して説明する。
(システム構成)
図1は、本発明による有料道路自動料金収受システムの一実施例の構成を示す接続図である。同図において、本実施例の有料道路自動料金収受システムは、有料道路を走行する車両の車載器4により料金所における路側機器3(路側アンテナを有する)と路車間通信を行い、自動的に入口及び出口間における該有料道路の利用料金の収受決済を処理するシステムである。本実施例の有料道路自動料金収受システムは、公衆通信ネットワーク1、車載器固有情報通知サーバ2、路側機器3、車載器4、及び携帯電話機5から構成される。車載器固有情報通知サーバ2及び携帯電話機5は、公衆通信ネットワーク1に接続され、路側機器3と車載器4とは狭域通信(例えば、DSRC:Dedicated Short Range Communication)により接続され、車載器4と携帯電話機5とは、有線或いは無線(例えば、Bluetooth)により接続される。
公衆通信ネットワーク1は、固定ネットワーク及び移動体ネットワークを含む通信ネットワークである。
車載器固有情報通知サーバ2は、携帯電話機5から送信される自動車登録番号を含む車両情報を受信し、暗号化した自動車登録番号及び車種を含む車載器固有情報を携帯電話機5に返送するサーバである。詳細については後述する。
路側機器3は、路側アンテナを有し、有料道路の料金所に設けて車両の通行を制御する機器である。ETC路側機器と同じタイプの機器とすることができる。
車載器4は、携帯電話機5から伝えられる車載器固有情報や、携帯電話機5から取得した当該有料道路の利用の料金決済に必要な料金決済情報等の情報を路側機器3に送信し、或いは又、出口料金所に設けられた路側機器3から送信される利用明細情報を受信し、携帯電話機5に伝える車載器である。詳細については後述する。
携帯電話機5は、決済機能を有する携帯電話機であり、ユーザの操作によりユーザが利用する車両の車両情報を送信し、車載器固有情報通知サーバ2から返送される車載器固有情報を受信し、車載器4に伝えるように機能する。また、携帯電話機5は、車載器4から伝えられる出口料金所の利用明細情報により料金決済を処理し、入口通行明細情報及び出口通行明細情報に基づく通行情報を料金支払いのための所定の処理を行う機能を有する。詳細については後述する。ここで、車両情報とは、当該車両を特定する自動車登録番号を車載器固有情報通知サーバ2によって選定させるための情報である。また、携帯電話機5は、汎用の携帯電話機とすることができ、車載器に接続して自動制御されるため、ユーザが当該車両を運転中に、携帯電話機5の操作を必要とするものではない。
(システム機能)
本システムの機能として、例えばユーザがこれから乗って行く車両を決めたとき、ユーザは、車載器4と携帯電話機5とを通信可能に接続し、携帯電話機5を操作してその車両の車両情報を車載器固有情報通知サーバ2に送信し、返送されてくる車載器固有情報を車載器4に保持させる。ユーザが当該車両により有料道路を利用した際には、有料道路の料金を負担する者が所有する携帯電話機5を車載器4に接続し、料金決済を処理することができる。
(システムを構成する構成装置)
次に、上記に述べた本システムの機能を実現する構成装置について説明する。
図2は、図1のシステムにおける構成装置のうち、特に、本発明に関係する車載器固有情報通知サーバ2、車載器4及び携帯電話機5の構成例を示す図である。同図は、車載器固有情報通知サーバ2、車載器4及び携帯電話機5の機能のうち、本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
車載器固有情報通知サーバ2は、自動車登録情報データベース21と、車載器固有情報作成部22とを有する。
自動車登録情報データベース21は、自動車登録情報を蓄積しており、自動車登録番号により自動車登録情報を検索することができるデータベースである。
車載器固有情報作成部22は、携帯電話機5から送信される自動車登録番号を含む車両情報に基づき自動車登録情報データベース21を検索し、暗号化された自動車登録番号及び車種を含む有料道路通行料金算出に必要な情報となる車載器固有情報を作成し、携帯電話機5に返送する車載器固有情報作成手段を有する。尚、車載器固有情報作成手段は、車載器固有情報を作成するとともに、ハッシュ値を算出し、携帯電話機5に送出する手段を有する。
車載器4は、接続部41と、送受信部42と、制御部43と、車載器固有情報記憶部44と、料金決済情報伝達部45と、通行明細情報記憶部46と、利用明細情報伝達部47とを有する。
接続部41は、携帯電話機5との間で有線或いは無線によるデータ通信を行う機能を有する。
送受信部42は、路側機器3との間で狭域通信によりデータ通信を行う機能を有する。
制御部43は、車載器4全体の動作を制御する機能を有する。
