JP2009213549A - テーブル及びテーブルの脚支持構造 - Google Patents

テーブル及びテーブルの脚支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】テーブル下面に取り付けられる折り畳み自在の脚が,その立てた状態でも,畳んだ状態でも,完全に固定されると共に,特に,畳んだ状態において,テーブルとの間の間隔がまったく変化しないようにして,脚とテーブルとの間に手が挟まれないようにした安全な脚支持構造を提供すること。
【解決手段】脚と一体のカム板に,上記ストッパが当接する第1のカム面と第2のカム面とが形成され,上記脚がテーブル下面に立てた状態となった時に上記当り部材が上記第1の当り部に当接し且つストッパが第1のカム面に当接することで脚がテーブル下面に立てた状態で固定され,且つ,上記脚がテーブル下面に沿った折り畳み状態となった時に上記当り部材が上記第2の当り部に当接し且つストッパが第2のカム面に当接することで脚がテーブル下面に沿った折り畳み状態で固定されてなるテーブルの脚支持構造。
【選択図】図1

Description

本発明は,脚をテーブル下面に垂直或いは傾斜させて立てた状態と,テーブル下面に沿った折り畳み状態との間で回動自在に支持するためのテーブルの脚支持構造及びその脚支持構造を備えたテーブルに関するものである。
上記のようなテーブルの脚支持構造においては構造部分を小さくし,下肢空間を大きくして使い勝手の良いものにしたいという要望がある。また,脚を揺動させようとした時や,テーブル下面に沿った状態に折り畳んだ時に,脚支持構造の可動部や,脚とテーブルとの間に手が挟まれて操作者が痛い思いをすることのない様にする必要がある。
この点,特許文献1では,脚を立てた状態では脚を固定することが出来るが,脚を畳んだ時には,畳まれた脚とテーブルとの間に手が挟まれる可能性がある。
また特許文献2においても,同様に,脚を立てた状態では,脚が固定されて安全であるが,脚を畳んだ状態では,単に脚の一部に円形の係合部材が入り込んで脚を簡単に止める溝が形成されているのみである。従って,この場合には,脚に力がかかると上記係合部材が上記溝から簡単に外れてしまうので,やはり脚を畳んだ状態で,完全に固定することが出来ず,脚が不意に動いたりして,危険である。
また,脚を畳む動作を行なったときに,可動部に指が触る危険性がある。
特許第2734970号公報 特許第2846864号公報
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その第1の目的とするところは,構造部分を小さくすると共にテーブル下面に取り付けられる折り畳み自在の脚が,その立てた状態でも,畳んだ状態でも,完全に強固に固定され,ガタが生じないと共に,特に,畳んだ状態において,テーブルとの間の間隔がまったく変化しないようにして,脚とテーブルとの間に手が挟まれないようにした安全な脚支持構造を提供することである。
また,また上記のような折り畳み自在の脚の場合,折り畳み動作時に,動きのある可動部に手が挟まれたりする危険性がある。そのため,本発明の第2の目的は,脚を立てたり畳んだりする動作時に,支持機構の中の可動部に手が挟まれないように,上記可動部を完全に囲うことで,そこに手が近づかないようにして,可動部に手が挟まれないようにした安全な脚支持構造を提供することである。
さらに,上記のような支持機構においては,通常,脚を回動自在に支持する支持台をテーブル下面に設ける必要があるが,そのような支持台について,種々の寸法変化にも対応できるような支持台を備えていることが,コストダウンに好都合である。
従って,本発明の第3の目的は,種々の寸法のテーブルに適用することが出来ることで,コストダウンを図ることが出来る脚支持構造を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は,
