JP2009215743A - キャビネット等の多連引戸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
キャビネット等の開口部に設け、3枚以上の引き違い可能な扉体が連動して開閉する多連引戸装置において、扉体の高さが高くなっても錠前の鍵位置を最適な高さに設定することができ、枢着部に遊びを設けなくても確実な施錠が行え、ガタつきなくスムーズに開閉することが可能なキャビネット等の多連引戸装置を提供する。
【解決手段】
各扉体に渡って配置した連動部材5の一端部を後側扉体に第1枢着部にて枢着し、連動部材の他端部を前側扉体2の戸当り側の縁部に設けた第1ガイド部材12に上下移動可能に設けた昇降部材13に第2枢着部14にて枢着し、昇降部材に係止片17を突設し、第1ガイド部材の近傍に錠前6を設け、扉閉止状態で錠前を施錠操作して規制片18を係止片の軌道に突出させて当止することにより、昇降部材の移動を制止する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、キャビネット等の多連引戸装置に係わり、更に詳しくはキャビネット等の開口部に設け、3枚以上の引き違い可能な扉体が連動して開閉する多連引戸装置に関するものである。
従来からキャビネット等の開口部に設け、3枚以上の引き違い可能な扉体が連動して開閉する多連引戸装置は各種提供されている。
例えば、特許文献1には、キャビネット本体の開口部に、3枚の扉体を案内手段を介して引き違い可能で、且つ、奥行方向前後にそれぞれ配設するとともに、前記閉塞状態の扉体のうちの奥行き方向後側に位置する一方の扉体の左右両端のうちの他の扉体側の一端側裏面に連動部材の一端を枢着し、残る2枚の扉体の左右両端のうちの、前記扉体の枢着部と同一端側裏面に上下方向の案内溝を有するガイド部材をそれぞれ取付けるとともに、これらガイド部材の案内溝に連動部材の中間部と他端をそれぞれ上下移動可能に係合し、前記連動部材の中間部と他端に貫通突出させた支軸にローラをそれぞれ取付け、これらローラを前記ガイド部材の案内溝にそれぞれ係止するとともに、前記ローラのうちの少なくとも一方のローラの支軸を内方側に突出させ、前記扉体の閉塞状態において前記突出させた支軸に係止して前記連動部材の上方側への移動を阻止するための錠前の係止部材を係止解除可能に設けてなるキャビネットの扉構造が開示されている。
前述の特許文献1に記載の扉構造は、鍵を回転させることにより係止部材が下から回動し、支軸に係止するものであるが、これは設計的にかなり無理があり、確実に施錠を行えるようにするには、連動部材の他端部の枢着部を長孔状にして設計的に余裕を持たせる必要がある。しかし、大型のキャビネットに前述の構造を採用すると、ガタつきが大きくなり、発生する音が大きくなる問題も生じる。更に、扉体のスムーズな開閉のためには、連動部材を扉体の上下中間部に配置する必要があるが、キャビネットが大型になり扉体の高さが高くなると、連動部材の位置も高くなり、それに応じて鍵の位置が高くなり、使い勝手が悪くなるという問題も生じる。
特許第3402147号公報
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、キャビネット等の開口部に設け、3枚以上の引き違い可能な扉体が連動して開閉する多連引戸装置において、扉体の高さが高くなっても錠前の鍵位置を最適な高さに設定することができるとともに、枢着部に遊びを設けなくても確実な施錠が行え、もってガタつきなくスムーズに開閉することが可能なキャビネット等の多連引戸装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、キャビネット等の開口部に3枚以上の引き違い可能な扉体を案内手段によって左右移動可能に設け、各扉体の背面に渡って傾斜状に配置した連動部材の一端部を奥行き方向後側又は前側に位置する扉体に第1枢着部にて枢着するとともに、連動部材の他端部を奥行き方向前側又は後側に位置する扉体の戸当り側の縁部に沿って上下方向に設けた第1ガイド部材に上下移動可能に設けた昇降部材に第2枢着部にて枢着し、更に中間の扉体の縁部に沿って上下方向に設けた第2ガイド部材に、前記連動部材の中間に設けた移動体を上下移動可能に係着し、前記昇降部材に係止片を突設するとともに、前記第1ガイド部材の近傍に錠前を設け、扉閉止状態で前記錠前を施錠操作して規制片を前記係止片の軌道に突出させて当止することにより、前記昇降部材の移動を制止し、また前記錠前を開錠操作して前記規制片を前記係止片の軌道から退避させることにより、前記昇降部材の移動を許容することを特徴とするキャビネット等の多連引戸装置を構成した(請求項1)。
ここで、前記昇降部材の上下端部に設けたローラを前記第1ガイド部材内で転動するように保持し、前記連動部材の端部を上端部の前記ローラの支軸に枢着して第2枢着部とし、前記連動部材は扉体への第1枢着部より前記昇降部材への第2枢着部が高い位置にある傾斜状であり、前記第2枢着部より下方へ延びた前記昇降部材の下部に前記係止片を設けてなることが好ましい(請求項2)。
そして、前記錠前を設ける扉体の戸当り側縁部に設けた側框の背面に、前記第1ガイド部材を固定するとともに、該側框に前記錠前を内蔵し、前記係止片は前記昇降部材から側方へ延び、更に前側へ屈曲して延びて前記側框の内側面に沿って上下移動可能とし、前記錠前に施錠開錠の際の180度の回転により該側框から出没するように前記規制片を設け、施錠時に前記規制片で前記係止片を上方から当止してなることがより好ましい(請求項3)。
更に、施錠時に前記規制片の先端側がやや下方へ傾斜した状態で前記係止片を上方から当止してなることがより好ましい(請求項4)。
以上にしてなる請求項1に係る発明のキャビネット等の多連引戸装置は、左右両端部に位置する扉体、即ち奥行き方向後側と前側に位置する扉体の何れか一方を持って開放する方向に移動させると、連動部材によって各扉体が連動して開放する方向に移動し、逆に閉止する方向に移動させれば連動して閉止するのであるが、連動部材の他端部を奥行き方向前側又は後側に位置する扉体の戸当り側の縁部に沿って上下方向に設けた第1ガイド部材に上下移動可能に設けた昇降部材に第2枢着部にて枢着し、前記昇降部材に係止片を突設するとともに、前記第1ガイド部材の近傍に錠前を設け、扉閉止状態で前記錠前を施錠操作して規制片を前記係止片の軌道に突出させて当止することにより、前記昇降部材の移動を制止し、また前記錠前を開錠操作して前記規制片を前記係止片の軌道から退避させることにより、前記昇降部材の移動を許容するようにしたので、施錠機構に多少の寸法誤差があっても施錠開錠が確実にでき、そのため他端側の扉体へ連動部材を枢着した第1枢着部をガタつきのない構造にすることができ、それによりガタつきのないスムーズな開閉ができる。
請求項2によれば、前記昇降部材の上下端部に設けたローラを前記第1ガイド部材内で転動するように保持し、前記連動部材の端部を上端部の前記ローラの支軸に枢着して第2枢着部とし、前記連動部材は扉体への第1枢着部より前記昇降部材への第2枢着部が高い位置にある傾斜状であり、前記第2枢着部より下方へ延びた前記昇降部材の下部に前記係止片を設けてなるので、扉体の開閉時に昇降部材を第1ガイド部材に沿ってスムーズに上下移動させることができ、キャビネットが大型になり扉体の高さが高くなっても、昇降部材の長さを設定すれば、錠前を最適な高さ位置に設けることができ、使い勝手が良くなる。
請求項3によれば、前記錠前を設ける扉体の戸当り側縁部に設けた側框の背面に、前記第1ガイド部材を固定するとともに、該側框に前記錠前を内蔵し、前記係止片は前記昇降部材から側方へ延び、更に前側へ屈曲して延びて前記側框の内側面に沿って上下移動可能とし、前記錠前に施錠開錠の際の180度の回転により該側框から出没するように前記規制片を設け、施錠時に前記規制片で前記係止片を上方から当止してなるので、錠前の施錠開錠操作に伴って規制片が180度回転して前記当止片の軌道に出没し、規制片と係止片の位置が多少ずれていても、規制片を上方から係止片に当止して確実に該係止片の上方移動を規制し、それにより扉閉止状態を維持することができる。
