JP2009223427A - 半導体システム及びその起動方法 - Google Patents
半導体システム及びその起動方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009223427A JP2009223427A JP2008064701A JP2008064701A JP2009223427A JP 2009223427 A JP2009223427 A JP 2009223427A JP 2008064701 A JP2008064701 A JP 2008064701A JP 2008064701 A JP2008064701 A JP 2008064701A JP 2009223427 A JP2009223427 A JP 2009223427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- activation
- semiconductor
- power supply
- signal
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Power Sources (AREA)
Abstract
【解決手段】半導体システム1は、第1〜第n半導体チップ21〜2nと、第1〜第n半導体チップ21〜2nの各々と1つずつ組になる第1〜第n起動制御装置31〜3nと、を備えている。第1起動制御装置31は、電源電圧VDDが所定値以上になると、第1半導体チップ21の起動処理を行い、起動完了時に起動完了信号PUOK1を出力する。第2〜第n起動制御装置32〜3nは、電源電圧VDDが所定値以上になった後に、前段の第1〜第n−1起動制御装置31〜3n−1から出力される起動完了信号PUOK1〜n−1を受信して、組となる第2〜第n半導体チップ22〜2nの起動処理を行い、起動完了時に起動完了信号PUOK2〜nを出力する。
【選択図】図1
Description
特許文献1は、複数の装置により構成されるシステムの電源投入制御についての発明である。特許文献1では、所定の時間間隔を空けてシステム内の各装置に電源を投入する。装置間で電源投入のタイミングをずらすことで、ピーク電流の重なりを防止する。しかし、所定の時間間隔を空けて各装置を起動するため、各装置の設定が煩雑になる。また、時間間隔を監視するタイマが不安定な電源電圧の元で動作させなければならず、正常動作を行う保証がない。
特許文献2は、複数のノードを有するコンピュータシステムの起動方法についての発明である。電源が投入されると各ノードに起動順序が指示される。各ノードは自己の順番を判断して順次起動する。順に各ノードを起動させることでピーク電流の重なりを防止する。起動順序は、ノードとは別の起動順序管理用のステーションから送られる。このステーションは、不安定な電源電圧の元で動作するために起動順序の管理が正常に行える保証がない。
また、従来の技術では、システム内の他の装置の起動による電源変動が考慮されていない。例えば、起動時にアナログセンシングを行う装置では、他の装置の起動による電源電圧の降下、ノイズなどによる電圧変動が、センシングに大きく影響する。
各起動制御装置は、検出部により、前段の半導体チップの起動処理に伴う電源電圧の変動を検知することができる。そのために、半導体チップ毎に最適な起動処理のための電源電圧を確保できる。
2段目以降のすべての起動制御装置が、検出信号と前段の起動制御装置からの起動完了信号とに応じて、組となる半導体チップの起動処理を行う場合には、初段の起動制御装置から順に組となる半導体チップの起動処理が行われる。そのために、すべての半導体チップの起動時のピーク電流が異なるタイミングで発生する。
2段目以降の起動制御装置で検出信号と電源電圧とに応じて組となる半導体チップの起動処理を行うものは、初段の起動制御装置と略同じタイミングで半導体チップの起動処理を行う。そのために、起動時のピーク電流の発生のタイミングが隣接する。すべての半導体チップの起動時のピーク電流の発生のタイミングが隣接すると動作が不安定になるが、例えば2、3個の半導体チップの起動時のピーク電流の発生のタイミングが隣接した場合の正常動作が可能な程度の電源電圧を供給する電源装置の場合には、このような構成でピーク電流の発生のタイミングが隣接しても動作に問題は生じない。また複数の半導体チップを一度に起動することになるので、半導体システム全体の起動時間を高速にすることができる。
半導体チップを略同時に起動できる数は、電源装置の能力により決まる。そのために、電源装置の能力に応じて2段目以降の起動制御装置で、検出信号と電源電圧とに応じて組となる半導体チップの起動処理を行うものの数を決めることができる。
また、すべての半導体チップの起動処理が終了すると終了信号を出力することで、半導体システムの外部の装置に、半導体システム内のすべての半導体チップの起動が終了したことを通知することができる。
このような構成では、半導体システム全体の起動処理が終了する前に、起動処理が終了した半導体チップを操作可能になる。例えば、いずれか1つの半導体チップが、ブートデータのような所定のデータが記憶された記憶領域を有しており、この半導体チップ或いはこの半導体チップと組になる起動制御装置が、当該半導体チップの記憶領域から前記データを読み出し可能な読出部を備えている場合には、当該起動制御装置が、前記起動完了信号を当該半導体システムの外部に出力する。前記読出部は、当該半導体システムの外部からの入力信号によって当該半導体チップの前記記憶領域から前記データを読み出す。これにより、他の半導体チップの起動処理中に、例えば、記憶領域にブートデータが記憶されている場合には、ブートデータによるブート処理が実行できるので、半導体システム全体の起動処理が高速になる。
