JP2009214886A - 包装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】脚部寸法の異なる被包装機器において共通に利用することができる包装用固定台を備えた包装装置を得る。
【解決手段】載置板7、被包装機器載置板8、固定具10を移動可能に設け、被包装機器の外形輪郭と脚部配置に対応する位置に配置することで、包装用固定台1を共用可能とした。
【選択図】図4

Description

この発明は、貯湯式給湯器などの機器を包装する包装装置に関するものである。
従来の貯湯式給湯器などの機器を包装するにあたっては、「タンクの上部に固定された腕と、前記タンクの下部に固定された脚と、この脚に締結した脚固定具と、天板を有する略直方体の外装筐体と、包装用固定台を備え、前記腕と天板を固定するとともに、前記脚固定具と包装用固定台を固定する構成」によって包装するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記従来技術においては、貯湯式給湯器の貯湯容量によって変化する脚部寸法と機器外形寸法に合わせて専用の包装用固定台を製作し、貯湯式給湯器の輸送及び保管に使用していた。
特開2004−144447号公報(第2頁、第6図)
しかしながら、昨今求められている包装の簡易化あるいは包装のリターナブル化などを踏まえ、包装用固定台の専用性を排して共用することを考えた場合、例えば、最大貯湯容量機器の寸法に合わせた包装用固定台を用いると、小容量機器を包装する際には包装用固定台と機器寸法との差異が大きくなり、ムダが生じる。また、小容量機器の寸法に合わせた包装用固定台を用いると、大容量機器を包装する際には包装用固定台の外周から機器が張り出してしまい、輸送保管に際して隣接する機器同士が接触して傷つくなど、不具合が生じることになる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、脚部寸法の異なる被包装機器において共通に利用することができる包装用固定台を備えた包装装置を提供するものである。
この発明に係る包装装置においては、スキッドと、前記スキッドの上面に接合された上面枠部材と、前記上面枠部材の上面に移動自在に載置された被包装機器載置板と、被包装機器を前記被包装機器載置板に固定する被包装機器固定具とを有する包装用固定台を備えたことを特徴とするものである。
この発明は、被包装機器載置板と被包装機器固定具とを移動可能に設けたので、脚部寸法の異なる被包装機器において、包装用固定台を共用することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における貯湯式給湯器等の包装状態を示す包装装置の外観側面図、図2は被包装体である貯湯式給湯器底部の上面透視図、図3はこの発明の実施の形態1に係る包装装置の包装用固定台の斜視図である。
図1において、被包装体は略直方体形状で脚部101を有する貯湯式給湯器100である。貯湯式給湯器100は、脚部101を包装用固定台1に固定され、天井部を包装用天カバー102に覆われた状態で、全体を包装用バンド103で巻き回して固定されている。
図2は、貯湯式給湯器100底部の上面透視図であり、貯湯式給湯器100の外形輪郭及び脚部101の底面に設けられた固定穴の位置を示すものである。本実施の形態1においては、貯湯容量の違いによって外形輪郭及び脚部位置の異なる2種類の貯湯式給湯器を包装する場合の例について説明する。なお、以降の説明では、貯湯容量の大きい方を大容量機器、小さい方を小容量機器と称して説明する。図2においては、小容量機器を実線で、大容量機器を二点鎖線で記している。
図2において、小容量機器の外形輪郭110、大容量機器の外形輪郭112は、貯湯式給湯器100を上面から見たときの外周である。固定穴位置111、113、及び114は、脚部101の底面に設けられた設置固定用の穴の位置を示すものである。貯湯式給湯器100には3本の脚部101が設けられており、脚部101それぞれに1箇所ずつの固定穴が設けられている。固定穴位置114は大容量機器と小容量機器とで共通する位置にある。図に示すとおり、小容量機器と大容量機器とでは、外形輪郭(110、112)及び固定穴位置(111、113)が異なる。なお、以後、固定穴位置114の方向を手前側、固定穴位置111の方向を奥側として説明する。