脚をテーブル下面に立てた状態と,テーブル下面に沿った折り畳み状態との間で回動自在に支持するためのテーブルの脚支持構造であって,
上記脚の回動端部に取り付けられたカム板と,
上記カム板をテーブル下面に垂直な面内で回動自在に支持するテーブル下面に平行な脚支持軸と,
上記脚支持軸を支持する脚支持台とを備えた脚支持構造において,
上記テーブル下面に平行で上記脚支持台に回動自在に取り付けられるストッパ支持軸と,
上記ストッパ支持軸に固定されたアームに固定され,上記ストッパ支持軸と一体として回動するストッパと,
上記カム板に固定された当り部材とを備え,
前記脚支持台に,上記脚のテーブル下面に立てた状態とテーブル下面に沿った折り畳み状態とにおいて,上記当り部材が当接する第1の当り部と第2の当り部とが形成され,且つ,上記カム板に,上記脚のテーブル下面に立てた状態とテーブル下面に沿った折り畳み状態とにおいて,上記ストッパが当接する第1のカム面と第2のカム面とが形成され,上記脚がテーブル下面に立てた状態となった時に上記当り部材が上記第1の当り部に当接し且つストッパが第1のカム面に当接することで脚がテーブル下面に立てた状態で固定され,且つ,上記脚がテーブル下面に沿った折り畳み状態となった時に上記当り部材が上記第2の当り部に当接し且つストッパが第2のカム面に当接することで脚がテーブル下面に沿った折り畳み状態で固定されてなるテーブルの脚支持構造として構成されている。
上の発明においては,当り部材が,カム板に取付けられ,脚支持台側に上記当り部材が当接する第1及び第2の当り部が形成されているが,例えば,当り部材が,脚支持台に取付けられ,カム板側に上記当り部材が当接する第1及び第2の当り部が形成されていてもよい。
本発明は,上記のように構成されているので,上記脚がテーブル下面に立てられた状態となった時に,上記当り部材が上記第1の当り部に当接し,且つストッパが第1のカム面に当接することで,脚がテーブル下面に立てられた状態で強固に固定されることになる。
このように,上記カム板が,当り部材を介して脚支持台に形成された第1の当り部に当接するので,脚は,回動できず,またその状態で,カム板の第1のカム面が,脚支持軸に対して離間できないストッパに当接するので,脚は,回動できないので,脚は,立てられた状態で,完全に固定され,ガタが生じることがない。
また,上記脚が,テーブル下面に沿った折り畳み状態となった時には,上記当り部材が,上記第2の当り部に当接し,且つストッパが,第2のカム面に当接することで,脚は,テーブル下面に沿った折り畳み状態で固定される。
このように,上記脚が,テーブル下面に沿った折り畳み状態となった時には,上記カム板が,当り部材を介して脚支持台に形成された第2の当り部に当接するので,脚は,回動できず,またその状態で,カム板の第2のカム面が,脚支持軸に対して離間できないストッパに当接するので,脚は,畳まれた状態で,完全に強固に固定され,ガタが生じない。従って,脚がテーブル下面に沿う状態に畳まれた時に,脚とテーブル下面との距離が変動しないので,テーブル下面と脚との間に手が挟まれるような危険性が皆無となる。
また,このようなテーブル用支持脚では,脚支持構造部分をコンパクトにし,下肢空間が広いほど使用者には便利である。そのためには,カム板の形状を小さくし,脚支持軸の中心とカム,ストッパが当接する点との距離を小さくする必要がある。しかし,テーブル使用時に加わる力(脚を折畳み方向に回転させる力,図5に矢印Y1で示す力)を受け止めるカム,ストッパの当接面の負荷はこの距離に反比例して大きくなる。そこで,コンパクトにするには,カム板を2枚にし,ストッパが当接する点も2ヶ所にして,負荷を分散させることが有利である。 更には,特許文献2に見られるような,脚が2本連結されている構造ではなく,単独脚の場合は特に,脚支持軸の軸長方向に対して回転させる力(図4にY2で示す)が大きく動く為,この負荷を受け止めるには2枚のカム板を脚支持軸の軸長方向に可能な限り広い間隔で配置して,2枚のカム板,ストッパの当接面の間隔を大きく設定することが有利である。
