JP2009213125A - レーダ装置用アンテナおよびその製造方法 - Google Patents

レーダ装置用アンテナおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】微細構造を有するレーダ装置用アンテナ、および加工精度が高くかつ生産性の優れたレーダ装置用アンテナの製造方法を提供する。
【解決手段】アンテナ素子110を備える放射部基板101を作製するために、放射部基板101を射出成形法により成形する放射部基板成形工程と、放射部基板成形工程の後に放射部基板101の両面にパターンを形成するパターン形成工程と、放射部基板101に第1の給電線路105、第2の給電線路106、およびスルーホール122を形成するスルーホール形成工程とを有している。放射部基板成形工程は、第1の金型151の対向する両面にそれぞれ第1の銅箔131と第2の銅箔132とを配置するステップと、第1の貫通孔を形成する位置に精密ピン153を挿入するステップと、第1の金型151の内部に樹脂154を射出するステップとを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーダ装置用アンテナおよびその製造方法に関するもので、特に微細構造を有する高周波用のレーダ装置用アンテナおよびその製造方法に関するものである。
近年、高度情報化に伴う情報量の増大に対応して、無線を利用した通信システムではマイクロ波やミリ波を利用したシステムの開発が進められている。また、レーダ装置でも、自動車搭載用レーダ等に好適な高い周波数帯域を利用した装置の開発が進められており、たとえば22〜29GHzの準ミリ波帯や70〜81GHzのミリ波帯が利用されている。
このように、高い周波数帯域を利用したシステムでは、高性能のレーダを製造することが可能となるが、波長が短くなるのに伴ってアンテナ装置が小型化されるとともに、高い加工精度が要求されるようになる。高精度でアンテナ装置を製造する従来の方法として、たとえば特許文献1に記載の方法が知られている。特許文献1では、図9に示すような微細構造のアンテナ装置900を製造する方法が開示されている。
特許文献1に記載のアンテナ装置900は、アンテナパターン905や、スルーホール904、電極906等が微細に形成された構造を有している。このような微細構造を、射出成形法あるいはホットエンボス成形法を用いて誘電体902と一体に形成することが記載されている。また、電極906の中に導電膜を形成して電極ポールを形成することが記載されている。
特開2004−304611号公報
しかしながら、特許文献1に記載のアンテナの製造方法では、アンテナパターン905、スルーホール904、電極906等の微細構造を誘電体902と一体に形成するために、射出成形法あるいはホットエンボス成形法を用いることが記載されているが、スルーホール904や電極906の内部に導体層を形成する製造方法は開示されていない。電極906については、内部に導電膜を形成すると記載されているだけである。微細構造を有するアンテナでは、微細構造部分に高精度に導体層を形成する方法が問題となる。
そこで、本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、微細構造を有するレーダ装置用アンテナ、および加工精度が高くかつ生産性の優れたレーダ装置用アンテナの製造方法を提供することを目的とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の第1の態様は、誘電体からなる放射部基板の一方の面にアンテナ素子を形成し、他方の面に地板を形成して前記一方の面から前記他方の面まで貫通されたスルーホールを備えたレーダ装置用アンテナの製造方法であって、射出成形法により両面に銅箔が配置された前記放射部基板を成形する放射部基板成形工程と、前記銅箔をエッチングして前記アンテナ素子を含む第1のパターンを形成するとともに、前記銅箔をエッチングして前記地板を含む第2のパターンを形成するパターン形成工程と、を有し、前記放射部基板成形工程は、前記放射部基板の両面を貫通する貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、前記貫通孔の内部に所定の金属をメッキして前記スルーホールを形成するスルーホール形成工程とを含むことを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の他の態様は、前記スルーホールは、第1の給電線路用スルーホールと第2の給電線路用スルーホールとを含んでいることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の他の態様は、前記スルーホールは、前記アンテナパターンを取り囲むキャビティを構成するスルーホールを含み、前記第1のパターンは、前記キャビティを構成するスルーホールを連結する環状導体パターンを含むことを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の他の態様は、前記第2のパターンは、前記第1の給電線路用スルーホールと非接触となるように形成される前記地板のパターンを含むことを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の他の態様は、前記放射部基板成形工程は、第1の金型の対向する両面にそれぞれ前記第1の銅箔と前記第2の銅箔とを配置するステップと、前記第1の貫通孔を形成する位置に所定のピンを挿入するステップと、前記第1の金型の内部に樹脂を射出するステップと、を有していることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の他の態様は、前記放射部基板の他方の面側に、射出成形法により線路基板を成形する線路基板成形工程をさらに有し、前記線路基板成形工程では、前記第1の給電線路用スルーホールの位置に第2の貫通孔を形成することを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の他の態様は、前記線路基板成形工程は、第2の金型の一方の面に前記放射部基板を配置するとともに、他方の面に第3の銅箔を配置するステップと、前記第2の貫通孔を形成する位置に前記ピンを配置するステップと、前記第2の金型の内部に樹脂を射出するステップと、を有していることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の他の態様は、前記線路基板成形工程では、前記第1の給電線路用スルーホールに前記ピンを挿通させて前記第2の貫通孔を形成することを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の他の態様は、前記第3の銅箔をエッチングして所定の伝送線路を形成する伝送線路形成工程と、前記第2の貫通孔の内部に所定の金属をメッキして前記第1の給電線路用スルーホールを形成する給電線路形成工程と、をさらに有することを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の他の態様は、前記基板成形工程では、前記放射部基板を2以上の平面に屈曲して成形し、前記2以上の平面のそれぞれに前記第1の貫通孔を成形することを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの製造方法の他の態様は、前記線路基板成形工程では、前記放射部基板の他方の面側に、前記2以上の平面のそれぞれに平行に屈曲させて前記線路基板を成形することを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの第1の態様は、誘電体からなり2以上の平面に屈曲された放射部基板と、前記放射部基板のそれぞれの平面の一方の面に形成されたアンテナ素子と、前記放射部基板のそれぞれの平面の他方の面に形成された地板と、前記地板を挟んで前記放射部基板のそれぞれの平面に平行に形成された線路基板と、前記線路基板の前記地板と接する面とは反対側の面に形成された伝送線路と、前記アンテナ素子と前記伝送線路とを電気的に接続する第1の給電線路と、前記アンテナ素子と前記地板とを電気的に接続する第2の給電線路と、前記アンテナ素子と前記地板とを電気的に接続する複数のスルーホールと、前記放射部基板の一方の面で前記スルーホールを電気的に接続する環状導体とからなるキャビティと、を備えることを特徴とする。
本発明のレーダ装置用アンテナの他の態様は、前記伝送線路は、前記放射部基板のそれぞれの平面に形成された前記アンテナ素子間を電気的に接続している、ことを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、微細構造を有するレーダ装置用アンテナおよび加工精度が高くかつ生産性の優れたレーダ装置用アンテナの製造方法を提供することができる。
本発明の好ましい実施の形態におけるレーダ装置用アンテナおよびその製造方法について、図面を参照して詳細に説明する。同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
