JP2009223098A - 2画面表示パネル及び3画面表示パネル - Google Patents

2画面表示パネル及び3画面表示パネル Download PDF

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Abstract

【課題】左方向からみた映像と右方向からみた映像の輝度ピークが表示パネルに対してほ
ぼ等角度の位置となるように調整された2画面表示パネルを提供すること。
【解決手段】本発明は、第1の画像を表示する第1サブ画素RPAと第2の画像を表示す
る第2サブ画素LPAとが交互に隣接配置された合成画像が入力される液晶表示基板DS
と、入力された合成画像のうち第1の画像と第2の画像とを夫々異なる視方向に判別可能
に規制する遮光バリア基板BSと、を有する2画面液晶表示パネル1であって、第1サブ
画素RPAと第2サブ画素LPAとは画素領域内が表示部分51R、51Lと非表示部分
52R、52Lとに区画され、隣接する第1サブ画素RPAの表示部分51Rと第2サブ
画素LPAの表示部分51Lとは、互いに線対称となる形状を有している。
【選択図】図6

Description

本発明はナビゲーション装置の表示装置等に用いられる2画面表示パネル及び3画面表
示パネルに関するものである。詳しくは、視方向により異なる映像を表示することが可能
なものであって、左方向からみた映像と右方向からみた映像の輝度ピークが表示パネルに
対してほぼ等角度の位置となるように調整された2画面表示パネル及び3画面表示パネル
に関するものである。
自動車等に搭載される車載ナビゲーション装置においては、軽量、薄型、低消費電力と
いう特徴点からその表示手段として液晶表示パネルが多く用いられている。また、この車
載ナビゲーション装置においては、運転席と助手席とで異なる映像、例えば運転席からは
ナビゲーション画面が視認でき、助手席からはビデオ再生画面が視認できるいわゆる2画
面表示パネルが使用されているものがある(例えば下記特許文献1参照)。
図19は従来例に係る2画面表示装置の断面図である。
以下には、従来の2画面表示装置について図19を参照して説明する。従来例に係る2
画面表示装置100は、図19に示すように、第1の画像を表示する第1のサブ画素列1
01aと第2の画像を表示する第2のサブ画素列101bとが交互に配置されてなる液晶
表示パネル102を備えている。ここで、赤色・緑色・青色(以降RGBと記す。)個々
の素子単位をサブ画素といい、RGBの3つのサブ画素をまとめて画素という(カラーで
なく、白黒の場合はサブ画素=画素となる。)。また、第1及び第2のサブ画素列101
a、101bは、例えば液晶表示装置の各サブ画素からなる。また、第1及び第2のサブ
画素列101a、101bの各画素間にはブラックマトリクス103が形成されている。
そして、液晶表示パネル102の上方には、図示しない厚さGのガラス基板等の透明基板
を介して、遮光機能を有した金属もしくは樹脂等からなる遮光板104が配置されている
。この遮光板104は第1のサブ画素列101a及び第2のサブ画素列101bに対して
平行に交互に延びる遮光部105及び開口部106を備えている。
次に、上記構成の2画面表示装置100により2画面表示が実現される仕組みについて
説明する。図19に示すように、遮光板104の表面から距離Dだけ離間した液晶表示パ
ネル102の真正面の位置Cから左方向に離れた第1の観察領域Aには、遮光板104の
開口部106を通して第1のサブ画素列101aから第1の画像が提供される。このとき
、第2のサブ画素列101bの第2の画像は、遮光板104の遮光部105により遮られ
るため、第1の観察領域Aには提供されない。
一方、液晶表示パネル102の真正面の位置Cから右方向に離れた第2の観察領域Bに
は、遮光板104の開口部106を通して第2のサブ画素列101bから第2の画像が提
供される。このとき、第1のサブ画素列101aの第1の画像は、遮光板104の遮光部
105により遮られるため、第2の観察領域Bには提供されない。こうして、第1の観察
領域Aに第1の画像を提供し、第2の観察領域Bに第2の画像を提供する2画面表示が行
われる。
このような2画面表示装置100は、例えば、自動車内において運転席と助手席との間
にこの2画面表示装置100を配置した場合、運転席と助手席とでは2画面表示装置10
0の観察方向が異なるから、運転席の者には例えばカーナビゲーション装置の映像を観察
できるようにし、助手席の者にはその他の映像を観察できるようにすることができる。
上記従来例に示す2画面表示装置100は、車載ナビゲーション装置の表示装置として
使用した場合、運転席と助手席とから表示画像を見た場合にはそれぞれ異なる映像が視認
できる。しかしながら、運転席と助手席との間の後部座席からこの2画面表示装置100
を見た場合、すなわち2画面表示装置100を真正面から見た場合には、表示されている
2つの画像の何れの画像も正確に視認できない。このような点から、2種類の映像ではな
く、3種類の映像を表示することが可能ないわゆる3画面表示装置も存在している(例え
ば下記特許文献2参照)。
特開2003−137005号公報 特開2006−184859号公報
上記従来例に示す液晶表示装置によれば、異なる視方向からそれぞれ異なる映像を視認
できる表示装置を提供することが可能である。しかしながら、例えば上記2画面表示装置
の視方向について詳しく分析してみると、左右の表示画像の輝度分布バランスが崩れてい
ることが本発明者により知見された。
図20は図19に示す2画面表示装置における白色の輝度分布バランスを測定した結果
を示すグラフである。この図20に示すように、従来の2画面表示装置においては、左用
画素の白色光の輝度分布110Aと右用画素の白色光の輝度分布110Bが、2画面表示
装置の中心線111に対して一方(図20においては左側)に偏った状態となっている。
本発明者は、上記のような輝度分布バランスの偏りの原因について調べた結果、従来の
2画面表示装置においては、主にスリットを有するバリア基板によってその視方向を規制
しているが、このスリットを介して照射される光の輝度が左右で異なっていることを見出
した。そして、この点について更に検討したところ、従来の2画面表示装置は、通常の表
示装置と同様に、その開口度を最大限に維持するため、及び配向制御を円滑に行えるよう
にするために1つの画素の構成については左右何れの画像を形成するものも同一の配線構
造で形成されている。そして、このように同一の配線構造で形成された画素の開口部の形
状は、互いに隣接する画素同士の間では対称性がない。このため、開口部の分布にバラツ
キが生じ、以ってバリア基板のスリットを通過して照射される輝度が左右で異なってしま
うことが分かった。このように左右で輝度分布にバラツキが生じると、左右で異なる視野
角特性を有する2画面表示装置となってしまう。
以上の点から、本発明の目的は、左方向からみた映像と右方向からみた映像の輝度ピー
クが表示パネルに対してほぼ等角度の位置となるように調整された2画面表示パネル及び
3画面表示パネルを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る2画面表示パネルは、第1の画
像を表示する第1サブ画素と第2の画像を表示する第2サブ画素とが交互に隣接配置され
た合成画像が入力される表示基板と、前記入力された合成画像のうち前記第1の画像と前
記第2の画像とを夫々異なる視方向に判別可能に規制する視方向規制基板と、を有する2
画面表示パネルであって、
前記第1サブ画素と前記第2サブ画素とは画素領域内が表示部分と非表示部分とに区画
され、隣接する前記第1サブ画素の表示部分と前記第2サブ画素の表示部分とは、互いに
線対称となる形状を有していることを特徴とする。
上記第1の態様に係る2画面表示パネルにおいては、異なる画像を表示する第1サブ画
素及び第2サブ画素の中の画像の表示に寄与する部分である表示部分の形状を、互いに線
対称となるようにしている。そして、これら第1、第2サブ画素を透過して照射される光
は視方向規制基板によって所定の方向、例えば左右に視方向が規制される。このような構
成により、従来の2画面表示パネルでは第1、第2のサブ画素の表示部分の形状に対称性
がなかったために第1の画像と第2の画像とを2画面表示パネルの中心線から等角度の視
方向に規制しても、その輝度分布が左右いずれかの方向に偏ってしまう傾向にあったが、
この問題を解消することが可能となる。すなわち、従来はスリットを透過する光の量が、
サブ画素内の表示部分の面積の多い方向に偏る傾向があったが、表示部分の形状を線対称
となるように設定したため、このような偏りが発生することがなくなり、左右均等な輝度
分布で2つの画像を表示することができるようになる。
また、上記2画面表示パネルにおいて、前記第1、第2サブ画素の非表示部分には、ス
イッチング素子形成部と前記スイッチング素子の電極と画素電極とを接続するコンタクト
ホール形成部とが設けられており、前記第1サブ画素の前記コンタクトホール形成部、あ
るいは前記スイッチング素子形成部及びコンタクトホール形成部と、前記第2サブ画素の
前記コンタクトホール形成部、あるいは前記スイッチング素子形成部及びコンタクトホー
ル形成部とは互いに線対称となる位置に配設されていると好ましい。
上記好ましい態様によれば、第1、第2サブ画素は表示部分と非表示部分とに区画され
ており、第1、第2サブ画素の非表示部分を互いに線対称となるように、非表示部分を構
成するコンタクトホール形成部、あるいはコンタクトホール形成部及びスイッチング素子
形成部の位置を調整している。したがって、非表示部分が互いに線対称な形状となるのに
伴って表示部分も互いに線対称な形状とすることができる。
また、上記2画面表示パネルにおいて、前記第1、第2サブ画素の表示部分を互いに線
対称となるように遮光する遮光膜が形成されると好ましい。
上記好ましい態様によれば、液晶表示基板の配線構造については従来のものと変更する
ことなく、表示領域を狭くする遮光膜を形成することで表示部分の線対称性を得ることも
できる。なお、この場合の非表示部分は、上述したコンタクトホール形成部及びスイッチ
ング素子形成部に加えて、遮光膜が設けられた部分も含まれる。
また、上記2画面表示パネルにおいて、前記視方向規制基板は、前記入力された合成画
像のうち前記第1の画像と前記第2の画像とをスリットにより夫々異なる視方向に判別可
能に遮光する遮光バリアを備えた遮光バリア基板からなり、前記スリットは、前記第1サ
ブ画素と前記第2サブ画素の間に位置していると好ましい。
上記好ましい態様によれば、視方向規制基板に、遮光バリアとスリットとを有する遮光
バリア基板を使用することにより、簡単に異なる2つの方向への視方向の規制を実現する
ことができる。
また、上記2画面表示パネルにおいて、前記視方向規制基板は、前記第1の画像と前記
第2の画像とを夫々異なる視方向に分割集光するレンチキュラーレンズからなると好まし
い。
上記好ましい態様によれば、視方向規制基板に、レンチキュラーレンズを使用すること
により、簡単に異なる2つの方向への視方向の規制を実現することができる。
本発明の第2の態様に係る3画面表示パネルは、第1の画像を表示する第1サブ画素、
第2の画像を表示する第2サブ画素及び第3の画像を表示する第3サブ画素がゲートライ
ン方向に順次隣接配置された合成画像が入力される表示基板と、前記入力された合成画像
のうち前記第1の画像、前記第2の画像及び前記第3の画像を夫々異なる視方向に判別可
能に規制する視方向規制基板と、を有する3画面表示パネルであって、
前記第1〜第3サブ画素は画素領域内が表示部分と非表示部分とに区画され、隣接する
前記第1サブ画素の表示部分と前記第3サブ画素の表示部分とは、互いに線対称となる形
状を有していることを特徴とする。
上記第2の態様に係る3画面表示パネルにおいては、3つの画像をそれぞれ表示する、
ゲートライン方向に順次配列された第1〜第3のサブ画素のうち、第1及び第3サブ画素
の表示部分を互いに線対称となる形状としている。したがって、所定の方向、例えば左右
及び中央の3方向にそれぞれその視方向が規制される第1〜第3サブ画素を透過した光の
うち、特に左右に視方向が規制される第1、第3サブ画素からの光の輝度分布に偏りが生
じることなく、均等な輝度分布での表示を行うことができるようになる。
また、上記3画面表示パネルにおいて、前記第1〜第3サブ画素の非表示部分には、ス
イッチング素子形成部と前記スイッチング素子の電極と画素電極とを接続するコンタクト
ホール形成部とが設けられており、前記第1サブ画素の前記コンタクトホール形成部、あ
るいは前記スイッチング素子形成部及びコンタクトホール形成部と、前記第3サブ画素の
前記コンタクトホール形成部、あるいは前記スイッチング素子形成部及びコンタクトホー
ル形成部とは互いに線対称となる位置に配設されていると好ましい。
上記好ましい態様によれば、第1〜第3サブ画素は表示部分と非表示部分とに区画され
ており、第1、第3サブ画素の非表示部分を互いに線対称となるように、非表示部分を構
成するコンタクトホール形成部、あるいはコンタクトホール形成部及びスイッチング素子
形成部の位置を調整している。したがって、第1、第3サブ画素の非表示部分が互いに線
対称な形状となるのに伴って第1、第3サブ画素の表示部分も互いに線対称な形状とする
ことができる。なお、第2サブ画素の構成については特に構成を調整する必要はない。
また、上記3画面表示パネルにおいて、前記第1、第3サブ画素の表示部分が互いに線
対称となるように遮光する遮光膜が形成されると好ましい。
上記好ましい態様によれば、液晶表示基板の配線構造については従来のものと変更する
ことなく、表示領域を狭くする遮光膜を形成することで第1、第3サブ画素の表示部分の
線対称性を得ることもできる。なお、この場合の非表示部分とは、上述したコンタクトホ
ール形成部及びスイッチング素子形成部に加えて、遮光膜が設けられた部分も含まれる。
また、第2サブ画素の表示部分には第1、第3サブ画素に形成されているような遮光膜の
構成は必要ない。
また、上記3画面表示パネルにおいて、前記視方向規制基板は、前記入力された合成画
像のうち前記第1〜第3の画像をスリットにより夫々異なる視方向に判別可能に遮光する
遮光バリアを備えた遮光バリア基板からなり、前記スリットは、前記第2サブ画素上に位
置していると好ましい。
上記好ましい態様によれば、視方向規制基板に、遮光バリアとスリットとを有する遮光
バリア基板を使用することにより、簡単に異なる3つの方向への視方向の規制を実現する
ことができる。
また、上記3画面表示パネルにおいて、前記視方向規制基板は、前記第1〜第3の画像
を夫々異なる視方向に分割集光するレンチキュラーレンズからなると好ましい。
上記好ましい態様によれば、視方向規制基板に、レンチキュラーレンズを使用すること
により、簡単に異なる2つの方向への視方向の規制を実現することができる。
本発明の第3の態様に係る2画面表示パネルは、第1の画像を表示する第1サブ画素と
第2の画像を表示する第2サブ画素とが交互に隣接配置された合成画像が入力される表示
基板と、前記入力された合成画像のうち前記第1の画像と前記第2の画像とをスリットに
より夫々異なる視方向に判別可能に遮光する遮光バリアを備えた遮光バリア基板と、を有
する2画面表示パネルであって、
前記第1サブ画素と前記第2サブ画素の表示部分は上部幅と下部幅が異なる同一形状で
あり、画素領域内が表示部分と非表示部分とに区画されており、前記遮光バリア基板のス
リットは前記第1サブ画素と前記第2サブ画素の間にそれぞれ位置していると共に、前記
スリットの上部幅aと前記第1サブ画素及び第2サブ画素の表示部分の上部幅a'、及び
前記スリットの下部幅bと前記第1サブ画素及び第2サブ画素の表示部分の下部幅b'が
、以下の関係を有していることを特徴とする。
a:a'=b:b'
上記第3の態様に係る2画面表示パネルは、第1、第2サブ画素の表示部分が上部幅と
下部幅が異なる同一形状であるとき、遮光バリア基板のスリットを両サブ画素間に配設し
、さらには、スリットの上部幅と下部幅とを、第1、第2サブ画素の表示部分の上部幅と
下部幅とに合わせて調整している。このような構成により、スリットが表示部分の形状に
合わせられているのでスリットを介して照射される光は均一な輝度の光となる。すなわち
、従来の2画面表示パネルにおいては、第1、第2のサブ画素の表示部分の形状とは無関
係に、例えば矩形状に設けられたスリットを用いて視方向を規制するため、表示部分の面
積がサブ画素内の左右間あるいは上下間でバラツキが発生することがある。しかしながら
、本発明の2画面表示パネルによれば、スリットの形状を第1、第2サブ画素の表示部分
に合わせているので、スリットを介して照射される光にバラツキが発生することがなくな
り、左右均等な輝度分布で2つの画像を表示することができるようになる。
本発明の第4の態様に係る3画面表示パネルは、第1の画像を表示する第1サブ画素、
第2の画像を表示する第2サブ画素及び第3の画像を表示する第3サブ画素がゲートライ
ン方向に順次隣接配置された合成画像が入力される表示基板と、前記入力された合成画像
のうち前記第1〜第3の画像をスリットにより夫々異なる視方向に判別可能に遮光する遮
光バリアを備えた遮光バリア基板を有する3画面表示パネルであって、
前記第1サブ画素と前記第3サブ画素の表示部分は上部幅と下部幅が異なる同一形状で
あり、画素領域内が表示部分と非表示部分とに区画されており、前記遮光バリア基板のス
リットは前記第2サブ画素上に位置していると共に、前記スリットの上部幅cと前記第1
サブ画素及び第3サブ画素の表示部分の上部幅c'、及び前記スリットの下部幅dと前記
第1サブ画素及び第3サブ画素の表示部分の下部幅d'が、以下の関係を有していること
を特徴とする。
c:c'=d:d'
上記第4の態様に係る3画面表示パネルは、3つのサブ画素のうち、少なくとも第1、
第3サブ画素の表示部分が上部幅と下部幅が異なる同一形状であるとき、遮光バリア基板
のスリットを両サブ画素間に配設し、さらには、スリットの上部幅と下部幅とを、第1、
第3サブ画素の表示部分の上部幅と下部幅とに合わせて調整している。このような構成に
より、スリットが表示部分の形状に合わせられているので、スリットを介して照射される
光は均一な輝度の光となり、左右均等な輝度分布で3つの画像のうちの2つを表示するこ
とができるようになる。なお、残り1つのサブ画素である第2サブ画素についても、第1
