JP2009211043A - 現像装置、画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

現像装置、画像形成装置及び画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 現像剤担持体や潜像担持体を伝わって、重力方向に配置された部材に液体現像剤が落下することが低減される現像装置、画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 現像剤担持体20Yと、現像剤担持体20Yと当接する現像剤担持体当接部21Y,32Yと、現像剤担持体20Yと現像剤担持体当接部21Y,32Yが当接する第1の状態、及び、第1の状態より当接圧を低減させる第2の状態を形成する現像剤担持体当接調整部20eYと、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、キャリア液中にトナーを分散させた液体現像剤を用いた現像装置、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来から、液体現像剤を担持する現像剤担持体としてゴムの現像ローラを用いた構造がある。このような構造では、現像ローラと感光体とのニップ部分において、常に圧力がかかっており、長時間そのままにしておくと現像ローラの歪(変形)が生じてしまい、その変形部分でトナー膜厚が変化し、画像に濃度ムラが発生する。そこで、特許文献1に記載された発明では、その対策として、現像ローラ、塗布ローラ又はブレード等の押圧を解除することが提案されている。
特開2001−324877号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、現像ローラ、塗布ローラ、又はブレード等を完全に離間させているが、感光体から現像ローラを離間させると、ニップ部分に溜まっていた現像剤が感光体を伝わって、重力方向へ流れて落下し、帯電器や露光装置等を汚し、帯電性能や露光性能等が低下してしまうおそれがあった。
本発明は、前記課題を解決するために、潜像担持体を伝わって、重力方向に配置された帯電器や露光装置に液体現像剤が落下することが低減され、帯電性能、露光性能を維持する画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。また、潜像担持体に当接する部材の変形を低減する現像装置、画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明に係る現像装置は、トナーとキャリア液を含む液体現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤担持体と当接する現像剤担持体当接部材と、前記現像剤担持体と前記現像剤担持体当接部材とを第1の当接圧で当接させる時と、前記現像剤担持体と前記現像剤担持体当接部材とを前記第1の当接圧よりも低い第2の当接圧で当接させる時と、を調整する現像剤担持体当接調整部と、を有することを特徴とする。
本発明に係る現像装置では、前記現像剤担持体当接調整部は、前記現像剤担持体当接部材と前記現像剤担持体とを離間させる。
本発明に係る現像装置では、前記現像剤担持体当接部材は、前記現像剤担持体をクリーニングする現像剤担持体クリーニングブレードである。
本発明に係る現像装置では、前記現像剤担持体当接部材は、前記現像剤担持体に前記液体現像剤を供給する現像剤供給部材である。
本発明に係る画像形成装置は、潜像担持体と、前記潜像担持体を帯電する帯電部と、前記帯電部で帯電された前記潜像担持体を露光する露光部と、前記潜像担持体に当接する潜像担持体当接部材と、前記潜像担持体と前記潜像担持体当接部材とを第3の当接圧で当接させる時と、前記潜像担持体と前記潜像担持体当接部材とを前記第3の当接圧よりも低い第4の当接圧で当接させる時と、を調整する潜像担持体当接調整部と、を有することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置では、前記潜像担持体当接部材の鉛直下方に配設される第2潜像担持体当接部材を有する。
本発明に係る画像形成装置では、前記潜像担持体と前記第2潜像担持体当接部材とを第5の当接圧で当接させる時と、前記潜像担持体と前記第2潜像担持体当接部材とを前記第5の当接圧よりも低い第6の当接圧で当接させる時と、を調整する第2潜像担持体当接調整部を有する。
本発明に係る画像形成装置では、前記潜像担持体当接部材は、前記潜像担持体をスクイーズするスクイーズローラであり、前記第2潜像担持体当接部材は、前記潜像担持体を現像する現像剤担持体である。
本発明に係る画像形成装置では、前記潜像担持体当接部材は、前記潜像担持体クリーニングローラである。
本発明に係る画像形成装置では、 前記第2潜像担持体当接部材は、前記潜像担持体クリーニングブレードである。
本発明に係る画像形成装置では、前記第4の当接圧で当接させる時に、前記潜像担持体当接部材の位置を規制する潜像担持体当接規制部材を有する。
本発明に係る画像形成装置では、前記潜像担持体当接調整部は、前記潜像担持体当接部を前記潜像担持体に付勢する前記潜像担持体当接部付勢バネである。
本発明に係る画像形成方法は、潜像担持体当接部材調整部により、潜像担持体と現像剤担持体を第3の当接圧で当接させ、前記潜像担持体と前記現像剤担持体とを当接させて、前記潜像担持体に露光部で露光された潜像を前記現像担持体で現像し、現像された像を転写材に転写させる画像形成を行い、前記画像形成が終了した後、前記潜像担持体当接部材調整部で前記潜像担持体と前記現像剤担持体とを前記第3の当接圧よりも低い第4の当接圧で当接させることを特徴とする。
本発明に係る画像形成方法では、前記潜像担持体と前記現像剤担持体の駆動を停止させた後、前記潜像担持体当接部材調整部で前記潜像担持体と前記現像剤担持体とを前記第3の当接圧よりも低い第4の当接圧で当接させる。
本発明に係る画像形成方法では、前記現像剤担持体で現像された前記潜像担持体に当接するスクイーズローラを有し、前記潜像担持体と前記現像剤担持体の駆動を停止させた後、前記潜像担持体とスクイーズローラとを離間させる。
本発明の現像装置によれば、現像剤担持体を伝わって、重力方向に配置された部材への液体現像剤の落下を低減することが可能となる。
本発明の現像装置によれば、現像剤担持体の永久歪みを軽減し、画像の濃度ムラの発生を低減することが可能となる。
本発明の画像形成装置によれば、潜像担持体を伝わって、重力方向に配置された帯電器や露光装置に液体現像剤が落下することが低減され、帯電性能、露光性能を維持することが可能となる。
本発明の画像形成装置によれば、潜像担持体当接部材の永久歪みを軽減し、画像の濃度ムラの発生を低減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。画像形成装置の中央部に配置された各色の潜像担持体10Y、10M、10C、10Kに対し、現像装置としての現像ユニット30Y、30M、30C、30K、現像剤回収補給装置70Y、70M、70C、70Kは、画像形成装置の下部に配置され、中間転写部材としての中間転写ベルト40、二次転写部60は、画像形成装置の上部に配置されている。
