JP2009207265A - 減速機構付モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂製のギヤケースとウォームホイールを回転自在に支持する軸部とを一体成形したものにおいて、軸部の精度低下や強度低下等を抑制する。
【解決手段】ギヤケース31の軸部40を軸方向に貫通する各貫通孔43a,43bを区切る壁部44に、壁部44を挟む両側を連通する連通孔45を設けた。したがって、ギヤケース31の射出成形時において、小径円柱部41bの内側を形作る第2棒状成形型91を引き抜く際に、連通孔45を介して小径円柱部41bの内側に空気を流入させることができる。小径円柱部41bと第2棒状成形型91との間が真空状態にならないので、ヒケやボイド等の発生を抑制することができる。軸部40の精度低下や強度低下を抑制することができるので、ギヤケース31の歩留まりを良くすることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ウォームを有する回転軸を回転自在に収容するヨークと、ウォームと噛み合うウォームホイールを回転自在に収容する樹脂製のギヤケースとを備えた減速機構付モータに関する。
従来、自動車等の車両に搭載されるパワーウィンド装置やワイパ装置等の駆動源として、小型でありながら大きな出力が得られる減速機構付モータを用いている。この減速機構付モータとしては、ウォームを有する回転軸を回転自在に収容するヨークと、ウォームと噛み合うウォームホイールを回転自在に収容する樹脂製のギヤケースとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。そして、回転軸の回転は、ウォームおよびウォームホイールよりなる減速機構によって所定の速度にまで減速され、この減速されて高トルク化された出力がウィンドガラス等の被駆動対象物に向けて出力されるようになっている。
特許文献1に記載された駆動装置(減速機構付モータ)は、ウォームホイールを収容する樹脂製のギヤハウジング(ギヤケース)を有しており、このギヤハウジングには、ウォームホイールを回転自在に支持するベアリングボルト(軸部)が一体に形成されている。ベアリングボルトは中空状に形成されており、当該ベアリングボルトの一端側は閉塞されている。
米国特許第5,259,261号明細書
しかしながら、上述の特許文献1に記載された減速機構付モータによれば、ギヤハウジングを所定形状の成形型を用いて射出成形する際、以下のような問題が生じ得る。つまり、ベアリングボルトの一端側が閉塞されているため、射出成形後にベアリングボルトの内側を形作る棒状の成形型を引き抜く際、ベアリングボルトの一端側と成形型の先端側との間が真空状態になる。これによりベアリングボルトの真空発生箇所には、精度低下や強度低下の原因となる所謂ヒケやボイド等が発生し易くなる。特にベアリングボルトは、ウォームホイールの装着の案内や、ウォームホイールを回転自在に支持する機能を有するため、上記ヒケやボイド等の発生を抑制することが望ましい。なお、上記ヒケとは樹脂成形部品の成形収縮により生じる凹みや窪みのことを表し、上記ボイドとは樹脂成形部品の内部に微小な気泡が含まれる状態のことを表す。
本発明の目的は、樹脂製のギヤケースとウォームホイールを回転自在に支持する軸部とを一体成形したものにおいて、軸部の精度低下や強度低下等を抑制することができる減速機構付モータを提供することにある。
本発明の減速機構付モータは、回転軸を回転自在に収容するヨークと、前記回転軸と一体回転可能に設けられたウォームと噛み合うウォームホイールを回転自在に収容する有底筒状のウォームホイール収容部が形成された樹脂製のギヤケースとを備える減速機構付モータであって、前記ウォームホイール収容部は、前記ギヤケースに一体に設けられる底面部と、前記底面部から垂直方向に形成され、前記ウォームホイールを回転自在に支持する軸部と、前記軸部の先端から前記底面部に向けて軸方向に前記軸部を貫通するように設けられる貫通孔と、前記軸部の先端から前記底面部の間における前記貫通孔の一部に形成される壁部と、前記壁部に設けられ、前記壁部を挟む前記貫通孔の両側を連通する連通孔とを有することを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記貫通孔の直径寸法を、前記壁部側とは反対側に向けて徐々に大きくなるよう形成することを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、前記ギヤケースの深さ寸法よりも前記軸部の長さ寸法を長くすることを特徴とする。
本発明の減速機構付モータは、回転軸を回転自在に収容するヨークと、前記回転軸と一体回転可能に設けられたウォームと噛み合うウォームホイールを回転自在に収容する有底筒状のウォームホイール収容部が形成された樹脂製のギヤケースとを備える減速機構付モータであって、前記ウォームホイールは、前記ウォームと噛み合う歯部が形成された大径部と、前記大径部の同芯上に前記大径部と一体的に形成された中径部と、前記大径部の内側に設けられた大径孔と、前記中径部の内側に設けられ、前記大径孔と同芯上に前記大径孔と連続して設けられた小径孔とを有し、前記ギヤケースは、前記ウォームホイール収容部に一体に設けられ、前記ウォームホイールの前記大径孔と摺接する第1軸部と、前記第1軸部よりも小径に形成され、一端側が前記第1軸部に接続され他端側が前記ギヤケースの外部に延び、前記ウォームホイールの前記小径孔と摺接する第2軸部と、前記第1軸部の軸方向に延びて設けられ、前記第1軸部を貫通する第1貫通孔と、前記第1貫通孔よりも小径に形成され、前記第2軸部の軸方向に延びて設けられ、前記第2軸部を貫通する第2貫通孔と、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との間に設けられ、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔を区切る壁部と、前記壁部に設けられ、前記第1貫通孔側と前記第2貫通孔側とを連通する連通孔とを有し、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔を、それぞれ前記壁部側とは反対側に向けてその直径寸法が徐々に大きくなるよう形成し、前記第1貫通孔の直径寸法の変化の割合を、前記第2貫通孔の直径寸法の変化の割合よりも大きくすることを特徴とする。
本発明の減速機構付モータによれば、軸部の先端から底面部に向けて軸部を貫通する貫通孔を設け、貫通孔の軸部の先端から底面部の間における一部に壁部を形成するとともに、壁部には壁部を挟む貫通孔の両側を連通する連通孔を設けるので、ギヤケースの射出成形時において、軸部の内側を形作る成形型を引き抜く際に、連通孔を介して軸部の内側に空気を流入させることができる。したがって、軸部と成形型との間が真空状態にならず、ヒケやボイド等の発生を抑制することができる。軸部の精度低下や強度低下を抑制することができるので、歩留まりを良くすることができる。
本発明の減速機構付モータによれば、貫通孔の直径寸法を、壁部側とは反対側に向けて徐々に大きくなるよう形成するので、軸部から成形型を引き抜く際に、連通孔に加えて、軸部の内周面と成形型の外周面との間に形成される隙間を介して軸部の内側に空気を流入させることができる。したがって、より確実にヒケやボイド等の発生を抑制することができる。また、軸部から成形型を引き抜く際に、軸部と成形型との摺接を無くすことができるので、軸部の内周面の面粗度を良好に保つことができる。
本発明の減速機構付モータによれば、ギヤケースの深さ寸法よりも軸部の長さ寸法を長くするので、貫通孔および連通孔を介してギヤケースの内部に雨水や埃等の異物が進入するのを抑制することができる。
以下、本発明の第1実施の形態に係る減速機構付モータについて、図面を用いて詳細に説明する。
図1は第1実施の形態に係る減速機構付モータを示す部分断面図を、図2は図1のA−A線に沿う断面図を、図3は図1のギヤケースを表側から見た斜視図を、図4は図1のギヤケースを裏側から見た斜視図を、図5(a),(b),(c)はギヤケースの軸部の成形工程を説明する成形工程図をそれぞれ表している。
図1に示すように、減速機構付モータとしてのパワーウィンドモータ10は、ウィンドガラスを昇降させるウィンドレギュレータ(図示せず)を駆動するものである。パワーウィンドモータ10は、モータ部20とギヤ部30とを備えており、モータ部20およびギヤ部30は、それぞれ複数の締結ネジ11(図示では2つのみを示す)によって接続されている。
モータ部20は、断面が略小判形状(詳細図示せず)に形成された有底状のモータケース(ヨーク)21を備えており、車両におけるドア内の幅狭空間(図示せず)への搭載性を向上させている。モータケース21は、導電性を有する金属板を深絞り成形(プレス成形)することにより所定形状に形成されている。モータケース21の内側には、断面が略円弧形状に形成された一対の永久磁石22が装着されており、各永久磁石22により形成される磁路(図示せず)はモータケース21を通るようになっている。各永久磁石22の内側には、所定の隙間を介してアーマチュア23が回転自在に設けられており、アーマチュア23にはコイル24が巻装されている。
アーマチュア23の回転中心には、アーマチュア23よりも長尺のアーマチュア軸(回転軸)25が固定されており、アーマチュア軸25の一端側(図中右側)は、モータケース21の底部に装着されたラジアル軸受26を介して回転自在に支持されている。また、アーマチュア軸25の他端側(図中左側)は、ギヤ部30のギヤケース31内に延出されており、ギヤケース31内に設けられる一対のラジアル軸受36a,36bおよびスラスト軸受37により回転自在に支持されている。
アーマチュア軸25のギヤ部30側でアーマチュア23に近接する位置には、整流子27が一体に設けられている。整流子27は、導電性を有する複数の整流子片27aを円柱状に纏めて、これをモールド成形することにより形成されている。各整流子片27aにはコイル24の端部が電気的に接続されており、整流子27を介してコイル24に駆動電流を供給することでアーマチュア23には電磁力が発生し、これによりアーマチュア軸25が正方向または逆方向に回転するようになっている。
アーマチュア軸25の他端側にはウォーム28が一体に設けられており、ウォーム28はウォームホイール60の歯部60aに噛み合わされている。ここで、ウォーム28およびウォームホイール60は、本発明における減速機構を構成している。ウォーム28およびウォームホイール60よりなる減速機構は、アーマチュア軸25の回転を所定の速度にまで減速して高トルク化するとともに、高トルク化した回転をウォームホイール60から外部に出力するようになっている。
ギヤ部30は有底状のギヤケース31を備えており、当該ギヤケース31は、溶融したプラスチック等の樹脂材料を射出成形することにより所定形状に形成されている。ギヤケース31のモータケース21側には、プラスチック等の樹脂材料よりなるブラシホルダ32が装着されており、ブラシホルダ32には一対のブラシ33が径方向に移動自在に設けられている。各ブラシ33は、整流子27に駆動電流を供給するために、各スプリング34の弾性力によって整流子27に摺接するようになっている。
ギヤケース31の内側には、図1ないし図3に示すようにウォーム収容部35が形成されている。ウォーム収容部35には、アーマチュア軸25のウォーム28が回転自在に収容され、ウォーム収容部35の一端側(図中右側)には、アーマチュア軸25を径方向から支持するラジアル軸受36aが装着されている。また、ウォーム収容部35の他端側(図中左側)には、アーマチュア軸25を径方向から支持するラジアル軸受36bおよびアーマチュア軸25を軸方向から支持するスラスト軸受37が装着されている。
ギヤケース31の内側には、ウォーム収容部35に対向するようにしてウォームホイール収容部38が形成されている。ウォームホイール収容部38には、ウォームホイール60が後述する軸部40によって回転自在に軸支されて収容され、ウォームホイール60の歯部60aにはウォーム28が噛み合わされている。これにより、ウォーム28の回転、つまりアーマチュア軸25の回転が、ウォームホイール60に伝達されるようになっている。
ウォームホイール収容部38の底面部39の中心部分には、図2および図3に示すように、ウォームホイール収容部38の深さ寸法よりも長い長さ寸法に設定された軸部40が一体に設けられており、軸部40は、底面部39から垂直方向にギヤケース31の外部にまで延ばされている。この軸部40は、ギヤケース31の射出成形時において、ギヤケース31と同時に形成されるようになっている。
軸部40は、ギヤケース31の底面部39に一体に設けられる大径円柱部(第1軸部)41aと、大径円柱部41aよりも小径に形成され、一端側(底面部39側)が大径円柱部41aに接続され他端側がギヤケース31の外部に延びる小径円柱部(第2軸部)41bとを有している。小径円柱部41bは、大径円柱部41aよりも長い長さ寸法に設定されている。これらの大径円柱部41aおよび小径円柱部41bは、いずれもウォームホイール60を回転自在に支持するようになっている。
大径円柱部41aには、周方向に沿うようにして複数(図示では3つ)の中空部42が設けられている。このように大径円柱部41aに中空部42を設けることで、ギヤケース31の軽量化およびギヤケース31の射出成形後における大径円柱部41aの歪みの発生(ヒケやボイドの発生)を抑制するようにしている。
大径円柱部41aには、当該大径円柱部41aの軸方向に延びるよう貫通する大径貫通孔(第1貫通孔)43aが設けられている。また、小径円柱部41bには、大径貫通孔43aよりも小径に形成され、小径円柱部41bの軸方向に延びるよう貫通する小径貫通孔(第2貫通孔)43bが設けられている。ここで、本発明における貫通孔は、大径貫通孔43aおよび小径貫通孔43bにより構成されており、各貫通孔43a,43bは、軸部40の先端から底面部39に向けて軸部40を貫通するよう設けられている。
大径貫通孔43aと小径貫通孔43bとの間、つまり各貫通孔43a,43bの一部には、各貫通孔43a,43bを閉塞するようにして、各貫通孔43a,43bを区切る壁部44が設けられている。壁部44は、大径円柱部41aと小径円柱部41bとの接続部分に設けられ、これにより大径円柱部41aと小径円柱部41bとの接続部分における十分な強度を確保している。壁部44の中心部分には、各貫通孔43a,43bよりも直径寸法が小さな連通孔45が形成されている。連通孔45は、大径貫通孔43a側と小径貫通孔43b側、つまり、壁部44を挟む両側を連通するようになっている。
大径貫通孔43aおよび小径貫通孔43bは、いずれも壁部44側とは反対側に向けて、その直径寸法が徐々に大きくなるよう形成されている。すなわち、軸部40の両端に近づくにつれて軸部40の内部に形成された大径貫通孔43aおよび小径貫通孔43bの直径寸法が徐々に大きくなるように形成されている。図2に示すように、大径貫通孔43aの傾斜角度はα°に設定され、小径貫通孔43bの傾斜角度はβ°に設定されている。ここで、大径貫通孔43aの傾斜角度α°を小径貫通孔43bの傾斜角度β°よりも大きくしており(α°>β°)、したがって、大径貫通孔43aの直径寸法の変化の割合の方が、小径貫通孔43bの直径寸法の変化の割合に比して大きくなっている。
ギヤケース31の底面部39には、断面が略台形形状に形成された環状の支持凸部46が設けられている。支持凸部46は軸部40と同じ方向に延ばされており、その端部には、全周に亘り平滑となった上面部46aが設けられている。上面部46aは、底面部39と対向するウォームホイール60の対向部60bを摺動自在に支持するようになっている。なお、パワーウィンドモータ10を組み立てる際、上面部46aには所定量の摺動グリス(図示せず)が塗布され、これによりウォームホイール60の長期に亘る円滑な摺動を可能にしている。
底面部39の支持凸部46よりも外周側には外周側底面部47が設けられ、底面部39の支持凸部46よりも内周側には内周側底面部48が設けられている。支持凸部46の上面部46aを基準とした内周側底面部48の深さ寸法は、外周側底面部47の深さ寸法よりも大きい寸法に設定されており、これにより、ウォームホイール60と内周側底面部48との間には、比較的大きな容量の環状空間部V(図2参照)が形成されている。このようにウォームホイール60と内周側底面部48との間に、比較的大きな環状空間部Vを設けることにより、ウォームホイール60の容積増大に対応可能としている。したがって、ギヤケース31は、モータ部20の高出力化に耐え得るウォームホイール60を採用可能となっている。
ギヤケース31の裏面部49には、図4に示すように、軸部40を中心として径方向外側に向けて放射状に延びる複数のリブ50が一体に形成されており、各リブ50は環状のリングリブ51により周方向に向けて連結されている。これらの各リブ50およびリングリブ51は、ギヤケース31の強度を高める役割を果たしている。
ウォームホイール収容部38に収容されるウォームホイール60は、図2に示すように、それぞれ同芯上に大径部61,中径部62および小径部63を有している。大径部61は、外側に歯部60aを内側に大径孔61aを備えており、大径孔61aは大径円柱部41aに摺接するようになっている。また、中径部62および小径部63は、大径孔61aと同芯上に連続して設けられる小径孔62aを備えており、小径孔62aは小径円柱部41bに摺接するようになっている。
中径部62の小径孔62aと小径円柱部41bとの間には、ゴム等の樹脂材料よりなるOリング64が装着されている。このOリング64は、ウォームホイール60と軸部40との間を密封し、雨水や埃等の異物がウォームホイール60と軸部40との間を介してギヤケース31内に進入するのを抑制するようになっている。
小径部63の外周面には、当該小径部63の軸方向に延びるようセレーション(複数の凹凸)63aが一体に形成されている。小径部63には、図中破線で示すように駆動プーリ70が装着され、小径部63のセレーション63aは、駆動プーリ70の小径部63に対する空転を規制するようになっている。これにより、ウォームホイール60の回転を効率良く駆動プーリ70に伝達することが可能となっている。ここで、駆動プーリ70の外周面には駆動ワイヤ71(図中破線)が複数回巻装されており、この駆動ワイヤ71の端部は、図示しないウィンドレギュレータに接続されている。これにより、ウォームホイール60の回転に伴って駆動プーリ70が回転すると、駆動ワイヤ71が図示しないウィンドレギュレータを駆動し、ひいてはウィンドガラスの昇降動作が行われる。
中径部62の外周面には環状のシール部材80が装着されており、このシール部材80は環状のベース部材81により支持されている。シール部材80は、ベース部材81をギヤケース31に嵌合することにより、ギヤケース31に固定されている。シール部材80の内周面には、中径部62の外周面に摺接する第1リップシール82および第2リップシール83が設けられ、これにより、ウォームホイール60の回転抵抗の増加を抑えつつ十分なシール性を確保できるようになっている。シール部材80には各リップシール82,83の他に、駆動プーリ70の側壁部70aに摺接する第3リップシール84が設けられている。第3リップシール84においても、駆動プーリ70の回転抵抗の増加を抑えつつ十分なシール性を確保できるようになっている。
次に、ギヤケース31の成形工程について図5を用いて詳細に説明する。なお、図5の説明においては、ギヤケース31を成形する一対の成形型の一部のみを示しており、具体的には、大径貫通孔43aおよび小径貫通孔43bの内側を形作る一対の棒状の成形型のみを示している。
図5(a)に示すように、まず、大径貫通孔43aの内側を成形する第1棒状成形型90と、小径貫通孔43bの内側を成形する第2棒状成形型91とを、互いに軸方向に突き合わせた状態で固定する。各成形型90,91を互いに突き合わせた状態のもとで、図示しない射出成形装置により溶融した樹脂材料を所定の圧力で各成形型90,91の外側に流し込む。すると、各成形型90,91の外側には樹脂材料が充填され、これによりギヤケース31が射出成形される。なお、第1棒状成形型90には、壁部44の連通孔45を成形する連通孔成形凸部90aが一体に設けられている。
ギヤケース31の射出成形を終えた後、図5(b)の実線矢印に示すように、最初に第1棒状成形型90を引き抜く。ここで、第1棒状成形型90をギヤケース31から引き抜く際、第1棒状成形型90の先端側(図中上側)が一時的に真空状態になる。しかし、第1棒状成形型90の軸方向寸法が第2棒状成形型91の軸方向寸法よりも短いことと、大径円柱部41aが肉厚に形成されていることから、当該部分におけるヒケやボイドは殆ど発生しない。第1棒状成形型90を引き抜くと略同時に、第1棒状成形型90の傾斜した外周部分と大径貫通孔43aの傾斜した内周部分との間に、図中破線矢印に示すように外部から空気(Air)が流入し、第1棒状成形型90の先端側における真空状態が開放される。
第1棒状成形型90をギヤケース31から引き抜いた後、図5(c)の実線矢印に示すように、引き続き第2棒状成形型91をギヤケース31から引き抜く。すると、図中破線矢印に示すように、壁部44に形成された連通孔45を介して第2棒状成形型91の先端側(図中下側)に空気が流入する。また、第2棒状成形型91の傾斜した外周部分と小径貫通孔43bの傾斜した内周部分との間にも空気が流入する。ここで、連通孔45の断面積は、第2棒状成形型91の引き抜き速度に対して絞り効果を発生しない程度の断面積に設定されている。したがって、第2棒状成形型91の先端側は真空状態にならず、第2棒状成形型91を略抵抗無く引き抜くことができる。
以上詳述したように第1実施の形態によれば、ギヤケース31の軸部40を軸方向に貫通する各貫通孔43a,43bを区切る壁部44に、壁部44を挟む両側を連通する連通孔45を設けている。したがって、ギヤケース31の射出成形時において、小径円柱部41bの内側を形作る第2棒状成形型91を引き抜く際に、連通孔45を介して小径円柱部41bの内側に空気を流入させることができる。小径円柱部41bと第2棒状成形型91との間が真空状態にならないので、ヒケやボイド等の発生を抑制することができる。軸部40の精度低下や強度低下を抑制することができるので、ギヤケース31の歩留まりを良くすることができる。
また、第1実施の形態によれば、各貫通孔43a,43bの直径寸法を、それぞれ壁部44側とは反対側に向けて徐々に大きくなるよう形成している。したがって、各円柱部41a,41bから各成形型90,91を引き抜く際に、連通孔45に加えて、各円柱部41a,41bの内周面と各成形型90,91の外周面との間に形成される隙間を介して各貫通孔43a,43bに空気を流入させることができ、より確実にヒケやボイド等の発生を抑制することができる。また、各円柱部41a,41bから各成形型90,91を引き抜く際に、両者間での摺接を無くすことができるので、各円柱部41a,41bの内周面の面粗度を良好に保つことができる。
さらに、第1実施の形態によれば、ギヤケース31の深さ寸法よりも軸部40の長さ寸法を長くしたので、各貫通孔43a,43bおよび連通孔45を介してギヤケース31の内部に雨水や埃等の異物が進入するのを抑制することができる。
次に、本発明の第2実施の形態に係る減速機構付モータについて、図面を用いて詳細に説明する。図6(a),(b),(c)は第2実施の形態に係るギヤケースの軸部の成形工程を説明する成形工程図を表している。なお、上述した第1実施の形態と同様の機能を有する部分には同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
第2実施の形態に係るギヤケース100においては、上述した第1実施の形態に比して、壁部44の肉厚を厚く設定して連通孔45の長さ寸法を長くした点と、大径貫通孔43aの直径寸法を軸方向に向けて同一寸法となるようにした点とが異なっている。また、ギヤケース100の形状変更に対応して、各貫通孔43a,43bおよび連通孔45の形状に倣う形状の第1棒状成形型101および第2棒状成形型102を用いている。ここで、連通孔45の長さ寸法を長くしているので、成形型を保護する観点から、第2棒状成形型102の先端側には連通孔45の図中上側半分を成形する連通孔成形凸部102aを設けている。
第2実施の形態に係るギヤケース100においても、上述した第1実施の形態と同様の手順で射出成形されるようになっている。ここで、大径貫通孔43aは軸方向に真っ直ぐに延びるよう傾斜させずに設けているが、これは、壁部44の肉厚を厚くしたことと、第1棒状成形型101のギヤケース100に対する引き抜き距離が短いことから、軸部40にヒケやボイドが発生し難いことによるものである。
以上のように構成した第2実施の形態においても、上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。これに加え、第2実施の形態によれば、大径円柱部41aに肉厚を厚くした壁部44を設けたので、ギヤケース100の底面部39側の強度アップを図ることができる。したがって、ウォームホイール60の回転時における軸部40の振れを効果的に抑制することができる。
次に、本発明の第3実施の形態に係る減速機構付モータについて、図面を用いて詳細に説明する。図7(a),(b),(c)は第3実施の形態に係るギヤケースの軸部の成形工程を説明する成形工程図を表している。なお、上述した第1実施の形態と同様の機能を有する部分には同一の記号を付し、その詳細な説明を省略する。
第3実施の形態に係るギヤケース110においては、上述した第1実施の形態に比して、壁部44に設ける連通孔45を略円錐台形状に形成した点と、大径貫通孔43aの外形形状を軸方向に向けて略円弧形状となるよう形成した点と、小径貫通孔43bの直径寸法を軸方向に向けて同一寸法となるよう形成した点とが異なっている。また、ギヤケース110の形状変更に対応して、各貫通孔43a,43bおよび連通孔45の形状に倣う形状の第1棒状成形型111および第2棒状成形型112を用いている。第3実施の形態に係るギヤケース110においても、上述した第1実施の形態と同様の手順で射出成形されるようになっている。
以上のように構成した第3実施の形態においても、上述した第1実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。これに加え、第3実施の形態によれば、連通孔45の略円錐台形状により、第1棒状成形型111をより引き抜きやすくすることができ、より軸部40の精度低下や強度低下を抑制することができる。
本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記各実施の形態においては、連通孔45を有する壁部44を、大径円柱部41aと小径円柱部41bとの間に設けたものを示したが、本発明はこれに限らない。例えば、軸部40のいずれか一方の端部側(大径円柱部41aの基端側や小径円柱部41bの先端側)に偏らせて壁部44を設けることもでき、この場合、軸部40の内側(貫通孔)を成形する成形型を一つにすることができる。
また、上記各実施の形態においては、減速機構付モータを、車両のウィンドガラスを昇降させるパワーウィンド装置のパワーウィンドモータ10に適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、車両に搭載されるワイパ装置や電動サンルーフ装置等の駆動源にも適用することができる。
第1実施の形態に係る減速機構付モータを示す部分断面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のギヤケースを表側から見た斜視図である。 図1のギヤケースを裏側から見た斜視図である。 (a),(b),(c)は、ギヤケースの軸部の成形工程を説明する成形工程図である。 (a),(b),(c)は、第2実施の形態に係るギヤケースの軸部の成形工程を説明する成形工程図である。 (a),(b),(c)は、第3実施の形態に係るギヤケースの軸部の成形工程を説明する成形工程図である。
符号の説明
10 パワーウィンドモータ(減速機構付モータ)
11 締結ネジ
20 モータ部
21 モータケース(ヨーク)
22 永久磁石
23 アーマチュア
24 コイル
25 アーマチュア軸(回転軸)
26 ラジアル軸受
27 整流子
27a 整流子片
28 ウォーム(減速機構)
30 ギヤ部
31 ギヤケース
32 ブラシホルダ
33 ブラシ
34 スプリング
35 ウォーム収容部
36a,36b ラジアル軸受
37 スラスト軸受
38 ウォームホイール収容部
39 底面部
40 軸部
41a 大径円柱部(軸部,第1軸部)
41b 小径円柱部(軸部,第2軸部)
42 中空部
43a 大径貫通孔(貫通孔,第1貫通孔)
43b 小径貫通孔(貫通孔,第2貫通孔)
44 壁部
45 連通孔
46 支持凸部
46a 上面部
47 外周側底面部
48 内周側底面部
49 裏面部
50 リブ
51 リングリブ
60 ウォームホイール(減速機構)
60a 歯部
60b 対向部
61 大径部
61a 大径孔
62 中径部
62a 小径孔
63 小径部
63a セレーション
64 Oリング
70 駆動プーリ
70a 側壁部
71 駆動ワイヤ
80 シール部材
81 ベース部材
82 第1リップシール
83 第2リップシール
84 第3リップシール
90 第1棒状成形型
90a 連通孔成形凸部
91 第2棒状成形型
100 ギヤケース
101 第1棒状成形型
102 第2棒状成形型
102a 連通孔成形凸部
110 ギヤケース
111 第1棒状成形型
112 第2棒状成形型
V 環状空間部

Claims (4)

  1. 回転軸を回転自在に収容するヨークと、前記回転軸と一体回転可能に設けられたウォームと噛み合うウォームホイールを回転自在に収容する有底筒状のウォームホイール収容部が形成された樹脂製のギヤケースとを備える減速機構付モータであって、
    前記ウォームホイール収容部は、
    前記ギヤケースに一体に設けられる底面部と、
    前記底面部から垂直方向に形成され、前記ウォームホイールを回転自在に支持する軸部と、
    前記軸部の先端から前記底面部に向けて軸方向に前記軸部を貫通するように設けられる貫通孔と、
    前記軸部の先端から前記底面部の間における前記貫通孔の一部に形成される壁部と、
    前記壁部に設けられ、前記壁部を挟む前記貫通孔の両側を連通する連通孔とを有することを特徴とする減速機構付モータ。
  2. 請求項1記載の減速機構付モータにおいて、前記貫通孔の直径寸法を、前記壁部側とは反対側に向けて徐々に大きくなるよう形成することを特徴とする減速機構付モータ。
  3. 請求項1または2記載の減速機構付モータにおいて、前記ギヤケースの深さ寸法よりも前記軸部の長さ寸法を長くすることを特徴とする減速機構付モータ。
  4. 回転軸を回転自在に収容するヨークと、前記回転軸と一体回転可能に設けられたウォームと噛み合うウォームホイールを回転自在に収容する有底筒状のウォームホイール収容部が形成された樹脂製のギヤケースとを備える減速機構付モータであって、
    前記ウォームホイールは、
    前記ウォームと噛み合う歯部が形成された大径部と、
    前記大径部の同芯上に前記大径部と一体的に形成された中径部と、
    前記大径部の内側に設けられた大径孔と、
    前記中径部の内側に設けられ、前記大径孔と同芯上に前記大径孔と連続して設けられた小径孔とを有し、
    前記ギヤケースは、
    前記ウォームホイール収容部に一体に設けられ、前記ウォームホイールの前記大径孔と摺接する第1軸部と、
    前記第1軸部よりも小径に形成され、一端側が前記第1軸部に接続され他端側が前記ギヤケースの外部に延び、前記ウォームホイールの前記小径孔と摺接する第2軸部と、
    前記第1軸部の軸方向に延びて設けられ、前記第1軸部を貫通する第1貫通孔と、
    前記第1貫通孔よりも小径に形成され、前記第2軸部の軸方向に延びて設けられ、前記第2軸部を貫通する第2貫通孔と、
    前記第1貫通孔と前記第2貫通孔との間に設けられ、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔を区切る壁部と、
    前記壁部に設けられ、前記第1貫通孔側と前記第2貫通孔側とを連通する連通孔とを有し、
    前記第1貫通孔および前記第2貫通孔を、それぞれ前記壁部側とは反対側に向けてその直径寸法が徐々に大きくなるよう形成し、前記第1貫通孔の直径寸法の変化の割合を、前記第2貫通孔の直径寸法の変化の割合よりも大きくすることを特徴とする減速機構付モータ。
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