図3において、包装用固定台1の最下面には、四角断面を有する金属部材等から成る枠部材2a〜2eで井桁状に構成され、外形形状が四角形の台(以下、スキッド3と称す)が配置されている。スキッド3は、2本の枠部材2a、2bの上面に3本の枠部材2c〜2eとを接合して構成されており、枠部材2dは枠部材2cと2eの略中間位置に配されている。スキッド3の外周は、小容量機器の外形輪郭110を少なくとも内包する大きさであり、枠部材2a方向が貯湯式給湯器の手前側、枠部材2b方向が奥側に相当する。
スキッド3の上面には、金属部材等から成るC型断面を有する上面枠部材4a、4b及び5が、C型断面の開口部を上に向けた状態で配置されている。上面枠部材4bは、スキッド3の手前側の辺に沿う位置に設けられ、これと所定の間隔を離して上面枠部材4aが4bと平行に設けられている。上面枠部材5は平面V字形状を有し、スキッド3の奥側の辺の両端をV字形状の端部とし、枠部材2d上にV字形状の頂点が位置する方向で、スキッド3に接合されている。上面枠部材5のV字辺の角度は、図2で示した固定穴位置111aと113a、及び111bと113bを、それぞれ直線で結んだときの角度と一致する。
上面枠部材4a、4bの上面の左右方向における略中央位置には、被包装体の脚部を固定するための固定具9が一体化された被包装機器載置板6が接合固定されている。また、被包装機器載置板6の左右両側には、上面枠部材4a、4bに沿って左右に移動可能な載置板7a、7bが、後述の摺動体11(図1には図示せず)を介して上面枠部材4a、4bの上面に設けられている。また奥側には、上面枠部材5に沿って移動可能な被包装機器載置板8a、8bが、後述の摺動体11(図1には図示せず)を介して上面枠部材5の上面に設けられている。被包装機器載置板8a、8bには、被包装体の脚部を固定するための固定具10a、10bが一体化して設けられている。また、固定具9、10は脚部101に設けられた固定穴を貫通する径でネジが切られており、包装用固定台1に貯湯式給湯器100を固定することができる。固定具9、10a、10bの位置関係は、小容量機器の固定穴位置114、111a、111bの位置関係と一致する。
被包装機器載置板6、載置板7、被包装機器載置板8におけるスキッド3の外周に沿う辺には、折り曲げられて外周壁14が設けられている。なお、図3においては、載置板7aの外周壁にのみ符号を付し、その他の外周壁については符号を省略している。また、載置板7、被包装機器載置板8の全体を取り囲む外周のサイズは、スキッド3の外周端とほぼ一致し、少なくとも小容量機器の外形輪郭110を内包する。
図4は包装用固定台1の上面透視図、図5は図4のA−A断面における要部断面模式図である。なお、図4では、左右対称の構造であるため、左側のみ符号を付して右側については符号及び説明を省略する。
図4において、被包装機器載置板8aの下面には摺動体11aが、載置板7aの下面には摺動体11b及び11cが接合して設けられている。図5に示すように、摺動体11aは、上面枠部材5のC型断面内部に嵌合されており、摺動体11aの上部は被包装機器載置板8aと接合されている。すなわち、固定具10a、被包装機器載置板8aと上面枠部材5とは、摺動体11aを介して一体化されており、固定具10aと被包装機器載置板8aは上面枠部材5から外れない構成となっている。なお、摺動体11b、11cも図5に示した摺動体11aと同様にして設けられている。上面枠部材4、5のC型断面内部がガイド部となり、摺動体11が移動することによりこれと接合された載置板7、被包装機器載置板8も移動可能となっている。
図4において、摺動体11aが移動する方向の移動停止位置には、ストッパー12a及び12bが設けられている。ストッパー12a、12bは、上面枠部材5のC型断面内部に固定されており、摺動体11aはストッパー12a、12bに当接して移動を停止する。同様に、摺動体11bが移動する方向の停止位置にはストッパー12c及び12dが、摺動体11cが移動する方向の停止位置にはストッパー12e及び12fがそれぞれ設けられている。