潜像担持体の一例としての感光体10Y、10M、10C、10Kの周囲には、帯電器11Y、11M、11C、11K、露光ユニット12Y、12M、12C、12K等を備えている。露光ユニット12Y、12M、12C、12Kは、LED等を並べたラインヘッド等からなり、帯電器11Y、11M、11C、11Kにより、感光体10Y、10M、10C、10Kを一様に帯電させ、露光ユニット12Y、12M、12C、12Kにより、入力された画像信号に基づいて、変調されたレーザ光を照射して、帯電された感光体10Y、10M、10C、10K上に静電潜像を形成する。
現像ユニット30Y、30M、30C、30Kは、概略、現像剤担持体としての現像ローラ20Y、20M、20C、20K、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)からなる各色の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31Y、31M、31C、31K、これら各色の液体現像剤を現像剤容器31Y、31M、31C、31Kから現像ローラ20Y、20M、20C、20Kに供給する現像剤供給部材としての現像剤供給ローラ32Y、32M、32C、32K等を備え、各色の液体現像剤により感光体10Y、10M、10C、10K上に形成された静電潜像を現像する。
中間転写ベルト40は、エンドレスのベルト部材であり、駆動ローラ41とテンションローラ42との間に巻き掛けて張架され、一次転写部50Y、50M、50C、50Kで感光体10Y、10M、10C、10Kと当接しながら駆動ローラ41により回転駆動される。一次転写部50Y、50M、50C、50Kは、感光体10Y、10M、10C、10Kと中間転写ベルト40を挟んで一次転写ローラ51Y、51M、51C、51Kが対向配置され、感光体10Y、10M、10C、10Kとの当接位置を転写位置として、現像された感光体10Y、10M、10C、10K上の各色のトナー像を中間転写ベルト40上に順次重ねて転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
二次転写ユニット60は、二次転写ローラ61が中間転写ベルト40を挟んでベルト駆動ローラ41と対向配置され、さらに二次転写ローラクリーニングブレード62、現像剤回収部63からなるクリーニング装置が配置される。二次転写ユニット60では、中間転写ベルト40上に色重ねして形成されたフルカラーのトナー画像や単色のトナー画像が二次転写ユニット60の転写位置に到達するタイミングに合せてシート材搬送経路(図示せず)にて用紙、フィルム、布等のシート材を搬送、供給し、そのシート材に単色のトナー画像やフルカラーのトナー画像を二次転写する。シート材搬送経路の前方には、不図示の定着ユニットが配置され、シート材上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の記録媒体(シート材)に融着させ定着させ、最終的なシート材上の画像形成を終了する。
ベルト駆動ローラ41と共に中間転写ベルト40を張架するテンションローラ42側には、その外周に沿って中間転写ベルトクリーニングブレード46、現像剤回収部47からなるクリーニング装置が配置されており、二次転写ユニット60を通過後の中間転写ベルト40は、テンションローラ42の巻きかけ部へと進み、中間転写ベルトクリーニングブレード46により中間転写ベルト40上のクリーニングが行われ、再び、一次転写部50へと向かう。
現像剤回収補給装置70Y、70M、70C、70Kは、感光体10Y、10M、10C、10K及び現像ユニット30Y、30M、30C、30Kから回収した液体現像剤の濃度を調整し、現像剤容器31Y、31M、31C、31Kに補給する。
次に、感光体10Y、10M、10C、10K及び現像装置の一例としての現像ユニット30Y、30M、30C、30Kについて説明する。図2は感光体10Y周辺及び現像ユニット30Yの主要構成要素を示した断面図である。図3は現像剤供給部材を説明する図、図4は現像剤圧縮装置22Yによる現像剤の圧縮を説明する図、図5は現像ローラ20Yによる現像を説明する図、図6はスクイーズローラ13Yによるスクイーズ作用を説明する図である。各色の感光体10Y、10M、10C、10K及び現像ユニット30Y、30M、30C、30Kの構成は同様であるので、以下、イエロー(Y)の感光体10Y周辺及び現像ユニット30Yに基づいて説明する。
感光体10Y周辺は、感光体10Yの外周の回転方向に沿って、潜像担持体クリーニングユニットの一例としての感光体クリーニングユニット15Y、帯電器11Y、露光ユニット12Y、現像ユニット30Yの現像ローラ20Y、第1スクイーズローラ13aYと第1スクイーズローラクリーニングブレード13bYからなる第1スクイーズ装置13Y及び第2スクイーズローラ14aYと第2スクイーズローラクリーニングブレード14bYからなる第2スクイーズ装置14Yが配置されている。そして、現像ユニット30Yは、現像ローラ20Yの外周に、現像剤担持体クリーニングブレードとしての現像ローラクリーニングブレード21Y、アニロクスローラを用いた現像剤供給ローラ32Yが配置され、液体現像剤容器31Yの中に撹拌部材としての液体現像剤撹拌パドル36Y、現像剤供給ローラ32Yが収容されている。また、中間転写ベルト40に沿って、感光体10Yと対向する位置に一次転写部の一次転写ローラ51Yが配置されている。
感光体10Yは、現像ローラ20Yの幅約320mmより広く、外周面に感光層が形成された円筒状の部材からなる感光体ドラムであり、例えば図2に示すように時計回りの方向に回転する。該感光体10Yの感光層は、有機感光体又はアモルファスシリコン感光体等で構成される。
感光体クリーニングユニット15Yは、直径約20mmの円筒状の潜像担持体クリーニングローラの一例としての感光体クリーニングローラ16Yと、その外周に感光体クリーニングローラ16Y上の現像剤を掻き取る潜像担持体クリーニングローラブレードの一例としての感光体クリーニングローラブレード17Yと、感光体10Yに当接し、感光体10Y上の現像剤を掻き取る潜像担持体クリーニングブレードの一例としての感光体クリーニングブレード18Yと、感光体クリーニングローラブレード17Y及び感光体クリーニングブレード18Yの掻き取った現像剤を回収する潜像担持体現像剤回収部の一例としての感光体現像剤回収部19Yを有する。
感光体クリーニングローラ16Yは、感光体10Yと接離可能となっている。なお、感光体クリーニングローラ16は、感光体クリーニングローラブレード17Yと一体で移動可能としてもよい。また、感光体クリーニングブレード18Yは、感光体10Yと接離可能となっている。
帯電器11Yは、感光体10Yと現像ローラ20Yとのニップ部より感光体10Yの回転方向の上流側で、感光体10Yの略重力方向に配置され、図示しない電源装置から現像トナー粒子の帯電極性と同極性のバイアスが印加され、感光体10Yを帯電させる。また、帯電器11は、第1帯電器11aと第2帯電器11bの2つ設けることで、両方をON、片方をON、両方をOFFやそれぞれの出力を半分にする等、帯電電圧の設定を細かくすることができる。
露光ユニット12Yは、略重力方向に配置された帯電器11Yより感光体10Yの回転方向の下流側、すなわち、感光体10Yの回転中心を通る鉛直線に対して、現像ローラ20Y側(紙面左側)で感光体10Yの重力方向に配置される。そして、帯電器11Yによって帯電された感光体10Y上を露光し、感光体10Y上に潜像を形成する。
現像ユニット30Yは、該液体現像剤を担持する現像ローラ20Y、現像ローラ20Yのクリーニングを行う現像ローラクリーニングブレード21Y、現像ローラ20Y上の現像剤に圧縮状態を形成する現像剤圧縮部材22Y、液体現像剤を攪拌して一様の分散状態に維持し現像ローラ20Yに供給するための現像剤供給ローラ32Yと現像剤規制ブレード33Y、及び、キャリア液内にトナーを概略重量比25%程度に分散した状態の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31Y等を有する。また、現像剤容器31Yは、供給部31aYと回収部31bYを有し、供給部31aYは、現像剤容器31Yの現像剤を撹拌する撹拌パドル36Y等を有し、回収部31bYは、現像ローラクリーニングブレード21Y、第1スクイーズローラクリーニングブレード13bY及び第2スクイーズローラクリーニングブレード14bYが掻き落とした液体現像剤を回収し、液体現像剤貯留部71Yに送る回収スクリュー34Y等を有する。
現像剤容器31Yに収容されている液体現像剤は、従来一般的に使用されている、Isopar(商標:エクソン)をキャリア液とした低濃度(1〜2wt%程度)かつ低粘度の、常温で揮発性を有する揮発性液体現像剤ではなく、高濃度かつ高粘度の、常温で不揮発性を有する不揮発性液体現像剤である。すなわち、本発明における液体現像剤は、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1μmの固形子を、有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約25%とした高粘度(30〜10000mPa・s程度)の液体現像剤である。
現像剤供給ローラ32Yは、図3に示すように、円筒状の部材であり、表面に現像剤を担持し易いように表面に微細且つ一様に螺旋状の溝による凹凸面を形成したアニロクスローラであり、例えば図2に示すように反時計回りの方向に回転する。溝の寸法は、溝ピッチが約130μm、溝深さが約30μmである。この現像剤供給ローラ32Yにより、現像剤容器31Yから現像ローラ20Yへと液体現像剤が供給される。撹拌パドル36Yと現像剤供給ローラ32Yは摺接していても良いが離れた配置関係であっても良い。
現像剤規制ブレード33Yは、金属のブレードもしくは、表面に弾性体を被覆して構成した弾性ブレード、現像剤供給ローラ32Yの表面に当接するウレタンゴム等からなるゴム部と、該ゴム部を支持する金属等の板で構成される。そして、アニロクスローラからなる現像剤供給ローラ32Yに担持搬送されてきた液体現像剤の膜厚、量を規制、調整し、現像ローラ20Yに供給する液体現像剤の量を調整する。なお、現像剤供給ローラ32Yの回転方向は図2に示す矢印方向ではなくその逆の方向であっても良く、その際の現像剤規制ブレード33Yは、回転方向に対応した配置を要する。
現像ローラ20Yは、幅約320mmの円筒状の部材であり、回転軸を中心に図2に示すように反時計回りに回転する。該現像ローラ20Yは鉄等金属製の内芯の外周部に、ポリウレタンゴム、シリコンゴム、NBR等の弾性層を設けたものである。現像ローラクリーニングブレード21Yは、現像ローラ20Yの表面に当接するゴム等で構成され、現像ローラ20Yが感光体10Yと当接する現像ニップ部より現像ローラ20Yの回転方向の下流側に配置されて、現像ローラ20Yに残存する液体現像剤を掻き落として除去するものである。
現像剤圧縮装置22Yは、コロナ放電器からのコロナ放電を適用する。この現像剤圧縮装置22Yにより、図4に示すようにキャリア液Cに一様分散したトナーTを現像ローラ20Y側に移動させて凝集させ、所謂現像剤圧縮状態T′を形成する。
現像ローラ20Yに担持されて現像剤圧縮された現像剤Dは、図5に示すように現像ローラ20Yが感光体10Yに当接する現像ニップ部において、所望の電界印加によって、感光体10Yの潜像に対応して現像される。そして、現像残りの現像剤Dは、現像ローラクリーニングブレード21Yによって掻き落として除去され現像剤容器31Y内の現像剤回収スクリュー34Y側に回収される。尚、これら合流するキャリア液及びトナーは混色状態ではない。
次に、キャリア液除去装置としてのスクイーズ装置について説明する。本実施形態のスクイーズ装置は、第1スクイーズ装置13と、第2スクイーズ装置14とを有し、感光体10Yに対向して現像ローラ20Yの下流側に配置され、感光体10Yに当接して、現像されたトナー像の余剰現像剤を回収するものである。
第1スクイーズ装置13は、図6に示すように、表面に第1弾性体13a−1Yを被覆して感光体10Yに摺接して回転する弾性ローラ部材から成る第1スクイーズローラ13aYと、図2に示すように、該第1スクイーズローラ13aYに押圧摺接して表面をクリーニングする第1スクイーズローラクリーニングブレード13bYとから構成される。
また、第2スクイーズ装置14は、図6に示した第1スクイーズ装置13と同様に、表面に第2弾性体14a−1Yを被覆して感光体10Yに摺接して回転する弾性ローラ部材から成る第2スクイーズローラ14aYと、図2に示すように、該第2スクイーズローラ14aYに押圧摺接して表面をクリーニングする第2スクイーズローラクリーニングブレード14bYとから構成される。
スクイーズ装置13,14は、感光体10Yに現像された現像剤Dから余剰なキャリア液C及び本来不要なカブリトナーT″を回収し、顕像内のトナー粒子比率を上げる機能を有する。余剰キャリア液Cの回収能力は、第1スクイーズローラ13aY及び第2スクイーズローラ14aYの回転方向及び感光体10Y表面の周速度に対する第1スクイーズローラ13aY及び第2スクイーズローラ14aY表面の相対的な周速度差によって所望の回収能力に設定することが可能であり、感光体10Yに対してカウンタ方向に回転させると回収能力は高まり、また、周速度差を大きく設定しても回収能力が高まり、更に、この相乗作用も可能である。
第1スクイーズローラ13aY及び第2スクイーズローラ14aYによって回収された余剰なキャリア液C及び不要なカブリトナーT″は第1スクイーズローラクリーニングブレード13bY及び第2スクイーズローラクリーニングブレード14bYの作用によって第1スクイーズローラ13aY及び第2スクイーズローラ14aYから現像剤容器31Yの現像剤回収スクリュー34Y側に回収される。尚、この回収した余剰なキャリア液C及びカブリトナーT″は専用の孤立した感光体10Yから回収しているので全個所にわたって混色現象は発生しない。
一次転写部50Yでは、感光体10Yに現像された現像剤像を一次転写ローラ51Yにより中間転写ベルト40へ転写する。ここで、感光体10Yと中間転写ベルト40は等速度で移動する構成であり、回転及び移動の駆動負荷を軽減するとともに、感光体10Yの顕像トナー像への外乱作用を抑制している。
現像剤回収補給装置70Yは、回収した液体現像剤を貯留し、現像剤タンク74Yから高濃度現像剤を、キャリア液タンク77Yからキャリア液を、それぞれ補給し、濃度調整する液体現像剤貯留部71Yを有する。
本実施形態では、液体現像剤は、現像ユニット30Y及び感光体10Yから回収される。現像ユニット30Yの現像剤回収スクリュー34Y側に回収された液体現像剤は、現像ユニット回収路72Yを介して液体現像剤貯留部71Yに回収される。また、感光体10Yから感光体現像剤回収部19Yに回収された液体現像剤は、感光体回収路73Yを介して液体現像剤貯留部71Yに回収される。
さらに、高濃度現像剤は、現像剤タンク74Yから現像剤補給路75Y及び現像剤用ポンプ76Yを介して液体現像剤貯留部71Yに補給される。また、キャリア液は、キャリア液タンク77Yからキャリア液補給路78Y及びキャリア液用ポンプ79Yを介して液体現像剤貯留部71Yに補給される。なお、ポンプ等の代わりに、重力を利用し、バルブ等の開閉により補給する構造としてもよい。
