JP2020199733A - 液体吐出ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘッドチップのノズル面を保護するノズルカバーであって、他の部材と干渉せずに共通流路部材と接着することができ、且つ、ノズル面とノズルカバーとの間に生じる段差を小さくすることができる液体吐出ヘッドを提供する。【解決手段】共通流路部材52には座ぐり56が設けられおり、ノズルカバー80は座ぐり56の底面に接着されている。これにより、ノズルカバー80の下壁81の下面と、ヘッドチップ11の下面(ノズル面)とが、ほぼ同じ高さになっている。【選択図】図8

Description

本発明は、インクなどの液体を媒体に向けて吐出する液体吐出ヘッドに関する。
液体を吐出する液体吐出ヘッドとして、ライン式のインクジェットヘッドが公知である。例えば、特許文献1に記載のライン式のインクジェットヘッドは、複数のヘッドと、複数のヘッドが固定されるラインヘッドバーとを備えている。ラインヘッドバーは長手方向に長尺である。各ヘッドは、シリコン基板で形成されたヘッドチップと、水平方向の面積がヘッドチップよりも大きい共通流路部材を備えており、ヘッドチップは共通流路部材の下面に接合されている。また、共通流路部材の下面の、上記長手方向の両端は、ラインヘッドバーに接着されている。
特開2016−193536号公報
上記のインクジェットヘッドにおいて、ヘッドチップの下面に設けられているノズルを保護するためのノズルカバーを取り付けたいとする要望がある。ノズルカバーは、水平方向に広がる下面と、前記下面から略垂直に立ち上がる側面とによって画成された凹部を有するカバー部材であって、上面が開口した略箱形の形状を有している。ノズルカバーの凹部がヘッドチップを覆っている。なお、凹部の下面にはノズルを露出させるための開口が形成される。
一般に、ノズルカバーの、凹部を画成する側面の上端には、水平方向に延びる接続部が形成され、その接続部において共通流路部材の下面に接着される。しかしながら、上述のように、上記のインクジェットヘッドにおいては、共通流路部材の下面は、ラインヘッドバーに接着される接着面である。そのため、接続部の大きさによっては、共通流路部材とラインヘッドバーとの接着部分と干渉するおそれがある。
また、上記のインクジェットヘッドのように、シリコン基板を用いてヘッドチップを形成する場合には、ヘッドチップの厚さを非常に薄くすることが可能である。これに対して、ノズルカバーの凹状部分の深さをヘッドチップの厚さほどに薄く形成することは困難である。そのため、ノズルカバーを共通流路部材の下面に接着できたとしても、ヘッドチップの下面(ノズルが形成された面)とノズルカバーの下面との間に比較的大きな段差が生じてしまう。
この段差が大きい場合には、ノズル面に付着したインクをワイパーでワイピングする際に、インクが段差に引っかかって残ってしまうため、拭き残しが生じてしまう。
本発明の目的は、ヘッドチップのノズル面を保護するノズルカバーであって、他の部材と干渉せずに共通流路部材と接着することができ、且つ、ノズル面とノズルカバーとの間に生じる段差を小さくすることができる液体吐出ヘッドを提供することである。
本発明の態様に従えば、液体吐出ヘッドであって、
複数のノズルが開口するノズル面を有し、内部に前記複数のノズルに連通する複数の個別流路が形成されたヘッドチップと、
前記複数の個別流路と連通するマニホルド流路が形成された共通流路部材であって、前記ヘッドチップが接合された第1面を有する共通流路部材と、
前記共通流路部材を固定するヘッドバーであって、前記共通流路部材に接合された前記ヘッドチップを挿通する貫通孔が形成されたヘッドバーと、
前記ノズル面よりも、前記ノズル面に直交する第1方向の一方側に位置し、前記ノズル面と平行な底壁であって、前記ノズルを露出する開口が形成された底壁と、前記底壁から前記第1方向に延在する側壁とを有し、前記底壁と前記側壁とで前記ヘッドチップを覆うノズルカバーとを有し、
前記共通流路部材の前記第1面には、前記ヘッドチップが接合された第1部分と、前記ヘッドバーに接合される第2部分と、前記第1部分と前記第2部分との間に設けられた凹部とが設けられ、
前記ノズルカバーは、前記共通流路部材の前記凹部の底面に接着されている液体吐出ヘッドが提供される。