請求項4によれば、施錠時に前記規制片の先端側がやや下方へ傾斜した状態で前記係止片を上方から当止してなるので、規制片が回転移動する際の横幅を小さくすることができ、特に開錠状態での外側への変位を小さくすることができるので、第1ガイド部材や錠前を扉体の戸当り側の縁部の端に寄せて設けることができ、それにより扉体を開放した際の開口幅を広く確保することができる。また、施錠時に規制片が係止片に対して角度を持って抱き込むように上方から当止するので、係止片が規制片を超えて上方へ移動する恐れがなく、規制片による係止片の当止が確実である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明の多連引戸装置を採用したキャビネットの全体斜視図、図2は多連引戸装置の背面図、図3〜図8はその詳細を示し、図中符号1はキャビネット、2は前側扉体、3は後側扉体、4は中間扉体、5は連動部材、6は錠前、7は右側ラッチ、8は左側ラッチをそれぞれ示している。
本実施形態では、扉体が3枚構成の多連引戸装置を示すが、中間扉体4が複数枚あっても同様である。また、各扉体はキャビネット1の開口部9に案内手段10によって左右移動可能に設けるとともに、前後で引き違い可能に配置している。前記案内手段10は、前後に平行に設けた3列のレールから構成され、便宜上、奥行き方向前側の扉体2を閉止時に右端に位置し、奥行き方向後側の扉体3を閉止時に左端に位置するように構成しているが、前後と左右の位置関係は逆であっても構わない。本発明では、各扉体2,3,4を左右方向へ移動させる案内手段10の構造や各扉体2,3,4の位置関係には限定されない。
前記前側扉体2の右端の戸当り側に錠前6を設けるとともに、キャビネット1の右框1Aに係脱可能に係着する右側ラッチ7を設けている。一方、前記後側扉体3の左端の戸当り側に、キャビネット1の左框1Bに係脱可能に係着する左側ラッチ8を設けている。前記右側ラッチ7と左側ラッチ8は引手を兼ねている。そして、各扉体2,3,4の背面に渡って連動部材5を傾斜状に配置し、各扉体2,3,4が連動して開閉するようにしている。この連動部材5を用いて、各扉体2,3,4を連動させる基本構造は公知である。
そして、本発明の多連引戸装置は、キャビネット1等の開口部9に3枚以上の引き違い可能な扉体2,3,4を案内手段10によって左右移動可能に設け、各扉体2,3,4の背面に渡って傾斜状に配置した連動部材5の一端部を奥行き方向後側に位置する扉体3に第1枢着部11にて枢着するとともに、連動部材5の他端部を奥行き方向前側に位置する扉体2の戸当り側の縁部に沿って上下方向に設けた第1ガイド部材12に上下移動可能に設けた昇降部材13に第2枢着部14にて枢着し、更に中間の扉体4の縁部に沿って上下方向に設けた第2ガイド部材15に、前記連動部材5の中間に設けた移動体16を上下移動可能に係着し、前記昇降部材13に係止片17を突設するとともに、前記第1ガイド部材12の近傍に錠前6を設け、扉閉止状態で前記錠前6を施錠操作して規制片18を前記係止片17の軌道に突出させて当止することにより、前記昇降部材13の移動を制止し、また前記錠前6を開錠操作して前記規制片18を前記係止片17の軌道から退避させることにより、前記昇降部材13の移動を許容するように構成したものである。
更に詳しくは、図1及び図2に示すように、前記後側扉体3の上下中間部で右端背面に、前記連動部材5の一端部を第1枢着部11で回動可能に枢着する。前記第1枢着部11は、遊びを設ける必要はなく、精確にスムーズに回動する支軸と軸受で構成している。また、前記前側扉体2の背面右端、即ち戸当り側縁部に沿って上下方向に第1ガイド部材12を固定し、該第1ガイド部材12によって上下移動案内された前記昇降部材13に、前記連動部材5の他端部が第2枢着部14にて回動可能に枢着している。
