JP2009223282A - 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 - Google Patents
電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009223282A JP2009223282A JP2008290989A JP2008290989A JP2009223282A JP 2009223282 A JP2009223282 A JP 2009223282A JP 2008290989 A JP2008290989 A JP 2008290989A JP 2008290989 A JP2008290989 A JP 2008290989A JP 2009223282 A JP2009223282 A JP 2009223282A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate transfer
- transfer belt
- belt
- silicone
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1605—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
- G03G15/162—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support details of the the intermediate support, e.g. chemical composition
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/16—Transferring device, details
- G03G2215/1604—Main transfer electrode
- G03G2215/1623—Transfer belt
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24802—Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.]
- Y10T428/24893—Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.] including particulate material
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/25—Web or sheet containing structurally defined element or component and including a second component containing structurally defined particles
- Y10T428/254—Polymeric or resinous material
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31511—Of epoxy ether
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31652—Of asbestos
- Y10T428/31663—As siloxane, silicone or silane
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31721—Of polyimide
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
前記中間転写ベルトは、少なくとも基層上に、少なくともエポキシ−シリコーン共重合体を含む層を順次積層してなることを特徴とする中間転写ベルト。
【解決手段】 像担持体上に順次形成される複数のカラートナー現像画像を中間転写ベルト上に順次重ね合わせて一次転写を行い、該一次転写画像を被記録媒体に一括して二次転写する電子写真装置に装備する中間転写ベルトにおいて、
前記中間転写ベルトは、少なくとも基層上に、少なくともエポキシ−シリコーン共重合体を含む層を順次積層してなることを特徴とする中間転写ベルト。
【選択図】図1
Description
その中でも、フルカラー電子写真装置において、感光体上に形成された4色のトナー画像を一旦、中間転写ベルトに転写することにより中間転写ベルト上にフルカラー画像を形成し、その後に紙などの転写媒体に一括転写する方式における中間転写ベルトがある。中間転写ベルトは、複写機のフルカラー化が進み需要が急増している。
しかしながら、本方式においては、高速性を得るため、中間転写ベルトに対峙する各色の色現像装置を直列に配置したタンデム方式と言われる方式が主流となっている。このタンデム方式に使用される中間転写ベルトは、走行中に変形による色重ねずれが生じず、繰返し使用に耐えうる高強度のものが要求され、また、難燃性も要求されるため、ポリイミドやポリアミドイミド樹脂が好ましく用いられている。
とりわけクリープ変形性や耐久性の点でポリイミド樹脂が好ましく用いられている。
近年、フルカラー電子写真を用いてさまざまな用紙に画像を形成することが多くなり、通常の平滑な用紙だけでなく、コート紙のようなスリップ性のある平滑度の高いものからリサイクルペーパーやエンボス紙や和紙やクラフト紙のような表面性の粗いものが使用されることが増えてきている。このような表面性状の異なる用紙への追従性は重要であり、追従性が悪いと、用紙の凹凸状の濃淡むらや色調のむらが発生する。
この追従性を向上させるために比較的柔軟性のある表面層を設けた中間転写ベルトが提案されている。
特許文献2では、積層において基層と表層の体積抵抗値を規定し、さらには表層の材料の吸水率を規定することにより体積抵抗の環境安定性を付与することが提案されているが、使用する材料として特別なものではなく、その他物性についての言及もなく、本発明における中間ベルトのための技術的思想とは異なる。
特許文献3では、基層に基層よりも弾性層が小さく、基層との密着性に優れたバインダー層を設け、その上に微粒子を付着されることによりバインダー層の柔軟性を損なうことなく良好な転写性・耐久性を実現できる安価なものを提案している。ここでは、微粒子の粒径の規定はあるものの、粒子の塗布状態を安定的に制御することが難しい。また、磨耗しやすく耐久性に劣っている。
特許文献4では、熱可塑性の基層に300℃以下の熱硬化樹脂を硬化剤にて硬化させる層を積層することが提案されており、明細書中では中間層として弾性を付与する層を設けることによって感光体や記録媒体に対して広い幅で接触させることができ、高い転写効率を得ることができるという記述もなされているものの、この発明は表層の耐擦傷性を向上させ光沢度低下を抑制するものであり、本願発明とは異なる。また、基層として熱可塑性樹脂を用いるため表層の熱硬化時において変形や抵抗の変化が生じ、生産安定性に劣っている。
特許文献5では、基層に液状シリコーンゴムからなる表層を積層する構成が提案されており、基層はポリイミドやポリアミドイミドを好適に用い、表層はトナー離型性と弾性、優れた表面性を得ることが提案されている。しかしながら、シリコーンゴムではポリイミドと接着性が悪いため接着層を設ける必要がある。また、カーボンブラックの分散性も良好ではないため抵抗がばらつきやすく生産安定性に劣っている。
本発明は、「少なくとも基層上に、少なくともエポキシ−シリコーン共重合体を含む層を順次積層してなることを特徴とする中間転写ベルト」に係わる。
