JP2009223270A - 複数画像表示シート - Google Patents
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Abstract
【課題】 同一照度の環境下で使用でき、1つの画面で複数の画像を切り替えられる簡易でコストの安い複数画像表示シートを提供する。
【解決手段】 光が通過できる多孔開口部を設けた表画像2が、最下層の暗色遮光層2c、中間の白色層2b、最上部の画像層2aという3層から成り、透光材1の片面に形成され、透光材1の反対面には反転裏画像3が形成された画像表示シートを得て、その裏側に光源4を配置する。光源4からの光が当たらない時には表画像2が表示され、光が当たった時には透光材1の裏画像3が正像に表示された。
【選択図】図1
【解決手段】 光が通過できる多孔開口部を設けた表画像2が、最下層の暗色遮光層2c、中間の白色層2b、最上部の画像層2aという3層から成り、透光材1の片面に形成され、透光材1の反対面には反転裏画像3が形成された画像表示シートを得て、その裏側に光源4を配置する。光源4からの光が当たらない時には表画像2が表示され、光が当たった時には透光材1の裏画像3が正像に表示された。
【選択図】図1
Description
本発明は、光源の光の遮蔽・解放による複数画像の表示シートに関する。
駅やショッピングセンターの通路などに、背面から光を照射して半透明又は透明基材(以下、透光材と言う)に描かれた一枚の画像を透過光によって表示する電飾看板が広く普及している。光源としては、蛍光灯、LEDランプ、ELシートなどが一般的である。
又、見る角度によって違う画像が見えるレンティキュラーレンズを配置したシートも公知である。カマボコ型の微細なレンズが並んでいるのがレンティキュラーレンズで、これを横に配置したシートを用いれば左右の眼は同時に同じ画像を見ることになり切り替え画像やアニメーションの効果が得られ、縦に配置したシートを用いれば立体画像が鑑賞できる優れた点がある。
一方、本発明者は、光源の点灯・消灯によって、又は光の遮蔽・解放によって、1つの面に2種類以上の画像を表示する複数画像表示方法及び装置を特許申請(特許文献1)している。光源からの光の有無によって、透光材上に形成した裏画像と、遮光性のある多数穴あるいはスリット材上に形成した表画像の複数画像を切り替え、動きや驚き、楽しさなどを表現させる方法である。表画像を形成したワンウェイビジョン素材のような遮光性多孔基材を光源の上に設置すると、光源からの光が当たらない時には表画像が見え、光が当たった時には、裏側から多数穴又は透明縞を通して光が出てくるので、表側は影となり、視覚には暗色としか認識されない。光源と遮光性多孔基材との間に、光を十分透過させ得る透光性基材に形成した画像を挟むと、光が当たった時には遮光性多孔基材の穴を通してこの電飾画像が見える。画像に関連性を待たせ、光の遮蔽・解放を繰り返せば、視覚に異なった画像を連続的に投影し、動きを与える原理である。
特許出願2007−94402号、341651号
しかしながら、上述の各種従来技術は次のような欠点がある。
従来の電飾看板は、画像を美しく表示できるが、一枚の静止画を掲示するもので、画像が切り替わることで注目を集めるような効果を発揮することはできない。
又、レンティキュラーレンズによる手法は画像を切り替えて見せることはできるが、レンティキュラーレンズシートが表示ユニット毎に必要であり、複数の画像を線状に切り取って合成する複雑な作業を必要とし、複数の画像を見るためには、レンティキュラーレンズシートを動かすか、視認者が移動しなければならないなどの制約が付く。
従来の電飾看板は、画像を美しく表示できるが、一枚の静止画を掲示するもので、画像が切り替わることで注目を集めるような効果を発揮することはできない。
又、レンティキュラーレンズによる手法は画像を切り替えて見せることはできるが、レンティキュラーレンズシートが表示ユニット毎に必要であり、複数の画像を線状に切り取って合成する複雑な作業を必要とし、複数の画像を見るためには、レンティキュラーレンズシートを動かすか、視認者が移動しなければならないなどの制約が付く。
本発明者が特許申請(特許文献1)している複数画像表示方法及び装置は、光源からの光の有無によって、裏側の画像を表側画像に換えて表示したり隠したりできるので、レンズシートを前面に配置したり、複数画像を線状に合成したりする作業は不要である。しかし、画像を遮光性多孔基材と透光材上に形成して素材を二枚用意しなければならず、一枚はパンチ穴加工が必要で高価な遮光性多孔基材の上に画像を形成していた。
従って、本発明の目的は、1枚の素材上に二つの画像を形成して、光源からの光の有無によって2枚の画像が1つの面で切り替わる画像シートを提供することにある。
