JP2009207062A - 光センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】光電変換素子での画素出力信号の蓄積時間(露光時間)の短縮化を図ることができる光センサを提供する。
【解決手段】行状のゲート線GL1〜GL3と、列状の信号線SL1〜SL3と、ゲート線GL1〜GL3と信号線SL1〜SL3の各交差部に配置された行列状の画素P11〜P33と、画素P11〜P33内のTFT2を制御するためのゲート信号G1〜G3をゲート線GL1〜GL3に出力する垂直走査回路11とを備えるアクティブマトリックス型の光センサであって、垂直走査回路11が、複数行の画素内のTFT2を、1水平走査期間内に行毎に異なるタイミングで制御可能であることを特徴とする光センサ。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の画素を有するアクティブマトリックス基板を用いた2次元光センサに関する。当該光センサの応用領域としては、例えば、スキャナー、コピー機、放射線画像読取装置等の密着型2次元画像読取装置がある。
一般的な2次元光センサとして、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)アクティブセンサ、CCD(Charge Coupled Device)等がある。例えば、CMOSアクティブセンサの場合、画素は、フォトダイオードと、増幅トランジスタと、リセットトランジスタと、行選択トランジスタとを少なくとも有する構成である。
このように画素がリセットトランジスタを有していると、画素のリセット動作を画素の出力動作と独立に制御することができる。このことを利用した露光時間の制御が、特許文献1に開示されている。
上述した従来の光センサは、単結晶シリコン基板を用いて作製されるため、光センサのノイズ特性を決める要因の一つである暗電流は少ない。しかし、単結晶シリコン基板を用いた場合、ウェハーサイズによる制約のため大面積化が困難であり、また、基板価格が高いため低コスト化が困難である。
このため、大面積2次元光センサとして、アクティブマトリックス基板を用いた2次元光センサが提案されている。ここで、アクティブマトリックス基板を用いた従来の2次元光センサに関して、その構成(3行×3列の場合)を図7に示し、その概略タイミングチャートを図8に示す。
アクティブマトリックス基板を用いた従来の2次元光センサの構成について図7を参照して説明する。各画素P11〜P33はそれぞれ、フォトダイオード1と、1個のTFT(Thin Film Transistor)2とを有する構成であり、画素内にはリセットトランジスタが存在しない。出力回路は、オペアンプ3、キャパシタ4、及びスイッチ5によって構成されるチャージセンシングアンプを有する列出力回路10−1〜10−3からなる。
続いて、アクティブマトリックス基板を用いた従来の2次元光センサの駆動について図7及び図8を参照して説明する。図8は、図7に示す2次元光センサの概略タイミングチャートを示す図である。
t1時点において、スイッチ5がオンになり、チャージセンシングアンプのリセットが行われる。
t2時点において、スイッチ6がオンになり、リセットされたときのチャージセンシングアンプの出力がサンプルホールド回路8によってサンプルホールドされる。
t3時点において、TFT2が行単位でオンになり、1行分の画素出力信号が列出力回路10−1〜10−3の各チャージセンシングアンプによって読み出される。ここでは、1行目のTFT2がオンになり、1行目の画素出力信号が読み出される。
t4時点において、スイッチ7がオンになり、画素出力信号を読み出したときのチャージセンシングアンプの出力がサンプルホールド回路9によってサンプルホールドされる。
t5時点から、サンプルホールドした1行分の出力信号MXout11,12,13がマルチプレクサ13によって順次選択されてシリアルに読み出される。
上述した1水平走査期間で行われるt2時点以降の1行分の処理を全行に対して順次実施することで、2次元画像が得られる。すなわち、t1’時点(=t5時点)でチャージセンシングアンプのリセットが行われた後、t2’時点以降の2行目の処理が実施され、2行目の出力信号MXout21,22,23がマルチプレクサ13によって順次選択されてシリアルに読み出され、t1’’時点でチャージセンシングアンプのリセットが行われた後、t2’’時点以降の2行目の処理が実施され、3行目の出力信号MXout31,32,33がマルチプレクサ13によって順次選択されてシリアルに読み出される。
したがって、1枚の画像を得るためには、画素のリセット動作と画素出力信号の読み出し動作との計2フレーム(2垂直走査期間)の処理時間が必要となる。また、画素出力信号は、最低でも1垂直走査期間の画素出力信号読み出し期間の間、フォトダイオード1に蓄積されることになる。
特表2001−503935号公報 特開2006−73856号公報
アクティブマトリックス基板を用いた2次元光センサのフォトダイオード1は、アモルファスシリコン等の無機半導体材料や導電性高分子化合物を含有する電子供与体とπ共有系化合物を含有する電子受容体を混合した層等の有機半導体材料で形成され、単結晶シリコンで形成されたフォトダイオードに比べ暗電流が大幅に大きくなる。暗電流の増加によるS/Nの劣化を抑制するために、例えばコピー機に応用する場合、照射光量を大きくすることで、信号レベルを稼ぎ、フォトダイオード1での画素出力信号の蓄積時間(露光時間)を短縮してノイズレベルを抑えるといった手法が大変有効である。このため、フォトダイオード1での画素出力信号の蓄積時間(露光時間)の短縮が望まれている。
また、多画素数化に伴い1フレーム(1垂直走査期間)に掛かる処理時間が増加しており、単位時間当たりの画像処理枚数を制限している。フォトダイオード1での画素出力信号の蓄積時間(露光時間)が短縮できれば単位時間当たりの画像処理枚数の増加が見込まれるため、フォトダイオード1での画素出力信号の蓄積時間(露光時間)の短縮が望まれている。
本発明は、上記の状況に鑑み、光電変換素子での画素出力信号の蓄積時間(露光時間)の短縮化を図ることができる光センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る光センサは、行状の複数のゲート線と、列状の複数の信号線と、前記ゲート線と前記信号線の各交差部に配置された行列状の複数の画素と、前記画素内の能動素子を制御するためのゲート信号を前記ゲート線に出力する垂直走査回路とを備えるアクティブマトリックス型の光センサであって、前記垂直走査回路が、複数行の前記画素内の能動素子を、1水平走査期間内に行毎に異なるタイミングで制御可能であるようにする。
このような構成によると、複数行の画素内の能動素子を、1水平走査期間内に行毎に異なるタイミングで制御することができるので、画素のリセット動作と画素出力信号の読み出し動作に2フレーム(2垂直走査期間)の処理時間を必要としない。したがって、光電変換素子での画素出力信号の蓄積時間(露光時間)の短縮化を図ることができる。
前記垂直走査回路の一構成例として、複数のシフトレジスタを有する構成がある。
また、上記各構成の光センサにおいて、読み出しを実行している行の出力信号がシリアルに読み出されている水平読み出し期間の少なくとも1つにおいて、読み出しを実行している行とは異なる行を含む少なくとも1行の前記画素内の光電変換素子をリセットするようにしてもよい。
また、上記各構成の光センサにおいて、列状の複数のサンプルホールド回路と、前記信号線と前記サンプルホールド回路との間に設けられる列状の複数のスイッチとを備え、前記スイッチがオフ状態中に、前記画素内の能動素子をオン状態にするようにしてもよい。さらに、光電変換素子のリセットレベルの安定化・完全化を図る観点から、各水平走査期間において、前記画素内の光電変換素子での画素出力信号の蓄積時間外である全ての行の前記画素内の光電変換素子をリセットするようにしてもよい。
また、上記各構成の光センサにおいて、前記画素内の光電変換素子をリセットする行の前記画素内の能動素子と読み出しを実行している行の前記画素内の能動素子とが1水平走査期間内に異なるタイミングで制御され、 前記画素内の光電変換素子をリセットする行の行番号と、読み出しを実行している行の行番号との相対関係が処理画像毎に変更可能であるようにしてもよい。これにより、処理画像毎に光電変換素子での画素出力信号の蓄積時間(露光時間)を変更することができる。
また、上記各構成の光センサにおいて、前記画素内の光電変換素子が少なくも有機半導体材料を用いて形成されているようにしてもよい。
本発明に係る光センサによると、複数行の画素内の能動素子を、1水平走査期間内に行毎に異なるタイミングで制御することができるので、画素のリセット動作と画素出力信号の読み出し動作に2フレーム(2垂直走査期間)の処理時間を必要としない。したがって、光電変換素子での画素出力信号の蓄積時間(露光時間)の短縮化を図ることができる。
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。本発明に係る光センサは、或るA行目の画素出力信号を読み出したときのチャージセンシングアンプの出力をサンプルホールドし、そのサンプルホールドした出力を読み出している期間(A行目の水平読み出し期間)中に、その後読み出される任意のB行目のフォトダイオードをリセットする。これにより、フォトダイオードでの画素出力信号の蓄積時間は、以下の(1)式のようになる。ただし、KA,BはA行とB行との相対関係によって定まる時間係数である。
蓄積時間≒KA,B×水平走査時間 …(1)
上記(1)式より明らかな通り、本発明に係る光アンプでは、A行とB行との相対関係を変えることで、フォトダイオードでの画素出力信号の蓄積時間を可変設定できる。
以下、本発明に係る光センサについてより詳細に説明する。まず、本発明に係る光センサの構成例(3行×3列の場合)を図1に示す。
各画素P11〜P33はそれぞれ、フォトダイオード1と、1個のTFT2とを有する構成であり、画素内にはリセットトランジスタが存在しない。
フォトダイオード1のカソードにはバイアス電圧VBIASが印加されている。1列目の画素P11、P21、及びP31では、フォトダイオード1のアノードがTFT2を介して信号線SL1に接続されており、2列目の画素P12、P22、及びP32では、フォトダイオード1のアノードがTFT2を介して信号線SL2に接続されており、3列目の画素P13、P23、及びP33では、フォトダイオード1のアノードがTFT2を介して信号線SL3に接続されている。また、1行目の画素P11、P12、及びP13では、TFT2のゲートがゲート線GL1に接続されており、2行目の画素P21、P22、及びP23では、TFT2のゲートがゲート線GL2に接続されており、3行目の画素P31、P32、及びP33では、TFT2のゲートがゲート線GL3に接続されている。垂直走査回路11は、ゲート線GL1にゲート信号G1を供給し、ゲート線GL2にゲート信号G2を供給し、ゲート線GL3にゲート信号G3を供給する。
列出力回路10―1〜10―3はそれぞれ、オペアンプ3、キャパシタ4、及びスイッチ5によって構成されるチャージセンシングアンプと、スイッチ6及び7と、サンプルホールド回路8及び9とを有している。
オペアンプ3の非反転入力端子に基準電圧VREFが印加され、オペアンプ3の反転入力端子と出力端子との間にキャパシタ4及びスイッチ5が並列接続される。また、列出力回路10−1では、オペアンプ3の反転入力端子に信号線SL1が接続され、列出力回路10−2では、オペアンプ3の反転入力端子に信号線SL2が接続され、列出力回路10−3では、オペアンプ3の反転入力端子に信号線SL3が接続される。
オペアンプ3の出力端子は、スイッチ6を介してサンプルホールド回路8の入力端に接続され、スイッチ7を介してサンプルホールド回路9の入力端に接続される。サンプルホールド回路8及び9の出力端はマルチプレクサ13の入力端に接続される。マルチプレクサ13の出力信号MXoutはA/D変換器14によってA/D変換される。
タイミングジェネレータ12は、垂直走査回路11、列出力回路10−1〜10−3、マルチプレクサ13、及びA/D変換器14の動作タイミングを制御しており、信号φARSTをスイッチ5に供給し、信号φSHRをスイッチ6に供給し、信号φSHSをスイッチ7に供給している。
図1に示す本発明に係る光センサでは、露光時間の短縮を可能とするために、垂直走査回路11が、水平走査期間内において、少なくとも2行分のゲート線を異なるタイミングで選択するようにしている。
ここで、垂直走査回路11の一構成例を図2に示す。図2に示す垂直走査回路は、2個のシフトレジスタ15及び16と、論理演算部17とを有している。リセット行選択信号S2がシフトレジスタ15においてシフトパルスS1を用いて走査され、読み出し行選択信号S3がシフトレジスタ16においてシフトパルスS1を用いて走査される。論理演算部17は、シフトレジスタ15の出力(1行目リセット制御信号φRST1、2行目リセット制御信号φRST2、3行目リセット制御信号φRST3)と、シフトレジスタ16の出力(1行目読み出し制御信号φREAD1、2行目読み出し制御信号φREAD2、3行目読み出し制御信号φREAD3)とから、ゲート信号G1〜G3を生成している。
続いて、図2に示す垂直走査回路の駆動について図3を参照して説明する。図3は、図2に示す垂直走査回路の概略タイミングチャートである。リセット行選択信号S2のパルスが入力されてから所定の時間(遅延時間)が経過した後、読み出し行選択信号S3のパルスが入力される。これら2つの行選択信号S2及びS3のパルスは、シフトパルスS1によって、水平走査期間を周期として、次の行へと送られる。したがって、或る時刻tにおける行選択状態は以下のようになる。
リセット選択行=TRUNC(t/水平走査期間) …(2)
読み出し選択行=TRUNC{(t−遅延時間)/水平走査期間} …(3)
上記(2)式及び(3)式より明らかな通り、図2に示す垂直走査回路では、遅延時間の設定により、リセット選択行と読み出し選択行との相対関係を可変設定できる。本発明に係る光センサでは、フォトダイオードでの画素出力信号の蓄積時間の制御を水平走査期間で行っているため(上述した(1)式を参照)、遅延時間は水平走査期間を単位として設定する。また、遅延時間の設定は処理画像毎に変更可能であることが望ましい。
次に、本発明に係る光センサ全体の駆動について図1及び図4を参照して説明する。図4は、図1に示す本発明に係る光センサの概略タイミングチャートを示す図である。
t1時点において、スイッチ5がオンになり、チャージセンシングアンプのリセットが行われる。
t2時点において、スイッチ6がオンになり、リセットされたときのチャージセンシングアンプの出力がサンプルホールド回路8によってサンプルホールドされる。
t3時点において、読み出し選択行のTFT2がオンになり、読み出し選択行の画素出力信号が列出力回路10−1〜10−3の各チャージセンシングアンプによって読み出される。ここでは、読み出し選択行は1行目である。
t4時点において、スイッチ7がオンになり、画素出力信号を読み出したときのチャージセンシングアンプの出力がサンプルホールド回路9によってサンプルホールドされる。
t5時点から、サンプルホールドした1行分の出力信号MXout11,12,13がマルチプレクサ13によって順次選択されてシリアルに読み出される。この水平読み出し期間中に、リセット選択行のTFT2がオンになり、リセット選択行のフォトダイオード1がリセットされる。ここでは、リセット選択行は3行目である。
上述した1水平走査期間で行われるt2時点以降の1行分の処理を全行に対して順次実施することで、2次元画像が得られる。すなわち、t1’時点(=t5時点)でチャージセンシングアンプのリセットが行われた後、t2’時点以降の2行目の処理が実施され、2行目の出力信号MXout21,22,23がマルチプレクサ13によって順次選択されてシリアルに読み出され、t1’’時点でチャージセンシングアンプのリセットが行われた後、t2’’時点以降の2行目の処理が実施され、3行目の出力信号MXout31,32,33がマルチプレクサ13によって順次選択されてシリアルに読み出される。ただし、1枚の画像処理の場合、2行目及び3行目の処理での水平読み出し期間中に、リセット選択行を設定しない。
このような駆動によると、読み出し選択行とリセット選択行との相対関係(上述した(3)式での遅延時間)を変えることで、フォトダイオード1での画素出力信号の蓄積時間を可変設定でき、フォトダイオード1での画素出力信号の蓄積時間(露光時間)の短縮化を図ることができる。
フォトダイオード1のリセット動作は、リセットレベルを安定化・完全化させるために長くすることが望ましい。かかる観点から、フォトダイオード1のリセット動作を複数の水平走査期間において実施してもよい。その場合の図2に示す垂直走査回路及び図1に示す本発明に係る光センサの概略タイミングチャートをそれぞれ図5A、図5Bに示す。好ましくは、図5Aに示すように、蓄積時間外である全ての行のフォトダイオード1をリセットする。シフトレジスタ15において連続したHighレベルを出力するときは入力パルスが繋がっていてもよいので、リセット行選択信号S2を図5Aに示す実線波形から波線波形に変更してもよい。
また、本発明に係る光センサの他の構成例として、図1に示す本発明に係る光センサのマルチプレクサ13とA/D変換器14とを入れ替えて、サンプルホールド回路8及び9の各出力をA/D変換器14でA/D変換してからマルチプレクサ13に入力する構成が挙げられる。
なお、フォトダイオード1やTFT2の半導体層は、無機材料、有機材料のいずれであってもよい。無機材料の場合は、例えば、アモルファスシリコンやアモルファスセレン等を用いるとよい。有機材料の場合は、例えば、導電性高分子化合物を含有する電子供与体とπ共有系化合物を含有する電子受容体を混合した層(特許文献2参照)等を用いるとよい。なお、導電性高分子化合物を含有する電子供与体とπ共有系化合物を含有する電子受容体を混合した層を用いる場合、好ましくは、上記導電性高分子化合物が、ポリフェニレンビニレンおよびその誘導体、ポリチオフェンおよびその誘導体、ポリ(チオフェンビニレン)およびその誘導体、ポリアセチレンおよびその誘導体、ポリピロールおよびその誘導体、ポリフルオレンおよびその誘導体、ポリ(p−フェニレン)およびその誘導体、あるいはポリアニリンおよびその誘導体のうち、少なくとも1つを含有し、上記π共役系化合物が、フラーレンおよびその誘導体、カーボンナノチューブおよびその誘導体、ポルフィリンおよびその誘導体、フタロシアニンおよびその誘導体のうち、少なくとも1つを含有する。
最後に、本発明に係る光センサを用いた2次元画像読取装置について説明する。本発明に係る光センサの構成例及び駆動は、上記と同じであるため、ここでは説明を省略する。
2次元画像読取装置の1画素分の画素構造例を図6に示す。2次元画像読取装置の画素は、ゲート31と、ゲート絶縁層18と、活性層(半導体層)29と、ドレイン28と、ソース及びソースバス30のソースとからなるTFT、透明電極24と、光電変換層(半導体層)25と、画素電極26とからなるフォトダイオード、光源21、並びにカラーフィルタ22の光入射窓Wによって構成される。画素電極26とドレイン28とはコンタクト電極27によって電気的に接続されており、画素電極26と活性層(半導体層)29並びにソース及びソースバス30のソースとは層間絶縁層19によって絶縁されている。また、フォトダイオードは保護膜20によって保護されている。
図6に示す構造の画素を有する2次元画像読取装置における撮像は、光源21から光入射窓Wを通りカラーフィルタ22を通過した光が原稿23に照射され、その反射光をフォトダイオードで受光することによって実施される。
光源22は、面光源に限定されない。例えば、ライン光源をスキャンしてもよい。この場合、フォトダイオードで蓄積状態にある行(露光行)は垂直方向に移動するので、露光行の移動とライン光源のスキャンとを同期させる必要がある。
光源22を光センサアレイ上に形成してもよい。この場合、光入射窓Wは不要となる。
光源22は、白色光源に限定されない。単波長光源(モノクロ光源)でもよい。また、異なる波長の光源(例えば、RGB)を、面積分割発光やフィールドシーケンシャル発光してもよい。
は、本発明に係る光センサの構成例を示す図である。 は、図1に示す光センサが備える垂直走査回路の一構成例を示す図である。 は、図2に示す垂直走査回路の概略タイミングチャートを示す図である。 は、図1に示す光センサの概略タイミングチャートを示す図である。 は、図2に示す垂直走査回路の他の概略タイミングチャートを示す図である。 は、図1に示す光センサの他の概略タイミングチャートを示す図である。 は、2次元画像読取装置の1画素分の画素構造例を示す図である。 は、アクティブマトリックス基板を用いた従来の2次元光センサの構成を示す図である。 は、図7に示す2次元光センサの概略タイミングチャートを示す図である。
符号の説明
1 フォトダイオード
2 TFT
3 オペアンプ
4 キャパシタ
5〜7 スイッチ
8、9 サンプルホールド回路
10−1〜10−3 列出力回路
11 垂直走査回路
12 タイミングジェネレータ
13 マルチプレクサ
14 A/D変換器
15、16 シフトレジスタ
17 論理演算部
18 ゲート絶縁層
19 層間絶縁層
20 保護膜
21 白色光源
22 カラーフィルタ
23 原稿
24 透明電極
25 光電変換層
26 画素電極
27 コンタクト電極
28 ドレイン
29 活性層
30 ソース及びソースバス
31 ゲート

Claims (7)

  1. 行状の複数のゲート線と、列状の複数の信号線と、前記ゲート線と前記信号線の各交差部に配置された行列状の複数の画素と、前記画素内の能動素子を制御するためのゲート信号を前記ゲート線に出力する垂直走査回路とを備えるアクティブマトリックス型の光センサであって、
    前記垂直走査回路が、複数行の前記画素内の能動素子を、1水平走査期間内に行毎に異なるタイミングで制御可能であることを特徴とする光センサ。
  2. 前記垂直走査回路が複数のシフトレジスタを有する請求項1に記載の光センサ。
  3. 読み出しを実行している行の出力信号がシリアルに読み出されている水平読み出し期間の少なくとも1つにおいて、読み出しを実行している行とは異なる行を含む少なくとも1行の前記画素内の光電変換素子をリセットする請求項1又は請求項2に記載の光センサ。
  4. 列状の複数のサンプルホールド回路と、前記信号線と前記サンプルホールド回路との間に設けられる列状の複数のスイッチとを備え、
    前記スイッチがオフ状態中に、前記画素内の能動素子をオン状態にする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光センサ。
  5. 各水平走査期間において、前記画素内の光電変換素子での画素出力信号の蓄積時間外である全ての行の前記画素内の光電変換素子をリセットする請求項4に記載の光センサ。
  6. 前記画素内の光電変換素子をリセットする行の前記画素内の能動素子と読み出しを実行している行の前記画素内の能動素子とが1水平走査期間内に異なるタイミングで制御され、
    前記画素内の光電変換素子をリセットする行の行番号と、読み出しを実行している行の行番号との相対関係が処理画像毎に変更可能である請求項1〜5のいずれか1項に記載の光センサ。
  7. 前記画素内の光電変換素子が少なくも有機半導体材料を用いて形成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の光センサ。
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