スキッド3内部中央寄りのストッパー12(ストッパー12b、12d、12f)に摺動体11が当接した状態においては、載置板7、被包装機器載置板8の外周はスキッド3の外周端と略一致する。また、外側寄りのストッパー(ストッパー12a、12c、12e)に摺動体11が当接した状態においては、載置板7、被包装機器載置板8の外周はスキッド3の外周端から張り出して大容量機器の外形輪郭112を内包可能となると同時に、固定具10は大容量機器の固定穴位置113の位置に配される。
載置板7及び8は、ネジ穴13にネジ止めすることにより位置を固定することができる。ネジ穴13a、13cは、載置板7、被包装機器載置板8を中央寄りのストッパー12に当接停止させたときに外側寄りのストッパー12の真上となる位置に設けられている。載置板7、被包装機器載置板8を中央寄りのストッパー12に当接停止させた場合は、図示しないネジでネジ穴13a、13cによりストッパー12a、12cにネジ止めすることにより、載置板7、被包装機器載置板8の位置を固定することができる。
一方、ネジ穴13b、13dは、載置板7、被包装機器載置板8を外側寄りのストッパー12に当接停止させたときに中央寄りのストッパー12の真上となる位置に設けられている。載置板7、被包装機器載置板8を外側寄りのストッパー12に当接停止させた場合は、図示しないネジでネジ穴13b、13dによりストッパー12b、12dにネジ止めすることにより、載置板7、被包装機器載置板8の位置を固定することができる。
また、上記包装用固定台を構成する各部材は、金属部材により構成される。
以上のように構成した包装用固定台1において、小容量機器を包装する際には、載置板7、被包装機器載置板8を中央寄りに配置した状態(図3)で固定し、機器を包装用固定台1に載置して脚部101の固定穴を固定具9、10に固定して包装する。小容量機器の外形輪郭110は載置板7、被包装機器載置板8の外周に内包され、載置板7、被包装機器載置板8の方が外側に張り出している。
図6は、大容量機器を包装する際の包装用固定台1の斜視図である。載置板7、被包装機器載置板8を外側寄りに配置した状態で固定し、機器を包装用固定台1に載置して脚部101の固定穴を固定具9、10に固定して包装する。大容量機器の外形輪郭112は載置板7、被包装機器載置板8の外周に内包され、載置板7、被包装機器載置板8の方が外側に張り出している。
以上のように、本実施の形態1に係る包装装置においては、包装用固定台1の載置板7、被包装機器載置板8及び固定具10の位置を移動可能としたので、被包装機器の脚部配置に合致する位置に載置板7、被包装機器載置板8及び固定具10を配置することができる。したがって、貯湯容量の違いによって脚部配置や外形輪郭が異なる複数種類の貯湯式給湯器を包装する場合であっても、包装用固定台1を共用することができる。
また、載置板7、被包装機器載置板8の移動は、上面枠部材4、5内に配置した摺動体11によって実現し、この摺動体11に被包装機器載置板8と固定具10とを一体化させ、かつ、摺動体11の移動範囲の両端をストッパー12にて固定した。そのため、載置板7、被包装機器載置板8を移動させるときに各構成部材が分離することはなく、使用時の組み立てが不要で部品散逸を防止でき、利便性を得ることができる。
また、被包装機器を載置したとき、外形輪郭110または112よりも、載置板7、被包装機器載置板8の方が外側に張り出している。したがって、包装の外周と被包装機器外形との空間を確保でき、輸送保管時の保護性を保つことができる。
また、載置板7、被包装機器載置板8の外周端を折り曲げて外周壁14を設けたため、包装用バンド103に対して載置板7、被包装機器載置板8は面接触する。そのため、載置板7、被包装機器載置板8による包装用バンド103切断などの不具合を防止することができる。また、載置板7、被包装機器載置板8の外周壁14は、輸送保管時、隣接する荷物同士の位置決めの役割を果たし、機器同士の接触による傷つき不具合を防止することができる。さらに、包装保護性を向上させるため、貯湯式給湯器100の周囲を段ボールで覆ったり、下面を支持する包装部材を追加することができるが、この場合においても、載置板7、被包装機器載置板8の外周壁14によりこれらの部材を所定位置に保持することが可能となる。
また、包装用固定台1の各部材を金属で構成したので、耐久性が確保でき、出荷したものを回収して再利用するリターナブルシステムでの利用が可能となる。なお、部材の全部または一部に、耐久性を有する金属以外の部材を用いることも可能である。
なお、本実施の形態1では、手前側の載置板を左右方向に移動させ、奥側の載置板をV字方向に移動させる包装用固定台の例について説明したが、被包装機器の外形輪郭や脚部寸法によっては、上記いずれかの載置板の移動方法のみを用いることとしてもよく、同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、載置板7、被包装機器載置板8を中央寄りに配置した場合(図3)に、被包装機器載置板8aと8b、及び載置板7a、被包装機器載置板6、載置板7bが横方向に連続面を形成するよう構成した包装用固定台を有する包装装置について説明したが、本実施の形態2では、包装材料を削減する包装用固定台の構成例について説明する。なお、載置板7、被包装機器載置板8及びネジ穴13以外については、実施の形態1と同一であるので、同一符号を付して説明を省略する。
図7は、この発明の実施の形態2に係る包装用固定台1の斜視図である。被包装機器載置板208a、208bは、小容量機器の脚部101を固定具10に載置固定したときに脚部101が当接する面を少なくとも残し、そのほかの領域を削除している。また、載置板207a、207bは、実施の形態1と比較して左右の幅を半減している。
載置板207a上には、ネジ穴213c、213dが設けられている。ネジ穴213cは、載置板207aを中央寄りに移動させたときに、図示しない外側のストッパー(図4のストッパー12cに相当)の真上となる位置に設けられている。載置板207aを中央に移動させた場合は、図示しないネジでネジ穴213cにより外側のストッパー(図4のストッパー12cに相当)にネジ止めすることにより、載置板207aを固定することができる。
一方、ネジ穴213dは、載置板207aを外側に移動させたときに、図示しない外側のストッパー(図4のストッパー12cに相当)の真上となる位置に設けられている。載置板207aを外側に移動させた場合は、図示しないネジでネジ穴213dにより外側のストッパー(図4のストッパー12cに相当)にネジ止めすることにより、載置板207aを固定することができる。
なお、被包装機器載置板208a上のネジ穴13a、13bは実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。また、同様にして、ネジ穴13a、13b、213c、213dに相当するネジ穴が、被包装機器載置板208b、207bにも設けられているが、図7では符号を省略している。
以上のように構成した包装用固定台1において、小容量機器を包装する際には、載置板207、被包装機器載置板208を中央寄りに配置した状態で固定し、機器を包装用固定台1に載置して脚部101の固定穴を固定具9、10に固定して包装する。小容量機器の外形輪郭110は載置板207、被包装機器載置板208の外周端に内包され、はみ出すことはない。大容量機器を包装する際には、載置板207、被包装機器載置板208を外側寄りに配置した状態で固定し、機器を包装用固定台1に載置して脚部101の固定穴を固定具9、10に固定して包装する。大容量機器の外形輪郭112は被載置板207、被包装機器載置板208の外周端に内包され、はみ出すことはない。
以上のように、載置板207、被包装機器載置板208の面積を小さくした場合であっても、小容量機器及び大容量機器を載置板外周端内部に載置固定することができる。したがって、包装用固定台1に用いる包装材料を削減でき、省資源化を図ることができる。また、包装用固定台1を軽量化できるので、運搬が容易になり、作業効率を向上させることができる。
実施の形態3.