請求項1に係る本発明は、上記目的を達成するための、透光材の表面に、遮光暗色層、白色層、画像層の3層からなる表画像を開口率25%〜70%で形成し、透光材裏側に反転裏画像を形成した、背後からの光の有無で複数の画像表現を可能にすることを特徴とする画像シートである。
請求項1に係る本発明による作用は次の通りである。すなわち、ワンウェイビジョン素材のような遮光性ある多孔基材に表画像を形成すると、自動的に開口部を持った表画像を得られて便利だが、多孔基材は高価である。パンチ穴加工が必要な上、且つ印刷時に穴を通過したインクがプリンタ本体のプレートを汚さないよう裏貼りライナーを仮接着しておかなければならないのが高価格の理由である。遮光暗色層、白色層、画像層の3層印刷で表画像を形成すれば基材が透光材であっても遮光性は十分であり、且つ画像に多孔基材と同様な開口部を設けることは画像処理プログラムで容易に可能であり、遮光性多孔基材を省略できる。さらにこの透光材の裏面に反転裏画像を形成すれば、1枚の素材で遮光性多孔基材と透光材の二枚合わせたものと同一効果を得ることができる。
ここで、反転裏画像とは、透光材裏面の画像を表側から見た時に正像に見えるようミラー反転して形成することを示している。光源からの光が出る面が白色なら反転裏画像に白色のバックアップは必ずしも要らないが、光が出る面が透明なら透光性が保たれる程度の白色バックアップ層を反転裏画像の上に形成しなければならない。発光面が白色でその照度が低い場合は、透過光を少しでも強くして表画像をより見えなくするために、白色バックアップ層の無い反転裏画像を透明な透光材に形成することが薦められる。また、透光材のうちの半透明基材としては、乳白色フィルムや片側白コート透明フィルムのほか、透光性がある薄手の紙、布、不織布素材を選択可能である。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載の画像形成シートにおいて、上記表画像が、網点状に、又は格子状に、又は縞状に形成されたことを特徴とする画像シート。
請求項2に係る本発明による作用は次の通りである。すなわち、遮光性ある多孔基材を使用しないのであれば、画像に開口部を設けなければならない。パンチ穴加工でなく、網点状に、又は格子状に、又は縞状に画像を加工するのは比較的容易である。画像処理プログラムでできるので、コストも低減できる。ここで言う網点状画像とは、印刷部が丸点、角点、砂目などの網点の集まりとして形成されたもの、格子状画像とはそれらの点部分を非印刷部として反転部分を印刷部とした画像である。又、縞状画像とは、画像と開口部がともに線状で縞状に並んだ画像のことである。
請求項3に係る本発明は、請求項1又は2記載の複数画像形成シートにおいて、上記表画像を不透明顔料インクを用いて形成し、裏画像を昇華色素で半透明あるいは透明基材に形成したことを特徴とする画像シートである。
請求項3に係る本発明による作用は次の通りである。すなわち、表画像を不透明顔料インクを用いて形成すれば、十分な遮光性が得られる。一方、裏画像には光が当たった時に美しい発色を求められる。不透明顔料色素画像は使用不可能ではないが、光をさえぎってしまうので電飾画像としては好ましくない。裏画像を分散染料色素から成る昇華印刷で形成すれば、光が当たった時に深い濃度と鮮やかな発色が得られる。
さらに、半透明基材として片側白コート透明フィルムを使用し、白コート面を表画像側にして裏画像を昇華印刷で形成すれば、昇華画像はフィルムの透明層に存在するので、光が当たらない時は表側から見え難い。光が当たらない時に表画像の開口部から裏画像が見え、表画像と裏画像が重なって見える干渉の問題低減にも効果的である。裏画像を不透明顔料色素で形成した場合は、顔料が影となって白コート面に当るので、濃く鮮やかな発色は期待できない。白っぽく薄い発色になってしまう。又、片側白コート透明フィルムの変わりに厚手の乳白色半透明フィルム、白地布素材を用いて裏画像を昇華印刷で形成しても、表画像と裏画像の干渉問題低減に効果がある。昇華印刷に適した半透明基材としては、薄手のポリエステル布やナイロン布などが上げられ、昇華印刷は転写方式でも、インク受理層を施しての直接印刷でも良い。
請求項4に係る本発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の複数画像形成シートにおいて、該光源からの光が前記裏画像に当たる時にも表示し続けたい表画像の中の部分画像と同一画像を穴の無い遮光性ある基材に形成し、表画像の上側に貼り付けるか、あるいは部分画像と同一形状の穴の無い遮光性ある暗色素材を、裏画像の上側に貼り付けたことを特徴とする画像シートである。