ポリイミド樹脂は、熱可塑性タイプ、溶剤可溶タイプ、熱硬化タイプのいずれも使用可能であるが、種種の材料を配合させる必要性、特に電気抵抗を調整するための抵抗調整剤を配合させるために、有機極性溶媒を用いたポリイミド前駆体からなる溶液(ポリイミドワニス)を塗布し、熱硬化させて成形する熱硬化タイプのものが好適である。
<ポリイミド>
本発明に用いられるポリイミドは、まず一般的に知られている多価カルボン酸無水物あるいはその誘導体(典型的には芳香族多価カルボン酸無水物あるいはその誘導体)と芳香族ジアミンとの反応によって、ポリアミック酸(ポリイミド前駆体)を経由して得られる。すなわち、ポリイミドは、その剛直な主鎖構造により溶媒等に対して不溶であり、また不融の性質を持つため、酸無水物と芳香族ジアミンから、まず有機溶媒に可溶なポリイミド前駆体(ポリアミック酸、またはポリアミド酸)を合成し、この段階で様々な方法で成型加工が行われ、その後ポリアミック酸を加熱もしくは化学的な方法で脱水反応させて環化(イミド化)しポリイミドとする。反応の概略を下記化学反応式(I)に示す。
なお、ポリアミック酸の重合反応に使用される有機極性溶媒としては、例えば、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのスルホキシド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミドなどのホルムアミド系溶媒、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミドなどのアセトアミド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−ピロリドンなどのピロリドン系溶媒、フェノール、o−、m−、またはp−クレゾール、キシレノール、ハロゲン化フェノール、カテコールなどのフェノール系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン等のエーテル系溶媒、メタノール、エタノール、ブタノール等のアルコール系溶媒、ブチルセロソルブ等のセロソルブ系あるいはヘキサメチルホスホルアミド、γ−ブチロラクトンなどを挙げることができ、これらを単独あるいは混合溶媒として用いるのが望ましい。溶媒は、ポリアミック酸を溶解するものであれば特に限定されないが、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドンが特に好ましい。
上記は一例であり、反応における上記添加手順とは逆に、まず芳香族多価カルボン酸無水物あるいはその誘導体を有機溶媒に溶解または拡散させておき、この溶液中に前記ジアミンを添加させてもよい。ジアミンの添加は、固体状態のままでも、有機溶媒に溶解した溶液状態でも、スラリー状態でもよい。すなわち、酸二無水物成分と、ジアミン成分との混合順序は限定されない。さらには、芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族ジアミンとを同時に有機極性溶媒中に添加して反応させてもよい。
上記のようにして、芳香族多価カルボン酸無水物あるいはその誘導体と、芳香族ジアミン成分とをおよそ等モル、有機極性溶媒中で重合反応することにより、ポリアミック酸組成物が有機極性溶媒中に均一に溶解した状態でポリイミド前駆体溶液が得られる。
このような例としては、トレニース(東レ社製)、U−ワニス(宇部興産社製)、オプトマー(JSR社製)、SE812(日産化学社製)、CRC8000(住友ベークライト社製)等が代表的なものとして挙げられる。
しかしながら最近では、(2)の方法の一種であるが、イミダゾールやキノリンなどのアミン類を触媒としてワニスに含有させることによって乾燥時におけるイミド化を促進させる方法がとられることも多い。ポリイミドの本来的な性能を発揮させるためには、相当するポリイミドのガラス転移温度以上に加熱して、イミド化を完結させることが必要であるが、これによると、より低温でイミド化が促進され、機械的耐久性も向上すると言われている。しかし、これらの触媒は極少量であり、乾燥中に分解・昇華するものもあるが、不純物として残留するものもあり好ましくない。
このようなイミド化率の測定方法としては、例えば、9〜11ppm付近のアミド基に帰属される1Hと6〜9ppm付近の芳香環に帰属される1Hとの積分比から算出する核磁気共鳴分光法(NMR法)、フ−リエ変換赤外分光法(FT-IR法)、イミド閉環に伴う水分を定量する方法、カルボン酸中和滴定法など種々の方法が用いられているが、中でもフ−リエ変換赤外分光法(FT-IR法)は最も一般的な方法である。
すなわち、焼成段階(イミド化処理段階)でのイミド基のモル数を(A)とし、100%イミド化された場合(理論的)のイミド基のモル数を(B)とすると、次により表される。
イミド化率=[(A))/(B))]×100
この定義におけるイミド基のモル数は、FT-IR法により測定されるイミド基の特性吸収の吸光度比から求めることができる。例えば、代表的な特性吸収として、以下の吸光度比を用いてイミド化率を評価することができる。
(1)イミドの特性吸収の1つである725cm−1(イミド環C=O基の変角振動帯)と、ベンゼン環の特性吸収1,015cm−1との吸光度比。
(2)イミドの特性吸収の1つである1,380cm−1(イミド環C−N基の変角振動帯)と、ベンゼン環の特性吸収1,500cm−1との吸光度比。
(3)イミドの特性吸収の1つである1,720cm−1(イミド環C=O基の変角振動帯)と、ベンゼン環の特性吸収1,500cm−1との吸光度比。
(4)イミドの特性吸収の1つである1,720cm−1とアミド基の特性吸収1,670cm−1(アミド基N−H変角振動とC−N伸縮振動の間の相互作用)との吸光度比。
また、3000〜3300cm-1にかけてのアミド基由来の多重吸収帯が消失していることを確認すればさらにイミド化完結の信頼性は高まる。
配合する材料としては、例えば抵抗調整剤、補強材、レベリング剤、界面活性剤、滑剤、酸化防止剤、触媒等を配合することができる。この中でも特に抵抗調整剤は重要である。
抵抗調整材は、中間転写ベルトを所定の抵抗値に調整する必要上、添加することが非常に好ましい。抵抗制御剤としては、ポリイミドの抵抗値を調整しうるものなら適用できる。例えば、カーボンブラック、黒鉛、あるいは、銅、スズ、アルミニウム、インジウム等の金属や、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化インジウム、酸化アンチモン、酸化ビスマス、アンチモンをドープした酸化スズ、スズをドープした酸化インジウム等の金属酸化物微粉末などの充填材やポリエーテルアミドやポリエーテルエステルアミド、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアニリンなどのような導電性高分子材料、また、テトラアルキルアンモニウム塩、トリアルキルベンジル、アンモニウム塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルサルフェート、グルセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエステル、アルキルベタイン、過塩素酸リチウムなどのようなイオン導電性材料を用いてもよい。また、これらを併用することも可能である。
なお、本発明における抵抗制御剤は、これらの例示化合物に限定されるものではない。
また、必要に応じて分散助剤を用いても良い。さらには、カーボンブラックの表面官能基と、その官能基と反応性を有する有機化合物とを反応させて表面処理したものでも良い。
