JP2009216493A - 地震計 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費電力量を低減した地震計を提供する。
【解決手段】本発明の実施の形態の地震計は、光を発光する発光手段2と、発光手段2から発光された光L1を反射する反射手段1と、反射手段1で反射された光L2を受光する受光手段3と、受光手段3の出力を増幅する増幅回路4と、地震が発生したか否かを判断する判断手段5と、を有する。反射手段1は容器に収容された液体からなる。本発明の実施の形態の地震計は、容器に収容された液体の液面で反射した光L2を受光手段3で受光して電気信号に変換し、この受光手段3の出力から地震の揺れが発生したかどうかを判断する。よって、安定化時間が必要なフィルタ回路を必要としないため、地震の発生を判断するまでの時間を短くすることが可能となり、所定の周期で間欠的に動作させた際の各動作時間を短くすることができ、消費電力量を低減することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の実施の形態の地震計は、光を発光する発光手段2と、発光手段2から発光された光L1を反射する反射手段1と、反射手段1で反射された光L2を受光する受光手段3と、受光手段3の出力を増幅する増幅回路4と、地震が発生したか否かを判断する判断手段5と、を有する。反射手段1は容器に収容された液体からなる。本発明の実施の形態の地震計は、容器に収容された液体の液面で反射した光L2を受光手段3で受光して電気信号に変換し、この受光手段3の出力から地震の揺れが発生したかどうかを判断する。よって、安定化時間が必要なフィルタ回路を必要としないため、地震の発生を判断するまでの時間を短くすることが可能となり、所定の周期で間欠的に動作させた際の各動作時間を短くすることができ、消費電力量を低減することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、地震波を検出し地震の発生を判断する地震計に関するものである。
地震被害を軽減するために重要なことは、いち早く地震発生を知り、素早く避難行動をとるということである。このため近年、揺れの大きなS波がくる前に、初期微動であるP波を検出して、警告を発する地震計が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の地震計は、地震波を加速度センサで検出し、演算により震度を算出するものである。この方法について、図面を用いて詳細に説明を行う。図6は、従来技術の地震計の構成図である。
図6に示す従来の地震計は、加速度センサ81、フィルタ回路82、A/D変換回路83、演算部84、表示部85、記憶部86により構成されている。
加速度センサ81は、地震の揺れを電気信号に変換する。そして、フィルタ回路82は、加速度センサ81の出力から特定の周波数成分を抽出する。さらに、A/D変換回路83は、フィルタ回路82の出力をディジタル化し、演算部84は、フーリエ変換や一般に知られる気象庁アルゴリズムなどによって震度を算出する。表示部85は、震度を通知あるいは警告し、記憶部86は演算に必要な加速度データを記憶する。
加速度センサ81は、地震の揺れを電気信号に変換する。そして、フィルタ回路82は、加速度センサ81の出力から特定の周波数成分を抽出する。さらに、A/D変換回路83は、フィルタ回路82の出力をディジタル化し、演算部84は、フーリエ変換や一般に知られる気象庁アルゴリズムなどによって震度を算出する。表示部85は、震度を通知あるいは警告し、記憶部86は演算に必要な加速度データを記憶する。
フィルタ回路82について、さらに詳しく説明する。フィルタ回路82は遮断周波数10Hz程度のローパスフィルタである。遮断周波数を10Hz程度に設定する理由は2つあり、ひとつは地震の揺れが経験的に10Hz以下であることが知られているためである。もう一つは初期微動のような微震動(たとえば1Gal程度)に対する加速度センサの出力が1〜数uVと微小であるため、帯域幅を狭くしないと信号を検出できないためである。
フィルタ回路82の帯域幅を狭くする理由を、例を用いて説明する。一般にフィルタ回路にはオペアンプが使用されるが、そのオペアンプとして電圧ノイズ密度が低い(5nV/√Hz)、高性能なローノイズオペアンプを使用した場合を考えてみる。電圧ノイズ密度の単位から分かるように、オペアンプによるノイズは帯域幅に依存する。もし、帯域幅を10Hzにした場合、オペアンプの発するノイズは5×√10=16nVとなり、1〜数uVである加速度センサの出力に対し十分小さいので、加速度センサの信号を検出できる。