液体現像剤貯留部71Yに貯留された液体現像剤は、現像剤供給路81Y及び現像剤供給用ポンプ82Yを介して、現像剤容器31Yに供給される。
次に本発明の画像形成装置の動作について説明する。引き続き、感光体10Y、10M、10C、10K周辺及び現像ユニット30Y、30M、30C、30Kに関しては、4つの感光体10Y、10M、10C、10K周辺及び現像ユニット30Y、30M、30C、30Kのうちイエローの感光体10Y周辺及び現像ユニット30Yを例にとり説明する。
現像剤容器31Yにおいて、液体現像剤の中のトナー粒子はプラスの電荷を有し、この液体現像剤は、撹拌パドル36Yにより撹拌され、現像剤供給ローラ32Yが回転することによって、現像剤容器31Yから汲み上げられる。
現像剤規制ブレード33Yは、現像剤供給ローラ32Yの表面に当接し、現像剤供給ローラ32Yの表面に形成されたアニロクスパターンの凹凸の溝内に液体現像剤を残しその他の余分な液体現像剤を掻き取って、現像ローラ20Yに供給する液体現像剤量を規制する。このような規制によって、現像ローラ20Yへ塗布される液体現像剤の膜厚が約6μmとなるように定量化される。現像剤規制ブレード33Yにより掻き取られた液体現像剤は、重力によって現像剤容器31Yに落下し戻され、規制ブレード33Yにより掻き取られなかった液体現像剤は、現像剤供給ローラ32Yの表面の凹凸の溝内に収容され、現像ローラ20Yに圧接することで、現像ローラ20Yの表面に塗布される。
現像剤供給ローラ32Yによって液体現像剤を塗布された現像ローラ20Yは、現像剤供給ローラ32Yとのニップ部下流で現像剤圧縮装置22Yに接する。現像ローラ20Yには約+400Vのバイアスが印加されており、現像剤圧縮装置22Yには、現像ローラ20Yより高く、トナーの帯電極性と同極性のバイアスが印加される。例えば、現像剤圧縮装置22Yには、約+4kVのバイアスが印加される。
感光体10Yはアモルファスシリコン製であり、現像ローラ20Yとのニップ部上流で帯電器11Yにより表面を約+600Vに帯電させられた後、露光ユニット12Yにより画像部の電位が+25Vとなるように潜像が形成される。現像ローラ20Yと感光体10Yとの間に形成される現像ニップ部では、現像ローラ20Yに印加されているバイアス+400Vと感光体10Y上の潜像(画像部+25V、非画像部+600V)で形成される電界に従い、図5に示すように選択的にトナー粒子Tが感光体10Y上の画像部へと移動し、これにより、感光体10Y上にトナー画像が形成される。また、キャリア液Cは電界の影響を受けないため、図5に示すように現像ローラ20Yと感光体10Yとの現像ニップ部出口で分離して、現像ローラ20Yと感光体10Yとの両方に付着する。
現像ニップ部を通過した感光体10Yは、スクイーズローラ13Y部を通過する。スクイーズローラ13Yは、図6に示すように感光体10Yに現像された現像剤Dから余剰なキャリア液C及び本来不要なカブリトナーT″を回収し、顕像内のトナー粒子比率を上げる機能を有する。余剰キャリア液Cの回収能力は、第1スクイーズローラ13aY及び第2スクイーズローラ14aYの回転方向及び感光体10Y表面の周速度に対する第1スクイーズローラ13aY及び第2スクイーズローラ14aY表面の相対的な周速度差によって所望の回収能力に設定することが可能であり、感光体10Yに対してカウンタ方向に回転させると回収能力は高まり、また、周速度差を大きく設定しても回収能力が高まり、更に、この相乗作用も可能である。
本実施形態では、一例として図6に示すように第1スクイーズローラ13aY及び第2スクイーズローラ14aYを感光体10Yに対して略同一周速度でウィズ回転させ、感光体10Yに現像された現像剤Dから重量比5〜10%程度の余剰キャリア液Cを回収していて双方の回転駆動負荷を軽減するとともに、感光体10Yの顕像トナー像への外乱作用を抑制している。
次に感光体10Yは、一次転写50Yにおいて中間転写ベルト40とのニップ部を通過し顕像トナー像の中間転写ベルト40への一次転写が行われる。一次転写ローラ51Yには、トナー粒子の帯電特性と逆極性の約−200Vが印加されることにより、感光体10Y上からトナーは中間転写ベルト40に一次転写され、感光体10Yにキャリア液のみが残る。一次転写部より感光体10Yの回転方向の下流側において、一次転写後の感光体10Yは、感光体クリーニングローラ16Yによりクリーニングを行い、さらに感光体10Y上に残ったキャリア液は、感光体クリーニングブレード18Yにより掻き取られ、現像剤回収部19Yで回収される。
複数の感光体10に形成したトナー像を順次一次転写して重ね合わせ担持した中間転写ベルト40上のトナー画像は、次に二次転写ユニット60へと進み、中間転写ベルト40と二次転写ローラ61とのニップ部に進入する。この際のニップ幅は3mmに設定されている。二次転写ユニット60において、二次転写ローラ61には−1200Vが、また、ベルト駆動ローラ41には+200Vがそれぞれ印加されており、これにより中間転写ベルト40上のトナー画像は用紙等の記録媒体(シート材)に転写される。
しかし、ジャムなどのシート材供給トラブルが発生した場合には、全てのトナー画像が二次転写ロールに転写されて回収されるものではなく、一部は中間転写ベルト上に残り、通常の二次転写行程においても中間転写ベルト上のトナー像は100%二次転写されてシート材に移行するものではなく、数パーセントの二次転写残りが発生する。特に、ジャムなどのシート材供給トラブルが発生した場合には、シート材が介在しない状態でトナー画像が二次転写ローラ61に接して転写されシート材裏面汚れを引き起こす。
これら不要トナー像に対し、本実施形態においては、二次転写ローラ61側にキャリア液を回収(スクイーズ)し、中間転写ベルトクリーニングブレード46、現像剤回収部47による中間転写ベルト40上のクリーニング、二次転写ローラクリーニングブレード62による二次転写ローラ61のクリーニングを行う。
次に、本実施形態の当接圧力調整機構について説明する。図7は非画像形成時等の待機時の感光体10Y周辺の状態を示す図である。
図2に示すように、本実施形態の現像ユニット30Yは、現像ローラ20Yの永久歪み等の対策のため、非画像形成時等に、感光体10Yに対して当接するが、現像ローラ20Yの当接圧力の弱い位置に揺動支点30aYを中心に移動可能となっている。揺動支点30aYは、現像剤容器31Yの感光体10Y側下部に設けられたピン等の軸状の部材であり、回転駆動力は、図示しないモータ等で行う。また、現像ユニット30Yの現像剤容器31Yの感光体10Yの反対側下部には、調整手段としての揺動バネ30bYが設けられており、揺動バネ30bYは、揺動支点30aYを中心として、現像ローラ20Yが感光体10Yに押圧される方向へ現像ユニット30Yを付勢し、その付勢力により、現像ローラ20Yの感光体10Yへの当接圧力を調整する。
さらに、現像ユニット30Yには、ローラ部20bYの軸20aYを貫通させる長孔部30cYと、ローラ部20bYが感光体10Yと当接する方向へ軸20aYを付勢する軸付勢手段としての軸付勢バネ30dYと、を有する。ここで、軸付勢バネ30dYは、揺動バネ30bYよりも弱い力で設定される。
また、現像ローラ20Yは、回転中心となる軸20aYと、軸20aYの周囲を覆うローラ部20bYを有する。