請求項4に係る本発明による作用は、光源からの光が当たった時にも、部分画像を、半透明な電飾画像としてでなく不透明画像として視認させることである。すなわち、部分画像と同一画像を穴の無い遮光性ある基材に形成して表画像の上側に貼り付けるか、あるいは部分画像と同一形状の穴の無い遮光性ある暗色素材を裏画像の上側に貼り付けて遮光する。これにより、光源からの光が当たった時にも、部分画像を不透明画像として表示し続けることができる。
請求項5に係る本発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の複数画像形成シートにおいて、表画像の上記部分画像だけを開口部の無い完全画像に形成するか、上記部分画像の領域だけ開口部を遮光暗色層で覆うことで、穴の無い遮光性ある基材に上記部分画像又は同一形状の穴の無い遮光性ある暗色素材の貼り付けを省略したことを特徴とする画像シートである。
請求項5に係る本発明による作用は次の通りである。すなわち、不透明画像として視認させたい上記部分画像だけ開口部を設けなければ、あるいは開口部を遮光暗色で塗りつぶせば、光源からの光が当たったときにも部分画像を不透明画像として表示し続けることができる。不透明顔料インクで形成する表画像層や開口部の暗色べた層は、請求項4で準備する穴の無い遮光性ある基材の役割を担える。なお、十分な遮光性を得るために、暗色は黒色だけでなく、CMY3色を重ね合わせて形成することが薦められる。表画像は二回刷りをしても良い。
請求項6に係る本発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の複数画像形成シートにおいて、3層の表画像の下側全面に、言い換えれば透光材の表面に、又は開口部のみに、透明度を落とすための網模様、点模様、あるいは線模様を形成したことを特徴とする画像シートである。
請求項6に係る本発明による作用は次の通りである。光が当たらない時に表画像の開口部から裏画像が見え、表画像と裏画像が重なって見える干渉の問題があることは上に記した。開口部の開口率パーセントが高い場合は、干渉の問題が顕著になる。透光材に透明基材を使用する時にも同様の問題が出易い。本発明者は、特許文献1でこの問題を解決するために、透視度を落とすための網模様、点模様、あるいは線模様を形成した透明あるいは半透明フィルムを表画像と裏画像の間にフィルターとして挿入することを提案している。本発明では、表画像の下、言い換えれば透光材の表面に、透明度を落とすための網模様、点模様、あるいは線模様を形成することで、表画像と裏画像の干渉問題を回避し、フィルターとしての新たな基材の準備を不要とできる。
この請求項6に係る本発明において、網模様、点模様、あるいは線模様は、透光材全表面に形成するのでなく、開口部のみに形成しても良い。開口部のみなら、表画像の最下層である遮光暗色層形成時に、あるいは最上層と中間層形成時に形成でき、全表面に形成するための余分な1工程を省略できる。各模様は、部分的に濃度あるいは密集度を変えても良い。形成方法が印刷であれば、50%とかの中間濃度表現も容易にでき、必要な場所に必要な程度の模様密集度で配置することができる。グラデーション表現を採れば、模様密集度を変えても濃度差境界線を目立たなくすることもできる。又、各模様の色は黒色、白色、中間色いずれでも良く、色相を変化させないという意味で無彩色が望ましい。
請求項7に係る本発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像シートにおいて、前記透明度を落とすための模様が、金属光沢を有することを特徴とする画像シートである。
請求項7に係る本発明による作用は次の通りである。すなわち、前記透明度を落とすための模様が金属光沢を持っていると、各種模様が反射して、透光性基材上の画像をより見えにくくすることができる。フィルム表面上の金属光沢を持つ模様は、金属コーティング膜のエッチング除去などの手法で形成できる。
請求項8に係る本発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像シートにおいて、表画像の上側に、画像の無いメッシュ材又は半透明材を貼り付け、周囲照度が高い場所でも、光源からの光が当たった時に反転裏画像を電飾画像として明瞭に見せることを特徴とする画像シートである。
請求項8に係る本発明による作用は次の通りである。すなわち、メッシュ材あるいは半透明材を貼り付けると画像に影が当たったようになり、下にある電飾画像の認識が容易になる。一方で、光が当たらない時に、表画像はわずかに見え難くなるが、可視光透過率が40%以上の範囲でメッシュ基材あるいは半透明基材を選べば全体として認識に問題無い範囲を得られる。なお、画像の無いメッシュ基材あるいは半透明基材は、画像の色相を変化させない無彩色であることが好ましい。