ポリアミック酸溶液に抵抗調整剤を分散させる分散液作製工程、該工程により得られる分散液を所定の抵抗調整剤の含有量に調整する塗布液作製工程、該工程により作製された塗布液を支持体(成形用の型)に塗布・流延する工程、支持体に塗布・流延された塗膜中の溶媒を加熱により除去する工程、昇温加熱して塗膜中に含まれる前駆体のイミド化を促進する工程、形成された薄膜を支持体から離型しシームレスベルトとすることにより製造される。
ここでは、抵抗制御剤としてカーボンブラクを分散させる方法を例として説明する。なお、一例でありこれに限定されるものではない。
該分散液にポリイミド前駆体溶液を混合することにより所定のカーボンブラック濃度になるように希釈する。このときの混合方法としては、遠心式攪拌機、ヘンシェルミキサー、ホモジナイザー、遊星式攪拌機などを用いて行なうことができる。
必要に応じて、レベリング剤や触媒などの添加剤をこのときに添加することもできる。また、攪拌後は真空脱泡機などを用いて脱泡することが好ましい。
支持体に製膜する方法としては、遠心成形、ロールコート、ブレードコート、リングコート、ディッピング、スプレーコート、ディスペンサーコート、ダイコートなどがある。ポリイミドのシームレスベルトの製膜方法としては、遠心成形法がよく用いられるが、支持体の内面に製膜するため、その表面に層を積層する場合、製膜後、一旦脱型し、別の型に移し別のコーティング方法にて表面層を形成する必要があり、工程が煩雑になる。
このため、本発明の場合、支持体の外面に塗布し、基層、表層と順次積層可能な工法として、ロールコート、ディスペンサーコート、リングコート、ダイコートが好ましい。
でイミド化焼成を行う。その後、十分冷却した後に表面層の塗布を実施する。なお、基層
と表面層は必ずしも同様の工法で成形する必要はない。
本発明における表面層は、エポキシーシリコーン共重合体を用いる。
この樹脂は、本発明における寸法安定性、耐劣化性、耐熱性の高い基層との接着性に優れ、予めプライマー処理などが必要なく層を形成することができる。また、適度な柔軟性を有するため中間転写ベルトの屈曲においても亀裂を生じることがない。また感光体や転写媒体の表面性状へも十分に追従することができる。
この導入するシリコーン部位を導入することにより先に述べた柔軟性を付与された層を得ることができる。シリコーン量が多い方が柔軟性が増すが、導入するシリコーンの量としては、40〜60wt%が好ましい。40%以上では硬く柔軟性に劣り、60%以上では膜強度が低く実使用耐久に耐えられない。このコポリマーに、エポキシ樹脂用の汎用の触媒、硬化剤を用いて熱硬化することによりポリマー化する。
加熱温度としては、120℃〜250℃程度の加熱を要する。このため一般的な熱可塑性樹脂を用いる場合、本表層の加熱時に熱変形(収縮)を発生する場合があるため耐熱性の高いものを選択する必要がある。このような樹脂を用いる場合、高い温度で溶融成形させる必要があり生産上好ましくない。従って、本発明の基層ではポリイミドを好適に用いる。
酸無水物としては、例えば、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルナジック酸無水物、水素化メチルナジック酸無水物、トリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸、メチルシクロヘキセンテトラカルボン酸二無水物、無水フタル酸、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、エチレングリコースビスアンヒドロトリメリート、グリセリンビス(アンヒドロトリメトリート)モノアセテート、ドデセニル無水コハク酸、脂肪族二塩基酸ポリ無水物、無水クロレンド酸などがある。
アミン系化合物としては、例えばジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジエチルアミノプロピルアミン、N−アミノエチルピペラジン、ベンジルジメチルアミン、トリス(ジメチルアミノメチル)フェーノール、メタフェニレンジアミン、ジアミノフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルホン、ポリアミド樹脂、イミダゾール系化合物等がある。特にイミダゾール系化合物は好適に用いられ、例えば、2−メチルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−エチルー4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、1−ベンジル−2−フェニルイミダゾール、2,4−ジアミノ−6−(2’−メチルイミダゾリル−(1’)−エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−(2’−ウンデシルイミダゾリル−(1’)−エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−(2’−エチルイミダゾリル−(1’)−エチル−s−トリアジン、2,4−ジアミノ−6−(2’−メチルイミダゾリル−(1’)−エチル−s−トリアジンイソシアヌル酸付加物、2−メチルイミダゾールイソシアヌル酸付加物、イミダゾールシラン等がある。
フェノール系化合物としては、ノボラック型フェノール樹脂やレゾール型フェーノール樹脂が好適に用いられる。その他、フェノール変性ポリイミドなども用いることができる。これら硬化剤は、単独のみならず組み合わせて使用することができる。
また、本発明においては、さらに、フッ素とアクリルのブロックポリマー又はシリコーンとアクリルのブロックポリマーを含有することが好ましい。これらのものを含有することで、エポキシ−シリコーン共重合体からなる層の表面性がさらに好ましい状態となる。具体的には、トナーとの離型性が向上したり、滑り性が向上し、不要のトナーのクリーニング性や耐摩耗性が向上する。
フッ素とアクリルのブロックポリマーでは特にトナーとの離型性の改善効果が大きく、シリコーンとアクリルのブロックポリマーでは、滑り性を制御するのに適している。
これらは単独で含有させることでも良いが、併用することも可能である。当材料は、アクリルとのブロックポリマーであるため、本発明のエポキシ−シリコーン共重合樹脂との親和性が高く、効果を長期に渡って持続することができる。
また不必要に表面にブリードアウトしないため、感光体などの接触部材を汚染することもない。
該分散液にエポキシ−シリコーンコポリマー及び該ブロックポリマーを適量混合することにより所定のカーボンブラック濃度になるように希釈する。次いで、硬化剤を所定量混合する。このときの混合方法としては、遠心式攪拌機、ヘンシェルミキサー、ホモジナイザー、遊星式攪拌機などを用いて行なうことができる。必要に応じて、レベリング剤や触媒、滑剤などの添加剤をこのときに添加することもできる。また、攪拌後は真空脱泡機などを用いて脱泡することが好ましい。
溶剤にカーボンブラックとコアシェル微粒子、エポキシ−シリコーンコポリマー少量を混合し、ジルコニアビーズを用いて、ボールミルやペイントシェーカー、ビーズミル等にて所定時間分散させる。ある程度の粒径に分散された後、取り出した液を分散液とする。
この分散液にエポキシ−シリコーンコポリマーを混合することにより所定のカーボンブラック濃度になるように希釈する。次いで、硬化剤を所定量混合する。
このときの混合方法としては、遠心式攪拌機、ヘンシェルミキサー、ホモジナイザー、遊星式攪拌機などを用いて行なうことができる。必要に応じて、レベリング剤や触媒、滑剤などの添加剤をこのときに添加することもできる。また、攪拌後は真空脱泡機などを用いて脱泡することが好ましい。