その点,本発明では,上記カム板が,上記のようにテーブル下面に垂直の2枚の平行なカム板からなっており,上記脚支持台は,上記2枚のカム板と平行で,上記2枚のカム板を内側に挟む構造となっており,上記のような負荷に対して有利である。
加えて,上記脚の回動端部には,湾曲した帯材から構成された保護カバーが固定され,保護カバーは,その両端が上記脚の回動端部に固定され,上記2枚の脚支持板の内側の間隔と略等しい幅に形成されており,少なくとも上記脚支持軸と,カム板と,ストッパとを上記湾曲した空間内に包含している場合には,脚の折り畳み動作に伴って,前記レバーによってストッパを回動させる動作と,カム板を回動させる動作が生じても,これらの部材が保護カバーに囲まれ,外部に露出することがなく,人の手がその部分に近づくことが出来ないので,人手がこのような可動部分に巻き込まれたり,挟まれたりする危険性が完全に回避される。
更に十分な安全性を考慮するならば,ストッパ支持軸も上記保護カバーの湾曲する内部空間内に包含するようにしても良い。
脚は,立てた状態,或いは畳んだ状態で完全に固定されなければならない。そのためには,不用意にストッパが第1あるいは第2のカム面から外れないようにする必要がある。ストッパを付勢する弾性部材はこのためのもので,ストッパが勝手に外れるような不都合が回避される。
立てた状態の脚,あるいは畳んだ状態の脚を畳む,あるいは立てる場合には,上記ストッパ支持軸を回動させて,ストッパと第1あるいは第2のカム面との干渉を解除する必要がある。ストッパの解除のためにストッパ支持軸を回動させるためのレバーが設けられることが望ましい。この場合,上記レバーを,操作することで,ストッパを第1あるいは第2のカム面から外し,固定された脚を自由に回動させることができる。また,レバーの操作部は2枚の脚支持台の間に位置すると,構造部がコンパクトにまとまり,下肢空間が広くなり,使い勝手が良い。
上記構成に係る脚支持構造を用いたテーブルでは,本発明の課題であるテーブル下面に取り付けられる折り畳み自在の脚が,その立てた状態でも,畳んだ状態でも,完全に固定されると共に,特に,畳んだ状態において,テーブルとの間の間隔がまったく変化しないようにして,脚とテーブルとの間に手が挟まれないようにした安全な脚支持構造を提供することが可能である。
本発明によれば,テーブル下面に取り付けられる折り畳み自在の脚が,その立てた状態でも,畳んだ状態でも,完全に固定されると共に,特に,畳んだ状態において,テーブルとの間の間隔がまったく変化しないようにして,脚とテーブルとの間に手が挟まれないようにした安全な脚支持構造を提供することが出来る。
また,上記のような折り畳み自在の脚の場合,折り畳み動作時に,動きのある可動部に手が挟まれたりする危険性があるが,本発明においては,脚を立てたり畳んだりする動作時に,支持機構の中の可動部に手が触ったり挟まれたりしないように,支持機構の動きのある部材を保護カバーで完全に囲うことで,可動部に手が近づかないようにして,安全な脚支持構造を提供している。
さらに,上記のような支持機構においては,通常脚を回動自在に支持する支持台をテーブル下面に設ける必要があるが,そのような支持台について,種々の寸法変化にも対応できるような支持台を備えていることが,コストダウンに好都合である。
本発明においては,種々の寸法のテーブルに適用することが出来ることで,コストダウンを図ることが出来る脚支持構造を提供することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は,本実施形態の脚支持構造の全体斜視図,図2は,本実施形態の脚支持構造における脚を畳んだ状態の正断面図,図3は,本実施形態の脚支持構造における脚を畳んだ状態の側断面図,図4は,本実施形態の脚支持構造における脚を立てた状態の正断面図,図5は,本実施形態の脚支持構造における脚を立てた状態の側断面図,図6は,本実施形態の脚支持構造の全体斜視図,図7は,本実施形態の脚支持構造の全体分解斜視図である。