画像形成時等、感光体10Yと現像ローラ20Yとが当接し、ニップ部を形成する状態にするには、図2に示すように、揺動支点30aYを中心として、現像ユニット30Yを揺動バネ30bYにより付勢する。この時、軸付勢バネ30dYの当接圧力は小さいので、現像ローラ20Yに影響はない。
次に、非画像形成時等の待機状態では、図7に示すように、揺動バネ30bYの付勢力を弱める。すると、現像ユニット30Yが、揺動支点30aYを中心として紙面に対して反時計方向へ揺動する。この時、現像ローラ20Yも揺動するが、軸付勢バネ30dYにより、軸20aYが押圧され長孔部30cYを移動し、ローラ部20bYは、感光体10Yと当接したままの状態で残る。ただし、現像ローラ20Yの感光体10Yに対する当接圧力は、画像形成時と比較して弱くなる。なお、感光体クリーニングローラ16Y及び感光体クリーニングブレード18Yは、当接したままでよい。
また、本実施形態では、現像剤供給ローラ32Y及び現像ローラクリーニングブレード21Yは、離間しているが、他の実施形態として、図8に示すように、現像ローラクリーニングブレード21Yを画像形成時よりも弱い当接圧力で当接させてもよい。
このように、本実施形態の画像形成装置は、感光体10Yと、感光体10Yを一様に帯電させる帯電器11Yと、帯電器11Yにより帯電された感光体10Yを露光し、静電潜像を形成する露光装置12Yと、弾性を有する当接部で感光体10Yに現像剤固形分と不揮発性の液体キャリアを有する液体現像剤を塗布し、感光体10Y上に形成された静電潜像を現像する現像ローラ20Yと、感光体10Yと現像ローラ20Yとの当接圧力を調整する調整手段30bYと、を備え、調整手段30bYを、現像ローラ20Yを保持する現像ユニット30Yに設けたので、感光体10Yを伝わって、重力方向に配置された帯電器11Yや露光装置12Yに液体現像剤が落下することが低減され、帯電性能、露光性能を維持すると共に、現像ローラ20Yの永久歪みを軽減し、画像の濃度ムラの発生を低減できる。
また、調整手段30bYは、非画像形成時に感光体10Yと現像ローラ20Yとが当接した状態で当接圧力を低減させるので、感光体10Yと現像ローラ20Yとが離間せず、感光体10Yを伝わって、重力方向に配置された帯電器11Yや露光装置12Yに液体現像剤が落下することが低減され、帯電性能、露光性能を維持することが可能となる。
また、感光体10Yをクリーニングする感光体クリーニング装置15Yを備え、感光体クリーニング装置15Yは、非画像形成時に感光体10Yと当接した状態であるので、感光体10Yと感光体クリーニング装置15Yとが離間せず、感光体10Yを伝わって、重力方向に配置された帯電器11Yや露光装置12Yに液体現像剤が落下することが低減され、帯電性能、露光性能を維持することが可能となる。
また、画像形成時に現像ローラ20Yに当接する現像ローラ当接部材21Y,32Yを備え、現像ローラ当接部材21Y,32Yは、非画像形成時に現像ローラ20Yと当接した状態で当接圧力を低減するので、現像ローラ20Yの永久歪みを軽減し、画像の濃度ムラの発生を低減できる。
また、画像形成時に現像ローラ20Yに当接する現像ローラ当接部材21Y,32Yを備え、前記現像ローラ当接部材21Y,32Yは、非画像形成時に現像ローラ20Yから離間するので、現像ローラ20Yの永久歪みを軽減し、画像の濃度ムラの発生を低減できる。
また、現像ローラ当接部材21Y,32Yは、少なくとも現像ローラ20Yをクリーニングする現像ローラクリーニング部材21Y又は現像ローラ20Yに液体現像剤を供給する現像剤供給部材32Yを含むので、現像ローラ20Yの永久歪みを軽減し、画像の濃度ムラの発生を低減できる。
また、調整手段30bYは、現像ユニット30Yを揺動させる揺動バネ30bYを有するので、簡単な機構で、コストの低減が可能となる。
次に、感光体10Y、10M、10C、10K及び現像装置の他の実施形態について説明する。図9は感光体10Y周辺及び現像ユニット30Yの主要構成要素を示した断面図である。各色の感光体10Y、10M、10C、10K及び現像ユニット30Y、30M、30C、30Kの構成は同様であるので、以下、イエロー(Y)の感光体10Y周辺及び現像ユニット30Yに基づいて説明する。
潜像担持体としての感光体10Y周辺は、感光体10Yの外周の回転方向に沿って、潜像担持体クリーニング部の一例としての感光体クリーニングユニット15Y、帯電部としての帯電器11Y、露光部としての露光ユニット12Y、現像ユニット30Yの現像剤担持体としての現像ローラ20Y、スクイーズローラ13aYとスクイーズローラクリーニングブレード13bYからなるスクイーズ部としてのスクイーズ装置13Yが配置されている。そして、現像ユニット30Yは、現像ローラ20Yの外周に、現像剤担持体当接部材としての現像ローラクリーニングブレード21Y、及び、アニロクスローラを用いた現像剤供給ローラ32Yが配置され、液体現像剤容器31Yの中に撹拌部材としての液体現像剤撹拌パドル36Y、現像剤供給ローラ32Yが収容されている。また、中間転写ベルト40に沿って、感光体10Yと対向する位置に一次転写部の一次転写ローラ51Yが配置されている。
本実施形態では、潜像担持体当接部材としての現像ローラ20Y、第1スクイーズローラ13aY、一次転写ローラ51Y、感光体クリーニングローラ16Y及び感光体クリーニングブレード18Yをそれぞれレバーで支持し、レバーを回動させることで、感光体10Yに対する圧力の強い第1の状態と、感光体10Yに対する圧力を低減させた第2の状態を取り得るように構成したものである。
現像ローラ20Yは、現像ローラ軸20aYと、現像ローラ軸20aYの周囲の現像ローラ部20bYと、現像ローラ軸20aYを支持する現像剤担持体レバーとしての現像ローラレバー20cYと、現像ローラレバー20cYを回転可能に支持する現像剤担持体レバー軸としての現像ローラレバー軸20dYと、現像ローラレバー軸20dYを中心に現像ローラ軸20aY、現像ローラ部20bY及び現像ローラレバー20cYを回転可能に付勢する現像ローラ付勢バネ20eYと、を有する。
第1スクイーズ装置13Yは、第1スクイーズローラ軸13a1Yと第1スクイーズローラ軸13a1Yの周囲の第1スクイーズローラ部13a2Yとを有する第1スクイーズローラ13aYと、第1スクイーズローラ13aYの液体現像剤を掻き取る第1スクイーズローラクリーニングブレード13bYと、第1スクイーズローラ軸13a1Yを支持する第1スクイーズレバー13cYと、第1スクイーズレバー13cYを回転可能に支持する第1スクイーズレバー軸13dYと、第1スクイーズレバー軸13dYを中心に第1スクイーズローラ13aY及び第1スクイーズレバー13cYを感光体10Y方向に付勢する第1スクイーズ付勢バネ13eYと、第1スクイーズレバー13cYの回転を規制する第1スクイーズレバー規制部材13fYと、を有する。
一次転写ローラ51Yは、一次転写ローラ軸51aYと、一次転写ローラ軸51aYの周囲の一次転写ローラ部51bYと、一次転写ローラ軸51aYを支持する一次転写レバー51cYと、一次転写レバー51cYを回転可能に支持する一次転写レバー軸51dYと、一次転写レバー軸51dYを中心に一次転写ローラ軸51aY、一次転写ローラ部51bY及び一次転写レバー51cYを回転可能に付勢する一次転写ローラ付勢バネ51eYと、を有する。