一方、帯域幅を10KHzとした場合は、オペアンプの発するノイズは5×√10000=500nVとなり、1〜数uVである加速度センサ出力に対し十分小さいとは言えず、加速度センサの信号を検出することができなくなる。このような理由により、帯域幅は10Hz程度にしておく必要がある。
一方、帯域幅を10KHzとした場合は、オペアンプの発するノイズは5×√10000=500nVとなり、1〜数uVである加速度センサ出力に対し十分小さいとは言えず、加速度センサの信号を検出することができなくなる。このような理由により、帯域幅は10Hz程度にしておく必要がある。
しかしながら、特許文献1に示した地震計は、連続動作することが前提となっているため、消費電力量が多いという課題があった。
またマイクロコントローラなどを使用し、特許文献1に示した地震計に対して、動作と停止を繰り返す間欠動作を行わせることで、ある程度消費電力量を低減することが可能で
はある。しかし、遮断周波数の低い(10Hz程度の)フィルタ回路があるために、間欠動作時の各動作時間を短くできないという課題があった。
またマイクロコントローラなどを使用し、特許文献1に示した地震計に対して、動作と停止を繰り返す間欠動作を行わせることで、ある程度消費電力量を低減することが可能で
はある。しかし、遮断周波数の低い(10Hz程度の)フィルタ回路があるために、間欠動作時の各動作時間を短くできないという課題があった。
フィルタ回路が動作を開始する時には、以下の式(1)で示す時定数だけの安定化時間が、少なくとも必要である。
T=1/2πf・・・(1)
(ここで、Tは時定数、fは遮断周波数)
例えば、10Hzの遮断周波数の場合は、式(1)より、少なくとも16msもの安定化時間が必要である。よって、間欠動作時において動作時間を短くすることができず、消費電力量が多くなってしまう。
T=1/2πf・・・(1)
(ここで、Tは時定数、fは遮断周波数)
例えば、10Hzの遮断周波数の場合は、式(1)より、少なくとも16msもの安定化時間が必要である。よって、間欠動作時において動作時間を短くすることができず、消費電力量が多くなってしまう。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決しようとするもので、消費電力を低減した地震計を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の地震計は、基本的に下記に示す構成を採用するものである。
本発明の地震計は、
容器に収容された液体と、液体の液面に光を発する発光手段と、液面で反射した光を受光し、電気信号に変換する受光手段と、受光手段の出力から、地震の揺れが発生したかどうかを判断する判断手段と、を備えることを特徴とするものである。
容器に収容された液体と、液体の液面に光を発する発光手段と、液面で反射した光を受光し、電気信号に変換する受光手段と、受光手段の出力から、地震の揺れが発生したかどうかを判断する判断手段と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の地震計は、前述した構成に加えて、受光手段はフォトダイオードであることを特徴とするものである。
本発明の地震計は、容器に収容された液体の液面で反射した光を受光手段で受光して電気信号に変換し、この受光手段の出力から地震の揺れが発生したかどうかを判断する。よって、本発明の地震計は、安定化時間が必要なフィルタ回路を必要としないため、地震の発生を判断するまでの時間を短くすることが可能となる。これにより、所定の周期で間欠的に動作させた際の各動作時間を短くすることができ、消費電力量を低減することが可能となる。
以下図面を用いて、本発明の実施の形態を詳述する。
[構成の説明:図1〜図3]
まず、本発明の実施の形態の地震計の構成について図1〜図3を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の地震計を示す構成図である。
図1に示す様に、本発明の実施の形態の地震計は、光を発光する発光手段2と、発光手段2から発光された光L1を反射する反射手段1と、反射手段1で反射された光L2を受光し電気信号に変換する受光手段3と、を有する。また、本発明の実施の形態の地震計は、受光手段3の出力を増幅する増幅回路4と、地震が発生したか否かを判断する判断手段5と、を有する。
[構成の説明:図1〜図3]