図1に示すように,この実施形態に係る脚支持構造Xは,脚1をテーブル3の下面3aに立てた状態と,図2に示すようにテーブル3の下面3aに沿った折り畳み状態との間で回動自在に支持することが出来る。
上記脚支持構造Xは,上記脚1の回動端部に取り付けられた1対のカム板5,5を備えている。
上記カム板5は,テーブル下面に平行な脚支持軸7によって,テーブル下面3aに垂直な面内で回動自在に支持されている。
また,上記脚支持軸7は,テーブル下面に垂直な2枚の脚支持台9,9に支持されている。
従って,脚1は,カム板5を介して,2枚の脚支持台9,9に,脚支持軸7を中心として回動自在に支持されている。
上記脚支持構造Xは,更に上記テーブル下面3aに平行で,上記脚支持台9に回動自在に取り付けられるストッパ支持軸11と,このストッパ支持軸11に固定されたアーム13に固定され,上記ストッパ支持軸11と一体として回動するストッパ15とを備えている。
更に脚支持構造Xは,上記カム板5に固定された丸軸状の当り部材17を備えており,上記脚支持台9には,上記当り部材17が挿入される円弧状長孔19が形成されている。この円弧状長孔19は,上記脚支持軸7を中心とする円弧状に形成されている。従って,脚1がこの脚支持軸7を中心として回動する時に,カム板5の回動に伴って,カム板5に固定された上記当り部材17が,上記円弧状長孔19に沿って移動する。
上記円弧状長孔19の端部は,上記脚1をテーブル下面3aに図1に示すように立てた状態と,図2のようにテーブル下面に沿って折り畳んだ状態とにおいて,上記当り部材17が当接する第1の当り部19aと,第2の当り部19bとを構成している。
また上記カム板5には,図1に示すように,上記脚1をテーブル下面3aに立てた状態と,図2に示すテーブル下面3aに沿った折り畳み状態とにおいて,上記ストッパ15が当接する第1のカム面5aと,第2のカム面5bとが形成されている。
従って,上記脚1がテーブル下面3aに立てられた状態(図1,図4,図5)となった時に,上記当り部材17が上記第1の当り部19aに当接し,且つストッパ15が第1のカム面5aに当接することで,脚1がテーブル下面3aに立てられた状態で固定されることになる。このように,上記カム板5が,当り部材17を介して脚支持台9に形成された第1の当り部19aに当接するので,脚1は,図1における反時計方向に回動できず,またその状態で,カム板5の第1のカム面5aが,脚支持軸11に対して離間できないストッパ15に当接するので,脚1は,図1における時計方向にも回動できないので,脚1は,立てられた状態で,完全に固定される。
また,上記脚1が,図2に示すように,テーブル下面3aに沿った折り畳み状態となった時には,上記当り部材17が,上記第2の当り部19bに当接し,且つストッパ15が,第2のカム面5bに当接することで,脚1は,テーブル下面3aに沿った折り畳み状態で固定される。
このように,上記脚1が,図2に示すように,テーブル下面3aに沿った折り畳み状態となった時には,上記カム板5が,当り部材17を介して脚支持台9に形成された第2の当り部19bに当接するので,脚1は,図1における時計方向に回動できず,またその状態で,カム板5の第2のカム面5bが,脚支持軸11に対して離間できないストッパ15に当接するので,脚1は,図1における反時計方向にも回動できない。従って,脚1は,畳まれた状態で,完全に固定され,ガタも生じない。
