JP2009219573A - 内視鏡用画像処理装置及び内視鏡用画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】内視鏡画像が見辛くなることを防止しつつ、PinP処理機能と解像度変換処理機能とを安価に構成する。
【解決手段】プロセッサ装置には、内視鏡から出力される画像データに各種の画像処理を施す画像処理部36が設けられている。画像処理部36は、A/D35から出力された画像データに対してマスク処理を施す第1マスク処理部50と、マスク処理が施された画像データに対して解像度変換処理とPinP処理とを行なうPinP処理回路51と、PinP処理回路51から出力された画像データに対して再度マスク処理を施す第2マスク処理部52とからなる。これにより、PinP処理回路51に汎用のビデオ出力用ICを用いることができるので、PinP処理と解像度変換処理とを安価に構成することができる。また、解像度変換後の画像データにマスク処理を施すので、内視鏡画像が見辛くなることもない。
【選択図】図4

Description

本発明は、内視鏡から出力される画像データに画像処理を施す内視鏡用画像処理装置、及びその画像処理方法に関する。
内視鏡システムは、患者の体腔内に挿入される挿入部の先端にCCDなどの撮像素子を備えた内視鏡(スコープ)と、内視鏡から出力される画像データに画像処理を施してモニタに出力する内視鏡用画像処理装置(プロセッサ装置)とからなる。こうした内視鏡システムは、体腔内の所定の部位を詳細に観察したい場合などに観察画像を静止させる、いわゆるフリーズ機能を有している。
フリーズ機能を用いた際、静止画像だけをモニタに表示していると、挿入部がどのような状態になっているか把握できないため、挿入部の先端で体腔内を傷付けてしまう恐れがある。これを防止するため、プロセッサ装置は、静止画像の中に子画面領域を形成し、その中に観察画像を表示する、いわゆるPicture in Picture(以下、PinPと称す)機能を有している。
例えば、特許文献1では、色変換やγ補正を行なった画像データを2つに分け、一方の画像データに対して縮小処理を行うことにより、親画面用の画像データと子画面用の画像データとを生成している。そして、親画面用と子画面用とのそれぞれの画像データにマスク処理を施した後、親画面の上に子画面をオーバーレイ合成することにより、PinP画面を構成している。マスク処理とは、画像データのうち、被写体像が結像しない周縁部分、いわゆる無効領域を覆い隠して内視鏡画像を見易くする処理である。従って、特許文献1のようにPinP処理を行うことで、各画像データの無効領域を覆った見易いPinP画面を構成することができる。
PinP機能は、内視鏡システムに限ることなく、テレビやビデオプレイヤなどの一般的なAV機器でも用いられている。このため、PinP機能を実現するための回路一式を実装した汎用のビデオ出力用ICが比較的安価に市販されている。しかしながら、マスク処理は、内視鏡システムにおいてのみ必要となる処理であるため、汎用のビデオ出力用ICを用いてマスク処理を行うことはできない。このため、特許文献1の手順でPinP処理を行おうとすると、専用の回路を設計・製造しなければならず、多大な費用が必要になるという問題が生じる。
この問題の解決策として、撮像素子から出力された画像データに対して先にマスク処理を行い、マスク処理後の画像にPinP処理を行うことが考えられる。この順番で各処理を行うようにすれば、汎用のビデオ出力用ICを用いて見易いPinP画面を安価に構成することができる。
特開平10−155737号公報
近年、内視鏡システムでは、より高精細な画像を表示するため、モニタの高解像度化が進んでいる。これに合わせて、内視鏡の撮像素子も高解像度モニタに応じたものが用いられてきている。ところで、多数の内視鏡が必要になる医療現場では、全ての内視鏡をモニタに合わせて高解像度対応のものに替えようとすると、コスト的な負担が大きくなってしまう。このため、高解像度モニタに変更した後にも、低解像度の撮像素子を備えた内視鏡を使用したいという要望がある。
低解像度の撮像素子から出力された画像データを高解像度モニタにそのまま表示させると、アスペクト比が狂って内視鏡画像が見辛くなったり、モニタ画面に無用な余白が生じて見栄えが悪くなったりしてしまう。これを防止するためには、撮像素子から出力された画像データの解像度を高解像度モニタに対応した解像度に変換する解像度変換処理を行う必要がある。解像度変換処理機能は、PinP処理を行う汎用のビデオ出力用ICに含まれていることが多い。従って、プロセッサ装置を安価に提供するためには、PinP処理機能を備えた汎用のビデオ出力用ICを用いて解像度変換処理を行うことが好ましい。
汎用のビデオ出力用ICを用いる場合、マスク処理後の画像に対して解像度変換処理を行わなければならない。しかしながら、マスク処理後の画像に対して解像度を高くする解像度変換処理を行うと、マスク開口部の形状が粗くなってギザギザになり、内視鏡画像が見辛くなってしまうという問題が生じる。さりとて、汎用のビデオ出力用ICとは別の回路で解像度変換処理を行おうとすると、その分だけ余計なコストが掛かってしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであって、内視鏡画像が見辛くなることを防止しつつ、PinP処理機能と解像度変換処理機能とを安価に構成することを目的とする。
上記目的を達成するため、内視鏡から出力される画像データに画像処理を施してモニタに出力する本発明の内視鏡用画像処理装置は、前記内視鏡に設けられた撮像素子の撮像面上に結像された被写体像を示す画像表示領域と、前記撮像面の前記被写体像が結像されなかった部分を示す無効領域とを有する前記画像データに対して、前記画像表示領域のみを露呈させる第1露呈部が設けられた第1マスク画像を用いてマスク処理を施し、第1観察画像を生成する第1マスク処理手段と、前記第1観察画像に縮小処理を施して生成した第2観察画像を前記第1観察画像に合成する処理と、前記第1観察画像よりも解像度が高くなる解像度変換をする処理とを施し、合成観察画像を生成する合成観察画像生成手段と、前記解像度変換処理が施された前記第1観察画像の前記第1露呈部よりも小さく形成され、前記第1観察画像の前記画像表示領域のみを露呈させる第2露呈部が設けられた第2マスク画像を用いて前記合成観察画像にマスク処理を施す第2マスク処理手段とを備えたことを特徴とする。
なお、前記第2マスク画像には、前記第2観察画像を露呈させる第3露呈部が設けられていることが好ましい。
また、前記合成観察画像生成手段は、前記第1観察画像に縮小処理を施して第2観察画像を生成する縮小処理部と、前記第1観察画像に対して前記解像度変換処理を施す第1解像度変換処理部と、前記第2観察画像に対して前記解像度変換処理を施す第2解像度変換処理部と、前記解像度変換処理後の前記第1観察画像上に前記解像度変換処理後の前記第2観察画像を重ねて合成し、前記合成観察画像を生成する画像合成部とからなることが好ましい。
さらに、前記第1露呈部は、略円形に形成された開口であり、前記第2露呈部は、前記解像度変換処理によって粗くなる前記第1観察画像の前記第1露呈部の内接円の形状に形成された開口であることが好ましい。
なお、前記合成観察画像生成手段は、矩形状に形成される前記第1観察画像の四隅のいずれかに前記第2観察画像を重ね、前記第3露呈部は、前記第1観察画像に応じて矩形状に形成される前記第2マスク画像の前記第2観察画像に対応する隅部を切り欠いた切欠であることが好ましい。
また、前記合成観察画像生成手段は、1つの汎用のビデオ出力用ICで構成されることが好ましい。
さらに、内視鏡から出力される画像データに画像処理を施してモニタに出力する本発明の内視鏡用画像処理方法は、前記内視鏡に設けられた撮像素子の撮像面上に結像された被写体像を示す画像表示領域と、前記撮像面の前記被写体像が結像されなかった部分を示す無効領域とを有する前記画像データに対して、前記画像表示領域のみを露呈させる第1露呈部が設けられた第1マスク画像を用いてマスク処理を施し、第1観察画像を生成する第1マスク処理ステップと、前記第1観察画像に縮小処理を施して生成した第2観察画像を前記第1観察画像に合成する処理と、前記第1観察画像よりも解像度が高くなる解像度変換をする処理とを施し、合成観察画像を生成する合成観察画像生成ステップと、前記解像度変換処理が施された前記第1観察画像の前記第1露呈部よりも小さく形成され、前記第1観察画像の前記画像表示領域のみを露呈させる第2露呈部が設けられた第2マスク画像を用いて前記合成観察画像にマスク処理を施す第2マスク処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明では、解像度変換処理と合成観察画像の生成とを合成観察画像生成手段で行なう。合成観察画像生成手段は、汎用のビデオ出力用ICとして市販されているので、PinP処理機能と解像度変換処理機能とを安価に構成することができる。また、合成観察画像に対してさらにマスク処理を施すようにしたので、内視鏡画像が見辛くなることも防止することができる。