また、前記直列に接続された複数の起動制御装置が、並列に複数設けられていてもよい。この場合でも、各起動制御装置は半導体チップと1つずつ組になるように構成される。
さらに、前記出力信号を出力する起動制御装置が、すべての前記起動制御装置から前記起動完了信号が入力されると、前記終了信号を出力する終了信号生成部を備えていてもよい。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態となる半導体システムの構成図である。この半導体システムは、複数の半導体チップ(第1〜第n半導体チップ21〜2n)を備えたMCP1により構成される。MCP1は、第1〜第n半導体チップ21〜2nがパッケージの基板上に並んで搭載されていてもよく、また、第1〜第n半導体チップ21〜2nが積層構造になって搭載されていてもよい。第1〜第n半導体チップ21〜2nは、例えば、不揮発性半導体記憶装置、専用半導体装置、揮発性半導体記憶装置、CPU(Central Processing Unit)のような処理装置など、どのような装置であってもよい。
この実施形態では、第1〜第n起動制御装置31〜3nがそれぞれ組となる第1〜第n半導体チップ21〜2nと一体となって構成されているが、これらはそれぞれ独立した別の装置としてMCP1内に設けられてもよい。
このように、2段目以降の起動制御装置32〜3nは、前段の起動制御装置から起動完了信号を受信しなければ起動処理が実行されないので、同時に2以上の半導体チップが起動処理を行うことがない。
第1〜第n起動制御装置31〜3nは、各々が、電源電圧検出部41、起動指示部42、起動実行部43、及び終了信号生成部44を備えている。終了信号生成部44は、終了信号を出力する起動制御装置に備えられるもののみが有効に動作すればよい。この実施形態では、第1起動制御装置31の終了信号生成部44のみが有効に動作し、第2〜第n起動制御装置32〜nの終了信号生成部44は動作しない。有効に動作する第1起動制御装置31の終了信号生成部44には、第1〜第n起動制御装置31〜3nから起動完了信号PUOK1〜nが入力される。その他の第2〜第n起動制御装置31〜3nの終了信号生成部44には、例えば接地電圧VSSが入力される。接地電圧VSSが入力されることで、終了信号生成部44は無効な動作しかできなくなる。第1半導体チップ21が最初に起動処理が終了するために、第1起動制御装置31が最初に正常動作を開始する。そのために、第2〜第n起動制御装置23〜3nから終了信号を出力する場合よりも、正確に終了信号が出力される。このように最初に起動処理を正常終了する第1半導体チップ21と組になる第1起動制御装置31により、後段の第2〜第n半導体チップ32〜3nが正常終了するか否かを監視する構成は、信頼性の向上につながる。特に、第1起動制御装置31が、MCP1に電源電圧VDDを供給する電源に電気的に近い位置に配置される場合には、第1半導体チップ21及び第1起動制御装置31に供給される電源電圧VDDの電圧降下が小さいので、起動が失敗する可能性が少なくなり、信頼性が向上する。各構成要素は、例えば電子回路として構成される。
電源電圧検出部41は、接地電圧VSSのノイズ量を検出する構成であってもよい。このような構成は、誤動作を防止して信頼性を向上させる。
第1起動制御装置31に設けられる起動指示部42は、電源電圧検出部41から入力される検知信号VCCOKと所定値以上の電源電圧VDDとにより、起動指示信号を生成する。電源電圧VDDは、好適にはMCP1の内部配線により入力される。第2〜第n起動制御装置32〜3nに設けられる起動指示部42は、電源電圧検出部41から入力される検知信号VCCOKと前段の第1〜第n起動制御信号31〜3n−1から出力される起動完了信号PUOK1〜n−1とにより、起動指示信号を生成する。
第1半導体チップ21と第2半導体チップ22が同一機能デバイスである場合、第1起動制御装置31の起動指示部42への入力は前述のとおりである。同一設計による同一シリコンバルクであるからである。しかし、第1半導体チップ21と第2半導体チップ22が異なる機能デバイスである場合、第1起動制御装置31の起動指示部42は、検知信号VCCOKのみで起動指示信号を生成する構成であってもよい。
起動処理は、第1〜第n半導体チップ21〜2nに設けられた内部電圧生成回路の起動や発振器の起動、メモリのセンスアンプの起動などである。これらの起動時には数10ミリアンペアの電流が発生し、ピーク電流は数100ミリアンペアになる。半導体チップに外部付加される平滑コンデンサやフィルタなどの部品では、これらピーク電流をすべてカバーすることが困難である。これらの部品自身も起動中であり、十分な電荷量を保持しない場合が多いからである。本実施形態では、第1〜第n起動制御装置31〜3nが電源電圧VDDの検出信号VCCOKと電源電圧VDD又は起動完了信号PUOK1〜n−1により組となる第1〜第n半導体チップ21〜2nの起動処理を行うので、第1〜第n半導体チップ21〜2nの起動時の各ピーク電流が同時に発生しない。そのために、電源装置の給電能力(特にピーク電流消費に対応する電源供給能力)が低くても、MCP1内の第1〜第n半導体チップ21〜2nを正常に起動することができる。
終了信号生成部44は、抵抗素子45と、起動制御装置31〜3nと同数のスイッチング素子461〜46n(例えば、Nチャネルエンハンスメントトランジスタ)とが直列に接続されて構成される。抵抗素子45には、電源電圧VDDが印加される。スイッチング素子46nには、接地電圧VSSが印加される。それぞれのスイッチング素子461〜46nは、起動完了信号PUOK1〜nにより開閉制御される。すべての起動制御装置31〜3nから起動完了信号PUOK1〜nが入力されると、スイッチング素子461〜46nがすべて閉状態(導通状態)になり、接地電圧VSSで表される論理「0」が、第1〜第n半導体チップ21〜2nの起動が終了したことを表す終了信号として出力される(レディ状態)。スイッチング素子461〜46nが一つでも開状態(非導通状態)であれば、つまり、起動完了信号PUOK1〜nを出力していない起動制御装置31〜3nが一つでもあれば、電源電圧VDDで表される論理「1」が出力される(ビジー状態)。レディ状態に移行後に、抵抗素子45を流れる電流をカットオフする機構を設けておけば、無駄な消費電流を削減することができる。
なお、最終段の第n起動制御装置3nが出力する起動完了信号PUOKnを終了信号としてMCP1の外部に出力してもよい。このような構成では、終了信号生成部44が不要となり、起動完了信号PUOK1〜nを一つの起動制御装置に集める必要が無くなる。そのために、配線の取り回しなどが簡素化される。
まず、電源電圧VDD及び接地電圧VSSが第1〜第n起動制御装置31〜3nに印加される。第1〜第n起動制御装置31〜3nでは、電源電圧検出部41により電源電圧VDDが所定値以上であることと、電源電圧VDDの変動量が所定変動量以下であることとの少なくともいずれか一方を検知すると、検知信号VCCOKが出力される。通常、第1〜第n起動制御装置31〜3nには、電源電圧VDD及び接地電圧VSSが同時に印加されるので、同じタイミングで検知信号VCCOKが出力される。MCP1内の局所的な欠陥電流などを潜在的に保有する半導体チップがある場合、MCP1に電源電圧VDD及び接地電圧VSSを供給する電源に、電気的に遠くに配置される半導体チップの検知信号VCCOKは遅れる場合がある。電源電圧検出部41は、MCP1内の電源モデルと個別の半導体チップの製造条件によって変動する欠陥電流値などに対応して、起動処理に最適な電源電圧を検知する。そのために、第1〜第n半導体チップ21〜2nに起動処理に最適な電圧印加を行うことができる。
次いで、第1半導体チップ21と組になる第1起動制御装置31の起動指示部42は、検出信号VCCOKと所定値以上の電源電圧VDDとにより、起動指示信号を出力する。他の第2〜第n起動制御装置32〜3nの起動指示部42は、前段の起動完了信号PUOK1〜n−1と検出信号VCCOKとにより起動指示信号を出力するので、このタイミングでは、まだ、起動指示信号が出力されない。なお、前述の通り、第1起動制御装置31の起動指示部42は、検出信号VCCOKのみで起動指示信号を出力することも可能である。
終了信号生成部44は、起動完了信号PUOK1により、スイッチング素子461が閉状態になる。第2〜第n半導体チップ22〜2nに供給される電源電圧VDDは、他の半導体チップの起動処理により生じるピーク電流によって、局所的に電圧降下する場合がある。そのために、電源電圧VDD及び接地電圧VSSを供給する電源に電気的に遠くに配置される半導体チップでは、検知信号VCCOKの論理が変動する場合がある。電源電圧検出部41は、他の半導体チップの起動処理に伴う電源電圧VDDの変化を検知する。検知信号VCCOKが発生しなければ半導体チップの起動が行われない。電源電圧VDDが半導体チップの起動に適していなければ検知信号VCCOKが発生しない。そのために電源電圧検出部41は、他の半導体チップの起動による電源電圧VDDの電圧降下の影響を吸収できる。
第1〜第n半導体チップ21〜2nの起動時間は、各々の機能や回路規模によって異なる。更に前述の様にMCP1内の電源モデルと個別の半導体チップの製造条件によって変動する欠陥電流など、他の半導体チップの起動処理による電圧降下や電圧変動によっても起動時間が変動する。
まとめると、(1)起動時の不安定な電流供給によって第1〜第n半導体チップ21〜2nの起動時間が変動しても、第1〜第n起動制御装置31〜3nにより起動が最適な条件で理論的にシーケンシャルに行われるので、起動電流が重ならない。(2)起動時の不安定な電圧変動によってピーク電流の変動や前段半導体チップの欠陥電流などがあっても、第1〜第n起動制御装置31〜3nの電源電圧検出部41と起動指示部42により起動が最適な条件で理論的にシーケンシャルに行われるので、起動電流が重ならない。(3)半導体チップ毎の製造にバラツキ(トランジスタ特性などの変動)が発生して起動電流値や起動時間が変動しても、第1〜第n起動制御装置31〜3nにより、その変動をキャンセルすることができ、起動が最適な条件で理論的にシーケンシャルに行われるので、起動電流が重ならない。(4)MCP1内の電源モデルに依存せずに、起動が最適な条件で理論的にシーケンシャルに行われるので、起動電流が重ならない。
図5は、本発明の第2実施形態となる半導体システムの構成図である。この半導体システムは、複数の半導体チップ(半導体メモリチップ20及び第1〜第n半導体チップ21〜2n)を備えたMCP2により構成されている。MCP2は、第1実施形態のMCP1の第1半導体チップ21の前に、起動制御装置30と組になる半導体メモリチップ20を設けた構成である。半導体メモリチップ20は、例えば一部がブート時に読み出されるブート領域になっている。ブート領域は、MCP2を有するシステムのブート処理に不可欠なブートデータ(例えば、Boot loader(IPL)などに代表される各種プログラム及び各種データ)が記録された記録領域である。ブート領域は、半導体メモリチップ20の通常のメモリアレイ内に設けられていてもよい。
起動制御装置30は、半導体メモリチップ20の記録領域にアクセスするためのメモリアクセス部47を備えている。起動完了信号PUOKは、このメモリアクセス部47にも入力される。ブート領域が、半導体メモリチップ20の通常のメモリアレイに有る場合に、メモリアクセス部47は、この通常のメモリアレイをアクセスするアクセス制御部と兼用することができる。
