JP2009210952A - 樹脂製メガネフレーム用のノーズパッド - Google Patents
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- G02C5/00—Constructions of non-optical parts
- G02C5/12—Nose pads; Nose-engaging surfaces of bridges or rims
- G02C5/122—Nose pads; Nose-engaging surfaces of bridges or rims with adjustable means
Abstract
【課題】樹脂製メガネフレームは金属製メガネフレームにない特有の質感があり、根強い人気を保っているが、その多くは鼻当て部がメガネフレームに一体的に形成されており、個々の使用者の鼻に合わせて調整することが困難で、フィット感に欠ける欠点があった。
【構成】長手方向を向かって長孔が形成されており、該長孔がほぼ上下方向を向く様に樹脂製メガネフレームの鼻当て部に固定される樹脂製の台座ブロックと、前記長孔に挿入される枢支軸が外側に植設されているノーズパッド本体とからなり、前記枢支軸を前記長孔に挿入することにより、メガネフレームの鼻当て部に対するノーズパッド本体の開き角度が調整出来る様になっている。
【選択図】 図3
【構成】長手方向を向かって長孔が形成されており、該長孔がほぼ上下方向を向く様に樹脂製メガネフレームの鼻当て部に固定される樹脂製の台座ブロックと、前記長孔に挿入される枢支軸が外側に植設されているノーズパッド本体とからなり、前記枢支軸を前記長孔に挿入することにより、メガネフレームの鼻当て部に対するノーズパッド本体の開き角度が調整出来る様になっている。
【選択図】 図3
Description
この発明はメガネフレームの構成部品、詳しくは、樹脂製メガネフレーム用のノーズパッドに関するものである。
メガネフレームには樹脂製のものと金属製のものが存在しており、樹脂製のメガネフレームは金属製にはない独特の質感を有する為、根強い人気を保っている。
なし
なし
樹脂製のメガネフレームにおいては、多くの場合ノーズパッドはメガネフレームに一体的に形成されており、個々の使用者の鼻の形状に合わせて調整出来る様にはなっていなかった。従って、金属製のメガネフレームに比べ、フィット性において劣ることは否めず、この点が樹脂製のメガネフレームの大きな欠点であった。
この為、樹脂製のメガネフレームのノーズパッドのフィット性を向上させる試みもなされているが、デザインにおいて違和感があったり、メガネフレームに特殊な加工を施す必要があったり、あるいはコストにおいて問題があったりと、なかなか満足すべきものは見当たらなかった。
本発明者は樹脂製のメガネフレームのフィット性に関する上記従来の問題点に鑑み、鋭意研究を行った結果、樹脂製のノーズパッドに簡単に取り付けられ、フィット性を大幅に向上させることが出来るノーズパッドを開発することに成功し、本発明としてここに提案するものである。
長手方向を向かって長孔が形成されており、該長孔がほぼ上下方向を向く様に樹脂製メガネフレームの鼻当て部に固定される樹脂製の台座ブロックと、前記長孔に挿入される枢支軸が外側に植設されているノーズパッド本体とからなり、前記枢支軸を前記長孔に挿入することにより、メガネフレームの鼻当て部に対するノーズパッド本体の開き角度が調整可能になっているノーズパッドにより課題を解決した。
台座ブロックの長孔がほぼ上下方向を向く様に、その底面をメガネフレームの鼻当て部に接着や溶着により固定し、しかる後ノーズパッド本体を使用者の鼻に最もフィットする開き角度になる様に調整して使用に供するものであり、ノーズパッド本体の開き角度を自由に調整出来るので、販売の段階で個々の使用者の鼻によりフィットしたメガネフレームとすることが可能となる。
ノーズパッド本体を枢支軸によって、その開き角度を自由に設定出来る様にしたことを最大の特徴とする。
図1はこの発明に係る樹脂製メガネフレーム用のノーズパッドの実施例1の拡大斜視図、図2はメガネフレームへの取付要領を示す為、各部を分離して描いた斜視図、図3はメガネフレームに取り付けた状態の斜視図である。図中1は台座ブロックであり、長手方向前方が斜めに裁断されたかまぼこ形をなし、後端面から長手方向に長孔2が形成されており、合成樹脂を素材としている。一方、3はノーズパッド本体であり、長径と短径とを有する略楕円形をなした鼻接触板4の長径側側縁には突起6が一体的に形成されており、この突起6の端面7からは図2に示す通り、鼻接触板4に対し、角度θを保つ様に、斜めに枢支軸8が同じく一体的に植設されている。そして、この枢支軸8は前記台座ブロック1の長孔2に挿入されており、この枢支軸8を中心として台座ブロック1に対する鼻接触板4の相対角度即ち開き角度を変更出来る様になっている。
この樹脂製メガネフレーム用のノーズパッドは上記の通りの構成を有するものであり、台座ブロック1の長孔2がほぼ上下方向に向く様に、その底面10をメガネフレームの鼻当て部9に接着や溶着により固定し、しかる後ノーズパッド本体3を使用者の鼻に最もフィットする開き角度になる様にその角度を調整し、その位置で溶着や接着によって長孔2と枢支軸8とを結合固定して使用に供する。従って、使用に供する前に、個々の使用者の鼻に合わせてノーズパッド本体3の開き角度を自由に調整し、よりフィットしたメガネフレームとすることが出来る。
なお、この実施例1では、台座ブロック1とノーズパッド本体3との相対角度は調整後に固定してしまう様になっているが、長孔2に枢支軸8を嵌合状態できつく挿入する様にしたり、長孔2の内径側及び枢支軸8の外径側にそれぞれ軸芯と平行に凹凸溝を形成するなどして、枢支軸8の開き角度変更の際に抵抗感を付与する様にしても良く、この場合には、使用開始後に必要に応じて適宜ノーズパッド本体3の開き角度を変更出来、より便利になる。
図4はこの発明に係る樹脂製メガネフレーム用のノーズパッドの実施例2の拡大斜視図、図5はメガネフレームへの取付要領を示す為、各部を分離して描いた斜視図、図6はメガネフレームに取り付けた状態の斜視図である。図中1は台座ブロックであり、長手方向前方が斜めに裁断されたかまぼこ形をなし、後端面から長手方向に長孔2が形成されており、合成樹脂を素材としている。一方、3はノーズパッド本体であり、長径と短径とを有する略楕円形をなした鼻接触板4の裏面5の長径側端部寄りには突起6が一体的に形成されており、この突起6の端面7からは長径と平行でかつ裏面5から離れる方向に斜めに円柱状をなした枢支軸8が同じく一体的に植設されている。そして、この枢支軸8は前記台座ブロック1の長孔2に挿入されており、この枢支軸8を中心として台座ブロック1に対しsてその相対角度即ち開き角度を変更出来る様になっている。