図1は、内視鏡システム2の構成を概略的に示すブロック図である。内視鏡システム2は、患者の体腔内を撮影する電子内視鏡10と、内視鏡画像を生成するプロセッサ装置12(内視鏡用画像処理装置)と、内視鏡画像を表示するモニタ14とからなる。電子内視鏡10は、コネクタを介してプロセッサ装置12、及び図示を省略した光源装置に着脱自在に接続される。モニタ14には、例えば、1024pixel×768lineのXGAの解像度を有する液晶モニタが用いられる。
電子内視鏡10には、CCD(撮像素子)20とフリーズボタン22とが設けられている。CCD20は、患者の体腔内に挿入される挿入部の先端に配置され、観察窓及び光学系を介して入射した被写体像を撮像する。このCCD20には、例えば、720pixel×242lineの解像度を有するNTSC出力用のものが用いられる。フリーズボタン22は、電子内視鏡10の手元操作部に配置され、プロセッサ装置12と電気的に接続される。フリーズボタン22は、モニタ14に動画像で表示される内視鏡画像の静止をプロセッサ装置12に指示するためのものである。内視鏡検査を実施する術者は、例えば、患部を詳細に観察したい場合などにフリーズボタン22を押圧し、内視鏡画像を静止表示させる。
内視鏡システム2で検査を開始すると、モニタ14には、図2に示す通常観察画面40が表示される。通常観察画面40には、CCD20が撮影した内視鏡画像を表示する画像表示領域40aと、画像データの余分な部分を覆い隠すマスク領域40bとが形成されている。画像表示領域40aには、リアルタイムの内視鏡画像が動画像として表示される。
フリーズボタン22を押圧すると、モニタ14の表示が通常観察画面40から図3に示すPinP画面42に切り替えられる。PinP画面42には、親画面43と子画面44とが設けられている。親画面43と子画面44とには、通常観察画面40と同様に、それぞれ画像表示領域43a、44a、及びマスク領域43b、44bが形成されている。
親画面43の画像表示領域43aには、フリーズボタン22を押圧した時点で撮影された内視鏡画像が静止表示される。一方、子画面44の画像表示領域44aには、リアルタイムの内視鏡画像が動画像として表示される。このように、子画面44を形成して静止画と動画とを同時に表示することにより、静止画を表示している間に電子内視鏡10の挿入部で患者の体腔内を傷付けてしまうことを防止することができる。
プロセッサ装置12には、CPU30、フラッシュメモリ31、タイミングジェネレータ(以下、TGと称す)32、CCDドライバ33、相関二重サンプリング/プログラマブルゲインアンプ(以下、CDS/PGAと称す)34、A/D変換器(以下、A/Dと称す)35、画像処理部36、表示制御部37が設けられている。
不揮発性の半導体メモリであるフラッシュメモリ31には、プロセッサ装置12を制御するための各種のプログラムが記憶されている。CPU30は、フラッシュメモリ31から各プログラムを読み出し、それを逐次処理することによってプロセッサ装置12の各部を統括的に制御する。また、CPU30には、電子内視鏡10に設けられたユニバーサルコード、及びコネクタなどを介してフリーズボタン22が接続されている。
TG32は、CPU30の制御の下、タイミング信号(クロックパルス)をCCDドライバ33に入力する。CCDドライバ33は、入力されたタイミング信号に基づいて駆動信号をCCD20に入力し、CCD20の蓄積電荷の読み出しタイミングやCCD20の電子シャッタのシャッタ速度などを制御する。
CDS/PGA34は、CCDドライバ33の制御に基づいてCCD20から出力される撮像信号に対し、ノイズ除去と増幅とを行い、A/D35に出力する。A/D35は、CDS/PGA34から出力されたアナログの撮像信号をデジタルの画像データに変換し、画像処理部36に出力する。
画像処理部36は、A/D35でデジタル化された画像データに対し、CPU30からの指示に応じて各種の画像処理を施す。そして、画像処理後の画像データを表示制御部37に出力する。表示制御部37は、画像処理部36から出力された画像データをモニタ14の形式に対応したビデオ信号(コンポーネント信号、コンポジット信号など)に変換し、そのビデオ信号をモニタ14に出力する。これにより、通常観察画面40、又はPinP画面42がモニタ14に表示される。
図4は、画像処理部36の構成を概略的に示すブロック図である。画像処理部36には、A/D35から出力された画像データに対してマスク処理を施す第1マスク処理部(第1マスク処理手段)50と、第1マスク処理部50から出力された画像データに対してPinP処理を施すPinP処理回路(合成観察画像生成手段)51と、PinP処理回路51から出力された画像データに対して再度マスク処理を施す第2マスク処理部(第2マスク処理手段)52とが設けられている。
図5に示すように、A/D35から出力される原画像70は、電子内視鏡10の光学系によってCCD20の撮像面上に結像された被写体像(内視鏡画像)を示す画像表示領域70aと、被写体像が結像されなかった部分を示す無効領域70b(斜線で示す部分)とを有している。無効領域70bは、電子内視鏡10の光学系がCCD20の撮像面に対して略円形に被写体像を結像することによって生じる、いわゆるケラレである。
画像表示領域70aと無効領域70bとの境界は、滑らかな曲線ではなく、光学系の鏡胴枠内での光の反射具合などによってギザギザに粗くなる。このため、原画像70をそのままモニタ14に表示してしまうと、境界部分がちらつき、画像表示領域70aに示される内視鏡画像が見辛くなってしまう。このため、第1マスク処理部50は、第1マスク画像71を用いて原画像70にマスク処理を施すことにより、内視鏡画像を見易くする。
第1マスク画像71は、原画像70と同一サイズの矩形に形成されている。また、第1マスク画像71は、略円形に形成された開口(第1露呈部)71aを有している。開口71aは、図中二点鎖線で示すように、画像表示領域70aと無効領域70bとの境界よりも僅かに小さく形成されるとともに、その中心と画像表示領域70aの中心とが一致するように配置されている。
第1マスク処理部50は、A/D35から原画像70を受け取ると、その原画像70に第1マスク画像71を重ねて合成し、内視鏡画像を示す画像表示領域72aと、開口72cが形成されたマスク領域72bとからなる第1観察画像72を生成する。第1観察画像72では、原画像70の無効領域70b、及び画像表示領域70aと無効領域70bとの境界がマスク領域72bによって覆われるので、内視鏡画像を見易くすることができる。また、第1マスク処理部50は、生成した第1観察画像72をPinP処理回路51に出力する。
PinP処理回路51は、縮小処理部54、第1解像度変換処理部55、第2解像度変換処理部56、第1画像メモリ57、第2画像メモリ58、画像合成部59で構成されている。このPinP処理回路51には、市販されている汎用のビデオ出力用ICが用いられる。
PinP処理回路51は、第1マスク処理部50から出力された第1観察画像72を縮小処理部54と第1解像度変換処理部55とに入力する。第1解像度変換処理部55は、入力された第1観察画像72の解像度がモニタ14の解像度よりも低い場合に、図6に示すように、第1観察画像72に対して解像度が高くなる解像度変換処理を施し、第1観察画像72の解像度をモニタ14の解像度に対応させる。本実施形態では、モニタ14とCCD20とが上述のように解像度を有しているので、第1解像度変換処理部55は、720pixel×242lineの第1観察画像72を1024pixel×768lineの第1観察画像72Rに解像度変換する。そして、第1解像度変換処理部55は、解像度変換処理後の第1観察画像72Rを第1画像メモリ57に書き込む。
縮小処理部54は、入力された第1観察画像72に対して縮小処理を施し、図7に示すように、第2観察画像73を生成する。第2観察画像73は、第1観察画像72を縦横等倍に縮小したものであり、PinP画面42の子画面44を表示するために用いられる。また、この第2観察画像73も、第1観察画像72と同様に、内視鏡画像を示す画像表示領域73aと、開口73cが形成されたマスク領域73bとを有している。縮小処理部54は、第2観察画像73を生成すると、その第2観察画像73を第2解像度変換処理部56に出力する。
第2解像度変換処理部56は、第2観察画像73に対して解像度が高くなる解像度変換処理を施し、第2観察画像73の解像度をモニタ14の解像度に対応させる。そして、解像度変換処理後の第2観察画像73Rを第2画像メモリ58に書き込む。
画像合成部59は、所定のタイミングで各画像メモリ57、58にアクセスし、各画像メモリ57、58に記憶された各観察画像72R、73Rを読み出す。画像合成部59は、各観察画像72R、73Rを読み出すと、図8に示すように、第1観察画像72Rの左下隅に第2観察画像73Rを重ねて合成し、第1観察画像72Rに基づく親画像75と、第2観察画像73Rに基づく子画像76とを有するPinP画像(合成観察画像)74を生成する。各画像75、76には、内視鏡画像を示す画像表示領域75a、76aと、開口75c、76cが形成されたマスク領域75b、76bが、それぞれ形成されている。