請求項1〜8の発明によれば、1枚の素材上に二つの画像を形成して、機械的駆動装置を用いず光源からの光の有無によって2枚の画像を1つの面で切り替える画像シートを提供できる。一枚に形成してあるので二枚の画像の位置合わせが不要で、脱着などの交換作業作業が素早くできる。さらには、中心光源を取り囲むように円筒形や円錐形にセットしての湾曲使用や、吊り下げての使用も容易になる。
さらに、画像以外に必要な場合のある干渉低減用フィルター機能を付加する場合も請求項6発明によって、周囲照度の高い場所に電飾裏画像を明瞭に見せるカバーシートを必要とする場合でも請求項8発明によって、一枚のシートに形成でき上記メリットを得られる。
請求項2の発明によれば、表画像を網点状に、又は格子状に、又は縞状に形成されたワンウェイビジョン素材のような遮光性ある多孔基材に画像を形成すると、自動的に開口部を持った表画像を得られるが、開口部穴の大きさや形状は制約を受ける。印刷なら、穴の形も円形や四角形など自由な形にできる。さらには、穴を容易に小さくでき、印刷画像をより精密に形成できる。
請求項3の発明によれば、上記表画像を不透明顔料インクを用いて形成することで遮光性多孔基材の使用を不要とし、機材として昇華画像形成に適した透光材を選ぶことで深みのある鮮やかな電飾画像が得られる。更に、昇華印刷で形成した裏画像を表側から見え難くするため、片側白コート透明フィルムを半透明基材として、白コート面を表画像側にすれば、表画像との干渉軽減に効果的である。透光材として厚手の乳白色半透明フィルムや白地布素材を用いれば、その上に形成される反転昇華裏画像は、視認される表側が薄くなる。結果として、片側白コート透明フィルム使用と同様な効果が得られて画像干渉問題低減に役立つ。
請求項4の発明によれば、光源点灯時にも表示し続けたい表画像の中の部分画像を遮光性ある基材に描き、これを表画像上に貼り付け、あるいは部分画像と同一形状の穴の無い遮光性ある暗色素材を裏画像上に貼り付けることで、部分画像が、開口部から出てくる光の影響を受けにくくしたので、以下の効果が得られる。透視基材上に描かれた画像は、光が当たった時には、多数穴や縞状透視部から出てくる光の影響で、見えにくくなる。もしくは、薄く見える。しかし、透視基材上に描かれた画像の一部を、遮光性を有する基材に描き、これを透視基材に貼り付ければ、光源点灯時にも見ることができる。これにより、設置場所周囲の光によって得られる部分画像の深い陰影の落ち着いた見え方が維持され、透明材上の電飾画像を背景にした濃度領域の広い全体画像表現が得られる。電飾画像を背景にした部分画像は、見る者に遠近感も与えることができる。また、部分画像部は、穿孔した特殊な素材でなく、市販の安価な印刷用基材に形成できる。
請求項5の発明によれば、請求項4の発明で用意しなければならない部分画像を形成した異なる素材又は暗色素材を不要とし、画像形成時に同時作業として処理することができる。異なる素材の費用、その印刷後のカッティング作業、位置決めをしての貼り合わせ作業が無くなる。なお、部分画像の中の開口部削除や開口部の暗色塗りつぶしは、原稿を作成する画像処理プログラムで行える。
請求項6の発明によれば、光が当たらない時に表画像の開口部から裏画像が見え、表画像と裏画像が重なって見える干渉の問題があることは上に記した。本発明者は、特許文献1でこの問題を解決するために、透視度を落とすための網模様、点模様、あるいは線模様を形成した透明あるいは半透明フィルムを表画像と裏画像の間に挿入することを提案している。本発明では、表画像の下、言い換えれば透光材の表面に、透明度を落とすための網模様、点模様、あるいは線模様を形成することで、表画像と裏画像干渉問題を回避し、新たな基材の準備を省略できる。
請求項7の発明によれば、請求項6の発明の網模様、点模様、あるいは線模様に金属光沢を持たせ、裏画像をより見え難くすることができる。
請求項8の発明によれば、表画像の上側に、メッシュ基材又は半透明材を配置したので、表画像に影が当たったようになる。この効果で、周囲照度が高い場所に画像シートを設置しても、光が当たった時の透光材上の電飾画像をより見えやすくできる。これにより、本発明の複数画像表示シートの設置可能環境範囲を広げることができる。又、昼間のような照度の高い時間帯にも使用できることになる。
次に、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の基本的な第1の実施の形態(請求項1〜3の発明)に係る複数画像表示用の画像シート構成を説明する側面図である。図2は請求項3の発明において、透光材として片側白コート透明フィルムを採用した場合の側面図である。