本発明の実施の形態に係るレーダ装置用アンテナの製造方法を、図2に示すレーダ装置用アンテナ100を用いて説明する。レーダ装置用アンテナ100は、準ミリ波帯において超広帯域を利用したレーダに用いられるアンテナの一例である。図2は、レーダ装置用アンテナ100の平面図(a)、及びA−A’ 面で切断したときの断面図(b)を示している。レーダ装置用アンテナ100は、所定の誘電体で形成された放射部基板101の一方の面にアンテナ素子110を備えており、アンテナ素子110は台形形状を有する4つのアンテナパーツ111〜114で形成されたボウタイ状アンテナ素子としている。放射部基板101の他方の面には、地板102が形成されている。
レーダ装置用アンテナ100は、放射部基板101の一方の面にアンテナ素子110を取り囲むようにさらにキャビティ120が形成されている。キャビティ120は、放射部基板101の4辺に沿って配列された複数のスルーホール122と、複数のスルーホール122を結ぶ環状導体121とで構成されている。それぞれのスルーホール122は、放射部基板101を貫通する貫通孔の内壁に導体層が形成された構造を有している。スルーホール122の内壁に形成された導体層は、放射部基板101の一方の面で環状導体121に接続され、放射部基板101の他方の面では、地板102に接続されている。
地板102を挟んで放射部基板の101の反対側には、線路基板103が設けられており、線路基板103の地板102に接する面とは反対側の面に伝送線路104が形成されている。さらに、地板102とは非接触に、放射部基板101及び線路基板103を貫通して伝送線路104からアンテナ素子110への給電を行う第1の給電線路105と、放射部基板101を貫通してアンテナ素子110と地板102とを電気的に接続する第2の給電線路106とが設けられている。第1の給電線路105はアンテナパーツ111、112の上辺近傍に接続され、第2の給電線路106はアンテナパーツ113、114の上辺近傍に接続されている。線路基板103には、さらに所定の電子部品を実装することができる。
レーダ装置用アンテナ100は、アンテナ素子110と伝送線路104とが互いに平行な平面上に配置された構造に形成されており、これによりアンテナ形状が平板状となっている。このような平板形状とすることで、その配置スペースを小さくすることができ、またアンテナ素子110を同一平面状に複数配列してアレイアンテナを構成することも容易となる。
放射部基板101に形成されたキャビティ120は、放射部基板101に形成される表面波の影響を低減して良好な放射特性(放射パターン、ゲイン)が得られるように設けられたものである。使用周波数が高くなると、波長が短くなるのに伴ってアンテナの加工精度も高くする必要がある。キャビティ120を構成するスルーホール122は、放射部基板101において高精度に位置決めされており、貫通孔を高精度に形成した後に内壁に導体層を形成している。
本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法は、キャビティ120のような微細構造を高精度に形成してレーダ装置用アンテナ100を製造する方法である。本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法を、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態の製造方法で用いる金型の断面図を示している。
本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法は、アンテナ素子110を備える放射部基板101を作製するために、放射部基板101を射出成形法により成形する放射部基板成形工程と、放射部基板成形工程の後に放射部基板101の両面にパターンを形成するパターン形成工程と、放射部基板101に第1の給電線路105、第2の給電線路106、およびスルーホール122を形成するスルーホール形成工程とを有している。また、伝送線路104を備える線路基板103を作製するために、線路基板103を射出成形法により成形する線路基板成形工程と、線路基板103の一方の面に伝送線路104を形成する伝送線路形成工程と、線路基板103に第1の給電線路105を形成する給電線路形成工程とを有している。
微細構造のキャビティ120は、径の小さいスルーホール122を複数配列して形成されているが、このスルーホール122の位置精度や孔径の精度、及びアンテナ素子110の第1の給電線路105、第2の給電線路106の位置精度や孔径の精度が放射特性に影響するため、たとえばそれぞれ±10μm程度の高精度で貫通孔を成形する基板加工技術が必要となる。スルーホール122の貫通孔をボール盤を用いてドリルで孔あけして形成する場合、貫通孔の位置精度はそれぞれ±50μm程度となり、このような加工精度ではレーダ装置用アンテナ100の放射特性に好ましくない影響を与えることになる。
