JP2009219015A - 過電流保護回路及びd級アンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、D級アンプの破壊を防止する。
【解決手段】本発明は、電流検出部32によってD級アンプIC5へ流れる電流を検出し、また出力段12から出力されるPWM出力信号S5の電圧を検出することによって、過電流が信号処理部11又はアンプ制御部13へ流れているか否かを検出し、その検出結果に応じてスイッチ34のオンオフ動作を切り換え、過電流を検出するとバッテリ2から信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへ流れる電流を遮断することにより、D級アンプIC5の破壊を防止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、過電流保護回路及びD級アンプに関し、例えばパルス幅変調(以下、これをPWM(Pulse Width Modulation)と呼ぶ。)方式などのD級アンプを搭載したカーオーディオ装置に適用して好適なものである。
従来、D級アンプにおいては、所定の外部機器から供給された音声信号をPWM方式に変換し、その結果得られたPWM信号をスイッチング素子により増幅し、その増幅されたPWM信号をローパスフィルタを介してスピーカへ出力することにより、当該スピーカからPWM信号に基づく音声を出力するようになされている。
このようなD級アンプのなかには、例えばユーザによるスピーカケーブルの誤接続やスピーカの破壊等によりスピーカがショートした場合に発生する過電流からD級アンプのスイッチング素子を保護するため、電源からスイッチング素子へ流れる電流と、スピーカに印加される電圧とを検出するようになされたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このD級アンプでは、電源からスイッチング素子へ流れる電流が所定の閾値より大きく、かつスピーカに印加される電圧が低い場合、当該スピーカへ過電流が流れているものと判断してスイッチング素子に流れる電流を低減することにより、当該スイッチング素子の破壊を防止することができる。
特開2007-74119公報
ところで上述したD級アンプでは、スイッチング素子を介して電源からスピーカへ大きな電流を流すことにより、PWM信号を増幅するようになされており、通常スピーカへ供給する電流値より大きな値の閾値が設定されている。
そのためD級アンプでは、例えば静電破壊等によって当該D級アンプ内に設けられたスイッチング素子以外の構成部品へ閾値より小さな過電流が流れた場合、その過電流を検出することができないため、その過電流による当該D級アンプの破壊を防止することができないという問題があった。
またD級アンプは、上述した小さな過電流によって当該D級アンプの構成部品に対して広範囲に大きなダメージが与えられた場合、その結果として非常に大きな過電流が流れてしまうという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、D級アンプの破壊を確実に防止し得る過電流保護回路及びD級アンプを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の過電流保護回路においては、パルス変調方式に変調されたパルス幅変調信号を生成する信号処理部と、上記パルス幅変調信号に基づいてスイッチング素子をスイッチング動作させて、上記パルス幅変調信号を所定レベルのパルス幅変調出力信号に増幅して出力する出力段とへ所定の電源から供給される電流を検出する電流検出部と、出力段へ電流が流れていないオフ状態を示すパルス幅変調出力信号が供給されたときに、電流検出部により検出された電流が所定の電流値より大きいことを示す出力信号が供給された場合、信号処理部へ過電流が流れた異常であることを検出する異常検出部と、信号処理部及び出力段と電流検出部との間に設けられ、異常検出部により異常であることが検出されると、電源と信号処理部及び出力段とを電気的に遮断するスイッチ部とを設けるようにした。
これにより、電源から信号処理部へ所定の電流値より大きな過電流が流れ、かつ出力段へ電流が流れていないとき、出力段以外の構成部品に過電流が流れた異常状態であるものとして、D級アンプに供給される電力を遮断することにより、D級アンプへ過電流が流れることを防止することができる。
また本発明においては、パルス変調方式に変調されたパルス幅変調信号を生成する信号処理部と、パルス幅変調信号に基づいてスイッチング素子をスイッチング動作させて、パルス幅変調信号を所定レベルのパルス幅変調出力信号に増幅して出力する出力段とを具えるアンプ部と、所定の電源から信号処理部及び出力段へ供給される電流を検出する電流検出部と、出力段へ電流が流れていないオフ状態を示すパルス幅変調出力信号が供給されたときに、電流検出部により検出された電流が所定の電流値より大きいことを示す出力信号が供給された場合、信号処理部へ過電流が流れた異常であることを検出する異常検出部と、信号処理部及び出力段と電流検出部との間に設けられ、異常検出部により異常であることが検出されると、電源と信号処理部及び出力段とを電気的に遮断するスイッチ部とを具える過電流保護回路とを設けるようにした。
これにより、電源から信号処理部へ所定の電流値より大きな過電流が流れ、かつ出力段へ電流が流れていないとき、出力段以外の構成部品に過電流が流れた異常状態であるものとして、D級アンプに供給される電力を遮断することにより、D級アンプへ過電流が流れることを防止することができる。
本発明によれば、電源から信号処理部へ所定の電流値より大きな過電流が流れ、かつ出力段へ電流が流れていないとき、出力段以外の構成部品に過電流が流れた異常状態であるものとして、D級アンプに供給される電力を遮断することにより、D級アンプへ過電流が流れることを防止することができ、かくしてD級アンプの破壊を確実に防止し得る過電流保護回路及びD級アンプを実現できる。
以下に、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)カーオーディオ装置の構成
図1に示すように、カーオーディオ装置1は、図示しない車両に搭載されたおり、当該車両のバッテリ2から電源電力の供給を受けて動作し、CPU(Central Processing Unit)構成でなるマイクロコンピュータ4が全体を統括制御するようになされている。
カーオーディオ装置1では、CD(Compact Disc)プレーヤ6によるCDメディアの再生や、ラジオチューナ7によるラジオ放送の受信等によって得られた音声信号S1をD級アンプIC(Integrated Circuit)5へ送出する。
D級アンプIC5では、CDプレーヤ6及びラジオチューナ7から供給された音声信号S1をPWM方式に変換した後に増幅し、その結果得られたPWM出力信号S5をローパスフィルタ8へ送出する。
そしてカーオーディオ装置1では、ローパスフィルタ8によりD級アンプIC5から供給されたPWM出力信号S5の高周波成分を除去し、コンデンサ3Aにより直流成分がカットされた音声信号に基づく音声をスピーカ3から出力する。
このようにしてカーオーディオ装置1は、CD再生出力、ラジオ放送の受信出力等を行うようになされており、CDやラジオ等の音声をユーザに聴取させ得るようになされている。
(2)D級アンプICの回路構成
図2に示すように、D級アンプIC5は、電源入力端子5Aを介してバッテリ2から電源電力の供給を受けて動作し、CDプレーヤ6及びラジオチューナ7から音声入力端子5Fを介して音声信号S1が供給されると、信号処理部11により当該音声信号S1をPWM方式に変換し、その結果得られたPWM信号S4を出力段12によって増幅し、その増幅されたPWM出力信号S5をPWM出力端子5Lを介してローパスフィルタ8へ出力する。
実際上、D級アンプIC5は、CDプレーヤ6及びラジオチューナ7から音声信号S1が音声入力端子5Fを介して供給されると、当該音声信号S1を信号処理部11のプリアンプ21へ入力する。
プリアンプ21は、CDプレーヤ6及びラジオチューナ7から供給された音声信号S1を増幅し、その増幅した音声信号S2をPWM生成回路22へ送出する。
PWM生成回路22は、プリアンプ21から供給された音声信号S2と、三角波発生器23により生成され音声信号S2よりも十分に周波数の高い例えば100[kHz]の三角波とを比較することによりPWM信号S3を生成し、当該PWM信号S3をゲートドライバ24へ送出する。
ゲートドライバ24は、PWM生成回路22から供給されたPWM信号S3を、出力段12を動作させるために必要な電圧レベルに増幅し、その増幅したPWM信号S4を出力段12へ送出する。
出力段12は、スイッチング素子であるPチャンネルMOS−FET(Metal Oxide Semiconductor-Field Effect Transistor)25及びNチャンネルMOS−FET26によって構成されている。出力段12は、PチャンネルMOS−FET25及びNチャンネルMOS−FET26がそれぞれ交互にスイッチング動作することにより、ゲートドライバ24から供給されたPWM信号S4を増幅し、その増幅したPWM出力信号S5をPWM出力端子5Lからローパスフィルタ8へ出力する。