この時,上記ストッパ支持軸11は,その周りに取り付けられた弾性部材の一例である蔓捲きバネ23によって,図1,図2における反時計方向に回動するように常時付勢されており,上記のように脚1を立てた状態,あるいは畳んだ状態では,上記蔓捲きバネ23に付勢されて,ストッパ15が,第1あるいは第2のカム面5aあるいは5bに当接してカム板5(及びこれと一体の脚1)の回動を阻止している。従って,立てた状態の脚1,あるいは畳んだ状態の脚1を畳む,あるいは立てる場合には,上記ストッパ支持軸11を時計方向に回動させて,第1あるいは第2のカム面5aあるいは5bとの干渉を解除する必要がある。そのために,上記ストッパ支持軸11には,レバー25が固定されており,このレバー25を,回動操作することで,操作者は,ストッパ15を第1あるいは第2のカム面5aあるいは5bから外し,上記のように固定された脚1を自由に回動させることができる。
上記カム板5は,上記のようにテーブル下面3aに垂直の2枚の平行なカム板5,5からなっており,上記脚支持台9,9は,上記2枚のカム板5,5と平行で,上記2枚のカム板5,5を内側に挟む構造となっている。加えて,上記脚1の回動端部には,湾曲した帯材から構成された保護カバー21が固定されている。この保護カバー21は,その両端に設けられた固定用端部21a,21bが上記脚1の回動端部(或いは,カム板5)に固定されることで,脚1に固定されている。上記保護カバー21は,上記2枚の脚支持板9,9の内側の間隔と略等しい幅に形成されており,少なくとも上記脚支持軸7と,カム板5と,ストッパ15とを上記湾曲した空間内に包含している。
上記保護カバー21は,上述のように,脚支持構造の可動部分に手が触らないことを目的としたもので,それ自身は,上記可動部に接触しても構わないので,接触したときに柔軟に湾曲できるように,柔軟な材質で構成することが望ましい。
このような脚支持構造Xでは,脚1の折り畳み動作に伴って,前記レバー25によってストッパ15を回動させる動作と,カム板5を回動させる動作が生じるが,このような部材の移動や回動動作に人の手が巻き込まれたり,挟まれたりする可能性があるが,上記のように保護カバー21がその湾曲した内部空間に上記カム板5,その回動中心の脚支持軸7更にはストッパ15を包含しているので,これらの部材が外部に露出することがなく,人の手がその部分に近づくことが出来ないので,人手がこのような可動部分に巻き込まれたり,挟まれたりする危険性が完全に回避される。
また,前記レバー25の操作端部25aは,図1に示すように,2枚の脚支持台9,9に当たらないように,2枚の脚支持台9,9の間に設けられ,2枚の脚支持台9,9の間に収納されるような位置にあることが望ましい。
上の例では,ストッパ支持軸11は,上記保護カバー21の内部に包含されていない。これは,ストッパ支持軸11の場合,単に軸周りに回動するだけであり,且つレバー25の回動動作範囲も狭いので,その回動による危険性が極めて少ないことによる。ただし,更に十分な安全性を考慮するならば,図6に示すように,ストッパ支持軸11も上記保護カバー21の湾曲する内部空間に包含するようにしても良い。
上記脚支持台9は,それぞれ独立に上記テーブル下面に固定されてなる2枚の板状の脚支持台9,9によって構成されている。
この点,例えば,特許文献2に開示された脚支持構造において用いられている脚支持台は,断面コ字状に形成されており,左右一体の板状部材によって構成されているが,このようなテーブル用脚を支持する支持台では,テーブルのサイズなどに応じて脚1のサイズが変化した場合,一対の脚支持台の間隔を変化させる必要があるために,上記一対の脚支持台が左右一体に構成された上記特許文献1に記載の脚支持構造では,多くのサイズの脚支持台が必要となり,これがコストを押し上げる原因の1つになっている。
また,このような断面コ字状で一体の脚支持台の場合,コ字状に曲げ加工を行った後に前記脚支持軸7等を取り付ける孔を加工する必要がある。しかし,コ字状になった脚支持台に精度よく加工することは至難の業であり,それによる加工コストの上昇という問題も指摘される。