このように、PinP処理回路51は、第1マスク処理部50から出力された第1観察画像72に対して解像度変換処理とPinP処理とを行なう。また、PinP処理回路51が各処理を実行するか否かは、CPU30によって制御される。
CPU30は、フリーズボタン22によって内視鏡画像の静止表示が指示された際に、解像度変換処理とPinP処理とを行わせるようにPinP処理回路51を制御する。従って、内視鏡画像の静止表示が指示された場合には、PinP画像74がPinP処理回路51から第2マスク処理部52に出力される。一方、フリーズボタン22によって内視鏡画像の静止表示が指示されていない場合、CPU30は、解像度変換処理のみを行わせるようにPinP処理回路51を制御する。この場合、PinP処理回路51は、縮小処理部54による第2観察画像73の生成、及び画像合成部59による画像合成などを行なわずに、第1解像度変換処理部55によって解像度変換処理が施された第1観察画像72Rを第2マスク処理部52に出力する。
また、CPU30は、内視鏡画像の静止表示が指示された場合、第1解像度変換処理部55による第1画像メモリ57への第1観察画像72Rの書き込みを禁止する。これにより、画像合成部59がPinP画像74を生成する際に、フリーズボタン22の押圧時に撮影された同じ第1観察画像72Rを第1画像メモリ57から読み出し、第2観察画像73Rのみを現在撮影されているものに更新するので、PinP画面42の親画面43に静止画が、子画面44に動画が、それぞれ表示される。
図6に示すように、第1観察画像72に対して解像度が高くなる解像度変換処理を施すと、画素の輪郭が目立つようになるため、開口72Rcの形状がギザギザに粗くなって内視鏡画像が見辛くなってしまう。第2マスク処理部52は、これを改善して内視鏡画像を見易くするため、PinP処理回路51から出力される第1観察画像72R、又はPinP画像74に対して再度マスク処理を施す。
第2マスク処理部52は、PinP処理回路51からPinP画像74を受け取ると、図9に示すように、そのPinP画像74に第2マスク画像77を重ねて合成し、モニタ14に表示する表示用PinP画像78を生成する。第2マスク画像77は、PinP画像74と同一サイズの矩形に形成されている。また、第2マスク画像77は、開口(第2露呈部)77aと、切欠(第3露呈部)77b(図中破線で示す部分)とを有している。開口77aは、図中二点鎖線で示すように、解像度変換処理によって粗くなった親画像75の開口75cの内接円の形状に形成されている。切欠77bは、子画像76に応じて第2マスク画像77の左下隅部を切り欠いたものである。この切欠77bによって、子画像76が露呈される。
表示用PinP画像78は、親画像79と子画像80とを有している。そして、各画像79、80には、画像表示領域79a、80aと、開口79c、80cが形成されたマスク領域79b、80bが、それぞれ形成されている。PinP画像74の親画像75の開口75cは、第2マスク画像77によって覆われる。これにより、表示用PinP画像78では、親画像79の画像表示領域79aに表示される内視鏡画像を見易くすることができる。第2マスク処理部52は、生成した表示用PinP画像78を表示制御部37に出力する。これにより、PinP画面42がモニタ14に表示される。
一方、第2マスク処理部52は、PinP処理回路51から第1観察画像72Rを受け取ると、図10に示すように、その第1観察画像72Rに第3マスク画像81を重ねて合成し、モニタ14に表示する表示用観察画像82を生成する。第3マスク画像81は、第1観察画像72Rと同一サイズの矩形に形成されている。また、第3マスク画像81は、開口81aを有している。開口81aは、第2マスク画像77の開口77aと同様に、解像度変換処理によって粗くなった第1観察画像72Rの開口72Rcの内接円の形状に形成されている。
表示用観察画像82には、画像表示領域82aと、開口82cが形成されたマスク領域82bとが形成されている。第1観察画像72Rの開口72Rcは、第3マスク画像81によって覆われる。これにより、表示用観察画像82では、画像表示領域82aに表示される内視鏡画像を見易くすることができる。第2マスク処理部52は、生成した表示用観察画像82を表示制御部37に出力する。これにより、通常観察画面40がモニタ14に表示される。
次に、図11に示すフローチャートを参照しながら、上記構成による内視鏡システム2の作用について説明する。内視鏡システム2で検査を実施する際には、先ず洗浄・消毒などが施された清潔な電子内視鏡10をプロセッサ装置12に接続する。そして、プロセッサ装置12に設けられた検査開始ボタンを押圧し、検査を開始する。
