JP2009215781A - カーテンウォール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】間隔保持部材によって、パネル面を躯体から離間させたフレームレス工法に係るカーテンウォール構造において、パネル面を構成する部材群の変位・変形を小さくするとともに、前記間隔保持部材に作用する外力の低減を図る。
【解決手段】ストラット4(間隔保持部材)の端部は、方立3側連結部及びパネル支持装置2側連結部のそれぞれに対して、鉛直面内において上下方向にに回動自在、かつ水平面内において左右方向に所定の振れ角を持つように連結されている。この場合、前記水平面内における振れ角θは、前記第1連結板10bと第2連結板12c、12dとの間の遊間Sおよび軸部材20との遊間Sによって確保されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、ビル等の外壁部分において、板ガラスなどのパネルを直接的に支持するカーテンウォール構造に係り、詳しくはフレーム枠状のパネル支持部材を有さず、間隔保持部材によって躯体端部又は方立から外側に離間した位置で、パネルの四隅等を直接支持することにより、外観的にパネルのみによって外壁面を構成するようにしたフレームレスのカーテンウォール構造に関する。
近年は、カーテンウォール構造の多様化によって、フレーム枠状のパネル支持材を有さず、パネル(主として板ガラス)の4隅、または4隅及び側縁の一部を直接支持することによりパネルのみによって外壁面を構成するフレームレス工法が普及しつつある。フレームレス工法のパネル支持構造としては、従来より種々の構造が提案されている。
近時では例えば、下記特許文献1においては、図11に示されるように、ビル等の建物の外壁部において、上下左右方向に隣接配置される板ガラス等のパネルP、P…が、フレーム枠状のパネル支持材を用いることなく、各パネルP、P…の隅部が突き合うコーナー交点部および中間側縁部(2点)に配設されたパネル支持装置50…,51…によって支持されることにより、実質的にパネルP、P…のみによって外壁を構成するようにしたカーテンウォール構造が開示されている。各床躯体Fの室外側端面には、パネル支持用ブラケット金物52、52…(以下、単に支持ブラケットという。)が固定されており、この支持ブラケット52に設けられたコーナー部パネル支持装置50、50…によってパネルP、P…の各隅部を支持するとともに、床躯体F、F間に方立部材53、53…を建て込み、この方立部材53から室外方向に突出して設けられたストラット材54、54…の先端に側縁部パネル支持装置51、51…を設け、パネルPの中間側縁(2点)を支持するようになっている。なお、前記ストラット材54,54…は自重方向に配置されたロッド材55によって吊持されている(以下、先行例1という)。
特開2004−211344号公報
上記先行例1に係るカーテンウォール構造のように、躯体端部又は方立に対して、ストラット54などの間隔保持部材を介して、その先端にパネル支持装置50…、51…を設け、このパネル支持装置50…、51…によってパネルの四隅や側縁を支持するようにしたカーテンウォールの場合は、地震荷重を受けた際、パネル面を構成する部材群と、建物躯体側との間に離間距離があるため、建物躯体とパネル面を構成する部材群と一体的に変位するのではなく、一次的に建物側に揺れが起こると、これに追従する形で二次的にパネル面を構成する部材群が揺れ(層間変位)を起こす。前記間隔保持部材(ストラット54)は剛性が低いとともに、静的及び動的慣性力が付加的に作用するため、パネル面を構成する部材群の変形が大きくなるとともに、前記間隔保持部材に対して過度の外力が作用し破損を招くおそれがあるなどの問題があった。
そこで本発明の主たる課題は、上下左右方向に隣接配置されるパネルを、間隔保持部材によって、躯体端部または方立から離れた位置で、前記パネルの隅部同士が突き合わされるコーナー交点部に配置されるパネル支持装置によって支持するとともに、前記パネル支持装置は、少なくとも上下方向に隣接するパネル支持装置同士が吊りロッドにより相互に連結されたカーテンウォール構造において、地震荷重作用時に、パネル面を構成する部材群の変位・変形を小さくするとともに、前記間隔保持部材に作用する外力の低減を図ったカーテンウォール構造を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、上下左右方向に隣接配置されるパネルを、躯体端部又は方立から離れた位置で、前記パネルの隅部同士が突き合わされるコーナー交点部に配置されるパネル支持装置によって支持するとともに、前記パネル支持装置は、少なくとも上下方向に隣接するパネル支持装置同士が吊りロッド又は吊りケーブルにより相互に連結されたカーテンウォール構造において、
前記パネル支持装置は、室内外方向に沿って配置された間隔保持部材を介して支持されるとともに、前記間隔保持部材の端部は、躯体又は方立側連結部及びパネル支持装置側連結部のそれぞれに対して、鉛直面内において上下方向に回動自在、かつ水平面内において左右方向に所定の振れ角を持つように連結されていることを特徴とするカーテンウォール構造が提供される。
上記請求項1記載の本発明においては、間隔保持部材の端部は、躯体又は方立側連結部及びパネル支持装置側連結部のそれぞれに対して、鉛直面内において上下方向に回動自在、かつ水平面内において左右方向に所定の振れ角を持つように連結されている。従って、一次的に建物側に揺れが起こったとしても、この揺れが間隔保持部材の両端部の連結部で吸収・緩和されるため、パネル面を構成する部材群の変位・変形を小さくすることが可能であるとともに、前記間隔保持部材に作用する外力の低減を図ることが可能となる。
請求項2に係る本発明として、前記間隔保持部材の端部と、躯体又は方立側連結部及びパネル支持装置側連結部との連結構造は、一方側に1枚の鉛直配向の第1連結板を設けるとともに、他方側に離間をおいて配設された2枚の鉛直配向の第2連結板を設け、前記第1連結板を前記第2連結板の間に挿入し、水平軸回りの軸部材によって軸支した構造とし、前記水平面内における振れ角は、前記第1連結板と第2連結板との間の遊間および軸部材との遊間によって確保されている請求項1記載のカーテンウォール構造が提供される。
上記請求項2記載の発明は、前記間隔保持部材の端部と、躯体又は方立側連結部及びパネル支持装置側連結部との具体的連結構造を示したものである。前記水平面内における振れ角は、前記第1連結板と第2連結板との間の遊間および軸部材との遊間によって確保されている構造が最も簡易で望ましい。
請求項3に係る本発明として、前記第1連結板と第2連結板との間に弾性変形可能なフィラーが介在されている請求項2記載のカーテンウォール構造が提供される。
上記請求項3記載の発明は、前記第1連結板と第2連結板との間に弾性変形可能なフィラーが介在させたものである。前記請求項2記載の発明の場合は、前記第1連結板と第2連結板との間の遊間によって水平方向に相対移動するようになりガタが発生する。従って、前記第1連結板と第2連結板との間に弾性変形可能なフィラーを介在させることによって、水平方向の相対移動を防止でき、ガタの発生を無くすことが可能となる。
請求項4に係る本発明として、前記第1連結板の両側面は膨出円弧面とされ、第2連結板に接触している請求項2記載のカーテンウォール構造が提供される。
上記請求項4記載の発明は、前記第1連結板の両側面は膨出円弧面とし、第2連結板に接触させるようにしたものである。これにより、相対水平移動を防止でき、ガタの発生を無くすことが可能となる。
以上詳説のとおり本発明によれば、上下左右方向に隣接配置されるパネルを、間隔保持部材によって、躯体端部または方立から離れた位置で、前記パネルの隅部同士が突き合わされるコーナー交点部に配置されるパネル支持装置によって支持するとともに、前記パネル支持装置は、少なくとも上下方向に隣接するパネル支持装置同士が吊りロッドにより相互に連結されたカーテンウォール構造において、地震荷重作用時に、パネル面を構成する部材群の変位・変形を小さくすることが可能であるとともに、前記間隔保持部材に作用する外力の低減を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔カーテンウォール構造〕
図1はカーテンウォールの姿図、図2は図1のII−II線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図、図4はパネル支持装置2部分の分解図、図5は要部拡大縦断図、図6はその横断面図である。
図1に示されるように、本カーテンウォール構造1は、ビル等の外壁面において、上下左右方向に隣接配置される板ガラス等のパネルP、P…がフレーム枠状のパネル支持部材を用いることなく、各パネルP、P…が、各隅部が突き合わされるコーナー交点部に配置されたパネル支持装置2,2…によって支持されることにより、実質的にパネルP、P…のみによって外壁を構成するようにしたものであって、前記パネル支持装置2は、方立3に対してストラット4(本発明の「間隔保持部材」)により連結され、図4に示されるように、上下方向に隣接するパネル支持装置2,2…同士が吊りロッド5,5により相互に連結されるとともに、水平方向に隣接するパネル支持装置2,2…同士も互いにタイロッド6,6により相互に連結されているものである。また、本カーテンウォール構造は、方立3部位にもパネルP、P…が配置されたダブルスキン構造のカーテンウォールとなっている。
以下、具体的に前記カーテンウォール構造1について詳述すると、