、第3サブ画素の表示部分と同一形状の表示部分を備えるようになせば、輝度の統一化を
図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態
は、本発明の技術思想を具体化するための2画面表示パネル及び3画面表示パネルを例示
するものとして、2画面液晶表示パネル及び3画面液晶表示パネルについて示すものであ
って、本発明をこの2画面液晶表示パネル及び3画面液晶表示パネルに特定することを意
図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態、例えば有機EL素子
を用いた2画面表示パネル及び3画面表示パネルにも等しく適応し得るものである。
図1は本発明の第1の実施形態に係る2画面液晶表示パネルを示す平面図である。図2
は図1の2画面液晶表示パネルの表示領域における断面図である。図3は左右から見た表
示画面を示す図である。図4は遮光バリア基板の要部を拡大して示す平面図である。図5
は液晶表示基板の2つのサブ画素の配線構造を示す拡大平面図である。図6は図5に対応
した各サブ画素の表示部分及び非表示部分とスリットとの位置関係を示す概略説明図であ
る。図7は第1の実施形態に係る2画面液晶表示パネルにおける白色の輝度分布バランス
を測定した結果を示すグラフである。図8は第1の実施形態の変形例に係る液晶表示基板
の2つのサブ画素の配線構造を示す拡大平面図である。図9は第2の実施形態に係る2画
面液晶表示パネルの液晶表示基板の2つのサブ画素の配線構造を示す拡大平面図である。
図10は図9に対応した各サブ画素の表示部分及び非表示部分とスリットとの位置関係を
示す概略説明図である。図11は第3の実施形態における各サブ画素の表示部分及び非表
示部分とスリットとの位置関係を示す概略説明図である。図12は第4の実施形態にかか
る3画面液晶表示パネルの表示領域における断面図である。図13は液晶表示基板の3つ
のサブ画素の配線構造を示す拡大平面図である。図14は図13に対応した各サブ画素の
表示部分及び非表示部分とスリットとの位置関係を示す概略説明図である。図15は第4
の実施形態の変形例に係る液晶表示基板の3つのサブ画素の配線構造を示す拡大平面図で
ある。図16は第5の実施形態に係る3画面液晶表示パネルの液晶表示基板の3つのサブ
画素の配線構造を示す拡大平面図である。図17は図16に対応した各サブ画素の表示部
分及び非表示部分とスリットとの位置関係を示す概略説明図である。図18は第6の実施
形態における各サブ画素の表示部分及び非表示部分とスリットとの位置関係を示す概略説
明図である。
[第1の実施形態]
本発明の2画面液晶表示パネル1は、図1及び図2に示すように、表示基板を構成する
液晶表示基板DSと視方向規制基板を構成する遮光バリア基板BSとを積層配置し透明材
料からなる接着剤41を用いて接着したものである。また、この液晶表示基板DSと遮光
バリア基板BSの積層体の表面及び背面にはそれぞれ偏光板42、43が取り付けられて
おり、さらに液晶表示基板DSの背面に取り付けられた偏光板43の背面にはバックライ
トBLが配設されている。
液晶表示基板DSは、カラーのWVGAであり、更にはその駆動方式がFFS(Fringe
Field Switching)モードの液晶表示基板で構成されている。そして、ガラス等からなる
透明基板10の表面に各種配線が形成されたアレイ基板ARと、同じくガラス等からなる
透明基板20の表面に遮光層(図示省略)や複数色、例えばR(赤)、G(緑)、B(青
)のカラーフィルタ層21等が設けられたカラーフィルタ基板CFと、を備え、これらの
基板AR、CFを対向させてシール材(図示省略)により貼り合わせ、内部に液晶LCを
封入することで形成されるものである。また、液晶表示基板DSのカラーフィルタ基板C
Fに形成される遮光層は、アレイ基板ARに設けられる走査線11及び信号線12と平面
視で重なる部分と、後述する非表示部分52R、52L(図6参照)と平面視で重なる部
分を覆うように形成されており、この遮光層により覆われた領域にカラーフィルタ層21
が配設されることになる。
そして、この液晶表示基板DSの液晶LCが封入された領域が画像表示を行う表示領域
DAを構成している。なお、液晶表示基板DSのアレイ基板ARを構成する透明基板10
は、遮光バリア基板BSより大きなものが使用されており、この液晶表示基板DSに遮光
バリア基板BSを積層された状態で外部に露出する張り出し部10aを備え、この張り出
し部10aは液晶駆動用のドライバやFPC(Flexible Printed Circuit)の取り付けが
行われる領域となっている。
また、この液晶表示基板DSの各サブ画素は、第1の画像と第2の画像、例えばナビゲ
ーション画像とDVD画像を表示するものにそれぞれ分かれている。詳しくは、図2に示
すように、第1の画像としてのナビゲーション画像を右側に表示するための第1サブ画素
RPAと、第2の画像としてのDVD画像を左側に表示するための第2サブ画素LPAと
、が互いに隣接した形で市松模様状に配列されている。
遮光バリア基板BSは、ガラス等からなる透明基板30の表面にブラックマトリクス等
で形成された遮光バリア31と、この遮光バリア31を覆うように配設されてこの遮光バ
リア31の剥離及び液晶表示基板DSとの接着を強固にするためのオーバーレイヤ33を
備えている。この遮光バリア31は、透明基板30の全面に塗布されているとともに、第
1の画像を表示する第1サブ画素RPAを透過した光を一方、例えば2画面液晶表示パネ
ル1の右側に位置する席(例えば運転席)側にのみ透過し、第2の画像を表示する第2サ
ブ画素LPAを透過した光を他方、例えば2画面液晶表示パネル1の左側に位置する席(
例えば助手席)側にのみ透過するようにその視方向を規制するものである。さらに詳しく
は、この遮光バリア31は、図4に示すように、市松模様に配設されており、この遮光バ
リア31の複数の隙間にスリット32が形成されている。また、この遮光バリア31及び
スリット32は、同じく市松模様に対応した形で合成された第1の画像と第2の画像の信
号とからなる合成画像信号が液晶表示基板DSに入力されることで、これら第1の画像及
び第2の画像を異なる視方向に規制する。このようにして表示される画像は、図3に示す
ように、右側から見た場合にはナビゲーション画像が表示され(図3A参照)、左側から
見た場合にはDVD画像が表示されるようになる(図3B参照)。
次に、図5を参照して、液晶表示基板DSのアレイ基板AR上に形成される配線構造に
ついて説明を行う。
アレイ基板ARの表示領域DAに該当する透明基板10の表面には、図5に示すように
、互いに隣接配置された複数個の第1サブ画素RPAと第2サブ画素LPAとが設けられ
ている。更に詳しくは、絶縁膜を介してマトリクス状に配設された例えばMo/Alの2
層配線からなる走査線11及び信号線12と、走査線11上に配設された例えばアモルフ
ァスシリコン(a−Si)層からなる半導体層13と、信号線12から延設されその端部
が半導体層13の一部に重畳しているソース電極SEと、一方の端部がこのソース電極S
Eの端部に半導体層13で対向するように形成されたドレイン電極DEと、ソース電極S
E及びドレイン電極DE上等を覆うように形成された絶縁膜のドレイン電極DEの端部と
重なる位置に設けられたコンタクトホールCHと、コンタクトホールCH上を除く表示領
域DA全体に形成された共通電極14と、各サブ画素RPA、LPA毎に形成され、複数
のスリット15aを有すると共にコンタクトホールCHを介してドレイン電極DEに接続
された画素電極15と、を備えている。なお、半導体層13の下に位置する部分の走査線
11はゲート電極を構成しており、これら半導体層13、ゲート電極、ソース電極SE及
びドレイン電極DEにより、スイッチング素子としてのTFT(Thin Film Transistor)
が構成されている。
ところで、従来の2画面液晶表示パネルを構成する液晶表示基板のサブ画素は、その開
口率をできる限り低下させないようにスイッチング素子としてのTFTの形成位置及びこ
のTFTから延びるドレイン電極上に設けられるコンタクトホール形成位置を、対応する
信号が入力される信号線及び走査線の交差部近傍に形成する。しかしながら、本実施形態
に係る2画面液晶表示パネル1の液晶表示基板DSでは、図5に示すように、一方のサブ
画素、詳しくは第1サブ画素RPAに設けられるコンタクトホールCHの形成位置を、対
応する信号が入力される信号線12から離れた位置に設けている。さらに詳しく言えば、
本実施形態における第1サブ画素RPAのTFTから延びるドレイン電極DEは、一端部
が半導体層13上に配設され、且つこの一端部からクランク状に屈曲されて、対応する信
号が入力される信号線12(便宜上この信号線を12Pとする)とは異なる隣接した他の
信号線12(便宜上この信号線を12Sとする)に近接する位置まで延在され、この信号
線12Sに沿って(図5における上方向に)更に延在し、その端部にコンタクトホールC
Hが形成されている。
なお、このようにクランク状に屈曲されて配線されたドレイン電極DEの中間部の配線
は、走査線11上に配設されている。そして、このようにドレイン電極DEの中間部がそ
