JP2009213817A - 検知線付きシートヒータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータ線と検知線を配設しているシートヒータにおいて、検知線に対し乗降時の荷重ストレスがかからないシートヒータを提供する。
【解決手段】1つの基材上にヒータ線と検知線を備え、基材2の外周域にヒータ線1、内周域に検知線3を配設する。この構成を取ることにより、シートサイド部を持つシートヒータにおいて、乗降時の荷重ストレスがかかるシートサイド部への検知線の配設を避けることができ、断線のおそれのないシートヒータの提供が可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等のシートに装着し、採暖を行なうことの出来るシートヒータに関するもので、特に、シートに座った乗員を検出することの出来る乗員検知シートヒータに関するものである。
従来、この種の検知線(検知コイル)を有する乗員(物体)検知装置を用いたものとして、座席に配設された検知線(検知コイル)に高周波信号を供給し、座席の状態に応じた反射波信号を取り込んで乗員を検知することができるように構成されているものであり、乗員がいない際の不必要な装置の自動的な電源OFFや乗員がいる際の必要な装置の自動的な電源ONを可能にすることができるようになっていた(例えば特許文献1参照)。
また、従来の検知線付きシートヒータを図7に示す。図7に示すようにシートヒータ4は尻部から大腿部付近にかけて、ヒータ線1を柔軟性を有する基材2に配設し、固定しているものが多かった。近年、シート暖房の快適性の更なる高まりで中央部4から左右に張り出したサイドエリア5にヒータ線1を配設して、シートサイド部の暖房も行なうシートヒータを装着するものが中級車以上の自動車に増えてきた。
このようなシートヒータに検知線をつけた場合の図を図8に示す。シートヒータ4は基材2とヒータ線1と検知線3と結線部6とを備え、内周域にヒータ線、外周域に検知線を備えている。また、サイドエリア5においてもヒータ線1と検知線3とを備え内周域にヒータ線、外周域に検知線を備えている。
特開2000−46955号公報
しかしながら、前記従来の構成では人が自動車に乗りこむ場合、図9のようにシートAのシートサイド部Cはシート中央部Bよりも盛り上がっているため、シートサイド部Cに一旦腰をかけ、次に尻で押しつぶしながらシート中央Bに滑り込むというケースが少なくなく、特に車高の高い車両ほどその傾向は強いといえる。また、自動車から降りる場合も同じようにシートサイド部Cを押しつぶしており、荷重ストレスはシートサイドCの左右方向にかかっていた。
一方、シートサイド部Cに装着されているサイドエリア5に配設されたヒータ線1の一部は尻で押しつぶされる方向と同じ左右方向にあり、また、図10に示すように、ヒータ線1は基材2に上糸7と下糸8で強固に固定されているため、ヒータ線1は図10に示すように繰り返しV字状の屈曲を受けることになり、ダメージを受けやがて断線してしまうという不具合があった。
前記従来の課題を解決するために、本発明のシートヒータは、基材とヒータ線と乗員を検知するための検知線と結線部とを備え、ヒータ線と検知線は基材上に配設され、結線部は基材の端部に設けられ、ヒータ線は一箇所の結線部から基材上を一周して結線部に戻り、検知線はヒータ線より内周域に配設したものである。そして、検知線はシートの中央エリアのみの配設が可能となる。
本発明によれば、基材上に検知線をヒータ線より内周域に配設しているため、シートサイド部へヒータ線を配設しているシートヒータに対しても、検知線はシートの中央エリアのみの配設が可能となり、乗降時の荷重ストレスに強く断線のない信頼性の高いシートヒータが得られる。
第1の発明は、基材と、ヒータ線と、乗員を検知するための検知線と、結線部とを備え、ヒータ線と検知線は前記基材上に配設され、結線部は前記基材の端部に設けられ、ヒータ線は一箇所の前記結線部から基材上を一周して結線部に戻り、検知線は前記ヒータ線より内周域に配設しているため、シートサイド部へヒータ線を配設しているシートヒータに対しても、検知線はシートの中央エリアのみの配設が可能である。このため、乗降時にシートサイド部に荷重がかかっても検知線への負荷はなくなり断線のおそれはなくなる。
第2の発明は、検知線を、大腿部を暖めるためにヒータ線を密に配設した採暖エリアより、さらに前方に配置しているため、中央前方エリアにおいてはヒータ線間を避けて、中央前方採暖エリアの内周域を通り、前記中央前方採暖エリアの前方に配置することにより、検知線が高密度に配線されたヒータ線の熱影響を受け難くなり、酸化劣化を抑制し、信頼性を向上することができる。また、検知線とヒータ線を交差することなく確実に所定の間隔に配置することも可能である。
第3の発明は、検知線を、ヒータ線の中央前方採暖エリアの内周域に前後方向に配置することにより、シート前方に受ける足の荷重を避けることが可能となり、断線のおそれがなくなる。
第4の発明は、検知線を、ヒータ線の中央前方採暖エリアの内周域において基材の中央部分に前後方向に配置することにより、シート前方に受ける足の荷重を避けることが可能となり、断線のおそれがなくなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照にしながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるシートヒータの平面図である。
図1に示すように、シートヒータ4において、基材2とヒータ線1と検知線3と結線部6とを備え、1つの基材上にヒータ線1と検知線3を配設し、基材2の端部に結線部6を設け、ヒータ線1は一箇所の前記結線部から前記基材上を一周して結線部6に戻り、検知線3は前記ヒータ線1より内周域に配設している。
以上のように構成することにより、サイドエリア5においてはヒータ線1のみが配設され、検知線3への荷重がかからなくなり、断線のおそれがなくなる。
