JP2009213728A - 発汗部位特定システム、発汗部位特定装置、被覆部材及び発汗部位特定方法 - Google Patents

発汗部位特定システム、発汗部位特定装置、被覆部材及び発汗部位特定方法 Download PDF

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Tsuneo Kamiyahata
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Takeo Tanaka
武雄 田中
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一平 志水
Junichi Sugenoya
潤壹 菅屋
Satoshi Iwase
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Abstract

【課題】被検者に不快感が生ずることがなく、発汗部位を測定・特定可能な発汗部位特定システムを提供する。
【解決手段】本発明の発汗部位特定システム1では、被検者に対して測定用シールドウェア3を着衣させ、測定用シールドウェア3を着衣した被検者に対して赤外線投光器51を用いて赤外線を照射することによって、発汗部位を特定する。被検者に対して投射された赤外線のうち特定波長の赤外線は、測定用シールドウェア3に吸収された汗によって吸収される。このため、赤外線を照射した被検者を赤外線用CCDカメラによって撮像すると、測定用シールドウェア3のうち汗を吸収した部位については、コントラストが低く、黒く撮像される。このようにして、発汗部位特定システム1は、容易に被検者の発汗部位を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発汗部位特定装置に関し、特に皮膚を被覆する被覆部材を用いて発汗部位を特定するものに関する。
従来の被検者の発汗部位を特定する方法としては、例えばミノール法(Minor法)がある。ミノール法では、汗を化学反応を用いて色づける方法の1つであり、ヨードの無水アルコール溶液を皮膚に塗り、アルコールが蒸発した後に澱粉を振り掛けておき、発汗により濡れることによりヨード澱粉反応が起こって紫色になる状態を観察して検査を行う方法である。ミノール法とは、下着または水着着用の上で、全身にヨードとデンプンを皮膚に塗布し、発汗により濡れることによりヨードデンプン反応が起こって紫色になる状態を観察することにより、温熱または薬物に対する全身の発汗分布を検討する反感部位の検査方法である(非特許文献1を参照)。
また、被検査表面からの反射光から、1.9〜2.4μmの波長帯域の分光画像を得ることにより、被検査表面の水分分布を可視化する水分分布の検査方法が知られている(特許文献1を参照)。この特許文献1に開示されている技術では、被検査表面に、1.9〜2.4μmの波長帯域を含む光を照射し、この波長帯域の光を通過させるフィルタを有し該波長帯域を感知する撮像装置を用いて、被検査表面からの反射光を撮像することにより、被検査表面の水分分布を可視化するものである。これは、水が1.3μm以上の赤外光領域で、よく光を吸収するいくつかの波長帯域を有する点、また常温付近の物体が3μm以上の赤外光を放射しており、その放射光強度は物体の温度によって変化することが要因となって水分の付着状態を正確に見ることができない点に鑑み、3μm未満の波長帯域で光をよく吸収する波長である1.9〜2.4μmの帯域の光を用いて分光画像を得ることにより、物体の温度に影響されることなく、水分の付着状況を正確に可視化することを可能にしている。
特開平08−184555号公報 埼玉医科大学病院 神経内科・脳卒中内科、"自律神経障害"、[online]、2007年、埼玉医科大学病院、[2008年2月15日]、インターネット(URL:http://www.saitama-med.ac.jp/hospital/division_info/05neurology/jiritsushinkei.html)
前述の発汗部位の特定方法には、以下のような改善すべき点がある。前述のミノール法では、被検者の全身にヨードとデンプンを塗布するため、検査時において、被検者に生ずる不快感が非常に強い、という改善すべき点がある、また、ミノール法では、検査結果が、検査する作業者の技術に依存する傾向が強い、という改善すべき点がある。さらに、検査後、ヨードやデンプンを洗浄する設備が必要なため、限られた機関でしか検査できない、という改善すべき点がある。
また、赤外画像から汗の分布を見る方法では、皮膚表面に分布する水分によって体表から出ている汗の分布状態が検出しにくく、発汗前の体表の赤外画像と発汗後の赤外画像のコントラスト差を用いて評価しているものの、発汗前後で被験者の体が動くとデータが取れなくなるといった問題がある。
本発明は、上記状況に鑑みてなされたもので、簡易な構成で、被検者に不快感が生ずることがない発汗部位特定システムを提供することを目的とする。
(1)本発明に係る発汗部位特定システムは、汗による吸収が発生する波長を有する検知波を用いて被験者の発汗部位を特定する発汗部位特定システムであって、発汗部位特定システムは、被験者の皮膚における測定部位を被覆する被覆手段であって、被験者の汗を吸収し、かつ、検知波を反射する被覆手段と、該被覆手段に対して、検知波を照射する検知波照射手段と、検知波が照射された被覆部材を撮像する撮像手段と、撮像した画像を用いて、検知波の反射がない部位を発汗部位と判断する発汗部位判断手段と、を有する構成とされる。
かかる構成によれば、被覆手段と検知波という組み合わせによる簡易な構成となり、また、被検者に不快感を生じさせることなく発汗部位を特定することができる。
(2)また、本発明に係る発汗部位特定装置は、汗による吸収が発生する波長を有する検知波を用いて被験者の発汗部位を特定する発汗部位特定装置であって、発汗部位特定装置は、被験者の皮膚における測定部位を被覆する被覆手段であって、被験者の汗を吸収し、かつ、検知波を反射する被覆手段に対して、検知波を照射する検知波照射手段と、検知波が照射された被覆部材を撮像する撮像手段と、撮像した画像を用いて、検知波の反射がない部位を発汗部位と判断する発汗部位判断手段と、を有する構成とされる。
かかる構成によれば、被覆手段に検知波が照射された画像を用いるという簡易な構成となり、また、被検者に不快感を生じさせることなく発汗部位を特定することができる。
(3)ここで、本発明に係る被覆部材は、汗による吸収が発生する波長を有する検知波を用いて被験者の発汗部位を特定するために用いる被覆部材であって、該被覆部材は、被験者の皮膚における測定部位を被覆し、被験者の汗を吸収し、かつ、検知波を反射するものである。
かかる被覆部材によれば、検知波を用いるという簡易な構成で、被検者に不快感を生じさせることなく発汗部位を特定することができる。
(4)また、本発明に係る発汗部位特定装置における検知波照射手段は、検知波として赤外線を照射できることが好ましい態様である。
かかる態様によれば、赤外線を照射するといった簡易な構成により、被検者に不快感を生じさせることなく発汗部位を特定することができる。
(5)また、本発明に係る発汗部位特定装置における検知波照射手段は、ピーク波長が略980nm、略1450nm若しくは略3000nmであり、半値幅が50nmである赤外線を照射できることが好ましい態様である。
かかる態様によれば、被覆手段における検知波の吸収を、より効率よく行わせることができる。
(6)また、本発明に係る発汗部位特定装置は、扇状に配設される複数の検知波照射手段を有することが好ましい態様である。
かかる態様によれば、被験者に対して均等に検知波を照射することができる。
(7)また、本発明に係る発汗部位特定装置は、被験者の輪郭を輪郭情報として取得する輪郭情報取得手段を有することが好ましい態様である。
(8)また、本発明に係る発汗部位特定装置は、被検者の温度分布を取得する温度分布取得手段を有し、温度分布と発汗部位との相関関係を示す相関情報を生成する相関情報生成手段を有することが好ましい態様である。
かかる態様によれば、末梢神経障害等の症状を検知することが可能になる。また、しもやけの兆候を検知することも可能である。
(9)また、本発明に係る発汗部位特定装置は、上述した検知波照射手段を移動させる駆動手段を有することが好ましい態様である。
かかる態様によれば、発汗部位を特定するにあたって、最適な位置で被験者を撮像することができる。
(10)また、本発明に係る発汗部位特定装置は、上述した測定部位に対する発汗部位の相対面積値を算出する相対面積値算出手段を有することが好ましい態様である。