まず、本発明の実施の形態の地震計の構成について図1〜図3を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態の地震計を示す構成図である。
図1に示す様に、本発明の実施の形態の地震計は、光を発光する発光手段2と、発光手段2から発光された光L1を反射する反射手段1と、反射手段1で反射された光L2を受光し電気信号に変換する受光手段3と、を有する。また、本発明の実施の形態の地震計は、受光手段3の出力を増幅する増幅回路4と、地震が発生したか否かを判断する判断手段5と、を有する。
図2は、本発明の実施の形態の地震計の発光手段2、受光手段3及び反射手段1の構成を示す説明図である。図2(a)は、後述する容器6が振動していない通常時の様子を示す図である。図2(b)は、地震の揺れなどにより容器6が振動している状態を示す図である。
図2に示すように、反射手段1は液体7を入れた容器6からなる。また、発光手段2は
レーザ又は発光ダイオードなどからなり、受光手段3はフォトダイオードからなる。発光手段2及び受光手段3は、容器6内の液体7の液面7aの上方に配置される。
図2に示すように、反射手段1は液体7を入れた容器6からなる。また、発光手段2は
レーザ又は発光ダイオードなどからなり、受光手段3はフォトダイオードからなる。発光手段2及び受光手段3は、容器6内の液体7の液面7aの上方に配置される。
図2(a)に示すように、容器6が振動していない状態では、発光手段2から発せられた光L1は液面7aで反射し、反射した光L2が受光手段3に入射する。受光手段3は受光した光L2に応じた電流を出力する(詳細は後述する)。
また、図2(b)に示すように、地震の揺れなどにより容器6が振動している状態では、液面7aが乱れる。このため、液面7aで反射した光L2の方向は図2(a)の状態からずれ、光L2は受光手段3aに入射しない。よって、図2(b)に示す状態では、図2(a)に示す状態と比較して受光手段3が出力する電流が異なる。
地震の初期微動は微小であり、初期微動による液面7aの乱れも微小である。光L1、L2の光路長を長くすることで光のずれ量Gを大きくすることができ、微小な揺れであっても、液面7aで反射した光L2が受光手段3に入射せず、後述するように揺れを高感度で検知することができる。
また、図2(b)に示すように、地震の揺れなどにより容器6が振動している状態では、液面7aが乱れる。このため、液面7aで反射した光L2の方向は図2(a)の状態からずれ、光L2は受光手段3aに入射しない。よって、図2(b)に示す状態では、図2(a)に示す状態と比較して受光手段3が出力する電流が異なる。
地震の初期微動は微小であり、初期微動による液面7aの乱れも微小である。光L1、L2の光路長を長くすることで光のずれ量Gを大きくすることができ、微小な揺れであっても、液面7aで反射した光L2が受光手段3に入射せず、後述するように揺れを高感度で検知することができる。
図3は、本発明の実施の形態の地震計の受光手段3であるフォトダイオードと、増幅回路4とを示す図である。フォトダイオードには、例えば12Vの逆バイアスが印加されており、光が入射すると電流Iが流れる。増幅回路4は、フォトダイオードに流れる電流Iを電圧に変換すると共に増幅する。増幅回路4の出力電圧Vは次の式で表わされる。
V=−R1×I・・・(2)
(ここで、Vは出力電圧、Iは電流、R1は帰還抵抗)
V=−R1×I・・・(2)
(ここで、Vは出力電圧、Iは電流、R1は帰還抵抗)
判断手段5は、増幅回路4の出力に基づき地震が発生したか否かを判断する。判断手段5は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを備えて構成される。ROMには、後述する地震発生の有無の判断に用いられる各情報が記憶される。
判断手段5による地震発生の有無の判断については後述する。判断手段5は、地震の発生を判断した際に、地震発生通知信号8を出力する。
判断手段5による地震発生の有無の判断については後述する。判断手段5は、地震の発生を判断した際に、地震発生通知信号8を出力する。
[動作説明:図1〜図5]
次に、本発明の実施の形態の地震計の動作について説明する。
前述したように、容器6が振動していない通常の状態では、図2(a)に示すように、発光手段2から発せられた光L1は液面7aで反射し、反射した光L2が受光手段3に入射する。また、地震の揺れなどにより容器6が振動している状態では、図2(b)に示すように、液面7aが乱れ、液面7aで反射した光L2は受光手段3aに入射しない。