この実施例2は上記の通りの構成を有するものであり、台座ブロック1の長孔2がほぼ上下方向に向く様に、その底面10をメガネフレームの鼻当て部9に接着や溶着により固定し、しかる後ノーズパッド本体3を使用者の鼻に最もフィットする角度になる様にその角度を調整し、その位置で溶着や接着によって長孔2と枢支軸8とを結合固定して使用に供する。従って、使用に供する前に、個々の使用者の鼻に合わせてノーズパッド本体3の開き角度を自由に調整し、よりフィットしたメガネフレームとすることが出来る。
なお、この実施例2では、台座ブロック1とノーズパッド本体3との相対角度は調整後に固定してしまう様になっているが、長孔2に枢支軸8を嵌合状態できつく挿入する様にしたり、長孔2の内径側及び枢支軸8の外径側にそれぞれ軸芯と平行に凹凸溝を形成するなどして、枢支軸8の開き角度変更の際に抵抗感を付与する様にしても良く、この場合には、使用開始後に必要に応じて適宜ノーズパッド本体3の開き角度を変更出来、より便利になる。
図7はこの発明に係る樹脂製メガネフレーム用のノーズパッドの実施例3の各部を分離して描いた斜視図、図8はその拡大斜視図、この実施例3においては、裏面中央部にパッド脚11が突設されているノーズパッド本体12のパッド脚11を収容するパッドボックス13から枢支軸8が植設されており、この枢支軸8が台座ブロック1の長孔2に挿入、固定される様になっている。なお、他の部分は前述の実施例1及び2と同一であり、同一符号を付して説明を省略する。
この実施例3においては、従来のノーズパッド本体12をそのまま用いることが出来、しかもノーズパッド本体12のパッドボックス13を支点とした揺動運動も行われるので、より一層使用者の鼻にフィットさせることが可能となる。なお、この実施例3においても、前述の実施例1及び2の場合と同様、長孔2の内径側及び枢支軸8の外径側にそれぞれ軸芯と平行に凹凸溝を形成するなどして枢支軸8の開き角度変更の際に抵抗感を付与する様にしても良い。
樹脂製メガネフレームの分野において大なる利用可能性を有している。
1 台座ブロック
2 長孔
3 ノーズパッド本体
4 鼻接触板
5 裏面
6 突起
7 端面
8 枢支軸
9 鼻当て部
10 底面
11 パッド脚
12 ノーズパッド本体
13 パッドボックス
2 長孔
3 ノーズパッド本体
4 鼻接触板
5 裏面
6 突起
7 端面
8 枢支軸
9 鼻当て部
10 底面
11 パッド脚
12 ノーズパッド本体
13 パッドボックス
Claims (3)
- 長手方向を向かって長孔が形成されており、該長孔がほぼ上下方向を向く様に樹脂製メガネフレームの鼻当て部に固定される樹脂製の台座ブロックと、前記長孔に挿入される枢支軸が外側に植設されているノーズパッド本体とからなり、前記枢支軸を前記長孔に挿入することにより、メガネフレームの鼻当て部に対するノーズパッド本体の開き角度が調整可能になっていることを特徴とする樹脂製メガネフレーム用のノーズパッド。
- 枢支軸がノーズパッド本体に一体的に植設されていることを特徴とする請求項1記載の樹脂製メガネフレーム用のノーズパッド。
- ノーズパッド本体が裏面にパッド脚が形成されている鼻当て板とパッド脚を収容するパッドボックスとからなり、パッドボックスから枢支軸が植設されている事を特徴とする請求項1記載の樹脂製メガネフレーム用のノーズパッド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008055713A JP2009210952A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 樹脂製メガネフレーム用のノーズパッド |
KR1020080052912A KR20090096279A (ko) | 2008-03-06 | 2008-06-05 | 수지제 안경테용 코패드 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008055713A JP2009210952A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 樹脂製メガネフレーム用のノーズパッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009210952A true JP2009210952A (ja) | 2009-09-17 |
Family
ID=41184148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008055713A Pending JP2009210952A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 樹脂製メガネフレーム用のノーズパッド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009210952A (ja) |
KR (1) | KR20090096279A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013537319A (ja) * | 2010-09-10 | 2013-09-30 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | フィット感が改善された眼鏡 |
-
2008
- 2008-03-06 JP JP2008055713A patent/JP2009210952A/ja active Pending
- 2008-06-05 KR KR1020080052912A patent/KR20090096279A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013537319A (ja) * | 2010-09-10 | 2013-09-30 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | フィット感が改善された眼鏡 |
US9726903B2 (en) | 2010-09-10 | 2017-08-08 | 3M Innovative Properties Company | Eyewear with improved fit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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KR20090096279A (ko) | 2009-09-10 |
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