感光体クリーニングローラ16Yは、感光体クリーニングローラ軸16aYと、感光体クリーニングローラ軸16aYの周囲の感光体クリーニングローラ部16bYと、感光体クリーニングローラ軸16aYを支持する感光体クリーニングローラレバー16cYと、感光体クリーニングローラレバー16cYを回転可能に支持する感光体クリーニングローラレバー軸16dYと、感光体クリーニングローラレバー軸16dYを中心に感光体クリーニングローラ軸16aY、感光体クリーニングローラ部16bY、感光体クリーニングローラレバー16cYを感光体10Y方向に付勢する感光体クリーニングローラ付勢バネ16eYと、を有する。また、感光体クリーニングローラレバー16cYには、感光体クリーニングローラ部16bYの液体現像剤を掻き取る感光体クリーニングローラブレード17Yが配設されている。
感光体クリーニングブレード18Yは、感光体クリーニングブレード部18aYと、感光体クリーニングブレード部18aYを支持する感光体クリーニングブレードレバー18bYと、感光体クリーニングブレードレバー18bYを回転可能に支持する感光体クリーニングブレードレバー軸18cYと、感光体クリーニングブレードレバー軸18cYを中心に感光体クリーニングブレード部18aYを感光体10Yに付勢する感光体クリーニングブレード付勢バネ18dYと、感光体クリーニングブレードレバー18bYの回転を規制する感光体クリーニングブレード規制部材18eYと、を有する。
図9は、第1の状態の印字状態を示しており、現像ローラ20Yの現像ローラ部20bYと、第1スクイーズローラ13aYの第1スクイーズローラ部13a2Yと、一次転写ローラ51Yの一次転写ローラ部51bYと、感光体クリーニングローラ16Yの感光体クリーニングローラ部16bYと、感光体クリーニングブレード18Yの感光体クリーニングブレード部18aYと、が感光体10Y方向に付勢された状態である。
図10は、第1の状態の現像ローラ20Yの現像ローラ部20bYと感光体10Yとのニップ部を拡大した図である。現像ローラ部20bYは、周囲に弾力のある現像ローラ弾性部20−1Yを有する。
図9に示すように、印字状態では、現像ローラ部20bYが感光体10Y側へ移動するように、現像ローラ付勢バネ20eYが、現像ローラレバー20cYを付勢し、現像ローラ20Yの現像ローラ軸20aY、現像ローラ部20bY及び現像ローラレバー20cYが現像ローラレバー軸20dYを中心に回転することで、現像ローラ部20bYと感光体10Yとがニップ部を形成する。図10に示すように、現像ローラ弾性部20−1Yは、感光体10Y側に付勢され、感光体10Yに押し付けられ、変形する。この時の現像ローラ20Yと感光体10Yの当接圧は、3〜20kgfに設定すると好ましい。
第1スクイーズ装置13Yは、印字状態では、第1スクイーズローラ部13a2Yが感光体10Y側へ移動するように、第1スクイーズ付勢バネ13eYが第1スクイーズレバー13cYを付勢し、第1スクイーズローラ13aY、第1スクイーズローラクリーニングブレード13bY、及び、第1スクイーズレバー13cYが第1スクイーズレバー軸13dYを中心に回転することで、第1スクイーズローラ部13a2Yと感光体10Yとがニップ部を形成する。
また、一次転写ローラ51Yは、印字状態では、一次転写ローラ部51bYが感光体10Y側へ移動するように、一次転写ローラ付勢バネ51eYが一次転写レバー51cYを付勢し、一次転写ローラ軸51aY、一次転写ローラ部51bY、及び、一次転写レバー51cYが一次転写レバー軸51dYを中心に回転することで、一次転写ローラ部51bYと感光体10Yとが中間転写ベルト40を介してニップ部を形成する。
また、感光体クリーニングローラ16Yは、印字状態では、感光体クリーニングローラ部16bYが感光体10Y側へ移動するように、感光体クリーニングローラ付勢バネ16eYが感光体クリーニングローラレバー16cYを付勢し、感光体クリーニングローラ軸16aY、感光体クリーニングローラ部16bY、感光体クリーニングローラレバー16cY、及び、感光体クリーニングローラブレード17Yが感光体クリーニングローラレバー軸16dYを中心に回転することで、感光体クリーニングローラ部16bYと感光体10Yとがニップ部を形成する。
これら第1スクイーズローラ部13a2Y、一次転写ローラ部51bY、及び、感光体クリーニングローラ部16bYと、感光体10Yとのニップ部は、図10に示した現像ローラ部20bYと感光体10Yとのニップ部と同様に、印字状態では、第1スクイーズローラ部13a2Yの弾性部、一次転写ローラ部51bYの弾性部、及び、感光体クリーニングローラ部16bYの弾性部が、感光体10Yに押し付けられ、変形する。
さらに、感光体クリーニングブレード18Yは、印字状態では、感光体クリーニングブレード部18aYが感光体10Y側へ移動するように、感光体クリーニングブレード付勢バネ18dYが感光体クリーニングブレードレバー18bYを付勢し、感光体クリーニングブレード部18aY、及び、感光体クリーニングブレードレバー18bYが感光体クリーニングブレードレバー軸18cYを中心に回転することで、感光体クリーニングブレード部18aYと感光体10Yとがニップ部を形成する。また、感光体クリーニングブレード部18aYは、印字状態では、感光体10Yに押し付けられ、変形する。
このように、印字状態で変形した現像ローラ弾性部20−1Y、第1スクイーズローラ部13a2Yの弾性部、一次転写ローラ部51bYの弾性部、感光体クリーニングローラ部16bYの弾性部、及び、感光体クリーニングブレード部18aYを、非印字状態等でも変形したまま放置した場合、弾性部が変形したままの状態で塑性変形してしまう場合がある。
そこで、本実施形態では、図11に示すように、現像ローラ弾性部20−1Y、第1スクイーズローラ部13a2Yの弾性部、一次転写ローラ部51bYの弾性部、感光体クリーニングローラ部16bYの弾性部、及び、感光体クリーニングブレード部18aYの感光体10Yに対する圧力を低減させた第2の状態を取り得るようにする。図11は、第2の状態を示す図である。
図11に示すように、第2の状態の非印字状態では、揺動バネ30bYの付勢力を弱める。すると、現像ユニット30Yは、揺動支点30aYを中心として紙面に対して反時計方向へ揺動する。この時、現像ローラ20Yは、現像ローラ付勢バネ20eYにより押圧され、現像ローラレバー軸20dYを中心として紙面に対し時計方向へ揺動し、感光体10Yと当接したままの状態で残る。ただし、現像ローラ20Yの感光体10Yに対する当接圧力は、画像形成時と比較して低減し、弱くなる。なお、この作動は、二次転写ベルトに画像を転写した後、及び/又は、感光体10Yと現像ローラ20Yの駆動を停止させた後に行うことが好ましい。
図12は、第2の状態の現像ローラ20Yの現像ローラ部20bYと感光体10Yとのニップ部を拡大した図である。図12に示すように、非印字状態の現像ローラ弾性部20−1Yの変形は、図10の印字状態と比較して低減する。この時の現像ローラ20Yと感光体10Yの当接圧は、0.3〜1kgfに設定すると好ましい。
また、図11に示すように、非印字状態では、第1スクイーズ装置13Y、一次転写ローラ51Y、感光体クリーニングローラ16Yも同様に感光体10Yとの当接圧が低減される。
第1スクイーズ装置13Yは、非印字状態では、第1スクイーズローラ部13a2Yが感光体10Yから離間する側へ移動するように、第1スクイーズ付勢バネ13eYの付勢力を低減し、第1スクイーズローラ13aY、第1スクイーズローラクリーニングブレード13bY、及び、第1スクイーズレバー13cYが第1スクイーズレバー軸13dYを中心に回転することで、第1スクイーズローラ部13a2Yと感光体10Yとのニップ部の当接圧を低減する。なお、この作動は、感光体10Yと現像ローラ20Yの駆動を停止させた後に行うことが好ましい。
また、一次転写ローラ51Yは、非印字状態では、一次転写ローラ部51bYが感光体10Yから離間する側へ移動するように、一次転写ローラ付勢バネ51eYの付勢力を低減し、一次転写ローラ軸51aY、一次転写ローラ部51bY、及び、一次転写レバー51cYが一次転写レバー軸51dYを中心に回転し、一次転写レバー規制部材51fYに当接することで、一次転写ローラ部51bYと感光体10Yとの中間転写ベルト40を介したニップ部の当接圧を低減する。
また、感光体クリーニングローラ16Yは、非印字状態では、感光体クリーニングローラ部16bYが感光体10Yから離間する側へ移動するように、感光体クリーニングローラ付勢バネ16eYの付勢力を低減し、感光体クリーニングローラ軸16aY、感光体クリーニングローラ部16bY、感光体クリーニングローラレバー16cY、及び、感光体クリーニングローラブレード17Yが感光体クリーニングローラレバー軸16dYを中心に回転し、感光体クリーニングローラレバー規制部材16eYに当接することで、感光体クリーニングローラ部16bYと感光体10Yとのニップ部の当接圧を低減する。
これら第1スクイーズローラ部13a2Y、一次転写ローラ部51bY、及び、感光体クリーニングローラ部16bYと、感光体10Yとのニップ部は、図12に示した現像ローラ部20bYと感光体10Yとのニップ部と同様に、非印字状態では、感光体10Yから離間する側へ移動し、第1スクイーズローラ部13a2Yの弾性部、一次転写ローラ部51bYの弾性部、及び、感光体クリーニングローラ部16bYの弾性部の変形が低減する。
さらに、感光体クリーニングブレード18Yは、非印字状態では、感光体クリーニングブレード部18aYが感光体10Yから離間する側へ移動するように、感光体クリーニングブレード付勢バネ18dYの付勢力を低減し、感光体クリーニングブレード部18aY、及び、感光体クリーニングブレードレバー18bYが感光体クリーニングブレードレバー軸18cYを中心に回転することで、感光体クリーニングブレード部18aYと感光体10Yとがニップ部の当接圧を低減する。また、感光体クリーニングブレード部18aYは、非印字状態では、感光体10Yから離間する側へ移動し、変形が低減する。
したがって、本発明に係る現像装置は、第1の状態では、現像ローラ20Yと現像ローラクリーニングブレード21Y及び現像材供給ローラ32Yとを第1の当接圧で当接させ、第2の状態では、現像ローラ20Yと現像ローラクリーニングブレード21Y及び現像材供給ローラ32Yとを第1の当接圧よりも低い第2の当接圧で当接させることが好ましい。
また、本発明に係る画像形成装置は、第1の状態では、感光体10Yと、現像ローラ20Y、第1スクイーズローラ13aY、感光体クリーニングブレード18Y及び/又は感光体クリーニングローラ16Yとを第3の当接圧で当接させ、第2の状態では、感光体10Yと、現像ローラ20Y、第1スクイーズローラ13aY、感光体クリーニングブレード18Y及び/又は感光体クリーニングローラ16Yとを第3の当接圧よりも低い第4の当接圧で当接させることが好ましい。
なお、揺動バネ30bYや軸付勢バネ30dYの潜像担持体当接部材調整部により、感光体10Yと現像ローラ20Yを第3の当接圧で当接させ、感光体10Yと現像ローラ20Yとを当接させて、感光体10Yに露光部12Yで露光された潜像を現像ローラ20Yで現像し、現像された像を中間転写ベルト40等の転写材に転写させる画像形成を行い、画像形成が終了した後、潜像担持体当接部材調整部で感光体10Yと現像ローラ20Yとを第3の当接圧よりも低い第4の当接圧で当接させることが好ましい。
また、感光体10Yと現像ローラ20Yの駆動を停止させた後、潜像担持体当接部材調整部で感光体10Yと現像ローラ20Yとを第3の当接圧よりも低い第4の当接圧で当接させることが好ましい。
さらに、現像ローラ20Yで現像された感光体10Yに当接する第1スクイーズローラ13aYを有し、感光体10Yと現像ローラ20Yの駆動を停止させた後、感光体10Yと第1スクイーズローラ13aYとを離間させることが好ましい。
さらに、本発明に係る画像形成装置は、第1の状態では、感光体10Yと、現像ローラ20Y及び感光体クリーニングブレード18Yを第5の当接圧で当接させ、第2の状態では、感光体10Yと、現像ローラ20Y及び感光体クリーニングブレード18Yとを第5の当接圧よりも低い第6の当接圧で当接させることが好ましい。
なお、本発明に係る画像形成装置においては、第3の状態として、現像ローラ20Yが感光体10Yに対して低い圧力で当接していれば、第1スクイーズローラ13aYは感光体10Yから離間してもよい。また、同様に、感光体クリーニングブレード18Yが感光体10Yに対して低い圧力で当接していれば、感光体クリーニングローラ16Yは感光体10Yから離間してもよい。鉛直下方に配設されている部材が当接していれば、液体現像剤の落下を低減することが可能となるからである。
なお、本発明に係る現像装置及び画像形成装置においては、第1スクイーズローラ13aY及び/又は感光体クリーニングローラ16Yは潜像担持体当接部材、現像ローラ20Y及び/又は感光体クリーニングブレード18Yは第2潜像担持体当接部材を構成する。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置においては、調整手段30bY、軸付勢バネ30dY、が、現像剤担持体当接調整部を構成する。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置においては、調整手段30bY、軸付勢バネ30dY、現像ローラ付勢バネ20eY、第1スクイーズ付勢バネ13eY、一次転写ローラ付勢バネ51eY、感光体クリーニングローラ付勢バネ16eY及び感光体クリーニングブレード付勢バネ18dYが、潜像担持体当接調整部を構成する。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置においては、第1スクイーズレバー規制部材13fY、感光体クリーニングローラレバー規制部材16eY、感光体クリーニングブレード規制部材18eY、及び、一次転写レバー規制部材51fYが、潜像担持体当接規制部材を構成する。
本実施形態の現像装置によれば、現像剤担持体を伝わって、重力方向に配置された部材への液体現像剤の落下を低減することが可能となる。
本実施形態の現像装置によれば、現像剤担持体の永久歪みを軽減し、画像の濃度ムラの発生を低減することが可能となる。
本実施形態の画像形成装置によれば、潜像担持体を伝わって、重力方向に配置された帯電器や露光装置に液体現像剤が落下することが低減され、帯電性能、露光性能を維持することが可能となる。
本実施形態の画像形成装置によれば、潜像担持体当接部材の永久歪みを軽減し、画像の濃度ムラの発生を低減することが可能となる。
画像形成装置の実施形態を示す図である。 感光体周辺及び現像ユニットの主要構成要素を示した断面図である。 現像剤供給部材の斜視図である。 現像剤圧縮装置による現像剤の圧縮を説明する図である。 現像ローラによる現像を説明する図である。 スクイーズローラによるスクイーズ作用を説明する図である。 待機時の感光体周辺及び現像ユニットの状態を示す図である。 他の実施形態での待機時の感光体周辺及び現像ユニットの状態を示す図である。 第1の状態の感光体周辺及び現像ユニットの主要構成要素を示した断面図である。 第1の状態の現像ローラ部と感光体とのニップ部を拡大した図である。 第2の状態の感光体周辺及び現像ユニットの主要構成要素を示した断面図である。 第2の状態の現像ローラ部と感光体とのニップ部を拡大した図である。