ここで、図2に示すように、前記連動部材5は扉体3への第1枢着部11より前記昇降部材13への第2枢着部14が高い位置にある傾斜状であり、前記第2枢着部14より下方へ延びた前記昇降部材13の下部に前記係止片17を設けている。扉閉止状態において、前記係止片17の高さ位置に応じて前記錠前6の高さが設定されている。逆に言えば、前記錠前6を最適な高さ位置に設け、それに応じて前記昇降部材13の長さが決定され、前記係止片17の高さ位置が設定されるのである。
具体的には、図3〜図8に示すように、前記第1ガイド部材12と第2ガイド部材15は背面側に開放した開口溝19を有する断面略C字形の長尺部材である。前記昇降部材13は、上下方向に延びた長尺板体であり、該昇降部材13の上下端部にローラ20,20を回動可能に設け、両ローラ20,20を第1ガイド部材12の開口溝19内で転動するようにして、該昇降部材13を上下方向にスムーズに移動するようにしている。一方、前記連動部材5の中間に設けた移動体16も回動可能なローラで構成し、該ローラ16を第2ガイド部材15の開口溝19内で転動するように構成している。
そして、前記昇降部材13の上下端部に設けたローラ20,20を前記第1ガイド部材12内で転動するように保持し、前記連動部材5の端部を上端部の前記ローラ20の支軸21に枢着して第1枢着部14とするとともに、前記昇降部材13の下部に前記係止片17を設けている。
更に詳しくは、図5〜図8に示すように、前記錠前6を設ける扉体2の戸当り側縁部に設けた側框22の背面に、前記第1ガイド部材12を固定するとともに、該側框22に前記錠前6を内蔵し、前記係止片17は前記昇降部材13から側方へ延び、更に前側へ屈曲して延びて前記側框22の内側面23に沿って上下移動可能とし、前記錠前6に施錠開錠の際の180度の回転により該側框22の内側面23に形成した切欠部24から出没するように前記規制片18を設け、施錠時に該規制片18がやや下方へ傾斜した状態で前記係止片17を上方から当止するようにしている。
前記前側扉体2の側框22は、中空の断面四角形の構造となっており、前記錠前6は、操作部を扉体の表面に臨ませた状態で内蔵されている。前記規制片18は、錠前6の鍵の回転によって回転する操作軸25の後端に基端部を固定し、先端部は操作軸25の回転に伴って前記側框22の切欠部24から出没するようにしている。通常、前記錠前6としてシリンダー錠が用いられ、鍵を操作部に差し込んで180度回転させて施錠、開錠するようになっている。ここで、図6及び図7に示すように、施錠状態において、前記規制片18は先端側が水平よりも下がった傾斜状体になるように、前記操作軸25に固定する。各扉体2,3,4を閉止した後、開錠状態から施錠状態に規制片18を180度回転させると、該規制片18が前記係止片17の上方から当止し、該係止片17の上方移動を制止し、もって昇降部材13の上動を規制し、前側扉体2の左方向への移動を規制するのである。つまり、扉閉止状態が維持されるのである。
図3は扉閉止状態を示している。この状態から錠前6を開錠操作した後、右側ラッチ7を操作して前側扉体2を左側へ開くと、前記昇降部材13が第1ガイド部材12に案内されて上方へ移動し、前記連動部材5は第1枢着部11を回動中心として第2枢着部14が上がって傾斜角度が大きくなり、それに伴って該連動部材5の中間に設けた移動体16(ローラ)が第2ガイド部材15に案内されて上動し、平面視において前記第1枢着部11と移動体16の間隔及び第2枢着部14と移動体16の間隔が一定比率となるように中間扉体4が左側へ移動する。そして、各扉体2,3,4を全開すると、図4(a)に示す扉開放状態となる。逆に、扉閉止状態から左側ラッチ8を操作して後側扉体3を右側へ開くと、図4(b)に示すと扉開放状態となる。本実施形態の多連引戸装置は左右両開き式であり、更に同時に前側扉体2と後側扉体3を開放して開口部9の中央部に3枚の扉体2,3,4が重なった扉開放状態を実現することも可能である。