かかる態様によれば、被験者の発汗特性を容易に把握することができる。
(11)また、本発明に係る発汗部位特定装置は、特定部位の発汗量を計測する発汗量計測手段、撮像した画像を用いて、前記測定部位における前記検知波の反射の分布状態を判断し、前記検知波の反射の分布状態と前記特定部位における前記発汗量との相関関係から、前記測定部位における前記発汗量の分布状態を判断する発汗量判断手段を有する構成とされる。
かかる構成によれば、容易に被験者の発汗量分布を知ることができる。
(12)また、本発明に係る発汗部位特定装置における発汗量判断手段は、撮像した画像に対してグレースケール化処理を施したグレー画像を用いて、検知波の反射の分布状態を判断し、グレー画像のグレー化度合いと特定部位における発汗量との相関関係から、測定部位における発汗量の分布状態を判断する。
かかる発汗量判断手段によれば、容易に被験者の発汗量分布を知ることができる。
(13)ここで、被覆部材は、布材により構成されることが好ましい。被覆部材が布材により構成されることにより、容易に被覆部材を生成することができる。具体的には、被覆部材は、ポリエチレン系繊維又はナイロン系繊維で構成される。この被覆部材は、厚みが40(デニール)以下である。所定の厚みの被覆部材を用いることにより、被覆部材の表面まで効率よく汗を吸収させることができる。また、被覆部材は、被験者の全身又は肌の一部に接触するものである。
かかる被覆部材を用いることにより、発汗部位の特定範囲にあわせて、効率よく発汗部位を特定することができる。
(14)本発明に係る発汗部位特定方法は、汗による吸収が発生する波長を有する検知波を用いて被験者の発汗部位を特定する発汗部位特定方法であって、発汗部位特定方法は、被験者の汗を吸収し、かつ、検知波を反射する被覆手段を用いて、被験者の皮膚における測定部位を被覆し、被覆手段に対して、検知波を照射し、検知波が照射された被覆部材を撮像し、撮像した画像を用いて、検知波の反射がない部位を発汗部位と判断するといった構成とされる。
かかる構成によれば、被覆手段と検知波という組み合わせによる簡易な構成となり、また被検者に不快感を生じさせることなく発汗部位を特定することができる。
ここで、請求項に記載されている要素と実施例における要素との対応関係を示す。発汗部位特定システムは発汗部位特定システム1に、被覆手段は測定用赤外シールドウェア3に、検知波照射手段は赤外線投光器51に、撮像手段は赤外線用CCDカメラセット53及び発汗部位特定演算装置61に、発汗部位判断手段はCPU211及びメモリ212に、それぞれ対応する。また、発汗部位特定装置は発汗部位特定装置5に、被覆部材は測定用赤外シールドウェア3に、それぞれ対応する。さらに、温度分布取得手段はサーモグラフィーカメラセット57及び発汗部位特定演算装置61に、相関情報生成手段はCPU211及びメモリ212に、駆動手段はロボットアーム台59に、相対面積値算出手段はCPU211及びメモリ212に、発汗量計測手段は発汗量測定センサ71に、発汗量判断手段はCPU211及びメモリ212に、それぞれ対応する。
さらに、発汗部位判断手段はステップS501〜S517までの処理を、輪郭形状取得手段はステップS551〜S553までの処理を、相関情報生成手段はS571〜S574までの処理を、発汗量判断手段はステップS701〜S715までの処理を、それぞれ実行する。
本発明の発汗部位特定システムによれば、簡易な構成で、被検者に不快感が生ずることがない発汗部位特定システムを提供できるといった効果がある。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。
本発明における被験者の発汗部位を特定する発汗部位特定システム1の概要を図1に基づき説明する。発汗部位特定システム1では、被検者に対して測定用シールドウェア3を着衣させ、測定用シールドウェア3を着衣した被検者に対して赤外線投光器51を用いて赤外線を照射することによって、発汗部位を特定する。被検者に対して投射された赤外線のうち特定波長の赤外線は、測定用シールドウェア3に吸収された汗によって吸収される。このため、赤外線を照射した被検者を赤外線用CCDカメラによって撮像すると、測定用シールドウェア3のうち汗を吸収した部位については、コントラストが低く、黒く撮像される。このようにして、発汗部位特定システム1は、容易に被検者の発汗部位を特定する。
(発汗部位特定システムの構成)
発汗部位特定システム1の構成を図1に基づき説明する。発汗部位特定システム1は、被験者が着衣する測定用赤外シールドウェア3及び発汗部位特定装置5を有している。
(測定用赤外シールドウェア)
測定用赤外シールドウェア3は、ナイロン100%により構成されている。測定用赤外シールドウェア3を構成するナイロンは、汗が表面に染み出すように、30デニールのものを用いている。また、ナイロンによる構成されている測定用シールドウェア3は、赤外線を反射する機能を有する。なお、測定用赤外シールドウェア3は、長袖のTシャツ形状を有しており、着衣時に被験者の皮膚に密着するような大きさに作られている。
さらに、測定用赤外シールドウェア3は、被験者の着衣時に汗を吸収しやすいように着衣吸汗加工が施されている。着衣吸汗加工は、例えば、ポリエーテル系ポリウレタン樹脂やポリエステル樹脂を調合した水溶液を浸透し乾燥させたものを使用する。
したものである。
このように、測定用シールドウェア3をナイロンにより構成し、着衣吸汗加工を施すことから、測定用シールドウェア3を用いることによって、特定の波長を有する赤外線を用いた被験者の発汗部位の特定が可能となる。
(発汗部位特定装置)
発汗部位特定装置5の構成を図2に基づき説明する。発汗部位特定装置5は、赤外線投光器51、赤外線用CCDカメラセット53、可視光用CCDカメラセット55、サーモグラフィーカメラセット57、ロボットアーム台59、発汗部位特定演算装置61、及び発汗量測定センサ71を有している。
赤外線投光器51は、複数の赤外LED(図示せず)を有している赤外LEDは、ピーク波長が略1450nmの赤外線を発生する。赤外線投光器51は、測定用赤外シールドウェア3を着衣した被験者63に対して赤外線を照射する。赤外線投光器51を用いて、被検者に対してピーク波長が略1450nm、半値幅が50nmである赤外線を照射するのは、皮膚表面下の水分吸収を考慮して、水がもっともよく吸収する波長より少しずらした波長とすることにより、皮膚表面下の水分検知の感度を弱めたものである。
また、赤外線投光器51は、水平方向である矢印a1、a3方向に複数設けられている。このように、複数の赤外線投光器51を用いることによって、被験者63に対して均一に赤外線を照射することができる。
赤外線用CCDカメラセット53は、赤外線用CCDカメラ、赤外線用CCDカメラの前に配置されるレンズ、及びレンズの前に配置される赤外フィルタを有している(以上、図示せず)。赤外線用CCDカメラは、被験者が測定用赤外シールドウェア3を着衣している状態で、赤外線が照射された測定用赤外シールドウェア3を撮像する。赤外フィルタは、ピーク波長が略1450nmである赤外線を透過する。このように、赤外フィルタは、汗による吸収が生じやすい赤外線を透過する機能を有している。
可視光用CCDカメラセット55は、可視光用CCDカメラ(図示せず)を有し、可視光下での被験者63の姿を撮像する。
サーモグラフィーカメラセット57は、サーモグラフィーカメラ(図示せず)を有し、被検者63の温度分布を取得する。
なお、赤外線用CCDカメラセット53、可視光用CCDカメラセット55、及びサーモグラフィーカメラセット57は、垂直状に配置され、上からサーモグラフィーカメラセット57、赤外線用CCDカメラセット53、可視光用CCDカメラセット55の順番で配置される。
ロボットアーム台59は、赤外線投光器51、赤外線用CCDカメラセット53、可視光用CCDカメラセット55、及びサーモグラフィーカメラセット57を保持する。また、ロボットアーム台59は、赤外線投光器51、赤外線用CCDカメラセット53、可視光用CCDカメラセット55、及びサーモグラフィーカメラセット57を一体として、水平方向(矢印a1、a3方向)及び垂直方向(矢印a5、a7方向)へ移動させるモータ、駆動機構等の駆動装置(図示せず)を有している。
発汗量測定センサ71は、設置された部位での発汗量を取得する。
(発汗部位特定演算装置)
発汗部位特定演算装置61のハードウェア構成を図3に基づいて説明する。発汗部位特定演算装置61は、CPU211、メモリ212、ハードディスク213、キーボード214、マウス215、ディスプレイ216、光学式ドライブ217及び通信回路218を備えている。
CPU211は、ハードディスク213に記録されているオペレーティング・システム(OS)、発汗部位特定プログラム等その他のアプリケーションに基づいた処理を行う。メモリ212は、CPU211に対して作業領域を提供する。ハードディスク213は、オペレーティング・システム(OS)、発汗部位特定プログラム等その他のアプリケーションを記録保持する。なお、ハードディスク213に記録されるひな形情報及びマッピング情報については後述する。
キーボード214、マウス215は、外部からの命令を受け付ける。ディスプレイ216は、ユーザーインターフェイス等の画像を表示する。光学式ドライブ217は、光学式メディア210から発汗部位特定プログラム等のデータを読み取る。通信回路218は、接続ケーブルによって接続された赤外線用CCDカメラセット53、可視光用CCDカメラセット55、及びサーモグラフィーカメラセット57等との情報の送受信を行う。
(発汗部位特定システムの使用例)
(1)測定用シールドウェアの着衣
被検者の発汗部を特定しようとする発汗部位特定システム1の使用者は、被験者に所定の位置に発汗量測定センサ71を配置する。その後、使用者は、被検者に測定用シールドウェア3を着衣させる。被検者に測定用シールドウェア3を着衣させるにあたっては、少なくとも検査範囲においては測定用シールドウェア3が直接的に皮膚に触れるように着衣させる。
使用者は、測定用シールドウェア3を着衣した被検者に熱を加えたり、被検者に運動してもらったりして汗をかいてもらう。使用者は、汗をかいた被検者を所定の検査位置に配置させる。
(2)画像の撮像
使用者は、赤外線投光器51を用いて被検者に対して赤外線を投射する。そして、使用者は、ディスプレイ216へ表示される可視光用CCDカメラセットから得られる画像を確認しながら、赤外線用CCDカメラセット53、可視光用CCDカメラセット55、サーモグラフィーカメラセット57のカメラ位置、ピントを調整する。また、使用者は、赤外線投光器51が照射する赤外線の光量を調整する。
各部の調整が終了すると、使用者は、赤外線用CCDカメラセット53を用いて、被検者の初期状態における赤外線画像を撮像する。被検者の初期状態における赤外線画像の例を図4Aに示す。同様に、可視光用CCDカメラセット55を用いて被検者の可視光画像、及び、サーモグラフィーカメラセット57を用いて被検者のサーモグラフィー画像を撮像する。
初期状態の撮像が終了すると、使用者は、測定用シールドウェア3を着衣した被検者に熱を加えたり、被検者に運動してもらったりして汗をかいてもらう。なお、被検者に汗をかいてもらう場所は、特定の環境を設定した環境設定試験室でも、検査室でもよい。
使用者は、汗をかいた被検者を所定の検査位置に配置させる。使用者は、初期状態の場合と同様に、発汗状態における赤外線画像、可視光画像、サーモグラフィー画像を、それぞれ赤外線用CCDカメラセット53、可視光用CCDカメラセット55、サーモグラフィーカメラセット57を用いて撮像する。被検者の発汗状態における赤外線画像の例を図4Bに示す。なお、使用者は、発汗状態の画像を撮像するにあたって、発汗状態の画像における被検者の位置が、初期状態の画像における被検者の位置とできるだけ一致するように、被検者を所定の位置に配置する。
(3)発汗部の特定
発汗部位特定演算装置61は、赤外線画像、可視光画像及びサーモグラフィー画像を用いて、被検者の発汗部を特定する。以下において、発汗部位特定演算装置61の動作を図5に示すフローチャートを用いて説明する。
発汗部位特定演算装置61のCPU211は、赤外線用CCDカメラセット53から被検者の初期状態の赤外線画像を取得したと判断すると(S501)、取得した赤外線画像をメモリ212へ一時記憶する(S503)。
また、CPU211は、赤外線用CCDカメラセット53から被検者の発汗状態の赤外線画像を取得したと判断すると(S505)、取得した赤外線画像をメモリ212へ一時記憶し(S507)、初期状態の赤外線画像における被検者の輪郭と発汗状態における被検者の輪郭とが一致するように、初期状態の赤外線画像と発汗状態の赤外線画像とを位置合わせる位置合わせ処理を実行する(S509)。CPU211は、位置合わせ処理を行った後、初期状態の赤外線画像と発汗状態の赤外線画像とのコントラストの差分を算出する(S511)。
被検者が着衣する測定用シールドウェア3において汗が吸収された部分、つまり被検者の発汗部位において赤外線LED51が照射する赤外線のうち、波長1450nmの赤外線が吸収される。そのため、測定用シールドウェア3で反射される赤外線には1450nmの赤外線が少ない。よって、赤外線用CCDカメラセット53から取得した赤外線画像においては、発汗部位が黒く、コントラストが低く映し出される。
CPU211は、所定以上の差分が生じている部位を発汗部位と判断する(S513)。なお、発汗部位と判断する際に用いる所定以上の差分の値については、予め設定し、ハードディスク213へ保存しておく。
CPU211は、判断した発汗部位を示した発汗状態の赤外線画像を生成し(S515)、ディスプレイ216へ表示する(S517)。
CPU211は、可視光画像を取得したと判断すると(S551)、取得した可視光画像をメモリ212へ一時記憶し(S552)、可視光画像を表示する(S553)。可視光画像は、測定部位の輪郭取得に利用する。
また、CPU211は、サーモグラフィー画像を取得したと判断すると(S571)、取得した可視光画像をメモリ212へ一時記憶し(S572)、サーモグラフィー画像から体温分布画像を生成し(S573)、体温分布画像を表示する(S574)。
また、温度分布と発汗部位との相関関係を示す相関情報を生成する相関情報生成手段について説明する。温度分布は、サーモグラフィー画像から生成した体温分布画像を用いて取得する。また、発汗部位は、可視光画像を用いて輪郭を特定した上で、赤外線画像から取得する。
そして、温度分布と発汗部位との相関関係を示す相関情報を生成する。具体的には、温度が高いのに発汗が確認できない部位や、反対に、温度が低いのに発汗量が多い部位は、異常状態である可能性(疾病の可能性)とすることをいう。
また、測定部位に対する発汗部位の相対面積値を算出する相対面積値算出手段とは、全体的に発汗が見られるのか、部分的に発汗が見られるのかを判定するためのものである。
特定部位の発汗量を計測する発汗量計測手段とは、従来からある局所的な発汗量測定手段であり、赤外線画像のグレー化度合い(色の濃淡)と発汗量の対応関係を得るものために用いる。
図6に移って、CPU211は、発汗量測定センサ71から発汗状態における発汗量値を取得したと判断すると(S701)、初期状態及び発汗状態における赤外線画像をグレースケール化しグレー画像を生成するグレースケール化処理を実行する(S703)。CPU211は、初期状態及び発汗状態におけるグレー画像を比較し、コントラストの差分値を赤外線の分布状態として算出する(S705)。
CPU211は、グレー画像において、発汗量測定センサ71を設置した部位がどの位置に対応するのかを判断する(S707)。具体的には、2値化ラベリング処理によって現れる汗の島の重心XY位置情報と汗の島の面積値を用いて判断する。CPU211は、発汗量測定センサ71の位置におけるグレー画像のコントラストの差分値を抽出し(S709)、抽出した差分値と発汗量測定センサ71から得られた発汗量とを対応づける(S711)。CPU211は、差分値と発汗量とを対応づけた相関関係から、グレー画像における各部の発汗量を算出し、発汗量の分布状態を算出する(S713)。CPU211は、算出した被験者の発汗量の分布状態をディスプレイ216(図3参照)へ表示する(S715)。
[他の実施例]
(測定用シールドウェアの材質について)
前述の実施例1においては、測定用シールドウェア3の材質としてナイロン100%を例示したが、被験者の皮膚における測定部位を被覆し、被験者の汗を吸収し、かつ、検知波を反射するものであれば、例示のものに限定されない。例えば、測定用シールドウェア3の材質としてポリエチレン系繊維を用いるようにしてもよい。
(測定用シールドウェアの形状について)
前述の実施例1においては、測定用シールドウェア3の形状として長袖のTシャツ形状としたが、被験者の全身又は肌の一部に接触させることができるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、図7Aに示すような半袖のTシャツ形状であってもよい。また、図7Bに示すような円筒管形状であってもよい。
(測定用シールドウェアの厚さについて)
前述の実施例1においては、測定用シールドウェア3の厚みを40デニールとしたが、被検者の汗を吸収し、測定用シールドウェア3の赤外線が照射される表面に吸収跡が確認できるものであれば、例示のものに限定されない。
(赤外線の波長について)
前述の実施例1においては、赤外LEDは、ピーク波長が略1450nmとしたが、汗による吸収が起こるものであれば、例示のものに限定されない。例えば、ピーク波長が略980nmや略3000nmであってもよい。
(赤外線投光器の配置について)
前述の実施例1においては、赤外線投光器51は、水平方向(図3:矢印a1、a3方向)に複数設けられているが、被検者に対して均等に検知波を照射できるものであれば例示のものに限定されない。例えば、複数の赤外線投光器51を被検者に対して扇状に配設するようにしてもよい。複数の赤外線投光器51を被検者に対して扇状に配置することで、赤外線画像において被検者の突起部で生ずる白とびや凹部での影の発生を防止することができる。
(各画像の撮像について)
前述の実施例1においては、初期状態と発汗状態における赤外線画像等を撮像するとしたが、初期状態の撮像後、所定時間毎に赤外線画像等を撮像するようにしてもよい。このように、所定時間毎に各画像を撮像することによって、被検者の発汗状態の時間的変化を取得することができる。
(画像の合成について)
前述の実施例1においては、発汗部位特定演算装置61が、赤外線画像、可視光画像、及びサーモグラフィー画像の位置合わせを行い、合成することした。しかし、ビデオミキサ等のハードウェアを用いて、各画像の位置合わせ、合成を行うようにしてもよい。
(被検者について)
前述の実施例1においては、被検者として人を例示したが、発汗する者、動物であれば例示のものに限定されない。
(必要な機能選択について)
前述の実施例1においては、発汗部位特定演算装置61は、発汗部位判断し、相関情報を算出し、相対面積値算を算出し、さらに、発汗量を判断したが、発汗部位の判断以外は必要な機能を選択するようにしてもよい。また、発汗部位特定演算装置61の機能に応じて、サーモグラフィーカメラセット57、発汗量測定センサ71の採用を判断すればよい。
(フローチャートにおける処理の順番について)
前述の実施例1においては、図5、図6に示した各フローチャートに基づいて、各処理を実現するようにした。しかし、各処理を実現できるものであれば、各フローチャート内における処理の順番は例示のものに限定されない。
本発明に係る発汗部位特定システムは、発汗部位特定装置は、無汗症、多汗症などの発汗障害の検査に用いることができる。また、本発明に係る発汗部位特定システムは、競走馬等動物の体温と発汗状態との相関関係の評価に用いることができる。
本発明に係る発汗部位特定システム1を説明する図である。 図1に係る発汗部位特定装置5の構成を示す図である。 図2に係る発汗部位特定演算装置61の構成を示す図である。 赤外線用CCDカメラセットによって撮像した赤外線画像を示す図であり、Aは被検者の初期状態を、Bは被検者の発汗状態を示す。 発汗部位特定演算装置61の動作を示すフローチャートである。 発汗部位特定演算装置61の動作を示すフローチャートである。 測定用赤外シールドウェア3の他の形状を示す図である。
符号の説明
1 発汗部位特定システム
3 測定用シールドウェア
5 発汗部位特定装置
51······ 赤外線投光器
53······ 赤外線用CCDカメラセット
55······ 可視光用CCDカメラセット
57······ サーモグラフィーカメラセット
59······ ロボットアーム台
61······ 発汗部位特定演算装置
71······ 発汗量測定センサ

Claims (17)

  1. 汗による吸収が発生する波長を有する検知波を用いて被験者の発汗部位を特定する発汗部位特定システムであって、
    前記発汗部位特定システムは、
    被験者の皮膚における測定部位を被覆する被覆手段であって、前記被験者の前記汗を吸収し、かつ、前記検知波を反射する被覆手段と、
    前記被覆手段に対して、前記検知波を照射する検知波照射手段と、
    前記検知波が照射された前記被覆部材を撮像する撮像手段と、
    撮像した画像を用いて、前記検知波の反射がない部位を発汗部位と判断する発汗部位判断手段と、
    を有する発汗部位特定システム。
  2. 汗による吸収が発生する波長を有する検知波を用いて被験者の発汗部位を特定する発汗部位特定装置であって、
    前記発汗部位特定装置は、
    被験者の皮膚における測定部位を被覆する被覆手段であって、前記被験者の前記汗を吸収し、かつ、前記検知波を反射する被覆手段に対して、前記検知波を照射する検知波照射手段と、
    前記検知波が照射された前記被覆部材を撮像する撮像手段と、
    撮像した画像を用いて、前記検知波の反射がない部位を発汗部位と判断する発汗部位判断手段と、
    を有する発汗部位特定装置。
  3. 汗による吸収が発生する波長を有する検知波を用いて被験者の発汗部位を特定するために用いる被覆部材であって、
    前記被覆部材は、
    被験者の皮膚における測定部位を被覆し、前記被験者の前記汗を吸収し、かつ、前記検知波を反射すること、
    を特徴とする被覆部材。
  4. 前記検知波照射手段は、
    前記検知波として赤外線を照射すること、
    を特徴とする請求項2に記載の発汗部位特定装置。
  5. 前記検知波照射手段は、
    ピーク波長が略980nm、略1450nm若しくは略3000nmであり、半値幅が50nmである赤外線を照射すること、
    を特徴とする請求項4に記載の発汗部位特定装置。
  6. 前記発汗部位特定装置は、
    扇状に配設される複数の前記検知波照射手段を有すること、
    を特徴とする請求項2、請求項4又は5に記載の発汗部位特定装置。
  7. 被験者の輪郭を輪郭情報として取得する輪郭情報取得手段、
    を有する請求項2、請求項4〜6に記載のいずれかの発汗部位特定装置。
  8. 被検者の温度分布を取得する温度分布取得手段、
    を有し、
    前記温度分布と前記発汗部位との相関関係を示す相関情報を生成する相関情報生成手段、
    を有する請求項2、請求項4〜7に記載のいずれかの発汗部位特定装置。
  9. 前記検知波照射手段を移動させる駆動手段、
    を有する請求項2、請求項4〜8に記載のいずれかの発汗部位特定装置。
  10. 前記測定部位に対する発汗部位の相対面積値を算出する相対面積値算出手段、
    を有する請求項2、請求項4〜9に記載のいずれかの発汗部位特定装置。
  11. 特定部位の発汗量を計測する発汗量計測手段、
    撮像した画像を用いて、前記測定部位における前記検知波の反射の分布状態を判断し、前記検知波の反射の分布状態と前記特定部位における前記発汗量との相関関係から、前記測定部位における前記発汗量の分布状態を判断する発汗量判断手段、
    を有する請求項2、請求項4〜10に記載のいずれかの発汗部位特定装置。
  12. 前記発汗量判断手段は、
    撮像した画像に対してグレースケール化処理を施したグレー画像を用いて、前記検知波の反射の分布状態を判断し、前記グレー画像のグレー化度合いと前記特定部位における前記発汗量との相関関係から、前記測定部位における前記発汗量の分布状態を判断すること、
    を特徴とする請求項11に記載の発汗部位特定装置。
  13. 布材により構成されている請求項3に記載の被覆部材。
  14. ポリエチレン系繊維又はナイロン系繊維で構成されている請求項13に記載の被覆部材。
  15. 厚みが40(デニール)以下である請求項14に記載の被覆部材。
  16. 被験者の全身又は肌の一部に接触するものである請求項3、請求項13〜15に記載のいずれかの被覆部材。
  17. 汗による吸収が発生する波長を有する検知波を用いて被験者の発汗部位を特定する発汗部位特定方法であって、
    前記発汗部位特定方法は、
    前記被験者の前記汗を吸収し、かつ、前記検知波を反射する被覆手段を用いて、前記被験者の皮膚における測定部位を被覆し、
    前記被覆手段に対して、前記検知波を照射し、
    前記検知波が照射された前記被覆部材を撮像し、
    撮像した画像を用いて、前記検知波の反射がない部位を発汗部位と判断すること、
    を特徴とする発汗部位特定方法。
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