JP2009209376A - 多糖類複合体及びその製造方法 - Google Patents
多糖類複合体及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009209376A JP2009209376A JP2009151244A JP2009151244A JP2009209376A JP 2009209376 A JP2009209376 A JP 2009209376A JP 2009151244 A JP2009151244 A JP 2009151244A JP 2009151244 A JP2009151244 A JP 2009151244A JP 2009209376 A JP2009209376 A JP 2009209376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polysaccharide
- oxidized
- complex
- chitosan
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
【解決手段】酸化多糖類が酸化により多糖類のピラノース環の6位にカルボキシル基又はその塩を導入した酸化多糖類であり、酸化多糖類とキトサンを溶解または分散させた溶液を調整する工程と、溶液を酸またはアルカリで中和処理することにより酸化多糖類とキトサンのポリイオンコンプレックスを形成し水不溶化する工程とを備える。
【選択図】なし
Description
キトサンはカニやエビなどの甲殻類、カブトムシやコオロギなどの昆虫類の骨格物質として存在し、また菌類や細胞壁にも存在するキチン(N−アセチルD−グルコサミン残基が多数、β−(1,4)−結合した多糖類)の脱アセチル化合物でグルコサミンのβ−(1,4)−結合した多糖類であり、唯一の天然カチオン性多糖類としても利用されている。
また生分解性や、生体親和性に優れる天然材料も、タンパク質材料にはヒトや動物由来のウイルス感染の危険性があり、天然多糖類では、天然物故にカチオン性、或いはアニオン性の官能基のコントロールはできず、多様な要求物性に対応するポリイオンコンプレックスを形成することが難しいという欠点を有する。
さらにカルボキシメチルセルロース等の従来の多糖類誘導体では、置換度はコントロールできても、分子内、或いは分子間での置換基分布はバラバラであり、生体内での分解や代謝の機序が明確ではないという問題点を有していた。
さらに本発明では、従来の天然物材料からなるポリイオンコンプレックスと違い、ポリイオンコンプレックスを形成するカルボキシル基とアミノ基を制御できることから、構造が明確で安全性が高く、多糖類複合体の物理的特性等をコントロールしやすく、様々な要求特性に対応することが可能となる。
さらに本発明によれば、COOH型の酸化多糖類とアセチル化率を制御した水溶性キトサンを用いることで、中性領域での添加剤成分を包含した複合化が可能であり、酸やアルカリによる中和処理を必要とせず、塩の影響をなくすことも可能で、且つ酸性、アルカリ性の両領域で完全に水溶性となる複合体を得ることができる。
本発明の多糖類複合体は、選択性の高い酸化方法により多糖類のピラノース環の6位にカルボキシル基又はその塩を導入した酸化多糖類をポリアニオン成分とし、構成単糖であるN−アセチルグルコサミンとグルコサミンの比率をコントロールしたキトサンをポリカチオン成分として、両者のポリイオンコンプレックスを形成して、1種類以上の多糖類の改質用添加剤及び/または改質添加成分を含んでなることを特徴とするものである。
チルグルコサミンの6位炭素がカルボキシル基になったもの)がβ−1,4結合で連なっている。
本発明における酸化方法はN−オキシル化合物などの触媒の存在下で、水に溶解又は分散させた多糖類を水系で処理することを特徴とするもので、多糖類のピラノース環の6位を選択的に酸化して、カルボキシル基又はその塩を導入することができる。
従って、アルカリや前記酸化剤の添加量を少なくして、カルボキシル基の導入量を少なくすれば、ポリイオンコンプレックスを形成する際の酸化多糖類とキトサンとの接点が少なくなり、多糖類複合体の物性を制御することが可能である。
N−アセチルグルコサミンと、グルコサミンがβ−1、4グリコシド結合した多糖で、一般にグルコサミンの割合が高いものをキトサン、N−アセチルグルコサミンの割合が高いものをキチンという。キチンは蟹やエビの骨格物質として、また菌類などの細胞壁に存在し、脱灰、除タンパク、脂質および色素の除去などの精製工程を経て得られるものであり、キトサンはこれらの工程と同時か、或いは上記工程で得られたキチンを、さらに酸やアルカリで加水分解して脱アセチル化処理することにより得られるのが一般的である。また、構成単糖であるN−アセチルグルコサミンとグルコサミンは生体内にも存在し、生体内外において容易に分解し、その安全性は高いと言える。
また、複合体中の結合を強化し、強度を上げる為に、架橋剤を添加し、多糖類中に含ませることができる。架橋剤はカルボジイミドやエポキシ系の架橋剤など種類や形態は特に限定されるものではなく、要求物性や目的に応じて選定される。
また、複合体の分解性を向上させる為に複合体中に各種分解促進剤を添加することができる。分解促進剤には、酵素やデンプンなどが挙げられる。
以下に本発明の多糖類複合体のポリイオンコンプレックスを形成する方法を例示する。
また多糖類複合体の形状としては、スポンジ状、板状、フィルム状、顆粒状、繊維状、ゲル状、フレーク状、パウダー状など任意に選定できる。
本発明の多糖類複合体は、天然多糖類と生体適合性の高いウロン酸類と、N−アセチルグルコサミン及びグルコサミンから成り、容易に生分解或いは代謝されるため、経口投与の医薬品、経皮吸収用の医薬品、及び外科手術等で生体内にて利用される医療用材料、および農薬、食品、化粧品等として利用できる。さらに本発明では、ポリイオンコンプレックスを形成するカルボキシル基とアミノ基を制御できることから、および多糖類複合体の物理的特性等をコントロールしやすく、様々な要求特性に対応することが可能となる。
(酸化デンプン(アミロウロン酸ナトリウム塩)の調製)
原料のデンプンは市販のコンスターチを用いた。デンプン5gを水100mlに加熱溶解させ、冷却しておく。このデンプン溶液に、TEMPO0.1g、臭化ナトリウム1.25gを溶解させた水溶液を加えた。次に、反応系を冷却し、次亜塩素酸ナトリウム水溶液(Cl=5%)50gを添加し、酸化反応を開始した。反応温度は常に5℃以下に維持した。反応中は系内のpHが低下するが、0.5N−NaOH水溶液を逐次添加し、pH10.75に調整した。そして6位の1級水酸基の全モル数に対し、100%のモル数に対応するアルカリ添加量に達した時点で、エタノールを添加し、反応を停止させ、水:アルコール=2:8よりなる溶液により充分洗浄した後、アセトンで脱水し、40℃で減圧乾燥させ、白い粉末状の酸化度100%の酸化デンプンを得た(図2)。
(酸化セルロース(セロウロン酸ナトリウム塩)の調製)
原料のセルロースは市販の再生セルロースを用いた。セルロース5gを水350mlに懸濁させた。このセルロース溶液に、TEMPO0.1g、臭化ナトリウム1.25gを溶解させた水溶液を加えた。次に、反応系を冷却し、次亜塩素酸ナトリウム水溶液(Cl=5%)50gを添加し、酸化反応を開始した。反応温度は常に5℃以下に維持した。反応中は系内のpHが低下するが、0.5N−NaOH水溶液を逐次添加し、pH10.75に調整した。そして6位の1級水酸基の全モル数に対し、100%のモル数に対応するアルカリ添加量に達した時点で、エタノールを添加し、反応を停止させ、水:アルコール=2:8よりなる溶液により充分洗浄した後、アセトンで脱水し、40℃で減圧乾燥させ、白い粉末状の酸化度100%の酸化セルロースを得た(図3)。
(酸化度60%の酸化セルロース(ナトリウム塩)の調製)
次亜塩素酸ナトリウム水溶液を30gにする以外は酸化セルロースの調製1と同様の調整を繰り返し、酸化反応を開始した。pH維持の為に添加した0.5N−NaOH水溶液が37ml(グルコース残基のモル数に対し60mol%の水酸化ナトリウム)に達したところで反応を停止した。以降酸化セルロースの調製と同様の洗浄を繰り返し、酸化度60%の酸化セルロース(ナトリウム塩)を得た。
(酸化キチン(キトウロン酸ナトリウム塩)の調製)
原料となるキチンには蟹ガラから脱灰、除タンパク、脂質および色素の除去などの工程を経て得られた市販のキチンを用いた。
キチンを10g、45%水酸化ナトリウム水溶液150gに浸漬し、室温以下で2時間攪拌した。これに、砕いた氷を850g、周りを氷水などで冷やし、攪拌しながら添加した。このアルカリ処理によりキチンはほぼ溶解する。塩酸で中和し、十分に水洗した後、乾燥させないものを試料とした。
この5%キチン懸濁液100gに、TEMPO0.1g、臭化ナトリウム1.25gを溶解させた水溶液を加え、キチンの固形重量の全体に対する濃度が約2wt%になるよう調製した。次に、反応系を冷却し、次亜塩素酸ナトリウム水溶液(Cl=5%)35gを添加し、酸化反応を開始した。反応温度は常に5℃以下に維持した。反応中は系内のpHが低下するが、0.5N−NaOH水溶液を逐次添加し、pH10.75に調整した。そして6位の1級水酸基の全モル数に対し、100%のモル数に対応するアルカリ添加量に達した時点で、エタノールを添加し、反応を停止させ、水:アルコール=2:8よりなる溶液により充分洗浄した後、アセトンで脱水し、40℃で減圧乾燥させ、白い粉末状の酸化度100%の酸化キチンを得た(図4)。
(酸化多糖類のCOOH型の調製)
上記製造例1〜4の酸化多糖類はナトリウム塩として単離される。この粉末をそれぞれ2%水溶液とし、塩酸を用いてpHを1に調製した。過剰のエタノールで沈殿濾過、水:アセトン=1:7よりなる溶液により充分脱塩した後、アセトンで脱水し、40℃で減圧乾燥させ、上記したそれぞれの酸化多糖類(アミウロン酸、セロウロン酸、酸化度60%の酸化セルロース、キトウロン酸)のCOOH型を得た。
(N−アセチル化度30%のキトサンの調製)
脱アセチル化度100%のキトサン5gを10%酢酸95gに溶解し、メタノール500gで希釈し、攪拌しながら無水酢酸0.95gを加え、室温で15時間攪拌した。2N−NaOH水溶液を加えて中和するとフレークが析出するので、これを濾過し、メタノール及び水:アセトン=1:7よりなる溶液により充分に洗浄した後、アセトンで脱水し、40℃で減圧乾燥させて、フレーク状のN−アセチル化度30%のキトサンを得た(図5)。
(N−アセチル化度50%の水溶性キトサンの調製)
脱アセチル化度100%のキトサン5gを10%酢酸95gに溶解し、メタノール500gで希釈し、攪拌しながら無水酢酸1.59gを加え、室温で15時間攪拌した。2N−NaOH水溶液を加えて中和するとフレークが析出するので、これを濾過し、メタノール及び水:アセトン=1:7よりなる溶液により充分に洗浄した後、アセトンで脱水し、40℃で減圧乾燥させて、フレーク状のN−アセチル化度50%のキトサンを得た(図6、図7)。このキトサンは水溶性であり、1wt%の水溶液でpH8.2であった。さらに酸やアルカリを加えてpHを変動させても溶解していた。
(N−アセチル化度60%のキトサンの調製)
脱アセチル化度100%のキトサン5gを10%酢酸95gに溶解し、メタノール500gで希釈し、攪拌しながら無水酢酸1.90gを加えると1時間程でゲル化したが、そのまま室温で15時間静置した。2N−NaOH水溶液を加えて中和して濾過し、メタノール及び水:アセトン=1:7よりなる溶液により充分に洗浄した後、アセトンで脱水し、40℃で減圧乾燥させて、フレーク状のN−アセチル化度60%のキトサンを得た(図8)。
製造例2、4、6の酸化多糖類、及び製造例9、10のN−アセチル化キトサン、および微結晶セルロース粉末、さらに置換度0.7のカルボキシメチルセルロースナトリウム塩について、下記の方法にて、土壌中の好気性微生物による生分解性を評価した。結果を図9に示す。カルボキシルメチルセルロースナトリウム塩が殆ど分解しないのに対して、本発明の原料となる酸化多糖類およびキトサンは、ほぼセルロースと同様に分解することが分かる。
八幡物産(株)製の微生物酸化分解測定装置(MODA)を用い、試験土壌として、水分60%に調整した標準コンポスト(八幡物産(株)製 YK−2)250ccと、水分18%に調整した海砂250ccを混合したものを用いた。試料10gを試験土壌と均一に混合して、カラム状の反応筒に充填し、反応筒内の温度を35℃で一定に保持した。さらに反応筒下方より水蒸気を飽和した脱炭酸空気を40ml/分で通気し、反応筒上部からはガス漏れなく配管されて、アンモニアガスを除くために硫酸水浴中を通り、水分を除くためにシリカゲルと塩化カルシウムを充填した吸湿筒を通り、さらにソーダタルク及びソーダライムを充填した吸収筒に導かれる。試料が好気的に生分解して発生する二酸化炭素は全て、吸収筒に吸収されるため、吸収筒の重量変化から生分解により発生した二酸化炭素量を定量できるものである。なお試料を入れない試験土壌のみの空試験を同時に行い、空試験で発生した二酸化炭素量を差し引いて、分解により発生した二酸化炭素量を求めた。試料10g中の炭素含量から理論的に発生する二酸化炭素量を算出し、理論量に対する発生二酸化炭素量の割合を生分解度として、図9に示した。
製造例10で作成したN−アセチル化度50%の水溶性キトサン1gと、製造例2で作製したセロウロン酸ナトリウム塩1gを0.1N−塩酸溶液100mLに溶解した。その後、0.2N−NaOH水溶液を加えてpH7に調製し、ゲルを生成、実施例1の複合体を得た。この複合体中には中和により生成した塩化ナトリウムが包含されていた。この塩化ナトリウムは複合体の多孔化剤として働き、複合体が多孔化された。水洗により塩化ナトリウムを除去した複合体は、微細かつ均一な孔を持ったスポンジ状の構造を取り、吸水量が増加するなどの特徴を示した。
製造例10で作成したN−アセチル化度50%の水溶性キトサン1gと、製造例1で作製したアミロウロン酸ナトリウム塩1gを0.1N−酢酸溶液100mLに溶解した。その後、0.2N−NaOH水溶液を加えてpH7に調製し、ゲルを生成させた。この複合体を60℃のオーブンで乾燥させ、実施例2の複合体を得た。この複合体中には中和により生成した酢酸ナトリウムが包含されている。
製造例10で作成したN−アセチル化度50%の水溶性キトサンの1wt%水溶液100mLに、製造例5で作製したアミロウロン酸のCOOH型の2wt%水溶液50mLを攪拌しながら混合するとゲルが生成した。この複合体を60℃のオーブンで乾燥させ、比較例1の多糖類複合体を得た。
実施例2と比較例1の複合体を水に浸漬した。どちらも膨潤はするが溶解しなかった。1時間後、複合体の引張り伸びを測定した。その結果、実施例2は比較例1の複合体の1.5〜2倍の伸び率を示した。生成した酢酸ナトリウムが、複合体の伸び率を改善したことが分かった。
Claims (5)
- 少なくとも酸化多糖類とキトサンからなる多糖類複合体の製造方法であって、
前記酸化多糖類が酸化により多糖類のピラノース環の6位にカルボキシル基又はその塩を導入した酸化多糖類であり、且つ、
少なくとも前記酸化多糖類と前記キトサンを溶解または分散させた溶液を調整する工程と、
前記溶液を酸またはアルカリで中和処理することにより酸化多糖類とキトサンのポリイオンコンプレックスを形成し水不溶化する工程と
を備えることを特徴とする多糖類複合体の製造方法。 - 前記酸化多糖類と、前記キトサンと、多孔化剤、架橋剤、分解促進剤、カップリング剤、増量剤、抗菌剤から選択される少なくとも1の添加剤とを溶解または分散させた溶液を調整する工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の多糖類複合体の製造方法。
- 前記酸化多糖類が、水に溶解又は分散させた多糖類を水系で、N−オキシル化合物の触媒の存在下、酸化剤を用いて酸化する方法により得られ、かつ天然多糖類のピラノース環中6位の1級水酸基を選択的に酸化されてなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の多糖類複合体の製造方法。
- 前記キトサンとして、その構成単糖であるグルコサミンとN−アセチルグルコサミンの比率が、45:55から55:45の範囲にあることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の多糖類複合体の製造方法。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の多糖類複合体の製造方法により製造されたことを特徴とする多糖類複合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009151244A JP5110046B2 (ja) | 2009-06-25 | 2009-06-25 | 多糖類複合体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009151244A JP5110046B2 (ja) | 2009-06-25 | 2009-06-25 | 多糖類複合体及びその製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002216408A Division JP4356289B2 (ja) | 2002-07-25 | 2002-07-25 | 多糖類複合体及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009209376A true JP2009209376A (ja) | 2009-09-17 |
JP5110046B2 JP5110046B2 (ja) | 2012-12-26 |
Family
ID=41182820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009151244A Expired - Fee Related JP5110046B2 (ja) | 2009-06-25 | 2009-06-25 | 多糖類複合体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5110046B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012124652A1 (ja) * | 2011-03-11 | 2012-09-20 | Dic株式会社 | 変性セルロースナノファイバー、その製造方法及びこれを用いた樹脂組成物 |
JP2017105772A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | グー リー、サム | 発毛促進、脱毛予防、及び毛嚢改善用の食用コオロギ組成物 |
JP2018053401A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 王子ホールディングス株式会社 | 両イオン性繊維 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995007303A1 (en) * | 1993-09-07 | 1995-03-16 | Nederlandse Organisatie Voor Toegepast-Natuurwetenschappelijk Onderzoek Tno | Method for oxidising carbohydrates |
JPH10279604A (ja) * | 1997-04-01 | 1998-10-20 | Nippon Soda Co Ltd | キトサンとアニオン性多糖類とからなる紡糸性組成物およびその繊維 |
JPH1121302A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Bio Quest:Kk | 酸性糖−キトサン結合体 |
JP2000005296A (ja) * | 1998-04-24 | 2000-01-11 | Kuraray Co Ltd | 医療用接着材 |
JP2001049591A (ja) * | 1999-05-31 | 2001-02-20 | Daicel Chem Ind Ltd | 繊維素材及びその製造方法 |
JP4356289B2 (ja) * | 2002-07-25 | 2009-11-04 | 凸版印刷株式会社 | 多糖類複合体及びその製造方法 |
-
2009
- 2009-06-25 JP JP2009151244A patent/JP5110046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995007303A1 (en) * | 1993-09-07 | 1995-03-16 | Nederlandse Organisatie Voor Toegepast-Natuurwetenschappelijk Onderzoek Tno | Method for oxidising carbohydrates |
JPH10279604A (ja) * | 1997-04-01 | 1998-10-20 | Nippon Soda Co Ltd | キトサンとアニオン性多糖類とからなる紡糸性組成物およびその繊維 |
JPH1121302A (ja) * | 1997-07-01 | 1999-01-26 | Bio Quest:Kk | 酸性糖−キトサン結合体 |
JP2000005296A (ja) * | 1998-04-24 | 2000-01-11 | Kuraray Co Ltd | 医療用接着材 |
JP2001049591A (ja) * | 1999-05-31 | 2001-02-20 | Daicel Chem Ind Ltd | 繊維素材及びその製造方法 |
JP4356289B2 (ja) * | 2002-07-25 | 2009-11-04 | 凸版印刷株式会社 | 多糖類複合体及びその製造方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012124652A1 (ja) * | 2011-03-11 | 2012-09-20 | Dic株式会社 | 変性セルロースナノファイバー、その製造方法及びこれを用いた樹脂組成物 |
JP5150792B2 (ja) * | 2011-03-11 | 2013-02-27 | Dic株式会社 | 変性セルロースナノファイバー、その製造方法及びこれを用いた樹脂組成物 |
US9074077B2 (en) | 2011-03-11 | 2015-07-07 | Dic Corporation | Modified cellulose nanofibers, production method thereof, and resin composition using same |
JP2017105772A (ja) * | 2015-12-09 | 2017-06-15 | グー リー、サム | 発毛促進、脱毛予防、及び毛嚢改善用の食用コオロギ組成物 |
JP2018053401A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 王子ホールディングス株式会社 | 両イオン性繊維 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5110046B2 (ja) | 2012-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Ruiz et al. | Chitosan, chitosan derivatives and their biomedical applications | |
Kurita | Chitin and chitosan: functional biopolymers from marine crustaceans | |
Peniche et al. | Chitin and chitosan: major sources, properties and applications | |
JP4356289B2 (ja) | 多糖類複合体及びその製造方法 | |
JP4321007B2 (ja) | 多糖類複合体及びその製造方法 | |
JP5183860B2 (ja) | 複合成形体および複合成形体による作用物質の固定化方法 | |
JP4846147B2 (ja) | 酸化多糖類材料を被覆又は含浸させた材料の製造方法 | |
Hou et al. | Insights into the relationships of modifying methods, structure, functional properties and applications of chitin: A review | |
JP4470410B2 (ja) | 多糖類複合体 | |
JP2006282926A (ja) | 水溶性ポリウロン酸およびその製造方法 | |
JP5110046B2 (ja) | 多糖類複合体及びその製造方法 | |
JP2009050714A (ja) | 酸化多糖類材料を被覆又は含浸させた材料および生体適合材料 | |
Guo et al. | Biofunctional chitosan–biopolymer composites for biomedical applications | |
JP4310967B2 (ja) | 多糖類複合体の製造方法 | |
JP5387554B2 (ja) | 複合成形体の製造方法 | |
Hasan et al. | Preparation of chitin and chitosan | |
JP4759997B2 (ja) | ポリウロン酸成形物とその製造方法 | |
JP2009068014A (ja) | 水溶性酸化キチン及びその製造方法 | |
JP4929581B2 (ja) | 水溶性ポリウロン酸の製造方法 | |
JP5205686B2 (ja) | ポリグルクロン酸およびその製造方法 | |
JP4277473B2 (ja) | 酸化キトサンの製造方法 | |
JP4254120B2 (ja) | 酸化キトサンの製造方法 | |
JP4254142B2 (ja) | 酸化キチンの製造方法 | |
JP4411847B2 (ja) | ポリウロン酸の製造方法 | |
JPH075642B2 (ja) | キチン誘導体の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090629 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20120410 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120626 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120822 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120911 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120924 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5110046 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |