JP2009223104A - スクリーン及び投射システム - Google Patents

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JP2009223104A
JP2009223104A JP2008068948A JP2008068948A JP2009223104A JP 2009223104 A JP2009223104 A JP 2009223104A JP 2008068948 A JP2008068948 A JP 2008068948A JP 2008068948 A JP2008068948 A JP 2008068948A JP 2009223104 A JP2009223104 A JP 2009223104A
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screen
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Koichi Akiyama
光一 秋山
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】入射角度のある投射光を正面方向へ適切に散乱・反射させることができるととも
に、外光が観察者側に反射されるのを抑制し、明るい部屋等での投影画像のコントラスト
を改善できるスクリーン及びこれを用いた投射システムを提供すること。
【解決手段】散乱面RSを上方端UEと下方端DEとを繋いで形成される基準平面VSか
ら投射光PLの入射側に配置した形状としている。これにより、入射した外光OLのうち
散乱面RSに入射して散乱・反射した成分を光吸収面ASに吸収させるか、観察者のいる
方向とは別の方向に向ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、前方のプロジェクタ等の投影装置からの投射光を反射して投影画像を映し出
すスクリーン及び当該スクリーンを用いた投射システムに関する。
マイクロレンズと反射面とを集積したものを用いるスクリーンであって、マイクロレン
ズの背後に配置される反射面の向きをスクリーンの中心法線方向に傾斜させるものが知ら
れており、特にスクリーンの中心部から周辺部に向かって傾斜角を徐々に変化させるもの
が知られている(特許文献1参照)。また、投射光の反射・拡散の方向をスクリーンの位
置に応じて調整するために、スクリーン表面の鉛直方向の断面を、凹部または凸部を偏在
させて非対称な凹凸形状とするものも知られている(特許文献2参照)。
特開平3−156435号公報 特開平3−142422号公報
しかしながら、反射型のスクリーンの使用において、例えば大きな入射角度でスクリー
ンに入射する投射光を、傾斜した反射面を用いて大きな角度をもたせて正面方向に反射・
拡散させる場合、当該反射面に外光の一部が当たってスクリーンの観察者のいる方向へ反
射されてしまう可能性があり、反射された外光が投影画像のコントラスト低下を生じさせ
る原因となる可能性がある。
そこで、本発明は、入射角度のある投射光を正面方向へ適切に散乱・反射させることが
できるとともに、外光が観察者側に反射されるのを抑制し、明るい部屋等での投影画像の
コントラストを改善できるスクリーン及びこれを用いた投射システムを提供することを目
的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るスクリーンは、(a1)スクリーン前面側の
2次元平面である第1平面上に配置され、複数のシリンドリカルレンズを各シリンドリカ
ルレンズの長手方向に対して垂直方向に配列して成るレンチキュラーレンズと、(a2)
レンチキュラーレンズの裏側に第1平面に対して傾斜して形成されるとともに、入射する
投射光を散乱させつつスクリーン前面側に射出させる複数の散乱面とを有する(a)スク
リーンシートを備え、(b)散乱面は、第1平面に対する投射光の入射角が大きくなる方
向に対応する一方側の端部と投射光の入射角が小さくなる方向に対応する他方側の端部と
を繋いだ基準平面より投射光の入射側に位置している。ここで、各散乱面が「基準平面よ
り投射光の入射側に位置している」とは、各散乱面の全ての部分が、基準平面よりも投射
光の入射側に位置している場合に限らず、その一部が基準平面上にある場合も含むものと
する。
まず、上記スクリーンでは、レンチキュラーレンズを構成する各シリンドリカルレンズ
の裏側に、シリンドリカルレンズの配列された平面に対して傾斜し、かつ、シリンドリカ
ルレンズを経た投射光を散乱させつつ反射する散乱面を設けることで、スクリーンに入射
する投射光を適切に散乱した状態でシリンドリカルレンズの前方に射出させることができ
る。この際、各散乱面は、上記一方側の端部と上記他方側の端部とを繋いだ基準平面から
投射光の入射側に位置している。このため、本スクリーンにおいて、各散乱面のうち他方
側の端部やこれに近い位置で外光が観察者側に反射されるのを抑制でき、投影画像のコン
トラストを改善でき、明るい部屋等での使用にも適したものとなる。
また、本発明の具体的な態様として、(a)第2平面が、第1平面に垂直に交差し、(
b)散乱面の少なくともひとつにおいて、他方側の端部における第2平面内での接線と第
1平面の法線とのなす角度が、一方側の端部における第2平面内での接線と第1平面の法
線とのなす角度よりも小さい。この場合、各散乱面において、特に外光を観察者側に反射
させやすい他方側の端部及びその周辺での外光の反射方向を相対的に下向きにでき、観察
者側への反射を回避できる。
また、本発明の具体的な態様として、散乱面において、一方側の端部における第2平面
内での接線と第1平面の法線とのなす角度が、基準平面と第1平面の法線とのなす角度よ
りも大きい。この場合、各散乱面において、投射光を適切に反射する角度となる基準平面
と第1平面の法線とのなす角度を基準とすることで投射光の適切な散乱・反射を行うため
の散乱面の傾斜角度を概ね保ちつつ、散乱面の一方側の領域に入射する外光が観察者側に
散乱・反射されることを抑制できる。
また、本発明の具体的な態様として、散乱面において、他方側の端部における第2平面
内での接線と第1平面の法線とのなす角度が、基準平面と第1平面の法線とのなす角度よ
りも小さい。この場合、各散乱面において、投射光を適切に反射する角度となる基準平面
と第1平面の法線とのなす角度を基準とすることで投射光の適切な散乱・反射を行うため
の散乱面の傾斜角度を概ね保ちつつ、散乱面の他方側の領域に入射する外光が観察者側に
散乱・反射されることを抑制できる。
また、本発明の具体的な態様として、散乱面において、他方側の端部における第2平面
内での接線と第1平面の法線とのなす角度が、0度以上である。この場合、各散乱面にお
いて、散乱面の他方側の領域に入射する外光を適切に処理するとともに、投射光の適切な
散乱・反射を行うことが可能となっている。
また、本発明の具体的な態様として、散乱面における第2平面内での接線と第1平面の
法線とのなす角度が、一方側から他方側に向かうに従って小さくなる。この場合、各散乱
面において、散乱面の各領域における傾斜角度を外光の遮断及び投射光の散乱・反射の双
方に適したものとすることができる。
また、本発明の具体的な態様として、レンチキュラーレンズの裏側のうち、少なくとも
散乱面の周囲に、光吸収性素材により形成される光吸収面をさらに有する。この場合、光
吸収面により、外光等の不要光を吸収させて高コントラストな画像を形成することができ
る。
また、本発明の具体的な態様として、レンチキュラーレンズが、表面に反射防止コート
を有する。これにより、スクリーン表面での反射を防止することができる。
また、本発明の具体的な態様として、レンチキュラーレンズが、ロール巻き取り可能と
なっており、ロールする軸の方向に沿って複数のシリンドリカルレンズの長手方向を配置
した構造を有する。これにより、スクリーンをロールして収納した際に、複数のシリンド
リカルレンズ間の境界部分が主に曲がるため、シリンドリカルレンズの本体部分の変形量
を少なくすることができる。
また、本発明の具体的な態様として、本発明に係る投射システムは、(a)上記いずれ
かに記載のスクリーンと、(b)スクリーンに投影画像を投射する画像投射装置とを備え
る。この場合、上記スクリーンを用いることにより、投射システムは、投射光を適切に散
乱・反射し、かつ、有効に利用でき、また、外光による影響を低減し、明るい部屋等での
投影画像のコントラストを改善できる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係るスクリーンについて図面を参照しつつ説明する。図
1は、本実施形態に係るスクリーンを模式的に示す側面図である。本実施形態のスクリー
ン10は、反射型のスクリーンであり、レンチキュラーレンズ1を設けた光透過性のスク
リーンシート2と、スクリーンシート2の裏面全体に貼りつけられる光吸収シート3とを
備える。
図示のように、投影装置等の有する投射レンズPOの投射光源点Sから投射光PLがス
クリーン10上に投射されることにより、画像投影がなされる。投射光源点Sは、スクリ
ーン10に近接した下方位置に設置されている。この結果、スクリーン10の左右中央を
上下に延びるスクリーン中心軸LXの中央に位置する中心位置Oにおいて、投射光源点S
からの投射光PLが、その光束軸AXが入射角度αとなっている状態で、下方から上方に
向けて入射している。従って、この場合、スクリーン10の上下方向について上方向即ち
+y方向が投射光PLの入射角が大きくなる方向となっている。
図2は、スクリーン10の構造を模式的に示す側断面図である。スクリーンシート2は
、表側にシリンドリカルレンズCLを2次元的に配列したレンズアレイであるレンチキュ
ラーレンズ1と、レンチキュラーレンズ1の裏面側に各シリンドリカルレンズCLに対応
して周期的に設けられた溝GTとを有する。なお、スクリーンシート2には、溝GTの内
面に散乱材を塗布することで散乱部4が形成されている。
スクリーンシート2の表側に形成されたレンチキュラーレンズ1は、略半円柱状の外形
を有しx方向に延びるシリンドリカルレンズCLを要素レンズとして長手方向(x方向)
に対して垂直なy方向に多数配列して連ねることにより、全体としてxy平面(第1平面
)に平行に広がる表面を構成している。つまり、これらのシリンドリカルレンズCLは、
スクリーン10全体の表面を構成すべく2次元平面上に配置されている。各シリンドリカ
ルレンズCLは、図1の投射レンズPOからの斜め上向きの投射光PLを入射させて適宜
集光させる。また、各シリンドリカルレンズCLは、スクリーン10の内部で後述する散
乱面RSによって散乱・反射された投射光PLを、所定の発散角で前方に射出させる。
一方、裏面構造部2の裏側に形成された溝GTは、シリンドリカルレンズCLに対応し
て、その長手方向即ちx方向に略沿って延びている。各溝GTには、各シリンドリカルレ
ンズCLの配列された上下のy方向に対して略垂直な側面SSが上面側に形成されており
、溝GTは、この側面SSと、xy平面(第1平面)に対して全体として傾斜し、曲面を
描いている底面FSとによって画定されている。この結果、溝GTのyz断面は、直角三
角形の斜辺部分がカーブを描く形状となっている。底面FSは、各シリンドリカルレンズ
CLで集光されて斜め上方向に傾いて入射する投射光PLを正面方向即ち+z方向に反射
する傾向を高めるべくxy平面に対して傾いている。つまり、底面FSの両端UE、DE
を繋いで形成される基準平面VSの傾斜角度βは、投射光PLを正面方向即ち+z方向に
反射させるのに適した角度となるように設定されており、底面FSは、基準平面VSに略
沿って配置されており、傾斜角度βを標準とする凸曲面を描いている。各散乱部4は、上
記のような形状の各溝GTを充填するものであり溝GTの形状を反転した形状を有してい
る。散乱部4は、底面FSから入射する光を+z方向に反射する際、適当な分散特性で散
乱させた状態とする。これにより、近接した下方からスクリーン10に入射した投射光P
Lを正面に一定の広がりをもって導く効果を助長することができる。散乱成分としては、
例えば、硫酸バリウムまたは硫酸バリウムに白色の反射性インク(例えば白色のパール系
インク)を混ぜたもの等を用いる。以上において、底面FSとその背後に近接する散乱部
4の薄膜部(例えば数μm程度の厚さ部分)とは、スクリーン10に入射した光束を正面
方向に散乱させつつ反射する機能を有しており、底面FSと当該散乱部4の薄膜部とをま
とめて散乱面RSと呼ぶものとする。
光吸収シート3は、スクリーンシート2の裏面側全体を光吸収性素材で覆うように形成
されている。光吸収シート3は、散乱部4の周辺に外光等の不要光を吸収させる光吸収面
ASを形成する。なお、スクリーン10全体の厚みは、好ましくは0.3mm〜0.5m
m程度である。また、スクリーンシート2は、光透過性の樹脂等を材料としているが、そ
の屈折率は、好ましくは1.45〜1.60程度である。
図3は、スクリーン10の散乱面RSの形状について説明するための図であり、シリン
ドリカルレンズCLの1つ分即ちレンチキュラーレンズ1の1ピッチ分を示す側断面図で
ある。
既述のように、本実施形態のスクリーン10において、溝GT底部の散乱面RSは、x