上記構成において、ノズルカバーは、共通流路部材に形成された凹部の底面に接着される。そのため、ノズルカバーが、共通流路部材の第1面に接着されている場合と比べて、ノズルカバーの底壁の第1方向の位置をノズル面に近づけることができる。これにより、ノズル面と、ノズルカバーの底壁との間の第1方向の段差を小さくすることができる。例えば、ノズル面に付着したインク等の液体をワイピングする際に、インクが段差に引っかかって残ってしまうことを軽減することができる。また、ノズルカバーは凹部に接着されており、凹部とは別にヘッドバーに接合される第2部分が設けられているため、ノズルカバーを共通流路部材に取り付けることと、共通流路部材をヘッドバーに取り付けることとの間で干渉が生じない。
図1はプリンタ100の概略を示す平面図である。 図2はインクジェットヘッド3の平面図である。 図3(a)は図2のIIIa-IIIa線断面図であり、図3(b)は図2のIIIb-IIIb線断面図である。 図4はヘッドチップ11の概略を示す平面図である。 図5(a)は図4の部分拡大図であり、図5(b)は図5(a)のVb−Vb線断面図であり、図5(c)は図5(a)のVc−Vc線断面図である。 図6(a)は共通流路部材52、支持基盤12、ヘッドチップ11の概略図であり、図6(b)は共通流路部材52、支持基盤12、ヘッドチップ11の側面図である。 図7(a)はノズルカバー80の概略図であり、図7(b)はノズルカバー80の上面図であり、図7(c)はノズルカバー80の側面図である。 図8(a)は共通流路部材52とノズルカバー80とを接着させた状態を示す概略図であり、図8(b)は図8(a)の上面図であり、図8(c)は図8(a)の側面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。図1に示すように、第1実施形態に係るプリンタ100は、ヘッドユニット101、2つの用紙搬送ローラ4、プラテン5などを備えている。なお、以下の説明においては、プリンタ100が水平面に置かれているとして、水平面に直交する上下方向を定義している。また、図1に示すように記録用紙Pが搬送される方向を搬送方向と定義し、搬送方向と直交する方向として左右方向を定義する。左右方向は、搬送方向に搬送される記録用紙Pの紙幅方向に一致する。
ヘッドユニット101は、8つのインクジェットヘッド3と、保持プレート103とを有している。8つのインクジェットヘッド3は、2つのヘッド列3a、3bを形成している。ヘッド列3aとヘッド列3bは搬送方向に並んでいる。ヘッド列3a、3bは、それぞれ、左右方向に並んだ4つのインクジェットヘッド3を有している。また、ヘッド列3aを形成するインクジェットヘッド3と、ヘッド列3bを形成するインクジェットヘッド3とは左右方向にずれて配置されている。
保持プレート103は、左右方向に記録用紙Pの全長にわたって延びた板材である。後述のように、6つのインクジェットヘッド3は保持プレート103に保持されている。
そして、プリンタ100では、用紙搬送ローラ4により記録用紙Pを搬送方向に搬送しつつ、ヘッドユニット101を形成する6つのインクジェットヘッド3の複数のノズル15(図4参照)からインクを吐出させることによって、記録用紙Pに印刷を行う。
<インクジェットヘッド3>
次に、インクジェットヘッド3について詳細に説明する。図3(a)、(b)に示すように、インクジェットヘッド3は、ヘッドチップ11、支持基板12、マニホルドユニット13を備える。さらに、インクジェットヘッド3は、図7(a)〜7(c)に示されるノズルカバー80を備えている。
<ヘッドチップ11>
ヘッドチップ11は、ノズルプレート21、圧力室プレート22、振動膜23、及び、圧電アクチュエータ24を備えている(図5(b)、(c)参照)。
ノズルプレート21は、合成樹脂材料などからなる。図5(b)、(c)に示されるように、ノズルプレート21には、複数のノズル15が形成されている。また、図4に示されるように、複数のノズル15は、8つのノズル列31を形成している。各ノズル列31は左右方向に延在している。また、8つのノズル列31は、搬送方向に並んでいる。搬送方向の上流側から奇数番目のノズル列31を形成する複数のノズル15は、偶数番目のノズル列31を形成する複数のノズル15に対して、各ノズル列31におけるノズル15同士の間隔の半分の長さだけ、左右方向にずれている。
圧力室プレート22は、シリコン(Si)により形成されている。図5(b)、5(c)に示されるように、圧力室プレート22はノズルプレート21の上面に配置されている。圧力室プレート22には、複数の圧力室10が形成されている。複数の圧力室10は、複数のノズル15に対応して設けられている。図4に示されるように、複数の圧力室10は、8列のノズル列31に対応する8列の圧力室列33を形成している。
振動膜23は、二酸化ケイ素(SiO)などの絶縁性材料により形成される。図5(b)、5(c)に示されるように、振動膜23は圧力室プレート22の上面に配置されている。振動膜23は、複数の圧力室10にまたがって連続的に延び、複数の圧力室10を覆っている。
本実施形態において、ノズルプレート21の高さ(上下方向の長さ)は約50μmであり、圧力室プレート22及び振動膜23を合わせた高さは約125μmである。つまり、ヘッドチップ11の圧電アクチュエータ24を除く部分の高さは約175μmである。
図4に示されるように、8つの圧電アクチュエータ24は、8列の圧力室列33に対応して設けられている。各圧電アクチュエータ24は、圧電層41、共通電極42及び複数の個別電極43を備えている。圧電層41は、チタン酸ジルコン酸鉛を主成分とする圧電材料からなり、圧力室列33を形成する複数の圧力室10にまたがって左右方向に連続的に延びている。共通電極42は、金属などの導電性材料からなり、圧電層41の下面のほぼ全域にわたって配置されている。共通電極42は、常にグランド電位に保持されている。複数の個別電極43は、複数の圧力室10に対応して、上下方向において圧力室10と重なる位置にそれぞれ設けられている(図5(a)参照)。複数の個別電極43は、図示しないドライバICに接続されている。複数の個別電極43には、ドライバICにより、それぞれ、グランド電位、及び、20V程度の所定の駆動電位のいずれかが選択的に付与される。また、共通電極42及び複数の個別電極43の配置に対応して、圧電層41の共通電極42と各個別電極43とに挟まれた部分は、それぞれ、圧電層41の厚み方向(上下方向)に分極されている。
<圧電アクチュエータの駆動方法>
ここで、圧電アクチュエータ24を駆動させて、ノズル15からインクを吐出させる方法について説明する。インクジェットヘッド3では、予め、全ての個別電極43がグランド電位に保持されている。ノズル15からインクを吐出させるためには、対応する個別電極43の電位をグランド電位から駆動電位に切り換える。すると、個別電極43と共通電極42との電位差により、圧電層41のこれらの電極に挟まれた部分に分極方向と平行な電界が発生する。この電界により、圧電層41のこの部分が分極方向と直交する面方向に収縮し、これにより、圧電層41と振動膜23とが全体として、圧力室10側に凸となるように変形して、圧力室10の容積が減少する。その結果、圧力室10内のインクの圧力
が上昇し、圧力室10に連通するノズル15からインクが吐出される。
<支持基板12>
支持基板12は、シリコン(Si)などにより形成される。図5(b)、(c)に示されるように、支持基板12は振動膜23の上面に配置されている。図3(a)に示されるように、支持基板12の内部には、複数の絞り流路16が形成されている。後述のように、各絞り流路16の上端は、4つの接続流路66〜69の1つに連通しており、4つの接続流路66〜69は、それぞれ4つのマニホルド流路61〜64に連通している。また、図5(b)、5(c)に示されるように、各絞り流路16の下端は圧力室10の1つに連通している。これにより、マニホルド流路61〜64から、接続流路66〜69、絞り流路16を通って、圧力室10に至る複数の流路が形成されている。また、図3(a)、3(b)、5(b)、5(c)に示されるように、支持基板12の下面の各圧電アクチュエータ24と上下方向において重なる部分には、凹部37が形成されている。圧電アクチュエータ24は、凹部37内に収容されている。なお、本実施形態において、支持基板12の高さ(上下方向の長さ)は、約400μmである。
<マニホルドユニット13>
図3(a)、(b)に示されるように、マニホルドユニット13は、支持基板12の上面に接合され、共通流路部材51、52、ダンパフィルム53、プレート54及びフィルタ55を備えている。共通流路部材52が本開示の共通流路部材に対応する。