具体的に、出力段12では、「High」レベルのPWM信号S4がPチャンネルMOS−FET25及びNチャンネルMOS−FET26に入力されると、PチャンネルMOS−FET25がオフし、NチャンネルMOS−FET26がオンすることにより、出力段12の出力側がグランド端子5Iを介して接地するため、PWM出力信号S5が「Low」レベルになる。
一方、出力段12では、「Low」レベルのPWM信号S4がPチャンネルMOS−FET25及びNチャンネルMOS−FET26に入力されると、PチャンネルMOS−FET25がオンし、NチャンネルMOS−FET26がオフすることにより、バッテリ2から後述する過電流保護回路31及びPチャンネルMOS−FET25を介してローパスフィルタ8へ例えば10[A]の電流が流れ、PWM出力信号S5が「High」レベルになる。
ところでアンプ制御部13の自己診断回路27は、D級アンプIC5の温度等を検出するようになされており、例えばD級アンプIC5が所定温度以上の高温になったことを検出すると、インタフェース29及び入出力端子5Hを介してマイクロコンピュータ4へ温度検出信号を出力すると共に、保護回路28へ当該温度検出信号を送出する。
保護回路28は、自己診断回路27から温度検出信号が供給された場合、或いはマイクロコンピュータ4から制御命令が供給された場合、当該温度検出信号及び制御命令に応じて、信号処理部11を停止させたり、信号処理部11のゲインを落とすことにより、D級アンプIC5の温度上昇を抑制し得るようになされている。
(3)過電流保護回路の構成
かかる構成に加えてD級アンプIC5は、過電流保護回路31を有している。この過電流保護回路31は、信号処理部11、出力段12及びアンプ制御部13へ供給される電流を電圧として検出するための導線抵抗部41、抵抗42、抵抗43及びコンパレータ44でなる電流検出部32と、信号処理部11及びアンプ制御部13への過電流を検出するための異常検出部33と、異常検出部33により過電流が検出された際、信号処理部11、出力段12及びアンプ制御部13へ流れる電流を遮断するためのスイッチ34と、過電流の誤検出を防止するためのスパイク防止回路35とにより構成されている。
実際上、過電流保護回路31の電流検出部32は、リードフレームでなる電源入力端子5A、電源入力端子5Aのリードフレーム及び導線による導線抵抗を利用した導線抵抗部41(約10[mΩ])がバッテリ2とスイッチ34との間に設けられている。
また電流検出部32では、バッテリ2に対して電源入力端子5Aと並列接続された電源入力端子5Bを介して抵抗42及び抵抗43が直列接続されており、抵抗42及び抵抗43をそれぞれ抵抗値10[Ω]及び抵抗値12[kΩ]に設定するようになされている。
これにより電流検出部32では、バッテリ2の電圧が12[V]であるため、電源入力端子5Bを介して抵抗42及び抵抗43に対して約1[mA]の電流が流れ、抵抗42と抵抗43との接続点P2に接続されたコンパレータ44の反転入力端子に対して、過電流を検出するための11.99[V]の基準電圧を印加することになる。
コンパレータ44は、非反転入力端子が導線抵抗部41とスイッチ34との接続点P1に接続され、反転入力端子が抵抗42と抵抗43との接続点P2に接続されている。
このコンパレータ44は、接続点P1の電圧が接続点P2の電圧(11.99[V])より大きい場合、すなわち導線抵抗部41に1[A]未満の電流しか流れておらず、当該導線抵抗部41の両端に0.01[V]より小さい電位差しか生じないとき、出力端子から「High」レベルの出力信号S11を出力する。
またコンパレータ44は、接続点P1の電圧が接続点P2の電圧(11.99[V])より小さい場合、すなわち導線抵抗部41に1[A]より大きな電流が流れ、当該導線抵抗部41の両端に0.01[V]より大きな電位差が生じたとき、出力端子から「Low」レベルの出力信号S11を出力する。
異常検出部33は、コンパレータ44から出力された出力信号S11と、出力段12から出力されたPWM出力信号S5とをそれぞれ反転した後、当該反転した出力信号S11とPWM出力信号S5との論理積をとり、その結果得られる「Low」レベル又は「High」レベルの検出信号S12をスパイク防止回路35経由の検出信号S13としてスイッチ34へ出力する。
スイッチ34は、異常検出部33及びスパイク防止回路35を介して「Low」レベルの検出信号S13が供給されていると、過電流等の異常が発生していない正常状態であるものとして、当該スイッチ34をオンし続け、バッテリ2から信号処理部11及びアンプ制御部13と出力段12とへ電流を流すようになされている。
一方スイッチ34は、異常検出部33及びスパイク防止回路35を介して「High」レベルの検出信号S12が供給されると、過電流等が発生した異常状態であるものとして、当該スイッチ34をオフし、バッテリ2から信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへの電力供給を遮断するようになされている。
