JP2009207777A - 台間機のロック解除装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手動ロック解除操作と遠隔ロック解除操作との両方のロック解除操作を、1つの検知手段で効率よく検知することができる台間機のロック解除機構を提供することを目的とする。
【解決手段】ホルダ側には、手動操作により係止爪をロック解除方向に変位させて、該係止爪を係止孔から離脱させる手動ロック解除手段を備え、ユニット側には、遠隔操作により操作される遠隔操作部材が前記係止爪をロック解除方向に変位させて、該係止爪を係止孔から離脱させる遠隔ロック解除手段と、前記手動ロック解除手段または遠隔ロック解除手段の何れか一方がロック解除された場合に共通して検知する共通検知手段とを該ユニット内部に備えて台間機のロック解除装置を構成する。
【選択図】図7

Description

この発明は、遊技機間に配置されて遊技媒体を貸し出す台間機に関し、さらに詳しくは遊技島に配置されたホルダと、該ホルダに対し、前方より差し込んでロックまたはロック解除して着脱自在に保持される遊技媒体貸出用のユニットから構成される台間機のロック解除装置に関する。
一般に、遊技ホール等の遊技場においては、遊技者の便宜を図るために、パチンコ機やスロットマシン等の各遊技機の側方に隣接し、カードまたは現金の投入により、パチンコ球やメダル等の遊技媒体を貸し出す台間機が設置されている。
この台間機は、通常、紙幣識別機やカード処理装置等を有する台間機本体(以下ユニットと称す)と、その支持部材としてのフレーム枠体(以下ホルダと称す)とに分離して構成され、ホルダを遊技島に固定し、このホルダの前方よりユニットを挿脱する着脱構造が備えられている。そして、これらユニットの背面側とホルダの前面側との対向面間に、ホルダとユニットとの間で係脱するロック機構とロック解除機構が装備されている。ロック解除機構としては、ホール係員が遊技台を開けて、ユニット背面側よりロック解除レバーを手動により開操作することで、ロック解除されていた。
ところが、このロック解除操作に伴い、ロック解除レバーを操作するためにはホール係員がユニットに隣接する遊技台を開けることが必要になり、その都度、遊技客は席を立つ必要があり、遊技客に煩雑な思いをさせていた。このようなことを解消するために、手動操作によるロック解除だけでなく、遠隔操作によるロック解除を可能にすることが必要になっていた。
ユニットのロック解除手段を複数有する公知技術として、ホルダ側に手動解除と遠隔解除の双方に対応するアクチュエータを具備させてなるホルダ完結型のロック解除手段が知られている(例えば特許文献1参照)。この場合は、ホルダ側に、手動解除用と遠隔解除用のアクチュエータとセンサとを要して複雑になり、また大きなスペースを要する構造になっていた。このため、ユニット側に拡張機能を持たせようとした場合に、ホルダ側で制御基板が必須となる構造上の制約、及びこれに伴うホルダ側でのスペース上の制約を受けてしまう。
また、ユニット側に、手動解除装置だけでなく、鍵装置を備えたユニット完結型のロック解除手段が知られている(例えば特許文献2参照)。ところが、鍵装置は該ユニットの前面側からロック解除操作するように構成されているため、ユニット前面に鍵操作部が露出されて、ゴト行為を誘起する問題を有していた。このようにユニットの前面からロック解除する構成では、セキュリティを高めるために鍵装置が必要になり、コスト高となっていた。
さらに、ホルダ側に手動解除手段を具備し、ユニット側に遠隔解除手段を具備したホルダ・ユニット型が知られている(例えば特許文献3参照)。このホルダ・ユニット型では、ホルダ側に手動解除機構を設け、ユニット側に遠隔解除機構を設ける分配した構成にすれば、これらの機構に伴って備えられるアクチュエータや制御基板を、ユニット側に集約することも、ホルダ側に分配することも自由に設定することが可能になり、ユニット側に拡張機能を持たせることが可能になる。
しかし、このようなホルダ・ユニット型でロックまたはロック解除動作されたことを検知する検知手段は、ユニット側のみに具備しており、ホルダ側には具備していない。つまり、遠隔解除である場合にのみ検知し、遠隔解除であることを出力してホール係員に注意喚起している。これにより、遠隔操作された信号が確実に伝達されたか否かをホール係員に確認できるようにしている。これに対し、手動解除ではホール係員が直接操作することになり、意図的であることから表示させていない。
このため、手動解除操作または遠隔解除操作の何れかによりユニットのロックが解除されると、ユニットはホルダに着脱可能になるが、手動解除操作が行われた場合は、外観からはユニットが着脱可能か、否かを判断できなかった。このような場合、ホール係員が手動によりユニットをロック解除した後、ユニットの着脱作業を完結せずに、その場から離席した場合には、該ユニットの着脱作業が未完了状態に放置されて、第三者によるユニットの盗難や脱落事故を起こす可能性があった。
また、手動解除と遠隔解除との双方に、ロック解除用の検知手段を設けて対処することが考えられるが、この場合は遊技機間の狭い収納空間に2個の検知手段を要して構造が複雑になり、またユニット側に拡張機能を持たせようとした場合、
これに関連してホルダ側のロック解除を検知するための検知手段や制御基板が必要になり、ホルダ側でのスペースの増大及び構造上の制約を受けることになる。
特開2000−84230号 特開平8−33769号 特許3515612号
特に、遠隔解除ができるようにしたホルダ・ユニット型を採用した場合、下記2点の課題がある。
(1)手動操作または遠隔操作によりロック解除した場合、そのロック解除状態を検知すべくホルダ側とユニット側の双方に検知手段を要する。このため、限られた狭い空間に、2つの検知手段の配置スペースが必要となる問題が生じる。
(2)遊技場では膨大な数量の遊技媒体が利用され、また喫煙等によりユニットの周辺は汚れやすい傾向にある。このため、ロック解除機構においても、汚れが付着してロック解除機構の動きに障害が生じるおそれがあった。例えば、汚れが付着したことに起因してロック解除部材の一部が元の位置に戻らない原点復帰不良(以下、復帰不良と称す)を起こす可能性があり、その復帰不良のままユニットがホルダに装着されると、互いのロック対応部分が位置ズレして噛み合わなくなり、復帰不良となる。よって、復帰不良を防止するために、ロック対応部分が位置ズレしないように復帰付勢力を上げることが考えられるが、復帰付勢力を高めると、その分、遠隔解除用のアクチュエータの出力も大きくする必要があり、ロック解除装置の大型化やスペースが大きくなるという問題がある。
そこでこの発明は、ホルダ・ユニット型を採用した場合であっても、手動操作と遠隔操作との両方のロック解除を、2つの検知手段を用いることなく検知することができるロック解除機構を提供することを目的とする。
この発明は、遊技島に固定して遊技機間に配置されたホルダと、該ホルダに対し、前方より差し込んで着脱自在に保持される遊技媒体貸出用のユニットとから構成され、前記ホルダにユニットが装着されたとき、前記ホルダの前面側に備えられた係止爪に、前記ユニットの背面側に備えられた係止孔が係止されてロックされるロック機構を備えた台間機であって、前記ホルダ側には、手動操作により前記係止爪をロック解除方向に変位させて、該係止爪を係止孔から離脱させる手動ロック解除手段を備え、前記ユニット側には、遠隔操作により操作される遠隔操作部材が前記係止爪をロック解除方向に変位させて、該係止爪を係止孔から離脱させる遠隔ロック解除手段と、前記手動ロック解除手段または遠隔ロック解除手段の何れか一方がロック解除された場合に共通して検知する共通検知手段とを該ユニット内部に備えて構成した台間機のロック解除装置であることを特徴とする。
この発明によると、1つの共通検知手段が手動操作によりロック解除された場合にも、遠隔操作によりロック解除された場合にも共通して検知することができる。ことに、共通検知手段をユニット側に備えることで、該共通検知手段及び制御基板等をユニット側に集約した効率の良い配置が可能になる。
この発明の態様として、前記共通検知手段が検知したロック解除信号を報知出力させる出力手段を備えて構成することができる。
前記出力手段は、例えばユニットの前面に有する表示器にロック解除情報を表示出力して報知してもよく、音声案内によって報知するようにしてもよい。この場合は、ユニットがロック解除されていることをホール係員に注意喚起でき、また管理者等に的確に知らせることができる。
この発明の態様として、前記係止爪が手動操作力を受けてロック解除方向に変位する該係止爪の動きと、前記遠隔操作部材が遠隔操作力を受けてロック解除方向に変位する該遠隔操作部材の動きとの何れか一方に、他方が追従して互いにロック解除するように連係させて接続した連動型ロック解除手段を構成することができる。
この場合、手動ロック解除手段または遠隔操作ロック解除手段の一方がロック解除動作するとき、この動きに他方が連動してロック解除動作する連動型のロック解除手段を構成することができる。
この発明の態様として、前記連動型ロック解除手段は、前記係止爪側に、該係止爪をロック方向に付勢する付勢手段と、該係止爪をロック方向及びロック解除方向に摺動ガイドする摺動ガイド手段と、該係止爪に備えられ、前記付勢手段の付勢力に抗して該係止爪を手動操作によりロック解除方向に変位させるロック解除レバーと、該係止爪より前記遠隔操作部材に向けて延設される連係部とが備えられ、前記遠隔操作部材側に、該遠隔操作部材をロック方向またはロック解除方向に回動自由に軸支する軸支部と、前記軸支部を回動支点に、該遠隔操作部材を回動させる駆動装置と、該遠隔操作部材より前記係止爪に向けて延設される連係部とが備えられ、前記係止爪の連係部と遠隔操作部材の連係部とを対向させ、これら連係部のうち一方を凹型連係部に設け、他方を凹型連係部内に係合させる凸型連係部に設け、前記凹型連係部と凸型連係部の何れか一方が、ロック解除方向に変位したとき、その一方の動きに他方が追従して双方が互いにロック解除動作し、前記凹型連係部と凸型連係部の何れか一方が、ロック方向に変位したとき、その一方の動きに他方が追従して双方が互いにロック動作する構成とすることができる。
前記連係部は、両側より対向する一方が他方に連係して接続する連係構造であればよく、上述のように対向する一方を凹部に、他方を凸部に設け、これらを凹凸対応させれば、連係させることができる。
この発明の態様として、前記ホルダにユニットが装着されるユニット装着方向の操作力を受けたとき、前記係止爪の連係部と、遠隔操作部材の連係部との一方の連係部が、他方の連係部に導かれるように係合ガイドする復帰位置修正用の導入ガイド部を、前記係止爪または前記遠隔操作部材の少なくとも一方に備えて構成することができる。
前記復帰位置修正用の導入ガイド部は、ホルダ側とユニット側のうち、一方、あるいは双方に形成してもよい。例えば、一方をV字形状に設け、これに対応する他方をV字形状に導かれ易いレバー状に設ければよい。
これにより、ユニットをホルダに差し込んで装着するときに、互いに対向する連係部が係合するように導入ガイドされる。このため、仮に、汚れ等の原因によりユニット側とホルダ側との間が僅かな位置ズレによって、ユニット装着時に復帰不良であっても、復帰位置修正用の導入ガイド部によって、互いの連係部が係合状態に連係されるので、正規の装着状態に自然に修正されながら接続されることになる。よって、ホルダとユニットとの対応部分において位置ズレによる噛み込みのおそれがなくなり、常にユニットの正常な原点復帰を可能にする。これにより、ユニットの装着不良が発生しなくなる。
この発明によれば、1つの共通検知手段で手動操作のロック解除と、遠隔操作のロック解除とを共通して検知することができる。よって、該共通検知手段を限られたスペースにコンパクトに組み込むことができる。さらに、共通検知手段をユニット側に備えることにより、制御基板等をユニット側に集約した効率の良い配置が可能になる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
図1は台間機11の設置状態を示した斜視図である。この台間機11は遊技ホールに設置されるパチンコ機等の遊技機12間に設置される。その外観は縦長の矩形箱状を有し、接客面となる前面には、上部より紙幣挿入口13、取っ手14、表示器15、ICコイン挿入口16、カード挿入口17、ICコイン返却口18がこの順に備えられている。そして、遊技客から紙幣、ICコイン、プリペイドカード等が挿入されて受付けると、台間機11はその受け付けた金額情報に応じて遊技媒体を貸し出す。従って、遊技開始時や遊技中に遊技客から遊技媒体の貸出要請があると、その都度、利用金額に応じた遊技媒体を貸し出すことができる。このようにして利用される台間機11は遊技島への設置時、運用点検時などにおいて適宜前後方向より着脱できるように構成されている。
図2はホルダ21とユニット22との着脱状態を示す要部破断側面図、図3は台間機11のロック状態を示す要部拡大斜視図、図4は台間機11のロック解除状態を示す要部拡大斜視図である。
この台間機11はホルダ21と、その着脱対象となるユニット22とに分けて構成される。このうち、ホルダ21は遊技島に固定される枠体として備えられ、前後方向に延びて上下に平行して配設される上水平ガイドフレーム23及び下水平ガイドフレーム24と、その上下間を連結する垂直ガイドフレーム25とからコ形状に構成されている。そして、図2(A)に示すように、このホルダ21の前面側に形成されているコ型空間26に向けて、前方よりユニット22が差し込まれる。また、垂直ガイドフレーム25の背面側下部には電源装置27と電源コード28が備えられ、垂直ガイドフレーム25の中間高さ位置には手動ロック・ロック解除装置29が備えられている。
ユニット22はホルダ21に差し込んで取り付けることができ、また引き出して取り外すことができる着脱部材として備えられ、該ユニット22の内部には遊技客が使用する紙幣、カード、ICコイン等を受付けて処理する処理装置(図示省略)が内蔵されている。また、ユニット22の背面側を覆っている垂直な背面壁22aの内部には、遠隔ロック・ロック解除装置30が備えられている。該遠隔ロック・ロック解除装置30は前記手動ロック・ロック解除装置29と同高さ位置に配設され、ホルダ21にユニット22を装着したときは、その対向するホルダ21側の手動ロック・ロック解除装置29と、ユニット22側の遠隔ロック・ロック解除装置30とが連動可能に連係(後述)されるとともに、ホルダ21側でユニット22をロックするロック構造を有している。
前記手動ロック・ロック解除装置29は、ホルダ21の垂直ガイドフレーム25に、昇降してロック・ロック解除する縦長の昇降スライド杆32を沿設する。この昇降スライド杆32は上下方向にスライド可能に支持され、該昇降スライド杆32の上下部の2か所にロック機構としての上ロック装置33と下ロック装置34を有している。
上ロック装置33は昇降スライド杆32の上部に上ロックプレート35を一体に固定することで構成されている。該上ロックプレート35は、前後方向に水平に配設され、且つ頂部に取り付けられた付勢バネ36により上向きに付勢されている。図5にも示すように、該上ロックプレート35の前部側には係止爪37と連係片38を有し、中間部には摺動ガイド溝39を有し、後部側にはロック解除レバー40を有している。
まず、係止爪37は上ロックプレート35の前後方向の垂直壁に対し、その前後方向の中間部上面を凹部に切欠き形成し、この凹部内の垂直係止面37aと水平係止面37bとが係止孔41に対応する係止部分となる。そして、ホルダ21にユニット22を装着する場合に、図6(A)に示すように、ユニット22側の背面壁22aに縦長に開口されている長方形状の係止孔41が、ホルダ21側の係止爪37に対向し、係止孔41に係止爪37が挿通されたとき、係止爪37の上傾斜面が孔上面41aに接触する。ユニット22の装着動作により係止爪37の傾斜頂点37dは下降し、最下端では図6(B)に示すように、孔上面41aと傾斜頂点37dとが接触する。さらに、ユニット22を押し込むことで該ユニット22と一体の係止孔41が図中X方向に移動し、これに伴い係止爪37が係止孔41を越え、図6(C)に示すように、係止爪37が孔上面41aより上昇(図中Y方向)することで、ロック動作が完了する。
このロック動作状態では付勢バネ36により係止爪37が上向きに付勢されているので、係止孔41の孔上面41aに係止爪37の水平係止面37bが対応し、係止孔41の孔前面41bに該係止孔41を貫通した係止爪37の垂直係止面37aが対応して前後方向(図6では左右方向)の動きが係止される。この係止作用により、係止爪37と係止孔41を介してユニット22は前後方向の動きが係止され、ユニット22がホルダ21に一体にロックされる。
連係片38は係止爪37の垂直に起立している下部より水平に突設させ、係止爪37と連係片38とでL形状に設けられている。そして、ホルダ21にユニット22が装着されたとき、該連係片38が後述する遠隔ロック・ロック解除装置30側のコ形連係溝54に連係される。
さらに、上ロックプレート35には該上ロックプレート35の上下動をガイドする摺動ガイド溝39が備えられている。この摺動ガイド溝39は前後方向中間部の垂直壁に縦長の長孔を貫通して設ける。この摺動ガイド溝39に垂直ガイドフレーム25より突出させた固定ピン42を挿通させて該上ロックプレート35を上下方向に摺動ガイドしている。この摺動ガイド溝39に上方に摺動ガイドされて上ロックプレート35が上動すると、該摺動ガイド溝39の下端が固定ピン42に当接して上動規制される。この上動規制により係止爪37が係止孔41を係止したロック状態を維持するように設定している(図3参照)。これに対し、上ロックプレート35が下動すると、摺動ガイド溝39の下端が固定ピン42と離れる。このとき、係止爪37も下動して係止孔41より外れ、ロック解除されるように該摺動ガイド溝39の長さを設定している(図4参照)。そして、上ロックプレート35は付勢バネ36により上動される。この付勢バネ36は、上端が垂直ガイドフレーム25に連結され、下端が上ロックプレート35に連結されている。このうち、上端が伸縮基準位置となって該付勢バネ36の上向きの付勢作用により、上ロックプレート35を常に上方に付勢している。このため、上ロックプレート35と一体の係止爪37を常に上方に付勢し、係止爪37が係止孔41と対応したとき、係止孔41を係止維持するように構成している。
ロック解除レバー40は指先で押下操作できる程度に上ロックプレート35の後面側に突出させており、前記付勢バネ36の上向きの付勢力に抗して該ロック解除レバー40を下向きに押し下げることで、上ロックプレート35が下動し、この下動に伴いロック解除できるようにしている。
下ロック装置34は昇降スライド杆32の下部に平板状の下ロックプレート43を固定しており、この下ロックプレート43の前面側に、先に述べた係止爪37と同形状の係止爪44を突設させている。また、この係止爪44の下部には先に述べた連係片38と同形状を有してロック解除を維持する役目をする上動規制片45が形成されている。さらに、この係止爪44と対向するユニット22の背面壁22aにも、先に述べた係止孔41と同形状の係止孔46を貫通している。そして、昇降スライド杆32に一体に連結されている上ロック装置33と下ロック装置34は同じ動きで同時に上下動するため同期してロック・ロック解除動作する。
また、係止爪44と対応するユニットの背面壁22aの内面にはロック解除維持用のバネ金具47が備えられている。このロック解除維持用のバネ金具47は、板バネにより構成され、該バネ金具47の下端を斜め下向きに傾斜させて突出した傾斜弾性片48を有している。そして、図3に示すように、係止爪44が上動して係止孔46に係止したロック位置では、傾斜弾性片48の上方に上動規制片45が対応した状態にある。これに対し、図4に示すように、係止爪44が係止孔46より下動して係止が解かれたロック解除位置では、係止爪44と一体の上動規制片45が同時に下方に押し下げられる。このとき、上動規制片45が、斜め下向きの状態にある傾斜弾性片48を側方に弾性変位させて押し退けて下動させることができる。下動後は、傾斜弾性片48が元の位置に戻り、上動規制片45は傾斜弾性片48の下側に位置している。そして、上動規制片45が付勢バネ36の上向きの付勢力により上動しようとするが、元の位置に弾性復帰している傾斜弾性片48に当接して上動規制片45は上動規制される。よって、下ロック装置34側でロック解除状態を維持することができる。
遠隔ロック・ロック解除装置30は遠隔操作レバー49を、遠隔操作信号を受けて駆動されるソレノイド50により回動させ、その回動したロック位置とロック解除位置とを共通検知センサSで検知する構成を有している。
前記遠隔操作レバー49は逆L形状に形成され、この逆L形状を構成する水平側のレバー片51と若干傾斜した垂直側のレバー片52と、これらの両レバー片51,52が交差する中間部に、該遠隔操作レバー49の回動支点となる軸支孔53が備えられている。
水平側のレバー片51は前後方向に水平に、且つ前記連係片38側に向けて延設されている。そして、その水平なレバー片51の先端側をコ型状に開口したコ型連係溝54が形成されている。このコ型連係溝54に前記連係片38が挿入可能に同高さ位置に対応している。
垂直側のレバー片52は下部にソレノイド50のプランジャ55を連結するための枢支ピン56を軸支している。この枢支ピン56は垂直側のレバー片52の下部に形成されているピンガイド孔57とピン支持部58により軸支され、この枢支ピン56に前方よりプランジャ55が連結されている。さらに、該垂直側のレバー片52の下端には検知片59が垂設され、後述する共通検知センサSにより検知される。
遠隔操作レバー49の回動支点となる軸支孔53には、ユニットの背面壁22aに固定して突出させた支軸60を挿通させ、該支軸60を回動支点に、遠隔操作レバー49をロック方向(上方向)またはロック解除方向(下方向)に回動自由に支持している。
前記ソレノイド50は遠隔ロック・ロック解除装置30の駆動源であり、ユニットの背面壁22aの内側に固定設置される。そして、外部の図示しない遠隔操作用のリモコンや上位の通信装置からロック解除用の遠隔操作信号を受けた場合に駆動される。通常、遠隔操作されてないソレノイド50がOFFの状態では、プランジャ55の外周側に伸縮自在に取り付けられたプランジャ復帰用のコイルスプリング61の伸長とする付勢作用により、プランジャ55がソレノイド50側より吸引可能に前方に突出した状態にある(図3参照)。これに対し、ソレノイド50がONの状態では、プランジャ55がコイルスプリング61の付勢力に抗して吸引されると、遠隔操作レバー49は支軸60を回動支点にロック解除方向に回動される(図4参照)。その回動された状態を共通検知センサSで検知する。
前記共通検知センサSは遠隔操作レバー49と一体に回動する検知片59を検知することで、ロック解除動作したことを確認するものである。よって、ソレノイド50を駆動して遠隔操作レバー49がロック解除位置に達したとき、検知片59が光電検知用のスリット部分を遮光するように設定している。
ところで、前記手動ロック・ロック解除装置29と遠隔ロック・ロック解除装置30との何れか一方がロックまたはロック解除動作するとき、この動きに他方が追従して同じくロックまたはロック解除動作する連動型ロック・ロック解除装置31を構成している。
図7(A)はロック状態での連係片38とコ型連係溝54との関係を示す説明図、図7(B)は初期ロック解除状態での連係片38とコ型連係溝54との関係を示す説明図、図7(C)はロック解除状態での連係片38とコ型連係溝54との関係を示す説明図である。
ホルダ21側に備えられる手動ロック・ロック解除装置29を連係させる構成としては、上ロックプレート35に形成されている連係片38が対応する。この連係片38は上ロックプレート35に一体に形成されているため、上方のロック位置と下方のロック解除位置との上下間を、摺動ガイド溝39にガイドされて上下動する。この上下方向の動きを連係片38及び後述するコ型連係溝54を介して遠隔操作レバー49側の回動する動きに連係させるものである。
ユニット22側に備えられる遠隔ロック・ロック解除装置30を連係させる構成としては、遠隔操作レバー49に形成されているコ型連係溝54が対応する。このコ型連係溝54は溝上面54aと溝下面54bとの溝間に、前記した連係片38を水平に挿入させてここで係合させる係合空間を形成したものである。該コ型連係溝54に係合対応する連係片38が上動しているロック位置にあるときは、上動した連係片38が溝上面54aに当接し、該コ型連係溝54は水平姿勢に保たれる。よって、コ型連係溝54と連係片38とは互いにロック位置となり、図7(A)に示すように、双方のロック・ロック解除装置29,30がロック状態となっている。
そして、図7(B)に示すように、手動操作によりロック解除レバー40が押し下げられると、これに伴い連係片38がロック解除方向に下動される。この場合、連係片38の下動操作力を受けてコ型連係溝54の溝下面54bが下向きに押下され、遠隔操作側の遠隔操作レバー49が追従して下向きに回動しようとする。その後、さらに連係片38が下動し、ロック解除位置まで押し下げられた時点でロック解除される。この連係片38の動きに連動して遠隔操作レバー49も下向きに回動され、ロック解除位置に達することになる。
一方、図7(C)に示すように、遠隔操作信号を受けてソレノイド50が駆動されると、遠隔操作レバー49が下向きに回動する。このとき、コ型連係溝54の溝上面54aが連係片38を押し下げて、連係片38を下動させる。
このように、手動ロック・ロック解除装置29がロック解除操作された場合は、これに連動して遠隔ロック・ロック解除装置30側もロック解除動作される。同じく、遠隔ロック・ロック解除装置30がロック解除操作された場合は、これに連動して手動ロック・ロック解除装置29側もロック解除動作される。このように、双方のロック・ロック解除装置29,30の一方がロック解除されることに伴い、他方のロック解除動作が追従し、双方のロック・ロック解除装置29,30が互いにロック解除動作するように連係されている。
さらに、コ型連係溝54に対しては、図5に示すように、先端開口側に、連係片38の受入れを容易にするための導入ガイド面54cを有している。この導入ガイド面54cはコ型連係溝54の溝上面54aから外向きに次第に広く傾斜させて開口している。これにより、コ型連係溝54の開口端は広角の受入れガイド面となり、連係片38との位置ズレを解消した連係を可能にしている。このため、遠隔操作レバー49が復帰不良を起して傾いているような場合であっても(図12参照)、コ型連係溝54に連係片38が導入されるように導入ガイド面54cによって受入れガイドされる。これにより、遠隔操作レバー49はユニット装着時の押し込み方向の装着力に連動して傾きが修正されながら連係片38とコ型連係溝54とが係合する。この結果、遠隔操作レバー49の傾きをユニットの装着操作に連動させて修正する連動型の復帰位置修正機能が得られる。なお、実施例ではコ型連係溝54側に導入ガイド面54cを備えたが、連係片38側に導入ガイド面を設けてもよい。この場合は、連係片38側の復帰不良を解消できる。また、両方に設けてもよい。
図8は台間機のロック解除装置の制御回路ブロック図である。制御部81はROMに格納されたプログラムに沿って、共通検知センサS、受信部82、ソレノイド50、表示器15等の各回路装置を制御し、その制御データをRAMで読み出し可能に記憶する。受信部82では係員リモコン等から送信されてきたロック解除信号を受信し、これに基づいて制御部81はソレノイド50を駆動し、ユニット22に触れることなく、ロック解除動作させることができる。また、そのロック解除された動きを共通検知センサSで確認することができる。
この共通検知センサSでは手動操作によりロック解除された場合も、連係片38の動きにコ型連係溝54が連動して遠隔操作レバー49が回動したことを共通検知センサSで検知することができる。よって、共通検知センサSが1つであってもロック解除されたことを共通して検知できる。さらに、表示器15では制御部81が実行している現在の制御状態を表示させることができる。また、ユニット22がロック状態であるか、ロック解除された状態であるか等を表示することができる。ことに、ロック解除された状態ではユニット22に対する着脱作業を確実に完結させることが望まれるため、制御部81は表示器15に注意喚起表示を実行させる。
次に、手動操作によるロック解除時の処理動作を図9のフローチャートを参照して説明する。
ホール係員が台間機11に隣接する遊技台を開けて、ホルダ21の背面側よりロック解除レバー40を手動により押し下げる(ステップn1)。
すると、図7(A)に示すように、ロック解除レバー40と一体の連係片38が上動したロック位置から、図7(B)に示すように、連係片38がコ型連係溝54内を下動して溝下面54bに当接する(ステップn2)。その後、連係片38がさらに押し下げられることで、コ型連係溝54を介して遠隔操作レバー49は下向きに回動し(ステップn3)、このとき遠隔操作レバー49がロック解除位置まで回動すると、遠隔操作レバー49と一体の検知片59が検知位置まで回動し(ステップn4)、その検知片59が回動したことを共通検知センサSが検知することで、制御部81はロック解除されたことを検知する(ステップn5)。このロック解除されたことを検知すると、制御部81は表示器15にユニット22がロック解除されたことを表示案内する(ステップn6)。なお、ロック解除されたときは、下ロック装置34に備えられた傾斜弾性片48が上動規制片45の上動復帰を規制してロック解除状態を維持する(図4参照)。そして、ユニット22がホール係員により引き出されるまで、そのロック解除状態を維持する(ステップn7)。
次に、遠隔操作によるロック解除時の処理動作を図10のフローチャートを参照して説明する。
係員リモコンにより該当するユニット22に向けてロック解除信号を送信すると、受信部82を介して対応するソレノイド50が駆動される(ステップn11)。
すると、プランジャ55が吸引動作し、この吸引動作力を受けた遠隔操作レバー49はロック解除方向に回動し(ステップn12)、図7(A)に示すように、コ型連係溝54が水平姿勢にあるロック状態から、コ型連係溝54の溝上面54aが連係片38を回動させながら押し下げる。これにより、連係片38は図7(C)に示すように、垂直に下動する(ステップn13)。そして、遠隔操作レバー49がロック解除位置まで回動すると、遠隔操作レバー49と一体の検知片59も検知位置まで回動し(ステップn14)、この検知片59が回動したことを共通検知センサSが検知することでロック解除されたことを検知する(ステップn15)。ロック解除されたことを検知すると、制御部81は表示器15にユニット22がロック解除状態であることを文言、あるいは色別に明瞭に注意喚起して表示案内する(ステップn16)。なお、ロック解除されたときは、下ロック装置34に備えられた傾斜弾性片48が上動規制片45の上動復帰を規制してロック解除状態を維持する(図4参照)。そして、ユニット22がホール係員により引き出し操作されるまで、そのロック解除状態を維持する(ステップn17)。なお、共通検知センサSが検知片59を検知しなければ、制御部81はロック解除不良と判定し、表示器15にエラー表示する(ステップn18)。
図11はユニット装着時における適正なロック動作状態を示す説明図である。
ホルダ21にユニット22が装着されるとき、図2及び図11(A)に示すように、ユニット22はガイドレールの役目をする上水平ガイドフレーム23及び下水平ガイドフレーム24にスライドガイドされて前方から押し込まれて装着される。このとき、ホルダ21側の連係片38とユニット22側のコ型連係溝54が略同高さに対向し、そのままユニット22が水平にスライドして押し込まれることで、係止爪37,44に係止孔41,46がそれぞれ係止されてロックされるとともに、図11(B)に示すように、連係片38とコ型連係溝54が互いに係合して連係した状態に接続される。
図12は位置ズレを起している遠隔操作レバー49を示す側面図。図13はユニット装着時における位置ズレを起している遠隔操作レバー49のロック動作状態を示す説明図である。
図12に示すように、遠隔操作レバー49が下向きに回動後、上向きに復帰しない復帰不良姿勢のままユニット22がホルダ21に装着されるとき、図13(A)に示すように、連係片38の先端が導入ガイド面54cの開口端部と対応しているため、遠隔操作レバー49が傾いていても連係片38と導入ガイド面54cとを互いに係合させることができる。従って、ユニット22がさらに押し込まれると、図13(B)に示すように、連係片38に導入ガイド面54cが導入ガイドされ、連係片38はコ型連係溝54内に導かれる。その後、遠隔操作レバー49の傾きは、図13(C)に示すように、次第に修正され、図13(D)に示すように、ユニット22が正規の装着すべき位置まで押し込まれた装着完了時では連係片38に、遠隔操作レバー49が正規の回動復帰した状態に対応して係合されることになる。
このため、仮に、汚れ等の原因により遠隔操作レバー49が元のロック可能な位置に復帰していない復帰不良状態であっても、ユニット22の装着時に導入ガイド面54cによって、遠隔操作レバー49を正規の姿勢に修正しながら係合することができる。このため、遠隔ロック・ロック解除装置30は自己復旧機能を有して、ユニット22の装着不良を解消することができる。よって、ホルダ21とユニット22とのロック部分において位置ズレによる噛み込み等のおそれがなくなり、信頼性の高い装着性能が得られる。ことに、ユニット22を装着操作することに連動して遠隔操作レバー49を適正な姿勢に戻すことができるので噛み込み等の不具合になるおそれがなくなる。このため、付勢バネ36やコイルスプリング61の付勢力を小さく設定できる。これにより、遠隔ロック解除用のソレノイド50も小出力のものを使用することが可能になり、省スペース化及びソレノイド50の小型化に伴う消費電力の抑制が可能になる。
上述のように、1つの共通検知センサで手動ロック解除操作と遠隔ロック解除操作とを検出可能とした構成により、ユニットを収納する限られたスペースを有効に利用できる。また、共通検知センサをユニット側に設けることで、制御部等を搭載した制御基板をユニット側に集約させることが可能になる。さらに、手動操作と遠隔操作との何れか一方のロック解除が行われたことを表示器に明瞭に表示させて、ホール係員に的確に注意喚起を実行することができる。
この発明の構成と、上述の一実施例の構成との対応において、
この発明の手動ロック解除手動は、実施例の手動ロック・ロック解除装置29に対応し、
以下同様に、
遠隔ロック解除手動は、遠隔ロック・ロック解除装置30に対応し、
遠隔操作部材は、遠隔操作レバー49に対応し、
共通検知手段は、共通検知センサSに対応し、
出力手段は、表示器15に対応し、
連動型ロック解除手動は、連動型ロック・ロック解除装置31に対応し、
付勢手段は、付勢バネ36に対応し、
摺動ガイド手段は、摺動ガイド溝39と固定ピン42に対応し、
連係部は、連係片38とコ型連係溝54に対応し、
軸支部は、軸支孔53と支軸60に対応し、
駆動装置は、ソレノイド50に対応し、
凹型連係部は、コ型連係溝54に対応し、
凸型連係部は、連係片38に対応し、
導入ガイド部は、導入ガイド面54cに対応し、
遊技機は、パチンコ機に対応するも、この発明は請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、上述の一実施例の構成のみに限定されるものではない。例えば、実施例ではロック解除状態を表示器15に表示して注意喚起するようにしているが、別の実施例として図示しない管理サーバにロック解除信号を送信するようにしてもよい。
台間機の設置状態を示す斜視図。 (A)はユニット装着前のホルダとの対応状態を示す側面図、(B)はユニット装着後のホルダとの対応状態を示す側面図。 ユニット装着時のロック状態を示す要部拡大斜視図。 ユニット装着時のロック解除状態を示す要部拡大斜視図。 上ロックプレートと遠隔操作レバーとの対応状態を示す斜視図。 係止爪と係止孔との係止動作状態を明瞭に示す説明図。 連係片とコ型連係溝との連係動作状態を示す説明図。 台間機のロック解除装置の制御回路ブロック図。 手動ロック解除時の処理動作を示すフローチャート。 遠隔ロック解除時の処理動作を示すフローチャート。 位置ズレを起していない遠隔操作レバーの連係状態を示す動作説明図。 ユニット装着時に位置ズレを起している遠隔操作レバーを示す側面図。 位置ズレを起している遠隔操作レバーの連係状態を示す動作説明図。
符号の説明
11…台間機
15…表示器
21…ホルダ
22…ユニット
29…手動ロック・ロック解除装置
30…遠隔ロック・ロック解除装置
31…連動型ロック・ロック解除装置
37,44…係止爪
38…連係片
41,46…係止孔
49…遠隔操作レバー
54…コ型連係溝
54c…導入ガイド面
S…共通検知センサ

Claims (5)

  1. 遊技島に固定して遊技機間に配置されたホルダと、該ホルダに対し、前方より差し込んで着脱自在に保持される遊技媒体貸出用のユニットとから構成され、前記ホルダにユニットが装着されたとき、前記ホルダの前面側に備えられた係止爪に、前記ユニットの背面側に備えられた係止孔が係止されてロックされるロック機構を備えた台間機であって、
    前記ホルダ側には、手動操作により前記係止爪をロック解除方向に変位させて、該係止爪を係止孔から離脱させる手動ロック解除手段を備え、
    前記ユニット側には、遠隔操作により操作される遠隔操作部材が前記係止爪をロック解除方向に変位させて、該係止爪を係止孔から離脱させる遠隔ロック解除手段と、前記手動ロック解除手段または遠隔ロック解除手段の何れか一方がロック解除された場合に共通して検知する共通検知手段とを該ユニット内部に備えて構成した
    台間機のロック解除装置。
  2. 前記共通検知手段が検知したロック解除信号を報知出力させる出力手段を備えた
    請求項1に記載の台間機のロック解除装置。
  3. 前記係止爪が手動操作力を受けてロック解除方向に変位する該係止爪の動きと、前記遠隔操作部材が遠隔操作力を受けてロック解除方向に変位する該遠隔操作部材の動きとの何れか一方に、他方が追従して互いにロック解除するように連係させて接続した連動型ロック解除手段を構成した
    請求項1に記載の台間機のロック解除装置。
  4. 前記連動型ロック解除手段は、
    前記係止爪側に、
    該係止爪をロック方向に付勢する付勢手段と、
    該係止爪をロック方向及びロック解除方向に摺動ガイドする摺動ガイド手段と、
    該係止爪に備えられ、前記付勢手段の付勢力に抗して該係止爪を手動操作によりロック解除方向に変位させるロック解除レバーと、
    該係止爪より前記遠隔操作部材に向けて延設される連係部とが備えられ、
    前記遠隔操作部材側に、
    該遠隔操作部材をロック方向またはロック解除方向に回動自由に軸支する軸支部と、
    前記軸支部を回動支点に、該遠隔操作部材を回動させる駆動装置と、
    該遠隔操作部材より前記係止爪に向けて延設される連係部とが備えられ、
    前記係止爪の連係部と遠隔操作部材の連係部とを対向させ、これら連係部のうち一方を凹型連係部に設け、他方を凹型連係部内に係合させる凸型連係部に設け、
    前記凹型連係部と凸型連係部の何れか一方が、ロック解除方向に変位したとき、その一方の動きに他方が追従して双方が互いにロック解除動作し、
    前記凹型連係部と凸型連係部の何れか一方が、ロック方向に変位したとき、その一方の動きに他方が追従して双方が互いにロック動作する構成とした
    請求項3に記載の台間機のロック解除装置。
  5. 前記ホルダにユニットが装着されるユニット装着方向の操作力を受けたとき、前記係止爪の連係部と、遠隔操作部材の連係部との一方の連係部が、他方の連係部に導かれるように係合ガイドする復帰位置修正用の導入ガイド部を、前記係止爪または前記遠隔操作部材の少なくとも一方に備えた
    請求項4に記載の台間機のロック解除装置。
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