共通流路部材51、52は、金属材料により形成される。図3(a)、3(b)に示されるように、共通流路部材51と共通流路部材52とは、共通流路部材52が下側となるように上下方向に積層され、共通流路部材52が支持基板12の上面に接合されている。共通流路部材51、52の搬送方向の長さは、支持基板12及びヘッドチップ11よりも長く、搬送方向における両端部が、支持基板12及びヘッドチップ11からはみ出している。同様に、共通流路部材51、52の左右方向の長さは、支持基板12及びヘッドチップ11よりも長く、左右方向における両端部が、支持基板12及びヘッドチップ11からはみ出している(図6(a)参照)。共通流路部材51には4つのマニホルド流路61〜64が形成され、共通流路部材52には4つの接続流路66〜69が形成されている(例えば図3(a)、3(b)参照)。また、後述のように共通流路部材52の左右方向両端部には、それぞれ、座ぐり56が形成されている(図6(a)、6(b)参照)。
図3(a)、3(b)に示されるように、共通流路部材51には4つのマニホルド流路61〜64が形成されている。マニホルド流路61〜64は、それぞれが左右方向に延び、搬送方向に並んでいる(図2参照)。
図3(a)、3(b)に示されるように、共通流路部材52には、4つの接続流路66〜69が形成されている。接続流路66〜69は、マニホルド流路61〜64と同様に、それぞれが左右方向に延び、搬送方向に並んでいる(図6(a)、6(b)参照)。
図3(a)に示されるように、搬送方向において最も下流側に位置する接続流路66は、搬送方向に延在する第1部分66aと、第1部分66aの搬送方向の上流端から下方に向かって上下方向に延在する第2部分66bとを有する。そして、接続流路66の第1部分66aの搬送方向の下流端は、マニホルド流路61の下端と連通し、接続流路66の第2部分66bの下端は、複数の絞り流路16と連通する。
搬送方向下流側から2番目に位置する接続流路67は、上下方向に延在する。接続流路67の上端部はマニホルド流路62の下端部と連通し、接続流路67の下端部は複数の絞り流路16と連通する。右側から3番目に位置する接続流路68は、上下方向に延在する。接続流路68の上端部はマニホルド流路63の下端部と連通し、接続流路68の下端部は複数の絞り流路16と連通する。
搬送方向の最も上流側に位置する接続流路69は、搬送方向に延在する第1部分69aと、第1部分69aの搬送方向の下流端から下方に向かって上下方向に延在する第2部分69bとを有する。そして、接続流路69の第1部分69aの搬送方向の上流端は、マニホルド流路64の下端と連通し、接続流路69の第2部分69bの下端は、複数の絞り流路16と連通する。
図3(a)、(b)に示されるように、共通流路部材52の、上下方向の長さを厚さH1とし、共通流路部材52の、上下方向において接続流路66の第1部分66a及び接続流路69の第1部分69aと重なる部分の、上下方向の長さを厚さH2とする。本実施形態においては、厚さH1が約2.3mmであるのに対して、厚さH2は約1mmである。
図6(a)、6(b)に示されるように、共通流路部材52の左右方向の両端部分の下面には、座ぐり56が形成されている。なお、座ぐり56は、搬送方向において共通流路部材52の全域にわたって延在している(図2参照)。図6(b)に示されるように、座ぐり56の上下方向の長さを深さH3とし、共通流路部材52の上下方向の長さを厚さH1とする。共通流路部材52の厚さH1に対して、座ぐり56の深さH3を深くしすぎると、座ぐり56の部分での強度が低下し、共通流路部材52が折れる可能性がある。そのため、共通流路部材52の厚さH1に対して、座ぐり56の深さH3を50%以下にすることが好ましい。本実施形態においては、共通流路部材52の厚さH1が約2.3mmであるのに対して、座ぐり56の深さH3は約1mmである。なお、座ぐり56の深さH3は、上述の、共通流路部材52の、上下方向において接続流路66の第1部分66a及び接続流路69の第1部分69aと重なる部分の、上下方向の長さを厚さH2(図3(a),3(b)参照)とほぼ同じである。
図2に示されるように、共通流路部材52の、左右方向における座ぐり56の外側には、それぞれ、接続部57が設けられている。接続部57が保持プレート103に接着されることにより、ヘッドユニット3が保持プレート103に保持される。
図3(a),(b)に示されるように、ダンパフィルム53は、共通流路部材51の上面に接合され、4つのマニホルド流路61〜64にまたがって連続的に延びている。ダンパフィルム53の、マニホルド流路61〜64と重なる部分が、それぞれ、マニホルド流路61〜64の上側の壁面を画成している。圧電アクチュエータ24を駆動したときには圧力室10に圧力波が発生し、この圧力波はマニホルド流路61〜64に伝播する、このとき、ダンパフィルム53の、マニホルド流路61〜64の上側の壁面を画成している部分が変形することによって、圧力波を減衰させることができる。
図3(a),(b)に示されるように、プレート54は、ダンパフィルム53の上面に接合されている。プレート54及びダンパフィルム53の、マニホルド流路61〜64の搬送方向における両端部と重なる部分には、それぞれ、プレート54及びダンパフィルム53を貫通するインク導入口71が形成されている(図2、図3(b)参照)。各インク導入口71は、図示しないチューブなどを介して、図示しないインクカートリッジに接続されており、マニホルド流路61〜64には、インク導入口71からインクが導入される。また、プレート54の、マニホルド流路61〜64の両端部を除く部分と重なる部分には、それぞれ、搬送方向に延びた貫通孔72が形成されている(図2、図3(a)参照)。これにより、ダンパフィルム53の、マニホルド流路61〜64の上側の壁面を画成している部分の変形がプレート54によって阻害されないようになっている。
図2、図3(b)に示されるように、フィルタ55は、プレート54の上面の、搬送方向における両端部に接合され、インク導入口71を覆っている。これにより、インク導入口71からマニホルド流路61〜64にインクが導入される際に、フィルタ55によって、インク中の気泡や異物等が捕捉され、マニホルド流路61〜64に気泡や異物が流れ込んでしまうのが防止される。
<ノズルカバー80>
ノズルカバー80は、厚さ約0.2mmの金属製のカバー部材である。本実施形態においては、ノズルカバー80は鉄製の板材により形成されている。図7(a)〜7(c)に示されるように、上面及び下面が開口した略箱状の形状を有している。ノズルカバー80は、下壁81、側壁82、張出部83、84を有する。下壁81は、左右方向に長尺な矩形形状を有している。下壁81には、走査方向に長尺な矩形の開口81Aが形成されている。側壁82は、下壁81の外周部分を取り囲んでおり、下壁81の外周部分から上に向かって延在している。側壁82は、左右方向において向かい合う一対の側壁82Aと、搬送方向において互いに向かい合う一対の側壁82Bとを有する。張出部83は、側壁82Aの上端から、左右方向の外側に向かって張り出している。張出部84は、側壁82Bの上端から、搬送方向の外側に向かって張り出している。張出部83の搬送方向の略中央には、半円形状の切欠き85が形成されている。なお、張出部83の左右方向の長さは、張出部84の搬送方向の長さよりも長い。
図8(a)〜8(c)に示されるように、ノズルカバー80は、ヘッドチップ11を下側から覆うようにして共通流路部材52に接着されている。詳細には、ノズルカバー80の張出部83が、接着剤90により共通流路部材52の座ぐり56の底面に接着されている。ノズルカバー80の下壁81の開口81Aから、ヘッドチップ11の下面に形成された全てのノズル15が露出している。張出部83が共通流路部材52の座ぐり56の底面に接着されたときに、ヘッドチップ11の下面(ノズル面)とノズルカバー80の下壁81の下面とがほぼ面一になる。
図8(c)に示されるように、ノズルカバー80の下壁81とヘッドチップ11との間には、間隙を埋めるようにポッティング材92が充填されている。また、図8(a),(b)に示されるように、ノズルカバー80の側壁82Bと共通流路部材52との間にも、ポッティング材91が充填されている。なお、ノズルカバー80の側壁82Bと共通流路部材52との間から、COF95が引き出されている。そのため、ポッティング材91はノズルカバー80の側壁82BとCOF95の間と、COF95と共通流路部材52との間にも充填されている。なお、COF95はフレキシブルな配線部材であり、その一端がヘッドチップ11に接続されており、他端は不図示のドライバに接続されている。
<実施形態の技術的効果>
仮に、ヘッドチップ11の下面(ノズル面)がノズルカバー80の下壁81の下面よりも下側に突出しすぎていると、ノズルカバー80はヘッドチップ11のノズル面を保護するという機能を果たすことができない。逆に、ノズルカバー80の下壁81の下面が、ヘッドチップ11のノズル面に比べて下側に突出しすぎていると、ノズルカバー80の下壁81の下面と、ヘッドチップ11のノズル面との間に段差が生じてしまう。この段差が大きい場合には、ヘッドチップ11のノズル面を不図示のワイパーでワイピングする際に、ワイパーがノズルカバー80の下壁81の下面に引っかかってノズル面に届かなくなったり、ワイピングされたインクが段差に引っかかって残ってしまったりする恐れがある。そのため、ノズルカバー80の下壁81の下面と、ヘッドチップ11の下面(ノズル面)とは、ほぼ同じ高さ(面一)又はノズルカバーがわずかに突出していることが望ましい。ここで、仮に、座ぐり56を形成することなく、ノズルカバー80を共通流路部材52に接着するようにした場合を考える。このとき、ノズルカバー80の下面とヘッドチップ11の下面(ノズル面)とをほぼ同じ高さにするためには、ノズルカバー80の高さ(上下方向の長さ)をヘッドチップ11及び支持基板12の高さの和とほぼ同じ程度にする必要がある。しかしながら、ヘッドチップ11及び支持基板12はいずれも非常に薄い部材(1mm未満)であるので、ノズルカバーの下面がヘッドチップ11の下面(ノズル面)とほぼ同じ高さになるような薄いノズルカバーを形成することは困難である。なお、上述のように、本実施形態において、ヘッドチップ11の圧電アクチュエータ24を除く部分の高さは約175μmであり、支持基板12の厚さ(上下方向の長さ)は、約400μmである。そのため、ヘッドチップ11及び支持基板12の高さの和は約575μmである。
これに対して、上記実施形態において、共通流路部材52には座ぐり56が設けられており、ノズルカバー80は座ぐり56の底面に接着されている。これにより、座ぐり56の深さの分だけ、ノズルカバー80の高さを高くすることができる。本実施形態においては、座ぐり56の深さを約1mmにしているので、ノズルカバー80の高さを1mm以上にすることができる。これにより、例えば0.2mm厚の金属の板材をプレス加工することによりノズルカバー80を形成することが可能となる。そのため、ノズルカバー80を安価かつ容易に形成することができる。
上記実施形態において、ノズルカバー80の下壁81とヘッドチップ11との間には、間隙を埋めるようにポッティング材92が充填されている。これにより、ノズル15から噴射されたインクによって発生するミスト状のインク(インクミスト)がヘッドチップ11のノズル面以外の部分に付着することを抑制することができる。これにより、例えばヘッドチップ11とCOF95との接続部分にインクミストが付着することによってショートすることなどを抑制することができ、COF95とヘッドチップ11との電気的接続の信頼性を向上させることができる。
また、ノズルカバー80には、下壁81の外周部分を取り囲んで、下壁81の外周部分から上に向かって延在する側壁82が設けられている。これにより、ヘッドチップ11に接続されたCOF95を側壁82にそって立ち上げることができる。この場合には、側壁82があることにより、COF95が意図せぬ方向(例えば水平方向)に引っ張られることを防ぐことができる。そのため、COF95とヘッドチップ11との電気的接続の信頼性を向上させることができる。
上記実施形態において、ノズルカバー80の側壁82Bと共通流路部材52との間にも、ポッティング材91が充填されている。これにより、上述のインクミストが回り込んで、ノズルカバー80の側壁82Bと共通流路部材52との間からヘッドチップ11に向かって侵入することを防止することができる。また、ポッティング材91はノズルカバー80の側壁82BとCOF95の間と、COF95と共通流路部材52との間にも充填されている。これにより、COF95を固定することができるため、COF95とヘッドチップ11との電気的接続の信頼性を向上させることができる。また、ポッティング材91は、ノズルカバー80を共通流路部材52に固定する機能も果たすことができる。
上記実施形態において、共通流路部材52の、左右方向における座ぐり56の外側には、それぞれ、接続部57が設けられている。このように、座ぐり56の左右方向の外側に接続部57が設けられているので、接続部57を保持プレート103に接着することにより、ヘッドユニット3を保持プレート103に保持することができる。
ノズルカバー80の張出部83には切欠き85が形成されている。ノズルカバー80を座ぐり56の底面に近づけた状態で、座ぐり56の底面とノズルカバー80との間に、切欠き85から接着剤90を注入することができる。つまり、切欠き85を接着剤90の注入口として用いることができ、容易にノズルカバー80を座ぐり56の底面に接着することができる。また、座ぐり56とノズルカバー80との間をポッティング剤91で充填する際にも、ポッティング剤91の注入口として用いることができる。
上記実施形態において、共通流路部材52の厚さH1に対して、座ぐり56の深さH3を50%以下にしている。そのため、座ぐり56の部分での強度が低下し、共通流路部材52が折れることが抑制される。また、座ぐり56の深さH3は、上述の、共通流路部材52の、上下方向において接続流路66の第1部分66a及び接続流路69の第1部分69aと重なる部分の、上下方向の長さを厚さH2とほぼ同じである。そのため、共通流路部材52に接続流路66〜69を形成することと、座ぐり56を形成することとを、プレス加工により容易に行うことができる。また、座ぐり56は、ヘッドチップ11の左右方向の両端よりもさらに左右方向の外側に形成されている。そのため、座ぐり56がヘッドチップ11に干渉しない。
上記実施形態において、ノズルカバー80の張出部83が、接着剤90により共通流路部材52の座ぐり56の底面に接着されている。その際、ノズルカバー80を座ぐり56の底面に近づけた状態で仮止め用の接着材で仮固定し、ノズルカバー80とヘッドチップ11との位置合わせを行なってもよい。そして、ノズルカバー80とヘッドチップ11との位置合わせを行なった後、接着材90でノズルカバー80の張出部83と、共通流路部材52の座ぐり56の底面とを接着することができる。
上記実施形態において、張出部83の左右方向の長さは、張出部84の搬送方向の長さよりも長い。張出部83は、共通流路部材52の座ぐり56の底面との接着面として用いられているので、張出部83の面積を大きくすることにより、ノズルカバー80の張出部83と、共通流路部材52の座ぐり56の底面とを確実に接着することができる。
以上説明した実施形態は、あくまで例示に過ぎず、適宜変更しうる。例えば、圧力室の数、配置、形状、ピッチ等は任意に設定することができ、それに合わせて、個別電極及びノズルの数、配置、形状、ピッチ等を調整することができる。
また、マニホルドユニット13の内部に形成されるマニホルド流路61〜64、接続流路66〜69の数、形状、配置等も適宜変更することができる。ノズルカバー80の形状、ノズルカバー80を形成する金属の板材の厚さ、ノズルカバー80の高さ等を適宜変更することができる。
上記実施形態において、ノズルカバー80には切欠き85が形成されていたが、必ずしも切欠き85が形成されていなくてもよい。また、共通流路部材52には、搬送方向に延在する直線形状の座ぐり56が形成されていたが、本発明はそのような態様には限られない。座ぐり56の形状、深さ等は適宜変更しうる。例えば、ヘッドユニット11を取り囲むような、四角の枠状の座ぐりを形成して、ノズルカバー80の張出部83だけでなく、張出部84も座ぐりに収まるようにノズルカバー80を配置することもできる。
上記実施形態において、ノズルカバー80には、左右方向に張り出す張出部83と、搬送方向に張り出す張出部84とが形成されていた。しかしながら本発明はそのような態様には限られない。例えば、張出部84は形成されていなくてもよい。この場合においても、ノズルカバー80の張出部83と、共通流路部材52の座ぐり56の底面とを接着することにより、ノズルカバー80を共通流路部材52に固定することができる。
ヘッドユニット101はいわゆるライン式のインクジェットヘッドであったが、本発明はこれに限られず、いわゆるシリアル式のインクジェットヘッドにも適用しうる。また、本教示はインクを吐出するインクジェットヘッドには限られない。画像等の印刷以外の様々な用途で使用される液体吐出装置においても本発明は適用されうる。例えば、基板に導電性の液体を吐出して、基板表面に導電パターンを形成する液体吐出装置にも、本発明を適用することは可能である。
100 プリンタ
101 ヘッドユニット
103 保持プレート
11 ヘッドチップ
12 支持基板
51、52 共通流路部材
80 ノズルカバー

Claims (11)

  1. 液体吐出ヘッドであって、
    複数のノズルが開口するノズル面を有し、内部に前記複数のノズルに連通する複数の個別流路が形成されたヘッドチップと、
    前記複数の個別流路と連通する共通流路が形成された共通流路部材であって、前記ヘッドチップが接合された第1面を有する共通流路部材と、
    前記共通流路部材を固定するヘッドバーであって、前記共通流路部材に接合された前記ヘッドチップを挿通する貫通孔が形成されたヘッドバーと、
    前記ノズル面よりも、前記ノズル面に直交する第1方向の一方側に位置し、前記ノズル面と平行な底壁であって、前記ノズルを露出する開口が形成された底壁と、前記底壁から前記第1方向に延在する側壁とを有し、前記底壁と前記側壁とで前記ヘッドチップを覆うノズルカバーとを有し、
    前記共通流路部材の前記第1面には、前記ヘッドチップが接合された第1部分と、前記ヘッドバーに接合される第2部分と、前記第1部分と前記第2部分との間に設けられた凹部とが設けられ、
    前記ノズルカバーは、前記共通流路部材の前記凹部の底面に接着されている液体吐出ヘッド。
  2. さらに、前記ヘッドチップの前記ノズル面と前記ノズルカバーとの間には、前記ノズル面と前記ノズルカバーとの間の空隙を埋めるポッティング材が設けられている請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
  3. 前記側壁は、前記ノズル面における前記ヘッドチップの周囲を取り囲むように配置されている請求項1又は2に記載の液体吐出ヘッド。
  4. 前記共通流路部材と前記ノズルカバーの前記側面との間には、前記共通流路部材と前記ノズルカバーの前記側面との間の空隙を埋めるポッティング材が設けられている請求項1〜3のいずれか一項記載の液体吐出ヘッド。
  5. 前記ノズルカバーの、前記第1方向において前記凹部と重なる部分には、前記凹部の一部を露出する切り欠きが形成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記凹部の前記第1方向の深さは、前記共通流路部材の前記第1方向の長さの半分以下である請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記凹部の底面と、前記ヘッドチップの前記側壁の前記第1方向の端部との間には空隙が形成され、前記空隙に接着剤が充填されている請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 前記ヘッドチップは前記ノズル面に平行な第2方向に長尺であり、
    前記共通流路部材の前記第1面の前記第1部分、前記凹部、前記第2部分は前記第2方向の外側に向かってこの順に並んでいる請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 前記共通流路部材は、前記第1面を有する第1部分であって、内部に第1方向に延在する流路が形成された第1部分と、前記第2方向に延在する流路が形成された第2部分とを含み、
    前記凹部の深さは、前記第1流路部材の前記第1部分の前記第1方向の長さと同じである請求項8に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記ヘッドチップの前記第2方向の端部は、前記凹部よりも前記第2方向の内側にある請求項8又は9に記載の液体吐出ヘッド。
  11. 前記ノズルカバーは、前記側壁の前記第1方向の端部から前記第2方向に向かって延在する第1突出面と、前記側壁の前記第1方向の端部から前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に向かって延在する第2突出面とを有し、
    前記第1突出面の前記第2方向の長さは、前記第2突出面の前記第3方向の長さよりも長い請求項10に記載の液体吐出ヘッド。
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