JP2009218917A - アンテナ素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化、高利得であって、広帯域化が可能であり、マルチバンドに対応することができるアンテナ素子を提供すること。
【解決手段】アンテナ素子は、略長方形の第1導体板と、第1導体板の幅方向の一辺を共有し、第1導体板に対して略直角に配置される略長方形の第2導体板と、第2導体板の第1導体板と共有する一辺に対向する幅方向の他の一辺を共有し、第1導体板と対向するように略直角に配置される略長方形の第3導体板と、第1導体板、第2導体板及び第3導体板の一辺を共有する第4導体板と、第1導体板、第2導体板及び第3導体板の一辺を共有しない第4導体板の一辺から延伸し、第4導体板に対して略直角に配置される第6導体板と、第6導体板と第1導体板及び第3導体板の各々との間に設けられたスリットと、地板と第1導体板又は第2導体板を接続する短絡ピンと、短絡ピンと平行に、短絡ピンに近接して第1導体板又は第2導体板に接続された給電ピンとを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、広帯域化及びマルチバンドに対応可能なアンテナ素子に関する。
近時、携帯無線機(例えば携帯電話機)にあっては、複数の無線システム、例えばGPSやBluetooth(登録商標)などの機能を付加したいという要求が強まっている。この複数の無線システムを携帯電話機に設置しようとすると、使用周波数帯の幅が広くなり、例えば携帯電話機での通信用として使用している、800MHz帯、1.7GHz帯、2GHz帯の3バンドに加え、GPSの1.5G帯、Bluetoothの2.4GHz帯に対応させる必要がある。従って、携帯電話機にこのような複数の無線システムを設置しようとすると、内蔵するアンテナは複数の周波数帯に対して所定のアンテナ性能を確保する必要がある。
図24は、特許文献1に開示された直方体状のアンテナ素子の斜視図である。図24に示すアンテナ素子は、対向する第1の面及び第2の面と、これら2面を連結する第3の面とを有する三次元形状のアンテナ素子であって、動作波長に比して小さい誘電体製コア1と、第1〜3の面に導体薄膜2〜2とを備える。当該アンテナ素子の形状により、誘電体による波長短縮に加え、更に数分の1の波長短縮効果が得られる。
図25は、特許文献2のアンテナ素子が形成されたアンテナチップを示す外観図である。図25に示すアンテナチップでは、一端が給電端子31に接続され他端が接地端子36に接続される折り曲げダイポールアンテナ32がチップアンテナ20の表面に形成され、さらに、モノポールアンテナ41の一端が折り曲げダイポールアンテナ32に接続され、モノポールアンテナ41はアンテナチップ20の背面及び側面に形成されている。図25に示すアンテナチップは、ダイポールアンテナ32とモノポールアンテナ41とを有するため、マルチバンド特性を持つ。
図26は、特許文献3のアンテナの構造を抽象的に示した図である。図26に示すアンテナは、板状の導体板によって構成された逆Fアンテナであって、先端部を導体地板11方向に2回折り曲げて開放端が導体地板11に近接する2面を構成する。このため、先端部と導体地板11間にコンデンサが形成され、共振周波数の低周波化と広帯域化を両立する。
特開平8−084013号公報 特開2006−246070号公報 特開2002−223114号公報
特許文献1に開示のアンテナ素子が低い周波数帯に対応するためには、アンテナ素子のサイズを大型化する必要がある。また、マルチバンド化のためには、複数のアンテナ素子が必要となるため、実装体積が大きくなる。
特許文献2に開示のアンテナチップはマルチバンド化に有効であるが、更なるアンテナ素子の小形化及び広帯域化といった課題を有する。特許文献3に開示の板状逆Fアンテナは、アンテナ素子の下に導体地板11が必要である。また、広帯域化を実現するには、導体地板11との間の距離が7mm程度必要であるため、携帯無線機等のように薄型の電子機器には不向きである。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、小型化、高利得であって、広帯域化が可能であり、マルチバンドに対応することができるアンテナ素子を提供することを目的とする。
本発明は、地板に対して所定の間隔を隔てて配置された略長方形の第1導体板と、前記第1導体板の幅方向の一辺を共有し、前記第1導体板に対して略90度に配置される略長方形の第2導体板と、前記第2導体板の前記第1導体板と共有する前記一辺に対向する幅方向の他の一辺を共有し、前記第1導体板と対向するように略90度に配置される略長方形の第3導体板と、前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第3導体板の一辺を共有する第4導体板と、前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第3導体板の一辺を共有しない前記第4導体板の一辺から延伸し、前記第4導体板に対して略90度に配置される第6導体板と、前記第6導体板と前記第1導体板及び前記第3導体板の各々との間に設けられたスリットと、前記地板と前記第1導体板又は前記第2導体板を接続する短絡ピンと、前記短絡ピンと平行に、前記短絡ピンに近接して前記第1導体板又は前記第2導体板に接続された給電ピンと、を備えたアンテナ素子を提供する。
上記アンテナ素子は、前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第3導体板を挟んで前記第4導体板と対向する位置に設けられた、前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第3導体板の一辺を共有する第5導体板と、前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第3導体板の一辺を共有しない前記第5導体板の一辺から延伸し、前記第5導体板に対して略90度に配置される第9導体板と、前記第9導体板と前記第1導体板及び第3導体板の各々との間に設けられたスリットと、を備える。
上記アンテナ素子では、前記短絡ピン及び前記給電ピンが、前記第1導体板又は前記第2導体板の幅方向の略中央で、前記第1導体板又は前記第2導体板に接続される。
上記アンテナ素子では、前記短絡ピン及び前記給電ピンは矩形状の薄板であり、前記第1導体板又は前記第2導体板の幅方向の一辺の長さが、前記短絡ピンの幅、前記短絡ピンと前記給電ピンの間隔、及び前記給電ピンの幅の合計以下である。
上記アンテナ素子では、前記短絡ピンの幅と前記給電ピンの幅が同じである。
上記アンテナ素子では、前記第6導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されている。
上記アンテナ素子では、前記第9導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されている。
上記アンテナ素子では、前記第1導体板、前記第2導体板、前記第3導体板及び前記第4導体板によって形成された空間は、誘電体又は磁性体材料で満たされている。
本発明は、地板に対して所定の間隔を隔てて配置された略長方形の第1導体板と、前記第1導体板の幅方向の一辺を共有し前記第2導体板に対して略90度に配置される略長方形の第2導体板と、前記第1導体板及び前記第2導体板の一辺を共有する第4導体板と、前記第1導体板及び前記第2導体板の一辺を共有しない前記第4導体板の隣接する二辺の各々から延伸し、前記第4導体板に対して略90度に配置される第6導体板及び第7導体板と、前記第6導体板及び前記第7導体板と前記第1導体板及び前記第2導体板の各々との間に設けられたスリットと、前記地板と前記第1導体板又は前記第2導体板を接続する短絡ピンと、前記短絡ピンと平行に、前記短絡ピンに近接して前記第1導体板又は前記第2導体板に接続された給電ピンと、を備えたアンテナ素子を提供する。
上記アンテナ素子は、前記第1導体板及び前記第2導体板を挟んで前記第4導体板と対向する位置に設けられた、前記第1導体板及び前記第2導体板の一辺を共有する第5導体板と、前記第1導体板及び前記第2導体板の一辺を共有しない前記第5導体板の隣接する二辺の各々から延伸し、前記第5導体板に対して略90度に配置される第9導体板及び第10導体板と、前記第9導体板及び前記第10導体板と前記第1導体板及び前記第2導体板の各々との間に設けられたスリットと、を備える。
上記アンテナ素子では、前記第6導体板及び前記第7導体板は、一辺をそれぞれ共有してL字形の折り返し部を形成する。
上記アンテナ素子では、前記第9導体板及び第前記10導体板は、一辺をそれぞれ共有してL字形の折り返し部を形成する。
上記アンテナ素子では、前記短絡ピン及び前記給電ピンが、前記第1導体板又は前記第2導体板の幅方向の略中央で、前記第1導体板又は前記第2導体板に接続される。
上記アンテナ素子では、前記短絡ピン及び前記給電ピンは矩形状の薄板であり、前記第1導体板又は前記第2導体板の幅方向の一辺の長さが、前記短絡ピンの幅、前記短絡ピンと前記給電ピンの間隔、及び前記給電ピンの幅の合計以下である。
上記アンテナ素子では、前記短絡ピンの幅と前記給電ピンの幅が同じである。
上記アンテナ素子では、前記第6導体板又は前記第7導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されている。
上記アンテナ素子では、前記第9導体板又は前記第10導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されている。
上記アンテナ素子では、前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第4導体板によって形成された空間は、誘電体又は磁性体材料で満たされている。
本発明は、地板に対して所定の間隔を隔てて配置された略長方形の第2導体板と、前記第1導体板の前記地板からの給電点から離れた一辺を共有し、前記第1導体板に対して略90度に配置される第4導体板と、前記第1導体板の一辺を共有しない前記第4導体板の三辺の各々から延伸し、前記第4導体板に対して略90度に配置された、隣接する辺をそれぞれ共有してコの字形の折り返し部を形成する第6導体板、第7導体板及び第8導体板と、前記第6導体板、前記第7導体板及び前記第8導体板と前記第2導体板との間に設けられたスリットと、前記地板と前記第2導体板を接続する短絡ピンと、前記短絡ピンと平行に、前記短絡ピンに近接して前記第2導体板に接続された給電ピンと、を備えたアンテナ素子を提供する。
上記アンテナ素子は、前記第2導体板を挟んで前記第4導体板と対向する位置に設けられた、前記第2導体板の一辺を共有する第5導体板と、前記第2導体板の一辺を共有しない前記第5導体板の三辺の各々から延伸し、前記第5導体板に対して略90度に配置された、隣接する辺をそれぞれ共有してコの字形の折り返し部を形成する第9導体板、第10導体板及び第11導体板と、前記第9導体板、前記第10導体板及び前記第11導体板と前記第2導体板との間に設けられたスリットと、を備える。
上記アンテナ素子では、前記短絡ピン及び前記給電ピンが、前記第2導体板の幅方向の略中央で、前記第2導体板に接続される。
上記アンテナ素子では、前記短絡ピン及び前記給電ピンは矩形状の薄板であり、前記第2導体板の幅方向の一辺の長さが、前記短絡ピンの幅、前記短絡ピンと前記給電ピンの間隔、及び前記給電ピンの幅の合計以下である。
上記アンテナ素子では、前記短絡ピンの幅と前記給電ピンの幅が同じである。
上記アンテナ素子では、前記第6導体板、前記第7導体板又は前記第8導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されている。
上記アンテナ素子では、前記第9導体板、前記第10導体板又は前記第11導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されている。
上記アンテナ素子では、前記第2導体板、前記第4導体板、前記第6導体板、前記第7導体板及び前記第8導体板によって形成された空間は、誘電体又は磁性体材料で満たされている。