図1に示すように、この画像シートは、透光材1の一方の面に、3層からなる不透明表画像2が形成される。3層の構成は、最上層の画像層2a、中間層の白色層2b、最下層の遮光暗色層2cからなる。遮光暗色層2cは、透光材1の表面に密着している。透光材1の他方の面には、反転裏画像3が形成される。開口部の開口率の範囲は概ね25%〜70%である。望ましい範囲は30%〜50%である。
図1に示される透光材1は、乳白色半透明、あるいは透明な基材である。図2は、片側白コート透明フィルムを透光材1として使用した例で、白コート層1aの付着した側に不透明表画像2を形成し、反転裏画像3は透明基材1b側に形成している。
図1に示される透光材1は、乳白色半透明、あるいは透明な基材である。図2は、片側白コート透明フィルムを透光材1として使用した例で、白コート層1aの付着した側に不透明表画像2を形成し、反転裏画像3は透明基材1b側に形成している。
光源4の消灯時には、表画像2が見える。光源4を点灯させると、図1の一点鎖線で示すように、光源4から透光材1と表画像の無い開口部5を通して光が出てくる。このため、表画像側は影となり、視覚には暗色としか映らない。そして、図1の破線で示すように、開口部5を通して透光材1に描かれた反転裏画像3が見える。このように、光源4を点滅させることにより、2種類の画像を表示することができる。
図3Aから3Cは、不透明部分画像を持つ本発明の第2の実施形態(請求項4及び5の発明)に係る画像シートを説明する側面図である。
図3Aの例の画像シート(請求項4の発明)は、光源からの光が当る時にも表示し続けたい表画像2の中の部分画像を形成した遮光性ある基材6を、表画像2の上に貼り合せた例である。部分画像を形成した遮光性ある基材6は、接着層6cを裏側に持つ遮光性基材6aの上に部分画像6bを形成したもので、接着層6cを介して表画像2の上に貼り付けられる。基材6は、光源からの光が当たる時にも表画像として視認できるよう、開口部の無い完全画像である。
図3Aの例の画像シート(請求項4の発明)は、光源からの光が当る時にも表示し続けたい表画像2の中の部分画像を形成した遮光性ある基材6を、表画像2の上に貼り合せた例である。部分画像を形成した遮光性ある基材6は、接着層6cを裏側に持つ遮光性基材6aの上に部分画像6bを形成したもので、接着層6cを介して表画像2の上に貼り付けられる。基材6は、光源からの光が当たる時にも表画像として視認できるよう、開口部の無い完全画像である。
図3Bは、請求項5の発明において、光源からの光が当る時にも表示し続けたい表画像2の中の部分画像だけを完全画像に形成した例で、開口部は無い。図3Cは、請求項5の発明において、上記部分画像の領域だけ開口部を遮光暗色層で覆った例である。
図4は、干渉低減目的の模様を形成した本発明の第3の実施形態(請求項6及び請求項7の発明)に係る画像シートを説明する側面図である。図4に示す例は、透光材表面全面に、網模様、点模様、あるいは線模様の各種模様7が形成され、その上に表画像2が形成された画像シート例である。各種模様7は開口部5のみに形成しても良い。
図5は、周囲照度が高い場所で電飾裏画像を明瞭に見せるための本発明第4の実施形態(請求項8の発明)に係る画像シートを説明する側面図である。表画像2の上側には、周囲照度が高い場所でも、電飾裏画像を明瞭に見せるための画像の無いメッシュ材又は半透明材8がラミネートされている。半透明材8は、フィルム基材8aと接着層8bから成り、接着層8bを介してフィルム基材8aが表画像2及び透光材1に密着する。
次に、本発明の具体的な実施例を説明する。
(実施例1)
UV硬化型顔料インクを搭載したスーパーワイドフォーマットプリンタVUTEK QS2000(商標、イー・エフ・アイ社製)を用いて、厚さ188μmの乳白ポリエステルフィルム「U298W」(商標、帝人デュポンフィルム社製)と、片面白色コーティングを施した188μm厚みの透明ポリエステルフィルム「PET白コート」(商標、サンリュウ社製)の二枚のフィルムに表画像をインクジェットプリントで形成した。PET白コートは、白色コーティングを施した側に表画像を形成した。黒色にCMY三色を加えて遮光性を高めた暗色層の上に、白色層、画像層を乗せた3層から成る表画像には、穴径1mmで開口率40%の多孔開口部を持たせた。表画像形成面と反対側には反転裏画像を昇華転写印刷で形成した。昇華転写印刷画像は、昇華インク「HANAE−Dタイプ」(商標、サンリュウ社製)をJV−4プリンタ(商標、ミマキエンジニアリング社製)に搭載して、転写紙「HTR−4000」(商標、Coldenhove社製)の上に印刷して乾燥させた後、180℃2分間の熱転写条件によって形成した。完成した画像シートを明るさ2200ルクスのLEDライトパネル「B1−LED−W」(商標、有限会社ルミテクノ社製)に挿入して画像の見え方を確認した。LEDパネル消灯時には、表画像が見えた。乳白ポリエステルフィルムが厚く、転写浸透画像は表画像側(転写反対面)まで鮮明には見えないので、表裏画像の干渉は気にならない程度だった。一方、白色コーティングを施したポリエステルフィルムは転写浸透画像は透明層に形成されているので、消灯時には白色コーティングを透過しては見えない。表裏画像の干渉はより少なかった。LEDパネルを点灯させると、裏画像が電飾画像として見えた。両者とも深みのある鮮やかな発色だった。
