JP2007534366A - 吊し用器具 - Google Patents

Abstract

壁に連結できる土台を持つ吊し用器具。複数の水平配置の保持器具は土台前面に延び、各保持器具は互いにずれた一対の保持器具部材を含む。この部材を互いに可動的に移動して衣類のような品物をその間に吊すように挿入できるように配置する。

Description

本出願が２００４年１月１５日出願の米国シリーズ番号１０／７５８，５５６と２００４年５月２５日に出願の米国シリーズ番号１０/＿＿＿に対し優先権を主張する。

本発明は通常整理器具とホルダーに関し、より詳しくは限られたスペースで複数のズボンや類似物を吊す器具に関する。

ズボン、スカートや類似物用の在来ハンガーでは通常一つの衣類を水平棒にかけ、上フックをクローゼットの竿に吊す。多くの場合格納に必要な衣類数が利用できるスペースやハンガーより大となる。この問題により衣類格納を最大化するための解決法提供を試みたいくつかの先行技術器具が開発されてきた。

このような整理器具としてはクローゼットの壁かクローゼットの既存水平棒に取り付けるテレスコープ型支持部、棚、回転棚がある。これに適した他の先行棚や吊し用器具としては縦に間隔をあけた複数の水平支持腕を回転できるように連結し、ズボン、スカートや別タイプの衣類をそこから吊せるようにした縦に伸びる柱がある。衣類をこれらの腕に吊すと、衣類は放射状に間隔をあけ、らせん型をとる。これらの内のいくつかには整理器具をクローゼットの壁に固定するテレスコープ型ブラケットがある。

クローゼットでの格納を最大化する事でいくつかの進歩はあったが、クローゼットスペースを更に節約し、より簡単に使用でき、且つ衣類がしわの寄らないように確実に衣類を保持できる改良型衣類吊し用器具を提供する必要性が依然としてある。

本発明の目的は衣類吊し用器具を提供することである。

他の目的はクローゼットスペース利用の最大化である。

更に他の目的は複数の衣類（ズボンと類似物）を限られたスペースでズボンや類似物にしわを作ること無しに吊す能力を提供することである。

他の目的は選んだ衣類のいずれかの一つに複数の残り衣類用ハンガーを動かすことなしに近づけることである。

本発明の器具は縦支持部か壁と連結できる細長い土台を含み、この土台の長軸は縦に配置する。複数の水平配置の保持器具は土台の前面に延び、各保持器具は互いにずれた一対の保持器具部材を含む。本部材は互いに可動的に移動し、その間に衣類のような品物を吊すよう容易に挿入できる。

土台を壁に取り付けると、その前面は土台下部より壁から更に移動した土台上部とある角度を持つように配置できる。例えばズボンの裾を本保持器具に吊すと、最上位に吊したズボンは一番高く吊され、壁から一番遠くに移動する。保持器具は一つが他の上にくるよう配置し、互いに間隔が開くようにすると、ズボンを例えば面内に収容するに十分なスペースをもたらす。ここに示し記載したように衣類を取り付けると、使用者は品目のいずれかの一つに近づき、ズボンを引き下ろし、単に保持部材のいずれかの選択対間のバイアス張力を解放できる。次いで衣類を他のいずれの衣類を乱すことなしに取り外せる。土台をクローゼット内の支持部に固定するための種々な手段が提供される。

本発明に関して今から衣類吊し用器具を通常番号１０、１００、２００、３００及び４００と指定する。類似番号は類似部品を指し、それに応じて識別する。衣類吊し用器具１０は好ましくは開口１６を配置できる裏側１４を持つ細長い土台１２を含む。ねじのような留め具１８を開口１６に挿入でき、土台１２を裏側１４は通常壁Ｗと同一平面となるように壁Ｗに連結する。

土台１２の前側２０は好ましくは壁Ｗと前もって決めた角度を持たせる。この点で前側２０の上端２２を下端２４より壁Ｗからより外側に配置する。

前側２０は土台１２の縦軸３０対して通常水平に配置した複数の保持器具２６を含む。保持器具２６は例えばズボンＰを解除可能なように保持する。保持器具２６は別タイプの衣類を保持できように考慮する。図１Ｂと２Ｂに示すように、ズボンは隣に吊したズボンＰを移動する必要なしにその挿入と取り外しに容易に近づけるように互いに間隔を持たす。各対は維持点の近くで通常面内に置く。

保持器具２６とその構成ようそを図３−７に示す。保持器具２６として次いで側部３８と連結する横部分３６に連結した外広がり側部３４を有する保持部材３２を含む。側部３８は例えば留め具や他の連結手段により前側２０に取り付ける。彎曲バネ金属のようなバイアス要素４０を側部３４に隣接して同一物よりずらすよう操作可能に配置する。

保持板４２は横中央部分４４と側部分４６を有することができる。実施例の目的で図４に横に間隔を持ち二つの保持部材３２でその間に配置の保持板４２を持つものを示した。又横に間隔を持ち保持部材３２の横側３４と概ね並び延びた板４２から延びたうね表面４８を備えている。図５に示すように板４２が通常保持部材３２の側部３４と接触するようずらして板４２はバイアス要素４０と連結する。

ズボンＰのような衣類を挿入するため、図１５に示すようにヒトの指関節を用いて板４２を押し下げてズボンＰを挿入でき、単にズボンＰを引き下ろして取り外せる。一旦挿入すると図６に示すように、バイアス要素４０をズボンＰに対しうね表面４８を持つ板４２を側部３４内にずらす。図７に示すようにズボンＰをバイアス要素４０のバネ力により保持する。うね表面４８は衣類保持を助けるように滑らかで、しかも引っ張る力を十分に加えると衣類が解放できる。図１５に示すように衣類を挿入できる力をかけ、同じ手で保持板４２と保持部材３２の間に吊す場合、側部４６はバイアス要素４０をヒトの手部分でずらせる手段として働き、かけた力を解除しても衣類を支持的に保持できる。

図２Ｂに土台１２‘を持つ吊し用器具１００の別実施形態を示す。ここで土台１２’は各下端２４‘と２５’で各上端２１‘と２２’と連結したちょうつがい２７‘で前側２０’とちょうつがい的に連結した裏側１４‘を含む。本実施形態では前側２０’は壁Ｗから延び保持衣類に容易に近づけるか、横側１４‘に折り畳まれラッチ機構２９’により保持してクローゼットのスペースを更に節約できる。

図１Ｅ、２Ｃ、１６−２１及び２６−２８に吊し用器具２００を示す。ここでは保持器具２２６は横部分２３６と連結した外側広がり側部２３４を持ち、次いで土台２２０の凹型表面部分と連結した保持部材２３２を含む。土台２２０はねじ穴２３８を有し、ねじ２４０を通してねじが挿入され、保持部材２３２のねじ込み開口２４２と連結する。

彎曲バネ金属のようなバイアス要素２４４を保持板２５２が保持部材２３２にずれるよう凹型表面２３７に隣接して操作可能なように配置する。バイアス要素２４４はねじ穴２３８とねじ込み開口２４２と同列に並び、そこでねじ２４０を受け、保持部材２３２と土台２２０間のバイアス要素２４４を固定する孔２４６を有する端部２４７を含む。バイアス要素２４４の端２４８は同一物を保持板２５２内に保持するの助けるのに用いる開口２５０を含む。この点で保持板２５２として、例えば接着法で配置維持するか、端部２４８を保持板２５２形成時に成型工程の一部で挿入できる小孔２５４を含む。開口２５０は成型材料の一部を受けるか、接着してバイアス要素２４４を保持板２５２に固定する働きをする。保持板２５２としては図１６に示すように、保持板２５２と保持部材２３２間に吊すように同じ手で衣類を挿入させる力をかけた場合、バイアス要素２４４がヒトの手部分でずれさせる手段として働く端部２５３を含み、かけた力を解放してもその間に衣類が支持的に保持できる。保持板２５２は又吊したときに衣類を支えるのを更に助けるツメ２５５を含む。それ以外は保持板２５２は上記の保持板４０に記載のものと機能的に類似しており、保持部材２３２とバイアス要素２４４に関して同様に働く。

図２Ｃに壁Ｗに直接取り付けた土台２２０を示す。これはねじやウオールボード接合具（示していない）のような接合具を用いて行われ、土台取り付け開口２５６（図１８と２１に示す）に挿入する。

図２５は棚Ｓと壁Ｗを持つクローゼットＣで図１Ｅ実施形態を設置する一形態を示す。数個の開口２５６を用いて止め金２６０を止め金２６０の開口２６３（図１７参照）、ねじ及び固定ワッシャ止めねじ２６２により固定できる。ここで止め金２６０は棒Ｒに吊すことができ、締め金２７０を用いて土台２２０を壁Ｗに連結できる。締め金２７０は二個の部材２７２と２７４を含み、部材２７２は開口２５６と開口２８０を有する板２７８を含む部材２７４を通してねじ２７６により基盤２２０に固定し、適切な壁接合具２８１を用いて部材２７４を壁Ｗに固定する。部材２７２と２７４としてはねじ２８６を受ける協同開口２８２と小孔２８４を含み、ナット２８８を用いて部材２７２と２７４を適所に固定できる。小孔２８４は締め金２７０の取り付け可能な範囲の深さが可能となるように細長く延びる。図２６に土台２２０をねじ２９０により開口２５６を通して棚Ｓに直接取り付けたクローゼットＣへの取り付けの別様態を示す。

図２７に止め金２６０を用いてドアＤに器具２００を取り付けたものを示し、止め金２６０の上部と連結する。図２８に土台２２０を止め金２６０の下部に取り付けたドアＤに取り付けの別様態を示す。

図２２−２４に器具２００の実施形態と類似の別実施形態３００を示す。小孔３０２を土台３２０に形成する。保持部材３３２と保持板３５２は保持部材２３２と保持板２５２と類似である。ここでバイアス要素３４４はより長く、小孔３０２により機能的に受ける彎曲３４７を含む。要素３４４はねじ３６２により開口３４６から土台３２０の裏面３１４に取り付ける。

図１Ｄは関係が千鳥型の保持器具２６を持つ吊し用器具４００を示す。このようにして少なくともズボンＰのような品物の側部分を他の吊し品を移動する必要なしにその選択を助ける事を見ることができる。

図３に示すように保持部材２６は弓形中央部分４４を有する。このデザインではより分厚い材料で縫い目部分のある部分を中央部分４４の近くにより容易に挿入できる。

図１３Ａでは保持部材３２‘は保持部材３２’を適切場所にスナップ固定するために前側２０‘の溝３１’を通して前側２０‘に切り込まれた縦溝２３’に挿入する短い側部３８‘を含む。別の溝３３’が溝２３‘からその下に縦に移動する。図８と１３Ａに示すように、バネ４０’を溝２３‘に配置の一側部４１’と、板４２‘の小孔４５’に配置の他側部４３‘として溝４７’を通して用いる。バネ４０と４０‘の形状は本発明の意図した使用である限り変化できる。

図１４Ａと１４Ｂに別の保持部材３２“を示す。部材３２”は前側２０“の穴３１”に圧入できる柱３８“を含み、このように柱３８”を受けられるように配置する。

上述の要素を備えることで、図１５に示すように本発明はバイアス手段をヒトの手部分、例えば指関節で圧縮できると同時に、例えばヒトの指で保持部材間に衣類を同じ手を挿入できる手段を含む。この挿入により、衣類を保持部材間で保持部材により支持的に保持できる。衣類を取り外すには、所望の衣類をつかみバイアス要素４０のバネ力定数に打ち勝つように引き下ろすことだけが必要である。本発明では衣類を吊すことを記述したが、本発明は例えば建築設計や類似物のような他品にも有用である。

上に記述の実施形態は実施例の目的で示したが、本発明を制限する目的のためではない。技術の熟知者には本発明の範囲から逸脱せずに、実施形態の明白な改良物、派生物や変形物が作れることはすぐに分かる。従ってここに付帯した特許請求の範囲はこの改良物、派生物や変形物のいずれかを含む全範囲内と考えるべきである。

本発明実施形態の前面図である。 使用中の図１Ａ実施形態の前面図である。 図１Ａ実施形態の平面図である。 本発明で使用の保持器具の千鳥型変形を示す。 本発明別実施形態の前面図である。 図１Ａ実施形態の側面図である。 使用時の本発明別実施形態の側面図である。 図１Ｅに示した実施形態の側面図である。 図４に示した保持器具の上面斜視図である。 図３の保持器具の前面図である。 本発明保持器具の側面図である。 使用モードが開いた図５保持器具の側面図である。 使用モードが閉じた図５保持器具の側面図である。 図４保持器具部品の一部図である。 バイアス部材を一部挿入した図８の線９−９での断面図である。 バイアス部材を挿入した図９の別断面図である。 保持器具の別部品の断面図である。 バイアス部材を挿入した土台前側の部分的前面図である。 バイアス部材無しでの図１２Ａの線１２−１２での断面図である。 バイアス部材を挿入した図１２Ａの線１２−１２での断面図である。 本発明保持器具実施形態部品の断面図である。 図１３Ａに示した線１３Ｂ―１３Ｂでの本発明の部分的平面図である。 本発明保持器具の実施形態部品の断面図である。 図１４Ａに示した線１４Ｂ−１４Ｂでの本発明の部分的平面図である。 本発明実施形態の使用を示す斜視図である。 本発明実施形態の使用を示す前面斜視図である。 図１Ｅ実施形態の一部の側面図である。 図１Ｅ実施形態の一部の前面図である。 図１Ｅ実施形態部品の前面図である。 図１９の線２０−２０での断面図を示す。 図１８の背面図を示す。 更に別実施形態の一部の側面図を示す。 図２２の一部の背面図を示す。 図２２の部品の断面図を示す。 図１Ｅ実施形態をクローゼットへ据え付ける一形式を示す側面図である。 図１Ｅ実施形態をクローゼットへ据え付ける別形式を示す側面図である。 図１Ｅ実施形態をドアへ据え付ける一形式を示す側面図である。 図１Ｅ実施形態をドアへ据え付ける別形式を示す側面図である。

Claims (20)

1. 吊し用器具が、
   裏側と前側を有する土台と、
   劾前側と連結し且つそこから外側に延びた第一保持部材と、
   劾第一保持部材に隣接配置の第二保持部材と、
   劾第二保持部材を劾第一保持部材にずらせる第一手段と、
   衣類を劾保持部材間に吊すように同じ手で挿入するように力をかけた場合、劾第一許容手段から劾力を解除しても衣類が保持部材間で保持部材により支持的に保持できるヒトの手部分で劾バイアス手段をずらすことができる第一手段を含む吊し用器具。
2. 劾土台が水平床支持部表面に対して垂直配置の長軸を持つ細長い請求項１の吊し用器具。
3. 劾第一保持部材が劾前側から外側に広がった端部を含む請求項１の吊し用器具。
4. 劾第一保持部材が硬い請求項１の吊し用器具。
5. 劾第二保持部材が硬い請求項１の吊し用器具。
6. 劾保持部材の少なくとも一つがそれらの間の接点に隣接したうね表面を含む請求項１の吊し用器具。
7. 劾前側が、劾土台を垂直支持部に取り付けるとき、劾前側の上端が劾前側の下端より劾垂直支持部からより外側に配置できるように、垂直支持部に対して前もって決めた角度を持つように配置した請求項１の吊し用器具。
8. 劾前側が劾裏側とちょうつがい的に連結した請求項７の吊し用器具。
9. 劾前側を劾裏側にかける掛けがねを含む請求項８の吊し用器具。
10. 劾第一バイアス手段が彎曲バネ金属を含む請求項１の吊し用器具。
11. 劾器具が衣類の自由端部を劾バイアス手段のバネ力定数に打ち勝つに十分な力で引っ張って保持衣類を取り外すことができる請求項１の吊し用器具。
12. 劾保持部材の一つが劾第一許容手段を含む請求項１の吊し器具。
13. 劾前側に連結し且つそこから外側に延び、且つ劾第一保持部材から縦に間隔を持つ第三保持部材、劾第三保持部材に隣接配置の第四保持部材、劾第四保持部材が劾第三保持部材にずれる第二手段、衣類を劾第三保持部材と第四保持部材間に同じ手で吊すように挿入するよ力をかけたとき、劾力を劾第二許容手段から解除しても衣類を劾保持部材間で劾保持部材により支持的に保持できる劾バイアス手段によりヒトの手部分でずらすことができる第二手段を含む請求項１の吊し用器具。
14. 劾土台が水平床支持部表面に対して垂直配置の長軸を持つ細長い請求項１３の吊し用器具。
15. 劾第二許容手段が劾第三保持部材と第四保持部材の一つの部品である請求項１４の吊し用器具。
16. 劾第一保持部材と第二保持部材が劾第三保持部材と第四保持部材に対して千鳥型である請求項１４の吊し用器具。
17. 劾裏側が垂直支持部に取り付けるように配置した請求項１の吊し用器具。
18. 劾土台が劾土台を壁に固定的に連結する手段を含む請求項１の吊し用器具。
19. 劾土台をドアに支持的に連結する手段を含む請求項１の吊し用器具。
20. 劾土台を水平床支持部表面上に配置の水平支持部に支持的に連結する手段を含む請求項１の吊し用器具。
    
    

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