次に、本発明の実施の形態の地震計の動作について説明する。
前述したように、容器6が振動していない通常の状態では、図2(a)に示すように、発光手段2から発せられた光L1は液面7aで反射し、反射した光L2が受光手段3に入射する。また、地震の揺れなどにより容器6が振動している状態では、図2(b)に示すように、液面7aが乱れ、液面7aで反射した光L2は受光手段3aに入射しない。
また前述したように、受光手段3のフォトダイオードに入射した光L2に応じて、図3示すように電流Iが流れる。電流Iは、増幅回路4で電圧に変換されるとともに増幅されて出力される。
増幅回路4の出力は、判断手段5に入力される。ここで図4は、判断手段5の動作を示すフローチャートである。判断手段5は、図4に示すフローチャートに従って動作する。
判断手段5は、まず増幅回路4の出力データを取得する(ステップS1)。次に、増幅回路4から取得したデータが、あらかじめ設定されている規定範囲内かどうか判定する(ステップS2)。ここで規定範囲とは、図2(a)に示すような揺れのない通常時の受光手段3の受光量に基づく増幅回路4の出力値を中心値とし、一定の誤差量を含んだ範囲に設定される。
判断手段5は、まず増幅回路4の出力データを取得する(ステップS1)。次に、増幅回路4から取得したデータが、あらかじめ設定されている規定範囲内かどうか判定する(ステップS2)。ここで規定範囲とは、図2(a)に示すような揺れのない通常時の受光手段3の受光量に基づく増幅回路4の出力値を中心値とし、一定の誤差量を含んだ範囲に設定される。
ステップS2で規定範囲内と判定されたなら、地震なしと判断し(ステップS3)、判断手段5は処理を終了する。ステップS2で規定範囲外と判定されたなら、判断手段5は
地震発生と判断し(ステップS4)、地震発生通知信号5aによって地震発生を通知する(ステップS5)。
地震発生と判断し(ステップS4)、地震発生通知信号5aによって地震発生を通知する(ステップS5)。
ここで、判断手段5による地震発生の通知先は、例えば図6に示す従来技術と同様の構成の地震計である。この従来技術と同様の構成の地震計は、例えば、地震が発生していない通常時は停止しており、地震発生が判断手段5から通知された時のみ動作を開始する。
図5は、地震波と、本発明の実施の形態の地震計の動作とのタイミングを示す説明図である。
これまで説明した、発光手段2から光を発してから、判断手段5で地震発生を判断するまでの一連の動作は、消費電力を低減するために、図5のように、図示しないマイクロコントローラなどにより、所定の周期で動作と停止を繰り返す間欠動作で行われる。地震は緊急性が高いため、繰り返しインターバルTiは、例えば100ms程度である。
これまで説明した、発光手段2から光を発してから、判断手段5で地震発生を判断するまでの一連の動作は、消費電力を低減するために、図5のように、図示しないマイクロコントローラなどにより、所定の周期で動作と停止を繰り返す間欠動作で行われる。地震は緊急性が高いため、繰り返しインターバルTiは、例えば100ms程度である。
ここで本発明の実施の形態の地震計では、安定化時間が必要なフィルタ回路がないため、動作時間Taは1ms程度とすることができる。以下に、本発明の実施の形態の地震計で、フィルタ回路が不要である理由を説明する。
例えば、発光手段2として、一般に市販されている高輝度LEDを用いたとすれば、受光手段3であるフォトダイオードを照度500ルクスの位置に配置することは容易であり、500ルクス受光したときのフォトダイオードの出力電流は数十uAである。
また、図3に示した増幅回路4のオペアンプとして、ゲインバンド幅が10MHz、電流ノイズ密度が0.5fA/√Hzのローノイズオペアンプを使用したとすると、帯域をオペアンプのゲインバンド幅10MHzの全帯域として考えても、オペアンプの発するノイズは0.5×√10000000=1581fA=1.581pAである。これはフォトダイオードの出力の数十uAに対して十分小さく、追加のフィルタ回路で帯域を制限せずとも検出が可能である。
例えば、発光手段2として、一般に市販されている高輝度LEDを用いたとすれば、受光手段3であるフォトダイオードを照度500ルクスの位置に配置することは容易であり、500ルクス受光したときのフォトダイオードの出力電流は数十uAである。