y平面(第1平面)に対して傾斜した曲面である。つまり、第1平面に垂直で鉛直方向に
延びるyz平面(第2平面)での溝GTのyz断面は、直角三角形状の斜辺となる部分が
散乱面RSによって曲線状に形成されている。以下、図3を用いてこの散乱面RSの形状
について、より詳しく説明する。散乱面RSの曲面形状は、投射光PLの入射角が大きく
なる一方側の端部の先端である上方端UEと、投射光PLの入射角が小さくなる他方側の
端部の先端である下方端DEとを繋いで形成される仮想的な基準平面VSからシリンドリ
カルレンズCL側にせり出した凸形状となっている。つまり、散乱面RSは、基準平面V
S上又は基準平面VSよりも投射光PLの入射側に位置している。散乱面RSがこのよう
な形状であることから、スクリーン10に対するyz平面(第2平面)内での散乱面RS
の傾斜角度βは、散乱面RSの位置によって値が変化するものであり、基準平面VSの
傾斜角度βを基準として、上方端UE側では傾斜角度βよりも小さく、下方端DE側では
傾斜角度βよりも大きくなっている。以上の関係について、散乱面RSの傾斜角度β
余角となる散乱面RSとxy平面(第1平面)の法線とのなす角度θを用いて説明する
。つまり、β+θ=90°であり、この角度θの変化について説明することにより
、散乱面RSの曲面形状について説明する。なお、この場合、xy平面の法線の方向とは
z方向である。まず、一般に、散乱面RSについて、散乱面RSの接平面TSは、散乱面
RSのxy平面に対する傾斜度合いを示すものである。この接平面TSとxy平面の法線
とのなす角度は、散乱面RSとxy平面の法線とのなす角度θとなっている。特に、図
3の場合、散乱面RSは、基準平面VSから凸状に突き出た形状となっており、散乱面R
Sとxy平面の法線とのなす角度θは、一方側の端部である上方端UEから他方側の端
部である下方端DEに向かうに従って徐々に小さくなっている。また、図3のように、接
平面TSが散乱面RS上において上下方向の中間辺りに位置する場合、角度θの値は、
基準平面VSとxy平面の法線とのなす角度θ(傾斜角度βの余角)の値に略等しいもの
となる。つまり、散乱面RSとxy平面の法線とのなす角度θは、角度θを基準として
、散乱面RSの上方に行くほど、大きくなり、下方に行くほど小さくなる。例えば、散乱
面RSのうち上方側の領域USにおいては、領域USの中央付近での散乱面RSの接平面
UTとxy平面の法線とのなす角度θは、基準平面VSとxy平面の法線とのなす角度
θよりも大きくなっている。一方、下方側の領域DSにおいて、同様に定めた領域DSの
中央付近での接平面DTとxy平面の法線とのなす角度θは、角度θよりも小さくなっ
ている。なお、この場合、下方端DEにおいて、同様に規定される散乱面RSとxy平面
の法線とのなす角度θ´(不図示)は、角度θとして最小となるが、その値は0度以
上となっている。最下端における散乱面RSとxy平面の法線とのなす角度θ´がある
程度以上の角度を保っていることで、下方端DE側付近の領域DSにおいても投射光PL
を正面方向に散乱・反射させることができるものとなっている。
ここで、投射光PLの散乱面RS上において実際に光の入射する有効領域は、散乱面R
S全体に一致していてもよく、散乱面RSの一部のみが当該有効領域となっていてもよい
。つまり、投射光PLは、入射角度やシリンドリカルレンズCLのレンズ効果等により、
必ずしも全ての散乱面RSにおいて、散乱面RSの境界である上方端UEや下方端DEに
まで到達するとは限らず、例えば、散乱面RSの周辺部である領域USや領域DSには投
射光PLの散乱・反射がなされない部分があってもよい。散乱面RSの一部のみが投射光
PLの有効領域となっている場合、当該有効領域において上記と同様に基準平面VSを定
め、これを基準として、散乱面RSは、基準平面VSから投射光PLの入射側に位置し、
かつ投射光PLを正面方向に散乱・反射させるものとなっていればよい。
以下、図2に戻って、投射光PLの光路を説明することにより、スクリーン10におけ
る動作について説明する。
まず、図2に示すように、各シリンドリカルレンズCLのうち、図中例えばy方向につ
いて最下に位置するシリンドリカルレンズCL1に入射した投射光PL1は、集光されて
シリンドリカルレンズCL1の背後に位置する散乱面RS1で散乱・反射される。散乱面
RS1で反射された投射光PL1は、同一のシリンドリカルレンズCL1を経て適度に発