本発明に係るアンテナ素子によれば、小型化、高利得であって、広帯域化が可能であり、マルチバンドに対応することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1はGND平面端から給電される厚みが0.5mmの板状モノポールアンテナ素子、図2は、同様の位置に配置され導体5面からなる外形が直方体の箱型モノポールアンテナ50を示す。このとき箱型モノポールの外形の厚みは2.0mmであり、GND側を下とした場合に上方向となる1面にのみ導体板がない向きに配置される。これら、基本的な形状のモノポールアンテナの特性を以下のシミュレーション結果を用いて比較することにより本発明の効果について示す。図3は、板状モノポールアンテナのアンテナ素子、図4は、箱型形状モノポールアンテナのアンテナ素子のVSWR特性をそれぞれ示すグラフである。
図3に示すように、アンテナ素子が板状モノポールアンテナのとき、VSWR≦3.5の周波数帯は2.06GHz〜3.46GHzであり、比帯域は約50.7%である。一方、図4に示すように、アンテナ素子が箱型形状モノポールアンテナのとき、VSWR≦3.5の周波数帯は1.92GHz〜3.45GHzであり、対応する帯域の中心周波数で帯域幅を表した比帯域は約54.5%である。このように、アンテナ素子を5面体の箱型形状とすることによって、比帯域の帯域拡大の効果は見込める。しかし、箱型形状のアンテナ素子は、実装面積の点では特段の効果は得られない。
次に、2種類のアンテナ素子を比較する。図5に示すアンテナ素子では、前記箱型形状のモノポールアンテナ50に給電ピン61だけでなく短絡ピン63を給電ピン61に隣接して設け、逆Fアンテナ(PIFA:planar inverted F antenna)給電構造とする。。なお一般的に、逆Fアンテナでは板状の素子を備えておりGND面に対して低姿勢で構成可能な特長を持っており、線状逆Fアンテナでは狭帯域となる。本検討は線状逆Fアンテナ素子を箱型にて構成することにより、新たな効果を得ようとするものである。ここで、短絡ピン63は、プリント基板71のグランド面とモノポールアンテナ50を接続する矩形状の薄板であって、給電ピン61と平行に設けられている。図6は、短絡ピンを有するアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフである。
図6に示すように、箱型形状モノポールアンテナのアンテナ素子が短絡ピン63を有するとき、VSWR≦3.5の周波数帯は1.88GHz〜3.35GHzであり、比帯域は約56%である。これはモノポールアンテナの場合と同等の特性であり、箱型形状のアンテナに逆F給電を行った場合においても類似の帯域拡大の効果が見込まれる。
以下、上記説明した板状や5面体の箱型形状のアンテナ素子とは異なる、第1の実施形態のアンテナ素子について説明する。図7は、第1の実施形態のアンテナ素子を示す斜視図である。図7に示すように、第1の実施形態のアンテナ素子は、第1導体板51と、第2導体板52と、第3導体板53と、第4導体板54と、第5導体板55と、第6導体板56と、給電ピン61と、短絡ピン63とを備える。
第1導体板51は、地板に対して所定の間隔を隔てて配置された略長方形状の薄い導体であり、その長辺は例えば24mm、短辺はたとえば5mmである。第1導体板51と第2導体板52は幅方向の一辺(長辺)を共有しており、略90°の角度に折り曲げられた状態で配置されている。第2導体板52は、略長方形状の薄い導体であり、第1導体板51の幅方向の一辺を共有し、第1導体板51(の面方向)に対して略90度に折曲して配置されている。
第3導体板53は、略長方形状の薄い導体であり、第2導体板52の幅方向の2辺(長辺)のうち第1導体板51と共有していない方の一辺を共有しており、略90°の角度に折り曲げられた状態で配置されている。第3導体板53は、第1導体板51と対向するように、第2導体板52に対して略90度に折り曲げられた状態で配置されている。
第4導体板54は、略長方形状の薄い導体であり、第1導体板51、第2導体板52及び第3導体板53のそれぞれの一辺(短辺)と各辺(3辺)を共有している。第4導体板54は、給電点65から離れた端面に設けられている。
第5導体板55は、略長方形状の薄い導体であり、第1導体板51、第2導体板52及び第3導体板53のそれぞれの一辺(短辺)と各辺(3辺)を共有している。第5導体板55は、給電点65に近い端面に設けられている。
第6導体板56は、略長方形状の薄い導体であり、第1導体板51、第2導体板52及び第3導体板53の一辺を共有しない第4導体板54の一辺から延伸し、第4の導体板54に対して略90度に折り曲げられた状態で配置されている。なお、第6導体板56の両側端は第1導体板51及び第3導体板53に連結されておらず、第6導体板56と第1導体板51及び第3導体板53との間にはスリット状の隙間(以下「スリット」という。)が設けられている。また、第6導体板56の第4導体板54とは反対側の端部も第5導体板55とは連結していない。
給電ピン61及び短絡ピン63は、矩形状の薄板であって、所定の間隔を空けて互いに平行に設けられている。本実施形態では、プリント基板71の角隅(コーナ)に給電ピン61及び短絡ピン63設けられている。第1導体板51には、給電点65から給電ピン61を介して給電される。また、第1導体板51は、短絡ピン63を介してプリント基板71のグランド面に接続されている。
なお、給電ピン61及び短絡ピン63の各幅が広い程、プリント基板71のグランド面に流れる電流が大きくなるため、アンテナ素子が広帯域化する。また、給電ピン61の幅と短絡ピン63の幅を等しくすれば広帯域整合が取りやすくなる。すなわち、第1〜第6導体板のみに限らず、導体によって形成されるグランド面にも積極的に電流を流すことによって帯域幅が拡がるため、アンテナ素子が広帯域化する。ただし、GND側に多くの電流が流れることは設計上悪影響を与えることもあるため、アンテナ素子を調整することにより必要な帯域に対応することが望ましい。
さらに、給電ピン61と短絡ピン63の間隔は、第1〜第5導体板51〜55によって構成されるアンテナ素子の共振周波数に影響する。なお、第6導体板56によって構成されるアンテナ素子の共振周波数は、第4導体板54から延伸する第6導体板56の長さが影響する。
