JP3031126U - 吊持具及びこれに用いる用品ホルダー - Google Patents

吊持具及びこれに用いる用品ホルダー

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JP3031126U
JP3031126U JP1996005125U JP512596U JP3031126U JP 3031126 U JP3031126 U JP 3031126U JP 1996005125 U JP1996005125 U JP 1996005125U JP 512596 U JP512596 U JP 512596U JP 3031126 U JP3031126 U JP 3031126U
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hook
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JP1996005125U
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Inventor
良登 滝本
Original Assignee
株式会社伸晃
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Abstract

(57)【要約】 【課題】数種類の用品等を同時に保持できる吊持具およ
びこれに用いる用品ホルダーを提供する。 【解決手段】平板に用品ホルダーの挿通孔を上下方向に
複数列貫設し、この平板の裏側に上記挿通孔と対応して
係止部を上下方向に複数列設けてなる本体と、上端にフ
ック部、両下端に鈎部を形成してなる略U字状のハンガ
ーとを備え、鈎部の係止部に対する係止位置を変更する
ことにより本体の吊持高さを調節する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、調理器具や台所用品などの用品ホルダーを数種類同時に吊持する吊 持具に関するものである。また、この吊持具に用いる用品ホルダーに関するもの である。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】
従来、調理用具や台所用品(以下、用品等という)はキッチンキャビネット内 に収納していた。このように用品等の収納先としてキャビネットを使用すること は上記用品等を整然と収納できる点で有利である。しかし、使用頻度が高い用品 等についてはキャビネットからの取り出し、収納に一々キャビネットの扉や抽斗 を開け閉めしなければならないという煩わしさがある。
【0003】 一方で、壁面にフックを取り付け、このフックに使用頻度が高い用品等を吊持 することが知られているが、上記フックでは取付孔を有しない例えばティッシュ 箱やラップ等を吊持することはできない。
【0004】 本考案は、上述した課題を解決し、しかも数種の用品等を同時に保持できる吊 持具およびこれに用いる用品ホルダーを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案では、用品ホルダーが取付自在な挿通孔を上 下方向に複数列貫設した平板の裏側に上記挿通孔の列に対応して係止部を上下方 向に複数列設けてなる本体と、略逆U字状に折曲してなる剛性線材の上端にフッ ク部を形成すると共に、左右下端それぞれに上記係止部と係止自在な鈎部を屈成 してなるハンガーとを備え、上記鈎部の係止部に対する係止位置を適宜変更する ことにより本体の吊持高さを調整可能とするという手段を用いた。
【0006】 挿通孔の形状、横列・縦列における数は本体に取り付ける用品ホルダーに対応 して形成されるものである。すなわち、横列において挿通孔を少なくとも2個横 並びに貫設することで確実に用品ホルダーを支持することができる。ただし、上 下各列の挿通孔の数は1つであっても、その形状を工夫することで用品ホルダー を保持することが可能である。
【0007】 また、平板の裏側に壁面と着脱自在な吸着部材を設けたり、ハンガーのフック 部にゴム管を挿入し滑り止めを設けるという手段を選択的に用いた。
【0008】 一方、吊持具の本体に着脱自在な用品ホルダーとして、その背面に上記本体の 横幅に見合った凹陥部を形成すると共に、この凹陥部に本体の横一列の挿通孔に 対して挿入自在な止軸を設けるという手段を用いた。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の好ましい実施の形態を添付した図面に従って説明する。先ず、 図1は本実施形態における吊持具全体を示した正面図であって、図中、1は平板 1aに左右一対の挿通孔1b・1bを上下方向に複数列貫設してなる本体、2は 上端にフック部2aを設けたハンガーである。そして、本体1には表側から任意 の列の挿通孔1b・1bに対して後述する用品ホルダーHを1つ取り付けること とし、数種のホルダーを同時に取り付けて使用できるものである。
【0010】 さらに本吊持具の詳細な構造を図2に従って説明すると、本体1はその裏側に おいて、平板1aの四周全縁端にリブ1c…1cを連成してなると共に、平板1 aの背面に挿通孔1b…1bと同径の円筒3を挿通孔と連通するように突設して おり、このうち任意の数列の円筒3にはその下周縁に下向きの突片3aを設けた ものである。なお、同図の3bは円筒3を補強するためのリブである。
【0011】 一方、ハンガー2は、図3から明らかなように、パイプや太めのワイヤ、針金 など一本の剛性線材を逆U字状に成形した上、その上端を下方斜めに折曲してフ ック部2aを形成すると共に、左右線材2b・2bの下端を向き合うように内側 に折曲して鈎部2c・2cを形成したものである。また、フック部2aにはゴム 管4により滑り止めを設けている。
【0012】 そして上記ハンガー2の鈎部2c・2cを、任意の左右一対の円筒3の下側で 、かつ突片3aの奥側に係止することによってハンガー2を本体1に取り付け、 本吊持具を構成するものである。すなわち、一対の突片3a付き円筒3は鈎部2 cの係止部として機能し、本考案ではこうした一対の円筒3を挿通孔1b・1b に対応して上下に数列設けることにより、このうちから鈎部2c・2cを選択的 に係止可能に構成したものである。
【0013】 また、この実施形態では、図4に示したように、円筒3として突片3aと平板 1aとの距離がハンガー1の直径とほぼ同じの長さLとなるものを用いることに より鈎部2cの前後のがたつきを防ぐと共に、突片3aの平板1a側に膨出部3 cを設けることによりこれを引っ掛かりとして鈎部2cの不用意な脱落を防止し ている。
【0014】 上述のようにハンガー2を本体1に取り付けてなる吊持具は、図5に示したよ うに、ハンガー2のフック部2aを冷蔵庫の上壁などの水平面Sに掛止すること で、本体1を壁面Hに密着した状態で吊持することができる(同図(A)参照) 。このときフック部2aに設けたゴム管4は滑り止めとして機能し、荷重による 本体1の移動を抑制し、不用意な落下を防止している。また、ハンガー2を上下 して鈎部2c・2cを別の突片3a付き円筒3の一対に係止することによって、 本体1の吊持位置を上下することができるのである(同図(B)参照)。このよ うに、鈎部2c・2cの係止位置を変えることによって、フック部2aを掛止す る水平面の高さや使用者の身長に合わせて適宜本体1の高さを調整することがで きるのである。
【0015】 また、本実施形態では、壁面Hが磁性体であることを想定して、本体1の裏側 に磁石5を設け(図2参照)、ハンガー2を補助して、本体1の固定をより確実 なものとしている。ここで磁石5は、壁面と着脱自在な吸着部材の一例を示した ものであって、別手段として吸盤を採用することも可能であり、両者を併用した 場合には本体1をより強固に固定できることはいうまでもない。ただし、何れを 採用するかは壁面の材質や本体1にかかる荷重に応じて選択するのである。
【0016】 なお、上記実施形態では横一列における挿通孔の数を2個としたが、その数は 3個以上であってもよく、また、その形状も図示した円孔に限らず、角孔であっ てもよいことはもちろんである。さらには、図6に示したように用品ホルダーH の止軸H’の形状に合わせて、各列を1つの挿通孔1b’で構成することも可能 である。このときも挿通孔1b’の上下列に対応して平板1aの裏側にハンガー 2の鈎部2c・2cの係止部3’を設けることは上記実施形態と同じである。こ のように上下各列における挿通孔の数およびその形状は用品ホルダーの止軸の数 およびその形状に応じて形成することができる。
【0017】 また、鈎部2c・2cの係止部の形状も上記実施形態の突片3a付き円筒3に 限らず、鈎部2c・2cが係止自在な断面略L字状であれば、別の構造に置き換 えることも可能である。ここで必要なことは挿通孔は用品ホルダーを本体1に取 付自在に保持し、且つその裏側にハンガーの鈎部と係止自在な係止部を形成する ことである。
【0018】 さらに、ハンガー2におけるフック部2aの形状も水平面に掛止可能なもので あれば、その形状は上記実施形態のように斜めに折曲したものに限らず、図7に 示したように、90度に折曲したり(同図(A)参照)、コ字状に折曲(同図( B)参照)して形成することもできる。
【0019】 そして、上記吊持具は本体1に数種の用品ホルダーを取り付けて使用する。そ こで、この用品ホルダーの各種を図8に従って説明すると、先ず、同図(A)は ティッシュホルダーを示したものであって、基体6にティッシュ箱に見合った大 きさの凹部7を形成してなる。同図(B)はラップホルダーであって、基体6に 下方斜めに延成した傾斜板8の先端を上方に湾曲させて落ち止め8aを形成した ものである。また、同図(C)はペーパーホルダーであって、基体6の両端に軸 9・9を形成したコ字状の形状を有し、この軸9・9によってキッチンペーパー 等の中心筒を回動自在に支持するものである。
【0020】 上記何れのホルダーも、基体6の背面には本体1の横幅に見合った凹陥部6a が形成されており、この凹陥部6aに止軸10・10が設けられている。また、 止軸10・10のそれぞれ先端には、本体1に貫設した挿通孔1cよりも小径の 円板11・11を設けている。従って、このホルダーは、図9に示したように、 上記止軸10・10を本体1の表側から挿通孔1b・1bに挿入することで、ホ ルダーを本体1に取り付けることができる。このとき、凹陥部6aの両側壁6b ・6bは本体1の両側リブ1c・1cと当接するため、ホルダーの左右のがたつ きが少なく、また、図10に示したように、止軸10先端の円板11が引っ掛か りとなって、止軸10の不用意な抜けを防止することができる。
【0021】 なお、止軸10の先端に円板11は省略することも可能であり、本考案の構成 に直接影響するものではない。また、ホルダーの種類はここで例示したものに限 らず、少なくとも基体の背面に本体の横幅に見合った凹陥部を有し、かつ、横一 列の挿通孔に対応する止軸を有することを条件に、収納又は載置したい物品に応 じて構成することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案では、本体に用品ホルダーの止軸に対応する挿 通孔を上下に複数列設けたので、本吊持具1つで数種のホルダーを同時に吊持す ることができる。また、ハンガーの鈎部の係止位置を数段階に変更できるように 本体裏側を構成したので、フック部を掛止する水平面の高さや使用者の身長に合 わせて本体の高さを調整することができた。
【0023】 また、フック部に滑り止めを設けたので、荷重による本吊持具の脱落を防止で き、しかも、本体の裏側に磁石や吸盤などの吸着部材を適宜設けることで、本吊 持具の固定をより確実なものとすることができた。
【0024】 一方、上記吊持具に用いるホルダーとして、基体の背面に吊持具本体の横幅に 見合った凹陥部を形成し、この凹陥部に挿通孔に対応する止軸を設けたものを用 いたので、ホルダーをがたつきなく本体に取り付けることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊持具の一実施形態を示した正面図
【図2】同、背面図
【図3】ハンガーの斜視図
【図4】係止部の一実施形態を示した斜視図
【図5】吊持具の使用状態を示した側面図
【図6】本体における挿通孔の他の形態を示した斜視図
【図7】ハンガーにおけるフック部の他の形態を示した
側面図
【図8】本発明の用品ホルダーの実施形態を示した斜視
【図9】吊持具の本体に用品ホルダーを取り付けた状態
を示した斜視図
【図10】同、縦断面図
【符号の説明】
1 本体 1a 平板 1b 挿通孔 2 ハンガー 2a フック部 2c 鈎部 3 円筒 3a 突片 3c 膨出部 4 ゴム管 5 磁石 6 基体 10 止軸 11 円板

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】用品ホルダーが取付自在な挿通孔を上下方
    向に複数列貫設した平板の裏側に上記挿通孔の列に対応
    して係止部を上下方向に複数列設けてなる本体と、略逆
    U字状に折曲してなる剛性線材の上端にフック部を形成
    すると共に、左右下端それぞれに上記係止部と係止自在
    な鈎部を屈成してなるハンガーとを備え、上記鈎部の係
    止部に対する係止位置を適宜変更することにより本体の
    吊持高さを調整可能としたことを特徴とする吊持具。
  2. 【請求項2】上下各列において挿通孔を少なくとも2個
    横並びに貫設すると共に、その裏側に左右一対の係止部
    を設けた請求項1記載の吊持具。
  3. 【請求項3】平板の裏側に壁面と着脱自在な吸着部材を
    設けた請求項1または2記載の吊持具。
  4. 【請求項4】ハンガーのフック部にゴム管により滑り止
    めを設けた請求項1、2または3記載の吊持具。
  5. 【請求項5】吊持具の本体に着脱自在な用品ホルダーで
    あって、その背面に上記本体の横幅に見合った凹陥部を
    形成すると共に、この凹陥部に上記本体の挿通孔に対し
    て挿入自在な止軸を設けたことを特徴とする吊持具に用
    いる用品ホルダー。
JP1996005125U 1996-05-13 1996-05-13 吊持具及びこれに用いる用品ホルダー Expired - Lifetime JP3031126U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014222122A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 株式会社東芝 情報端末ホルダー及び冷蔵庫

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014222122A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 株式会社東芝 情報端末ホルダー及び冷蔵庫

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