散された状態で前方に射出される。同様に、シリンドリカルレンズCL1以外の各シリン
ドリカルレンズCLに入射した投射光PLも、対応する散乱面RSを経て同一のシリンド
リカルレンズCLから射出される。
一方、スクリーン10には、画像投影には不要である外光OLも入射する。外光OLを
発生する照明光等は、例えば室内の天井側に設置されて室内を照明する場合が多い。この
ように、上方から投射される外光OLは、そのほとんどが、スクリーン10のうち、溝G
Tの側面SS或いは光吸収シート3の光吸収面ASに入射するものとなっているが、散乱
面RSが平坦であると仮定すると、散乱面RSの傾斜角度によっては、観察者のいるスク
リーン10の前方に散乱・反射されてしまう場合がある。これに対して、本実施形態では
、図3を用いて説明したような形状を散乱面RSが有することにより、スクリーン10内
部において吸収されず散乱・反射される外光OLの一部についても、観察者のいる前方に
向かう傾向を抑えることができ、コントラストの高い画像が表示できるものとなっている
図4(a)は、散乱面RSでの外光OLの光路について説明する図であり、図4(b)
は、散乱面RSの形状が異なることによる外光OLの反射の違いを示す比較図である。な
お、ここでは、外光OLの入射方向は、上方からのものであり、その入射角度は、代表的
な値として約45°と想定している。図4(a)の散乱面RSは、図3により説明したよ
うに、凸状のせり出した形状となっている。これに対して、図4(b)に示す比較例の散
乱面RSは、逆に凹状のへこんだ形状となっている。図4(a)の場合、入射した外光O
Lのうちの多くは、光吸収面ASに直接入射して吸収されるものの、外光OLの一部は散
乱面RSに入射して散乱・反射する。しかしながら、散乱面RSが上記のような凸形状で
あり、当該凸形状の曲率を適宜定めておくことにより、散乱面RSで散乱・反射する外光
OLを、観察者のいる+z方向には向かわないものとすることができる。例えば、まず、
散乱面RSで散乱・反射する外光OLのうち、散乱面RSの上部側に入射した成分は、散
乱面RSでの散乱・反射の後、当該散乱面RSに対応するシリンドリカルレンズCLのレ
ンズ面LSにある程度大きな入射角度で入射する。このため、当該外光OLの成分は、レ
ンズ面LSにおいて屈折させて光路の方向を大きく変化して、下方側のシリンドリカルレ
ンズCLに再び入射するか或いは全反射される。従って、いずれにしても、外光OLの成
分は、スクリーン10内に留まり光吸収面ASに吸収されるか、或いは観察者のいる+z
方向とは別の方向に向けられる。また、散乱面RSで散乱・反射する外光OLのうち、散
乱面RSの下部側に入射した成分は、散乱面RSでの散乱・反射の後、直接光吸収面AS
に吸収されるか、或いはさらに側面SSで反射された後に光吸収面ASに吸収される。従
って、結局この場合においても、外光OLの成分は、+z方向には向かわないものとなる
。以上のように、この場合、当該外光OLの成分は、いずれも観察者のいる+z方向には
向かわないものとなる。これに対して、図4(b)のような場合、外光OLの一部が、観
察者のいる+z方向に向かってしまう可能性がある。まず、図4(b)の場合においても
、図4(a)の場合と同様、入射した外光OLのうちの多くは、光吸収面ASに直接入射
して吸収される(図4(a)と同様であるため不図示)。一方、外光OLの一部は、散乱
面RSに入射して散乱・反射する。ここで、図4(b)の場合の散乱面RSの形状は、図
4(a)の場合と異なり、凹形状である。従って、散乱面RSのうち、特に下方側に入射
した散乱・反射した外光OLの成分は、当該散乱面RSに対応するシリンドリカルレンズ
CLのレンズ面LSに対して比較的小さい入射角度で入射する。この場合、当該外光OL
の成分の中には、レンズ面LSでの屈折による方向の変化が少なく、観察者のいる+z方
向に向かってしまうものがある。
以上のように、本実施形態に係るスクリーン10は、散乱面RSを上方端UEと下方端
DEとを繋いで形成される基準平面VSから投射光PLの入射側に配置した形状としてい
る。これにより、入射した外光OLのうち散乱面RSに入射して散乱・反射した成分を光
吸収面ASに吸収させるか、観察者のいる方向とは別の方向に向けることができ、入射角
度のある投射光PLを正面方向へ適切に散乱・反射させることができるとともに、外光O
Lが観察者側に反射されるのを抑制し、明るい部屋等での投影画像のコントラストを改善
できる。