車載器固有情報記憶部44は、制御部43との連携による携帯電話機5から伝えられる車載器固有情報を記憶する車載器固有情報記憶手段と、該車載器固有情報を、送受信部42を介して路側機器3に送信する車載器固有情報送信手段とを有する。尚、車載器固有情報記憶手段は、車載器固有情報通知サーバ2から受信した車載器固有情報からハッシュ値を算出し、該ハッシュ値と同時に受信した車載器固有情報通知サーバが算出したハッシュ値との一致を確認する手段を有し、一致しない場合には、当該車載器固有情報を記憶しないようにするか、又は送出しないようにする。
料金決済情報伝達部45は、制御部43との連携により携帯電話機5から取得した料金決済情報を、送受信部42を介して入口料金所及び出口料金所の路側機器3に送信する料金決済情報送信手段を有する。
通行明細情報記憶部46は、制御部43との連携により入口料金所に設けられた路側機器3の路側アンテナから送信される入口情報を含む入口通行明細情報を受信して記憶する入口通行明細情報記憶手段と、該入口通行明細情報を、携帯電話機5又は出口料金所の路側機器3に送信する入口通行明細情報送信手段と、また出口料金所に設けられた路側機器3の路側アンテナから送信される出口情報を含む出口通行明細情報を受信して記憶する出口通行明細情報記憶手段とを有する。
利用明細情報伝達部47は、制御部43との連携により出口料金所に設けられた路側機器3の路側アンテナから送信される出口料金所の利用明細情報を受信し、携帯電話機5に伝える利用明細情報伝達手段を有する。
携帯電話機5は、接続部51と、車載器固有情報入手部52と、料金決済処理部53と、通行情報処理部54とを有する。
接続部51は、車載器4との間で有線或いは無線によりデータ通信を行う機能を有する。
車載器固有情報入手部52は、ユーザの操作により携帯電話機5に予め格納されたユーザが利用する車両の車両情報を車載器固有情報通知サーバ2に送信し、当該車両情報に基づいて車載器固有情報通知サーバ2から返送される車載器固有情報を受信し、車載器4に伝える車載器固有情報入手手段を有する。
料金決済処理部53は、当該有料道路の利用の料金決済に必要な料金決済情報を蓄積し、車載器4から伝えられる利用明細情報に基づき料金決済を処理する料金決済処理手段を有する。
通行情報処理部54は、車載器4から取得した入口通行明細情報及び出口通行明細情報に基づき通行情報を処理する通行情報処理手段を有する。
(システムを構成する構成装置の動作)
次に、図2における車載器4の動作について説明する。
図3は、図2における車載器4の動作例を示すフローチャートである。車載器固有情報記憶部44は、携帯電話機5から車載器固有情報を受け取り(ステップA1)、記憶する(ステップA2)。
入口料金所において、車載器固有情報記憶部44は、車載器固有情報を路側機器3に送信し(ステップA3)、料金決済情報伝達部45は、料金決済情報を携帯電話機5から取得し(ステップA4)、路側機器3に送信し(ステップA5)、通行明細情報記憶部46は、路側機器3から入口通行明細情報を受信し(ステップA6)、記憶する(ステップA7)。
出口料金所において、車載器固有情報記憶部44は、車載器固有情報を路側機器3に送信し(ステップA8)、料金決済情報伝達部45は、料金決済情報を携帯電話機5から取得し(ステップA9)、路側機器3に送信し(ステップA10)、通行明細情報記憶部46は、入口通行明細情報を携帯電話機5に送信し(ステップA11)、利用明細情報伝達部47は、路側機器3から利用明細情報を受信し(ステップA12)、携帯電話機5に伝え(ステップA13)、通行明細情報記憶部46が、路側機器3から出口通行明細情報を受信し(ステップA14)、記憶する(ステップA15)。
(システム動作)
次に、本システムの動作について説明する。併せて本発明の方法について説明する。
図4は、図1におけるシステムの動作例を示すシーケンスチャートである。同図は、携帯電話機5、車載器固有情報通知サーバ2、車載器4及び路側機器3におけるシーケンスを示している。
携帯電話機5は、車両情報を車載器固有情報通知サーバ2に送信し(ステップB1)、車載器固有情報通知サーバ2は、受信した車載器固有情報を携帯電話機5に返送し(ステップB2)、携帯電話機5は、受信した車載器固有情報を車載器4に伝え(ステップB3)、車載器4は、該車載器固有情報を受け取り記憶する(ステップB4)。
入口料金所において、車載器4は、車載器固有情報を路側機器3に送信し(ステップB5)、携帯電話機5から料金決済情報を取得し(ステップB6)、該料金決済情報を路側機器3に送信し(ステップB7)、路側機器3は、入口通行明細情報を車載器4に送信し(ステップB8)、車載器4は、該入口通行明細情報を受信し、記憶する(ステップB9)。
