JP2009210053A - トーショナルダンパ - Google Patents

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典久 井口
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Abstract

【課題】振動の減衰効果が十分に得られるトーショナルダンパ、を提供する。
【解決手段】トーショナルダンパ21は、回転動力を伝達する駆動シャフト24と、駆動シャフト24の外周上に配置されるマス部材26と、駆動シャフト24とマス部材26との間に配置され、マス部材26の径方向の移動を規制するプレート31と、プレート31を駆動シャフト24およびマス部材26に対して弾性的に結合する加硫ゴムとを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、一般的には、トーショナルダンパに関し、より特定的には、車両の構成部品であるプロペラシャフトやディファレンシャルに搭載されるトーショナルダンパに関する。
従来のトーショナルダンパに関して、たとえば、実開昭62−190148号公報には、動力伝達系の振動を抑制することにより、車内騒音の発生を防ぐことを目的とした動力伝達系の防振装置が開示されている(特許文献1)。特許文献1に開示された防振装置は、プロペラシャフトの前端部に設けられ、マス部材および弾性体を主な構成として備える。マス部材は、プロペラシャフトと同軸の円筒体に形成されている。マス部材は、回転移動が許容され、径方向の移動が規制された状態でプロペラシャフトに取り付けられている。弾性体は、プロペラシャフトとマス部材との間に介在するように設けられている。
また、特開2006−90528号公報には、回転軸における回転方向の振動を抑えるとともに、マス−バネ系の耐久性を有利に確保することを目的とした回転軸用の制振装置が開示されている(特許文献2)。特許文献2に開示された制振装置においては、複数のマス部材が、支持部材の回転中心軸周りにおける周上に互いに独立して配置されている。各マス部材は、連結ゴム弾性体により支持部材に対して連結されている。マス部材に対して回転軸の外周側に離隔する位置には、当接支持部が設けられている。マス部材は、遠心力によって外周側に変位したときに、当接支持部に対して当接状態で支持される。
実開昭62−190148号公報 特開2006−90528号公報
上述の特許文献に開示されるように、プロペラシャフトやディファレンシャルなどの動力伝達系において発生するねじり振動を減衰させるため、トーショナルダンパが利用されている。このトーショナルダンパにおいては、たとえばプロペラシャフトの回転トルクが変動した場合、マス部材がプロペラシャフトの回転方向に変位する。これにより、シャフトの角速度の変化を抑え、ねじり振動を減衰させる。しかしながら、マス部材がプロペラシャフトの回転方向以外の方向に変位すると、回転方向のマス部材の変位が減少するため、振動の減衰効果を十分に得ることができない。
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、振動の減衰効果が十分に得られるトーショナルダンパを提供することである。
この発明に従ったトーショナルダンパは、回転動力を伝達する駆動シャフトと、マス部材と、移動規制部材と、結合部材とを備える。マス部材は、駆動シャフトの周上に配置される。移動規制部材は、駆動シャフトとマス部材との間に配置され、マス部材の径方向の移動を規制する。結合部材は、移動規制部材を駆動シャフトおよびマス部材に対して弾性的に結合する。
このように構成されたトーショナルダンパによれば、移動規制部材が駆動シャフトおよびマス部材に対して弾性的に結合されているため、駆動シャフトの回転トルクが変動した場合に、移動規制部材の姿勢を変化させ、マス部材を駆動シャフトの回転方向に変位させる。この際、移動規制部材によってマス部材の径方向の移動が規制されているため、回転方向におけるマス部材の変位の減少を抑制できる。これにより、駆動シャフトに生じた振動を減衰させる効果を十分に得ることができる。
また好ましくは、移動規制部材は、駆動シャフトからマス部材に向かう方向および駆動シャフトの回転軸方向に延在し、駆動シャフトの回転軸を中心とする周方向に互いに間隔を設けて配置される複数のプレートからなる。このように構成されたトーショナルダンパによれば、移動規制部材として設けられたプレートの剛性により、回転方向以外の方向のマス部材の移動を規制することができる。
また好ましくは、トーショナルダンパは、複数のプレート間に配置され、プレート同士を接合する弾性体をさらに備える。このように構成されたトーショナルダンパによれば、マス部材の変位に伴ってプレート間の弾性体を変形させることにより、トーショナルダンパによる振動の減衰特性を調整することができる。
また好ましくは、プレートは、駆動シャフトおよびマス部材にそれぞれ結合される一方端および他方端を有する。一方端と駆動シャフトとの間および他方端とマス部材との間には、それぞれ結合部材によって充填される隙間が形成される。このように構成されたトーショナルダンパによれば、プレートの一方端および他方端がそれぞれ駆動シャフトおよびマス部材に直接、当接するということがない。このため、駆動シャフトの回転トルクが変動した場合に、プレートの姿勢を容易に変化させることができる。