なお、レンチキュラーレンズ1の表面を構成する複数のシリンドリカルレンズCLの表
面には反射防止コートであるARコートCTが施されている。これにより、光の反射を防
止している。
また、スクリーン10は、図1に示す矢印AWの方向にロール巻き取り可能となってい
る。この場合、レンチキュラーレンズ1の各シリンドリカルレンズCL間を繋ぐ境界部分
BPが主に曲がることでシリンドリカルレンズCLそのものはあまり変形することなくス
クリーン10をロールして収納することができる。
図5(a)、5(b)及び5(c)は、本実施形態のスクリーンの製造方法についての
変形例を説明するための図であり、それぞれシリンドリカルレンズCLの1つ分即ちスク
リーン10の1ピッチ分を模式的に示す側断面図である。なお、スクリーンシート2の製
造方法については上記の例と同様であるので説明を省略する。図5(a)、5(b)及び
5(c)のうち、まず、図5(a)に示す例では、図2の光吸収シート3に代えて、光吸
収膜103が形成されている。つまり、散乱材を塗布することによって溝GTを充填して
散乱部4を形成した後、例えばスクリーンシート2の裏面側全体を覆うように光吸収性の
インクを塗布することで光吸収膜103が形成されている。図5(b)及び5(c)は、
さらに他の製造方法を段階的に示すものである。本変形例では、図5(b)に示すように
、まず、散乱部4が塗布されるよりも先にスクリーンシート2の裏面側に光吸収性のイン
クを塗り、溝GTの位置に開口を有する光吸収膜103を形成する。その後、図5(c)
に示すように、溝GTを充填するようにスクリーンシート2の裏面側全体に散乱材を塗布
して、散乱部4を形成している。なお、上記はいずれも製造方法の例示であり、同様の構
造を有するものであればこれら以外の製造方法であっても構わない。
また、散乱部4については、散乱面RSとして散乱効果をもたせるものであればよく、
溝GT全てを散乱材によって充填しなくてもよい。従って、例えば、溝GTのうち底面F
Sのみに散乱部4として散乱材を塗布することで散乱面RSを形成してもよい。また、散
乱材以外にも例えば底面FSに凹凸面をランダムに形成させ散乱効果をもたせることで散
乱面RSを形成してもよい。
〔第2実施形態〕
図6は、第2実施形態に係るスクリーンを模式的に示す側面図である。なお、本実施形
態のスクリーン110は、第1実施形態の変形例であり、散乱面RSの形状以外は第1実
施形態と同様であるから、そのほかの部分の説明については省略する。
図6は、本実施形態に係るスクリーン110の散乱面RSの形状について説明するため
の図であり、シリンドリカルレンズCLの1つ分即ちレンチキュラーレンズ1の1ピッチ
分を示す側断面図である。スクリーン110において、散乱面RSは、2つの互いに異な
る角度で傾斜した平坦面RS1、RS2により構成されている。2つの平坦面RS1、R
S2のうち、上方端UE側に位置する平坦面RS1は、xy平面の法線とのなす角度θ
が、基準平面VSとxy平面の法線とのなす角度θよりも大きくなっている。一方、下方
端DE側に位置する平坦面RS2は、xy平面の法線とのなす角度θが、角度θよりも
小さくなっている。この結果、散乱面RSは、上方端UEと下方端DEとを繋いだ基準平
面VS上又はこれよりも投射光PL側に位置するものとなっている。
第1実施形態に係るスクリーン10と同様に、本実施形態に係るスクリーン110にお
いても、散乱面RSを基準平面VSから投射光PLの入射側に配置した形状としているこ
とにより、外光OLが観察者側に反射されるのを抑制し、明るい部屋等での投影画像のコ
ントラストを改善できる。
〔第3実施形態〕
図7は、第3実施形態に係るスクリーンを模式的に示す側面図である。なお、本実施形
態のスクリーン210は、第1及び第2実施形態の変形例であり、散乱面RSの形状以外
は第1及び第2実施形態と同様であるから、そのほかの部分の説明については省略する。
図7は、本実施形態に係るスクリーン210の散乱面RSの形状について説明するため
の図であり、シリンドリカルレンズCLの1つ分即ちレンチキュラーレンズ1の1ピッチ
分を示す側断面図である。スクリーン210において、散乱面RSは、3つの平坦面RS
1、RS2、RS3により構成されている。この場合も、図6に示す第2実施形態のスク
リーン110の場合と同様に、散乱面RSは、基準平面VS上又はこれよりも投射光PL
側に位置するものとなっている。つまり、上方端UE側に位置する平坦面RS1とxy平
