JP2009214725A - エアコンフィルターのサービスカバー取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアコンフィルターとグラブボックスが車両幅方向にオフセットして配置された場合にも容易にエアコンフィルターのメンテナンスを可能にするエアコンフィルターのサービスカバー取付構造を提供する。
【解決手段】グラブボックス1には、隣り合う2つの壁面、左側壁部30、背壁下部40にわたって連続して開口部24が設けられている。当該開口部24は、背面部11、側面部12から構成されるサービスカバー10により閉鎖される。そして、当該サービスカバー10の背面部11と側面部12との接続部18は、背面部11、側面部12よりも肉薄で折り曲げ可能であり、当該サービスカバー10は、ロック部15、係合部16を有している。従って、サービスカバー10の側面部12を折り曲げながらグラブボックス1の開口部24を閉鎖させることにより、メンテナンス時のサービスカバー10の着脱が容易にできる。
【選択図】図5

Description

本発明は、エアコンフィルターのサービスカバー取付構造に関し、詳細には、エアコンフィルターのメンテナンスに使う開口部を隣り合う2つの壁面に連続して設け、その開口部を閉塞するエアコンフィルターのサービスカバー取付構造に関する。
従来、エアコンフィルターがグラブボックスの車両前方側に設けられている場合には消耗品であるエアコンフィルターのメンテナンスは、インストルメントパネルを分解することなく行えるようになっていた。すなわち、図9に示すようにインストルメントパネル(図示外)にあるグラブボックス100内の車両前方背壁部130に長方形のメンテナンス開口部120を設け、当該メンテナンス開口部120に長方形のサービスカバー110を着脱可能に設けることにより、グラブボックスの車両前側にあるエアコンフィルター(図示外)のメンテナンスを実施していた(例えば特許文献1参照)。
また、グラブボックス100の車両前方背壁部130のメンテナンス開口部120をグラブボックス100内のトレー(図示外)で閉塞し、メンテナンス時にそのトレー(図示外)を外すことにより作業空間を広め、作業可能にする方法も提案されている。(例えば特許文献2参照)。
特開2004−75042号公報 特開2006−7908号公報
しかしながら、エアコンフィルターとグラブボックスとが車両幅方向でオフセットして配置された場合には、グラブボックス内部からのメンテナンスが出来ないという問題点があった。
上記問題点は、グラブボックス内壁の車両上下方向に走るコーナー部を接続部として隣り合う2つの壁面に連続して開口部を設定することにより解消できる。しかし、2つの平面により構成される一体のサービスカバーにより開口部を閉塞させようとした場合、サービスカバーの着脱がしづらく、周辺部品へ傷をつける恐れもある。また、2つの別体の平面のサービスカバーで閉塞させようとした場合、部品点数も増え、見栄えも良くない。さらに、カバーの形状に関わらず、車両上下方向に走るコーナー部を接続部として隣り合う2つの壁面に開口部を形成しているので、グラブボックスの車両上下方向の剛性が下がり撓むことにより、サービスカバーが外れ易くなることが懸念される。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、エアコンフィルターとグラブボックスが車両幅方向にオフセットして配置された場合にも容易にエアコンフィルターのメンテナンスを可能にするエアコンフィルターのサービスカバー取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明のエアコンフィルターのサービスカバー取付構造は、グラブボックス内の隣り合う2つの壁面にわたって連続して設けられた開口部を閉鎖するエアコンフィルターのサービスカバーの取付構造であって、前記サービスカバーは、グラブボックス内の第一壁面に設けられた開口部を閉鎖する第一平面部と、前記第一平面部の一端部から延設され、グラブボックス内の第二壁面に設けられた開口部を閉鎖する第二平面部とを備え、前記サービスカバーの前記第一平面部と前記第二平面部との接続部は、前記第一平面部、及び前記第二平面部よりも薄肉に形成されて折曲げ可能であり、さらに、前記サービスカバーの第一平面部を前記開口部に係合する係合部と、前記サービスカバーの第二平面部を前記開口部に係止するロック部とを備えている。
また、請求項2に係る発明のエアコンフィルターのサービスカバー取付構造は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記サービスカバーは、前記第一平面部に、前記グラブボックス内の第一壁面に設けられた開口部の車両上側及び車両下側に形成された複数の嵌合孔に各々嵌合して開口部の口開きを防止する複数の嵌合爪を備えている。
請求項1に係る発明のエアコンフィルターのサービスカバー取付構造では、グラブボックスは車両上下方向に走るコーナー部を接続部として隣り合う2つの壁面にわたって連続して設けられた開口部を有する。よって、エアコンフィルターとグラブボックスが車両横方向にオフセットして配置され、グラブボックス内からエアコンフィルターを斜めに取り出す必要がある場合にも容易にエアコンフィルターのメンテナンスをすることができる。また、サービスカバーは2つの平面で形成され、折曲げ可能で、係合部とロック部を有している。これにより、サービスカバーを撓ませて開口部に取り付けることが可能となり、周辺部品を傷つけずにサービスカバーを開口部に取り付けることができる。さらに、2つの壁面にわたって設けられた開口部を1つの部品であるサービスカバーで閉塞する。これにより、部品点数が削減でき、且つ作業時の着脱工数が削減できる。
請求項2に係る発明のエアコンフィルターのサービスカバー取付構造では、請求項1に記載の発明の効果に加え、サービスカバーの嵌合爪を車両前後方向でグラブボックスに嵌合しているので、グラブボックスの車両上下方向の撓みがなくなり、グラブボックスに荷重が加わってもサービスカバーは容易に外れない。
以下、本発明の一実施の形態であるエアコンフィルターのサービスカバー取付構造について、図面を参照して説明する。図1は、蓋部2が開放状態のグラブボックス1の正面図であり、図2は、グラブボックス1の背面図であり、図3は、グラブボックス1の車室側から見た分解斜視図である。図4は、サービスカバー10をグラブボックス1の開口部24に取り付ける第1の手順を示す図1のA−A線矢視方向断面図であり、図5は、サービスカバー10をグラブボックス1の開口部24に取り付ける第2の手順を示す図1のA−A線矢視方向断面図であり、図6は、サービスカバー10をグラブボックス1の開口部24に取り付ける第3の手順を示す図1のA−A線矢視方向断面図である。図7は、グラブボックス1の開口部24を通じてエアコンフィルター81を取り出す図である。図8は、従来のグラブボックス100のサービスカバー110の取付構造を示す図である。なお、本実施形態では左ハンドルの乗用車を一例として説明するが、右ハンドルの乗用車にも適用可能である。
はじめに、図1及び図2を参照して、グラブボックス1の構成について説明する。図1に示すように、乗用車等の車両のグラブボックス1は、乗員側に開閉可能な蓋部2と5つの壁面、背壁部23、左側壁部30、底壁部60、右側壁部70、上壁部90(図3参照)により囲まれた収納を主目的とする箱状の容器である。また、グラブボックス1は、夏季における車内の高温で過酷な環境にも耐えうる合成樹脂製の容器であり、助手席(図示外)の車両前方、インストルメントパネル(図示外)内に配置される。また、グラブボックス1の蓋部2は、助手席から見てグラブボックス1の左端にあるプッシュノブ4を操作することによりロックが解除される。当該ロックが解除された蓋部2は、自重により、ゆっくりと開放する。また、グラブボックス1の蓋部2は、運転席または助手席の乗員にて手動で閉鎖される。なお、グラブボックス1の蓋部2の閉鎖時の衝撃、及び衝撃音を和らげるため、グラブボックス1の蓋部2の開放時の開口部の車両幅方向の両端上側部にゴム製のクッション3が付いている。
また、グラブボックス1の内壁部の蓋部2が閉じた状態の時とは反対側にある背壁部23は、2つの部品から構成されている。すなわち、インストルメントパネルロア5(図3参照)の構成部材である車両下側の背壁下部40とプレート7(図3参照)の構成部材である車両上側の背壁上部20にて構成されている。
そして、グラブボックス1の内壁部の蓋部2が閉じた状態の時とは反対側にある壁面の背壁部23とグラブボックスの左側コーナー部31を介して隣の壁面の左側壁部30にわたって、連続した開口部24が設けられている。背壁部23の開口部は、車両幅方向が長辺である長方形形状の開口部であり、左側壁部30の開口部は、当該背壁部23の開口部よりも面積が狭い各辺の長さが異なる四角形状の開口部である。当該開口部24により、グラブボックス1のもう一つの目的となるグラブボックス1の車両前方にあるエアコン80(図7参照)のエアコンフィルター81(図7参照)の交換ができる。そして、当該開口部24をサービスカバー10にて閉鎖している。また、図2に示すように、グラブボックス1には、背壁上部20に3つの長方形の嵌合孔21、及び背壁下部40に3つの長方形の嵌合孔41が等間隔に設けられている。
次に、図2乃至図4を参照して、グラブボックス1の構造の詳細を説明する。まず、グラブボックス1の収納部50(図3又は図4参照)を構成する壁面について説明する。図3に示すように、収納部50は、インストルメントパネルロア5とプレート7とサービスカバー10と蓋部2との4つの部品で構成される。インストルメントパネルロア5は、底壁部60と右側壁部70と背壁下部40とを備える。インストルメントパネルロア5の底面である底壁部60に対し底壁部60の車両前方端から車両上方に背壁下部40が垂設され、底壁部60に対し底壁部60の助手席からみて車両右側端から車両上方に右側壁部70が僅かに開きながら突設されている。また、プレート7は、背壁上部20と上壁部90と左側壁部30とを備える。プレート7の天井である上壁部90に対し上壁部90の車両前方端から車両下方に背壁上部20が垂設され、上壁部90に対し上壁部90の助手席からみて車両左側端から車両下方に左側壁部30が僅かに開きながら突設されている。
図4に示すように、インストルメントパネルロア5の背壁下部40には、プレート7と固定するための下部ブラケット43が設けられている。当該下部ブラケット43は横断面L字形状であり、当該下部ブラケット43にはスクリュー25が螺入されるスクリュー孔44が設けられている。当該スクリュー孔44が設けられた平面は、背壁下部40と並行であり、背壁下部40とは離れた位置にある。また、図3に示すようにプレート7の背壁上部20には、インストルメントパネルロア5と固定するための上部ブラケット27が設けられている。当該上部ブラケット27は横断面L字形状であり、背壁上部20の下部側縁よりも下側にある。また、当該上部ブラケット27にはスクリュー25が挿通される貫通孔28が設けられている。当該上部ブラケット27の貫通孔28が設けられた平面は、背壁上部20と並行であり、背壁上部20とは離れた位置にある。
図2及び図3に示すように、サービスカバー10は略長方形の2つの平面、背面部11と側面部12から構成される。背面部11は、車両幅方向に長辺を持つ長方形であり、側面部12は、サービスカバー10の接続部18の車両上下端を狭窄始点として車両後方へ向かって狭窄している四角形である。背面部11と側面部12の接続部18は背面部11と側面部12の板厚よりも肉薄で折り曲げ可能である。なお、側面部12にはロック部15を解除する際に指を掛ける側面部12のほぼ中央に四角形で収納部50とは反対方向に凸形状である支部19が設けられている。
図2に示すように、また、サービスカバー10の背面部11の上部には、背壁上部20の嵌合孔21に嵌合する3つの嵌合爪14が等間隔に背面部11に対し垂直方向に突設されている。さらに、サービスカバー10の背面部11の下部には、背壁下部40の嵌合孔41に嵌合する3つの嵌合爪13が等間隔に背面部11に対し垂直方向に突設されている。また、サービスカバー10の背面部11には、背壁上部20に係合する係合部17、背壁下部40に係合する係合部16が設けられている。また、サービスカバー10の側面部12には、当該左側壁部30に係止するロック部15が設けられている。
図2乃至図4に示すように、蓋部2は、内部に空間57(図4参照)が設けられた中空部品で、車両幅方向に長辺を持つ略長方形形状であり、縦断面が助手席方向に凸断面となっている。そして、蓋部2の車両下方の車両幅方向の両端には過開き防止のためのオープンストッパー55が蓋部2の平面に対して略垂直に突設されている。
また、プレート7とインストルメントパネルロア5は、スクリュー22をプレート7の締付孔26に挿通しインストルメントパネルロア5に螺入させる。そして、スクリュー25をプレート7の上部ブラケット27の貫通孔28に挿通させ、インストルメントパネルロア5の下部ブラケット43のスクリュー孔44に螺入させる。ここで、下部ブラケットのスクリュー孔44が設けられた面と上部ブラケットの貫通孔28が設けられた面は当接されており、背壁下部40とは離れた位置にある。
したがって、スクリュー25がグラブボックス1の収納部50へ背壁下部40を貫通することなく、インストルメントパネルロア5とプレート7が固定され、ユーザーから見える位置である収納部に凸形状ができることはない。これにより、グラブボックス1の室内空間を構成する主要部品の二分割化が可能となり、後述するように右ハンドルの乗用車と左ハンドルの乗用車で部品の互換性を持たせることができる。
一体となったグラブボックス1のベースとなる構成物には、結果として、開口部24が設けられ、当該開口部24を後述のようにサービスカバー10で閉鎖する。また、蓋部2は、オープンストッパー55をインストルメントパネルロア5の一部である平面56へ当接させる。そして、図示しないが、蓋部2とインストルメントパネルロア5は、回転軸を介して連結され、当該回転軸を中心に所定の角度範囲で回動する。
次に、図3を参照して、インストルメントパネルロア5の付帯物について説明する。インストルメントパネルロア5には、ロックピン(図示外)を支える五角形のベゼル51がインストルメントパネルロア5の両端にある嵌合孔42に嵌合され、当該ベゼル51の一方に対応させてロックアッシ9がインストルメントパネルロア5の車両左端に嵌合する。当該ベゼル51の他方側には、グラブボックス1付近の見栄えを良くするようにサイドガーニッシュ8がインストルメントパネルロア5の車両右端に嵌合する。そして、図示しないが、蓋部2の開放の速度を調整するダンパーがインストルメントパネルロア5の底壁部60の下面に取り付けられる。また、クッション3が蓋部2の開放時のグラブボックス1の開口部の車両幅方向の両端上側部に嵌合される。さらに、長方形形状の平面で、高級感を醸し出すための植毛シート52がインストルメントパネルロア5の底壁部60の上面に接着される。
次に、図4乃至図6を参照して、サービスカバー10の取付構造の動作を説明する。まず、図4に示すように、サービスカバー10の背面部11と側面部12の接続部18は、背面部11と側面部12よりも肉薄であり折り曲げ可能であるので、側面部12を内側に折り曲げた状態で背面部11に形成された係合部16を背壁下部40と背壁上部20に係止させる。
そして、図5に示すように、サービスカバー10を折り曲げたままサービスカバー10を車両前方へ係合部16を支点として時計回りにグラブボックス1の背壁下部40とサービスカバー10の背面部11が略直線状になるまで回転させる。ここで、サービスカバー10の背面部11の上部に設けられた嵌合爪13をグラブボックス1の背壁下部40の嵌合孔41に、サービスカバー10の背面部11の下部に設けられた嵌合爪14をグラブボックス1の背壁上部20の嵌合孔21に嵌合させる。
最後に、図6に示すように、折り曲げたサービスカバー10の側面部12を元の状態に戻すことによりロック部15がグラブボックス1の左側壁部30にロックして、サービスカバー10がグラブボックス1に強固に固定されるとともに、グラブボックス1の開口部24が閉鎖される。
次に、エアコンフィルター81をグラブボックス1の開口部24から取り出す手順を説明する。この際、グラブボックス1の蓋部2は解放状態としておく。図7に示すように、エアコンフィルター81とグラブボックス1は車両幅方向にオフセットして配置されている。最初に、図6に示すサービスカバー10のロック部15をロック解除する。具体的には、支部19に人差し指を入れ側面部12を支え、ロック部15の室内側に飛び出た部分を親指で抑えることによりロック解除し、側面部12を内側に折り曲げる。次に、背壁部23の嵌合爪13、14(図2参照)を嵌合孔41、21(図2参照)から離脱させるとともに、係合部16のグラブボックス1との停止状態を解除して、サービスカバー10をグラブボックス1から取り外す。そして、図7上段に示すように、エアコンフィルター81を車両後方へグラブボックス1の収納部50に一部入るまでまっすぐ取り出す。次に、図7下段に示すように、当該取り出されたエアコンフィルター81をグラブボックス1の収納部50にエアコンフィルター81の当該取り出された部分の先端面がすべて入るまで、反時計回りに振る。さらに、当該振られたエアコンフィルター81をグラブボックス1の開口部24に対する角度はそのままで車両室内方向へ引くことにより、エアコンフィルター81をグラブボックス1の開口部24の両端の内側を通り室内へ取り出す。以上の手順によりエアコンフィルター81は、グラブボックス1の開口部24を介して取り外すことができる。なお、新しいエアコンフィルター81を取り付ける場合には、前記手順を逆に行う。
なお、図1に示す背壁部23が、本発明の「第一壁面」に相当し、左側壁部30が、本発明の「第二壁面」に相当し、背面部11が、本発明の「第一平面部」に相当し、側面部12が、本発明の「第二平面部」に相当する。さらに、図1に示す接続部18が、本発明の「第一平面部と第二平面部との接続部」に相当し、開口部24が、本発明の「隣り合う2つの壁面にわたって連続して設けられた開口部」に相当する。また、図2に示すロック部15が、本発明の「ロック部」に相当し、係合部16、17が、本発明の「係合部」に相当する。さらに、図2に示す嵌合孔21、41が、本発明の「嵌合孔」に相当し、嵌合爪13、14が本発明の「嵌合爪」に相当する。
以上説明したように、本実施形態であるエアコンフィルター81のサービスカバー10取付構造では、グラブボックス1の背壁部23、左側壁部30にわたって連続して開口部が設けられ、グラブボックス1とエアコンフィルター81が車両幅方向でオフセットしていてもグラブボックスを通してエアコンフィルター81のメンテナンスができる。また、サービスカバー10は背面部11と側面部12からなり、折り曲げ可能でグラブボックス1との着脱が容易である。さらに、サービスカバー10に設けられた嵌合爪13、14をグラブボックス1の背壁部23に設けられた嵌合孔21,41に嵌合させるのでグラブボックス1の車両上下方向の撓みが規制され、サービスカバーがグラブボックス1から外れることはない。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されることなく、各種の変形が可能である。上記実施の形態では、サービスカバー10は横断面L字形であったが、例えば、横断面が曲線形でも、横断面が多角形でも良い。また、サービスカバー10の背面部11と側面部12は、角が丸みを帯びていても良い。また、嵌合孔21、41は2個ずつ、または4個ずつでも良い。
本発明のエアコンフィルターのサービスカバー取付構造は、グラブボックスを通してエアコンフィルターの交換を行う車両の構造として利用できる。
蓋部2が開放状態のグラブボックス1の正面図である。 グラブボックス1の背面図である。 グラブボックス1の車室側から見た分解斜視図である。 サービスカバー10をグラブボックス1の開口部24に取り付ける第1の手順を示す図1のA−A線矢視方向断面図である。 サービスカバー10をグラブボックス1の開口部24に取り付ける第2の手順を示す図1のA−A線矢視方向断面図である。 サービスカバー10をグラブボックス1の開口部24に取り付ける第3の手順を示す図1のA−A線矢視方向断面図である。 グラブボックス1の開口部24を通じてエアコンフィルター81を取り出す図である。 従来のグラブボックス100のサービスカバー110を取り付ける構造を示す図である。
符号の説明
1 グラブボックス
2 蓋部
10 サービスカバー
11 背面部
12 側面部
13、14 嵌合爪
15 ロック部
16、17 係合部
18 接続部
21、41 嵌合孔
23 背壁部
24 開口部
30 左側壁部
50 収納部
81 エアコンフィルター

Claims (2)

  1. グラブボックス内の隣り合う2つの壁面にわたって連続して設けられた開口部を閉鎖するエアコンフィルターのサービスカバーの取付構造であって、
    前記サービスカバーは、
    グラブボックス内の第一壁面に設けられた開口部を閉鎖する第一平面部と、
    前記第一平面部の一端部から延設され、グラブボックス内の第二壁面に設けられた開口部を閉鎖する第二平面部と
    を備え、
    前記サービスカバーの前記第一平面部と前記第二平面部との接続部は、前記第一平面部、及び前記第二平面部よりも薄肉に形成されて折曲げ可能であり、
    さらに、前記サービスカバーの第一平面部を前記開口部に係合する係合部と、
    前記サービスカバーの第二平面部を前記開口部に係止するロック部と
    を備えたことを特徴とするエアコンフィルターのサービスカバー取付構造。
  2. 前記サービスカバーは、前記第一平面部に、前記グラブボックス内の第一壁面に設けられた開口部の車両上側及び車両下側に形成された複数の嵌合孔に各々嵌合して開口部の口開きを防止する複数の嵌合爪
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエアコンフィルターのサービスカバー取付構造。
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