なお、起動完了信号PUOKとは異なる別の信号をブートレディ信号として外部装置に入力することで、MCP2の外部に半導体メモリチップ20の起動処理の完了を通知してもよい。例えば、欠陥メモリセルを救済するための冗長情報の内部設定完了を示す信号でもよい。またブートデータのキャッシュメモリへのロード完了を示す信号であってもよく、この場合、メモリアクセス部47は、ブート読出信号に対応してキャッシュメモリにアクセスする。
MCP2も、MCP1と同様に、図4のタイムチャートで表されるような動作を行う。MCP1との相違は、起動処理が終了した半導体メモリチップ20が、他の第1〜第n半導体チップ21〜2nの起動処理動作に並列してメモリアレイアクセス動作が可能である点である。
Claims (9)
- 複数の半導体チップと、
前記複数の半導体チップの各々と1つずつ組になっており、各々が、組となる半導体チップの起動処理が終了するとそのことを表す起動完了信号を出力する、直列に接続された複数の起動制御装置と、を備えており、
前記複数の起動制御装置の各々は、
前記半導体チップを動作させるための電源電圧が所定値以上であることと、前記電源電圧の変動量が所定変動量以下であることとの少なくともいずれか一方を検知することにより検出信号を出力する検出部と、
前記検出信号と前記所定値以上の前記電源電圧又は前段の起動制御装置から出力される前記起動完了信号とが入力されると、組となる半導体チップの起動処理の開始を指示するための起動指示信号を出力する起動指示部と、
前記起動指示信号を受信して、前記組となる半導体チップに起動処理を実行させる起動実行部と、を備え、
2段目以降の少なくとも一つの起動制御装置が備える前記起動指示部は、前記検出信号と前段の起動制御装置から出力される前記起動完了信号とが入力されると前記起動指示信号を出力し、
前記複数の起動制御装置の少なくとも一つは、すべての前記半導体チップの起動処理が終了したことを表す終了信号を出力する、
半導体システム。 - 前記半導体チップの少なくとも一つ或いは前記複数の起動制御装置の少なくとも一つは、当該半導体チップ或いは組となる半導体チップの動作を制御可能な制御部を備えており、
当該起動制御装置は、前記起動完了信号を当該半導体システムの外部に出力し、
前記制御部は、当該半導体システムの外部からの入力信号によって当該半導体チップの動作を制御する、
請求項1記載の半導体システム。 - いずれか1つの半導体チップは所定のデータが記憶された記憶領域を有しており、
この半導体チップ或いはこの半導体チップと組となる起動制御装置は、当該半導体チップの記憶領域から前記データを読み出し可能な読出部を備えており、
当該起動制御装置は、前記起動完了信号を当該半導体システムの外部に出力し、
前記読出部は、当該半導体システムの外部からの入力信号によって当該半導体チップの前記記憶領域から前記データを読み出す、
請求項2記載の半導体システム。 - 前記記憶領域には、ブートデータが記憶されている、
請求項3記載の半導体システム。 - 少なくとも一つの前記半導体チップと当該半導体チップと組となる前記起動制御装置とは一体に構成されている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体システム。 - 前記直列に接続された複数の起動制御装置は、並列に複数設けられており、各起動制御装置は半導体チップと1つずつ組になっている、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体システム。 - 前記出力信号を出力する起動制御装置は、すべての前記起動制御装置から前記起動完了信号が入力されると、前記終了信号を出力する終了信号生成部を備えている、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体システム。 - 複数の半導体チップと、前記複数の半導体チップの各々と1つずつ組になっており直列に接続された複数の起動制御装置と、を備える半導体システムの起動方法であって、
前記複数の起動制御装置の各々が、
当該起動制御装置と組となる半導体チップに印加される電源電圧が所定値を超えたことと、前記電源電圧の変動量が所定変動量以下であることとの少なくともいずれか一方を検出して、検出信号を出力する工程と、
初段の起動制御装置が、
自装置から出力される前記検出信号が入力されると、当該組となる半導体チップに起動処理を実行させる工程と、
当該組となる半導体チップの起動処理が終了すると起動完了信号を出力する工程と、
2段目以降の起動制御装置の少なくとも一つが、
自装置から出力される前記検出信号と前段の起動制御装置から出力された起動完了信号とが入力されると、当該組となる半導体チップに起動処理を実行させる工程と、
当該組となる半導体チップの起動処理が終了すると起動完了信号を出力する工程と、
前記複数の起動制御装置の少なくとも一つが、
すべての前記半導体チップの起動処理が終了したことを表す終了信号を出力する工程と、を含む、
半導体システムの起動方法。 - 終了信号を出力する工程が、
すべての前記起動制御装置から前記起動完了信号が入力されると、前記終了信号を生成する工程を含む、
請求項8記載の半導体システムの起動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008064701A JP5300291B2 (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 半導体システム及びその起動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008064701A JP5300291B2 (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 半導体システム及びその起動方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009223427A true JP2009223427A (ja) | 2009-10-01 |