第1〜第5導体板51〜55によって構成される5面体を第1のアンテナ素子とし、第6導体板56を第2のアンテナ素子とすると、第1のアンテナ素子が多様な電流分布を有する広帯域特性を有する一方、第2のアンテナ素子は、特定の帯域で共振する。図8及び図9は、第1の実施形態のアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフである。図8のグラフは、給電ピン61及び短絡ピン63の各幅は6mmの場合、図9のグラフは、給電ピン61及び短絡ピン63の各幅は3mmの場合を示す。
図8及び図9に示すように、第1のアンテナ素子は、2GHz帯で共振し広帯域特性を示す。一方、第2のアンテナ素子は、第1のアンテナ素子の共振周波数とは異なる3.3GHz付近で共振する。図8に示すグラフでは、VSWR≦3.5の周波数帯は2.0GHz〜4.22GHzであり、比帯域は約71%である一方、図9に示すグラフでは、VSWR≦3.5の周波数帯は1.9GHz〜3.58GHzであり、比帯域は約61%である。このように、給電ピン61及び短絡ピン63の幅は、それぞれの帯域幅に影響しており、ピン幅が広い程、帯域が拡がって広帯域特性が得られやすくなる。
また、16.1mmの長さの第6導体板56は、約4.5GHzでλ/4の寸法である。しかし、上述したように、第6導体板56と第1導体板51及び第3導体板53との間にはスリットが設けられているため、第2のアンテナ素子と第1アンテナ素子との間に容量成分が得られた結果、第2のアンテナ素子による共振周波数は1GHz程度低くなる。なお、スリットの幅は、第2のアンテナ素子の共振周波数λに対して0.02λ以下の程度であって、例えば0.5mmである。
図10は、本実施形態とは別の単純な折り返し素子を設けた同一の突起量で構成した類似形状を示しており、第1のアンテナ素子を第1導体板51のみから構成し、第2のアンテナ素子を構成する第6導体板56と第1導体板51の間にスリットを設けた構成である。図11は、図10に示したアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフ(a)と、第1の実施形態のアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフ(b)である。図11に示すように、図10に示したアンテナ素子では、第2のアンテナ素子が4.3GHz付近で共振するのに対し、本実施形態のアンテナ素子では、第2のアンテナ素子が3.3GHz付近で共振する。このように、第1のアンテナ素子が5面体の箱型形状であり、かつ、第2のアンテナ素子との間にスリットが設けられた本提案構造では、第2のアンテナ素子の共振周波数が大幅に低下する。このことは、アンテナに要求される小形化を実現する上で大きな利点となる上、帯域においても第2のアンテナ素子における帯域を比較すると、比帯域で4.6%だったのが7.5%まで広帯域化できる。
このとき、第1のアンテナ素子が箱型形状であっても、図12(a)に示すように、第2のアンテナ素子が第1のアンテナ素子と面で対向していると、各対向面で電流が逆相に流れるため、第2のアンテナ素子による放射が妨げられる。これに対し本実施形態では、図12(b)に示すように、第2のアンテナ素子が第1のアンテナ素子と面で接しておらず、第2のアンテナ素子と第1のアンテナ素子との間はスリットが設けられている。スリットには適度な容量成分が設けられるため、第2のアンテナ素子の電気長を長くでき、逆相電流による放射への悪影響を低減できる2重の効果が見込める。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1のアンテナ素子及び第2のアンテナ素子がそれぞれ異なる共振周波数帯域を有し、第2のアンテナ素子を構成する第6導体板56の長さや、給電ピン61及び短絡ピン63の各幅、給電ピン61と短絡ピン63の間隔を調整することによって共振周波数の調整を行うことができる。このため、広帯域化かつマルチバンドに対応したアンテナ素子を提供することができる。
なお、第1のアンテナ素子は、上面が開いた5面体の箱型形状に限らず、図13に示すように、下面が開いた形状や側面が開いた形状であっても良い。この場合、第6導体板56は、第4導体板54から開いた面側に延伸する。また、図14に示すように、第5導体板55は必ずしも設ける必要はない。
また、給電ピン61及び短絡ピン63は、プリント基板71の角隅(コーナ)に必ずしも設けられる必要はなく、プリント基板71の中央に設けられても良い。
また、本実施形態の第2のアンテナ素子を形成する導体板を、細長い線路によって電気的に素子長をより長く得られるメアンダ構造に置き換えても良い。図15は、図7に示した本実施形態のアンテナ素子が有する第2のアンテナ素子をメアンダ構造とした図を示す。図15に示すように、第1導体板51及び第3導体板53とメアンダ素子との間にスリットを設けることにより、導体板で構成した場合よりも低い共振周波数を得ることが可能となる。このため、アンテナ素子の設計の柔軟性が増す。
(第2の実施形態)
第2の実施形態のアンテナ素子について説明する。なお、第2の実施形態のアンテナ素子を構成する各構成要素の内、第1の実施形態で説明したアンテナ素子が有する構成要素と同一の部分には、同一符号を付して重複説明を行わない。
図16は、第2の実施形態のアンテナ素子を示す斜視図である。図16に示すように、第2の実施形態のアンテナ素子は、第1導体板51と、第2導体板52と、第4導体板54と、第5導体板55と、第6導体板56と、第9導体板59と、給電ピン61’と、短絡ピン63’とを備える。
第9導体板59は、略長方形の薄い導体であり、第1導体板51、第2導体板52及び第3導体板53の一辺を共有しない第5導体板55の一辺から延伸し、第5の導体板55に対して略90度に折り曲げられた状態で配置されている。なお、第9導体板59の両側端は第1導体板51及び第3導体板53に連結されておらず、第9導体板59と第1導体板51及び第3導体板53との間にはスリット状の隙間(以下「スリット」という。)が設けられている。また、第9導体板59の第5導体板55とは反対側の端部は第6導体板56とは連結していない。
給電ピン61’及び短絡ピン63’は、矩形状の薄板であって、所定の間隔を空けて互いに平行に設けられている。本実施形態では、プリント基板71の略中央に給電ピン61’及び短絡ピン63’設けられている。第1導体板51には、給電点65から給電ピン61’を介して給電される。また、第1導体板51は、短絡ピン63’を介してプリント基板71のグランド面に接続されている。本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、給電ピン61’及び短絡ピン63’の各幅及び給電ピン61’と短絡ピン63’の間隔を調整することによって、第1〜第5導体板51〜55によって構成されるアンテナ素子の共振周波数を調整することができる。
第1〜第5導体板51〜55によって構成される5面体を第1のアンテナ素子とし、第6導体板56を第2のアンテナ素子とし、第9導体板59を第3のアンテナ素子とすると、第1のアンテナ素子が多様な電流分布を有する広帯域特性を有する一方、第2のアンテナ素子及び第3のアンテナ素子は、それぞれ特定の帯域で共振する。
図17は、第2の実施形態のアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフである。図17に示すように、第1のアンテナ素子は1.9GHz付近の帯域で共振し、第2のアンテナ素子は3.3GHz付近の帯域で共振し、第3のアンテナ素子は2.8GHz付近の帯域で共振する。図17に示すグラフでは、VSWR≦35の周波数帯は1.86GHz〜3.63GHzであり、比帯域は約64.4%である。
なお、本実施形態では、第4導体板54から延伸する第6導体板56の長さと、第5導体板55から延伸する第9導体板59の長さは同じである。しかし、給電ピン61’から各導体板までの電気長が第6導体板56と第9導体板59では異なる。したがって、図16に示した例では、第2のアンテナ素子である第6導体板56までの電気量よりも第3のアンテナ素子である第9導体板59までの電気長の方が長いため、第3のアンテナ素子の方が低い周波数で共振する。
但し、第6導体板56の長さと第9導体板59の長さは同じである必要はない。第6導体板56と第9導体板59の各長さが異なれば、それぞれがさらに異なる周波数で共振するため、柔軟にマルチバンド化に対応することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、第1のアンテナ素子、第2のアンテナ素子及び第3のアンテナ素子がそれぞれ異なる共振周波数帯域を有し、第2のアンテナ素子を構成する第6導体板56の長さや、第3のアンテナ素子を構成する第9導体板59の長さ、給電ピン61’及び短絡ピン63’の各幅、給電ピン61’と短絡ピン63’の間隔を調整することによって共振周波数の調整を行うことができる。このため、広帯域化かつマルチバンドに対応したアンテナ素子を提供することができる。
なお、第1のアンテナ素子は、上面が開いた5面体の箱型形状に限らず、下面が開いた形状や側面が開いた形状であっても良い。
(第3の実施形態)
上記実施形態では、第2のアンテナ素子が1枚の導体板によって構成されている。第3の実施形態では、第2のアンテナ素子を2枚の導体板によって構成する。図18は、第3の実施形態のアンテナ素子を示す斜視図である。図18に示すように、第4の実施形態のアンテナ素子は、第1導体板51と、第2導体板52と、第4導体板54と、第5導体板55と、第6導体板56と、第7導体板57と、給電ピン61と、短絡ピン63とを備える。なお、第3の実施形態のアンテナ素子を構成する各構成要素の内、第1の実施形態で説明したアンテナ素子が有する構成要素と同一の部分には、同一符号を付して重複説明を行わない。
第7導体板57は、略長方形の薄い導体であり、第1導体板51及び第2導体板52の一辺を共有しない第4の導体板54の隣接する二辺の内の一辺から延伸し、第4の導体板54に対して略90度に折り曲げられた状態で配置されている。なお、第7導体板57の両側端は第2導体板52及び第6導体板56に連結されておらず、第6導体板56と第1導体板51の間、第6導体板56と第7導体板57の間、及び第7導体板57と第2導体板52の間には、スリット状の隙間(以下「スリット」という。)が設けられている。また、第7導体板57の第4導体板54とは反対側の端部も第5導体板55とは連結していない。
本実施形態では、第1のアンテナ素子が第1導体板51、第2導体板52、第4導体板54及び第5導体板55によって構成され、第2のアンテナ素子が第6導体板56によって構成され、第3のアンテナ素子が第7導体板57によって構成される。本実施形態のアンテナ素子では、第1のアンテナ素子が多様な電流分布を有する広帯域特性を有する一方、第2のアンテナ素子及び第3のアンテナ素子は、それぞれ異なる特定の帯域で共振する。
本実施形態によれば、第1のアンテナ素子、第2のアンテナ素子及び第3のアンテナ素子がそれぞれ異なる共振周波数帯域を有し、第2のアンテナ素子を構成する第6導体板56及び第3アンテナ素子を構成する第7導体板57の各長さを調整することによって共振周波数の調整を行うことができる。このため、広帯域化かつマルチバンドに対応したアンテナ素子を提供することができる。
なお、第3の実施形態の変形例として、第1の実施形態と第2の実施形態の関係のように、図19に示すアンテナ素子を構成しても良い。すなわち、第5導体板55側にも第2のアンテナ素子及び第3のアンテナ素子に対応した第4のアンテナ素子(第9導体板)及び第5のアンテナ素子(第10導体板)を設けても良い。
また、第3の実施形態の変形例として、図20に示すように、第6導体板56及び第7導体板57の互いに隣接する辺を連結して、断面がL字状の第6導体板56’及び第7導体板57’を第2のアンテナ素子として設けても良い。第2のアンテナ素子の面積を拡大することにより、第2のアンテナ素子による帯域幅の拡大効果が顕著となる。さらに、第1の実施形態と第2の実施形態の関係のように、図21に示すアンテナ素子を構成しても良い。すなわち、第5導体板55側にも第2のアンテナ素子に対応する第3のアンテナ素子を設けても良い。