UV硬化型顔料インクを搭載したスーパーワイドフォーマットプリンタVUTEK QS2000(商標、イー・エフ・アイ社製)を用いて、厚さ188μmの乳白ポリエステルフィルム「U298W」(商標、帝人デュポンフィルム社製)と、片面白色コーティングを施した188μm厚みの透明ポリエステルフィルム「PET白コート」(商標、サンリュウ社製)の二枚のフィルムに表画像をインクジェットプリントで形成した。PET白コートは、白色コーティングを施した側に表画像を形成した。黒色にCMY三色を加えて遮光性を高めた暗色層の上に、白色層、画像層を乗せた3層から成る表画像には、穴径1mmで開口率40%の多孔開口部を持たせた。表画像形成面と反対側には反転裏画像を昇華転写印刷で形成した。昇華転写印刷画像は、昇華インク「HANAE−Dタイプ」(商標、サンリュウ社製)をJV−4プリンタ(商標、ミマキエンジニアリング社製)に搭載して、転写紙「HTR−4000」(商標、Coldenhove社製)の上に印刷して乾燥させた後、180℃2分間の熱転写条件によって形成した。完成した画像シートを明るさ2200ルクスのLEDライトパネル「B1−LED−W」(商標、有限会社ルミテクノ社製)に挿入して画像の見え方を確認した。LEDパネル消灯時には、表画像が見えた。乳白ポリエステルフィルムが厚く、転写浸透画像は表画像側(転写反対面)まで鮮明には見えないので、表裏画像の干渉は気にならない程度だった。一方、白色コーティングを施したポリエステルフィルムは転写浸透画像は透明層に形成されているので、消灯時には白色コーティングを透過しては見えない。表裏画像の干渉はより少なかった。LEDパネルを点灯させると、裏画像が電飾画像として見えた。両者とも深みのある鮮やかな発色だった。
(実施例2)
UV硬化型顔料インクを搭載したスーパーワイドフォーマットプリンタVUTEK QS2000(商標、イー・エフ・アイ社製)を用いて、188μm厚みの透明ポリエステルフィルム「メリネックス」(商標、帝人デュポンフィルム社製)に両面インクジェットプリントした。1枚目は片面に直接表画像を形成し、二枚目は片面全面に画像干渉低減フィルターとするための5mm角で開口率60%の黒色メッシュ模様を形成し、その上に表画像を形成した。表画像には、穴径1mmで開口率40%の多孔開口部を持たせた。二枚の「メリネックス」とも同様に、表画像形成面と反対側に、同じUV硬化型顔料インクで反転裏画像を印刷して画像シートを完成した。完成した画像シートを明るさ2200ルクスのLEDライトパネル「B1−LED−W」(商標、有限会社ルミテクノ社製)に挿入して画像の見え方を確認した。LEDパネル消灯時には、表画像が見えたが、黒色メッシュ模様を形成していない方は表画像と裏画像が干渉して見えた。黒色メッシュ模様を形成した方は、表画像がよりしっかりと見えた。LEDパネルを点灯させると、両方のシートとも裏画像が電飾画像として見えた。しかし、昇華転写印刷した実施例1のような深みのある鮮やかな発色は得られなかった。
UV硬化型顔料インクを搭載したスーパーワイドフォーマットプリンタVUTEK QS2000(商標、イー・エフ・アイ社製)を用いて、188μm厚みの透明ポリエステルフィルム「メリネックス」(商標、帝人デュポンフィルム社製)に両面インクジェットプリントした。1枚目は片面に直接表画像を形成し、二枚目は片面全面に画像干渉低減フィルターとするための5mm角で開口率60%の黒色メッシュ模様を形成し、その上に表画像を形成した。表画像には、穴径1mmで開口率40%の多孔開口部を持たせた。二枚の「メリネックス」とも同様に、表画像形成面と反対側に、同じUV硬化型顔料インクで反転裏画像を印刷して画像シートを完成した。完成した画像シートを明るさ2200ルクスのLEDライトパネル「B1−LED−W」(商標、有限会社ルミテクノ社製)に挿入して画像の見え方を確認した。LEDパネル消灯時には、表画像が見えたが、黒色メッシュ模様を形成していない方は表画像と裏画像が干渉して見えた。黒色メッシュ模様を形成した方は、表画像がよりしっかりと見えた。LEDパネルを点灯させると、両方のシートとも裏画像が電飾画像として見えた。しかし、昇華転写印刷した実施例1のような深みのある鮮やかな発色は得られなかった。
(実施例3)
水性顔料バインダーインク、「Heatset−S」(商標、サンリュウ社製)を搭載したフラットベッドプリンタ「NF−4800」(商標、サンリュウ社製)を用いて、薄手のポリエステル布であるポンジ布片面に表画像を直接インクジェットプリントした。先ず、にじみ防止前処理材「コートS」(商標、サンリュウ社製)をスプレーした後に黒色にCMY三色を加えて遮光性を高めた暗色層を印刷し、次に白色層の二回重ね刷りを行い、最後に画像層を重ねた。表画像の開口部は、穴径1.5mmで開口率35%とした。ポンジ布の表画像形成面とはと反対側に、反転裏画像を昇華転写印刷で形成した。昇華転写印刷画像は、昇華インク「HANAE−Dタイプ」(商標、サンリュウ社製)をJV−4プリンタ(商標、ミマキエンジニアリング社製)に搭載して、転写紙「HTR−4000」(商標、Coldenhove社製)の上に印刷して乾燥させた後、180℃で1分30秒間の熱転写条件によって形成した。完成した画像シートの後ろに複数の100W白熱電球を配置して画像の見え方を確認した。熱転写条件が強過ぎなければ、ポンジ布に形成される昇華転写画像は転写側ほどその裏面(表画像側)は濃い発色にならない。結果として表画像側から裏画像は見えにくく、白熱電球消灯時にも画像干渉は気にならなかった。白熱電球を点灯させると、裏画像が電飾画像として鮮やかに見えた。
水性顔料バインダーインク、「Heatset−S」(商標、サンリュウ社製)を搭載したフラットベッドプリンタ「NF−4800」(商標、サンリュウ社製)を用いて、薄手のポリエステル布であるポンジ布片面に表画像を直接インクジェットプリントした。先ず、にじみ防止前処理材「コートS」(商標、サンリュウ社製)をスプレーした後に黒色にCMY三色を加えて遮光性を高めた暗色層を印刷し、次に白色層の二回重ね刷りを行い、最後に画像層を重ねた。表画像の開口部は、穴径1.5mmで開口率35%とした。ポンジ布の表画像形成面とはと反対側に、反転裏画像を昇華転写印刷で形成した。昇華転写印刷画像は、昇華インク「HANAE−Dタイプ」(商標、サンリュウ社製)をJV−4プリンタ(商標、ミマキエンジニアリング社製)に搭載して、転写紙「HTR−4000」(商標、Coldenhove社製)の上に印刷して乾燥させた後、180℃で1分30秒間の熱転写条件によって形成した。完成した画像シートの後ろに複数の100W白熱電球を配置して画像の見え方を確認した。熱転写条件が強過ぎなければ、ポンジ布に形成される昇華転写画像は転写側ほどその裏面(表画像側)は濃い発色にならない。結果として表画像側から裏画像は見えにくく、白熱電球消灯時にも画像干渉は気にならなかった。白熱電球を点灯させると、裏画像が電飾画像として鮮やかに見えた。
(実施例4)
実施例1で両面に画像を形成したした乳白ポリエステルフィルム表画像の部分画像と同一画像を、同じくUV硬化型顔料インクを搭載したスーパーワイドフォーマットプリンタVUTEK QS2000(商標、イー・エフ・アイ社製)を用いて、開口部の無い遮光素材である裏糊付き塩ビシート「Block−out film」(商標、ASLAN社)に形成した。印刷済の部分画像は周囲を切り抜いて、乳白ポリエステルフィルム表画像に位置を合わせて貼り付けた。完成した画像シートを明るさ2200ルクスのLEDライトパネル「B1−LED−W」(商標、有限会社ルミテクノ社製)に挿入して画像の見え方を確認した。LEDパネル消灯時には、表画像が見えた。LEDパネルを点灯させると、電飾画像をバックにした部分画像とが一枚の画像となって見えた。電飾画像を遠くの背景として、濃度感ある部分画像はより近距離に見えた。
実施例1で両面に画像を形成したした乳白ポリエステルフィルム表画像の部分画像と同一画像を、同じくUV硬化型顔料インクを搭載したスーパーワイドフォーマットプリンタVUTEK QS2000(商標、イー・エフ・アイ社製)を用いて、開口部の無い遮光素材である裏糊付き塩ビシート「Block−out film」(商標、ASLAN社)に形成した。印刷済の部分画像は周囲を切り抜いて、乳白ポリエステルフィルム表画像に位置を合わせて貼り付けた。完成した画像シートを明るさ2200ルクスのLEDライトパネル「B1−LED−W」(商標、有限会社ルミテクノ社製)に挿入して画像の見え方を確認した。LEDパネル消灯時には、表画像が見えた。LEDパネルを点灯させると、電飾画像をバックにした部分画像とが一枚の画像となって見えた。電飾画像を遠くの背景として、濃度感ある部分画像はより近距離に見えた。
(実施例5)
実施例1で両面に画像を形成したした乳白ポリエステルフィルム表画像をLEDライトパネルに装着したが、それを窓の近くの壁に掛けると、付近の照度が高過ぎてLEDライト点灯時に電飾裏画像が見え難かった。そこで、ポリエステルフィルムの上に0.5mm厚のスモークカラー塩ビシート「ユニサンデー」(商標、光社製)を置いてみた。淡い茶色味掛かった半透明の板だが色相への影響は気にならず、表画像の見え方も十分保たれ、同時にLEDライト点灯時に裏画像も見え易くなった。
実施例1で両面に画像を形成したした乳白ポリエステルフィルム表画像をLEDライトパネルに装着したが、それを窓の近くの壁に掛けると、付近の照度が高過ぎてLEDライト点灯時に電飾裏画像が見え難かった。そこで、ポリエステルフィルムの上に0.5mm厚のスモークカラー塩ビシート「ユニサンデー」(商標、光社製)を置いてみた。淡い茶色味掛かった半透明の板だが色相への影響は気にならず、表画像の見え方も十分保たれ、同時にLEDライト点灯時に裏画像も見え易くなった。
本発明によれば、床、壁面、柱側面、独立看板、間仕切り、天井、車両外装面、窓ガラス面、広告塔、遊技機盤面、装身具、電気・電子機器などに設置する表示装置に装着する画像シートを提供できる。
Claims (8)
- 半透明又は透明基材の表面に、遮光暗色層、白色層、画像層の3層からなる表画像を開口率25%〜70%で形成し、半透明あるいは透明基材裏側に反転裏画像を形成した、背後からの光の有無で複数の画像表現を可能にすることを特徴とする画像シート。
- 請求項1記載の画像形成シートにおいて、上記表画像が、網点状に、又は格子状に、又は縞状に形成されたことを特徴とする画像シート。
- 請求項1又は2記載の画像シートにおいて、上記表画像を不透明顔料インクを用いて形成し、裏画像を昇華色素で半透明あるいは透明基材に形成したことを特徴とする画像シート。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の複数画像表示方法において、該光源からの光が前記裏画像に当たる時にも表示し続けたい表画像の中の部分画像と同一画像を穴の無い遮光性ある基材に形成し、表画像の上側に貼り付けるか、あるいは部分画像と同一形状の穴の無い遮光性ある暗色素材を、裏画像の上側に貼り付けたことを特徴とする画像シート。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像シートにおいて、表画像の上記部分画像だけを開口部の無い完全画像に形成するか、上記部分画像の領域だけ開口部を遮光暗色層で覆うことで、穴の無い遮光性ある基材に上記部分画像又は同一形状の穴の無い遮光性ある暗色素材の貼り付けを省略したことを特徴とする画像シート。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像シートにおいて、3層の表画像の下側全面に、又は開口部のみに、透明度を落とすための網模様、点模様、あるいは線模様を形成したことを特徴とする画像シート。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像シートにおいて、前記透明度を落とすための模様が、金属光沢を有することを特徴とする画像シート。
- 請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像シートにおいて、表画像の上側に、画像の無いメッシュ材又は半透明材を貼り付け、周囲照度が高い場所でも、前記光源点灯時に、又は光源の光を開放時に前記裏画像を明瞭に見せることを特徴とする画像シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008106204A JP2009223270A (ja) | 2008-03-18 | 2008-03-18 | 複数画像表示シート |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11120711B2 (en) | 2017-08-30 | 2021-09-14 | Mimaki Engineering Co., Ltd. | Multilayered printed matter and multilayer printing method |
WO2023191087A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 大日本印刷株式会社 | 加飾部材、樹脂成形品及び加飾付き表示装置 |
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-
2008
- 2008-03-18 JP JP2008106204A patent/JP2009223270A/ja active Pending
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