以上説明したように、この発明に従えば、振動の減衰効果が十分に得られるトーショナルダンパを提供することができる。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
(実施の形態1)
図1は、車両の駆動系を示す平面図である。図中には、FRベースのフルタイム4WD車が、本実施の形態におけるトーショナルダンパを備える車両の一例として示されている。
図1を参照して、車両10は、エンジン13、トランスミッション12およびトランスファ15を有する。エンジン13は、車両前方のエンジンルームに縦置き配置されている。トランスミッション12は、エンジン13のクランクシャフトに接続されている。トランスファ15は、トランスミッション12に設けられ、トランスミッション12から出力された回転動力を、走行状況に応じた適当な割合でフロントドライブシャフト14およびリヤドライブシャフト16に分配する。
車両10は、プロペラシャフト11およびディファレンシャル17をさらに有する。プロペラシャフト11は、トランスミッション12とディファレンシャル17との間に配置され、車両前方から車両後方に向けて延びている。プロペラシャフト11は、エンジン13で発生した回転動力を、トランスミッション12からディファレンシャル17に伝える。プロペラシャフト11は、たとえば、炭素鋼、アルミニウム、炭素系複合材料または樹脂を含ませた炭素繊維を編み上げたもの等によって形成されている。本実施の形態では、トーショナルダンパ21がプロペラシャフト11に設けられている。
ディファレンシャル17は、リヤドライブシャフト16に設けられている。ディファレンシャル17は、たとえばユニバーサルジョイントを介在させて、プロペラシャフト11の後端に結合されている。ディファレンシャル17は、車両旋回時の左右の駆動輪の回転速度を変えながら、両輪に均等な回転動力を伝達する。
図2は、図1中のII−II線上に沿ったトーショナルダンパの正面図である。図3は、図2中のIII−III線上に沿ったトーショナルダンパの断面図である。
図2および図3を参照して、プロペラシャフト11には、伝達する回転トルクの変動により回転方向に対して正方向および逆方向の加速度が交互に生じる。トーショナルダンパ21は、このトルク変動に伴って発生するプロペラシャフト11のねじり振動を減衰させる機能を有する。以下、トーショナルダンパ21の構造について詳細に説明する。
トーショナルダンパ21は、駆動シャフト24およびマス部材26を有する。駆動シャフト24は、仮想軸である中心軸101を中心に円筒状に延びる形状を有する。駆動シャフト24は、中心軸101を中心に回転することにより回転動力を伝達する。本実施の形態では、駆動シャフト24が、プロペラシャフト11の筒部および内輪23から構成されている。内輪23は、プロペラシャフト11の筒部の外周に嵌め合わされており、プロペラシャフト11と一体となって回転する。なお、内輪23が設けられず、後述のプレート31が直接、プロペラシャフト11の筒部に設けられる構成としてもよい。
マス部材26は、振動の減衰効果を発揮する重量物として設けられている。マス部材26は、駆動シャフト24の外周上に配置されている。マス部材26は、中心軸101を中心に環状に延在するリング形状を有する。マス部材26は、駆動シャフト24と同軸上に配置されている。駆動シャフト24とマス部材26との間には、中心軸101を中心にその周方向に延在する空間が形成されている。
トーショナルダンパ21は、複数のプレート31をさらに有する。複数のプレート31は、駆動シャフト24とマス部材26との間の空間に配置されている。プレート31は、駆動シャフト24からマス部材26に向かう方向および中心軸101の軸方向に延在する平板から形成されている。プレート31は、中心軸101の軸方向において、駆動シャフト24およびマス部材26とほぼ同じ幅に渡って形成されている。
複数のプレート31は、中心軸101を中心にその周方向に互いに間隔を隔てて配置されている。複数のプレート31は、駆動シャフト24の回転時、中心軸101を中心とする回転バランスが保持されるように配置されている。特に本実施の形態では、複数のプレート31が、中心軸101を中心に点対称となる位置に配置されている。
プレート31の配置についてさらに詳細に説明すると、駆動シャフト24とマス部材26との間の空間には、プレート31p,31q,31rの組が、中心軸101を中心に一定の角度ごとに設けられている。プレート31qは、中心軸101を中心にその半径方向に延在する。プレート31pおよびプレート31rは、プレート31qの両側に等間隔に配置されており、プレート31qに対して平行に延在する。
なお、プレート31の配置は、図2中に示す形態に限られず、中心軸101を中心とする回転バランスが保持される配置であればいかなる配置であってもよい。たとえば、全てのプレート31を、中心軸101を中心にその半径方向に延在するように配置してもよいし、この場合に、全てのプレート31を等間隔に配置してもよい。