(第4の実施形態)
第3の実施形態では、第2のアンテナ素子が2枚の導体板によって構成されている。第4の実施形態では、第2のアンテナ素子を3枚の導体板によって構成する。図22は、第4の実施形態のアンテナ素子を示す斜視図である。図22に示すように、第4の実施形態のアンテナ素子は、第1導体板51’と、第2導体板52と、第3導体板53’と、第4導体板54と、第5導体板55と、第6導体板56’と、第7導体板57’と、第8導体板68と、給電ピン61と、短絡ピン63とを備える。なお、給電ピン61及び短絡ピン63は第1の実施形態と同様である。
第1導体板51’は、地板に対して所定の間隔を隔てて配置されたL字状の薄い導体である。第1導体板51’の外周の長辺と第2導体板52の幅方向の一辺(長辺)は共有されており、略90°の角度に折り曲げられた状態で配置されている。第2導体板52は、略長方形状の薄い導体であり、第1導体板51’の外周の長辺と共有し、第1導体板51’(の面方向)に対して略90度に折曲して配置されている。
第3導体板53’は、L字状の薄い導体である。第3導体板53’の外周の長辺と、第2導体板52の幅方向の2辺(長辺)のうち第1導体板51と共有していない方の一辺は共有されており、略90°の角度に折り曲げられた状態で配置されている。第3導体板53’は、第1導体板51’と対向するように、第2導体板52に対して略90度に折り曲げられた状態で配置されている。
第4導体板54は、略正方形状の薄い導体であり、第1導体板51’、第2導体板52及び第3導体板53’のそれぞれの一辺(短辺)と各辺(3辺)を共有している。第4導体板54は、給電導体61から離れた端面に設けられている。
第5導体板55は、略正方形状の薄い導体であり、第1導体板51’、第2導体板52及び第3導体板53’のそれぞれの一辺(短辺)と各辺(3辺)を共有している。第5導体板55は、給電導体61に近接する端面に設けられている。
第6導体板56’は、略長方形状の薄い導体であり、第1導体板51’、第2導体板52及び第3導体板53’の一辺を共有しない第4の導体板54の一辺から延伸し、第4の導体板54に対して略90度に折り曲げられた状態で配置されている。第7導体板57’は、略長方形状の薄い導体であり、第4の導体板54の第1導体板51’の一辺を共有する辺から延伸し、第4の導体板54に対して略90度に折り曲げられた状態で配置されている。第8導体板58は、略長方形状の薄い導体であり、第4の導体板54の第3導体板53’の一辺を共有する辺から延伸し、第4の導体板54に対して略90度に折り曲げられた状態で配置されている。
第6導体板56’、第7導体板57’及び第8導体板58は、隣接する長辺を共有した断面がコの字状の第2のアンテナ素子を構成する。なお、第8導体板58の第1導体板51’側の端は第1導体板51に連結されておらず、第8導体板58と第1導体板51’の間には、スリット状の隙間(以下「スリット」という。)が設けられている。また、第7導体板57’の第3導体板53’側の端は第3導体板53に連結されておらず、第7導体板57’と第3導体板53’の間には、スリットが設けられている。また、第6導体板56’、第7導体板57’及び第8導体板58の第4導体板54とは反対側の端部も第5導体板55とは連結していない。
本実施形態では、第1のアンテナ素子が第1導体板51’、第2導体板52、第3導体板53’、第4導体板54及び第5導体板55によって構成され、第2のアンテナ素子が第6導体板56’、第7導体板57’及び第8導体板58によって構成される。本実施形態のアンテナ素子では、第1のアンテナ素子が多様な電流分布を有する広帯域特性を有する一方、第2のアンテナ素子は特定の帯域で共振する。
本実施形態によれば、第1のアンテナ素子及び第2のアンテナ素子がそれぞれ異なる共振周波数帯域を有し、第2のアンテナ素子を構成する第6導体板56’、第7導体板57’及び第8導体板58の長さを調整して、第2のアンテナ素子の表面積を調整することによって共振周波数の帯域幅の調整を行うことができる。このため、広帯域化かつマルチバンドに対応したアンテナ素子を提供することができる。
なお、第4の実施形態の変形例として、第1の実施形態と第2の実施形態の関係のように、図23に示すアンテナ素子を構成しても良い。すなわち、第5導体板55側にも第2のアンテナ素子に対応した第3のアンテナ素子(第9導体板、第10導体板及び第11導体板)を設けても良い。
本発明に係るアンテナ素子は、例えばGPSやBluetooth等の機能を付加することが可能な複数の無線システムに好適であり、延いては携帯電話機、PDAなどのような携帯無線機などのアンテナに適用するのに好都合である。
板状モノポールアンテナのアンテナ素子を示す斜視図 箱型形状モノポールアンテナのアンテナ素子を示す斜視図 板状モノポールアンテナのアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフ 箱型形状モノポールアンテナのアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフ 短絡ピンが設けられた箱型形状のモノポールアンテナのアンテナ素子を示す斜視図 短絡ピンが設けられた箱型形状のモノポールアンテナのアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフ 第1の実施形態のアンテナ素子を示す斜視図 給電ピン及び短絡ピンの各幅が6mmの場合の第1の実施形態のアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフ 給電ピン及び短絡ピンの各幅が3mmの場合の第1の実施形態のアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフ 他の形態のアンテナ素子を示す斜視図 図10に示したアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフ(a)と、第1の実施形態のアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフ(b) 第1のアンテナ素子が箱型形状のアンテナ素子の断面を示す図 第1の実施形態のアンテナ素子の変形例を示す斜視図 第1の実施形態のアンテナ素子の変形例を示す斜視図 図7に示した第1の実施形態のアンテナ素子が有する第2のアンテナ素子をメアンダ構造とした図 第2の実施形態のアンテナ素子を示す斜視図 第2の実施形態のアンテナ素子のVSWR特性を示すグラフ 第3の実施形態のアンテナ素子を示す斜視図 第3の実施形態のアンテナ素子の変形例を示す斜視図 第3の実施形態のアンテナ素子の変形例を示す斜視図 第3の実施形態のアンテナ素子の変形例を示す斜視図 第4の実施形態のアンテナ素子を示す斜視図 第4の実施形態のアンテナ素子の変形例を示す斜視図 特許文献1に開示された直方体状のアンテナ素子の斜視図 特許文献2のアンテナ素子が形成されたアンテナチップを示す外観図 特許文献3のアンテナの構造を抽象的に示した図
符号の説明
51 第1導体板
52 第2導体板
53 第3導体板
54 第4導体板
55 第5導体板
56,56’ 第6導体板
57,57’ 第7導体板
58 第8導体板
59 第9導体板
61,61’ 給電ピン
63,63’ 短絡ピン
65 給電点
71 プリント基板

Claims (26)

  1. 地板に対して所定の間隔を隔てて配置された略長方形の第1導体板と、
    前記第1導体板の幅方向の一辺を共有し、前記第1導体板に対して略90度に配置される略長方形の第2導体板と、
    前記第2導体板の前記第1導体板と共有する前記一辺に対向する幅方向の他の一辺を共有し、前記第1導体板と対向するように略90度に配置される略長方形の第3導体板と、
    前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第3導体板の一辺を共有する第4導体板と、
    前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第3導体板の一辺を共有しない前記第4導体板の一辺から延伸し、前記第4導体板に対して略90度に配置される第6導体板と、
    前記第6導体板と前記第1導体板及び前記第3導体板の各々との間に設けられたスリットと、
    前記地板と前記第1導体板又は前記第2導体板を接続する短絡ピンと、
    前記短絡ピンと平行に、前記短絡ピンに近接して前記第1導体板又は前記第2導体板に接続された給電ピンと、
    を備えたことを特徴とするアンテナ素子。
  2. 請求項1に記載のアンテナ素子であって、
    前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第3導体板を挟んで前記第4導体板と対向する位置に設けられた、前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第3導体板の一辺を共有する第5導体板と、
    前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第3導体板の一辺を共有しない前記第5導体板の一辺から延伸し、前記第5導体板に対して略90度に配置される第9導体板と、
    前記第9導体板と前記第1導体板及び第3導体板の各々との間に設けられたスリットと、
    を備えたことを特徴とするアンテナ素子。
  3. 請求項2に記載のアンテナ素子であって、
    前記短絡ピン及び前記給電ピンが、前記第1導体板又は前記第2導体板の幅方向の略中央で、前記第1導体板又は前記第2導体板に接続されたことを特徴とするアンテナ素子。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記短絡ピン及び前記給電ピンは矩形状の薄板であり、
    前記第1導体板又は前記第2導体板の幅方向の一辺の長さが、前記短絡ピンの幅、前記短絡ピンと前記給電ピンの間隔、及び前記給電ピンの幅の合計以下であることを特徴とするアンテナ素子。
  5. 請求項4に記載のアンテナ素子であって、
    前記短絡ピンの幅と前記給電ピンの幅が同じであることを特徴とするアンテナ素子。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記第6導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されていることを特徴とするアンテナ素子。
  7. 請求項2〜4のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記第9導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されていることを特徴とするアンテナ素子。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記第1導体板、前記第2導体板、前記第3導体板及び前記第4導体板によって形成された空間は、誘電体又は磁性体材料で満たされていることを特徴とするアンテナ素子。
  9. 地板に対して所定の間隔を隔てて配置された略長方形の第1導体板と、
    前記第1導体板の幅方向の一辺を共有し前記第2導体板に対して略90度に配置される略長方形の第2導体板と、
    前記第1導体板及び前記第2導体板の一辺を共有する第4導体板と、
    前記第1導体板及び前記第2導体板の一辺を共有しない前記第4導体板の隣接する二辺の各々から延伸し、前記第4導体板に対して略90度に配置される第6導体板及び第7導体板と、
    前記第6導体板及び前記第7導体板と前記第1導体板及び前記第2導体板の各々との間に設けられたスリットと、
    前記地板と前記第1導体板又は前記第2導体板を接続する短絡ピンと、
    前記短絡ピンと平行に、前記短絡ピンに近接して前記第1導体板又は前記第2導体板に接続された給電ピンと、
    を備えたことを特徴とするアンテナ素子。
  10. 請求項9に記載のアンテナ素子であって、
    前記第1導体板及び前記第2導体板を挟んで前記第4導体板と対向する位置に設けられた、前記第1導体板及び前記第2導体板の一辺を共有する第5導体板と、