本実施形態は、単独のキャビネット1の開口部9に多連引戸装置を設けたものであるが、キャビネット自体が移動式であっても良い。例えば、後列に複数のキャビネットを横方向に並べて設置し、前列に後列よりも少ない数のキャビネットを移動可能に並べて設け、それぞれのキャビネットに本発明の多連引戸装置を設けることも可能である。後列のキャビネットに本発明の多連引戸装置を設けても、コンパクトに構成できるので、前後キャビネット間のデットスペースが少なくなる。
本発明に係る多連引戸装置を用いたキャビネットの斜視図である。 各扉体の背面図である。 扉閉止状態を示す簡略横断面図である。 扉開放状態を示し、(a)は左側へ開放した状態の簡略横断面図、(b)は右側へ開放した状態の簡略横断面図である。 錠前を設けた扉体の要部横断面図である。 同じく錠前を設けた扉体の要部背面図である。 同じく錠前を設けた扉体の施錠状態の要部斜視図である。 同じく錠前を設けた扉体の開錠状態の要部斜視図である。
符号の説明
1 キャビネット、 1A 右框、
1B 左框、 2 前側扉体、
3 後側扉体、 4 中間扉体、
5 連動部材、 6 錠前、
7 右側ラッチ、 8 左側ラッチ、
9 開口部、 10 案内手段、
11 第1枢着部、 12 ガイド部材、
13 昇降部材、 14 第2枢着部、
15 ガイド部材、 16 移動体(ローラ)、
17 係止片、 18 規制片、
19 開口溝、 20 ローラ、
21 支軸、 22 側框、
23 内側面、 24 切欠部、
25 操作軸。

Claims (4)

  1. キャビネット等の開口部に3枚以上の引き違い可能な扉体を案内手段によって左右移動可能に設け、各扉体の背面に渡って傾斜状に配置した連動部材の一端部を奥行き方向後側又は前側に位置する扉体に第1枢着部にて枢着するとともに、連動部材の他端部を奥行き方向前側又は後側に位置する扉体の戸当り側の縁部に沿って上下方向に設けた第1ガイド部材に上下移動可能に設けた昇降部材に第2枢着部にて枢着し、更に中間の扉体の縁部に沿って上下方向に設けた第2ガイド部材に、前記連動部材の中間に設けた移動体を上下移動可能に係着し、前記昇降部材に係止片を突設するとともに、前記第1ガイド部材の近傍に錠前を設け、扉閉止状態で前記錠前を施錠操作して規制片を前記係止片の軌道に突出させて当止することにより、前記昇降部材の移動を制止し、また前記錠前を開錠操作して前記規制片を前記係止片の軌道から退避させることにより、前記昇降部材の移動を許容することを特徴とするキャビネット等の多連引戸装置。
  2. 前記昇降部材の上下端部に設けたローラを前記第1ガイド部材内で転動するように保持し、前記連動部材の端部を上端部の前記ローラの支軸に枢着して第2枢着部とし、前記連動部材は扉体への第1枢着部より前記昇降部材への第2枢着部が高い位置にある傾斜状であり、前記第2枢着部より下方へ延びた前記昇降部材の下部に前記係止片を設けてなる請求項1記載のキャビネット等の多連引戸装置。
  3. 前記錠前を設ける扉体の戸当り側縁部に設けた側框の背面に、前記第1ガイド部材を固定するとともに、該側框に前記錠前を内蔵し、前記係止片は前記昇降部材から側方へ延び、更に前側へ屈曲して延びて前記側框の内側面に沿って上下移動可能とし、前記錠前に施錠開錠の際の180度の回転により該側框から出没するように前記規制片を設け、施錠時に前記規制片で前記係止片を上方から当止してなる請求項1又は2記載のキャビネット等の多連引戸装置。
  4. 施錠時に前記規制片の先端側がやや下方へ傾斜した状態で前記係止片を上方から当止してなる請求項3記載のキャビネット等の多連引戸装置。
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