JP5300291B2 JP5300291B2 (ja) | 2013-09-25 |
Family
ID=41240169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008064701A Expired - Fee Related JP5300291B2 (ja) | 2008-03-13 | 2008-03-13 | 半導体システム及びその起動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5300291B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011238126A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Toshiba Tec Corp | 電子機器及びプログラム |
WO2018173615A1 (ja) * | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 株式会社ソシオネクスト | 半導体集積回路 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06149420A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-05-27 | Casio Comput Co Ltd | 電圧検出装置 |
JPH09153777A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-10 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置および比較回路 |
JPH11243640A (ja) * | 1998-02-23 | 1999-09-07 | Nec Corp | 突入電流抑圧用の電源制御方法および電源制御装置 |
JP2005109659A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Toshiba Corp | 半導体集積回路装置 |
JP2005157883A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | リセット回路 |
JP2007164822A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置 |
JP2007265548A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Elpida Memory Inc | 積層メモリ |
-
2008
- 2008-03-13 JP JP2008064701A patent/JP5300291B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06149420A (ja) * | 1992-11-16 | 1994-05-27 | Casio Comput Co Ltd | 電圧検出装置 |
JPH09153777A (ja) * | 1995-11-28 | 1997-06-10 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置および比較回路 |
JPH11243640A (ja) * | 1998-02-23 | 1999-09-07 | Nec Corp | 突入電流抑圧用の電源制御方法および電源制御装置 |
JP2005109659A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Toshiba Corp | 半導体集積回路装置 |
JP2005157883A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | リセット回路 |
JP2007164822A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置 |
JP2007265548A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Elpida Memory Inc | 積層メモリ |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011238126A (ja) * | 2010-05-12 | 2011-11-24 | Toshiba Tec Corp | 電子機器及びプログラム |
WO2018173615A1 (ja) * | 2017-03-21 | 2018-09-27 | 株式会社ソシオネクスト | 半導体集積回路 |
CN110431629A (zh) * | 2017-03-21 | 2019-11-08 | 株式会社索思未来 | 半导体集成电路 |
JPWO2018173615A1 (ja) * | 2017-03-21 | 2020-01-30 | 株式会社ソシオネクスト | 半導体集積回路 |