符号の説明
10Y,10M,10C,10K…感光体(潜像担持体)、11Y,11M,11C,11K…帯電器(帯電部)、12Y,12M,12C,12K…露光装置(露光部)、13Y…第1スクイーズ装置(潜像担持体当接部)、13aY…第1スクイーズローラ(潜像担持体当接部材)、13bY…第1スクイーズローラクリーニングブレード、14Y…第2スクイーズ装置(潜像担持体当接部)、14aY…第2スクイーズローラ、14bY…第2スクイーズローラクリーニングブレード、15Y…感光体クリーニング装置(潜像担持体当接部)、16Y…感光体クリーニングローラ(潜像担持体当接部材)、17Y…感光体クリーニングローラブレード、18Y…感光体クリーニングブレード(第2潜像担持体当接部材)、19Y…感光体クリーニング液回収部(潜像担持体クリーニング液回収部)、20Y,20M,20C,20K…現像ローラ(現像剤担持体・第2潜像担持体当接部材)、20aY…軸、20bY…ローラ部、21Y…現像ローラクリーニングブレード(現像剤担持体当接部材)、22Y…現像剤圧縮装置、30Y,30M,30C,30K…現像ユニット(現像装置)、30aY…揺動支点、30bY…揺動バネ(現像剤担持体当接調整部・潜像担持体当接調整部)、30cY…長孔部(現像剤担持体支持部)、30dY…軸付勢バネ(現像剤担持体当接調整部・潜像担持体当接調整部)、31Y,31M,31C,31K…現像剤容器、31aY…供給部、31bY…回収部、32Y,32M,32C,32K…現像剤供給ローラ(現像剤担持体当接部材)、33Y…現像剤規制ブレード、34Y…回収スクリュー、36Y…撹拌パドル(撹拌部材)、40…中間転写ベルト(中間転写部材)、41…ベルト駆動ローラ、42…テンションローラ、46…中間転写ベルトクリーニングブレード、47…中間転写ベルトクリーニング液回収部、50…一次転写部、51Y,51M,51C,51K…一次転写バックアップローラ、60…二次転写ユニット、61…二次転写ローラ、62…二次転写ローラブレード、63…二次転写ローラクリーニング液回収部、70Y…現像剤回収補給装置、71Y…液体現像剤貯留部、72Y…現像ユニット回収路、73Y…感光体回収路、74Y…現像剤タンク、75Y…現像剤補給路、76Y…現像剤用ポンプ、77Y…キャリア液タンク、78Y…キャリア液補給路、79Y…キャリア液用ポンプ、81Y…現像剤供給路、82Y…現像剤供給用ポンプ

Claims (15)

  1. トナーとキャリア液を含む液体現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体と当接する現像剤担持体当接部材と、
    前記現像剤担持体と前記現像剤担持体当接部材とを第1の当接圧で当接させる時と、前記現像剤担持体と前記現像剤担持体当接部材とを前記第1の当接圧よりも低い第2の当接圧で当接させる時と、を調整する現像剤担持体当接調整部と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記現像剤担持体当接調整部は、前記現像剤担持体当接部材と前記現像剤担持体とを離間させる請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記現像剤担持体当接部材は、前記現像剤担持体をクリーニングする現像剤担持体クリーニングブレードである請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記現像剤担持体当接部材は、前記現像剤担持体に前記液体現像剤を供給する現像剤供給部材である請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  5. 潜像担持体と、
    前記潜像担持体を帯電する帯電部と、
    前記帯電部で帯電された前記潜像担持体を露光する露光部と、
    前記潜像担持体に当接する潜像担持体当接部材と、
    前記潜像担持体と前記潜像担持体当接部材とを第3の当接圧で当接させる時と、前記潜像担持体と前記潜像担持体当接部材とを前記第3の当接圧よりも低い第4の当接圧で当接させる時と、を調整する潜像担持体当接調整部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記潜像担持体当接部材の鉛直下方に配設される第2潜像担持体当接部材を有する請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記潜像担持体と前記第2潜像担持体当接部材とを第5の当接圧で当接させる時と、前記潜像担持体と前記第2潜像担持体当接部材とを前記第5の当接圧よりも低い第6の当接圧で当接させる時と、を調整する第2潜像担持体当接調整部を有する請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記潜像担持体当接部材は、前記潜像担持体をスクイーズするスクイーズローラであり、
    前記第2潜像担持体当接部材は、前記潜像担持体を現像する現像剤担持体である
    請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記潜像担持体当接部材は、前記潜像担持体クリーニングローラである請求項5または請求項6に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2潜像担持体当接部材は、前記潜像担持体クリーニングブレードである請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記第4の当接圧で当接させる時に、前記潜像担持体当接部材の位置を規制する潜像担持体当接規制部材を有する請求項5から請求項10のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  12. 前記潜像担持体当接調整部は、前記潜像担持体当接部を前記潜像担持体に付勢する前記潜像担持体当接部付勢バネである請求項5から請求項11のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  13. 潜像担持体当接部材調整部により、潜像担持体と現像剤担持体を第3の当接圧で当接させ、
    前記潜像担持体と前記現像剤担持体とを当接させて、前記潜像担持体に露光部で露光された潜像を前記現像担持体で現像し、現像された像を転写材に転写させる画像形成を行い、
    前記画像形成が終了した後、前記潜像担持体当接部材調整部で前記潜像担持体と前記現像剤担持体とを前記第3の当接圧よりも低い第4の当接圧で当接させることを特徴とする画像形成方法。
  14. 前記潜像担持体と前記現像剤担持体の駆動を停止させた後、前記潜像担持体当接部材調整部で前記潜像担持体と前記現像剤担持体とを前記第3の当接圧よりも低い第4の当接圧で当接させる請求項13に記載の画像形成方法。
  15. 前記現像剤担持体で現像された前記潜像担持体に当接するスクイーズローラを有し、前記潜像担持体と前記現像剤担持体の駆動を停止させた後、前記潜像担持体とスクイーズローラとを離間させる請求項14に記載の画像形成方法。



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