プロセッサ装置12のCPU30は、検査開始が指示されると、TG32を制御し、CCDドライバ33によるCCD20の駆動を開始させる。CCD20は、CCDドライバ33からの駆動信号に応じて被写体像を撮像し、撮像信号をCDS/PGA34に出力する。CCD20から出力された撮像信号は、CDS/PGA34によるノイズ除去と増幅とが行なわれた後、A/D35に入力され、A/D35によってデジタルの画像データに変換される。A/D35は、変換した画像データを画像処理部36の第1マスク処理部50に入力する。
第1マスク処理部50は、A/D35から出力された画像データが示す原画像70に対してマスク処理を施し、第1観察画像72を生成する。生成された第1観察画像72は、PinP処理回路51の縮小処理部54、及び第1解像度変換処理部55に入力される。
フリーズボタン22によって内視鏡画像の静止表示が指示されていない場合、PinP処理回路51は、第1マスク処理部50から入力された第1観察画像72に対して第1解像度変換処理部55による解像度変換処理のみを行う。第1解像度変換処理部55は、第1観察画像72に対して解像度が高くなる解像度変換処理を施し、処理後の第1観察画像72Rを第1画像メモリ57に書き込む。書き込まれた第1観察画像72Rは、画像合成部59に読み出され、第2マスク処理部52に入力される。
第2マスク処理部52は、入力された第1観察画像72Rに対してマスク処理を施し、表示用観察画像82を生成する。表示用観察画像82では、解像度変換処理によって粗くなった第1観察画像72Rの開口72Rcが第3マスク画像81によって覆われるので、画像表示領域82aに表示される内視鏡画像が見易くなる。
表示用観察画像82は、表示制御部37に入力される。表示制御部37は、表示用観察画像82をモニタ14の形式に対応したビデオ信号に変換し、モニタ14に出力する。これにより、通常観察画面40がモニタ14に表示される。
内視鏡検査を実施する術者は、通常観察画面40の画像表示領域40aに動画像で表示される内視鏡画像を見ながら患者の体腔内を観察する。そして、より詳細に観察したい場合などにフリーズボタン22を押圧し、内視鏡画像の静止表示をプロセッサ装置12に指示する。プロセッサ装置12のCPU30は、静止表示の指示を受けると、解像度変換処理とPinP処理とを行わせるようにPinP処理回路51を制御する。また、この際、CPU30は、第1解像度変換処理部55による第1画像メモリ57への第1観察画像72Rの書き込みを禁止させる。
PinP処理回路51は、内視鏡画像の静止表示の指示を受けると、縮小処理部54に第1観察画像72の縮小処理を行わせる。縮小処理部54は、第1観察画像72に対して縮小処理を施し、第2観察画像73を生成する。生成された第2観察画像73は、第2解像度変換処理部56に入力され、第2解像度変換処理部56で解像度が高くなる解像度変換処理が施される。解像度変換処理後の第2観察画像73Rは、第2画像メモリ58に書き込まれた後、画像合成部59に読み出される。
画像合成部59は、第2観察画像73Rを読み出すとともに、フリーズボタン22の押圧時に撮影された第1観察画像72Rを第1画像メモリ57から読み出す。そして、第1観察画像72Rの左下隅に第2観察画像73Rを重ねて合成し、PinP画像74を生成する。生成されたPinP画像74は、第2マスク処理部52に入力される。第2マスク処理部52は、入力されたPinP画像74に対してマスク処理を施し、表示用PinP画像78を生成する。表示用PinP画像78では、解像度変換処理によって粗くなったPinP画像74の親画像75の開口75cが第2マスク画像77によって覆われるので、親画像79の画像表示領域79aに表示される内視鏡画像が見易くなる。
表示用PinP画像78は、表示制御部37に入力される。表示制御部37は、表示用PinP画像78をモニタ14の形式に対応したビデオ信号に変換し、モニタ14に出力する。これにより、PinP画面42がモニタ14に表示される。PinP画面42で詳細な観察を行なった術者は、再びフリーズボタン22を押圧し、内視鏡画像の静止表示の解除をプロセッサ装置12に指示する。静止表示の解除が指示されると、モニタ14の表示がPinP画面42から通常観察画面40に戻る。
このように、本実施形態によれば、解像度変換処理と合成観察画像の生成とを行なうPinP処理回路51に汎用のビデオ出力用ICを用いて、PinP処理機能と解像度変換処理機能とを安価に構成することができる。また、第2マスク処理部52でPinP画像74に対してさらにマスク処理を施すようにしたので、内視鏡画像が見辛くなることも防止することができる。