因みにD級アンプIC5では、信号処理部11及びアンプ制御部13に対して約1[mA]程度の電流が流れたとき、当該信号処理部11及びアンプ制御部13が動作するようになされているが、この電流は無視できるほど小さいため0[A]とみなすことができ、またこの電流による導線抵抗部41の両端に生じる電位差は無視できるほど小さい10[μV]であるため、0[V]とみなすことができる。
次に、過電流等の異常が発生していない正常状態における過電流保護回路31の信号処理について説明する。
電流検出部32では、図3(A)に示すように、ゲートドライバ24から出力段12へ供給されるPWM信号S4が「High」レベルのとき、PチャンネルMOS−FET25がオフし、かつNチャンネルMOS−FET26がオンするため、バッテリ2から出力段12へ電流が流れず、接続点P1に対してバッテリ2の電圧(12[V])がそのまま印加することになる。
従ってコンパレータ44は、図3(B)に示すように、接続点P1の電圧(12[V])が接続点P2の基準電圧(11.99[A])より大きくなるので、「High」レベルの出力信号S11を出力することになる。
このとき出力段12は、図3(C)に示すように、NチャンネルMOS−FET26がオンしたことにより、当該出力段12の出力側がグランド端子5Iを介して接地するので、電圧が0[V]となる「Low」レベルのPWM出力信号S5を出力する。
そして図4(D)に示すように、異常検出部33は、コンパレータ44から「High」レベルの出力信号S11、及び出力段12から「Low」レベルのPWM出力信号S5を受け取ると、正常状態であるものとして「Low」レベルの異常検出信号S12を出力する。
続いて電流検出部32では、ゲートドライバ24から出力段12へ供給されるPWM信号S4が「Low」レベルのとき、出力段12のPチャンネルMOS−FET25がオンし、かつNチャンネルMOS−FET26がオフするため、導線抵抗部41及びスイッチ34を介して出力段12へ10[A]の電流が流れ、図3(A)に示すように、バッテリ2の電圧(12[V])から導線抵抗部41の両端に生じる0.1[V]の電位差分だけ降圧した11.9[V]の電圧が接続点P1に印加することになる。
従ってコンパレータ44は、接続点P1の電圧(11.9[V])が接続点P2の基準電圧(11.99[A])より小さくなるので、「Low」レベルの出力信号S11(図3(B))を出力することになる。
このとき出力段12は、PチャンネルMOS−FET25がオンしたことにより、バッテリ2から導線抵抗部41及びスイッチ34を介して接続点P1と同じ11.9[V]の電圧となる「High」レベルのPWM出力信号S5(図3(C))を出力する。
そして異常検出部33は、コンパレータ44から「Low」レベルの出力信号S11、及び出力段12から「High」レベルのPWM出力信号S5を受け取ると、正常状態であるものとして「Low」レベルの異常検出信号S12(図3(D))を出力する。
このように異常検出部33は、ゲートドライバ24から出力段12へ供給されるPWM信号S4が「Low」レベルで、PチャンネルMOS−FET25がオンし、バッテリ2から導線抵抗部41及びスイッチ34を介して出力段12へ10[A]の電流が流れたとき、又はゲートドライバ24から出力段12へ供給されるPWM信号S4が「High」レベルで、PチャンネルMOS−FET25がオフし、導線抵抗部41に電流が流れず、かつ出力段12へ電流が流れていないとき、正常状態であるものとして、常に「Low」レベルの検出信号S12を出力する。
スイッチ34は、異常検出部33及びスパイク防止回路35を介して「Low」レベルの検出信号S13が供給されていると、当該スイッチ34をオンし続け、バッテリ2から信号処理部11及びアンプ制御部13と出力段12とへ電流を流すようになされている。
ところでD級アンプIC5では、出力段12のPチャンネルMOS−FET25のオンオフ動作と、導線抵抗部41を流れる電流のタイミングとに僅かな時間ずれが生じる場合がある。
このとき図4(A)に示すように、D級アンプIC5では、電流検出部32により「Low」レベルの出力信号S11が出力された後、図4(B)に示すように、僅かな時間だけ遅れてPWM出力信号S5が「High」レベルになる。
同様にD級アンプIC5では、電流検出部32により「High」レベルの出力信号S11が出力された後、僅かな時間だけ遅れてPWM出力信号S5が「Low」レベルになる。
従って図4(C)に示すように、コンパレータ44は、出力信号S11(図4(A))及びPWM出力信号S5(図4(B))に基づいて、スパイク状の「High」レベルの検出信号S12を出力する。
スイッチ34は、スパイク防止回路35が設けられていない場合、異常検出部33により出力されたスパイク状の「High」レベルの検出信号S12を取得するため、当該「High」レベルの検出信号S12に基づいてオフしてしまう。
この場合、D級アンプIC5では、スイッチ34がオフしたことによって信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへの電力供給が遮断してしまうことになる。このときカーオーディオ装置1では、異常検出部33の誤検出に応じてスイッチ34がオフするため、CDプレーヤ6の再生音声出力やラジオチューナ7の放送音声出力等を完全に停止することになる。
スパイク防止回路35(図2)は、抵抗51及びコンデンサ52によるローパスフィルタとして構成されており、図4(D)に示すように、PWM出力信号S5と出力信号S11とに僅かな時間ずれが生じた場合に発生するスパイク状の「High」レベルの検出信号S12が所定の閾値より小さくなった検出信号S13を生成することによって、検出信号S13が閾値を下回るのでスイッチ34をオフしなくて済む。
このように過電流保護回路31では、スパイク防止回路35が設けられたことにより、PWM出力信号S5と出力信号S11とに僅かな時間ずれが生じた場合に発生するスパイク状の「High」レベルの検出信号S12によるスイッチ34の誤動作を防止することができる。
(4)過電流検出の様子
図5(A)に示すように、電流検出部32は、時点t1において例えば信号処理部11又はアンプ制御部13に規定の1[mA]よりも大きな1[A]以上の過電流が流れた場合、導線抵抗部41を流れる電流が増加するため、当該導線抵抗部41の両端に生じる電位差が大きくなり、出力段12へ電流が10[A]流れているとき、11.9[V]と比して一段と接続点P1の電圧が低くなる。
また電流検出部32では、ゲートドライバ24から出力段12へ入力されるPWM信号S4が「High」レベルであり、出力段12へ電流が流れていないときでも、接続点P1の電圧が接続点P2へ印加する基準電圧(11.99[V])より確実に低くなる。
従って電流検出部32では、時点t1以降において接続点P1の電圧が接続点P2へ印加する基準電圧(11.99[V])より常に低くなる。このためコンパレータ44は、図5(B)に示すように時点t1以降において常に「Low」レベルの出力信号S11を出力するようになる。
一方、図5(C)に示すように出力段12は、時点t1以降においても常時10[A]の電流の供給を受けているため、ゲートドライバ24から入力されるPWM信号S4に応じて正常状態と同様にPWM出力信号S5を出力し続ける。
そのため図5(D)に示すように、異常検出部33は、時点t1以降においてPWM出力信号S5(図5(C))が初めて「Low」レベルになった時点t2の瞬間、すなわちPWM出力信号S5及び出力信号S11が共に「Low」レベルになった瞬間に、「High」レベルの検出信号S12を出力する。
これによりスイッチ34は、異常検出部33からスパイク防止回路35を介して「High」レベルの検出信号S13を受け取った時点で、当該スイッチ34をオフすることにより、信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とに対するバッテリ2からの電力供給を遮断する。
すなわち図6に示すように、過電流保護回路31は、コンパレータ44により出力された出力信号S11が「Low」レベルでかつ出力段12により出力されたPWM出力信号S5が「High」レベルのとき、及び出力信号S11が「High」レベルでかつPWM出力信号S5が「Low」レベルのとき、正常状態であるものとして、異常検出部33及びスパイク防止回路35を介して「Low」レベルの検出信号S13をスイッチ34へ出力し、当該スイッチ34をオンし続けて、信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへ電流を流し続ける。
一方、過電流保護回路31は、コンパレータ44により出力された出力信号S11が「Low」レベルでかつ出力段12により出力されたPWM出力信号S5が「Low」レベルのとき、すなわち本来1[mA]しか電流を必要としないところ、何らかの原因で信号処理部11又はアンプ制御部13へ1[A]以上の過電流が流れている異常常態が発生したものとして、異常検出部33及びスパイク防止回路35を介して「High」レベルの検出信号S13をスイッチ34へ出力する。
このときスイッチ34は、「High」レベルの検出信号S13に基づいてオフすることにより、バッテリ2から信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへの電力供給を遮断することにより、D級アンプIC5の破壊を防止することができる。