また、図3に示した増幅回路4のオペアンプとして、ゲインバンド幅が10MHz、電流ノイズ密度が0.5fA/√Hzのローノイズオペアンプを使用したとすると、帯域をオペアンプのゲインバンド幅10MHzの全帯域として考えても、オペアンプの発するノイズは0.5×√10000000=1581fA=1.581pAである。これはフォトダイオードの出力の数十uAに対して十分小さく、追加のフィルタ回路で帯域を制限せずとも検出が可能である。
前述した従来技術の地震計は、フィルタ回路を備えるため少なくとも16msの安定化時間が必要であり、動作時間Taは16ms以上となる。したがって、本発明の実施の形態の地震計は、間欠動作時の消費電力を、従来技術と比較して1/16以下に低減することができる。よって、例えば電池駆動の地震計とした場合、電池寿命を16倍に伸ばすことが可能となる。
上述したように、本発明の実施の形態の地震計では、容器6に収容された液体7の液面7aで反射した光L2を受光手段3で受光して電気信号に変換し、この
受光手段3の出力から地震の揺れが発生したかどうかを判断する。よって、本発明の実施の形態の地震計は、安定化時間が必要なフィルタ回路を必要としないため、地震の発生を判断するまでの時間を短くすることが可能となる。
これにより、所定の周期で間欠的に動作させた際の各動作時間を短くすることができ、消費電力量を低減することが可能となる。
受光手段3の出力から地震の揺れが発生したかどうかを判断する。よって、本発明の実施の形態の地震計は、安定化時間が必要なフィルタ回路を必要としないため、地震の発生を判断するまでの時間を短くすることが可能となる。
これにより、所定の周期で間欠的に動作させた際の各動作時間を短くすることができ、消費電力量を低減することが可能となる。
本発明の地震計は、低消費電力が求められる地震計、特に電池駆動が望まれる一般家庭用の地震計に適用することができる。
1 反射手段
2 発光手段
3 受光手段
4 増幅回路
5 判断手段
6 容器
7 液体
7a 液面
8 地震発生通知信号
L1、L2 光
2 発光手段
3 受光手段
4 増幅回路
5 判断手段
6 容器
7 液体
7a 液面
8 地震発生通知信号
L1、L2 光
Claims (2)
- 容器に収容された液体と、
前記液体の液面に光を発する発光手段と、
前記液面で反射した光を受光し、電気信号に変換する受光手段と、
前記受光手段の出力から、地震の揺れが発生したかどうかを判断する判断手段と、
を備える
ことを特徴とする地震計。 - 前記受光手段はフォトダイオードである
ことを特徴とする請求項1に記載の地震計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008059450A JP2009216493A (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 地震計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008059450A JP2009216493A (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 地震計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009216493A true JP2009216493A (ja) | 2009-09-24 |
Family
ID=41188508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008059450A Pending JP2009216493A (ja) | 2008-03-10 | 2008-03-10 | 地震計 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009216493A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080786A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Seiko Clock Inc | 時計 |
-
2008
- 2008-03-10 JP JP2008059450A patent/JP2009216493A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011080786A (ja) * | 2009-10-05 | 2011-04-21 | Seiko Clock Inc | 時計 |
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