図1の模式図に、ベルト構成部等を装備した電子写真装置の要部概略構成を示す。図1に示すベルト構成部である中間転写ユニット(500)は、複数のローラに張架された中間転写体である中間転写ベルト(501)などにより構成されている。この中間転写ベルト(501)の周りには、2次転写ユニット(600)の2次転写電荷付与手段である2次転写バイアスローラ(605)、中間転写体クリーニング手段であるベルトクリーニングブレード(504)、潤滑剤塗布手段の潤滑剤塗布部材である潤滑剤塗布ブラシ(505)などが対向するように配設されている。
してクリーニングするものである。
図1において、帯電チャージャ(203)は、コロナ放電によって感光体ドラム(200)の表面を負電荷で所定電位に一様に帯電する。上記ベルトマーク検知信号に基づき、タイミングを定め、図示しない書き込み光学ユニットにより、BKカラー画像信号に基づいてレーザ光によるラスタ露光を行う。このラスタ像が露光されたとき、当初一様帯電された感光体ドラム(200)の表面の露光された部分は、露光光量に比例する電荷が消失し、BK静電潜像が形成される。このBK静電潜像に、BK現像器(231K)の現像ローラ上の負帯電されたBKトナーが接触することにより、感光体ドラム(200)の電荷が残っている部分にはトナーが付着せず、電荷のない部分つまり露光された部分にはトナーが吸着し、静電潜像と相似なBKトナー像が形成される。
そして、2次転写対向ローラ(510)に張架された中間転写ベルト(501)と2次転写バイアスローラ(605)によりニップが形成された2次転写部に、上記中間転写ベルト(501)上のトナー像の先端がさしかかるときに、転写紙(P)の先端がこのトナー像の先端に一致するように、レジストローラ(610)が駆動されて、転写紙ガイド板(601)に沿って転写紙(P)が搬送され、転写紙(P)とトナー像とのレジスト合わせが行われる。
この転写紙(P)は、転写紙ガイド板(601)に沿って搬送されて、2次転写部の下流側に配置した除電針からなる転写紙除電チャージャ(606)との対向部を通過することにより除電された後、ベルト構成部であるベルト搬送装置(210)により定着装置(270)に向けて送られる(図1参照)。そして、この転写紙(P)は、定着装置(270)の定着ローラ(271)、(272)のニップ部でトナー像が溶融定着された後、図示しない排出ローラで装置本体外に送り出され、図示しないコピートレイに表向きにスタックされる。なお、定着装置(270)は必要によりベルト構成部を備えた構成とすることもできる。
図2は、4つの異なる色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)のトナー像を形成するための4つの感光体ドラム(21BK)、(21Y)、(21M)、(21C)を備えた4ドラム型のデジタルカラープリンタの一構成例を示す。
[基層用塗布液の調製]
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液を作製した。
<基層用分散液構成材料>
・ポリイミド溶液U−ワニスA(宇部興産 固形分18%) 2重量部
・カーボンブラックSpecialblack4(デグサ) 10重量部
・N−メチル−2−ピロリドン(三菱化学) 88重量部
上記分散液を用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡し、塗布液を得た。
・上記カーボンブラック分散液 50重量部
・ポリイミド溶液U−ワニスA(宇部興産 ;固形分18wt%) 50重量部
・ポリエーテル変性シリコンFZ2105(東レダウコーニング) 0.01重量部
次に、外径100mm、長さ300mmの外面を鏡面仕上げした上に離型剤を施した金属製円筒を型として用い、この円筒型を50rpm(回/分)で回転させながら、上記塗工液を円筒外面に均一にディスペンサーを用いて流延して塗布した。塗布量としては最終的な膜厚が70μmになるような液量の条件とした。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度3℃/分で100℃まで昇温して30分加熱した。その後回転を停止し、高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に投入し、昇温速度2℃/分で310℃まで昇温して60分加熱処理(焼成)した。加熱を停止した後、常温まで徐冷した。
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液を作製した。
[表層用分散液A構成材料]
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX296(シリコーン40wt% Nanoresins社)
1重量部
・カーボンブラックSpecialblack4(デグサ社)
10重量部
・N−メチル−2−ピロリドン(三菱化学社) 89重量部
上記分散液Aを用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡し、塗布液Aを得た。
[表層用塗布液A構成材料]
・上記カーボンブラック分散液A 52重量部
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX296(シリコーン40wt% Nanoresins社)
40重量部
・メチルテトラヒドロ無水フタル酸
HN−2000(日立化成工業社) 8重量部
先に作製したポリイミド基層上に、上記表層塗布液Aを同様に外面に均一にディスペンサーを用いて流延して塗布した。塗布量としては最終的な膜厚が200μmになるような液量の条件とした。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度4℃/分で120℃まで昇温して30分加熱した。引き続き、昇温速度4℃/分で250℃まで昇温して120分加熱処理した。加熱を停止した後、常温まで徐冷し、十分に冷却後、脱型し、シームレスベルトAを得た。
[基層用塗布液の調製]
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液を作製した。
[基層用分散液構成材料]
・ポリイミド溶液U−ワニスA(宇部興産 固形分18%) 2重量部
・カーボンブラックSpecialblack4(デグサ) 10重量部
・N−メチル−2−ピロリドン(三菱化学) 88重量部
上記分散液を用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡し、塗布液を得た。
[基層用塗布液構成材料]
・上記カーボンブラック分散液 50重量部
・ポリイミド溶液U−ワニスA(宇部興産 ;固形分18wt%) 50重量部
・ポリエーテル変性シリコンFZ2105(東レダウコーニング) 0.01重量部
次に、外径100mm、長さ300mmの外面を鏡面仕上げした上に離型剤を施した金属製円筒を型として用い、この円筒型を50rpm(回/分)で回転させながら、上記塗工液を円筒外面に均一にディスペンサーを用いて流延して塗布した。塗布量としては最終的な膜厚が70μmになるような液量の条件とした。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度3℃/分で100℃まで昇温して30分加熱した。その後回転を停止し、高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に投入し、昇温速度2℃/分で310℃まで昇温して60分加熱処理(焼成)した。加熱を停止した後、常温まで徐冷した。
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液Bを作製した。