(5)動作及び効果
以上の構成において、D級アンプIC5の過電流保護回路31では、導線抵抗部41を流れる電流を電圧として検出する電流検出部32から出力される出力信号S11と、出力段12から出力されるPWM出力信号S5とに基づいて、異常検出部33によって過電流等の異常状態を検出する。
すなわち過電流保護回路31は、ゲートドライバ24から出力段12へ「Low」レベルのPMW信号S4が入力され、PチャンネルMOS−FET25がオンし、NチャンネルMOS−FET26がオフすることにより、バッテリ2から導線抵抗部41を介して出力段12へ10[A]の電流が流れ、電流検出部32により出力される出力信号S11が「Low」レベルでかつ出力段12により出力されるPWM出力信号S5が「High」レベルとなり、異常検出部33により「Low」レベルの検出信号S12を出力する。
また過電流保護回路31は、ゲートドライバ24から出力段12へ「High」レベルのPMW信号S4が入力され、PチャンネルMOS−FET25がオフし、NチャンネルMOS−FET26がオンすることにより、信号処理部11及びアンプ制御部13へ導線抵抗部41を介して1[mA]の電流だけが流れ、かつ出力段12へ電流が流れていないとき、電流検出部32により出力される出力信号S11が「High」レベルでかつ出力段12により出力されるPWM出力信号S5が「Low」レベルとなり、異常検出部33により「Low」レベルの検出信号S12を出力する。
このように過電流保護回路31は、異常検出部33により「Low」レベルの検出信号S12が出力された場合、正常状態であるものとしてスイッチ34をオンし続け、信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへの電力供給を継続し続ける。
これに対して過電流保護回路31は、導線抵抗部41に1[A]より大きな電流が流れ、かつ出力段12へ電流が流れていないとき、すなわち信号処理部11又はアンプ制御部13へ1[A]より大きな電流が流れているとき、電流検出部32により出力される出力信号S11が「Low」レベルでかつ出力段12により出力されるPWM出力信号S5が「Low」レベルとなり、異常検出部33により「High」レベルの検出信号S12が出力されると、異常状態であるものとしてスイッチ34をオフする。
すなわち過電流保護回路31は、出力段12に電流が流れていない状態であるにもかかわらず、接続点P1の電圧が接続点P2の電圧より低いとき、異常があるものとする。
このとき過電流保護回路31は、スイッチ34をオフすることにより、バッテリ2と、信号処理部11、出力段12及びアンプ制御部13とを電気的に遮断し、当該信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへ電流を流さないようにするので、D級アンプIC5の破壊を防止することができると共に、当該D級アンプIC5に起因するカーオーディオ装置1の破壊を防止することができる。
また過電流保護回路31は、PWM周期(10[μs])毎にPWM出力信号S5が「Low」レベルとなるタイミングがあるため、出力段12へ電流が供給されていない状態で、当該出力段12以外の信号処理部11又はアンプ制御部13へ1[A]より大きな過電流が流れたか否かを検出することができるので、PWM周期毎に信号処理部11又はアンプ制御部13へ過電流が発生したか否かを検出することができる。
すなわち過電流保護回路31は、過電流が発生した時点からPWM周期以内という僅かな時間内に過電流を検出し、信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへの電力供給を遮断することができる。
さらに過電流保護回路31は、AB級アンプのように所定レベルの電流を常に出力段へ流している場合、わざわざ出力段への電流供給を停止させてから過電流を検出しなくてはならないが、PWM周期毎にPWM出力信号S5が「Low」レベルとなり、出力段12へ電流が流れていないタイミングがあるため、スピーカ3から音声を出力しながらでも常に過電流を検出することができる。
また過電流保護回路31は、スパイク防止回路35が設けられたことにより、コンパレータ44から出力される出力信号S11と、出力段12から出力されるPWM出力信号S5とに僅かな時間ずれが生じた場合に発生するスパイク状の「High」レベルの検出信号S12を所定の閾値以下の検出信号S13として生成することができ、当該時間ずれにより発生するスパイク状の「High」レベルの検出信号S12によってスイッチ34がオフされるという誤動作を防止することができる。