そこで、本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法では、放射部基板成形工程において金型を用いた射出成形法を適用している。図1は、放射部基板成形工程において金型を用いて放射部基板101を作製するステップを説明する図である。本実施形態の放射部基板成形工程では、第1の金型151(151a、151b、151c、151d)を用いて射出成形法により放射部基板101を成形する。
図1(a)に示す第1ステップでは、第1の金型151の対向する面の金型151a、151cに、それぞれ第1の銅箔131と第2の銅箔132とを配置する。ここでは、金型151aが放射部基板101のアンテナ素子110側の面に配置されており、金型151cが放射部基板101の地板102側の面に配置されているとしている。第1の銅箔131と第2の銅箔132は、金型151a、151cにそれぞれ貼り付けるか吸着させて固定することができる。
図1(b)に示す第2ステップでは、第1の金型151内に内型152を置き、第1の給電線路105、第2の給電線路106、およびスルーホール122を形成する位置に精密ピン153を挿入する。精密ピン153を挿入する位置には、金型151a、151c、および内型152に精密ピン153を挿通させるための孔があらかじめ高精度に位置決めして設けられている。精密ピン153を第1の金型151に挿通することにより、第1の銅箔131と第2の銅箔132に所定の大きさの孔が精密に形成される。なお、あらかじめ上記の孔を形成した第1の銅箔131および第2の銅箔132を用いてもよく、この場合には第2ステップは不要となる。
図1(c)に示す第3ステップでは、第1の金型151から精密ピン153を引き抜いた後に内型152を第1の金型151内から取り除く。その後、精密ピン153のみを第1の金型151に再び挿入する。
図1(d)に示す第4ステップでは、精密ピン153が挿入された第1の金型151を密閉し、その内部にたとえば低誘電率の樹脂154を圧力を加えて注入する。金型151内に注入した樹脂154を固化した後、精密ピン153を第1の金型151から引き抜き、さらに第1の金型151を開放して成形された放射部基板101を取り出す。
上記の放射部基板成形工程で成形された放射部基板101の断面図を図3に示す。図3(a)は図2(a)の平面図のA−A’ 面における断面図を示し、図3(b)はB−B’ 面における断面図をそれぞれ示す。同図に示すように、第1の給電線路105、第2の給電線路106、およびスルーホール122を形成する位置に、それぞれ貫通孔105a、106a、122a(第1の貫通孔)が形成される。本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法では、射出成形により第1の貫通孔を形成していることから、たとえば±10μm程度の高精度で第1の貫通孔を成形することができる。また、放射部基板101の両面に固着された第1の銅箔131および第2の銅箔132には、第1の貫通孔の出入口で高精度に孔明けされている。
放射部基板成形工程において、第1の給電線路105、第2の給電線路106、およびスルーホール122用の第1の貫通孔を高精度に形成した放射部基板101が成形されると、続くスルーホール形成工程として、メッキ処理により第1の貫通孔105a、106a、122aの内壁に導体層133を形成する。スルーホール形成工程までで形成される放射部基板101の断面図を図4に示す。図4(a)は図2(a)の平面図のA−A’ 面における断面図を示し、図4(b)はB−B’ 面における断面図をそれぞれ示す。同図に示すように、放射部基板101の一方の面にアンテナ素子110とキャビティ120の環状導体121が形成され、放射部基板101の他方の面には地板102が形成されている。
つぎにパターン形成工程として、第1の銅箔131をエッチングしてアンテナ素子110を含む第1のパターンを形成するとともに、第2の銅箔132をエッチングして地板102を含む第2のパターンを形成する。第1のパターンには、アンテナ素子110のパターンに加えてキャビティ120を構成するスルーホール122を連結する環状導体121のパターンが含まれている。また、第2のパターンとして、第1の給電線路105用の貫通孔105aが地板102と非接触となるような地板102のパターンが形成されている。なお、スルーホール形成工程とパターン形成工程は、その順番を入れ替えることもできる。
図4(a)に示すように、第1の給電線路105はアンテナ素子110に電気的に接続される一方、地板102とは非接触のスルーホールに形成されている。また、第2の給電線路106がアンテナ素子110と地板102とに電気的に接続されるスルーホールに形成されている。さらに、図4(a)に示すように、キャビティ120を構成するスルーホール122が、環状導体121と地板102とに電気的に接続されている。
つぎに、放射部基板101の地板102側に配置する線路基板103の製造方法を以下に説明する。線路基板103は、従来のプリント基板の製造方法を用いて作製することができる。従来のプリント基板の製造方法を用いて線路基板103を作製する工程を、以下に説明する。
まず、線路基板103として、シート状接着剤で片面銅張り板をプレス成形により放射部基板101の地板102側に貼り付ける。つぎに、第1の給電線路105を配置する位置に貫通孔を形成する。その後、貫通孔の内壁に導体層をメッキし、放射部基板101に形成された第1の給電線路105用の貫通孔105a内壁の導体層と電気的に接続される。最後に、上記の片面銅張り板の銅をエッチングして伝送線路104を形成する。
しかしながら、上記の従来のプリント基板の製造方法を用いて線路基板103を作製する場合、第1の給電線路105用の貫通孔をボール盤を用いてドリルで孔あけすることになる。そのため、貫通孔の位置精度が±50μm程度となってレーダ装置用アンテナ100の放射特性に好ましくない影響を与えることになる。
これに対し本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法では、配線基板103についても射出成形法を用いることにより、線路基板103を高精度に成形することができる。本実施形態による線路基板103の製造方法は、線路基板103を射出成形法により成形する線路基板成形工程と、線路基板103の一方の面に伝送線路104を形成する伝送線路形成工程と、線路基板103に第1の給電線路105を形成する給電線路形成工程とを有している。
本実施形態による線路基板103の製造方法を、図5を用いて説明する。図5は、線路基板成形工程において金型を用いて線路基板103を作製するステップを説明する図である。本実施形態の線路基板成形工程では、第2の金型155(155a、155b、155c、155d)を用いて射出成形法により線路基板103を成形する。
図5(a)に示す第1ステップでは、第2の金型155の対向する一方の面の金型155aに上記で作製された放射部基板101を固定し、他方の面の155cには第3の銅箔134を配置する。金型155は、たとえば金型155aまたは金型155bと155dとに窪みや溝等を形成しておくことで、放射部基板101を固定できるようにしておく。あるいは、放射部基板101を金型155aに吸着させるようにしてもよい。第3の銅箔134は、金型155cに貼り付けるか吸着させて固定することができる。
図5(b)に示す第2ステップでは、第2の金型155内に内型156を置き、第1の給電線路105を形成する位置に精密ピン153を配置する。精密ピン153を配置する位置には、金型155a、155c、および内型156に精密ピン153を挿通させるための孔があらかじめ高精度に位置決めして設けられている。また、放射部基板101にはすでに第1の給電線路105用のスルーホールが形成されている。精密ピン153を第2の金型155および放射部基板101の第1の給電線路105用スルーホールに挿通することにより、第3の銅箔134に所定の大きさの孔が精密に形成される。
図5(c)に示す第3ステップでは、第2の金型155から精密ピン153を引き抜いた後に内型156を第1の金型151内から取り除く。その後、精密ピン153のみを第2の金型155に再び挿入する。
図5(d)に示す第4ステップでは、精密ピン153が挿入された第2の金型155を密閉し、その内部にたとえば低誘電率の樹脂157を圧力を加えて注入する。樹脂157は、放射部基板成形工程で用いた樹脂154と同じであってもよい。金型155内に注入した樹脂157を固化した後、精密ピン153を第2の金型155から引き抜き、さらに第2の金型155を開放して成形された線路基板103を取り出す。
上記の線路基板成形工程までで成形された放射部基板101および線路基板103の断面図を図6に示す。図6(a)は図2(a)の平面図のA−A’ 面における断面図を示し、図6(b)はB−B’ 面における断面図をそれぞれ示す。同図に示すように、線路基板103には、第1の給電線路105を形成する位置に貫通孔105b(第2の貫通孔)が形成される。貫通孔105bは、放射部基板101に形成された貫通孔105aと高精度に位置決めされて形成されている。本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法では、射出成形により第1の貫通孔および第2の貫通孔を形成していることから、たとえば±10μm程度の高精度で第1の貫通孔を成形することができる。また、第3の銅箔131には、第2の貫通孔105bの出口で高精度に孔明けされている。
線路基板成形工程において、第1の給電線路105用の第2の貫通孔を高精度に形成した線路基板103が成形されると、つぎに伝送線路形成工程として、第3の銅箔131をエッチングして伝送線路104を形成する。続く給電線路形成工程として、メッキ処理により第1の給電線路用の第2の貫通孔105bの内壁に導体層を形成する。貫通孔105b内壁の導体層は、伝送線路104に電気的に接続されるように形成される。
上記説明のように、本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法では、放射部基板101および線路基板103を射出成形法を用いて作製することにより、微細構造の第1の給電線路105、第2の給電線路106、およびキャビティ120を高精度に形成することができる。また、放射部基板101および線路基板103を成形するための金型を一度作製すると、これを用いて放射部基板101および線路基板103を量産することが極めて容易となり、レーダ装置用アンテナ100の量産が容易に実現できる。
本発明のレーダ装置用アンテナおよびその製造方法の別の実施形態を、図7、図8を用いて説明する。図7は、別の実施形態のレーダ装置用アンテナ200の展開斜視図である。また、図8は、レーダ装置用アンテナ200の構成要素である高周波基板201を示す斜視図である。本実施形態のレーダ装置用アンテナ200は、放射部基板231と線路基板232とを一体化した高周波基板201と、電磁シールド部202と、回路基板203と、これらを収納するためのレドーム204及びケース205とで構成されている。
本実施形態の高周波基板201は、第1の高周波基板201aと第2の高周波基板201bの2つの平面に屈曲されてアンテナの放射面が2方向となるように形成されている。このように、放射面の向きが異なるアンテナを組み合わせることで、広範囲を検知可能なレーダ装置を提供することができる。
2つの高周波基板201a、201bは、それぞれが図2に示したレーダ装置用アンテナ100と同様に構成されており、それぞれ放射部基板231aと線路基板232a、放射部基板231bと線路基板232bを貼り合わせて形成されている。但し、図7、8では放射部基板231a、231bのそれぞれにアンテナ素子210をアレイ化したアレイアンテナが配置されている。すなわち、第1の高周波基板201aにはアレイアンテナ206aが配置され、第2の高周波基板201bにはアレイアンテナ206bが配置されている。
アレイアンテナ206a、206bのそれぞれは、図1に示したアンテナ素子110と同様のアンテナ素子210を縦横に配列し、各アンテナ素子210を取り囲むようにキャビティ220を形成して構成されている。本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法は、第1の実施形態と同様に、放射部基板231a、231bを成形してアンテナ素子210等を形成する工程と、線路基板232a、232bを成形して伝送線路等を形成する工程とを有している。
本実施形態のレーダ装置用アンテナ200のように、高周波基板201が2つの平面の第1の高周波基板201aと第2の高周波基板201bとに屈曲されている場合、図8(b)に示すように、それぞれの高周波基板201a、201bを別々に作製し、これを接合することで高周波基板201を作製することが可能である。しかしながら、別々に作製された2つの高周波基板201a、201bを接合するためには、高周波信号を伝送するそれぞれの伝送線路を接続するためのコネクタ等が必要となり、コスト高となってしまう。
そこで、本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法では、放射部基板成形工程において、図8(a)に示すような屈曲した2平面からなる放射部基板231を一体に成形するようにしている。放射部基板成形工程で用いる金型は、屈曲した2平面の放射部基板231に対応した形状を有しており、給電線路を形成する位置やキャビティ220用のスルーホールを形成する所定の位置に、高精度に位置決めして所定本数の精密ピンを挿入できるように形成されている。このように形成された金型に所定の樹脂材料を射出することで、2平面に屈曲され、給電線路およびキャビティ用スルーホールを形成するための貫通孔を備えた放射部基板231が成形される。
放射部基板成形工程で放射部基板231が成形されると、つぎにパターン形成工程として、放射部基板231の一方の面に設けられた銅箔をエッチングしてアレイアンテナ206やキャビティ220の環状導体を形成するとともに、放射部基板231の他方の面に設けられた銅箔をエッチングして地板等を形成する。続くスルーホール形成工程では、メッキ処理により給電線路用の貫通孔やキャビティ220用スルーホールのの内壁に導体層を形成する。
放射部基板231と同様に線路基板232についても、線路基板成形工程において、図8(a)に示すような屈曲した2平面からなる線路基板232を一体に成形するようにしている。線路基板成形工程で用いる金型は、屈曲した2平面の線路基板232に対応した形状を有しており、給電線路を形成する位置に高精度に位置決めして所定本数の精密ピンを挿入できるように形成されている。このように形成された金型に所定の樹脂材料を射出することで、2平面に屈曲され、給電線路を形成するための貫通孔を備えた線路基板232が成形される。
線路基板成形工程で線路基板232が成形されると、つぎに伝送線路形成工程として、線路基板232の放射部基板231とは反対側の面に設けられた銅箔をエッチングして伝送線路を形成する。続く給電線路形成工程では、メッキ処理により給電線路用の貫通孔の内壁に導体層を形成する。これにより、高周波基板201が作製される。
上記のように作製された高周波基板201は、電磁シールド部202を挟んで回路基板203に接続される。そして、高周波基板201と電磁シールド部202と回路基板203とが一体にケース205に収納され、レドーム204で覆われて密閉される。
上記説明のように、本実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法によれば、2以上の異なる向きの放射面を有するレーダ装置用アンテナであっても、放射部基板231および線路基板232を射出成形法を用いて作製することにより、微細構造の給電線路およびキャビティ220を高精度に形成することができる。また、放射部基板231および線路基板232を成形するための金型を一度作製すると、これを用いて放射部基板231および線路基板232を量産することが極めて容易となり、レーダ装置用アンテナ200の量産が容易に実現できる。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係るレーダ装置用アンテナおよびその製造方法の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態におけるレーダ装置用アンテナおよびその製造方法の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
第1の実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法を説明するための放射部基板の作製に用いる金型の断面図である。 第1の実施形態に係るレーダ装置用アンテナの製造方法によるレーダ装置用アンテナの平面図及び断面図である。 第1の実施形態に係るレーダ装置用アンテナの製造方法を説明するための放射部基板の断面図である。 第1の実施形態に係るレーダ装置用アンテナの製造方法を説明するための放射部基板の断面図である。 第1の実施形態のレーダ装置用アンテナの製造方法を説明するための線路基板の作製に用いる金型の断面図である。 第1の実施形態に係るレーダ装置用アンテナの製造方法を説明するための放射部基板および配線基板の断面図である。 第2の実施形態に係るレーダ装置用アンテナの製造方法による別のレーダ装置用アンテナの展開斜視図である。 別のレーダ装置用アンテナの高周波基板を示す斜視図である。 従来のアンテナの平面図及び断面図である。
符号の説明
100、200 レーダ装置用アンテナ101、231 放射部基板
102 地板
103、232 線路基板
104 伝送線路
105 第1の給電線路
106 第2の給電線路
110、210 アンテナ素子
111〜114 アンテナパーツ
120、220 キャビティ
121 環状導体
122 スルーホール
131、132、133、134 銅箔
151、155 金型
152,156 内型
153 精密ピン
154,157 樹脂
201 高周波基板
202 電磁シールド部
203 回路基板
204 レドーム
205 ケース
206 アレイアンテナ

Claims (13)

  1. 誘電体からなる放射部基板の一方の面にアンテナ素子を形成し、他方の面に地板を形成して前記一方の面から前記他方の面まで貫通されたスルーホールを備えたレーダ装置用アンテナの製造方法であって、
    射出成形法により両面に銅箔が配置された前記放射部基板を成形する放射部基板成形工程と、
    前記銅箔をエッチングして前記アンテナ素子を含む第1のパターンを形成するとともに、前記銅箔をエッチングして前記地板を含む第2のパターンを形成するパターン形成工程と、
    を有し、
    前記放射部基板成形工程は、前記放射部基板の両面を貫通する貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
    前記貫通孔の内部に所定の金属をメッキして前記スルーホールを形成するスルーホール形成工程とを含む
    ことを特徴とするレーダ装置用アンテナの製造方法。
  2. 前記スルーホールは、第1の給電線路用スルーホールと第2の給電線路用スルーホールとを含んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置用アンテナの製造方法。
  3. 前記スルーホールは、前記アンテナパターンを取り囲むキャビティを構成するスルーホールを含み、
    前記第1のパターンは、前記キャビティを構成するスルーホールを連結する環状導体パターンを含む
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置用アンテナの製造方法。
  4. 前記第2のパターンは、前記第1の給電線路用スルーホールと非接触となるように形成される前記地板のパターンを含む
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーダ装置用アンテナの製造方法。
  5. 前記放射部基板成形工程は、第1の金型の対向する両面にそれぞれ前記第1の銅箔と前記第2の銅箔とを配置するステップと、
    前記第1の貫通孔を形成する位置に所定のピンを挿入するステップと、
    前記第1の金型の内部に樹脂を射出するステップと、を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーダ装置用アンテナの製造方法。
  6. 前記放射部基板の他方の面側に、射出成形法により線路基板を成形する線路基板成形工程をさらに有し、
    前記線路基板成形工程では、前記第1の給電線路用スルーホールの位置に第2の貫通孔を形成する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレーダ装置用アンテナの製造方法。
  7. 前記線路基板成形工程は、第2の金型の一方の面に前記放射部基板を配置するとともに、他方の面に第3の銅箔を配置するステップと、
    前記第2の貫通孔を形成する位置に前記ピンを配置するステップと、
    前記第2の金型の内部に樹脂を射出するステップと、を有している
    ことを特徴とする請求項6に記載のレーダ装置用アンテナの製造方法。
  8. 前記線路基板成形工程では、前記第1の給電線路用スルーホールに前記ピンを挿通させて前記第2の貫通孔を形成する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載のレーダ装置用アンテナの製造方法。
  9. 前記第3の銅箔をエッチングして所定の伝送線路を形成する伝送線路形成工程と、
    前記第2の貫通孔の内部に所定の金属をメッキして前記第1の給電線路用スルーホールを形成する給電線路形成工程と、をさらに有する
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のレーダ装置用アンテナの製造方法。
  10. 前記基板成形工程では、前記放射部基板を2以上の平面に屈曲して成形し、
    前記2以上の平面のそれぞれに前記第1の貫通孔を成形する
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のレーダ装置用アンテナの製造方法。
  11. 前記線路基板成形工程では、前記放射部基板の他方の面側に、前記2以上の平面のそれぞれに平行に屈曲させて前記線路基板を成形する
    ことを特徴とする請求項10に記載のレーダ装置用アンテナの製造方法。
  12. 誘電体からなり2以上の平面に屈曲された放射部基板と、
    前記放射部基板のそれぞれの平面の一方の面に形成されたアンテナ素子と、
    前記放射部基板のそれぞれの平面の他方の面に形成された地板と、
    前記地板を挟んで前記放射部基板のそれぞれの平面に平行に形成された線路基板と、
    前記線路基板の前記地板と接する面とは反対側の面に形成された伝送線路と、
    前記アンテナ素子と前記伝送線路とを電気的に接続する第1の給電線路と、
    前記アンテナ素子と前記地板とを電気的に接続する第2の給電線路と、
    前記アンテナ素子と前記地板とを電気的に接続する複数のスルーホールと、前記放射部基板の一方の面で前記スルーホールを電気的に接続する環状導体とからなるキャビティと、
    を備えることを特徴とするレーダ装置用アンテナ。
  13. 前記伝送線路は、前記放射部基板のそれぞれの平面に形成された前記アンテナ素子間を電気的に接続している、
    ことを特徴とする請求項12に記載のレーダ装置用アンテナ。
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