ところで、解像度を高くする解像度変換処理によってマスク開口の形状が粗くなるのは、第1観察画像72に限ることなく、第2観察画像73でも同様に生じる。上記実施形態では、表示用PinP画像78を生成する際に、開口77aと切欠77bとが形成された第2マスク画像77によってマスク処理を行っているため、子画像80にはマスクが掛けられず、粗くなった開口80cがそのまま表示されてしまう。
このため、図12に示すように、PinP画像74に対し、親画像75の画像表示領域75aのみを露呈させる第1開口84aと、子画像76の画像表示領域76aのみを露呈させる第2開口84bとが形成されたマスク画像84を用いてマスク処理を行うことにより、表示用PinP画像85を生成するようにしてもよい。
表示用PinP画像85は、親画像86と子画像87とを有している。また、各画像86、87には、内視鏡画像を示す画像表示領域86a、87aと、開口86c、87cが形成されたマスク領域86b、87bが、それぞれ形成されている。この表示用PinP画像85では、合成前のPinP画像74の各開口75c、76cが覆われるので、各画像表示領域86a、87aに表示される内視鏡画像を見易くすることができる。
但し、マスク画像84のように複雑な形状のマスクを用いてマスク処理を行うと、処理時間が長くなってしまったり、マスク画像84や表示用PinP画像85の容量が大きくなってしまうといった問題が生じる。また、第2観察画像73のサイズが十分小さい場合には、図9に示すようにマスク処理を行った場合にも、解像度変換処理にともなう開口80cの粗さは、さほど目立たない。従って、親画像75の開口75cのみにマスク処理を行うか、親画像75の開口75cと子画像76の開口76cとの双方にマスク処理を行うかは、第2マスク処理部52の処理能力、画像容量、第2観察画像73のサイズなどに応じて適宜決定すればよい。
なお、上記実施形態では、第1観察画像72Rの左下隅に第2観察画像73Rを重ねてPinP画像74を生成したが、第2観察画像73Rを重ねる位置は、これに限ることなく、右上隅、右下隅、左上隅など第1観察画像72Rの観察の邪魔にならない位置であれば、何処に配置してもよい。また、上記実施形態では、第1観察画像72Rに第2観察画像73Rを重ねて合成したPinP画像74を合成観察画像として示したが、合成観察画像は、これに限ることなく、第1観察画像72Rと第2観察画像73Rとを並べて合成したものでもよい。
また、上記実施形態では、第2観察画像の生成処理、各観察画像の解像度変換処理、各画像の合成処理の手順で合成観察画像を生成したが、合成観察画像の生成手順は、これに限定されるものではない。例えば、第2観察画像の生成処理、各画像の合成処理、合成した画像の解像度変換処理といったように、解像度変換処理の前に合成処理を行って合成観察画像を生成してもよい。さらには、第1観察画像に解像度変換処理を行い、変換処理後の第1観察画像に縮小処理を施して第2観察画像を生成し、各画像を合成して合成観察画像を生成するといったように、最初に解像度変換処理を行って合成観察画像を生成してもよい。
なお、上記実施形態では、電子内視鏡10を内視鏡として示したが、内視鏡は、これに限ることなく、例えば、超音波内視鏡などでもよい。また、上記実施形態では、患者を被検体とする医療用の内視鏡を示したが、内視鏡は、これに限ることなく、配管などを被検体とする工業用のものでもよい。また、上記実施形態では、撮像素子としてCCD20を示したが、撮像素子は、これに限ることなく、例えば、CMOSイメージセンサなどであってもよい。
内視鏡システムの構成を概略的に示すブロック図である。 通常観察画面の一例を示す説明図である。 PinP画面の一例を示す説明図である。 画像処理部の構成を概略的に示すブロック図である。 第1マスク処理部におけるマスク処理の概念を示す説明図である。 第1解像度変換処理部における解像度変換処理の概念を示す説明図である。 縮小画像生成部における縮小処理、及び第2解像度変換処理部における解像度変換処理の概念を示す説明図である。 画像合成部における合成処理の概念を示す説明図である。 第2マスク処理部におけるPinP画像へのマスク処理の概念を示す説明図である。 第2マスク処理部における第1観察画像へのマスク処理の概念を示す説明図である。 通常観察画面とPinP画面との表示手順を概略的に示すフローチャートである。 親画面の開口と子画面の開口との双方にマスク処理を行う例を示す説明図である。
符号の説明
2 内視鏡システム
10 電子内視鏡
12 プロセッサ装置(内視鏡用画像処理装置)
14 モニタ
20 CCD(撮像素子)
50 第1マスク処理部(第1マスク処理手段)