面の法線とのなす角度θは、基準平面VSとxy平面の法線とのなす角度θよりも大き
くなっており、下方端DE側に位置する平坦面RS2とxy平面の法線とのなす角度θ
は、角度θよりも小さくなっている。本実施形態に係るスクリーン210では、さらに、
3つの平坦面RS1、RS2、RS3のうち、中央に位置する平坦面RS3とxy平面の
法線とのなす角度θが、基準平面VSとxy平面の法線とのなす角度θと略等しい値と
なっている。つまり、平坦面RS3と基準平面VSとは略平行であり、これにより、平坦
面RS3に入射する投射光PLを正面方向に散乱・反射されるために適切な状態となって
いる。
第1及び第2実施形態に係るスクリーン10、110と同様に、本実施形態に係るスク
リーン210においても、散乱面RSを基準平面VSから投射光PLの入射側に配置した
形状としていることにより、外光OLが観察者側に反射されるのを抑制し、明るい部屋等
での投影画像のコントラストを改善できる。なお、第2実施形態のスクリーン110ある
いは本実施形態のスクリーン210はいずれも例示であり、例えば、平坦面の数をさらに
増やすことも可能である。また、平坦面に限らず、散乱面RSを複数の曲面によって構成
してもよい。さらに、散乱面RSの曲面として用いる形状も球面形状のほか、これに限ら
ず種々の非球面形状を用いてもよい。
〔第4実施形態〕
図8は、第4実施形態に係る投射システムの一例を示す図であり、第1乃至第3実施形
態のスクリーン10、110、210に画像投射装置としてプロジェクタを用いた場合の
投射システムを示している。図8において、プロジェクタ100は、プロジェクタ本体5
0と、投射レンズ20と、反射ミラーRMとを備える。なお、プロジェクタ100の各機
構は、筐体SC内に収容されている。ここでは、スクリーン10〜210及びプロジェク
タ100の設置環境として、室内に天吊りされた照明装置200により、上方からの外光
OLによる照明がなされており、プロジェクタ100は、スクリーン10〜210の下方
から投射を行うものとする。
プロジェクタ50での制御により形成された画像光は、投射レンズ20から射出され、
さらに、反射ミラーRMでの反射により、所望の角度が付けられた状態でプロジェクタ1
00からの投射光PLとして射出される。従って、この場合、プロジェクタ100は、ス
クリーン10〜210の法線に対して投射光PLの光束軸が傾いた斜め投射が行われる。
スクリーン10に投射された投射光PLは、上述したようにスクリーン10〜210上で
適度の発散角で正面方向に反射される。この際、上述したように、投射光PLの投射角度
に対応してスクリーン10〜210が構成されているため、投影される画像は、外光OL
による影響を低減し、明るい部屋等での投影画像のコントラストを改善できるだけでなく
、投射光PLを適切に正面方向へ射出させることができる。
なお、この発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能
である。
まず、上記実施形態において、基準平面VSの傾斜角度βは一律であるものとしている
が、投射光PLの入射角度に応じて溝GTごとに異なっていてもよい。また、この場合、
傾斜角度βに応じて散乱面RSの形状を変えることも可能である。
また、上記実施形態において、溝GTのピッチについては特に規定していないが、スク
リーン10の垂直方向についての溝GTのピッチを投射光PLの入射角度等に応じて徐々
に変化させてもよい。
また、上記実施形態において、スクリーンシート2に用いる材料の屈折率は、好ましく
は1.45〜1.60程度としているが、材料の屈折率についても、適切な散乱面RSの
形状を形成するために外光OL等の影響に応じて適宜調整可能である。例えば上記実施形
態では、投射光PLを入射角度α、外光OLの入射角度を上方から約45°に設定してい
るが、これらの値の変更等に応じて適当な屈折率を選択することが可能である。
また、上記の実施形態では、散乱成分を含むインクを塗布することにより散乱部4を形
成しているが、散乱部4は、インク以外にも、例えば散乱シートを散乱面RSに貼り付け
ることにより形成してもよい。
また、光吸収膜103は、レンチキュラーレンズ1の裏面側全体を覆うものとしている
が、例えばコントラストをあげるために、散乱部4の塗布された散乱面RSの周囲等に部
分的に施すといった必要に応じて設けるものとしてもよい。