詳細には、図4〜図6に示されるように、本カーテンウォール構造1においては、各パネルP、P…の縦目地に対応する室内側には、方立3が縦方向に沿って配設され、各パネルのコーナー交点部に対応する位置において、前記方立3の室外側に対して、ストラット4の一端側(室内側)が連結され、前記ストラット4の他端側(室外側)にパネル支持装置2が連結されている。前記パネル支持装置2の上部、下部及び左右両側部にはそれぞれ、ネジ孔が設けられ、上下方向に隣接するパネル支持装置2,2…同士が吊りロッド5,5により相互に連結されるとともに、水平方向に隣接するパネル支持装置2,2…同士も互いにタイロッド6,6により相互に連結されている。
前記方立3は、バックマリオン方式とされ、矩形中空部3aの室外側面に部材長手方向に沿って縦リブ3bが形成されるとともに、前記縦リブ3bの室外側に押縁3cが形成され、更にこの押縁3cの室外側にストラット4を連結するための連結リブ3dが形成されている。そして、前記矩形中空部3aの室外側面と、縦リブ3bと、押縁3cとで形成されるパネル嵌合溝Mによって後側パネルP、Pが支持されるようになっている。
前記ストラット4を方立3に連結するための固定金具10は、室内側に前記連結リブ3dが挿入される縦溝10aが形成されるとともに、室外側に軸連結部10bが形成された部材であり、前記連結リブ3dを挿入した状態で側面からボルト11を貫通させナットにより締結するようにしている。前記ストラット4の端部には、ストラット端面に形成されたネジ孔に対する螺合部12aを有するとともに、前記軸連結部10bに対して水平軸回りに回転自在に軸支されるピン結合部12bを有する連結金具12が設けられ、前記螺合部12aの螺入量の調整によりストラット長さが調整可能となっている。この連結金具12はストラット4の他端側にも設けられている。
前記パネル支持装置2は、室外側のパネル支持部13と、室内側のロッド連結部14とが結合部15によって一体的に接続された部材である。前記パネル支持部13は、図4に示されるように、パネル背面側支持板13aと、パネル前面側支持板13bとからなり、前記パネル背面側支持板13aの前面にはパネル載置台13cが設けられ、上段両側に配置されるパネルP、Pの下端部を載置させるとともに、下段両側に配置されるパネルP、Pの上端部を前記パネル載置台13cの下側に位置決めした状態で、前記パネル前面側支持板13bをパネル背面側支持板13aの室外側にあてがい、ボルト16により前記パネル前面側支持板13bを固定し、各パネルP、P…の各コーナー部を挟持するようになっている。なお、パネルPと前記パネル背面側支持板13a、パネル前面側支持板13bとの間、及び前記パネル載置台の上面にはゴムパッキンが介在されている。また、各パネル間の目地にはシールが充填される。
前記ロッド連結部14は、所定の厚みを有する略円板形状の連結本体部14aの背面側にストラット連結部14bを有する部材であり、ストラット連結部14bには、ストラット4の他端側に連結された連結金具12が水平軸回りに回転自在に軸支される。前記連結本体部14aの上部、下部及び左右両側部にはそれぞれネジ孔14c、14c…が設けられ、上部のネジ孔14cには上段側吊りロッド5の下端が螺合連結され、下部のネジ孔14cには下段側吊りロッド5の上端が螺合連結される。また、左右両側部のネジ孔14cには、タイロッド6,6が連結される。
なお、前記吊りロッド5,5の螺合連結は、吊りロッド5の上下端部にネジ溝が形成され、連結本体部14aのネジ孔14cに対して直接的に螺合されるが、前記タイロッド6は、接続ソケット16,17を間に介してロッド連結部14に連結されている。図6に示されるように、図面右側の接続ソケット16は、一端側にロッド連結部14のネジ孔14cに対する雄ネジ部16aを有し、他端側にタイロッド6の一端が螺合される雌ネジ部16bを有する構造となっており、前記タイロッド6のねじ込み量によってロッド長さが調整される。図面左側の接続ソケット17は、一端が開口とされる中空ネジ孔の底面部にロッド挿通孔が形成されたソケット部材とされ、タイロッド6の端部に円形ナット19を螺合し、タイロッド6が抜け出ないように保持されるとともに、全ネジボルト18を中空ネジ孔に螺設することによりロッド連結部14のネジ孔14cに対する雄ネジ部17aが形成されている。その結果、熱膨張によってタイロッド6が伸長した場合には、前記円形ナット19部が中空ネジ孔内で若干スライド可能となっていることにより、伸びを吸収し座屈を防止するようになっている。
上記カーテンウォール構造1においては、前記パネル支持装置2は、室内外方向に配置されたストラット4を介して支持されるとともに、前記ストラットの端部は、躯体側連結部(方立3側連結部)及びパネル支持装置2側連結部のそれぞれに対して、鉛直面内において水平軸を回転中心として上下方向に回動自在、かつ水平面内において左右方向に所定の振れ角を持つように連結されている。
すなわち、ストラット4の両端には夫々、連結金具12が設けられ、この連結金具12が方立3側の固定金具10に対して、鉛直面内において上下方向に回動自在、かつ水平面内において左右方向に所定の振れ角を持つように連結されている。前記振れ角の範囲は、tanθ=1/20以上、好ましくはtanθ=1/12以上とするのが望ましい。
水平面内において振れ角を持たせるようにするには、図7に示されるように、固定金具10に対して、1枚の鉛直配向の第1連結板10b(=軸連結部10b)を設けるとともに、連結金具12に対して離間をおいて配設された2枚の第2連結板12c、12dを設け、前記第1連結板10bを第2連結板12c、12dの間に挿入し、水平軸回りの軸部材20によって軸支した構造とすることによって、先ず鉛直面内において水平軸回りに回動自在とし、前記第1連結板10bと第2連結板12c、12dとの間の遊間Sおよび軸部材20との遊間Sによって、水平面内において所定の振れ角θを持つようにする。図8に示されるように、水平面内における振れ角θは、構造解析結果に基づいて、tanθ=1/20以上、好ましくはtanθ=1/12以上とするのが望ましい。とするのが良い。
ところで、上記構造のように、遊間S及び遊間Sによって、水平面内における振れ角θを確保するようにした場合は、水平方向に相対移動するようになりガタが発生する。そこで、図9に示されるように、前記第1連結板10bと第2連結板12c、12dとの間に弾性変形可能なフィラー21、例えばゴムフィラー等を介在させることによって、水平方向の相対移動を防止でき、ガタの発生を無くすことが可能となる。或いは、図10に示されるように、前記第1連結板10bの両側面を膨出円弧面10cとし、第2連結板12c、12dに接触させるようにすれば、相対水平移動を防止でき、ガタの発生を無くすことが可能となる。
〔その他の形態例〕
(1)上記形態例では、吊りロッド5及びタイロッド6を用いたが、吊りケーブル及びタイケーブルとすることでもよい。
カーテンウォールの室外側からの姿図である。 図1のII−II線矢視図である。 図1のIII−III線矢視図である。 パネル支持装置2部分の分解図である。 パネル支持装置2部分の要部拡大縦断面図である。 パネル支持装置2部分の要部拡大横断面図である。 ストラット4と固定金具10との連結部拡大詳細図である。 (A)はストラット4と固定金具10との連結部における水平面内の振れ角θを示す図であり、(B)はストラット4とパネル支持装置2との連結部における振れ角θを示す図である。 ストラット連結部の変形例(その1)を示す図である。 ストラット連結部の変形例(その2)を示す図である。 従来のフレームレス工法によるパネル支持構造を示す縦断面図である。
符号の説明
1…カーテンウォール、2…パネル支持装置、3…方立、4…ストラット、5…吊りロッド、6…タイロッド、7…張力導入調整装置、10…固定金具、12…連結金具、13…パネル支持部、14…ロッド連結部、15…結合部、14c…ネジ孔、16・17…接続ソケット、P…パネル

Claims (4)

  1. 上下左右方向に隣接配置されるパネルを、躯体端部又は方立から離れた位置で、前記パネルの隅部同士が突き合わされるコーナー交点部に配置されるパネル支持装置によって支持するとともに、前記パネル支持装置は、少なくとも上下方向に隣接するパネル支持装置同士が吊りロッド又は吊りケーブルにより相互に連結されたカーテンウォール構造において、
    前記パネル支持装置は、室内外方向に沿って配置された間隔保持部材を介して支持されるとともに、前記間隔保持部材の端部は、躯体又は方立側連結部及びパネル支持装置側連結部のそれぞれに対して、鉛直面内において上下方向に回動自在、かつ水平面内において左右方向に所定の振れ角を持つように連結されていることを特徴とするカーテンウォール構造。
  2. 前記間隔保持部材の端部と、躯体又は方立側連結部及びパネル支持装置側連結部との連結構造は、一方側に1枚の鉛直配向の第1連結板を設けるとともに、他方側に離間をおいて配設された2枚の鉛直配向の第2連結板を設け、前記第1連結板を前記第2連結板の間に挿入し、水平軸回りの軸部材によって軸支した構造とし、前記水平面内における振れ角は、前記第1連結板と第2連結板との間の遊間および軸部材との遊間によって確保されている請求項1記載のカーテンウォール構造。
  3. 前記第1連結板と第2連結板との間に弾性変形可能なフィラーが介在されている請求項2記載のカーテンウォール構造。
  4. 前記第1連結板の両側面は膨出円弧面とされ、第2連結板に接触している請求項2記載のカーテンウォール構造。
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