図4は、図2中の2点鎖線IVで囲まれた位置を拡大して示す断面図である。図中には、代表的に1組のプレート31p,31q,31rが示されている。
図2から図4を参照して、トーショナルダンパ21は、加硫ゴム36をさらに有する。複数のプレート31は、加硫ゴム36により駆動シャフト24およびマス部材26に対して結合されている。プレート31は、駆動シャフト24からマス部材26に向けて延在する両端に、それぞれ一方端32および他方端33を有する。弾性を有する加硫ゴム36が、一方端32と駆動シャフト24とを互いに結合し、他方端33とマス部材26とを互いに結合するように設けられている。
このような構成により、複数のプレート31は、駆動シャフト24およびマス部材26に対して弾性的に結合されている。駆動シャフト24およびマス部材26に対して結合された複数のプレート31は、中心軸101を中心とする半径方向および中心軸101の軸方向においてマス部材26の移動を規制する。複数のプレート31は、駆動シャフト24の回転方向以外の方向のマス部材26の移動を規制する。
プレート31は、硬質の板材から形成されており、少なくとも、プロペラシャフト11の回転トルクに変動が生じた場合に変形しない剛性を有する。プレート31は、より好適には金属から形成されるが、前述の剛性を有すれば樹脂から形成されてもよい。
図5は、図4中のトーショナルダンパの作動状態を示す図である。図5を参照して、プロペラシャフト11の回転トルクに変動が生じた場合、プレート31は、加硫ゴム36が伸縮することによって、駆動シャフト24およびマス部材26に対して結合される角度を変化させながら倒れる。これにより、マス部材26が駆動シャフト24の回転方向に変位し、プロペラシャフト11のねじり振動を減衰させる。
この際、駆動シャフト24の回転方向以外の方向にマス部材26が移動しようとすると、プレート31が圧縮されることになるため、プレート31の剛性によって、回転方向以外の方向のマス部材26の移動が規制される。これにより、駆動シャフト24の回転方向のマス部材26の変位量を十分に確保し、振動の減衰効果を十分に得ることができる。また、プレート31が倒れた時、各プレート31の弾性結合に用いられる加硫ゴム36を均等に伸縮させることによって、マス部材26の変位後も回転バランスを保持することができる。これにより、こもり音などの騒音が発生することを抑制できる。
図6は、図4中の2点鎖線VIで囲まれた範囲を拡大して示す断面図である。図6を参照して、本実施の形態では、プレート31の他方端33とマス部材26との間に隙間46が形成されている。また、図示されていないが、プレート31の一方端32と駆動シャフト24との間にも隙間46が形成されている。加硫ゴム36は、隙間46を充填するように設けられている。プレート31を駆動シャフト24およびマス部材26に対して加硫接着する場合、金型を用いて加硫ゴム36のゴム材料を注入し、接着箇所を加熱、加圧する。この際、隙間46にゴム材料が浸入することにより、加硫ゴム36が隙間46を充填する構成が得られる。
このような構成により、プレート31と駆動シャフト24およびマス部材26とがそれぞれ当接することがないため、プロペラシャフト11の回転トルクに変動が生じた時に、プレート31を容易に傾けることができる。また、プレート31と駆動シャフト24およびマス部材26との間には、加硫ゴム36が介在するため、部品精度や組み立て精度の誤差に起因するガタを無くすことができる。
なお、加硫ゴム36の介在によって、駆動シャフト24の回転方向以外の方向に振動が生じることも考えられる。しかしながら、隙間46を微小な大きさに設定することにより、回転方向以外の方向における共振周波数を、回転方向における共振周波数から大きく離すことができる。これにより、トーショナルダンパ21による振動の減衰効果が低減することを抑制できる。
この発明の実施の形態1におけるトーショナルダンパ21は、回転動力を伝達する駆動シャフト24と、駆動シャフト24の周上としての外周上に配置されるマス部材26と、駆動シャフト24とマス部材26との間に配置され、マス部材26の径方向の移動を規制する移動規制部材としてのプレート31と、プレート31を駆動シャフト24およびマス部材26に対して弾性的に結合する結合部材としての加硫ゴム36とを備える。
このように構成された、この発明の実施の形態1におけるトーショナルダンパ21によれば、駆動シャフト24およびマス部材26に対して弾性結合されたプレート31によって、回転方向におけるマス部材26の変位を許容しつつ、回転方向以外の方向のマス部材26の移動を規制することができる。これにより、プロペラシャフト11で発生するねじり振動を効果的に減衰させることができる。
続いて、以上に説明したトーショナルダンパ21の各種変形例について説明する。
図7は、図4中のトーショナルダンパの変形例を示す断面図である。図7を参照して、本変形例では、隣接するプレート31間に弾性体としての加硫ゴム41が配置されている。加硫ゴム41は、プレート31pとプレート31qとの間およびプレート31qとプレート31rとの間に配置されている。加硫ゴム41により、隣接するプレート31同士が接合されている。
このような構成によれば、プロペラシャフト11の回転トルクに変動が生じた場合にプレート31が倒れるのに伴って、加硫ゴム41が伸縮する。これにより、トーショナルダンパ21によって減衰させる振動の周波数特性を調整することができる。
図8は、図6中のプレートの結合構造の変形例を示す断面図である。図8を参照して、本変形例は、プレート31の一方端32および他方端33がそれぞれ駆動シャフト24およびマス部材26に当接するように設けられている。駆動シャフト24およびマス部材26にそれぞれ当接する一方端32および他方端33の端面が、湾曲面により形成されている。
このような構成により、プロペラシャフト11の回転トルクに変動が生じた場合に、プレート31を容易に傾けることができる。また、駆動シャフト24の回転方向以外の方向に振動が生じる懸念を無くすことができる。
(実施の形態2)
図9は、この発明の実施の形態2におけるトーショナルダンパを示す正面図である。本実施の形態におけるトーショナルダンパは、実施の形態1におけるトーショナルダンパ21と比較して、基本的には同様の構造を備える。以下、重複する構造については、説明を繰り返さない。
図9を参照して、本実施の形態におけるトーショナルダンパは、実施の形態1における駆動シャフト24およびマス部材26に替えて、駆動シャフト54およびマス部材56を有する。駆動シャフト54は、プロペラシャフト11の筒部および外輪53から構成されている。外輪53は、プロペラシャフト11の筒部の内周に嵌め合わされており、プロペラシャフト11と一体となって回転する。
マス部材56は、駆動シャフト54の内周上に配置されている。マス部材56は、中心軸101上に配置される円柱形状を有する。マス部材56は、中心軸101を中心に環状に延在するリング形状を有してもよい。駆動シャフト54とマス部材56との間には、実施の形態1と同じ形態で複数のプレート31が設けられている。複数のプレート31は、駆動シャフト54およびマス部材56に対して弾性的に結合されている。
このように構成された、この発明の実施の形態2におけるトーショナルダンパによれば、実施の形態1に記載の効果を同様に得ることができる。
なお、実施の形態2におけるトーショナルダンパに、実施の形態1で説明した細部の構成や、変形例を適用してもよい。
また、以上の実施の形態では、本発明をプロペラシャフト11に適用した場合について説明したが、これに限られず、たとえばディファレンシャル17(図1を参照)の回転が入力されるフランジ部分に、本発明におけるトーショナルダンパを設けることもできる。本発明におけるトーショナルダンパは、プロペラシャフト11やディファレンシャル17のような回転方向以外の方向に移動する回転部位を有する装置に対して、より好適に適用される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
車両の駆動系を示す平面図である。 図1中のII−II線上に沿ったトーショナルダンパの正面図である。 図2中のIII−III線上に沿ったトーショナルダンパの断面図である。 図2中の2点鎖線IVで囲まれた位置を拡大して示す断面図である。 図4中のトーショナルダンパの作動状態を示す図である。 図4中の2点鎖線VIで囲まれた範囲を拡大して示す断面図である。 図4中のトーショナルダンパの変形例を示す断面図である。 図6中のプレートの結合構造の変形例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2におけるトーショナルダンパを示す正面図である。
符号の説明
11 プロペラシャフト、17 ディファレンシャル、21 トーショナルダンパ、24 駆動シャフト、26 マス部材、31 プレート、32 一方端、33 他方端、36,41 加硫ゴム、46 隙間。

Claims (4)

  1. 回転動力を伝達する駆動シャフトと、
    前記駆動シャフトの周上に配置されるマス部材と、
    前記駆動シャフトと前記マス部材との間に配置され、前記マス部材の径方向の移動を規制する移動規制部材と、
    前記移動規制部材を前記駆動シャフトおよび前記マス部材に対して弾性的に結合する結合部材とを備える、トーショナルダンパ。
  2. 前記移動規制部材は、前記駆動シャフトから前記マス部材に向かう方向および前記駆動シャフトの回転軸方向に延在し、前記駆動シャフトの回転軸を中心とする周方向に互いに間隔を設けて配置される複数のプレートからなる、請求項1に記載のトーショナルダンパ。
  3. 複数の前記プレート間に配置され、前記プレート同士を接合する弾性体をさらに備える、請求項2に記載のトーショナルダンパ。
  4. 前記プレートは、前記駆動シャフトおよび前記マス部材にそれぞれ結合される一方端および他方端を有し、
    前記一方端と前記駆動シャフトとの間および前記他方端と前記マス部材との間には、それぞれ前記結合部材によって充填される隙間が形成される、請求項2または3に記載のトーショナルダンパ。
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