また、各シリンドリカルレンズCLの断面形状は略円弧状としているが、これに限らず
、非円弧状のものであってもよい。
また、各シリンドリカルレンズCLにおいて、投射光PLの入射・射出を同一のシリン
ドリカルレンズCL内で行っているが、投射光PLの散乱・反射のタイプはこれに限らず
、例えば投射光PLを入射させたシリンドリカルレンズCLに隣接するシリンドリカルレ
ンズCLから当該投射光PLを射出させる態様となっていてもよい。
第1実施形態に係るスクリーンを模式的に示した側面図である。 スクリーンの構造を説明する側断面図である。 第1実施形態に係るスクリーンの散乱面の形状を説明する図である。 (a)、(b)は、外光の光路について説明する比較図である。 (a)〜(c)は、スクリーンの他の製造方法を説明する図である。 第2実施形態に係るスクリーンを模式的に示した側断面図である。 第3実施形態に係るスクリーンを模式的に示した側断面図である。 第4実施形態に係る投射システムについての模式図である。
符号の説明
10、110、210…スクリーン、 1…レンチキュラーレンズ、 2…スクリーン
シート、 3…光吸収シート、 4…散乱部、 CL…シリンドリカルレンズ、 GT…
溝、 RS…散乱面、 100…プロジェクタ、 200…照明装置

Claims (10)

  1. スクリーン前面側の2次元平面である第1平面上に配置され、複数のシリンドリカルレ
    ンズを各シリンドリカルレンズの長手方向に対して垂直方向に配列して成るレンチキュラ
    ーレンズと、前記レンチキュラーレンズの裏側に前記第1平面に対して傾斜して形成され
    るとともに、入射する投射光を散乱させつつ前記スクリーン前面側に射出させる複数の散
    乱面とを有するスクリーンシートを備え、
    前記散乱面は、前記第1平面に対する投射光の入射角が大きくなる方向に対応する一方
    側の端部と投射光の入射角が小さくなる方向に対応する他方側の端部とを繋いだ基準平面
    より投射光の入射側に位置している、スクリーン。
  2. 第2平面は、前記第1平面に垂直に交差し、
    前記散乱面の少なくともひとつにおいて、前記他方側の端部における前記第2平面内で
    の接線と前記第1平面の法線とのなす角度は、前記一方側の端部における前記第2平面内
    での接線と前記第1平面の法線とのなす角度よりも小さい、請求項1記載のスクリーン。
  3. 前記散乱面において、前記一方側の端部における前記第2平面内での接線と前記第1平
    面の法線とのなす角度は、前記基準平面と前記第1平面の法線とのなす角度よりも大きい
    、請求項1及び請求項2のいずれか一項記載のスクリーン。
  4. 前記散乱面において、前記他方側の端部における前記第2平面内での接線と前記第1平
    面の法線とのなす角度は、前記基準平面と前記第1平面の法線とのなす角度よりも小さい
    、請求項1から請求項3までのいずれか一項記載のスクリーン。
  5. 前記散乱面において、前記他方側の端部における前記第2平面内での接線と前記第1平
    面の法線とのなす角度は、0度以上である、請求項1から4までのいずれか一項記載のス
    クリーン。
  6. 前記散乱面における前記第2平面内での接線と前記第1平面の法線とのなす角度は、前
    記一方側から前記他方側に向かうに従って小さくなる、請求項1から5までのいずれか一
    項記載のスクリーン。
  7. 前記レンチキュラーレンズの裏側のうち、少なくとも前記散乱面の周囲に、光吸収性素
    材により形成される光吸収面をさらに有する、請求項1から請求項6までのいずれか一項
    記載のスクリーン。
  8. 前記レンチキュラーレンズは、表面に反射防止コートを有する、請求項1から請求項7
    までのいずれか一項記載のスクリーン。
  9. 前記レンチキュラーレンズは、ロール巻き取り可能となっており、ロールする軸の方向
    に沿って前記複数のシリンドリカルレンズの長手方向を配置した構造を有する、請求項1
    から請求項8までのいずれか一項記載のスクリーン。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれか一項記載のスクリーンと、
    前記スクリーンに投影画像を投射する画像投射装置と
    を備える投射システム。
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