また、シートの前部と後部の両方に検知線を配置しているので、乗員のあらゆる姿勢に対して乗員検知が可能となる。
ここで、乗員検知の原理の例を図2に示す回路構成図を用いて説明する。
発信部より異なる周波数の高周波信号を発信し、センサ部の検知線を通して反射波センサにおいて検出しA/Dコンバータを通して取り込んだ信号をCPUにおいて乗員検知の判断を行う。この際の基材における結線部、検知線の配置の例を図3の斜視図に示す。
(実施の形態2)
図4は、本実施の形態におけるシートヒータの平面図である。
図4に示すように、シートヒータ4において、実施の形態1のシートヒータに対し検知線3を大腿部を暖めるために密にヒータ線を配設した中央前方採暖エリア8より、さらに前方に配置している。
またシートヒータ4は尻下となるシート中央後方採暖エリア7は電力密度を小さく、太腿下となる中央前方採暖エリア8は電力密度を大きくして構成されている。
検知線3は電力密度の小さい中央後方採暖エリア7おいてはヒータ線1の間に配設してもよいが、電力密度が高い中央前方採暖エリア8においてはヒータ線間を避けて前記中央前方採暖エリアの内側部分のみに配設してもよく、中央前方採暖エリア8よりも前方にも配置してよい。
また、検知線3は電力密度が高い中央前方採暖エリア8においてはヒータ線間を避けて前記中央前方採暖エリア8よりも後方に配置してもよい。
また、検知線3は電力密度の大きい中央前方採暖エリア8おいても、一部分、電力密度を小さくしてヒータ配線を疎にすることにより検知線をヒータ線の間に挿入して前記中央前方採暖エリア内に配設してもよい。
また、中央後方採暖エリア7と中央前方採暖エリア8については、中央後方採暖エリア7の電力密度を大きくしてもよく、中央前方採暖エリア8の電力密度を小さくしてもよい。
以上のように構成することにより、ヒータ線密度が高い部分においては、検知線3が高密度に配線されたヒータ線1の熱影響を受け難くなり、酸化劣化を抑制し、信頼性を向上することができる。また、検知線3とヒータ線1を交差することなく確実に所定の間隔に配置することも可能である。
(実施の形態3)
図5は、本実施の形態におけるシートヒータの平面図である。
図5に示すように、シートヒータ4において、実施の形態1のシートヒータに対し検知線3をヒータ線の中央前方採暖エリア8の内周域に前後方向に配置している。
またシートヒータ4は尻下となるシート中央後方採暖エリア7は電力密度を小さく、太腿下となる中央前方採暖エリア8は電力密度を大きくして構成している。検知線3は中央前方採暖エリア8の内側部分において前後方向に配置している。検知線3はヒータ線密度の小さい中央後方採暖エリア7においてはヒータ線1の間に配設してもよい。
以上のように構成することにより、シート前方に受ける足の荷重を避けることが可能となり、断線のおそれがなくなる。
(実施の形態4)
本実施の形態においては、実施の形態3における検知線3を基材の中央部分に前後方向に配置している。このように構成することにより着座時の負荷がかからない中央部分への配置が可能となり、断線のおそれがなくなる。
以上のように、本発明によれば、基材とヒータ線と乗員検知用検知線と結線部とを備え、1つの基材上にヒータ線と検知線を配設し、基材の端部に結線部を設け、ヒータ線は一箇所の前記結線部から基材上を一周して結線部に戻り、検知線は前記ヒータ線より内周域に配設しているため、シートサイド部へヒータ線を配設しているシートヒータに対しても、検知線はシートの中央エリアのみの配設が可能となり、乗降時の荷重ストレスに強く断線のない信頼性の高いシートヒータを設計することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態におけるシートヒータの平面図 従来の乗員検知装置の回路構成図 従来の乗員検知装置の斜視図 本発明の第2の実施の形態におけるシートヒータの平面図 本発明の第3の実施の形態におけるシートヒータの平面図 シートヒータ内の各エリアを示す平面図 従来のシートサイド部付きシートヒータの平面図 従来のシートサイド部付きシートヒータに検知線を配設した平面図 シートヒータのシートへの装着状態を示す斜視図 従来のシートヒータの断面図
符号の説明
1 ヒータ線
2 基材
3 検知線
4 シートヒータ
5 サイドエリア
6 結線部
7 中央後方採暖エリア
8 中央前方採暖エリア
A シート
B シート中央部
C シートサイド部
D V字状屈曲箇所

Claims (4)

  1. 基材と、ヒータ線と、乗員を検知するための検知線と、結線部とを備え、前記ヒータ線と前記検知線は前記基材上に配設され、前記結線部は前記基材の端部に設けられ、前記ヒータ線は一箇所の前記結線部から前記基材上を一周して前記結線部に戻り、前記検知線は前記ヒータ線より内周域に配設された検知線付きシートヒータ。
  2. 検知線を、大腿部を暖めるためにヒータ線を密に配設した採暖エリアより、さらに前方に配置した請求項1記載の検知線付きシートヒータ。
  3. 検知線を、ヒータ線の中央前方採暖エリアの内周域に前後方向に配置した請求項1記載の検知線付きシートヒータ。
  4. 検知線を、ヒータ線の中央前方採暖エリアの内周域の略中央部分に前後方向に配置した請求項1記載の検知線付きシートヒータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012076547A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Ts Tech Co Ltd 車両用シートヒータ及び車両用シート

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JP2000325186A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Nissan Motor Co Ltd シート用の圧力センサユニット
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