これに対して,この実施形態に用いられた脚支持台9のように1対の脚支持台9,9がそれぞれ独立の場合には,その間の間隔を自由に調整できるので,脚やテーブルの寸法変更に柔軟に対応できる。また,左右の支持台9,9がそれぞれ独立しているので,それぞれ単独で穴あけ加工が可能で,前記脚支持軸7や,ストッパ支持軸11を支持する軸孔の加工精度が低下することがない。
また,この実施形態では,脚支持台9,9が左右に分離されている為,(脚支持台9,9を天板3に組付ける前は)保護カバー21を取付ける作業も容易であり,組付時間を短縮し,コストダウンを図ることができる。さらに脚支持台9,9が断面コ字状の場合は,保護カバー21を組付けるには,保護カバー21をコ字部分と脚支持軸等の隙間を通す必要がある。そのため組付け作業に熟練と時間を要すると共に,保護カバー21両端の形状も規制される。一方脚支持台9,9を左右に分割すると脚1の取付部付近をカバーする保護カバー両端部の形状も自由に設計することができる。例えば,保護カバー21の固定用端部21b(図2,図6の矢印Aの部分)を柔らかな平面とすることで,図2のように脚を折畳み,テーブルを積み重ねた時に天板面が傷つくことを防ぐクッション部材とすることが可能であり,部材の削減,コストダウンになる。
上の実施形態においては,当り部材が,カム板に取り付けられ,脚支持台側に上記当り部材が当接する第1及び第2の当り部が形成されているが,例えば,当り部材が,脚支持台に取付けられ,カム板側に上記当り部材が当接する第1及び第2の当り部が形成されていてもよい。
この場合,前記カム板側に,上記当り部材が上記脚のテーブル下面に立てた状態とテーブル下面に沿った折り畳み状態とにおいて,上記当り部材が当接する第1の当り部と第2の当り部とが形成されることになり,且つ,上記脚支持台側に,上記脚のテーブル下面に立てた状態とテーブル下面に沿った折り畳み状態とにおいて,上記ストッパが当接する第1のカム面と第2のカム面とが形成されることになる。その結果,上記脚がテーブル下面に立てた状態となった時に上記当り部材が上記第1の当り部に当接し且つストッパが第1のカム面に当接することで脚がテーブル下面に立てた状態で固定され,且つ,上記脚がテーブル下面に沿った折り畳み状態となった時に上記当り部材が上記第2の当り部に当接し且つストッパが第2のカム面に当接することで脚がテーブル下面に沿った折り畳み状態で固定されることになる。
本発明は,テーブルの脚支持構造に利用可能である。
本実施形態の脚支持構造の全体斜視図。 本実施形態の脚支持構造における脚を畳んだ状態の正断面図。 本実施形態の脚支持構造における脚を畳んだ状態の側断面図。 本実施形態の脚支持構造における脚を立てた状態の正断面図。 本実施形態の脚支持構造における脚を立てた状態の側断面図。 本実施形態の脚支持構造の全体斜視図。 本実施形態の脚支持構造の全体分解斜視図。
符号の説明
1…脚
3…テーブル
3a…テーブル下面
5…カム板
7…脚支持軸
9…脚支持台
11…ストッパ支持軸
13…アーム
15…ストッパ
17…当り部材
19…円弧状長孔
21…保護カバー
23…蔓捲きバネ(弾性部材)
25…レバー

Claims (8)

  1. 脚をテーブル下面に立てた状態と,テーブル下面に沿った折り畳み状態との間で回動自在に支持するためのテーブルの脚支持構造であって,
    上記脚の回動端部に取り付けられたカム板と,
    上記カム板をテーブル下面に垂直な面内で回動自在に支持するテーブル下面に平行な脚支持軸と,
    上記脚支持軸を支持する脚支持台とを備えた脚支持構造において,
    上記テーブル下面に平行で上記脚支持台に回動自在に取り付けられるストッパ支持軸と,
    上記ストッパ支持軸に固定されたアームに固定され,上記ストッパ支持軸と一体として回動するストッパと,
    上記カム板に固定された当り部材とを備え,