[表層用分散液構成材料B]
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt% Nanoresins社)
1重量部
・カーボンブラックSpecialblack4(デグサ社)
10重量部
・N−メチル−2−ピロリドン(三菱化学社) 89重量部
上記分散液を用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡し、塗布液Bを得た。
[表層用塗布液B構成材料]
・上記カーボンブラック分散液B 54重量部
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt% Nanoresins社)
40重量部
・メチルテトラヒドロ無水フタル酸
HN−2000(日立化成工業社) 6重量部
先に作製したポリイミド基層上に、上記表層塗布液を同様に外面に均一にディスペンサーを用いて流延して塗布した。塗布量としては最終的な膜厚が200μmになるような液量の条件とした。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度4℃/分で120℃まで昇温して30分加熱した。引き続き、昇温速度4℃/分で250℃まで昇温して120分加熱処理した。加熱を停止した後、常温まで徐冷し、十分に冷却後、脱型し、シームレスベルトBを得た。
[基層用塗布液の調製]
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液を作製した。
[基層用分散液構成材料]
・ポリイミド溶液U−ワニスA(宇部興産 固形分18%) 2重量部
・カーボンブラックSpecialblack4(デグサ) 10重量部
・N−メチル−2−ピロリドン(三菱化学) 88重量部
上記分散液を用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡し、塗布液を得た。
[基層用塗布液構成材料]
・上記カーボンブラック分散液 50重量部
・ポリイミド溶液U−ワニスA(宇部興産 ;固形分18wt%) 50重量部
・ポリエーテル変性シリコンFZ2105(東レダウコーニング) 0.01重量部
次に、外径100mm、長さ300mmの外面を鏡面仕上げした上に離型剤を施した金属製円筒を型として用い、この円筒型を50rpm(回/分)で回転させながら、上記塗工液を円筒外面に均一にディスペンサーを用いて流延して塗布した。塗布量としては最終的な膜厚が70μmになるような液量の条件とした。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度3℃/分で100℃まで昇温して30分加熱した。その後回転を停止し、高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に投入し、昇温速度2℃/分で310℃まで昇温して60分加熱処理(焼成)した。加熱を停止した後、常温まで徐冷した。
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液Cを作製した。
[表層用分散液C構成材料]
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt% Nanoresins社)
1重量部
・カーボンブラックMA100R(三菱化学社) 10重量部
・コアシェル微粒子
GENIOPERL P52(旭化成ワッカーシリコーン社) 10重量部
・メチルエチルケトン(三菱化学社) 79重量部
上記分散液Cを用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡し、塗布液Cを得た。
[表層用塗布液C構成材料]
・上記カーボンブラック分散液C 59重量部
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt% Nanoresins社)
36重量部
・メチルテトラヒドロ無水フタル酸
HN−2000(日立化成工業社) 5重量部
先に作製したポリイミド基層上に、上記表層塗布液Cを同様に外面に均一にディスペンサーを用いて流延して塗布した。塗布量としては最終的な膜厚が200μmになるような液量の条件とした。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度4℃/分で120℃まで昇温して30分加熱した。引き続き、昇温速度4℃/分で250℃まで昇温して120分加熱処理した。加熱を停止した後、常温まで徐冷し、十分に冷却後、脱型し、シームレスベルトCを得た。
[基層用塗布液の調製]
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液を作製した。
[基層用分散液構成材料]
・ポリイミド溶液U−ワニスA(宇部興産 固形分18%) 2重量部
・カーボンブラックSpecialblack4(デグサ) 10重量部
・N−メチル−2−ピロリドン(三菱化学) 88重量部
上記分散液を用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡し、塗布液を得た。
[基層用塗布液構成材料]
・上記カーボンブラック分散液 50重量部
・ポリイミド溶液U−ワニスA(宇部興産 ;固形分18wt%) 50重量部
・ポリエーテル変性シリコンFZ2105(東レダウコーニング) 0.01重量部
次に、外径100mm、長さ300mmの外面を鏡面仕上げした上に離型剤を施した金属製円筒を型として用い、この円筒型を50rpm(回/分)で回転させながら、上記塗工液を円筒外面に均一にディスペンサーを用いて流延して塗布した。塗布量としては最終的な膜厚が70μmになるような液量の条件とした。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度3℃/分で100℃まで昇温して30分加熱した。その後回転を停止し、高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に投入し、昇温速度2℃/分で310℃まで昇温して60分加熱処理(焼成)した。加熱を停止した後、常温まで徐冷した。
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液Dを作製した。
[表層用分散液D構成材料]
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt% Nanoresins社)
1重量部
・カーボンブラックMA100R(三菱化学社) 10重量部
・コアシェル微粒子
GENIOPERL P52(旭化成ワッカーシリコーン社) 10重量部
・メチルエチルケトン(三菱化学社) 79重量部
上記分散液Dを用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡し、塗布液Dを得た。
[表層用塗布液D構成材料]
・上記カーボンブラック分散液D 59重量部
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt% Nanoresins社)
36重量部
・イミダゾール硬化剤
キュアゾール2E4MZ(四国化成社) 4重量部
先に作製したポリイミド基層上に、上記表層塗布液Dを同様に外面に均一にディスペンサーを用いて流延して塗布した。塗布量としては最終的な膜厚が200μmになるような液量の条件とした。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度5℃/分で150℃まで昇温して4h加熱した。加熱を停止した後、常温まで徐冷し、十分に冷却後、脱型し、シームレスベルトDを得た。
