JP2009211882A - カードエッジコネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】端子金具20の本体部22には、嵌合方向前方に開口するとともに接続部31側に設けられた突出部33が挿入可能な挿入路27が形成され、接触片23は、その全体が前記本体部22の内部に収まる収容位置に保持されるとともに、この接触片23には前記嵌合方向後側へ向かって前記突出部33の挿入路上に少しずつ張り出す傾斜をなす押圧部23Aが設けられ、前記押圧部23Aが前記突出部33に押圧されると、前記接触片23は前記収容位置から前記接触片に設けられた当接部24を導電路に当接させる接続位置まで変位可能とされている。
【選択図】図2
Description
本実施形態におけるカードエッジコネクタ10は、ワイヤハーネスを構成する電線Wの端末に接続され、回路基板Pの縁部に形成された接続部31を有する基板側コネクタ30に嵌合し、接続部31と電気的に接続するものである。以下、各構成部材において、両コネクタ10,30における嵌合面側を前方とし、また、図1の上側を上方、下側を下方として説明する。
回路基板Pの上面には、制御回路を構成する導電路(図示せず)が形成されており、接続部31の上面には、その導電路の一部であって、カードエッジコネクタ10の端子金具20と接続する端子部(図示せず)が形成されている。
まず、ハウジング11をフード部32に内嵌させるよう位置合わせしつつ、カードエッジコネクタ10を基板側コネクタ30に接近させる。すると、ハウジング11はフード部32内に入り込んでいく。このとき、端子金具20の接触片23は、本体部22の内側に収まった状態にあるので、接触片23が回路基板Pの上面に摺接することはない。したがって、カードエッジコネクタ10と基板側コネクタ30との嵌合抵抗が小さく抑えられ、もって両コネクタ10,30の嵌合動作をスムーズに行うことができる。
カードエッジコネクタ10を基板側コネクタ30(回路基板Pの接続部31)に嵌合させると、基板側コネクタ30(接続部31側)に設けられた突出部33が本体部22の開口27(挿通路)に挿入し、接触片23の押圧部23Aを押圧する。すると、接触片23が変位して当接部24が接続部31の端子部(導電路)に当接した状態になり、カードエッジコネクタ10は、基板側コネクタ30と電気的な接続状態になる。すなわち、接触片23は、カードエッジコネクタ10が基板側コネクタ30と嵌合したときに始めて、本体部22の内部から外部へ突出する方向に変位するものであり、常にはその全体が本体部22の内部に収まった状態に保持される。したがって、端子金具20の搬送時等には、接触片23は本体部22により周囲を囲まれて保護された状態にあるから、接触片23が他の部材と接触して変形等してしまう事態を防ぐことができ、もって、回路基板Pとの接続信頼性を確保することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
10…カードエッジコネクタ
20…端子金具
22…本体部
23…接触片
23A…押圧部
24…当接部
27…本体部の開口(挿入路)
31…接続部
33…突出部
Claims (3)
- 回路基板の縁部に形成された接続部に対し、その板面に沿う方向に嵌合して電気的に接続されるカードエッジコネクタであって、
前記接続部の導電路に接続される接触片と、箱型をなす本体部とを有する端子金具が備えられ、
前記本体部には、前記嵌合方向前方に開口するとともに前記接続部側に設けられた突出部が挿入可能な挿入路が形成され、
前記接触片は、その全体が前記本体部の内部に収まる収容位置に保持されるとともに、この接触片には前記嵌合方向後方へ向かって前記突出部の挿入路上に少しずつ張り出す傾斜をなす押圧部が設けられ、
前記押圧部が前記突出部に押圧されると、前記接触片は、同接触片に設けられた当接部を前記導電路に当接させる接続位置まで変位可能とされていることを特徴とするカードエッジコネクタ。 - 前記接触片は、前記収容位置と前記接続位置との間を弾性変位するものであり、自然状態のときには前記収容位置にあることを特徴とする請求項1に記載のカードエッジコネクタ。
- 前記突出部は前記嵌合方向に沿う方向に突出し、前記挿通路は、前記本体部のうち前記嵌合方向前方の端部を前後方向に貫通する形態をなすことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカードエッジコネクタ。
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JP2008052218A JP2009211882A (ja) | 2008-03-03 | 2008-03-03 | カードエッジコネクタ |
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Citations (1)
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JP2002170618A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
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2008
- 2008-03-03 JP JP2008052218A patent/JP2009211882A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (1)
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JP2002170618A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-06-14 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
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