    前記脚支持台に,上記脚のテーブル下面に立てた状態とテーブル下面に沿った折り畳み状態とにおいて,上記当り部材が当接する第1の当り部と第2の当り部とが形成され,且つ,上記カム板に,上記脚のテーブル下面に立てた状態とテーブル下面に沿った折り畳み状態とにおいて,上記ストッパが当接する第1のカム面と第2のカム面とが形成され,上記脚がテーブル下面に立てた状態となった時に上記当り部材が上記第1の当り部に当接し且つストッパが第1のカム面に当接することで脚がテーブル下面に立てた状態で固定され,且つ,上記脚がテーブル下面に沿った折り畳み状態となった時に上記当り部材が上記第2の当り部に当接し且つストッパが第2のカム面に当接することで脚がテーブル下面に沿った折り畳み状態で固定されてなるテーブルの脚支持構造。
  2. 脚をテーブル下面に立てた状態と,テーブル下面に沿った折り畳み状態との間で回動自在に支持するためのテーブルの脚支持構造であって,
    上記脚の回動端部に取り付けられたカム板と,
    上記カム板をテーブル下面に垂直な面内で回動自在に支持するテーブル下面に平行な脚支持軸と,
    上記脚支持軸を支持する脚支持台とを備えた脚支持構造において,
    上記テーブル下面に平行で上記脚支持台に回動自在に取り付けられるストッパ支持軸と,
    上記ストッパ支持軸に固定されたアームに固定され,上記ストッパ支持軸と一体として回動するストッパと,
    上記脚支持台に固定された当り部材とを備え,
    前記カム板に,上記脚のテーブル下面に立てた状態とテーブル下面に沿った折り畳み状態とにおいて,上記当り部材が当接する第1の当り部と第2の当り部とが形成され,且つ,上記脚支持台に,上記脚のテーブル下面に立てた状態とテーブル下面に沿った折り畳み状態とにおいて,上記ストッパが当接する第1のカム面と第2のカム面とが形成され,上記脚がテーブル下面に立てた状態となった時に上記当り部材が上記第1の当り部に当接し且つストッパが第1のカム面に当接することで脚がテーブル下面に立てた状態で固定され,且つ,上記脚がテーブル下面に沿った折り畳み状態となった時に上記当り部材が上記第2の当り部に当接し且つストッパが第2のカム面に当接することで脚がテーブル下面に沿った折り畳み状態で固定されてなるテーブルの脚支持構造。
  3. 上記カム板が,上記脚の回動端部に取り付けられ,テーブル下面に垂直の2枚の平行なカム板からなり,且つ,上記脚支持台が,上記2枚のカム板と平行で,上記2枚のカム板を内側に挟む2枚の支持板によって構成されてなる請求項1或いは2のいずれかに記載のテーブルの脚支持構造。
  4. 上記脚の回動端部に両端が固定され,上記2枚の支持板の間隔と略等しい幅の湾曲した帯材から構成された保護カバーを更に備えてなり,上記保護カバーが,少なくとも上記脚支持軸と,カム板と,ストッパとを上記湾曲した空間内に包含してなる請求項3に記載のテーブルの脚支持構造。
  5. 上記保護カバーが,更に上記ストッパ支持軸を上記湾曲した空間内に包含してなる請求項4に記載のテーブルの脚支持構造。
  6. 上記脚支持台が,それぞれ独立に上記テーブル下面に固定されてなる板状の部材から構成されてなる請求項1〜5のいずれかに記載のテーブルの脚支持構造。
  7. 上記ストッパを常時上記第1及び第2のカム面と係合する方向に弾性付勢する弾性部材と,
    上記ストッパを上記弾性部材による付勢力に反して上記第1あるいは第2のカム面から離脱させる方向に回動させる上記ストッパ支持軸に固定されたレバーとを更に備えてなり,そのレバーの操作端部が2枚の脚支持台の間に位置する請求項1〜6のいずれかに記載のテーブルの脚支持構造。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のテーブルの脚支持構造を備えたテーブル。
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