過電流保護回路31は、抵抗42及び抵抗43の抵抗値が適切に設定されたことにより、接続点P2へ印加する基準電圧が決定されるため、例えば1[A]以上の過電流が信号処理部11又はアンプ制御部13へ流れたことを検出することができ、1[A]の時点で直ちに検出することができるので、信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12との破壊を未然に防止することができる。
従って過電流保護回路31は、1[A]より大きな過電流が流れることを防止できるので、D級アンプIC5の構成部品に対してダメージが与えられることなく、1[A]よりも大きな過電流が信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへ流れることを防止することができる。
以上の構成によれば、D級アンプIC5の過電流保護回路31では、電流検出部32によってD級アンプIC5へ流れる電流を電圧として検出し、また出力段12から出力されるPWM出力信号S5の電圧を検出することにより、過電流が信号処理部11又はアンプ制御部13へ流れているか否かを検出し、その検出結果に応じてスイッチ34のオンオフ動作を切り換えることができる。これにより過電流保護回路31は、過電流を検出するとバッテリ2から信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへ流れる電流を遮断し、D級アンプIC5の破壊を未然に防止することができる。
(6)他の実施の形態
なお上述した実施の形態においては、導線抵抗部41に電源入力端子5A、電源入力端子5Aのリードフレーム及び導線の導線抵抗を利用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、導線抵抗部41に例えば約10[mΩ]の抵抗が設けられるようにしても良い。
また上述した実施の形態においては、D級アンプIC5がD級アンプの構成部品を半導体集積回路内に集積するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、D級アンプの構成部品をそれぞれ個々に設けるようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、異常検出部33が、コンパレータ44により出力された出力信号S11、及び出力段12により出力されたPWM出力信号S5をそれぞれ反転させた後に論理積をとるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばNOR回路を用いて、出力信号S11及びPWM出力信号S5の論理和をとった後、その結果を反転するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、電流検出部32が、バッテリ2から信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへ供給される電流を電圧として検出するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、バッテリ2から信号処理部11及びアンプ制御部13と、出力段12とへ供給される電流を電流値として検出するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、バッテリ2の電源電圧を12[V]とし、導線抵抗部41を10[mΩ]、抵抗42を10[Ω]、抵抗43を12[kΩ]とすることにより、コンバータ44の反転入力端子へ印加される基準電圧を11.99[V]に設定し、1[A]以上の過電流を検出するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、所定の過電流を検出できるように、バッテリ2の電源電圧、導線抵抗部41、抵抗42及び抵抗43の抵抗値を適宜変更するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、電流検出部として電流検出部32、異常検出部として異常検出部33、スイッチ部としてスイッチ34によって本発明の過電流保護回路としての過電流保護回路31を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成でなる電流検出部、異常検出部、スイッチ部によって過電流保護回路を構成するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、信号処理部として信号処理部11、出力段として出力段12、電流検出部として電流検出部32、異常検出部として異常検出部33、スイッチ部としてスイッチ34によって本発明のD級アンプとしてのD級アンプIC5を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成でなる信号処理部、出力段、電流検出部、異常検出部、スイッチ部によってD級アンプを構成するようにしても良い。