US10685685B2 (en) | 2017-03-21 | 2020-06-16 | Socionext Inc. | Semiconductor integrated circuit |
JP7011188B2 (ja) | 2017-03-21 | 2022-01-26 | 株式会社ソシオネクスト | 半導体集積回路 |
CN110431629B (zh) * | 2017-03-21 | 2022-10-28 | 株式会社索思未来 | 半导体集成电路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5300291B2 (ja) | 2013-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9001572B2 (en) | System on chip including dual power rail and voltage supply method thereof | |
US7859134B2 (en) | Self-configurable multi-regulator ASIC core power delivery | |
JP5099674B2 (ja) | 半導体集積回路 | |
JP2006344345A (ja) | 揮発性半導体記憶装置 | |
JP2006039830A5 (ja) | ||
KR100464411B1 (ko) | 분할된 디커플링 커패시터를 이용한 전원선 잡음 제거회로 및 이를 구비하는 반도체 장치 | |
KR101488383B1 (ko) | 자체 구성 가능한 다중 레귤레이터 asic 코어 전력 전달 | |
WO2013054389A9 (ja) | 半導体装置 | |
JP2003272400A (ja) | 自己テスト回路及び半導体記憶装置 | |
JP5300291B2 (ja) | 半導体システム及びその起動方法 | |
KR100799948B1 (ko) | 반도체 집적 회로 | |
US7805643B2 (en) | Non-volatile semiconductor memory device | |
JP2006093692A (ja) | 集積回路装置、半導体メモリ装置及びそれらの動作方法 | |
JP4100985B2 (ja) | データ処理装置、半導体記憶装置及びクロック周波数検出方法 | |
US20140369106A1 (en) | Semiconductor device with fuse array and operating method thereof | |
TWI397803B (zh) | 電子裝置、用於運作其之方法及記憶體器件 | |
WO2004012198A1 (ja) | 複合記憶回路及び同複合記憶回路を有する半導体装置 | |
US20090097333A1 (en) | Semiconductor memory device with internal voltage generating circuit and method for operating the same | |
US8526229B2 (en) | Semiconductor memory device | |
WO2020240241A1 (en) | Memory device having an enhanced esd protection and a secure access from a testing machine | |
US10707861B2 (en) | Semiconductor apparatus including a power gating circuit | |
KR100641356B1 (ko) | 반도체 메모리 장치의 내부 전원전압 발생회로 | |
JP2009053130A (ja) | 半導体装置 | |
US20090160423A1 (en) | Self-configurable multi-regulator ASIC core power delivery | |
KR100596864B1 (ko) | 전원공급 제어장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20100324 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100412 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100818 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110311 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120529 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120808 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120813 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120829 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130520 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130618 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5300291 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |