JP7236744B2 - 室内物干し具 - Google Patents
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Description
加えて、室内の壁などに存在する出っ張りや窓枠などの横桟にハンガーを掛けて、洗濯物を乾かしたりすることもよく行われている。このように、室内で洗濯物を乾燥させるためにハンガーを掛けるハンガー掛け(言い換えれば、物干し具)に関する技術は、既に幾つも開発されており、例えば、特許文献1に開示される物干し具がある。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、壁面に取り付けられる室内用の物干し具を提供することを目的とする。その室内用物干し具は、使用者の背の高さに対応でき、また、畳んだタオルなどの日用品を収納するスペース(載置台)も備えたものとなっている。
本発明にかかる室内用物干し具は、室内の壁面に垂下状に設けられた左右一対の取り付け体と、基端部が壁面に隣接し且つ先端部が壁面から離れるように前方へ延びる左右一対の横棒体と、前記左右一対の横棒体間に架け渡され、物品を載置することを可能とする載置棒体と、基端部が前記取り付け体に係合し、且つ載置棒体が前記壁面に沿った水平状となるように、前記横棒体を上方へ引き上げる引き上げ棒体と、を有する物干し具であって、一端側が前記横棒体の先端部と前記壁面に沿った水平方向軸心周りに回動可能とされ、他端側が前記引き上げ棒体の先端部と前記壁面に沿った水平方向軸心周りに回動可能とされた左右一対の中間リンク体が設けられ、前記引き上げ棒体の先端部に、前記左右一対の中間リンク体間に架け渡された掛け棒体が配設され、前記横棒体の先端側と前記中間リンク体の一方側の先端側が連結され、前記引き上げ棒体の先端部が前記中間リンク体の他方側の先端側と連結されていることを特徴とする。
れる構成とされているとよい。
以下、本発明にかかる室内用物干し具の第1実施形態を、図1、図2を参照して説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明を具体化した一例であって、その具体例をもって本発明の構成を限定するものではない。
図2に示す如く、本実施形態の室内用の物干し具1は、室内の壁面Wに設置されるものであるため、物干し具1自体を壁面Wに設置するための取り付け体4を有する。
左右一対にある取り付け体4の水平方向の間隔は、物干し具1の横幅より幅狭なものとなっている。また、取り付け体4は、上下方向を向くように壁面Wに取り付けられるため、その裏面は、壁面Wに面接するように平坦なものとなっている。取り付け体4の表面に関しては、上下方向の上部と下部のそれぞれにU字係合部材6が形成されている。
載置台2は、壁面Wに対して直角な方向を向くように前方側(壁面Wから離れる側)に延びる左右一対の横棒体9を有している。詳しくは、横棒体9は、基端部が壁面Wに隣接しており、その先端部が壁面Wから離れるように前方へ延びている。横棒体9はその長さが約20cm程度のリンク体である。
横棒体9の基端側(壁面Wに最も近い側)に架け渡された載置棒体7の左右両端が、取り付け体4のU字係合部材6の上から嵌まり込むようになる。
中間リンク体10の他方側(先端側)と引き上げ棒体11の先端部とは、横棒体9の最先端に設けられた水平方向を向く掛け棒体(ハンガー棒体3)により、壁方向に沿った水平軸心周りに回動自在に取り付けられている。引き上げ棒体11は長さが約30cmほどであり、その基端部は、左右方向に延びる支持棒体8により、左右一対の引き上げ棒体11の基端部同士が連結されるものとなっている。
[第2実施形態]
次に、本発明にかかる室内用物干し具の第2実施形態を、図3、図4を参照して説明する。第2実施形態が第1実施形態と大きく異なるのは、第1実施形態における物干し具1本体(取り付け体4以外)を「上下方向に反転して設置」する点にある。
図3や図4に示す如く、本実施形態の室内用の物干し具1は、室内の壁に設置されるものであるため、物干し具1自体を壁面Wに設置するための取り付け体4を有する。
載置台2は、壁面Wに対して直角な方向を向くように前方側(壁面Wから離れる側)に延びる左右一対の横棒体9を有している。詳しくは、横棒体9は、基端部が壁面Wに隣接しており、その先端部が壁面Wから離れるように前方へ延びている。横棒体9はその長さが約20cm程度のリンク体である。
横棒体9の基端側(壁面Wに最も近い側)に架け渡された載置棒体7の左右両端が、取り付け体4のU型係合部材の上から嵌まり込むようになる。
中間リンク体10の他方側(先端側)と押上棒体12の先端部とは、横棒体9の最先端に設けられた水平方向を向く掛け棒体(ハンガー棒体3)により、壁方向に沿った水平軸心周りに回動自在に取り付けられている。押上棒体12は長さが約30cmほどであり、その基端部は、左右方向に延びる支持棒体8により、左右一対の引き上げ棒体11の基端部同士が連結されるものとなっている。
[第3実施形態]
図5、図6には、本発明にかかる室内用の物干し具1の第3実施形態が示されている。
具体的には、横棒体9の基端側(壁面Wに最も近い側)に架け渡された載置棒体7の左右両端を、取り付け体4の上部に設けられたU型係合部材に嵌め込み、それ以外の部材は壁面Wに沿って垂れ下がるように配備する。これにより、載置台2は使用できなくはなるが、載置台2を構成する載置棒体7やハンガー棒体3の全てにハンガーHをかけることができ、多くの衣類をハンガーHを介して吊り下げることができる。この際、図5に示すように、S字状フック13を用いることで、ハンガーH体を容易に載置棒体7やハンガー棒体3に引っ掛けることが可能となる。
[第4実施形態]
図1~図6における室内用物干し具1の取り付け体4は、実際には壁面Wに固定(例えば、ネジ止め)されていない。取り付け体4の上端部がフック状になっており、壁面Wに別途固定された吊り下げレール20に吊り下がるものとなっている。
具体的には、まず、図1~図6に示す如く、吊り下げレール20は、壁面Wに水平方向に取り付けられた長尺な部材であって、下面に開口された溝部21が形成されている。溝部21は吊り下げレール20の長手方向に沿って連続して形成されている。この溝部21の形状の詳細は後述するが、この溝部21に取り付け体4の上縁が取り付けられる。
一方、取り付け体4の上縁は、吊り下げレール20の溝部21から当該溝部21の内部に侵入可能とされており、且つ取り付け体4の上縁には、前方へ向けて鍵状に突出する鍵片14を有している。この鍵片14が吊り下げレール20の屈曲部22に係合することで、物干し具1が吊り下げラックに引っかかり、ひいては、壁面Wに揺動することなく取り付けられるものとなる。
以上、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。
例えば、実施の形態において示した「本発明の物干し具1」の各部位の寸法は、あくまでも例示であり、他の寸法であっても何ら問題はない。
2 載置台
3 ハンガー棒体
4 取り付け体
6 U字係合部材
7 載置棒体
8 支持棒体
9 横棒体
10 中間リンク体
11 引き上げ棒体
12 押上棒体
13 S字状フック
14 鍵片
20 吊り下げレール
21 溝部
22 屈曲部
24 キャップ体
H ハンガー
T タオル
W 壁面
Claims (3)
- 室内の壁面に垂下状に設けられた左右一対の取り付け体と、
基端部が壁面に隣接し且つ先端部が壁面から離れるように前方へ延びる左右一対の横棒体と、
前記左右一対の横棒体間に架け渡され、物品を載置することを可能とする載置棒体と、
基端部が前記取り付け体に係合し、且つ載置棒体が前記壁面に沿った水平状となるように、前記横棒体を上方へ引き上げる引き上げ棒体と、を有する物干し具であって、
一端側が前記横棒体の先端部と前記壁面に沿った水平方向軸心周りに回動可能とされ、他端側が前記引き上げ棒体の先端部と前記壁面に沿った水平方向軸心周りに回動可能とされた左右一対の中間リンク体が設けられ、
前記引き上げ棒体の先端部に、前記左右一対の中間リンク体間に架け渡された掛け棒体が配設され、
前記横棒体の先端側と前記中間リンク体の一方側の先端側が連結され、前記引き上げ棒体の先端部が前記中間リンク体の他方側の先端側と連結されている
ことを特徴とする室内用の物干し具。 - 室内の壁面に垂下状に設けられた左右一対の取り付け体と、
基端部が壁面に隣接し且つ先端部が壁面から離れるように前方へ延びる左右一対の横棒体と、
前記左右一対の横棒体間に架け渡され、物品を載置することを可能とする載置棒体と、
基端部が前記取り付け体に係合し、且つ載置棒体が前記壁面に沿った水平状となるように、前記横棒体を上方へ押し上げる押上棒体と、を有する物干し具であって、
一端側が前記横棒体の先端部と前記壁面に沿った水平方向軸心周りに回動可能とされ、他端側が前記押上棒体の先端部と前記壁面に沿った水平方向軸心周りに回動可能とされた左右一対の中間リンク体が設けられ、
前記押上棒体の先端部に、前記左右一対の中間リンク体間に架け渡された掛け棒体が配設され、
前記横棒体の先端側と前記中間リンク体の一方側の先端側が連結され、前記押上棒体の先端部が前記中間リンク体の他方側の先端側と連結されている
ことを特徴とする室内用の物干し具。 - 長尺で下方開口状の溝部を有する吊り下げレールが、壁面に水平方向に取り付けられており、
前記取り付け体の上端部に設けられた被係合部が、前記吊り下げレールの溝部に形成された係合体に係合することで、取り付け体が壁面に接するように配備される構成とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の室内用の物干し具。
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- 2020-06-05 JP JP2020098646A patent/JP7236744B2/ja active Active
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