本発明の過電流保護回路及びD級アンプは、例えば据置型のD級アンプ等のその他種々に実装されたD級アンプに適用することができる。
カーオーディオ装置の構成を示す略線図である。 D級アンプICの回路構成を示す略線図である。 正常状態の信号波形を示す略線図である。 スパイク防止回路におけるスパイク防止の様子を示す略線図である。 異常状態の信号波形を示す略線図である。 出力信号及びPWM出力信号に対する状態表を示す略線図である。
符号の説明
1……カーオーディオ装置、2……バッテリ、3……スピーカ、4……マイクロコンピュータ、5……D級アンプIC、6……CDプレーヤ、7……ラジオチューナ、8……ローパスフィルタ、11……信号処理部、12……出力段、13……アンプ制御部、21……プリアンプ、22……PWM生成回路、23……三角波発生器、24……ゲートドライバ、25……PチャンネルMOS−FET、26……NチャンネルMOS−FET、27……自己診断回路、28……保護回路、29……インタフェース、31……過電流保護回路、32……電流検出部、33……異常検出部、34……スイッチ、35……スパイク防止回路、41……導線抵抗部、42……抵抗、43……抵抗、44……コンパレータ、51……抵抗、52……コンデンサ。

Claims (6)

  1. パルス変調方式に変調されたパルス幅変調信号を生成する信号処理部と、上記パルス幅変調信号に基づいてスイッチング素子をスイッチング動作させて、上記パルス幅変調信号を所定レベルのパルス幅変調出力信号に増幅して出力する出力段とへ所定の電源から供給される電流を検出する電流検出部と、
    上記出力段へ電流が流れていないオフ状態を示すパルス幅変調出力信号が供給されたときに、上記電流検出部により検出された上記電流が所定の電流値より大きいことを示す出力信号が供給された場合、上記信号処理部へ過電流が流れた異常であることを検出する異常検出部と、
    上記信号処理部及び上記出力段と上記電流検出部との間に設けられ、上記異常検出部により異常であることが検出されると、上記電源と上記信号処理部及び上記出力段とを電気的に遮断するスイッチ部と
    を有する過電流保護回路。
  2. 上記電流検出部は、
    上記電源と上記スイッチとの間に設けられた第1抵抗と、
    上記電源に対して上記第1抵抗と並列接続された第2抵抗と、
    一端が上記第2抵抗と接続され、もう一端が接地された第3抵抗と、
    上記第1抵抗の上記スイッチ側の電圧と、上記第2抵抗と上記第3抵抗との間の電圧とを比較することにより、上記所定の電流値より大きいか否かを検出するコンパレータと
    を有する請求項1に記載の過電流保護回路。
  3. 上記過電圧保護回路は、
    上記信号処理部及び上記出力段と共に半導体集積回路の内部に設けられている
    請求項2に記載の過電流保護回路。
  4. 上記第1抵抗は、
    上記半導体集積回路の入出力端子の導線抵抗を利用している
    請求項3に記載の過電流保護回路。
  5. 上記過電流保護回路は、
    上記電源から上記第1抵抗を介して上記出力段へ電流が流れる際、上記第1抵抗と上記出力段とを流れる電流のタイミングがずれた場合に生じる上記スイッチ部の誤動作を防止するためのスパイク防止回路と
    を有する請求項2に記載の過電流保護回路。
  6. パルス変調方式に変調されたパルス幅変調信号を生成する信号処理部と、上記パルス幅変調信号に基づいてスイッチング素子をスイッチング動作させて、上記パルス幅変調信号を所定レベルのパルス幅変調出力信号に増幅して出力する出力段とを具えるアンプ部と、
    所定の電源から上記信号処理部及び上記出力段へ供給される電流を検出する電流検出部と、上記出力段へ電流が流れていないオフ状態を示すパルス幅変調出力信号が供給されたときに、上記電流検出部により検出された上記電流が所定の電流値より大きいことを示す出力信号が供給された場合、上記信号処理部へ過電流が流れた異常であることを検出する異常検出部と、上記信号処理部及び上記出力段と上記電流検出部との間に設けられ、上記異常検出部により異常であることが検出されると、上記電源と上記信号処理部及び上記出力段とを電気的に遮断するスイッチ部とを具える過電流保護回路と
    を有するD級アンプ。
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