JP2009208314A - インクジェット記録装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポッティング剤の塗布量のバラツキやポッティング剤の粘度変更・粘度変化を原因としてポッティング剤が、ワイパー部材によりワイピングされる領域にはみ出るのを防止する。
【解決手段】記録ヘッド30にバッファタンク40からインクを供給する構成とされ、バッファタンク40がヘッドホルダ9に保持され、そのヘッドホルダ9の底壁部9c下側に凹部9eが形成され、凹部9e内に記録ヘッド30が配置される。凹部9e内であって記録ヘッド30の周囲にノズル面より高く突出する保護カバー51が接着剤53A,53Bにて固定される。保護カバー51の周囲と凹部9eを形成する側壁部9dとの間にインク侵入防止用ポッティング剤54が充填され、そのポッティング剤54の余剰分は、保護カバー50の切り欠き部51c内に逃される。
【選択図】 図11

Description

本発明は、インクジェット記録装置およびその製造方法に関するものである。
従来より、インクジェット記録装置として、ヘッドホルダの底壁部下側に、中央部が開口している凹部が形成され、前記凹部内に記録ヘッドが配置されたものが知られている。そのようなものでは、通常、ノズルの吐出性能を回復あるいは維持させるために、記録ヘッドのノズル面をワイパー部材にて定期的あるいは不定期に払拭するようにしている。
そのようなワイパー部材にて払拭されると、前記凹部内であって前記記録ヘッドの周囲に、ワイパー部材にて払拭された残留インクが溜まるおそれがあるので、それを回避するために、前記凹部内であって前記記録ヘッドの周囲に、枠形状の保護部材が接着剤にて固定されている(例えば、特許文献1参照)。
また、記録ヘッドのノズル面が傷つくと、噴射するインク滴が曲がって画質の低下を引き起こすおそれがあるため、前記保護部材の厚さを厚くして、前記記録ヘッドのノズル面より高く突出させ、前記ノズル面を保護する機能も持たせるようにしている。そして、前記保護部材の周囲と前記凹部を形成する側壁部との間(隙間)には、インクの侵入防止のために、ポッティング剤を充填している。このポッティング剤としては、前記プレートの接着に用いる接着剤と同じ材質のものを用いる場合もある。
そのため、シールのためのポッティング剤を塗布する部位と、保護部材を接着固定するためのポッティング剤を塗布する部位とは近くに位置しているので、塗布量がばらつくと、矩形枠形状の保護部材であると、ポッティング剤が保護部材の周囲にはみ出してしまうおそれがある。
このようにしてはみ出したポッティング剤は、ワイパー部材のワイピング動作中に欠落すると、異物としてノズル穴に引っ掛かり、吐出性能を低下させる可能性がある。
ところで、インクジェトヘッドにおいて、基板にインク路用凹部の形成された部材を接着したり、振動板に圧電アクチュエータに接着したりする際に、余分な接着剤を溜めるバッファ空間部を前記部材や圧電アクチュエータの接着面側に設けることは知られている(例えば、特許文献2,3参照)。
そこで、特許文献1記載の技術のように、保護部材の接着面側に余分な接着剤を溜めるバッファ空間部を設けることが考えられる。
特開2006−256029号公報(図12) 特開平8ー174732号公報(図1〜図3) 特開2006−082392号公報(図5および図6)
しかしながら、前述したようにヘッドホルダの底壁部下側の凹部内に記録ヘッドおよび保護部材を設ける構造の場合には、その凹部と保護部材との間に、ワイピング動作によりインクが侵入しないように確実にポッティング剤が充填されるようにポッティング剤の量を多くしているので、特許文献1記載の技術のように保護部材の接着面側に余分な接着剤を溜めるバッファ空間部を設けるだけでは十分といえず、ポッティング剤のはみ出しが起こりやすい。
ところで、前記凹部と記録ヘッドとの間に隙間が形成されず、保護部材を設ける必要がない構造とすることも考えられるが、例えば、記録ヘッドがノズル面とは反対側において、前記記録ヘッドより大きく前記凹部より小さいフレーム部材に固定される構造体とし、そのような構造体として前記凹部内にねじで固定するような場合には、記録ヘッド外の部分(フレーム部材)においてねじを用いて固定する必要がある。このように、前記凹部と記録ヘッドとの間に、インクが侵入する隙間が形成されないようにできない場合があり、その場合には、凹部と記録ヘッドとの間に保護部材を設け、その保護部材と凹部との間にワイパー部材によるワイピング動作によりインクが侵入しないように、ポッティング剤を充填する必要がある。
この発明は、前述したように保護部材を設けることで,それと凹部との周囲に隙間が形成される構造において、ポッティング剤の塗布量のバラツキやポッティング剤の粘度変更・粘度変化を原因としてポッティング剤が、ワイパー部材によりワイピングされる領域にはみ出るのを防止できるインクジェット記録装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、記録ヘッドにバッファタンクからインクを供給する構成とされ、前記バッファタンクがヘッドホルダに保持され、そのヘッドホルダの底壁部下側に凹部が形成され、前記凹部内に前記記録ヘッドが配置され、前記凹部内であって前記記録ヘッドの周囲に、前記記録ヘッドのノズル面より高く突出する保護部材が接着剤にて固定され、前記保護部材の周囲と前記凹部を形成する側壁部との間にインク侵入防止用ポッティング剤が充填され、前記記録ヘッドのノズル面がワイパー部材にて払拭されるインクジェット記録装置であって、前記保護部材の周縁部又は前記ヘッドホルダの側壁部の少なくとも一方に、前記ポッティング剤を収納可能であるバッファ空間部が形成され、前記バッファ空間部は、前記ワイパー部材による払拭の際に前記ワイパー部材が通過する領域に配置されていることを特徴とする。ここで、バッファ空間部には、ポッティング剤を収納できる切り欠き、穴、空所などが含まれる。
このようにすれば、保護部材の周縁部又はヘッドホルダの側壁部の少なくとも一方に、ポッティング剤を収納可能であるバッファ空間部が形成されるので、バッファ空間部として大きな容積を確保することができ、そのバッファ空間部に余剰分のポッティング剤を収納させることで、ポッティング剤のはみ出しに対応することができる。よって、組み付け工程での塗布作業の条件の管理が容易となる。また、ポッティング剤の粘度が異なってもバッファ空間部によってはみ出しを吸収でき、ポッティング剤の種類の変更に対し柔軟な対応を取ることができる。
そして、ポッティング剤は、ワイパー部材が通過する領域にはみだすことがなくなるため、ポッティング剤の欠落などを引き起こして吐出性能が低下するのを回避でき、印字性能の信頼性を向上させることができる。
請求項2に記載のように、請求項1のインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドの前記ノズル面とは反対側に固定され、前記記録ヘッドより大きく前記凹部より小さいフレーム部材を備え、前記バッタファタンクは、前記底壁部を挟んで、前記記録ヘッドよりも外側となる部位において、前記フレーム部材にねじ止めされており、前記フレーム部材の、前記記録ヘッドのよりも外側となる部位に対し前記保護部材が接着剤にて固定されている構成とすることができる。
このようにすれば、バッファタンクがフレーム部材にねじ止めされる部分は、記録ヘッドの周囲に位置するが、その部分は保護部材にて隠蔽される。また、記録ヘッドの外周縁と凹部を形成する側壁部との間に形成される隙間は,保護部材によって埋められる。
請求項3に記載のように、請求項2のインクジェット記録装置において、前記フレーム部材は、前記記録ヘッドのインク流入口部に連通するインク通路孔を有し、このインク通路孔に、前記バッファタンクのインク流出口部が弾性シール材を介して接続されていることが望ましい。
このようにすれば、フレーム部材のインク通路孔とバッファタンクのインク流出口部との間に設けた弾性シール材を、ねじ止めにて加圧できるので、シール性を高めることができる
請求項4に記載のように、請求項1〜3のいずれかのインクジェット記録装置において、前記バッファ空間部は、前記保護部材の周縁部に形成された切り欠き部であることが望ましい。
このようにすれば、切り欠き部という簡単な構成で、容積が大きいバッファ空間部を形成することができる。
請求項5に記載のように、請求項4のインクジェット記録装置において、前記切り欠き部は、前記ノズル面のノズル列が延びる方向に、前記ノズル列の長さよりも長く形成されていることが望ましい。
このようにすれば、ノズル列がある領域に対応する、ワイパー部材が通過する領域に、ポッティング剤がはみだすことを確実になくす上で有利である。
請求項6に記載のように、請求項2のインクジェット記録装置において、前記記録ヘッドは、インク流路を形成するキャビティユニットの上側に圧電アクチュエータや配線基板などの電装品が積層されてなり、前記フレーム部材は、中央に開口部を有するものであり、前記電装品が前記開口部内に位置するように前記記録ヘッドに対して取り付けられており、前記フレーム部材に前記記録ヘッドが取り付けられた状態で、前記ヘッドホルダの底壁部の下側に対し位置決めされ、その後、紫外線硬化型接着剤を介して、前記底壁部下面と前記フレーム部材の上面との間に隙間を有するように接着固定されるものである。
このような構造の場合には、フレーム部材を固定するため、ヘッドホルダとフレーム部材との間に隙間ができるが、その隙間はポッティング剤が充填されることで埋められ、インクが内部の電装品に接触するのが回避される。
請求項7の発明は、記録ヘッドにインクを供給するバッファタンクが保持されるヘッドホルダの底壁部下側に凹部が形成され、前記凹部内に記録ヘッドが配置され、前記凹部内であって前記記録ヘッドの周囲に、前記記録ヘッドのノズル面より高く突出し前記ノズル面を保護する保護部材が接着剤にて固定され、前記保護部材の周囲と前記凹部を形成する側壁部との間にインク侵入防止用ポッティング剤が充填され、前記記録ヘッドのノズル面がワイパー部材にて払拭されるインクジェット記録装置の製造方法であって、前記保護部材の周縁部又は前記ヘッドホルダの凹部側壁部の少なくとも一方に、前記ポッティング剤又は接着剤の収納が可能であるバッファ空間部が形成され、前記バッファ空間部は、前記ワイパー部材による払拭の際に前記ワイパー部材が通過する領域に配置されており、前記接着剤およびポッティング剤の塗布を行った後、前記保護部材を前記凹部内に固定することを特徴とする。
このようにすれば、ワイパ部材にて払拭される領域にはポッティング剤をはみ出させることなく、接着剤による接着とポッティング剤の充填を同時に行え、作業時間の短縮ができる。
請求項8に記載のように、請求項7のインクジェット記録装置の製造方法において、前記接着剤とポッティング剤とは、同じ材質とすることができる。
このようにすれば、接着剤とポッティング剤とが同じ材質であるので、1つの塗布手段でよくなり、工程の簡略化に有利である。
請求項9に記載のように、請求項7または8のインクジェット記録装置の製造方向において、前記ポッティング剤は、常温常湿環境下で硬化するものであることが望ましい。
このようにすれば、通常の作業環境下でバッファ空間部内に無理なく移動させることができる。
請求項10に記載のように、請求項7〜9のいずれかのインクジェット記録装置の製造方法において、前記ポッティング剤の粘度は、10〜100Pa・sの範囲に属し非流動性のシリコンポッティング剤である。
このようにすれば、ポッティング剤を、それの粘度に関わりなく使用できる。とくに、上記構造は、粘度が高いときに有効である。
本発明は、上記のように、保護部材の周縁部又はヘッドホルダの側壁部の少なくとも一方に、ポッティング剤を収納可能であるバッファ空間部が形成されるので、バッファ空間部として大きな容積を確保することができ、そのバッファ空間部に余剰分のポッティング剤を収納させることで、ポッティング剤のはみ出しに対応することができる。よって、組み付け工程での塗布作業の条件の管理が容易となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。
図1は本発明に係るインクジェットプリンタの主要構成を平面的に示す説明図である。なお、以下の説明では、図1において図面左端側を左方向、右端側を右方向、図面下辺側を前方、図面上辺側を後方とする。また、インクを吐出する側を下面および下方向とし、その反対側を上面および上方向とする。
図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、その内部において、2本のガイド軸6,7が前後に平行に設けられ、そのガイド軸6,7に、バッファタンク40が搭載されキャリッジを兼用するヘッドホルダ9に保持されている。ヘッドホルダ9には、記録用紙Pへインクを吐出して記録を行う記録ヘッド30が保持され、バッファタンク40から記録ヘッド30にインクを供給する構成となっている。ヘッドホルダ9は、モータ10により回転駆動する無端ベルト11に取付けられ、モータ10の駆動により、ガイド軸6,7上を記録用紙Pに沿って往復移動する構成とされている。
その記録ヘッド30の往復移動経路の一側に、ワイパー部材にて記録ヘッド30のノズル面を払拭するワイパー手段101と、ノズル面のクリーニング、色毎にインクを選択的に吸引するための回復処理、及びバッファタンク40内に滞留されたエアを除去する除去処理を行うメンテナンスユニット102とが配置され、他側に、余剰インクを吐出するフラッシングタンク103が配置されている。これらは、インクジェットプリンタ1の本体内の記録媒体が位置する領域外に設けられている。なお、メンテナンスユニット102は、記録ヘッド30のインク吐出ノズル35〜38の開口面を開閉可能に覆う第1のキャップ部材と、後述する排気弁手段47の下端面を個別に開閉可能(離脱可能)に覆う複数の第2のキャップ部材123とを隣接して備える。
また、インクジェットプリンタ1の本体の左右方向中央位置には、インクを種類別に収容するインク供給源すなわち複数のインクカートリッジが配置されている。つまりマゼンタインクが収容されたインクカートリッジ5Mと、シアンインクが収容されたインクカートリッジ5Cと、ブラックインクが収容されたインクカートリッジ5Bと、イエローインクが収容されたインクカートリッジ5Yとが配置されている。各インクカートリッジ5M〜5Yは、それぞれ可撓性のインク供給チューブ14M,14C,14B,14Yを通じてチューブジョイント20に接続されている。
次に、ヘッドホルダ9の主要構造について説明する。添字M,C,B,Yは、それぞれマゼンタインク、シアンインク、ブラックインク、イエローインクに関するものであることを示す。
図2〜図5に示すように、ヘッドホルダ9は、底壁部9cとその底壁部9cの周囲に立ち上がった側壁部9dとを有する箱形状に形成され、上面が開口されている。このヘッドホルダ9の底壁部9cの下側には下方に開放する凹部9eが形成され、この凹部9e内に記録ヘッド30が配置されている。記録ヘッド30は、多数のインク流路を形成するキャビティユニット32を備え、そのキャビティユニット32の上側にインク流路内のインクに選択的に吐出圧力を付与する圧電アクチュエータ31やフレキシブルフラットケーブル34B(配線基板)などの電装品が設けられている。つまり、キャビティユニット32の上側に積層される圧電アクチュエータ31の上面には、ドライバIC34Aを備え圧電アクチュエータ31に電圧を印加するフレキシブルフラットケーブル34Bの基端部分が積層して固定されている。
また、キャビティユニット32の上側には、四角枠状の補強フレーム33が接着固定されている。この補強フレーム33は、記録ヘッド30の背面に沿った偏平な板形状を有し、中央に開口部33aを有する。この開口部33aは、平面的にみて、圧電アクチュエータ31の外形形状よりも僅かに大きく、かつキャビティユニット32の外形形状よりも小さく形成されている。よって、補強フレーム33の開口部33a内に圧電アクチュエータ31、フレキシブルフラットケーブル34Bなどの電装品が位置するように、補強フレーム33に対し記録ヘッド30が取り付けられる。
このように、記録ヘッド30は、補強フレーム33に取り付けられた状態で、ヘッドホルダ9の底壁部9cの下側に対し位置決めされ、その後、紫外線硬化型接着剤42を介してヘッドホルダ9の底壁部9cに接着固定される(図7参照)。
そして、補強フレーム33には、記録ヘッド30(キャビティユニット32)のインク流入口部32M,32C,32Y,32Bに連通するインク通路孔33M,33C,33Y,33Bが貫通して設けられ、このインク通路孔33M〜33Bは、ゴムパッキン等の弾性シール材52を介して、バッファタンク40の各インク流出口部39M,39C,39Y,39Bに連通するように接続される(図2および図5参照)。
キャビティユニット32は、下面にインク色毎に列をなしたインク吐出ノズル35〜38(図4参照)を、上面にインク色毎に独立した4つのインク流入口部32M〜32Bをそれぞれ有する。各インク流入口部32M〜32Bの上面はインク濾過用のフィルタ(図示せず)で覆われている。これらインク流入口部32M〜32Bに対応して、4つのインク通路孔33M〜33Bが補強フレーム33に形成されている。
また、ヘッドホルダ9の底壁部9c下側の凹部9e内であって記録ヘッド30の周囲に、中央に矩形状の開口部50aを有する矩形枠板形状の保護カバー51(保護部材)が配置されている。つまり、記録ヘッド30は、それのノズル面30aとは反対側において、記録ヘッド30より大きく凹部9eより小さい補強フレーム33(フレーム部材)の中央部分に固定され、その補強フレーム33の下側に記録ヘッド30の周囲を囲むように保護カバー51が接着固定されている。この保護カバー51は、記録ヘッド30のノズル面30aより高く突出し、記録ヘッド30のノズル面30aを保護するようになっている。
保護カバー51の周縁部のうち長さが長い側の側縁部51bの外側には、図9(a)(b)に示すように、切り欠き部51c(バッファ空間部)が形成され、また、各側縁部51bの下面側には断面台形状の凸部51dが下方に突出するように設けられている。
この保護カバー51の補強フレーム33への固定は、図10および図11に示すように、接着剤53A,53Bによってなされるもので、まず、記録ヘッド30の幅方向両側において、ノズル列方向に沿って接着剤53A,53Aが線状に塗布され、記録ヘッド30の長手方向一側に接着剤53Bが円形状に塗布され、これらの接着剤53A,53Bの接着作用によって保護カバー51が補強フレーム33に接着される。このとき、これら接着剤53A,53Bの塗布と共に、保護カバー51の周囲と凹部9eを形成する側壁部9dとの間であって側壁部9d付近に、図10(a)(b)に示すように、インク侵入防止用ポッティング剤54も塗布される。
そして、接着剤53A,53Bおよびポッティング剤54の塗布を行った後、図11および図12(a)に示すように、保護カバー51を補強フレーム33側に押し付ければ、保護カバー51が接着剤53A,53Bを押し広げ、ポッティング剤54は、保護カバー51や補強フレーム33と側壁部9cとの間に形成される隙間を埋めるように広がる。なお、このポッティング剤54は、通常の作業環境下で、早期に硬化することなく、隙間S内を無理なく移動するように、常温常湿環境下で硬化するもので、例えば粘度が10〜100Pa・sの範囲に属する非流動性のシリコンポッティング剤を用いる。
このとき、保護カバー51に切り欠き部51cを設けているので、接着剤54Aやポッティング剤4は混合してはみ出そうとするが、はみ出そうとする接着剤53Aあるいはポッティング剤54は、図12(b)に示すように、バッファ空間部となる切り欠き部51c内に進入し、はみ出すのが回避される。ここで、保護カバー51の切り欠き部51cは、図4に示すように、接着剤53A、53Bやポッティング剤54の塗布量に対して十分な容積を有し、かつノズル面30aにおいてインク吐出ノズル35〜38のノズル列が延びる方向に、前記ノズル列の長さよりも長く形成され、これによりワイパー部材(ワイパー手段101)による払拭の際に前記ワイパー部材が通過する領域(前記ノズル列が形成されている領域)内では、保護カバー51の表面側にははみださない。
よって、ワイパー手段のワイパー部材101にて払拭される領域には、接着剤53A,53Bやポッティング剤54をはみ出させることなく、接着剤53A,53Bによる接着とポッティング剤54の充填を同時に行うことができ、作業時間の短縮が図れる。また、ポッティング剤54が接着性能を有するものであれば、ポッティング剤54を接着剤としても用いることができる。そして、接着剤53A,53Bとポッティング剤54とを同じ材質(接着機能を有するポッティング剤)とすれば、1つの塗布手段で、接着剤53A,53Bおよびポッティング剤54のいずれの塗布を行うこともできるようになり、工程の簡略化に有利である。
また、ヘッドホルダ9内の底壁部9cの上には、図6および図7に示すように、バッファタンク40が収容されている。バッファタンク40は、上下方向には上側タンク部71と、下側タンク部72とが相互に平行に連結して構成され、前後方向においては、前側から順にインクを導入する部分、インクを貯留する部分およびインクを導出する部分となっている。そして、バッファタンク40は、ヘッドホルダ9の底壁部9cに接着固定された補強フレーム33の隅部の取付ねじ穴33cに、取付ねじ48を螺合することで、ヘッドホルダ9に固定されている(図8参照)。つまり、図2および図6に示すように、バッタファタンク40は、底壁部9cを挟んで、記録ヘッド30よりも外側となる部位において、補強フレーム33に取付ねじ48にてねじ止めされており、且つ、補強フレーム33の、記録ヘッド30よりも外側となる部位(取付ねじ穴33cが形成された部位)に対し保護カバー51が接着剤53A,53Bにて固定されている。なお、下側タンク部72には、バッファタンク40の取付けの際に取付ねじ48を挿通する取付孔部72bが設けられている。また、補強フレーム33には、バッファタンク40の取り付けの際に、補強フレーム33とバッファタンク40との位置決めのために、補強フレーム33の取付ねじ穴33cに隣接して、バッファタンク40の位置決めピン40fが係合する位置決め孔33bが形成されている(図2参照)。
バッファタンク40には、上から順に、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各インクが種類別に、インク貯留室(図示せず)に貯留される構造となっている。インク貯留室から、インクが導き出されるインク導出路91M〜91Bは、記録ヘッド30の走査方向に並べて設けられ、それぞれほぼ同じ長さで前記積層方向に延び、その側面にインク貯留室がそれぞれ接続されている。
このように、インク導出路91M〜91Bをそれぞれほぼ同じ長さでインク貯留室41〜44の積層方向に延びる形状にしているので、各インク導出路91M〜91Bにおいて、それらが接続される記録ヘッド30(キャビティユニット32)のインク流入口部32M〜32Bへ流入しようとするインクから良好にエアをインクから分離させ、インク導出路91M〜91Bの上部空間にエアを一時的に蓄積することができる。なお、この蓄積されたエアは、後述する排気弁手段47の弁体47aにて開閉されるエア排出口部46M,46C,46Y,46Bを通じて外部に排出される。
また、各インク導出路91M〜91Bは、それぞれ上下側タンク部71,72にわたって上下方向に延びるように平行に形成され、その各下端が、補強フレーム33の各インク通路口部33M〜33Bを介して記録ヘッド30(キャビティユニット32)の各インク流入口部32M〜32Bにそれぞれ接続されるインク流出口部39M〜39Bとして開口されている。一方、その各上端部は、ほぼ平面に配置した複数のエア排出口部46M〜46Bにそれぞれ接続され、後述するように各排気通路93M,93C,93Y,93Bを排気弁手段47を介して外部に開口されている。つまり、インク導出路91M〜91Bは、それぞれ、エア排出口部46M〜46Bと接続する上部側と、インク流出口部39M〜39Bと接続する下部側とに分けて上下側タンク部71,72に形成されている。
このバッファタンク40の、ヘッドホルダ9への組み付けは、まず、図8に示すように、バッファタンク40と筐体45とは、それらの間に側壁部9dが位置するように、ヘッドホルダ9に対し上側から嵌め込まれる。このとき、係合凸部45aと係合孔9hとの弾性係合、係合凸部45bと水平突壁9fの係合孔9gとの係合による、X,Y,Z方向の位置決めもなされる(図2参照)。その後、下側タンク部72の取付孔部72bを通じて取付ねじ48が挿通されて、補強フレーム33のねじ穴33cに螺合されることで、バッファタンク40と筐体45とがヘッドホルダ9に固定される。このようにしてバッファタンク40と筐体45とのヘッドホルダ9への組み付けがなされる。
このようにして、インク導出路91M〜91B上端のエア排出口部46M〜46Bと、タンク部71上面に形成した排気通路93M〜93Yとが接続される。なお、各排気通路93M〜93Bは、それらの開放上面を可撓性のフィルム81で覆うことで画定されている。
排気弁手段47は、筐体45の内部に、各排気通路93M〜93Y毎に開閉可能な排気弁47Aを収容し(図7および図8参照)、排気弁47Aは通常は閉塞した状態にあり、インク供給チューブ14M〜14Yから供給されたインクが、各インク貯留室、インク導出路91M〜91B内を流れる際に、インク中に含まれるエアをインクから分離して浮上させ、また記録ヘッド30の各インク流入口部32M〜32Bに設けたフィルタで捕捉したエアを分離して浮上させ、各インク導出路91M〜91Bの上端に蓄積させる。このエアを、排気弁手段47を駆動制御して排気弁47Aを適宜開放動作させることにより排気通路93M〜93Yを通じて外部に排出することができる。
前記実施の形態では、保護カバー51の周縁部に、ポッティング剤を収納可能である切り欠き部51c(バッファ空間部)を形成しているが、ヘッドホルダの側壁部にバッファ空間部を形成するようにしてもよいし、保護カバー51の周縁部とヘッドホルダ9の側壁部9cとに跨ってバッファ空間部を形成するようにしてもよい。
本発明に係るインクジェットプリンタの主要構成を平面的に示す説明図である。 記録ヘッドユニットの分解斜視図である。 バッファタンクが搭載されたヘッドホルダの平面図である。 図3をノズル面側から見た説明図である。 図3のV-V線における断面図である。 図3のVI−VI線における断面図である。 図3のVII−VII線における断面図である。 バッファタンクの、ヘッドホルダへの組み付けの説明図である。 (a)は保護カバーの平面図、(b)は図9(a)のA−A線における断面図である。 (a)はヘッドホルダの底面図、(b)は図10(a)のB−B線における断面図である。 保護カバーの、ヘッドホルダへの組み付けの説明図である。 (a)(b)はそれぞれ保護カバーの、ヘッドホルダへの組み付けにおける接着剤およびポッティング剤の様子の説明図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
9 ヘッドホルダ
9c 底壁部
9d 側壁部
9e 凹部
30 記録ヘッド
32M〜32B インク流入口部
33 補強フレーム(フレーム部材)
33a 開口部
33c 取付ねじ穴
33M〜33B インク通路孔
35〜38 インク吐出ノズル
39M〜39Y インク流出口部
40 バッファタンク
42 紫外線硬化型接着剤
48 取付ねじ
51 保護カバー(保護部材)
51c 切り欠き部
52 弾性シール材
53A,53B 接着剤
54 ポッティング剤
101 ワイパー手段

Claims (10)

  1. 記録ヘッドにバッファタンクからインクを供給する構成とされ、前記バッファタンクがヘッドホルダに保持され、そのヘッドホルダの底壁部下側に凹部が形成され、前記凹部内に前記記録ヘッドが配置され、前記凹部内であって前記記録ヘッドの周囲に、前記記録ヘッドのノズル面より高く突出する保護部材が接着剤にて固定され、前記保護部材の周囲と前記凹部を形成する側壁部との間にインク侵入防止用ポッティング剤が充填され、前記記録ヘッドのノズル面がワイパー部材にて払拭されるインクジェット記録装置であって、
    前記保護部材の周縁部又は前記ヘッドホルダの側壁部の少なくとも一方に、前記ポッティング剤を収納可能であるバッファ空間部が形成され、
    前記バッファ空間部は、前記ワイパー部材による払拭の際に前記ワイパー部材が通過する領域に配置されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記記録ヘッドの前記ノズル面とは反対側に固定され、前記記録ヘッドより大きく前記凹部より小さいフレーム部材を備え、
    前記バッタファタンクは、前記底壁部を挟んで、前記記録ヘッドよりも外側となる部位において、前記フレーム部材にねじ止めされており、
    前記フレーム部材の、前記記録ヘッドよりも外側となる部位に対し前記保護部材が接着剤にて固定されていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記フレーム部材は、前記記録ヘッドのインク流入口部に連通するインク通路孔を有し、
    このインク通路孔に、前記バッファタンクのインク流出口部が弾性シール材を介して接続されていることを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記バッファ空間部は、前記保護部材の周縁部に形成された切り欠き部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記切り欠き部は、前記ノズル面のノズル列が延びる方向に、前記ノズル列の長さよりも長く形成されていることを特徴とする請求項4記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記記録ヘッドは、インク流路を形成するキャビティユニットの上側に圧電アクチュエータや配線基板などの電装品が積層されてなり、
    前記フレーム部材は、中央に開口部を有するものであり、前記電装品が前記開口部内に位置するように前記記録ヘッドに対して取り付けられており、
    前記フレーム部材に前記記録ヘッドが取り付けられた状態で、前記ヘッドホルダの底壁部の下側に対し位置決めされ、その後、紫外線硬化型接着剤を介して、前記底壁部下面と前記フレーム部材の上面との間に隙間を有するように接着固定されるものであることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  7. 記録ヘッドにインクを供給するバッファタンクが保持されるヘッドホルダの底壁部下側に凹部が形成され、前記凹部内に記録ヘッドが配置され、前記凹部内であって前記記録ヘッドの周囲に、前記記録ヘッドのノズル面より高く突出し前記ノズル面を保護する保護部材が接着剤にて固定され、前記保護部材の周囲と前記凹部を形成する側壁部との間にインク侵入防止用ポッティング剤が充填され、前記記録ヘッドのノズル面がワイパー部材にて払拭されるインクジェット記録装置の製造方法であって、
    前記保護部材の周縁部又は前記ヘッドホルダの凹部側壁部の少なくとも一方に、前記ポッティング剤又は接着剤の収納が可能であるバッファ空間部が形成され、前記バッファ空間部は、前記ワイパー部材による払拭の際に前記ワイパー部材が通過する領域に配置されており、
    前記接着剤およびポッティング剤の塗布を行った後、前記保護部材を前記凹部内に固定することを特徴とするインクジェット記録装置の製造方法。
  8. 前記接着剤とポッティング剤とは、同じ材質であることを特徴とする請求項7記載のインクジェット記録装置の製造方法。
  9. 前記ポッティング剤は、常温常湿環境下で硬化するものであることを特徴とする請求項7または8に記載のインクジェット記録装置の製造方法。
  10. 前記ポッティング剤の粘度は、10〜100Pa・sの範囲に属し非流動性のシリコンポッティング剤であることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載のインクジェット記録装置の製造方法。
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