JP2009213699A - 物干し具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明の物干し具は、下方に被服保持具を備えた2つの枠体1a,1bを水平方向に並列させ、ヒンジ部材2によって下方にのみ回動可能に連結してフレームユニット1を構成し、前記フレームユニット1の上方には、複数の吊下条3を介して吊り下げ具4が取り付けられ、少なくとも一の枠体側において、前記吊下条3を介しての吊り下げ具4のフレームユニット1への取付を解除可能に構成する。
【選択図】 図3
Description
例えば、実開昭60−168498号公報に記載された発明は、洗濯物が壁に接触することによって洗濯物および壁面の双方が汚れるのを防ぐために、フレーム外側にコ字状の枠体を嵌装しておき、壁面に掛けるときにはこのコ字状枠体をスライドさせてフレームから突出させ、また、吊り下げ用具(ひも)をコ字状枠体側に大きく傾斜させた状態にして吊り下げ用金具の挟持して固定した上で、壁面等に掛けるものとしている。
しかしながら、この発明の物干し具は、壁面に掛ける際に、物干し具が壁面から大きく張り出すこととなる上、高さのないコ字状枠体の一面を壁面との当接面とし、加えて、吊り下げ用具(ひも)をコ字状枠体側に大きく傾斜させた状態にして壁面に掛けるものとしていることから、極めて不安定である。また、構造が複雑であるばかりでなく、壁掛けの際の作業(コ字状枠体の引出し及び吊り下げ用具(ひも)の位置調整等)が繁雑である。
しかしながら、壁面などの垂直面ではなく物干し竿等に掛けて使用する場合には、支持部材の中心付近に備えられ吊り下げフックを用いることとなるが、支持部材の一端側に保持骨部材が存在していることから、保持骨部材が存在する側の重量が重くなり、吊り下げフックを用いて物干し竿等に掛けて使用する際、保持骨部材側に傾斜してしまい、水平を保つことができない。
また、保持骨部材は壁掛け時以外には支持部材の上面に収納されて使用されることはなく、物干し竿等への吊り下げ使用時には何らの機能を果たさないばかりか、上記のようにハンガー全体の重量バランスを崩してしまうという問題がある。
加えて、構造が複雑であり、製造コストもかかるものである。
吊下条は、吊り下げ具をフレームユニットに取り付けるためのものであって、ワイヤーやロープ、鎖などを用いることができ、その一端が吊り下げ具に、他端が前記フレームユニットに接続されている。
そして、吊下条を介した吊り下げ具のフレームユニットへの取付を解除するためには、少なくとも前記フレームユニットの一方の枠体側において、吊下条と吊り下げ具との接続、あるいは、吊下条とフレームユニットとの接続の何れか一方の接続を解除できるようにすればよいが、両方の接続を解除できるようにしてもよい。
前記接続を解除するためには、吊下条の一端又は両端にフックを取り付け、このフックを吊り下げ具又はフレームユニットの何れか一方又は両方に着脱可能とするのが好ましいが(請求項2)、吊下条を2本に分断し、各吊下条の端部をそれぞれ吊り下げ具又はフレームに固定し、両吊下条の自由端同士を着脱自在に連結する構成を採ることもできる。
被服保持具は、洗濯物を保持するための公知の洗濯挟みやクリップなどを採用することができる。
そして、フレームユニットの上方において、複数の吊下条を介して吊り下げ具が取り付けられ、少なくともフレームユニットの一の枠体側において、吊り下げ具のフレームユニットへの吊下条を介しての取付を解除可能としてあるので、壁面などの垂直面に接した状態で掛けて使用する場合(壁掛け使用時)には、吊り下げ具とフレームユニットの一方の枠体との吊下条による接続を解除し、一方の枠体を下方に回動させて垂直状態にすることができるので、一の枠体の張り出しをなくすことができるとともに、この一の枠体の上面を壁面などの垂直面と当接させることができるので、安定した状態で物干し具を壁面に掛けることができる。
このとき、もう一方の枠体は複数の吊下条によって吊り下げ具と依然として接続されているから、他方の枠体と吊り下げ具との吊下条による接続が解除されていても水平状態を維持でき、壁面等に掛けて使用することができる。
それぞれ下方に洗濯挟み5が複数配設された枠体1a,1bが、ヒンジ部材2を介して水平方向に並列して連結され、フレームユニット1が構成されている。フレームユニット1はこの連結面によって折り曲げることができるものであれば、種々の形状に構成することも可能であるが、この実施例においては平面視略二重の環状に構成され、その中心線でそれぞれ枠体1a,1bとに分割されている(図2)。すなわち、枠体1a,1bはそれぞれ平面視半円形の外枠部分と内枠部分とをヒンジ部材2を取り付ける連結部で連結した態様となっている。
ヒンジ部の詳細は以下の通りである。
図4ないし図6はヒンジ部材部分の拡大図であり、図4は側面図、図5は枠体を開いた状態の正面図、図6は枠体を90°回動させた状態の正面図である。
ヒンジ部材2は第1のヒンジ片21と第2のヒンジ片22とが軸23によって回動可能に連結されており、第1のヒンジ片21の軸受け部24の第2のヒンジ片側には、軸孔を中心として0時の位置にストッパーとしての凸部26aが、また、第2のヒンジ片22の軸受け部25の第1のヒンジ片側には、軸孔を中心として0時、3時、6時の位置にそれぞれ凸部26aが嵌合可能な凹部26b、26c、26dがそれぞれ形成されている。そして、ヒンジ部材2の回動に伴い、凸部26aは、ヒンジ部材2を最大限に開いた状態において26bと、90°に開いた状態において26cと、180°に開いた状態において26dとそれぞれ嵌合される。したがって、このヒンジ部材2を用いて枠体1a,1bを連結した場合には、この物干し具の使用状況(物干し竿に掛けて使用する場合(完全に開いた状態)、壁に掛けて使用する場合(90°回動させた状態)、折り畳んで収納する場合(180°回動させた状態))に応じて一時的にその位置を保持することが可能となる。
枠体1aの外枠部分に3本の吊下条3aの一端が等間隔で取り付けられ、他端が座金42に取り付けられている。座金42はフック41に回動可能に取り付けられており、フック41と座金42とで吊り下げ具4が構成されている。ここで、座金42はフック41に回動可能に取り付けられているので、フック41の軸を中心として水平方向において自在に回転することが可能である。
他方、枠体1bの外枠部分には2本の吊下条3bの一端が等間隔で取り付けられ、内枠部分の中央部には1本の吊下条3cの一端が取り付けられ、これら3本の吊下条の他端は一つに束ねられて着脱フック31が取り付けられ、この着脱フック31が、座金42に形成された孔42aに着脱可能に取り付けられている(図7)。この実施例においては吊り下げ具と吊下条との接続に着脱フックを用いるものとしたが、着脱可能なものであればこれに限られるものではなく、例えば、吊下条にコネクターを、吊り下げ具にコネクター受け部を設けて、着脱可能なコネクター接続としてもよい。
吊下条3aないし3cは、それぞれが展張された状態で吊り下げ具4がフレームユニット1の中心点上に位置し、かつ、フレームユニット1が水平状態となるように長さが調整されている。
枠体1b側の吊下条は1本でも構わないが、水平状態においてバランスを得るにはこの実施例のように2本以上用いるのが好ましい。
また、この実施例において、着脱フック31は吊下条3b,3cの吊り下げ具側先端に設ける構成としたが、枠体1bに着脱孔を設けて、吊下条3b,3cの枠体側先端に着脱フックを設ける構成としてもよい。
この発明の物干し具を、物干し竿等に掛けて使用する場合には、フレームユニット1を完全に開いた状態(展開状態)にしたうえで、吊下条3b,3cに取り付けられた着脱フック31を座金42の孔42aに係止させて吊り下げ具4に枠体1bを連結する。吊下条3aないし3cは、吊り下げ具4から吊り下げられた状態でフレームユニット1が水平状態を維持できるように長さが調整されており、また、ヒンジ部材2はフレームユニット1の上方側に回動することはないので、吊り下げ具4によってフレームユニットを吊り下げた状態において、フレームユニット1は水平状態に維持される。
したがって、物干し竿等に掛けて使用する際には、フレームユニット1の下方に備えた洗濯挟みを全て使用して洗濯物を干すことができる。
壁面等に掛けて使用する場合には、座金42に係止されている着脱フック31を孔42aから取り外して、フレームユニット1の枠体1bと吊り下げ具4との連結を解除する。連結を解除すると、枠体1bは自重で下方に90度回動して垂直状態となる。
そこで、この垂直面を壁面に当接させるようにして、吊り下げ具4を壁面上の鴨居やフック等に掛けて使用する。
壁掛け使用時におけるフレームユニット1の張り出しは枠体1a分しかなく、加えて、ヒンジ部材2のストッパー26の作用により枠体1bの垂直状態を保持しつつ壁面と当接されるので、垂直状態の枠体1bが支えとなり、安定した状態で壁面に掛けて使用することができる。
また、この発明の物干し具を収納する場合、枠体1bをさらに枠体1a側に回動させれば、完全にフレームユニット1を折り曲げた状態にすることができ、収納、運搬等に便利である。このとき、ヒンジ部材2のストッパー26の作用により枠体1bの折り畳み状態を保持することができる。
1a,1b 枠体
2 ヒンジ部材
21 第1のヒンジ片
22 第2のヒンジ片
23 軸
24 第1のヒンジ片の軸受け部
25 第2のヒンジ片の軸受け部
26a 凸部
26b,26c,26d 凹部
3,3a,3b,3c 吊下条
31 着脱フック
4 吊り下げ具
41 フック
42 座金
42a 孔
5 洗濯ばさみ
Claims (2)
- 下方に被服保持具を備えた2つの枠体を水平方向に並列させ、前記2つの枠体をヒンジ部材によって下方にのみ回動可能に連結してフレームユニットを構成し、
前記フレームユニットの上方には、複数の吊下条を介して吊り下げ具が取り付けられ、
少なくとも一方の枠体において、前記吊下条を介しての吊り下げ具のフレームユニットへの取付を解除可能とした、
物干し具。 - 吊下条は、その一端又は両端には、吊り下げ具又はフレームユニットの何れか一方若しくは両方に着脱可能なフックを備えた、
請求項1記載の物干し具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008061255A JP2009213699A (ja) | 2008-03-11 | 2008-03-11 | 物干し具 |
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JP2009213699A true JP2009213699A (ja) | 2009-09-24 |
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ID=41186226
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JP2008061255A Pending JP2009213699A (ja) | 2008-03-11 | 2008-03-11 | 物干し具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012165826A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Aisen:Kk | 物干し器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH024713Y2 (ja) * | 1984-05-11 | 1990-02-05 | ||
JP2003093794A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-04-02 | Aisen Kogyo Kk | 物干し器 |
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2008
- 2008-03-11 JP JP2008061255A patent/JP2009213699A/ja active Pending
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