実施例4における表面層塗布液Eを以下のものに代える以外は同じとし、シームレスベルトEを得た。
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液Eを作製した。
[表層用分散液E構成材料]
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt% Nanoresins社)
1重量部
・カーボンブラックMA100R(三菱化学社) 10重量部
・コアシェル微粒子
GENIOPERL P52(旭化成ワッカーシリコーン社)
10重量部
・メチルエチルケトン(三菱化学社) 79重量部
上記分散液Eを用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡
し、塗布液Eを得た。
[表層用塗布液E構成材料]
・上記カーボンブラック分散液E 57重量部
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt% Nanoresins社)
36重量部
・イミダゾール硬化剤
キュアゾール2E4MZ(四国化成社) 4重量部
・フッ素−アクリルブロックポリマー
モディパーF600(日本油脂社) 3重量部
実施例4における表面層塗布液Eを以下のものに代える以外は同じとし、シームレスベルトFを得た。
[表層用塗布液Fの調製]
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液Eを作製した。
[表層用分散液F構成材料]
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt% Nanoresins社)
1重量部
・カーボンブラックMA100R(三菱化学社) 10重量部
・コアシェル微粒子
GENIOPERL P52(旭化成ワッカーシリコーン社) 10重量部
・メチルエチルケトン(三菱化学社) 79重量部
上記分散液Fを用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡
し、塗布液Fを得た。
[表層用塗布液F構成材料]
・上記カーボンブラック分散液E 52重量部
・エポキシ−シリコーン共重合体
ALBIFLEX348(シリコーン60wt% Nanoresins社)
35重量部
・イミダゾール硬化剤
・キュアゾール2E4MZ(四国化成社) 3重量部
・シリコン−アクリルブロックポリマー
モディパーFS700(日本油脂社) 10重量部
中間転写ベルトAにおける表面層を設けないポリイミド単層のベルトGを用いた。
以下による基層に実施例6と同様の表層を形成したベルトHを作製した。
[基層用塗布液の調製]
まず、下記に示す各構成材料を混合し、φ1mmのジルコニアビーズを用いて、ビーズミル分散機にて5時間分散し、カーボン分散液を作製した。
<基層用分散液構成材料>
・ポリアミドイミド溶液HR16NN(東洋紡績 固形分15%) 2重量部
・カーボンブラックMA100R(三菱化学) 10重量部
・N−メチル−2−ピロリドン(三菱化学) 88重量部
上記分散液を用いて、下記の構成材料を混合し、遠心式攪拌脱泡機にて、混合、脱泡し、塗布液を得た。
・上記カーボンブラック分散液 50重量部
・ポリアミドイミド溶液HR16NN(東洋紡績 ;固形分15wt%) 50重量部
・ポリエーテル変性シリコンFZ2105(東レダウコーニング) 0.01重量部
次に、外径100mm、長さ300mmの外面を鏡面仕上げした上に離型剤を施した金属製円筒を型として用い、この円筒型を50rpm(回/分)で回転させながら、上記塗工液を円筒外面に均一にディスペンサーを用いて流延して塗布した。塗布量としては最終的な膜厚が70μmになるような液量の条件とした。所定の全量を流し終えて塗膜がまんべんなく広がった時点で、回転しながら熱風循環乾燥機に投入して、昇温速度3℃/分で100℃まで昇温して30分加熱した。その後回転を停止し、高温処理の可能な加熱炉(焼成炉)に投入し、昇温速度2℃/分で260℃まで昇温して60分加熱処理(焼成)した。加熱を停止した後、常温まで徐冷した。
比較例2における基層上に以下の表層を形成し、ベルトIを作製した。比較例2により作製した基層上にシリコーン系プライマーを薄く均一に塗布した。その後、下記表層塗布材料を基層上に塗布し、膜厚200μmの層を形成し、常温にて放置しベルトIを得た。
・液状シリコーンゴム
ELASTOSIL LR3303/60 85部
・カーボンブラック
VULCAN XC72(キャボット社) 5部
上記構成材料を3本ロールにて十分に混練した後に、取り出し、硬化剤を10部添加して高速回転攪拌機にて混合したものを表層塗布材料とした。
また、表層も本発明の構成にすることにより、抵抗の均一性が得られているため、ハーフトーン画像における画像濃度も均一性が高く、長期繰り返し使用においても維持することが可能となる。
P 転写紙
70 除電ローラ
80 アースローラ
200 感光体ドラム
201 感光体クリーニング装置
202 除電ランプ
203 帯電チャージャ
204 電位センサ
205 トナー画像濃度センサ
210 ベルト搬送装置
230 リボルバ現像ユニット
231Y Y現像機
231K BK現像機
231C C現像機
231M M現像機
270 定着装置
271、272 定着ローラ
500 中間転写ユニット
501 中間転写ベルト
503 トナーシール部材
504 ベルトクリーニングブレード
505 潤滑剤塗布ブラシ
506 潤滑剤
507 1次転写バイアスローラ
508 ベルト駆動ローラ
509 ベルトテンションコントローラ
510 2次転写対向ローラ
511 クリーニング対向ローラ
512 フィードバッグ電流検知ローラ
513 トナー画像
514 光学センサ
600 2次転写ユニット
601 転写紙ガイド板
605 2次転写バイアスローラ
606 転写紙除電チャージャ
608 クリーニングブレード
610 レジストローラ
801 1次転写電源
802 2次転写電源
(図2)
P 転写紙
10 プリンタ本体
12 画像書込部
13 画像形成部
14 給紙部
15 定着装置
16 レジストローラ
20BK、20M、20Y、20C 現像装置
21BK、21M、21Y、21C 感光体
22 中間転写ベルト
23BK、23M、23Y、23C 1次転写バイアスローラ
25 ベルトクリーニング装置
50 転写搬送ベルト
60 2次転写バイアスローラ
Claims (6)
- 像担持体上に順次形成される複数のカラートナー現像画像を中間転写ベルト上に順次重ね合わせて一次転写を行い、該一次転写画像を被記録媒体に一括して二次転写する電子写真装置に装備する中間転写ベルトにおいて、
前記中間転写ベルトは、少なくとも基層上に、少なくともエポキシ−シリコーン共重合体を含む層を順次積層してなることを特徴とする中間転写ベルト。 - 像担持体上に順次形成される複数のカラートナー現像画像を中間転写ベルト上に順次重ね合わせて一次転写を行い、該一次転写画像を被記録媒体に一括して二次転写する電子写真装置に装備する中間転写ベルトにおいて、
前記中間転写ベルトは、少なくともポリイミド樹脂を含む基層上に、少なくともエポキシ−シリコーン共重合体を含む層を順次積層してなることを特徴とする中間転写ベルト。 - 前記エポキシ−シリコーン共重合体のシリコーン含有率が40〜60wt%であることを特徴とする請求項1に記載の中間転写ベルト。
- 前記エポキシ−シリコーン共重合体を含む層が、シリコーン系コアとアクリル系シェルからなるコアシェル微粒子を含有するものであることを特徴とする請求項1に記載の中間転写ベルト。
- 前記エポキシ−シリコーン共重合体からなる層にフッ素とアクリルのブロックポリマー又は/及びシリコーンとアクリルのブロックポリマーを含有することを特徴とする請求項1に記載の中間転写ベルト。
- 像担持体上に順次形成される複数のカラートナー現像画像を中間転写ベルト上に順次重ね合わせて一次転写を行い、該一次転写画像を被記録媒体に一括して二次転写する電子写真装置において、該中間転写ベルトが請求項1に記載の中間転写ベルトであることを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008290989A JP5453773B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-11-13 | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 |
US12/388,136 US8173229B2 (en) | 2008-02-18 | 2009-02-18 | Intermediate transfer medium, and image forming apparatus using the intermediate transfer medium |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008035519 | 2008-02-18 | ||
JP2008035519 | 2008-02-18 | ||
JP2008290989A JP5453773B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-11-13 | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009223282A true JP2009223282A (ja) | 2009-10-01 |
JP5453773B2 JP5453773B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=40955256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008290989A Expired - Fee Related JP5453773B2 (ja) | 2008-02-18 | 2008-11-13 | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8173229B2 (ja) |
JP (1) | JP5453773B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011034013A1 (en) * | 2009-09-17 | 2011-03-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic belt and electrophotographic apparatus |
JP2013024947A (ja) * | 2011-07-18 | 2013-02-04 | Tokai Rubber Ind Ltd | 無端ベルト |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8153213B2 (en) * | 2009-03-30 | 2012-04-10 | Xerox Corporation | Polyimide polysiloxane intermediate transfer members |
JP5610367B2 (ja) * | 2010-01-20 | 2014-10-22 | 株式会社リコー | 中間転写ベルト及びそれを用いた電子写真装置 |
JP5421452B2 (ja) * | 2010-08-19 | 2014-02-19 | 東海ゴム工業株式会社 | 改質ポリマー基材およびその製造方法ならびに表面処理剤 |
US8668976B2 (en) * | 2011-01-19 | 2014-03-11 | Xerox Corporation | Intermediate transfer member and composition |
DE102011056965A1 (de) * | 2011-12-23 | 2013-06-27 | OCé PRINTING SYSTEMS GMBH | Vorrichtung zum Entfernen von Ablagerungen von der Mantelfläche einer Walze in einer elektrografischen Druckeinrichtung |
JP6264651B2 (ja) | 2014-02-25 | 2018-01-24 | 株式会社リコー | 中間転写体、及びそれを用いた画像形成装置 |
JP2016048277A (ja) | 2014-08-27 | 2016-04-07 | 株式会社リコー | 電気粘着力発現部材を有するベルト駆動ローラ及びそれを用いたベルト駆動装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1124429A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置と同装置に用いられる中間転写ベルトの製造方法 |
JPH11170779A (ja) * | 1997-12-05 | 1999-06-29 | Nippon Zeon Co Ltd | 熱可塑性炭化水素重合体製インク容器 |
JP2001188340A (ja) * | 2000-01-04 | 2001-07-10 | Toagosei Co Ltd | 硬化性組成物およびソルダーレジスト |
JP2006184786A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Bridgestone Corp | 導電性エンドレスベルト、その製造方法およびそれを用いた画像形成装置 |
JP2010066307A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-25 | Tokai Rubber Ind Ltd | 電子写真機器用無端ベルト |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4788570A (en) * | 1985-04-15 | 1988-11-29 | Ricoh Company, Ltd. | Thin film developing device |
US5262259A (en) * | 1990-01-03 | 1993-11-16 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Toner developed electrostatic imaging process for outdoor signs |
JP2001100545A (ja) | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Ricoh Co Ltd | 中間転写体及び該中間転写体を用いた画像形成装置 |
JP2001125388A (ja) | 1999-10-28 | 2001-05-11 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 転写ベルト |
JP4430892B2 (ja) | 2003-05-29 | 2010-03-10 | 株式会社リコー | カラー画像形成装置 |