出口料金所において、車載器4は、車載器固有情報を路側機器3に送信し(ステップB10)、携帯電話機5から料金決済情報を取得し(ステップB11)、該料金決済情報を路側機器3に送信し(ステップB12)、ステップB9で取得した入口通行明細情報を路側機器3に送信し(ステップB13)、路側機器3は、出口料金所の利用明細情報を車載器4に送信し(ステップB14)、車載器4は、路側機器3から該利用明細情報を受信し(ステップB15)、該利用明細情報を携帯電話機5に伝え(ステップB16)、携帯電話機5が料金決済を処理する(ステップB17)。
続いて、路側機器3が、出口通行明細情報を車載器4に送信し(ステップB18)、車載器4は、該出口通行明細情報を受信して記憶し(ステップB19)、携帯電話機5は、車載器4から入口通行明細情報を取得し(ステップB20)、車載器4から出口通行明細情報を取得し(ステップB21)、通行情報を処理する(ステップB22)。
上記に述べたとおり、本発明の実施例によれば、従来の路側機器をそのまま使うことができ、車載器は他の車両と共用することができ、事前にディーラ等に出向いて、設置する車両の情報をセットアップしてもらう必要性がなくなる。
尚、本発明は、図1〜図4を用いて説明した実施例に限定されるものではなく、その主旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、携帯電話機5を接続替えすることにより、有料道路の料金の負担者を変えることもできる。
上記に説明したとおり、本発明が産業上の利用が可能であることは明らかである。即ちエンドユーザにとっては、複数の車両を保有していても、車載器は1台購入するだけですみ、出掛ける時になって乗る車両を替えても慌てることがなく、また、有料道路の料金の負担者を変えることができ、サービス提供者にとっては、自動的に料金の収受決済を行う車両が増え、料金所で起こりうる渋滞の緩和、料金所周辺の環境改善をより一層強めることができる。従って、サービスの利用拡大、導入拡大が進み、システム及び関連する装置の需要が一層高まることが期待でき、路車間通信するシステムに有用である。
本発明を用いたシステムの構成例を示す接続図である。 図1のシステムにおける構成装置の構成例を示す図である。 図2における車載器の動作例を示すフローチャートである。 図1におけるシステムの動作例を示すシーケンスチャートである。
符号の説明
1 公衆通信ネットワーク
2 車載器固有情報通知サーバ
3 路側機器
4 車載器
5 携帯電話機
21 自動車登録情報データベース
22 車載器固有情報作成部
41,51 接続部
42 送受信部
43 制御部
44 車載器固有情報記憶部
45 料金決済情報伝達部
46 通行明細情報記憶部
47 利用明細情報伝達部
52 車載器固有情報入手部
53 料金決済処理部
54 通行情報処理部

Claims (5)

  1. 有料道路を走行する車両の車載器により、料金所における路側機器と狭域通信して、自動的に該有料道路の利用料金の収受決済を処理する有料道路自動料金収受方法であって、
    前記車載器は、前記車両内に具備される携帯電話機と相互接続され、且つ、前記携帯電話機は、所定の車両情報と関連付けられた当該車両を特定するための車載器固有情報を有する車載器固有情報通知サーバと無線通信可能であり、
    前記車載器の処理手順は、
    前記携帯電話機を介して自動車登録番号を含む車両情報を前記車載器固有情報通知サーバに送出し、前記車載器固有情報通知サーバから暗号化された前記自動車登録番号及び車種を含む車載器固有情報を入手するステップを含み、
    前記車両が入口料金所の通行時には、
    前記車載器固有情報を前記入口料金所の路側機器に送出するステップと、
    所定の形式の料金決済情報を前記携帯電話機から入手して、前記入口料金所の路側機器に送出するステップと、
    前記入口料金所の路側機器から入口情報を含む入口通行明細情報を入手するステップとを含み、
    前記車両が出口料金所の通行時には、
    前記車載器固有情報を前記出口料金所の路側機器に送出するステップと、
    前記料金決済情報を前記携帯電話機から入手して、前記出口料金所の路側機器に送出するステップと、
    前記入口通行明細情報を前記出口料金所の路側機器に送出するステップと、
    前記出口料金所の路側機器から前記出口料金所の利用明細情報を入手するステップと、
    前記携帯電話機により前記出口料金所の料金決済を処理させ、該有料道路の利用料金を前記料金決済情報に蓄積させるために、前記利用明細情報を前記携帯電話機に送信するステップと、
    前記出口料金所の路側機器から出口情報を含む出口通行明細情報を入手するステップと、
    前記携帯電話機により前記入口通行明細情報及び前記出口通行明細情報に基づく通行情報を処理させるために、前記入口通行明細情報及び前記出口通行明細情報を前記携帯電話機に送信するステップと、
    を含むことを特徴とする有料道路自動料金収受方法。
  2. 有料道路を走行する車両の車載器により、料金所における路側機器と狭域通信して、自動的に該有料道路の利用料金の収受決済を処理する有料道路自動料金収受システムであって、
    前記車載器は、前記車両内に具備される携帯電話機と相互接続され、且つ、前記携帯電話機は、所定の車両情報と関連付けられた当該車両を特定するための車載器固有情報を有する車載器固有情報通知サーバと無線通信可能であり、
    前記携帯電話機は、
    自動車登録番号を含む車両情報を送信し、前記車載器固有情報通知サーバから返送される暗号化された前記自動車登録番号及び車種を含む車載器固有情報を受信し、前記車載器に伝える車載器固有情報入手手段と、
    当該有料道路の利用の料金決済に必要な所定の形式の料金決済情報を蓄積し、前記車載器から伝えられる利用明細情報に基づき料金決済を処理する料金決済処理手段と、
    前記車載器から取得した入口情報を含む入口通行明細情報及び出口情報を含む出口通行明細情報に基づき通行情報を処理する通行情報処理手段とを有し、
    前記車載器固有情報通知サーバは、
    自動車登録情報を蓄積する自動車登録情報データベースと、
    前記携帯電話機から送信された前記車両情報に基づき前記自動車登録情報データベースを検索し、前記車載器固有情報を作成し、前記携帯電話機に返送する車載器固有情報作成手段とを有し、
    前記車載器は、
    前記携帯電話機から伝えられる前記車載器固有情報を記憶する車載器固有情報記憶手段と、
    前記車載器固有情報を入口料金所及び出口料金所の路側機器に送信する車載器固有情報送信手段と、
    所定の形式の料金決済情報を前記携帯電話機から入手して、前記入口料金所及び前記出口料金所の路側機器に送信する料金決済情報送信手段と、
    前記入口料金所に設けられた路側機器から前記入口通行明細情報を受信し記憶する入口通行明細情報記憶手段と、
    前記入口通行明細情報を前記携帯電話機又は前記出口料金所の路側機器に送信する入口通行明細情報送信手段と、
    前記出口料金所に設けられた路側機器から出口料金所の利用明細情報を受信し、前記携帯電話機に伝える利用明細情報伝達手段と、
    前記出口料金所に設けられた路側機器から前記出口通行明細情報を受信し、記憶する出口通行明細情報記憶手段と、
    を有することを特徴とする有料道路自動料金収受システム。
  3. 請求項2に記載の有料道路自動料金収受システムにおいて、前記車載器の前記車載器固有情報記憶手段、及び前記車載器固有情報通知サーバの前記車載器固有情報作成手段の各々は、車載器固有情報のハッシュ値を算出する手段を有することを特徴とする有料道路自動料金収受システム。
  4. 有料道路を走行する車両の車載器により、料金所における路側機器と狭域通信して、自動的に該有料道路の利用料金の収受決済を処理する有料道路自動料金収受システムに用いられる前記車載器であって、
    前記車載器は、前記車両内に具備される携帯電話機と相互接続され、且つ、前記携帯電話機は、所定の車両情報と関連付けられた当該車両を特定するための車載器固有情報を有する車載器固有情報通知サーバと無線通信可能であり、
    前記携帯電話機から伝えられる暗号化された自動車登録番号及び車種を含む車載器固有情報を記憶する車載器固有情報記憶手段と、
    前記車載器固有情報を入口料金所及び出口料金所の路側機器に送信する車載器固有情報送信手段と、
    前記携帯電話機から取得した料金決済情報を前記入口料金所及び前記出口料金所の路側機器に送信する料金決済情報送信手段と、
    前記入口料金所に設けられた路側機器から前記入口通行明細情報を受信し記憶する入口通行明細情報記憶手段と、
    前記入口通行明細情報を前記携帯電話機又は前記出口料金所の路側機器に送信する入口通行明細情報送信手段と、
    前記出口料金所に設けられた路側機器から出口料金所の利用明細情報を受信し、前記携帯電話機に伝える利用明細情報伝達手段と、
    前記出口料金所に設けられた路側機器から前記出口通行明細情報を受信し、記憶する出口通行明細情報記憶手段と、
    を有することを特徴とする車載器。
  5. 請求項4に記載の車載器において、前記車載器の前記車載器固有情報記憶手段、及び前記車載器固有情報通知サーバの前記車載器固有情報作成手段の各々は、車載器固有情報のハッシュ値を算出する手段を有することを特徴とする車載器。
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CN107248307A (zh) * 2017-01-19 2017-10-13 刘涛 一种车位管理系统

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