    前記第1導体板及び前記第2導体板の一辺を共有しない前記第5導体板の隣接する二辺の各々から延伸し、前記第5導体板に対して略90度に配置される第9導体板及び第10導体板と、
    前記第9導体板及び前記第10導体板と前記第1導体板及び前記第2導体板の各々との間に設けられたスリットと、
    を備えたことを特徴とするアンテナ素子。
  11. 請求項9又は10に記載のアンテナ素子であって、
    前記第6導体板及び前記第7導体板は、一辺をそれぞれ共有してL字形の折り返し部を形成することを特徴とするアンテナ素子。
  12. 請求項10又は11に記載のアンテナ素子であって、
    前記第9導体板及び第前記10導体板は、一辺をそれぞれ共有してL字形の折り返し部を形成することを特徴とするアンテナ素子。
  13. 請求項10〜12のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記短絡ピン及び前記給電ピンが、前記第1導体板又は前記第2導体板の幅方向の略中央で、前記第1導体板又は前記第2導体板に接続されたことを特徴とするアンテナ素子。
  14. 請求項9〜13のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記短絡ピン及び前記給電ピンは矩形状の薄板であり、
    前記第1導体板又は前記第2導体板の幅方向の一辺の長さが、前記短絡ピンの幅、前記短絡ピンと前記給電ピンの間隔、及び前記給電ピンの幅の合計以下であることを特徴とするアンテナ素子。
  15. 請求項14に記載のアンテナ素子であって、
    前記短絡ピンの幅と前記給電ピンの幅が同じであることを特徴とするアンテナ素子。
  16. 請求項9〜14のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記第6導体板又は前記第7導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されていることを特徴とするアンテナ素子。
  17. 請求項10〜14のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記第9導体板又は前記第10導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されていることを特徴とするアンテナ素子。
  18. 請求項9〜17のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記第1導体板、前記第2導体板及び前記第4導体板によって形成された空間は、誘電体又は磁性体材料で満たされていることを特徴とするアンテナ素子。
  19. 地板に対して所定の間隔を隔てて配置された略長方形の第2導体板と、
    前記第1導体板の前記地板からの給電点から離れた一辺を共有し、前記第1導体板に対して略90度に配置される第4導体板と、
    前記第1導体板の一辺を共有しない前記第4導体板の三辺の各々から延伸し、前記第4導体板に対して略90度に配置された、隣接する辺をそれぞれ共有してコの字形の折り返し部を形成する第6導体板、第7導体板及び第8導体板と、
    前記第6導体板、前記第7導体板及び前記第8導体板と前記第2導体板との間に設けられたスリットと、
    前記地板と前記第2導体板を接続する短絡ピンと、
    前記短絡ピンと平行に、前記短絡ピンに近接して前記第2導体板に接続された給電ピンと、
    を備えたことを特徴とするアンテナ素子。
  20. 請求項19に記載のアンテナ素子であって、
    前記第2導体板を挟んで前記第4導体板と対向する位置に設けられた、前記第2導体板の一辺を共有する第5導体板と、
    前記第2導体板の一辺を共有しない前記第5導体板の三辺の各々から延伸し、前記第5導体板に対して略90度に配置された、隣接する辺をそれぞれ共有してコの字形の折り返し部を形成する第9導体板、第10導体板及び第11導体板と、
    前記第9導体板、前記第10導体板及び前記第11導体板と前記第2導体板との間に設けられたスリットと、
    を備えたことを特徴とするアンテナ素子。
  21. 請求項19又は20に記載のアンテナ素子であって、
    前記短絡ピン及び前記給電ピンが、前記第2導体板の幅方向の略中央で、前記第2導体板に接続されたことを特徴とするアンテナ素子。
  22. 請求項19〜21のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記短絡ピン及び前記給電ピンは矩形状の薄板であり、
    前記第2導体板の幅方向の一辺の長さが、前記短絡ピンの幅、前記短絡ピンと前記給電ピンの間隔、及び前記給電ピンの幅の合計以下であることを特徴とするアンテナ素子。
  23. 請求項22に記載のアンテナ素子であって、
    前記短絡ピンの幅と前記給電ピンの幅が同じであることを特徴とするアンテナ素子。
  24. 請求項19〜22のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記第6導体板、前記第7導体板又は前記第8導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されていることを特徴とするアンテナ素子。
  25. 請求項20〜22のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記第9導体板、前記第10導体板又は前記第11導体板は、細長い線路によってメアンダ状に形成されていることを特徴とするアンテナ素子。
  26. 請求項19〜25のいずれか一項に記載のアンテナ素子であって、
    前記第2導体板、前記第4導体板、前記第6導体板、前記第7導体板及び前記第8導体板によって形成された空間は、誘電体又は磁性体材料で満たされていることを特徴とするアンテナ素子。
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