上記実施の形態1においては、被包装機器載置板8を摺動体11によって移動させる包装用固定台の例について説明した。本実施の形態3においては、被包装機器載置板8を回転させることによって、小容量機器と大容量機器の外形輪郭と脚部寸法に対応させる包装用固定台の例について説明する。なお、実施の形態1と同じ箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、この発明の実施の形態3に係る包装用固定台1の平面図である。なお、図8では、左右対称の構成であるので、左側部分について詳細に説明を行う。図において、枠部材2c〜2eの上面には、金属部材等で構成されたC型断面を有する上面枠部材305が、C型断面の開口部を下に向けた状態で配置されている。上面枠部材305は平面V字形状を有し、枠部材2c、2eの奥側の端をV字形状の端部とし、枠部材2d上にV字形状の頂点が位置する方向で、スキッド3に接合されている。上面枠部材305のV字辺の角度は、図2で示した固定穴位置111aと113a、及び111bと113bを、それぞれ直線で結んだときの角度と一致する。
上面枠部材305の上面には、被包装機器載置板308a、308bが配置されている。被包装機器載置板308は、上面に固定具310a、310bを一体形成し、下面には回転軸320a、320bを接合固定している。固定具310は、脚部101に設けられた固定穴を貫通する径でネジが切られており、包装用固定台1に貯湯式給湯器100を固定することができる。固定具9、310a、310bの位置関係は、小容量機器の固定穴位置114、111a、111bの位置関係と一致する。
回転軸320aは固定穴位置111aと113aを直線で結んだ中央位置に、また、回転軸320bは固定穴位置111bと113bを直線で結んだ中央位置に配置され、被包装機器載置板308a、308bの下面にそれぞれ接合固定されている。
また、被包装機器載置板308の各辺は、外周端を折り曲げて外周壁314が設けられている。
図9は図8のB−B断面における要部断面模式図、図10は図8のC−C断面における要部断面模式図である。図9、図10において、被包装機器載置板308aの上面には、前述の通り固定具310aが一体形成されている。被包装機器載置板308aの下面の固定具310aと略同じ位置には、固定軸321が設けられている。固定軸321は表面にネジが切られており、ナット322により上面枠部材305へ締め付けて固定されている。
図10において、上面枠部材305には回転軸320aに対応する位置に回転軸穴323が設けられており、固定穴位置111aに対応する位置に固定軸穴324aが、固定穴位置113aに対応する位置に固定軸穴324bが設けられている。回転軸穴323は、回転軸320aを貫通させて回転可能な径であり、また、固定軸穴324の径は、固定軸321が嵌合する大きさである。
以上の構成において、小容量機器を載置する場合には、固定軸321を固定軸穴324aに嵌挿してナット322で締めて固定し、機器を包装用固定台1に載置して脚部101の固定穴を固定具9、310に固定して包装する。小容量機器の外形輪郭110は載置板7、被包装機器載置板308の外周に内包され、載置板7、被包装機器載置板308の方が外側に張り出している。
大容量機器を載置する場合には、ナット322を固定軸321から取り外し、被包装機器載置板308aを上方向へ持ち上げて固定軸321を上面枠部材305の固定軸穴324aから引き抜き、回転軸320aを中心に180度回転させて、固定軸穴324bに固定軸321を嵌挿し、再びナット322により締め付け、上面枠部材305に固定する。また、載置板7a、7bは、実施の形態1と同じ構成であり、左右方向外側へそれぞれ移動させて固定する。そして、機器を包装用固定台1に載置して脚部101の固定穴を固定具9、310に固定して包装する。大容量機器の外形輪郭112は載置板7、被包装機器載置板308の外周に内包され、載置板7、被包装機器載置板308の方が外側に張り出している。
図11は、大容量機器を載置するときの包装用固定台1の平面図である。大容量機器の外形輪郭112は載置板7、被包装機器載置板308の外周に内包され、はみ出すことはない。また、固定具310は、大容量機器の固定穴位置113と一致する。
以上のように、本実施の形態3に係る包装装置においては、包装用固定台1の載置板7、被包装機器載置板308及び固定具310の位置を移動可能としたので、被包装機器の脚部配置に合致する位置に載置板7、被包装機器載置板308及び固定具310を配置することができる。したがって、貯湯容量の違いによって脚部配置や外形輪郭が異なる複数種類の貯湯式給湯器を包装する場合であっても、包装用固定台1を共用することができる。
また、被包装機器載置板308を180度回転させて被包装機器載置板308の外周サイズを変化させるようにしたため、横方向の寸法と、縦方向の寸法とを独立して設定することができる。したがって、小容量機器と大容量機器とで、横方向の寸法差の比率と縦方向の寸法差の比率が異なる場合であっても、それぞれを最適な値に設定することができる。
また、固定軸321を固定軸穴324に嵌挿して被包装機器載置板308及び固定具310の位置を固定するため、位置設定を確実に行うことができる。したがって、被包装機器の脚部の位置とずれることがなく、被包装機器の包装用固定台への固定を容易に行うことができる。
また、載置板7、被包装機器載置板308の外周端を折り曲げて外周壁14、314を設けたため、包装用バンド103に対して載置板7、被包装機器載置板308は面接触する。そのため、載置板7、被包装機器載置板308による包装用バンド103切断などの不具合を防止することができる。また、載置板7、被包装機器載置板308の外周壁14、314は、輸送保管時、隣接する荷物同士の位置決めの役割を果たし、機器同士の接触による傷つき不具合を防止することができる。さらに、包装保護性を向上させるため、貯湯式給湯器100の周囲を段ボールで覆ったり、下面を支持する包装部材を追加することができるが、この場合においても、載置板7、被包装機器載置板308の外周壁14、314によりこれらの部材を所定位置に保持することが可能となる。
なお、本実施の形態3では、手前側の載置板を左右方向に移動させ、奥側の載置板を回転により移動させる包装用固定台の例について説明したが、被包装機器の外形輪郭や脚部寸法によっては、手前側、奥側ともに回転により移動させる方法を用いてもよく、同様の効果を得ることができる。
なお、上記説明では、貯湯容量の違いにより脚部寸法と外形輪郭寸法とが異なる2種類の貯湯式給湯器を包装する場合の例について説明したが、この発明に係る包装装置を適用可能な被包装機器はこれに限られるものではない。例えば、脚の数や配置が上記実施の形態1〜3で示したものと異なる被包装機器であっても、この発明に係る包装装置を適用することができる。
また、上記説明では、固定具が接合されているものを「被包装機器載置板」(符号は6、8、208、308)、固定具が接合されていないものを「載置板」(符号は7、207)として名称を区別したが、いずれも特許請求の範囲に記載した「被包装機器載置板」に該当しうるものであり、上記説明で示した通り移動可能に設けることができる。
この発明の実施の形態1を示す包装装置の外観側面図である。 貯湯式給湯器底部の上面透視図である。 この発明の実施の形態1を示す包装用固定台の斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す包装用固定台の上面透視図である。 図4のA−A断面における断面模式図である。 この発明の実施の形態1を示す包装用固定台の斜視図である。 この発明の実施の形態2を示す包装用固定台の斜視図である。 この発明の実施の形態3を示す包装用固定台の平面図である。 図8のB−B断面における断面模式図である。 図8のC−C断面における断面模式図である。 この発明の実施の形態3を示す包装用固定台の平面図である。
符号の説明
100 貯湯式給湯器、101 脚部、102 包装用天カバー、103 包装用バンド、110 外形輪郭(小容量機器)、111 固定穴位置(小容量機器)、112 外形輪郭(大容量機器)、113 固定穴位置(大容量機器)、114 固定穴位置、1 包装用固定台、2 枠部材、3 スキッド、4、5 上面枠部材、6 被包装機器載置板、7 載置板、8 被包装機器載置板、9、10 固定具、11 摺動体、12 ストッパー、13 ネジ穴、14 外周壁、207 載置板、208 被包装機器載置板、213 ネジ穴、305 上面枠部材、308 被包装機器載置板、310 固定具、320 回転軸、321 固定軸、322 ナット、323 回転軸穴、324 固定軸穴。

Claims (14)

  1. スキッドと、
    前記スキッドの上面に接合された上面枠部材と、
    前記上面枠部材の上面に移動自在に載置された被包装機器載置板と、
    被包装機器を前記被包装機器載置板に固定する被包装機器固定具と
    を有する包装用固定台
    を備えたことを特徴とする包装装置。
  2. スキッドと、
    前記スキッド上面の少なくとも一辺にこの辺と平行に設けられた上面枠部材と、
    前記上面枠部材の上面に移動自在に載置された1つまたは複数の被包装機器載置板と、
    被包装機器を前記被包装機器載置板に固定する被包装機器固定具と
    を有する包装用固定台
    を備えたことを特徴とする包装装置。
  3. スキッドと、
    平面V字形状を有し、前記スキッドの一辺の両端を端部とし、前記スキッド内部方向を頂点として前記スキッドの上面に接合された少なくとも1つの上面枠部材と、
    前記上面枠部材の上面に移動自在に載置された1つまたは複数の被包装機器載置板と、
    被包装機器を前記被包装機器載置板に固定する被包装機器固定具と
    を有する包装用固定台
    を備えたことを特徴とする包装装置。
  4. スキッドと、
    前記スキッド上面の一辺にこの辺と平行かつ略同じ長さに設けられた第一の上面枠部材と、
    平面V字形状を有し、前記第一の上面枠部材が設けられたスキッドの一辺と対向する辺の両端を端部とし、前記スキッド内部方向を頂点として前記スキッドの上面に接合された第二の上面枠部材とを有し、
    前記第一の上面枠部材の上面に移動自在に載置された、2つの被包装機器載置板と、
    前記第二の上面枠部材の上面に移動自在に載置された、2つの被包装機器載置板と、
    被包装機器を前記被包装機器載置板のいずれかに固定する被包装機器固定具と
    を有する包装用固定台
    を備えたことを特徴とする包装装置。
  5. 前記上面枠部材は、被包装機器の脚部に対応する被包装機器載置板の移動方向に沿って配置接合されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の包装装置。
  6. 前記上面枠部材はガイド部を備え、
    前記被包装機器載置板は、前記ガイド部に嵌合されて摺動自在な移動片を介して前記上面枠部材に載置される
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の包装装置。
  7. 前記ガイド部は、前記移動片を移動両端位置で当接停止させる構造を有する
    ことを特徴とする請求項6記載の包装装置。
  8. スキッドと、
    前記スキッドの上面に接合された上面枠部材と、
    前記上面枠部材の上面に回転自在に載置された被包装機器載置板と、
    前記被包装機器載置板の上面に設けられ、被包装機器を前記被包装機器載置板に固定する被包装機器固定具と、
    前記被包装機器載置板を回転させて前記被包装機器固定具の位置を変更する回転軸と、
    前記被包装機器載置板の回転方向の位置決めをする固定手段と
    を有する包装用固定台
    を備えたことを特徴とする包装装置。
  9. スキッドと、
    前記スキッドの上面に接合され、固定軸穴を有する上面枠部材と、
    前記上面枠部材の上面に回転自在に載置された被包装機器載置板と、
    前記被包装機器載置板の上面に設けられ、被包装機器を前記被包装機器載置板に固定する被包装機器固定具と、
    前記被包装機器載置板の下面に設けられ、前記被包装機器載置板を回転させて前記被包装機器固定具の位置を変更する回転軸と、
    前記被包装機器固定具に連接して前記被包装機器載置板の下面に設けられ、前記上面枠部材に設けられた固定軸穴に嵌合される固定軸と
    を有する包装用固定台
    を備えたことを特徴とする包装装置。
  10. 前記上面枠部材は、被包装機器の脚部位置の違いに対応する被包装機器固定具の変化位置に沿って配置接合されている
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の包装装置。
  11. 前記固定軸穴は、被包装機器の複数の寸法に対応して複数個が設けられ、
    前記被包装機器載置板の回転中心は、被包装機器の最大寸法に対応する前記固定軸穴と最小寸法に対応する前記固定軸穴との中間位置である
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の包装装置。
  12. 前記被包装機器載置板を被包装機器の脚部に合わせて移動または回転させた状態において、前記被包装機器載置板の外周端は被包装機器の外形寸法よりも張り出している
    ことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の包装装置。
  13. 前記被包装機器載置板はその外周端を折り曲げた壁構造を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載の包装装置。
  14. 前記包装用固定台を構成する部材は金属で構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の包装装置。
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