51 PinP処理回路(合成観察画像生成手段)
52 第2マスク処理部(第2マスク処理手段)
54 縮小処理部
55 第1解像度変換処理部
56 第2解像度変換処理部
59 画像合成部
70 原画像
70a 画像表示領域
70b 無効領域
71 第1マスク画像
71a 開口(第1露呈部)
72 第1観察画像
73 第2観察画像
74 PinP画像(合成観察画像)
77 第2マスク画像
77a 開口(第2露呈部)
77b 切欠(第3露呈部)

Claims (7)

  1. 内視鏡から出力される画像データに画像処理を施してモニタに出力する内視鏡用画像処理装置において、
    前記内視鏡に設けられた撮像素子の撮像面上に結像された被写体像を示す画像表示領域と、前記撮像面の前記被写体像が結像されなかった部分を示す無効領域とを有する前記画像データに対して、前記画像表示領域のみを露呈させる第1露呈部が設けられた第1マスク画像を用いてマスク処理を施し、第1観察画像を生成する第1マスク処理手段と、
    前記第1観察画像に縮小処理を施して生成した第2観察画像を前記第1観察画像に合成する処理と、前記第1観察画像よりも解像度が高くなる解像度変換をする処理とを施し、合成観察画像を生成する合成観察画像生成手段と、
    前記解像度変換処理が施された前記第1観察画像の前記第1露呈部よりも小さく形成され、前記第1観察画像の前記画像表示領域のみを露呈させる第2露呈部が設けられた第2マスク画像を用いて前記合成観察画像にマスク処理を施す第2マスク処理手段とを備えたことを特徴とする内視鏡用画像処理装置。
  2. 前記第2マスク画像には、前記第2観察画像を露呈させる第3露呈部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の内視鏡用画像処理装置。
  3. 前記合成観察画像生成手段は、前記第1観察画像に縮小処理を施して第2観察画像を生成する縮小処理部と、前記第1観察画像に対して前記解像度変換処理を施す第1解像度変換処理部と、前記第2観察画像に対して前記解像度変換処理を施す第2解像度変換処理部と、前記解像度変換処理後の前記第1観察画像上に前記解像度変換処理後の前記第2観察画像を重ねて合成し、前記合成観察画像を生成する画像合成部とからなることを特徴とする請求項1又は2記載の内視鏡用画像処理装置。
  4. 前記第1露呈部は、略円形に形成された開口であり、
    前記第2露呈部は、前記解像度変換処理によって粗くなる前記第1観察画像の前記第1露呈部の内接円の形状に形成された開口であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の内視鏡用画像処理装置。
  5. 前記合成観察画像生成手段は、矩形状に形成される前記第1観察画像の四隅のいずれかに前記第2観察画像を重ね、
    前記第3露呈部は、前記第1観察画像に応じて矩形状に形成される前記第2マスク画像の前記第2観察画像に対応する隅部を切り欠いた切欠であることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の内視鏡用画像処理装置。
  6. 前記合成観察画像生成手段を1つの汎用のビデオ出力用ICで構成することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の内視鏡用画像処理装置。
  7. 内視鏡から出力される画像データに画像処理を施してモニタに出力する内視鏡用画像処理方法において、
    前記内視鏡に設けられた撮像素子の撮像面上に結像された被写体像を示す画像表示領域と、前記撮像面の前記被写体像が結像されなかった部分を示す無効領域とを有する前記画像データに対して、前記画像表示領域のみを露呈させる第1露呈部が設けられた第1マスク画像を用いてマスク処理を施し、第1観察画像を生成する第1マスク処理ステップと、
    前記第1観察画像に縮小処理を施して生成した第2観察画像を前記第1観察画像に合成する処理と、前記第1観察画像よりも解像度が高くなる解像度変換をする処理とを施し、合成観察画像を生成する合成観察画像生成ステップと、
    前記解像度変換処理が施された前記第1観察画像の前記第1露呈部よりも小さく形成され、前記第1観察画像の前記画像表示領域のみを露呈させる第2露呈部が設けられた第2マスク画像を用いて前記合成観察画像にマスク処理を施す第2マスク処理ステップとを有することを特徴とする内視鏡用画像処理方法。
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