の上部に配線できるように、走査線11はその幅長が比較的大きく設定されている。この
ように、上述のような配線構造のドレイン電極DEを有する第1サブ画素RPAは、第2
サブ画素LPAの形状と比較すると、コンタクトホールCH形成位置が異なる。当然なが
ら、ドレイン電極DEは信号線12及びソース電極SEと同一工程且つ同一材料で形成さ
れているので遮光性の導電材料からなり、加えてこのドレイン電極DE上は遮光層で覆わ
れている。よって、このドレイン電極DE上は表示に寄与しない部分、すなわち非表示部
分52R、52L(図6参照)となる。
次に、図6を参照して上述の構成を備える液晶表示基板DSの第1、第2サブ画素RP
A、LPAと、遮光バリア基板BSのスリット32との位置関係について説明する。なお
、図6は図5に示す第1、第2サブ画素RPA、LPAに対応した図面であり、第1、第
2サブ画素RPA、LPAの表示部分51R、51Lと非表示部分52R、52Lにはそ
れぞれ異なるハッチングを施し、スリット32は点線で示している。
上記において図5を参照して説明した第1、第2サブ画素RPA、LPAは、図6に示
すように、後述するコンタクトホール形成部53R、53Lを除く画素電極15が形成さ
れた位置が表示に寄与する部分、すなわち表示部分51R、51Lを形成している。そし
て、コンタクトホールCHが形成された部分、厳密に言えばコンタクトホールCHが形成
されることで露出するドレイン電極DEの端部が配線された部分がコンタクトホール形成
部53R、53Lとなり、TFTが表面に形成された走査線11の配線部分がスイッチン
グ素子形成部54R、54Lとなる。これらコンタクトホール形成部53R、53L及び
スイッチング素子形成部54R、54Lが、表示に寄与しない部分、すなわち非表示部分
52R、52Lを形成している。
また、図6に示すように、互いに隣接配置された第1、第2サブ画素RPA、LPAの
間には、両サブ画素RPA、LPAとほぼ同一の大きさ且つ形状を有するスリット32が
位置している。このスリット32は、図4及び図6に示したように、縦方向に細長な矩形
状の開孔であって、その長手方向の長さが第1、第2サブ画素RPA、LPAの長手方向
の長さとほぼ同じか若干小さく設定されている。同様に、スリット32の短手方向の長さ
は、第1、第2サブ画素RPA、LPAの短手方向の長さとほぼ同じか若干小さく設定さ
れている。
そして、上述のような構成からなる第1、第2サブ画素RPA、LPAの表示部分51
R、51Lの形状は、図6に示すように、第1、第2サブ画素RPA、LPA間に引かれ
た中心線CLを境に、互いに線対称となる形状を有している。また、同様に、非表示部分
52R、52Lについても、この中心線CLを境に互いに線対称となる形状を有している
このように、特に第1、第2サブ画素RPA、LPAの表示部分51R、51Lが中心
線CLを境に互いに線対称となる形状を有していると、以下に示すような効果を得ること
ができる。すなわち、遮光バリア基板BSに形成されたスリット32は、第1、第2サブ
画素RPA、LPAの間に配設されており、且つ、このスリット32の長手方向に平行な
中心線は、第1、第2サブ画素RPA、LPA間に引かれた中心線CLと一致している。
したがって、このような構成を備える2画面液晶表示パネル1を駆動すると、スリット3
2を通って左視方向及び右視方向に導かれる輝度分布は、第1、第2サブ画素RPA、L
PAの表示部分51R、51Lがスリット32に対しても線対称な形状を維持しているの
で、左右の視方向の間ではほとんど同一の輝度分布となる。これにより上述の従来技術と
して説明した図20に示すような左右の視方向での輝度分布の偏りは発生せず、図7に示
すように、右用となる第1サブ画素RPAの白色光の輝度分布50Rと左用となる第2サ
ブ画素LPAの白色光の輝度分布50Lとが、2画面液晶表示パネル1の中心線50Cに
対して均等に分布する。
したがって、上述の構成を備える第1の実施形態に係る2画面液晶表示パネル1は、輝
度分布の偏りがないため、例えば車載ナビゲーション装置の表示装置として使用した場合
、左右座席の間に配設されることで左右何れの座席からも対応する画像が見やすくなる。
また、上記第1の実施形態においては、コンタクトホール形成部53R、53Lを第1
、第2サブ画素RPA、LPAの境界部分に位置する中心線CLに対して線対称となる位
置に形成するため、第1サブ画素RPAのドレイン電極DEをクランク状に屈曲させた構
成について説明した。しかしながら、このようにドレイン電極DEをクランク状に延在さ
せるだけでなく、例えばTFTの形成位置を変更することによっても上述と同様の位置に
コンタクトホール形成部53R、53Lを配設することができる。そこで、以下には、上
記第1の実施形態の変形例として、一方のサブ画素のTFT形成位置を変更したものにつ
いて図8を参照して説明する。
本変形例に係る第1、第2サブ画素RPA'、LPA'は、そのうちの一方、詳しくは第
1サブ画素RPA'のTFTが、対応する信号が入力される信号線12Pとは異なる隣接
した他の信号線12Sに近接した位置に設けられている。すなわち、第1サブ画素RPA
'の対応する信号が入力される信号線12Pから延設されるソース電極SEが、隣接した
他の信号線12Sに近接する位置まで走査線11上を延びており、他の信号線12Sに近
接した位置に予め設けられた半導体層13にその端部が重畳している。そして、このソー
ス電極SEの端部に半導体層13上で対向配置されたドレイン電極DEが他の信号線12
Sに沿って延在することにより、この他の信号線12Sに近接した位置に第1サブ画素R
PA'のコンタクトホール形成部53R(図6参照)が設けられている。
上述のように、TFTの形成位置を変更すれば、上記第1の実施形態において図6に示
すものと同様に、第1、第2サブ画素RPA'、LPA'の表示部分51R、51Lも中心
線CLに対して線対称な形状となるので、上記第1の実施形態の奏する効果と同様の効果
を得ることができる。
なお、上記第1の実施形態及び変形例においては、第1サブ画素RPA、RPA'のド
レイン電極DE形状あるいはTFT配設位置を工夫することにより上述の効果を奏するも
のについて説明したが、第2サブ画素LPA、LPA'のドレイン電極DE形状あるいは
TFT配設位置を工夫することで上述の効果を奏する構成とすることももちろん可能であ
る。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態に係る2画面液晶表示パネル1においては、第1、第2サブ画素R
PA、LPAの特に非表示部分52R、52Lを構成するコンタクトホール形成部53R
、53Lの配設位置を適宜調整することにより、表示部分51R、51Lの線対称形状を
実現した。しかしながら、他の構成を採用することによって同様の効果を奏することも可
能である。そこで、以下には、本発明の第2の実施形態として、上述した実施形態のもの
とは異なる構成を採用した第1、第2サブ画素RPA1、LPA1について、図9及び図
10を参照して説明する。なお、本実施形態に係る発明は、第1、第2サブ画素RPA1
、LPA1の構成以外は上記第1の実施形態に係る2画面液晶表示パネル1と同様の構成
を備えているので、共通する構成については同一の参照符号を付してその説明を省略し、
異なる構成についてのみ説明を行うものとする。
第2の実施形態に係る第1、第2サブ画素RPA1、LPA1は、アレイ基板ARに設
けられる各種配線の構成については従来のものと同一である。すなわち、第1、第2サブ
画素RPA1、LPA1は、走査線11及び信号線12に囲まれた矩形状の領域であって
、その一隅部、詳しくは対応する信号が入力される信号線12と走査線11とが交差する
部分の近傍にTFTが形成された構成を備えている。そして、このTFTが形成された部
分からドレイン電極DEが信号線12に沿って延在しており、このドレイン電極DEの端
部がコンタクトホールCHを介して露出して画素電極15に接続されることになる。
このように、アレイ基板ARの構成は従来のものと同一であるが、本実施形態に係る第
1、第2サブ画素RPA1、LPA1のカラーフィルタ基板CFの遮光層22が、従来と
は異なる構成を備えている。この遮光層22の構成について詳述すると、従来のカラーフ
ィルタ基板に形成される遮光層は、走査線及び信号線上、TFT上及びコンタクトホール
形成部上を覆うように成膜されるが、本実施形態の遮光層22は、これらの上部に加えて
、表示可能な領域を狭くする遮光部分59R,59Lにも設けられている。この遮光部分
59R、59Lは、図9及び図10に示すように、各サブ画素RPA1、LPA1のコン
タクトホール形成部57R、57Lと各サブ画素RPA1、LPA1の長手方向に平行な
中心線を基準に対称となる位置に設けられている。したがって、図10に示すように、各
サブ画素RPA1、LPA1のコンタクトホール形成部57R、57Lと、スイッチング
素子形成部58R、58Lと、遮光部分59R、59Lとで構成される非表示部分56R
、56Lが同一且つ互いに対称な形状となっている。
すなわち、本実施形態に係る構造によれば、この遮光部分59R、59Lにも遮光層2
2が形成されることで、非表示部分56R、56Lが同一且つ互いに対称な形状となり、
以って、表示部分55R、55Lも同一且つ各サブ画素RPA1、LPA1間に引かれた
中心線CLを境に線対称な形状となっている。したがって、本実施形態においても、スリ
ット32を通って左視方向及び右視方向に導かれる輝度分布は左右何れにも偏ることのな
いものとなる。これにより、本実施形態に記載のものは、上述の従来技術として説明した
図20に示すような左右の視方向での輝度分布の偏りの発生しない、均等な輝度分布が得
られる。
なお、上記第1の実施形態、第1の実施形態の変形例及び第2の実施形態においては、
遮光バリア基板BSを有するものについて説明したが、遮光バリア基板BSに代えて、第
1、第2サブ画素RPA、RPA'RPA1及びLPA、LPA'、LPA1により出力さ
れる第1及び第2の画像をそれぞれ分割集光させることにより所定の視方向へ規制する複
数のシリンドリカルレンズを備えたレンチキュラーレンズを使用しても同様の効果を得る
ことができる。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態に示す2画面液晶表示パネルは、いずれも液晶表示基板D
Sに何らかの構成を追加することにより左右にそれぞれ表示される画像の輝度分布の偏り
をなくしている。しかしながら、液晶表示基板DSの構成を変更することなく、遮光バリ
ア基板BSの構成を変更することによっても、上述した各実施形態に示すものと同様の効
果を得ることが可能である。そこで以下には、第3の実施形態として、上述した各実施形
態のものとは異なる構成を採用した第1、第2サブ画素RPA2、LPA2について、図
11を参照して説明する。なお、本実施形態に係る発明は、第1、第2サブ画素RPA2
、LPA2の構成以外は上記第1の実施形態に係る2画面液晶表示パネル1と同様の構成
を備えているので、共通する構成については同一の参照符号を付してその説明を省略し、
異なる構成についてのみ説明を行うものとする。
第3の実施形態に係る第1、第2サブ画素RPA2、LPA2の構成は、液晶表示基板
DSについては従来のものと全く同一である。すなわち、この第1、第2サブ画素RPA
2、LPA2は、走査線11及び信号線12に囲まれた矩形状の領域で構成されると共に
、対応する信号が入力される信号線12と走査線11とが交差する部分の近傍にTFTが
形成されたものである。
そして、本実施形態の遮光バリア基板BSは、図11に示すように、この遮光バリア基
板BSに形成されるスリット32'の形状が、第1、第2サブ画素RPA2、LPA2の
各表示部分61R、61Lとほぼ同じか若干小さな面積を有するとともに、その概略形状
が、各表示部分61R、61Lとほぼ同一となっている。すなわち、このスリット32'
の形状は、長方形状に形成されていると共に、第1、第2サブ画素RPA2、LPA2の
コンタクトホール形成部63R、63Lの形状に合わせて、1つの隅部34が切り欠かれ
た形状となっている。
加えて、このスリット32'の上部幅をaとし、第1、第2サブ画素RPA2、LPA
2の表示部分61R、61Lの上部幅をa'とし、更には、スリット32'の下部幅をbと
し、第1、第2サブ画素RPA2、LPA2の表示部分61R、61Lの下部幅をb'と
した場合、それぞれの幅同士の関係は以下の式(1)に示す関係となっている。
a:a'=b:b' ・・・(1)
このように、本実施形態の遮光バリア基板BSに形成されたスリット32'は、第1、
第2サブ画素RPA2、LPA2の表示部分61R、61Lの形状に合わせてその上下幅
a、b及び概略形状を変更している。すなわち、このスリット32'の形状は、左右の視
方向から見た際に、第1、第2サブ画素RPA2、LPA2の非表示部分62R、62L
が視認できないように予めその形状を設定している。したがって、このスリット32'を
介して視認される第1、第2の画像は何れも液晶表示基板DSのアレイ基板AR上に形成
された配線構造に影響されることなく、左視方向及び右視方向に導かれる輝度分布は左右
何れにも偏ることのないものとなる。これにより、本実施形態に記載のものは、上述の従
来技術として説明した図20に示すような左右の視方向での輝度分布の偏りの発生しない
、均等な輝度分布が得られる。
[第4の実施形態]
上記第1〜第3の実施形態においては、何れも2画面液晶表示パネルについて説明を行
った。しかしながら、本発明は3画面液晶表示パネルにおいても同様の効果を得ることが
可能である。そこで以下には、第4の実施形態として3画面液晶表示パネル2における本
発明の構成を説明する。なお、以下の説明においては、上記第1の実施形態に係る2画面
液晶表示パネル1と同様の構成を備えている点については同一の参照符号を付してその説
明を省略し、異なる構成についてのみ説明を行うものとする。
第4の実施形態に係る3画面液晶表示パネル2は、図12に示すように、表示基板を構
成する液晶表示基板DSと視方向規制基板を構成する遮光バリア基板BSとを積層配置し
透明材料からなる接着剤41を用いて接着したものである。また、この液晶表示基板DS
と遮光バリア基板BSの積層体の表面及び背面にはそれぞれ偏光板42、43が取り付け
られており、さらに液晶表示基板DSの背面に取り付けられた偏光板43の背面にはバッ
クライトBLが配設されている。
液晶表示基板DSは、カラーのWVGAであり、更にはその駆動方式がFFS(Fringe
Field Switching)モードの液晶表示基板で構成されている。そして、ガラス等からなる
透明基板10の表面に各種配線が形成されたアレイ基板ARと、同じくガラス等からなる
透明基板20の表面に遮光層(図示省略)や複数色、例えばR(赤)、G(緑)、B(青
)のカラーフィルタ層21等が設けられたカラーフィルタ基板CFと、を備え、これらの
基板AR、CFを対向させてシール材(図示省略)により貼り合わせ、内部に液晶LCを
封入することで形成されるものである。また、液晶表示基板DSのカラーフィルタ基板C
Fに形成される遮光層は、アレイ基板ARに設けられる走査線11及び信号線12と平面
視で重なる部分と、後述する非表示部分72R、72M、72L(図14参照)と平面視
で重なる部分を覆うように形成されており、この遮光層により覆われた領域にカラーフィ
ルタ層21が配設されることになる。
この液晶表示基板DSの各サブ画素は、第1の画像、第2の画像及び第3の画像、例え
ばナビゲーション画像、DVD画像及びテレビ画像等を表示するものにそれぞれ分かれて
いる。詳しくは、図12に示すように、第1の画像としてのナビゲーション画像を右側に
表示するための第1サブ画素RPA3と、第2の画像としてのDVD画像を中央に表示す
るための第2サブ画素MPA3と、第3の画像としてのテレビ画像を左側に表示するため
の第3サブ画素LPA3と、が互いにゲートライン方向に順に配列されている。
遮光バリア基板BSは、ガラス等からなる透明基板30の表面にブラックマトリクス等
で形成された遮光バリア31と、この遮光バリア31を覆うように配設されてこの遮光バ
リア31の剥離及び液晶表示基板DSとの接着を強固にするためのオーバーレイヤ33を
備えている。この遮光バリア31は、透明基板30の全面に塗布されているとともに、第
1の画像を表示する第1サブ画素RPA3を透過した光を例えば3画面液晶表示パネル2
の右側に位置する席(例えば運転席)側にのみ透過し、第2の画像を表示する第2サブ画
素MPA3を透過した光を例えば3画面液晶表示パネル2の中央に位置する席(例えば後
部座席)側にのみ透過し、第3の画像を表示する第3サブ画素LPA3を透過した光を例
えば3画面液晶表示パネル2の左側に位置する席(例えば助手席)側にのみ透過するよう
にその視方向を規制するものである。この遮光バリア31は、市松模様に配設されており
、この遮光バリア31の複数の隙間にスリット32が形成されている。なお、本実施形態
における遮光バリア31は、上述した実施形態の遮光バリア31よりその面積が大きく設
定されており、これに伴って、本実施形態におけるスリット32は、上述した実施形態の
遮光バリア31よりその面積が小さく設定されている。これは、左右及び中央の3方向に
それぞれ異なる画像を表示するために、それぞれの画像の視認可能角度が上記2画面液晶
表示パネル1より小さく設定されているためである。
本実施形態に係る3画面液晶表示パネル2の液晶表示基板DSにおいては、図13に示
すように、3つの第1〜第3サブ画素RPA3、MPA3、LPA3のうち、2つのサブ
画素、詳しくは第2及び第3サブ画素MPA3、LPA3については、従来の液晶表示基
板と同様に、対応する信号が入力される信号線12と走査線11との交差部近傍にTFT
を設け、対応する信号が入力される信号線12に沿ってドレイン電極DEが延在している
。しかしながら、残り1つのサブ画素、詳しくは第1サブ画素RPA3については、TF
Tの形成位置は上記第2及び第3サブ画素MPA3、LPA3のものと同一であるが、こ
のTFTから延びるドレイン電極DEが、走査線11上をクランク状に屈曲配線され、対
応する信号が入力される信号線12から離れた位置まで配線されている。さらに詳しく言
えば、本実施形態における第1サブ画素RPA3のTFTから延びるドレイン電極DEは
、一端部が半導体層13上に配設され、且つこの一端部からクランク状に屈曲されて、対
応する信号が入力される信号線12(便宜上この信号線を12Pとする)とは異なる隣接
した他の信号線12(便宜上この信号線を12Sとする)に近接する位置まで延在され、
この信号線12Sに沿って(図13における上方向に)更に延在し、その端部にコンタク
トホールCHが形成されている。
なお、このようにクランク状に屈曲されて配線されたドレイン電極DEの中間部の配線
は、走査線11上に配設されている。そして、このようにドレイン電極DEの中間部がそ
の上部に配線できるように、走査線11はその幅長が比較的大きく設定されている。この
ように、上述のような配線構造のドレイン電極DEを有する第1サブ画素RPA3は、他
のサブ画素、特に第3サブ画素LPA3の形状と比較すると、コンタクトホールCH形成
位置が異なっている。当然ながら、ドレイン電極DEは信号線12及びソース電極SEと
同一工程且つ同一材料で形成されているので遮光性の導電材料からなり、加えてこのドレ
イン電極DE上は遮光層で覆われている。よって、このドレイン電極DE上は表示に寄与
しない部分、すなわち非表示部分(72R、72M、72L)となる。
次に、図14を参照して上述の構成を備える液晶表示基板DSの第1〜第3サブ画素R
PA3、MPA3、LPA3と、遮光バリア基板BSのスリット32との位置関係につい
て説明する。なお、図14は図13に示す第1〜第3サブ画素RPA3、MPA3、LP
A3に対応した図面であり、第1〜第3サブ画素RPA3、MPA3、LPA3の表示部
分71R、71M、71Lと非表示部分72R、72M、72Lにはそれぞれ異なるハッ
チングを施し、スリット32は点線で示している。
第1〜第3サブ画素RPA3、MPA3、LPA3は、図14に示すように、後述する
コンタクトホール形成部73R、73M、73Lを除く画素電極15が形成された領域が
表示に寄与する部分、すなわち表示部分71R、71M、71Lを形成している。そして
、コンタクトホールCHが形成された部分、厳密に言えばコンタクトホールCHが形成さ
れることで露出するドレイン電極DEの端部が配線された部分がコンタクトホール形成部
73R、73M、73Lとなり、TFTが表面に形成された走査線11の配線部分がスイ
ッチング素子形成部74R、74M、74Lとなる。これらコンタクトホール形成部73
R、73M、73L及びスイッチング素子形成部74R、74M、74Lが、表示に寄与
しない部分、すなわち非表示部分72R、72M、72Lを形成している。
また、図14に示すように、ゲートライン方向に沿って順に配置された第1〜第3サブ
画素RPA3、MPA3、LPA3のうち、第2サブ画素MPA3上、すなわち第1サブ
画素RPA3と第3サブ画素LPA3の間にこれらのサブ画素RPA3、MPA3、LP
A3とほぼ同一の大きさ且つ形状を有するスリット32が位置している。このスリット3
2は、縦方向に細長な矩形状の開孔であって、その長手方向の長さが第1〜第3サブ画素
RPA3、MPA3、LPA3の長手方向の長さとほぼ同じか若干小さく設定されている
。同様に、スリット32の短手方向の長さは、第1〜第3サブ画素RPA3、MPA3、
LPA3の短手方向の長さとほぼ同じか若干小さく設定されている。
そして、上述のような構成からなる第1〜第3サブ画素RPA3、MPA3、LPA3
のうち、第1及び第3サブ画素RPA3、LPA3の表示部分71R、71Lの形状は、
図14に示すように、第1、第3サブ画素RPA3、LPA3間の中央に引かれた中心線
CLを境に、互いに線対称となる形状を有している。また、同様に、非表示部分72R、
72Lについても、この中心線CLを境に互いに線対称となる形状を有している。なお、
この中心線CLは第2サブ画素MPA3の長手方向沿った中心線と重なっている。また、
本実施形態においては第2サブ画素MPA3の配線構造は第3サブ画素LPA3と同様、
すなわち従来の液晶表示基板で採用されている配線構造としているが、特にこの配線構造
に限定されるものではない。つまり、本実施形態における重要な構成は、第1、第3サブ
画素RPA3、LPA3の配線構造である。
このように、第1、第3サブ画素RPA3、LPA3の表示部分71R、71Lが中心
線CLを境に互いに線対称となる形状を有していると、以下に示すような効果を得ること
ができる。すなわち、遮光バリア基板BSに形成されたスリット32は、第1、第3サブ
画素RPA3、LPA3の間に配設されており、且つ、このスリット32の長手方向に平
行な中心線は、第1、第3サブ画素RPA3、LPA3間に引かれた中心線CLと一致し
ている。したがって、このような構成を備える3画面液晶表示パネル2を駆動すると、ス
リット32を通って左視方向及び右視方向に導かれる輝度分布は、第1、第3サブ画素R
PA3、LPA3の表示部分71R、71Lがスリット32に対しても線対称な形状を維
持しているので、左右の視方向の間ではほとんど同一の輝度分布となる。これにより、本
実施形態に記載のものは、上述の従来技術として説明した図20に示すような左右の視方
向での輝度分布の偏りの発生しない、均等な輝度分布が得られる。なお、このように輝度
分布の偏りが発生していない状態で左右への第1、第3画像の表示が行われるとき、第2
の画像は特段の構成を備えていなくとも、3画面液晶表示パネル2の中心に向かって左右
何れかへの輝度分布の偏りが発生することなく表示されている。
したがって、上述の構成を備える第4の実施形態に係る3画面液晶表示パネル2は、輝
度分布の偏りがないため、例えば車載ナビゲーション装置の表示装置として使用した場合
、左右座席の間に配設されることで左右及び中央の何れの座席からも対応する画像が見や
すくなる。
また、上記第4の実施形態においては、第1、第3サブ画素RPA3、LPA3のコン
タクトホール形成部73R、73Lを第1、第3サブ画素RPA3、LPA3間の中央に
位置する中心線CLに対して線対称となる位置に形成するため、第1サブ画素RPA3の
ドレイン電極DEをクランク状に屈曲させた構成について説明した。しかしながら、この
ようにドレイン電極DEをクランク状に延在させるだけでなく、例えばTFTの形成位置
を変更することによっても上述と同様の位置にコンタクトホール形成部73R、73Lを
配設することができる。そこで、以下には、上記第4の実施形態の変形例として、一方の
サブ画素のTFT形成位置を変更したものについて図15を参照して説明する。
本変形例に係る第1〜第3サブ画素RPA3'、MPA3'、LPA3'は、このうちの
一つ、詳しくは第1サブ画素RPA3'のTFTが、対応する信号が入力される信号線1
2Pとは異なる隣接した他の信号線12Sに近接した位置に設けられている。すなわち、
第1サブ画素RPA3'の対応する信号が入力される信号線12Pから延設されるソース
電極SEが、隣接した他の信号線12Sに近接する位置まで走査線11上を延びており、
他の信号線12Sに近接した位置に予め設けられた半導体層13にその端部が重畳してい
る。そして、このソース電極SEの端部に半導体層13上で対向配置されたドレイン電極
DEが他の信号線12Sに沿って延在することにより、この他の信号線12Sに近接した
位置に第1サブ画素RPA3'のコンタクトホール形成部73Rが設けられている。これ
により、第1サブ画素RPA3'のコンタクトホール形成部73Rと第3サブ画素LPA
3'のコンタクトホール形成部73Lとが、第2サブ画素MPA3'を境に互いに線対称と
なる位置に配設されることになる。
上述のように、第1サブ画素RPA3'のTFTの形成位置を変更すれば、上記第4の
実施形態において図14に示すものと同様に、第1、第3サブ画素RPA3'、LPA3'
の表示部分71R、71Lも中心線CLに対して線対称な形状となるので、上記第4の実
施形態の奏する効果と同様の効果を得ることができる。
なお、上記第4の実施形態及びその変形例においては、第1サブ画素RPA3、RPA
3'のドレイン電極DE形状あるいはTFT配設位置を工夫することにより上述の効果を
奏するものについて説明したが、第3サブ画素LPA3、LPA3'のドレイン電極DE
形状あるいはTFT配設位置を工夫することで上述の効果を奏する構成とすることももち
ろん可能である。
[第5の実施形態]
以下には、本発明の第5の実施形態として、上述した第4の実施形態のものとは異なる
構成を採用した第1〜第3サブ画素RPA4、MPA4、LPA4について、図16及び
図17を参照して説明する。なお、本実施形態に係る発明は、第1〜第3サブ画素RPA
4、MPA4、LPA4の構成以外は上記第4の実施形態に係る3画面液晶表示パネル2
と同様の構成を備えているので、共通する構成については同一の参照符号を付してその説
明を省略し、異なる構成についてのみ説明を行うものとする。
第5の実施形態に係る第1〜第3サブ画素RPA4、MPA4、LPA4は、アレイ基
板ARに設けられる各種配線の構成については従来のものと同一である。すなわち、第1
〜第3サブ画素RPA4、MPA4、LPA4は、走査線11及び信号線12に囲まれた
矩形状の領域であって、その一隅部、詳しくは対応する信号が入力される信号線12と走
査線11とが交差する部分の近傍にTFTが形成された構成を備えている。そして、この
TFTが形成された部分からドレイン電極DEが信号線12に沿って延在しており、この
ドレイン電極DEの端部がコンタクトホールCHを介して露出して画素電極15に接続さ
れることになる。
このように、アレイ基板ARの構成は従来のものと同一であるが、本実施形態に係る第
1〜第3サブ画素RPA4、MPA4、LPA4のカラーフィルタ基板CFの遮光層22
が、従来とは異なる構成を備えている。この遮光層22の構成について詳述すると、従来
のカラーフィルタ基板に形成される遮光層は、走査線及び信号線上、TFT上及びコンタ
クトホール形成部上を覆うように成膜されるが、本実施形態の遮光層22は、これらの上
部に加えて、第1、第3サブ画素RPA4、LPA4の表示可能な領域を狭くする遮光部
分79R、79Lにも設けられている。この遮光部分79R、79Lは、図16及び図1
7に示すように、第1、第3サブ画素RPA4、LPA4のコンタクトホール形成部77
R、77Lと第1、第3サブ画素RPA4、LPA4の長手方向に平行な中心線を基準に
対称となる位置に設けられている。したがって、図17に示すように、第1、第3サブ画
素RPA4、LPA4のコンタクトホール形成部77R、77Lと、スイッチング素子形
成部78R、78Lと、遮光部分79R、79Lとで構成される非表示部分76R、76
Lは同一且つ互いに対称な形状となっている。なお、第2サブ画素MPA4には、上述の
遮光部分79R、79Lのような構造は設ける必要がない。
すなわち、本実施形態に係る構造によれば、この遮光部分79R、79Lにも遮光層2
2が形成されることで、非表示部分76R、76Lが同一且つ互いに対称な形状となり、
以って、第1、第3サブ画素RPA4、LPA4の表示部分75R、75Lも同一、且つ
第1、第3サブ画素RPA4、LPA4の間に引かれた中心線CLを境に線対称な形状と
なっている。したがって、本実施形態においても、スリット32を通って左視方向及び右
視方向に導かれる輝度分布は左右何れにも偏ることのないものとなる。また、このスリッ
ト32は第2サブ画素MPA4上に配設されており、しかもこのスリット32の長手方向
の中心線と第2サブ画素MPA4の長手方向の中心線とは上述した中心線CLに一致して
いる。よって、第2サブ画素MPA4の輝度分布も左右何れにも偏ることがない。これに
より、本実施形態に記載のものは、上述の従来技術として説明した図20に示すような左
右の視方向での輝度分布の偏りの発生しない、均等な輝度分布が得られる。
なお、上記第4の実施形態、第4の実施形態の変形例及び第5の実施形態においては、
遮光バリア基板BSを有するものについて説明したが、遮光バリア基板BSに代えて、第
1、第2サブ画素RPA3、RPA3'RPA4及びLPA3、LPA3'、LPA4によ
り出力される第1及び第2の画像をそれぞれ分割集光させることにより所定の視方向へ規
制する複数のシリンドリカルレンズを備えたレンチキュラーレンズを使用しても同様の効
果を得ることができる。
[第6の実施形態]
以下には、第3の実施形態として、上述した各実施形態のものとは更に異なる構成を採
用した第1〜第3サブ画素RPA5、MPA5、LPA5について、図18を参照して説
明する。なお、本実施形態に係る発明は、第1〜第3サブ画素RPA5、MPA5、LP
A5の構成以外は上記第4の実施形態に係る3画面液晶表示パネル2と同様の構成を備え
ているので、共通する構成については同一の参照符号を付してその説明を省略し、異なる
構成についてのみ説明を行うものとする。
第6の実施形態に係る第1〜第3サブ画素RPA5、MPA5、LPA5の構成は、液
晶表示基板DSについては従来のものと全く同一である。すなわち、第1〜第3サブ画素
RPA5、MPA5、LPA5は、走査線11及び信号線12に囲まれた矩形状の領域で
構成されると共に、対応する信号が入力される信号線12と走査線11とが交差する部分
の近傍にTFTが形成されたものである。
そして、本実施形態の遮光バリア基板BSは、図18に示すように、この遮光バリア基
板BSに形成されるスリット32"の形状が、第1〜第3サブ画素RPA5、MPA5、
LPA5のうち、少なくとも第1、第3サブ画素RPA5、LPA5の各表示部分81R
、81Lとほぼ同じか若干小さな面積を有するとともに、その概略形状が、各表示部分8
1R、81Lとほぼ同一となっている。すなわち、このスリット32"の形状は、長方形
状に形成されていると共に、第1、第3サブ画素RPA5、LPA5のコンタクトホール
形成部83R、83Lの形状に合わせて、1つの隅部35が切り欠かれた形状となってい
る。また、このスリット32"は第1、第3サブ画素RPA5、LPA5間の中央部、つ
まり第2サブ画素MPA5の表示部分81Mに重なる位置に配設されている。
加えて、このスリット32"の上部幅をcとし、第1、第3サブ画素RPA5、LPA
5の表示部分81R、81Lの上部幅をc'とし、更には、スリット32"の下部幅をdと
し、第1、第3サブ画素RPA5、LPA5の表示部分81R、81Lの下部幅をd'と
した場合、それぞれの幅同士の関係は以下の式(2)に示す関係となっている。
c:c'=d:d' ・・・(2)
このように、本実施形態の遮光バリア基板BSに形成されたスリット32"は、第1、
第3サブ画素RPA5、LPA5の表示部分81R、81Lの形状に合わせてその上下幅
c、d及び概略形状を変更している。すなわち、このスリット32"の形状は、左右の視
方向から見た際に、第1、第3サブ画素RPA5、LPA5の非表示部分82R、82L
が視認できないように予めその形状を設定している。したがって、このスリット32"を
介して視認される第1、第2の画像は何れも液晶表示基板DSのアレイ基板AR上に形成
された配線構造に影響されることなく、左視方向及び右視方向に導かれる輝度分布は左右
何れにも偏ることのないものとなる。また同様に、このスリット32"は第2サブ画素M
PA5上に配設されると共にその外径形状が第2サブ画素81Mとほぼ同一であり、しか
もこのスリット32"の長手方向の中心線と第2サブ画素MPA5の長手方向の中心線と
は上述した中心線CLに一致している。よって、第2サブ画素MPA4の輝度分布も左右
何れにも偏ることがない。これにより、本実施形態に記載のものは、上述の従来技術とし
て説明した図20に示すような左右の視方向での輝度分布の偏りの発生しない、均等な輝
度分布が得られる。
上述した第1〜第6の実施形態に係る2画面液晶表示パネル及び3画面液晶表示パネル
においては、カラーフィルタ層21を用いた液晶表示基板DSを採用したものを説明した
。しかしながら、他の構成、例えばバックライトBLからの光に色成分を予め付与するこ
とでカラーフィルタ層21を使用することなくカラー画像を表示することが可能な、いわ
ゆるフィールドシーケンシャル方式の液晶表示基板を使用することも可能である。
また、上記第1〜第6の実施形態に係る2画面液晶表示パネル及び3画面液晶表示パネ
ルにおいては、何れもその駆動方式としてFFSモードを採用した液晶表示基板DSを使
用したものを説明した。しかし、本発明の2画面液晶表示パネル及び3画面液晶表示パネ
ルはこれに限定されることなく、例えばTN(Twisted Nematic)モード、VA(Vertica
l Alignment)モード、あるいはIPS(In-Plane Switching)モードなどの駆動方式の
液晶表示基板を使用することも可能である。特に、TNモードやVAモードに代表される
いわゆる縦電界方式の駆動モードで駆動する液晶表示基板においては、各サブ画素内に補
助容量形成部が配設されるため、非表示部分、特にコンタクトホール形成部の面積がFF
Sモードに代表されるいわゆる横電界方式の駆動モードのものに比べて大きくなる。した
がって、このような縦電界方式のものは本発明が解決しようとする課題がより顕在化しや
すい。よってこのような縦電界方式の液晶表示基板を用いた2画面液晶表示パネル及び3
画面液晶表示パネルにおいては、本発明の構成がより効果的となる。
さらに、上記第1〜第6の実施形態においては、2画面液晶表示パネル及び3画面液晶
表示パネルについて説明を行ったが、例えばさらに多くの画像を表示するパネルについて
も同様の原理を用いれば上述した効果を得ることができる。例えば、4画面表示パネルに
本発明の構成を採用する場合には、上記第1〜第3の実施形態に示した第1、第2サブ画
素と同一の構成のサブ画素を1つずつ追加すればよい、また、5画面表示パネルに本発明
の構成を採用する場合には、上記第4〜第6の実施形態に示した第1、第3サブ画素と同
一の構成のサブ画素を1つずつ追加すればよい。このように、複数の画像を表示する表示
パネルには、画像の数に限らず本発明の構成を採用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る2画面液晶表示パネルを示す平面図である。 図1の2画面液晶表示パネルの表示領域における断面図である。 左右から見た表示画面を示す図である。 遮光バリア基板の要部を拡大して示す平面図である。 液晶表示基板の2つのサブ画素の配線構造を示す拡大平面図である。 各サブ画素の表示部分及び非表示部分とスリットとの位置関係を示す概略説明図である。 第1の実施形態に係る2画面液晶表示パネルにおける白色の輝度分布バランスを測定した結果を示すグラフである。 第1の実施形態の変形例に係る液晶表示基板の2つのサブ画素の配線構造を示す拡大平面図である。 第2の実施形態に係る2画面液晶表示パネルの液晶表示基板の2つのサブ画素の配線構造を示す拡大平面図である。 図9に対応した各サブ画素の表示部分及び非表示部分とスリットとの位置関係を示す概略説明図である。 第3の実施形態における各サブ画素の表示部分及び非表示部分とスリットとの位置関係を示す概略説明図である。 第4の実施形態にかかる3画面液晶表示パネルの表示領域における断面図である。 液晶表示基板の3つのサブ画素の配線構造を示す拡大平面図である。 図13に対応した各サブ画素の表示部分及び非表示部分とスリットとの位置関係を示す概略説明図である。 第4の実施形態の変形例に係る液晶表示基板の3つのサブ画素の配線構造を示す拡大平面図である。 第5の実施形態に係る3画面液晶表示パネルの液晶表示基板の3つのサブ画素の配線構造を示す拡大平面図である。 図16に対応した各サブ画素の表示部分及び非表示部分とスリットとの位置関係を示す概略説明図である。 第6の実施形態における各サブ画素の表示部分及び非表示部分とスリットとの位置関係を示す概略説明図である。 従来例に係る2画面表示装置の断面図である。 図19に示す2画面表示装置における白色の輝度分布バランスを測定した結果を示すグラフである。
符号の説明
1:2画面液晶表示パネル 2:3画面液晶表示パネル 10、20、30:透明基板
11:走査線 12:信号線 13:半導体層 14:共通電極 15:画素電極 15
a:スリット 21:カラーフィルタ層 31:遮光バリア 32、32'、32":スリ
ット 41:接着剤 42、43:偏光板 51R、51L、55R、55L、61R、
61L:表示部分 52R、52L、56R、56L、62R、62L:非表示部分 5
3R、53L、57R、57L、63R、63L:コンタクトホール形成部 54R、5
4L、58R、58L、64R、64L:スイッチング素子形成部 59R、59L:遮
光部分 71R、71M、71R:表示部分 72R、72M、72R:非表示部分 7
3R、73M、73R:コンタクトホール形成部 74R、74M、74R:スイッチン
グ素子形成部 DS:液晶表示基板 BS:遮光バリア基板 BL:バックライト AR
:アレイ基板 CF:カラーフィルタ基板 SE:ソース電極 DE:ドレイン電極 C
H:コンタクトホール CL:中心線 DA:表示領域 RPA、RPA' 、RPA1、
RPA2:(2画面液晶表示パネルの)第1サブ画素 LPA、LPA' 、LPA1、L
PA2:(2画面液晶表示パネルの)第2サブ画素 RPA3、RPA3'、RPA4、
RPA5:(3画面液晶表示パネルの)第1サブ画素 MPA3、MPA3'、MPA4
、MPA5:(3画面液晶表示パネルの)第2サブ画素 LPA3、LPA3'、LPA
4、LPA5:(3画面液晶表示パネルの)第3サブ画素

Claims (12)

  1. 第1の画像を表示する第1サブ画素と第2の画像を表示する第2サブ画素とが交互に隣
    接配置された合成画像が入力される表示基板と、前記入力された合成画像のうち前記第1
    の画像と前記第2の画像とを夫々異なる視方向に判別可能に規制する視方向規制基板と、
    を有する2画面表示パネルであって、
    前記第1サブ画素と前記第2サブ画素とは画素領域内が表示部分と非表示部分とに区画
    され、隣接する前記第1サブ画素の表示部分と前記第2サブ画素の表示部分とは、互いに
    線対称となる形状を有していることを特徴とする2画面表示パネル。
  2. 前記第1、第2サブ画素の非表示部分には、スイッチング素子形成部と前記スイッチン
    グ素子の電極と画素電極とを接続するコンタクトホール形成部とが設けられており、前記
    第1サブ画素の前記コンタクトホール形成部、あるいは前記スイッチング素子形成部及び
    コンタクトホール形成部と、前記第2サブ画素の前記コンタクトホール形成部、あるいは
    前記スイッチング素子形成部及びコンタクトホール形成部とは互いに線対称となる位置に
    配設されていることを特徴とする請求項1に記載の2画面表示パネル。
  3. 前記第1、第2サブ画素の表示部分が互いに線対称となるように遮光する遮光膜が形成
    されることを特徴とする請求項1に記載の2画面表示パネル。
  4. 前記視方向規制基板は、前記入力された合成画像のうち前記第1の画像と前記第2の画
    像とをスリットにより夫々異なる視方向に判別可能に遮光する遮光バリアを備えた遮光バ
    リア基板からなり、前記スリットは、前記第1サブ画素と前記第2サブ画素の間に位置し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の2画面表示パネル。
  5. 前記視方向規制基板は、前記第1の画像と前記第2の画像とを夫々異なる視方向に分割
    集光するレンチキュラーレンズからなることを特徴とする請求項1に記載の2画面表示パ
    ネル。
  6. 第1の画像を表示する第1サブ画素、第2の画像を表示する第2サブ画素及び第3の画
    像を表示する第3サブ画素がゲートライン方向に順次隣接配置された合成画像が入力され
    る表示基板と、前記入力された合成画像のうち前記第1の画像、前記第2の画像及び前記
    第3の画像を夫々異なる視方向に判別可能に規制する視方向規制基板と、を有する3画面
    表示パネルであって、
    前記第1〜第3サブ画素は画素領域内が表示部分と非表示部分とに区画され、隣接する
    前記第1サブ画素の表示部分と前記第3サブ画素の表示部分とは、互いに線対称となる形
    状を有していることを特徴とする3画面表示パネル。
  7. 前記第1〜第3サブ画素の非表示部分には、スイッチング素子形成部と前記スイッチン
    グ素子の電極と画素電極とを接続するコンタクトホール形成部とが設けられており、前記
    第1サブ画素の前記コンタクトホール形成部、あるいは前記スイッチング素子形成部及び
    コンタクトホール形成部と、前記第3サブ画素の前記コンタクトホール形成部、あるいは
    前記スイッチング素子形成部及びコンタクトホール形成部とは互いに線対称となる位置に
    配設されていることを特徴とする請求項6に記載の3画面表示パネル。
  8. 前記第1、第3サブ画素の表示部分が互いに線対称となるように遮光する遮光膜が形成
    されることを特徴とする請求項6に記載の3画面表示パネル。
  9. 前記視方向規制基板は、前記入力された合成画像のうち前記第1〜第3の画像をスリッ
    トにより夫々異なる視方向に判別可能に遮光する遮光バリアを備えた遮光バリア基板から
    なり、前記スリットは、前記第2サブ画素上に位置していることを特徴とする請求項6に
    記載の3画面表示パネル。
  10. 前記視方向規制基板は、前記第1〜第3の画像を夫々異なる視方向に分割集光するレン
    チキュラーレンズからなることを特徴とする請求項6に記載の3画面表示パネル。
  11. 第1の画像を表示する第1サブ画素と第2の画像を表示する第2サブ画素とが交互に隣
    接配置された合成画像が入力される表示基板と、前記入力された合成画像のうち前記第1
    の画像と前記第2の画像とをスリットにより夫々異なる視方向に判別可能に遮光する遮光
    バリアを備えた遮光バリア基板と、を有する2画面表示パネルであって、
    前記第1サブ画素と前記第2サブ画素の表示部分は上部幅と下部幅が異なる同一形状で
    あり、画素領域内が表示部分と非表示部分とに区画されており、前記遮光バリア基板のス
    リットは前記第1サブ画素と前記第2サブ画素の間にそれぞれ位置していると共に、前記
    スリットの上部幅aと前記第1サブ画素及び第2サブ画素の表示部分の上部幅a'、及び
    前記スリットの下部幅bと前記第1サブ画素及び第2サブ画素の表示部分の下部幅b'が
    、以下の関係を有していることを特徴とする2画面表示パネル。
    a:a'=b:b'
  12. 第1の画像を表示する第1サブ画素、第2の画像を表示する第2サブ画素及び第3の画
    像を表示する第3サブ画素がゲートライン方向に順次隣接配置された合成画像が入力され
    る表示基板と、前記入力された合成画像のうち前記第1〜第3の画像をスリットにより夫
    々異なる視方向に判別可能に遮光する遮光バリアを備えた遮光バリア基板を有する3画面
    表示パネルであって、
    前記第1サブ画素と前記第3サブ画素の表示部分は上部幅と下部幅が異なる同一形状で
    あり、画素領域内が表示部分と非表示部分とに区画されており、前記遮光バリア基板のス
    リットは前記第2サブ画素上に位置していると共に、前記スリットの上部幅cと前記第1
    サブ画素及び第3サブ画素の表示部分の上部幅c'、及び前記スリットの下部幅dと前記
    第1サブ画素及び第3サブ画素の表示部分の下部幅d'が、以下の関係を有していること
    を特徴とする3画面表示パネル。
    c:c'=d:d'
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