JP2005266793A (ja) | 2004-02-19 | 2005-09-29 | Bridgestone Corp | 導電性エンドレスベルトおよび画像形成装置 |
JP4652871B2 (ja) | 2005-04-01 | 2011-03-16 | 住友ゴム工業株式会社 | 中間転写体 |
US7923084B2 (en) * | 2005-09-20 | 2011-04-12 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Intermediate transfer member, method for producing the same and image forming method |
-
2008
- 2008-11-13 JP JP2008290989A patent/JP5453773B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-02-18 US US12/388,136 patent/US8173229B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1124429A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置と同装置に用いられる中間転写ベルトの製造方法 |
JPH11170779A (ja) * | 1997-12-05 | 1999-06-29 | Nippon Zeon Co Ltd | 熱可塑性炭化水素重合体製インク容器 |
JP2001188340A (ja) * | 2000-01-04 | 2001-07-10 | Toagosei Co Ltd | 硬化性組成物およびソルダーレジスト |
JP2006184786A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Bridgestone Corp | 導電性エンドレスベルト、その製造方法およびそれを用いた画像形成装置 |
JP2010066307A (ja) * | 2008-09-08 | 2010-03-25 | Tokai Rubber Ind Ltd | 電子写真機器用無端ベルト |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011034013A1 (en) * | 2009-09-17 | 2011-03-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic belt and electrophotographic apparatus |
JP2011085896A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-04-28 | Canon Inc | 電子写真用ベルト及び電子写真装置 |
US8859092B2 (en) | 2009-09-17 | 2014-10-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic belt and electrophotographic apparatus |
JP2013024947A (ja) * | 2011-07-18 | 2013-02-04 | Tokai Rubber Ind Ltd | 無端ベルト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5453773B2 (ja) | 2014-03-26 |
US8173229B2 (en) | 2012-05-08 |
US20090208258A1 (en) | 2009-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5453773B2 (ja) | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 | |
JP5445908B2 (ja) | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 | |
JP5610367B2 (ja) | 中間転写ベルト及びそれを用いた電子写真装置 | |
US8521073B2 (en) | Intermediate transfer member and image forming apparatus using the same | |
US8718520B2 (en) | Intermediate transfer belt and image forming apparatus | |
JP5867184B2 (ja) | 中間転写ベルト、及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP5434790B2 (ja) | 弾性転写ベルト、及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2006215076A (ja) | ポリイミド樹脂製無端ベルト、その製造方法およびその再使用方法、ならびに、電子写真式画像形成装置 | |
JP2012078599A (ja) | 中間転写体、及び該中間転写体を用いた画像形成装置 | |
JP5585284B2 (ja) | 中間転写体、その製造方法、及び該中間転写体を具備する画像形成装置 | |
JP2009025625A (ja) | 電子写真用シームレスベルト、中間転写ベルト並びにそれを用いた画像形成装置及びフルカラー画像形成装置 | |
JP5610210B2 (ja) | 中間転写体と製造方法、及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP5321967B2 (ja) | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 | |
JP2008116838A (ja) | ポリイミド樹脂製無端ベルト及びそれを備えた画像形成装置、並びにポリイミド樹脂製無端ベルトの製造方法 | |
JP5326936B2 (ja) | 電子写真用中間転写ベルト及び画像形成装置 | |
JP5470814B2 (ja) | 中間転写体及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP5472582B2 (ja) | 電子写真用中間転写ベルト及び電子写真装置 | |
JP2010066430A (ja) | 中間転写体及び画像形成装置 | |
JP4972460B2 (ja) | 電子写真用シームレスベルト及び製造方法 | |
JP5418026B2 (ja) | 電子写真用シームレスベルト及びそれを用いた電子写真装置 | |
JP2006259405A (ja) | シームレスベルトの形成方法、シームレスベルトおよび電子写真装置 | |
JP5182547B2 (ja) | 電子写真用シームレスベルト及び製造方法 | |
JP2010060682A (ja) | 中間転写ベルト及び製造方法 | |
JP2006171573A (ja) | シームレスベルト及びそれを用いた画像形成装置 | |
JP4911987B2 (ja) | シームレスベルト及びそれを用いた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131223 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |