JP2009206994A - 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器 - Google Patents

固体撮像装置およびそれを備えた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009206994A
JP2009206994A JP2008048641A JP2008048641A JP2009206994A JP 2009206994 A JP2009206994 A JP 2009206994A JP 2008048641 A JP2008048641 A JP 2008048641A JP 2008048641 A JP2008048641 A JP 2008048641A JP 2009206994 A JP2009206994 A JP 2009206994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
solid
state imaging
imaging device
dust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008048641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4621748B2 (ja
Inventor
Masatomo Higuchi
正知 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2008048641A priority Critical patent/JP4621748B2/ja
Priority to US12/378,343 priority patent/US8072538B2/en
Publication of JP2009206994A publication Critical patent/JP2009206994A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4621748B2 publication Critical patent/JP4621748B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/022Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses lens and mount having complementary engagement means, e.g. screw/thread
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/025Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses using glue
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14601Structural or functional details thereof
    • H01L27/14618Containers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/57Mechanical or electrical details of cameras or camera modules specially adapted for being embedded in other devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof
    • H04N23/81Camera processing pipelines; Components thereof for suppressing or minimising disturbance in the image signal generation
    • H04N23/811Camera processing pipelines; Components thereof for suppressing or minimising disturbance in the image signal generation by dust removal, e.g. from surfaces of the image sensor or processing of the image signal output by the electronic image sensor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/52Elements optimising image sensor operation, e.g. for electromagnetic interference [EMI] protection or temperature control by heat transfer or cooling elements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

【課題】光路内へのゴミの侵入を防ぎ、撮像不良を軽減することのできる固体撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明のカメラモジュール100は、レンズバレル32の内側部に内ネジ32aが形成されており、その内ネジ32aに螺合する外ネジ41aが、レンズホルダ4におけるレンズユニット3を保持する保持部41の外側部に形成された構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、光路上へのゴミの付着を防ぎ、撮像不良を軽減することのできる固体撮像装置およびその固体撮像装置を備えた電子機器に関するものである。
カメラ付携帯電話機などの携帯用端末(電子機器)は、カメラモジュール(固体撮像装置)を備えている。また、多くのカメラ付携帯電話機は、人物や風景の撮影などを撮影する通常撮影モードに加え、生花などを接写して撮影する接写モード(マクロ撮影モード)を有している。
例えば、特許文献1には、マクロ機能を有するカメラモジュールが開示されている。図7は、特許文献1のカメラモジュールの断面図である。図7のように、カメラモジュール600は、配線基板601上に実装されたCMOSセンサ602が、レンズホルダ604内に、収容された構成となっている。
また、カメラモジュール600では、レンズホルダ604の内部には、レンズ631を保持したレンズバレル632が保持されている。さらに、レンズホルダ604の内壁にネジ部604aが形成されており、レンズバレル632の外周部にこのネジ部604aに螺合するネジ部632aが形成されている。これにより、マクロレバー606を操作してモードを切替えると、マクロレバー606に連動して、レンズバレル632が移動する。その結果、各モードの焦点距離にレンズ631の位置が変わる。
特開2007−163707号公報(2007年6月28日公開)
しかしながら、特許文献1の構成では、光路内にゴミが侵入するため、撮像不良が生じるという問題がある。
具体的には、特許文献1では、モードを切替えるときに、レンズホルダ604(ネジ部604a)と、レンズバレル632(ネジ部632a)との摩擦により、ゴミや屑が発生する。しかし、レンズホルダ604の内側にレンズバレル632が保持されるため、発生したゴミは、光路上の光学フィルタ605上に付着する。その結果、光学フィルタ605上のゴミは、CMOSセンサ602上に影を落とし、出力画像に黒色の点やシミとして映し出されてしまい、カメラモジュール200の歩留まりの低下および信頼性の低下につながる。
このように、特許文献1の構成では、レンズホルダ604の内側にレンズバレル632が保持されるため、光路上にゴミ等の異物侵入経路が形成される。このため、発生したゴミが、直接光路内に侵入し、撮像不良が生じてしまう。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光路内へのゴミの侵入を防ぎ、撮像不良を軽減することのできる固体撮像装置とその固体撮像装置を備えた電子機器を提供することにある。
本発明の固体撮像装置は、上記の課題を解決するために、
被写体像を形成するレンズユニットと、
レンズユニットによって形成された被写体像を電気信号に変換する固体撮像素子と、
固体撮像素子を内部に収容するとともに、レンズユニットを保持するレンズホルダとを備えた固体撮像装置において、
レンズユニットの内側部に、第1内ネジ部が形成されており、
レンズホルダは、レンズユニットを保持する保持部を有し、
上記保持部の外側部に、第1内ネジ部に螺合する第1外ネジ部が形成されていることを特徴としている。
上記の発明によれば、レンズユニットが、保持部の外側部(レンズホルダの外部)に保持される。このため、レンズユニットとレンズホルダとの接触部が、固体撮像素子から隔離される。これにより、レンズユニットとレンズホルダ(レンズホルダの第1内ネジ部と保持部の第1外ネジ部)との摩擦により生じたゴミが、光路内に侵入するのを防止できる。従って、そのゴミによる撮像不良を軽減することができる。
本発明の固体撮像装置では、上記レンズユニットは、レンズと、レンズを保持するレンズバレルと、レンズバレルを保持するマクロリングとを備えており、
第1内ネジ部が、マクロリングの内側部に形成されていることが好ましい。
上記の発明によれば、レンズユニットが、レンズ,レンズバレル,およびマクロリングを備えている。つまり、この固体撮像装置は、マクロ機能を有している。そして、このようなマクロ機能付の固体撮像装置において、マクロリングの内側部に、第1ネジ部が形成されている。これにより、マクロリングが、保持部の外側部(レンズホルダの外部)に保持される。このため、マクロリングとレンズホルダとの接触部が、固体撮像素子から隔離される。これにより、マクロリングとレンズホルダ(マクロリングの第1内ネジ部と保持部の第1外ネジ部)との摩擦により生じたゴミが、光路内に侵入するのを防止できる。従って、マクロ機能付の固体撮像装置において、そのゴミによる撮像不良を軽減することができる。
本発明の固体撮像装置では、レンズバレルの外側部に、第2外ネジ部が形成され、
マクロリングの内側部に、第2外ネジ部に螺合する第2内ネジ部が形成されており、
第2内ネジ部が、第1内ネジ部よりも外側に形成されていることが好ましい。
上記の発明によれば、マクロリングの内側面には、第1内ネジに加えて、第2内ネジ部が形成されている。この第2内ネジ部は、レンズバレルの外側部に形成された第2外ネジ部に螺合する。しかも、マクロリングの内側面に形成された、第1内ネジ部および第2内ネジ部は、第1内ネジ部が内側(光路側)、第2内ネジ部が外側に配置されている。つまり、第2内ネジ部は、保持部よりも外側に形成されていることになる。これにより、保持部が、レンズバレルとマクロリングとの接触部を、固体撮像素子から隔離する隔壁となる。このため、レンズバレルとマクロリングとの摩擦により、ゴミが発生しても、そのゴミが、光路P内に侵入するのを防止できる。従って、そのゴミによる撮像不良を軽減することができる。
本発明の固体撮像装置では、上記レンズホルダは、レンズユニットの底部および外側部を包囲する包囲部を有することが好ましい。
上記の発明によれば、レンズホルダが、レンズユニットを保持する保持部に加えて、レンズユニットの底部および外側部を包囲する包囲部を有している。これにより、保持部と包囲部とにより、レンズユニット(レンズバレル)を収容するスペースが形成される。このため、レンズユニット(レンズバレル)と保持部との摩擦によりゴミが生じたとしても、そのゴミは、そのスペース内に溜まる。このため、固体撮像装置に、振動や衝撃が加えられても、スペースからゴミが漏洩して、固体撮像装置内を浮遊することはない。従って、ゴミによる撮像不良を確実に軽減することができる。
なお、包囲部は、レンズユニット(レンズバレル)の底部および外側面に沿って形成されているため、レンズユニット(レンズバレル)を安定して支持する機能も果たす。さらに、レンズユニット(レンズバレル)が露出しないため、レンズユニット(レンズバレル)を保護する機能も果たす。
本発明の固体撮像装置では、上記包囲部におけるレンズユニットの底部との対向面上に、レンズホルダとレンズユニットとの接触による衝撃を緩和する緩衝部材を備えることが好ましい。
上記の発明によれば、レンズホルダとレンズユニットとの接触による衝撃を緩和する緩衝部材が、レンズホルダ上のレンズユニットの底部との対向面上に配置される。これにより、緩衝部材は、光路外(レンズホルダの外側)に配置されることになる。このため、緩衝部材と、レンズユニットまたはレンズホルダとの接触部が、固体撮像素子から隔離される。これにより、緩衝部材とレンズホルダとの摩擦により生じたゴミが、光路内に侵入するのを防止できる。従って、そのゴミによる撮像不良を軽減することができる。
本発明の固体撮像装置では、上記レンズホルダは、第1外ネジ部から上方に延在したネジ切りされていない非ネジ部を有することが好ましい。
上記の発明によれば、レンズホルダ(保持部)には、第1外ネジ部から上方に、ネジ切りされていない(ねじ山のない)部分(非ネジ部)が延在する。ここで、「第1外ネジ部から上方」とは、固体撮像素子から離れる方向を示す。つまり、非ネジ部は、固体撮像素子とは逆方向に延在している。これにより、その非ネジ部によって、レンズユニットとレンズホルダとの摩擦により生じたゴミの光路内への侵入を確実に防ぐことができる。つまり、この非ネジ部は、光路内へのゴミの侵入を防ぐための壁(堰)として機能する。従って、そのゴミによる撮像不良をより確実に軽減することができる。
本発明の電子機器は、上記の課題を解決するために、前記いずれかの固体撮像装置を備えている。従って、光路内へのゴミの侵入を防ぎ、撮像不良を軽減することのできる電子機器を提供することができる。
本発明の固体撮像装置は、以上のように、レンズユニットの内側部に、第1内ネジ部が形成されており、レンズホルダのレンズユニットを保持する保持部の外側部に、第1内ネジ部に螺合する第1外ネジ部が形成されている構成されている。これにより、レンズユニットとレンズホルダ(レンズホルダの第1内ネジ部と保持部の第1外ネジ部)との摩擦により生じたゴミが、光路内に侵入するのを防止できる。従って、そのゴミによる撮像不良を軽減することができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6に基づいて説明する。
本発明の固体撮像装置は、レンズユニットとレンズホルダとの接触部を固体撮像素子から隔離することにより、光路内へのゴミの進入を防ぎ、撮像不良を軽減することを特徴とする。
本発明の固体撮像装置は、カメラ付き携帯電話,ディジタルスチルカメラ,セキュリティカメラなどの撮影可能な電子機器に好適である。本実施形態では、カメラ付き携帯電話機に適用されるカメラモジュールについて説明する。
〔実施の形態1〕
図1は、実施の形態1のカメラモジュール100の断面図である。図1のように、カメラモジュール100は、配線基板1上に、固体撮像素子2が実装された構成である。さらに、カメラモジュール100は、固体撮像素子2を内部に収容し、レンズユニット3を保持するレンズホルダ4を備えている。また、カメラモジュール100は、レンズホルダ4に保持され、固体撮像素子2と対向配置された透光性部材5を備えている。なお、説明の便宜上、配線基板1側(配線基板1に近づく方)を下方、透光性部材5側(レンズユニット3側,配線基板1から離れる方)を上方とする。
配線基板1は、固体撮像素子2の電気信号を取り出すものであり、図示しないパターニングされた配線を有する基板である。配線基板1は、この配線によって、固体撮像素子2と、電気的に接続される。これにより、配線基板1と固体撮像素子2とが、互いに電気信号を送受可能となっている。配線基板1は、例えば、プリント基板,ガラスエポキシ基板、またはセラミック基板などである。なお、配線基板1は、外部装置と電気的に接続することが可能となっている。
固体撮像素子2は、配線基板1の中央部に配置されており、半導体回路が形成された半導体基板(例えばシリコン単結晶基板)が平面視矩形形状に形成されたものである。固体撮像素子2は、例えば、CCD(charge-coupled device)イメージセンサ、CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)イメージセンサ、VMISイメージセンサ(Threshold Voltage Modulation Image Sensor)である。固体撮像素子2は、レンズユニット3が形成する被写体像を電気信号に変換するものである。つまり、レンズユニット3から入射された入射光を光電変換するセンサーデバイスである。
固体撮像素子2の表面(上面)には、複数の画素がマトリクス状に配置された受光部(図示せず)が形成されている。この受光部は、固体撮像素子2における有効画素領域(撮像面)である。そして、固体撮像素子2は、受光部に結像された被写体像(透光性部材5を透過した光)を、電気信号に変換して、アナログの画像信号として出力する。
なお、配線基板1上には、カメラモジュール100を駆動するための各種電子部品(図示せず)が搭載されている。例えば、固体撮像素子2の受光素子により変換された電気信号を増幅処理し、その電気信号をアナログ信号として出力する増幅回路部(アナログ信号回路部)、そのアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換処理回路部、プログラムに従って各種演算処理を行うCPU,そのプログラムを格納するROM,各処理過程のデータ等を格納するRAMなどの電子部品を備えている。これらによって、カメラモジュール100全体が制御される。
レンズユニット3は、被写体像を形成する撮影光学系(光学構造体)である。つまり、レンズユニット3は、被写体からの光を、固体撮像素子2に結像するための光学系である。レンズユニット3は、レンズ31と、レンズ31を中央部に保持するレンズバレル(鏡筒)32とから構成されている。レンズ31およびレンズバレル32は、いずれも、例えば、樹脂製とすることができる。レンズ31の光軸は、レンズバレル32の中心軸と一致している。なお、レンズユニット3は、例えば、樹脂から構成することができる。レンズユニット3の詳細は後述する。
レンズホルダ4は、接着剤(図示せず)により、配線基板1上に固着されており、内部に固体撮像素子2を収容するとともに、レンズユニット3を保持するものである。本実施形態では、レンズホルダ4は、内部の下方に固体撮像素子2を収容(封止)するとともに、外側部(外周部)にレンズユニット3を保持している。本実施形態では、レンズホルダ4は、樹脂製の筒状部材である。また、後述のように、レンズホルダ4は、外部にレンズユニット3を保持している。レンズホルダ4の詳細は後述する。
透光性部材5は、レンズユニット3と固体撮像素子2との間に配置されており、レンズホルダ4における固体撮像素子2との対向面に保持されている。透光性部材5は、少なくとも固体撮像素子2の受光部を覆うようになっている。透光性部材5は、透光性を有するガラスや樹脂などの透光性部材から構成されている。なお、透光性部材5には、固体撮像素子2に入射する赤外線をカットする赤外線カットフィルタ等の光学フィルタが形成されていてもよい。これにより、透光性部材5が、外部からの赤外線を遮断する機能を備えるようになる。
このようなカメラモジュール100は、レンズユニット3を介して取り込まれた外部からの光を、透光性部材5を通して固体撮像素子2の内部に取り込み、固体撮像素子2の受光部に配置された受光素子によりイメージ画像を受光する。
ここで、カメラモジュール100の特徴部分について説明する。カメラモジュール100では、光路P(レンズ31→透光性部材5→固体撮像素子2の経路)上にゴミが存在すると、そのゴミの影が黒色の点や撮像画面に写し出される。これにより、撮像不良が起こる。
そこで、カメラモジュール100では、レンズホルダ4の外部にレンズユニット3を保持することによって、レンズユニット3とレンズホルダ4との摩擦により生じたゴミの光路P内への侵入を防止している。
具体的には、カメラモジュール100を組み立てる際には、ピントを合わせるため、レンズユニット3が備えるレンズ31の位置を調整する必要がある。このため、レンズユニット3とレンズホルダ4との接触部には、それぞれ、ねじ切りが施されている。すなわち、レンズバレル32の内側面と、レンズホルダ4の外側面とが、互いに螺合するようになっている。これにより、レンズホルダ4の外側面に沿って、レンズユニット3を上下動させて、ピントを合わせることができる。
しかしながら、レンズユニット3を上下動させると、レンズバレル32とレンズホルダ4とが摩擦するため、微細なゴミ(異物,屑)が発生する。このようなゴミは、光路P上(例えば透光性部材5上)に付着する可能性がある。透光性部材5上のゴミは、固体撮像素子2上に影を落とし、出力画像に黒色の点やシミとして映し出されてしまい、カメラモジュール100の歩留まりの低下および信頼性の低下につながる。このように、光路P上のゴミは、撮像不良の原因となる。
このように、レンズユニット3を移動させると、レンズバレル32とレンズホルダ4との接触部から、ゴミが発生する。このゴミは、撮像不良の原因となる。そこで、カメラモジュール100では、レンズユニット3に、撮像不良の原因となるゴミの侵入を防ぐ対策が施されている。
より詳細には、図1のように、レンズホルダ4は、レンズユニット3(レンズバレル32)を保持する保持部41を有している。レンズバレル32は、保持部41の周囲に配置され、レンズユニット3(レンズバレル32)の内側面と、レンズホルダ4(保持部41)の外側面とが互いに接触する。また、レンズバレル32および保持部41は、それぞれ、互いに接触する面に、ネジ切りが施されている(ねじ山がつけられている)。すなわち、レンズバレル32は、保持部41を包囲する部分の内側面に、内ネジ32aが形成されている。一方、保持部41の外側面には、内ネジ32aに螺合する外ネジ41aが形成されている。
これにより、レンズバレル32を回転させると、レンズホルダ4の外側面に沿って、レンズユニット3を、光路P上を移動(光軸方向に移動)させることが可能となる。これにより、カメラモジュール100の製造時に、固体撮像素子2とレンズユニット3との距離を調整し、ピント合わせが可能となる。なお、カメラモジュール100は、焦点距離が固定された固定焦点型のカメラモジュールである。このため、ピント合わせが完了すると、レンズユニット3はその位置に固定される。
このように、カメラモジュール100では、レンズバレル32が、レンズホルダ4の外部(保持部41の外側部)に保持される。このため、レンズユニット3とレンズホルダ4との接触部が、固体撮像素子2から隔離される。これにより、レンズユニット3とレンズホルダ4(レンズホルダ32の内ネジ32aと保持部41の外ネジ41a)との摩擦により生じたゴミが、光路P内に侵入するのを防止できる。従って、そのゴミによる撮像不良を軽減することができる。
なお、カメラモジュール100は、以下のようにして製造することができる。すなわち、まず、レンズバレル32の内ネジ32aを、レンズホルダ4(保持部41)の外ネジ41aにねじ込む。次いで、レンズバレル32をねじ込んだレンズホルダ4を配線基板1上に接着硬化させる。最後にレンズバレル32の位置を調整してピント合わせを行うことにより、カメラモジュール100を製造することができる。
〔実施の形態2〕
図2は、実施の形態2のカメラモジュール200の断面図である。なお、実施の形態1で用いた各図の部材と同一または類似の機能を有する部材については同一の符号を付して、その説明を省略する。
図2のように、本実施形態のカメラモジュール200は、実施の形態1のカメラモジュール100と略同様の構成である。異なる点は、レンズホルダ4の形状である。
具体的には、カメラモジュール200では、レンズホルダ4が、カメラモジュール100の構成に加えて、レンズバレル32の底部および外側部を包囲する包囲部42を備えている。包囲部42は、保持部41の外側面(外ネジ41aが形成された面)から、レンズバレル32の底部および外側部に沿って延設された部分である。これにより、カメラモジュール200では、レンズホルダ4が、二重構造となる。そして、レンズバレル32の底部および外側部は、保持部41と包囲部42とにより形成されたスペースS内に収容される。
ここで、実施の形態1のカメラモジュール100のように包囲部42が形成されていないと、レンズバレル32と保持部41との摩擦により生じたゴミは、配線基板1上に落下する。このため、カメラモジュール100の製造時、搬送時、または使用時に、振動や衝撃が加えられると、配線基板1上のゴミが浮遊する可能性がある。浮遊したゴミがレンズ31上に付着すると、撮像不良につながる。
これに対し、本実施形態のカメラモジュール200のように、レンズホルダ4に包囲部42が形成されていると、保持部41と包囲部42とにより、レンズユニット3(レンズバレル32)を収容するスペースSが形成される。このため、レンズバレル32と保持部41との摩擦によりゴミが生じたとしても、そのゴミは、スペースS内に溜まる。つまり、このスペースSは、ゴミの受け皿として機能する。このため、カメラモジュール200の製造時、搬送時、または使用時に、振動や衝撃が加えられても、スペースSからゴミが漏洩して、カメラモジュール200内を浮遊することはない。従って、ゴミによる撮像不良を確実に軽減することができる。また、包囲部42は、レンズバレル32の底部および外側面に沿って形成されているため、レンズバレル32を安定して支持する機能も果たす。また、レンズバレル32が露出しないため、レンズバレル32を保護する機能も果たす。
なお、包囲部42の内面(スペースS内)には、図示しない粘着材が塗布されていてもよい。言い換えれば、スペースS内のゴミが溜まる部分に、粘着材が塗布されていてもよい。これにより、スペースS内に溜まったゴミを、粘着材に付着させることができる。このため、スペースS内に、確実にゴミを溜めることができる。従って、ゴミによる撮像不良を、長期的に防止することができる。また、光路P内へのゴミの侵入を確実に防ぐことができる。
粘着材は、特に限定されるものではないが、例えば、半固体状(または固体に近い状態)の油脂や樹脂を適用することができる。例えば、グリースが好適である。グリースは、半固体状または液体に近い、油脂の一種であり、例えば、半固体状(または固体に近い状態)、または、ペースト状の潤滑剤から構成することができる。グリースは、例えば、二硫化モリブデン系潤滑剤,白色系潤滑剤,シリコーン系潤滑剤,パーフルオロポリエーテル系潤滑剤などを用いることができる。また、グリースは、鉱油を主成分とする鉱油系グリース,ポリα−オレフィン油を主成分とするポリα−オレフィン系グリース,シリコーンオイルを主成分とするシリコーン系グリース,フルオロシリコーン系グリース,パーフルオロポリエーテルを主成分とするパーフルオロポリエーテル系グリースなどを用いることができる。これらのグリースは、単独または2種以上を混合して用いることができる。また、グリースは、例えば、リチウム石鹸,カルシウム石鹸,ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)など、グリース用の添加物を含むものであってもよい。
なお、スペースS内に粘着材を塗布しすぎたとしても、保持部41が壁(堰)として機能するため、粘着材が光路P内に漏れ落ちない。
粘着材の塗布量は、ゴミを付着させることができる程度であればよく、特に限定されるものではない。また、粘着材の塗布量は、粘着材の特性に応じて設定すればよい。また、ゴミが発生しやすい部分には、粘着材を多めに塗布すればよい。
なお、粘着材としてグリースを用いると、以下のような効果もある。
(a)グリースは、ゴミを付着させるだけではなく、グリースの塗布前に塗布位置に付着しているゴミをコーティングすること(塗りこむこと)ができる。
(b)グリースは、流動性を有するため、塗布位置に浸透させやすい。
(c)グリースは、特性(例えば、耐熱性,耐候性などの物性)の劣化が少ない。
(d)無毒である。
(e)グリースの組成を変えることによって、容易にグリースの特性を変更すること(例えば、粘度調整)が可能である。
(f)メンテナンスが不要である。
〔実施の形態3〕
図3は、本実施形態のカメラモジュールの外観を示す斜視図である。図4は、図3のカメラモジュール300のA−A矢視断面図である。なお、実施の形態1,2で用いた各図の部材と同一または類似の機能を有する部材については同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態のカメラモジュール300は、図4のように、実施の形態2のカメラモジュール200と略同様の構成である。異なる点は、カメラモジュール300がマクロ機能を備える点、レンズホルダ4が保持部41に加えて包囲部42を備える点、および、テンションリング7を備える点である。
具体的には、図3のように、カメラモジュール300は、レンズホルダ4上にマクロレバー6を備えている。そして、マクロレバー6を操作すると、通常撮影モードと、接写モード(マクロ撮影モード)との切り換えが可能となっている。各モードの切り換えは、マクロレバー6の操作によって、レンズユニット3を昇降させることにより行う。カメラ付き携帯電話機の場合、マクロレバー6は、携帯電話機の外部に露出しており、撮影者がマクロレバー6を操作できるようになっている。例えば、マクロレバー6を左に倒すと通常撮影モードの焦点距離に調整され、右に倒すと接写モードの焦点距離に調整される。
より詳細には、図4のように、カメラモジュール300では、レンズユニット3が、レンズ31、および、レンズ31を中央部に保持するレンズバレル(鏡筒)32に加えて、レンズバレル32を保持するマクロリング33から構成されている。各部材は、光路P側から順に、レンズ31、レンズバレル32、マクロリング33の順に配置されている。
マクロ機能を備えたカメラモジュール300では、保持部41の外側部とマクロリング33の内側部とが接触し、この接触部にはそれぞれ互いに係合するネジ構造が形成されている。これにより、レンズバレル32およびマクロリング33が可動式となり、スムーズに移動するようになっている。また、マクロレバー6の操作によりモードを切替えると、マクロレバー6に連動してレンズバレル32およびマクロリング33が移動する。これにより、各モードの焦点距離にレンズ31の位置が変わる。各モードの焦点距離は、各モードでのピントが合うように予め設定されている。なお、焦点距離とは、固体撮像素子2の撮像面(受光部)から、レンズ31の中心までの距離を示す。
具体的には、レンズバレル32は、マクロリング33の内部に保持されており、レンズバレル32の外側面と、マクロリング33の内側面とが互いに接触する。また、レンズバレル32およびマクロリング33は、それぞれ、互いに接触する面に、ネジ切りが施されている(ネジ山がある)。すなわち、レンズバレル32は、マクロリング33に接触する面(外側面)に、外ネジ(第2外ネジ部)32bが形成されている。一方、マクロリング33のレンズバレル32に接触する面(内側面)には、外ネジ32bに螺合する内ネジ(第2内ネジ部)33bが形成されている。これにより、レンズバレル32を回転させると、マクロリング33の内側面に沿って、レンズバレル32を、光路P上(光軸方向)に移動させることが可能となる。これにより、例えば、カメラモジュール100の製造時に、固体撮像素子2とレンズユニット3(レンズ31)との距離を調整し、ピント合わせが可能となる。
一方、マクロリング33は、レンズホルダ4の保持部41と包囲部42との間に配置されている。包囲部42は、レンズホルダ4における、マクロリング33の底部および外側部を包囲する部分である。つまり、マクロリング33の底部および外側部は、保持部41と包囲部42とによって形成されたスペースS内に収容される。そして、マクロリング33の内側面と、レンズホルダ4(保持部41)の外側面とが互いに接触する。また、マクロリング33および保持部41は、それぞれ、互いに接触する面に、ネジ切りが施されている(ネジ山がある)。すなわち、マクロリング33は、保持部41を包囲する部分の内側面に、内ネジ(第1内ネジ部)33aが形成されている。一方、保持部41の外側面には、内ネジ33aに螺合する外ネジ(第1外ネジ部)41aが形成されている。これにより、マクロレバー6の操作に連動して、マクロリング33が回転する。さらに、マクロリング33が回転すると、レンズホルダ4の外側面に沿って、レンズバレル32を保持したマクロリング33が、光路P上を上下に移動する。これにより、通常撮影モードおよび接写モードの各モード時に、各モードに対応した固体撮像素子2とレンズユニット3との距離(焦点距離)に調整することが可能となる。
なお、カメラモジュール100の製造時に、ピント合わせ(フォーカス調整)が終了すると、内ネジ33bおよび外ネジ32bは、接着剤によって固定される。一方、内ネジ33aおよび外ネジ41aは固定されない。このため、マクロレバー6を操作すると、内ネジ33aおよび外ネジ41aが可動部となり、レンズバレル32およびマクロリング33が同時に移動する。
ここで、マクロレバー6の操作によりモードを切替える時には、マクロリング33と保持部41との摩擦部分がでてくる。このため、カメラモジュール300の使用とともに、摩擦部分から発塵しゴミが発生してしまう。このようなゴミが光路P中に存在すると、そのゴミの影が、黒色の点やシミとして撮像画面に写し出されてしまう。つまり、光路P中に存在するゴミは、撮像不良の原因となる。
しかし、マクロ機能を有するカメラモジュール300でも、マクロリング33が、レンズホルダ4の外部(保持部41の外側部)に保持される。このため、レンズユニット3とレンズホルダ4との接触部が、固体撮像素子2から隔離される。これにより、レンズユニット3とレンズホルダ4との摩擦(マクロリング33の内ネジ33aと保持部41の外ネジ41aとの摩擦)により生じたゴミが、光路P内に侵入するのを防止できる。従って、そのゴミによる撮像不良を軽減することができる。
また、カメラモジュール300では、レンズホルダ4が、マクロリング33を保持する保持部41と、マクロリング33の底部および外側部を包囲する包囲部42とを備えている。包囲部42は、保持部41の外側面(外ネジ41aが形成された面)から、マクロリング33の底部および外側部に沿って延設された部分である。つまり、カメラモジュール300でも、実施の形態2のカメラモジュール200のように、レンズホルダ4が、二重構造となる。そして、マクロリング33の底部および外側部は、保持部41と包囲部42とにより形成されたスペースS内に収容される。
このように、レンズホルダ4に包囲部42が形成されていると、保持部41と包囲部42とにより、レンズユニット3(マクロリング33)を収容するスペースSが形成される。このため、マクロリング33と保持部41との摩擦によりゴミが生じたとしても、そのゴミは、スペースS内に溜まる。つまり、このスペースSは、ゴミの受け皿として機能する。このため、カメラモジュール300の製造時、搬送時、または使用時に、振動や衝撃が加えられても、スペースSからゴミが漏洩して、カメラモジュール300内を浮遊することはない。従って、ゴミによる撮像不良を、確実に軽減することができる。また、包囲部42は、マクロリング33の底部および外側面に沿って形成されているため、マクロリング33を安定して支持する機能も果たす。また、マクロリング33が露出しないため、マクロリング33を保護する機能も果たす。
さらに、カメラモジュール300では、マクロリング33に形成された内ネジ33aが、内ネジ33bよりも光路P側に形成されている。これにより、レンズバレル32とマクロリング33との係合部が、レンズホルダ4(保持部41)とマクロリング33との係合部よりも内側に配置される。このため、レンズバレル32とマクロリング33との接触部が、保持部41によって、固体撮像素子2から隔離される。つまり、保持部41は、レンズバレル32とマクロリング33との接触部を、固体撮像素子2から隔離する隔壁となる。ここで、ピント合わせをするために、レンズバレル32を回転させても、レンズバレル32とマクロリング33との摩擦により、ゴミが発生する。しかし、そのゴミは、保持部41と包囲部42とにより形成されたスペースS内に溜まる。しかも、保持部41が隔壁となる。これにより、レンズバレル32とマクロリング33との摩擦により生じたゴミが、光路P内に侵入するのを防止できる。従って、そのゴミによる撮像不良を軽減することができる。このように、内ネジ33aおよび33bの配置関係は、内ネジ33aが、内ネジ33bよりも内側に配置されることが好ましい。
また、カメラモジュール300は、マクロレバー6の操作時のレンズユニット3とレンズホルダ4との衝撃を緩和するテンションリング7を備えている。また、テンションリング7は、内ネジ33aおよび外ネジ41aの遊び(ガタ)を吸収することで、撮像時に一定の位置にレンズユニット3(レンズ31)を保持するよう下から突き上げる。つまり、レンズユニット3の位置を安定させるようにも機能する。テンションリング7は、レンズホルダ4の保持部41および包囲部42により形成される配置されている。つまり、テンションリング7は、レンズホルダ4(包囲部42)における、マクロリング33の底部との対向面上に配置されている。なお、テンションリング7は、スペースS内に配置されているため、光路Pは遮断されない。
ここで、上述のように、カメラモジュール300では、マクロレバー6の回転に連動して、レンズユニット3が上下に移動する。このとき、テンションリング7の表面(マクロリング33の底部との接触面)に圧力がかかる。テンションリング7に対し、マクロリング33の底部から下方の圧力がかかると、その圧力により、テンションリング7が外側に向かって延びる。このときに、テンションリング7がレンズホルダ4(包囲部42)との接触面を削って、ゴミを発生させる場合がある。また、テンションリング7の上面(マクロリング33との接触面)および下面(レンズホルダ4との接触面)が削れ、ゴミを発生させる場合もある。
しかし、テンションリング7は、スペースS内に配置されている。つまり、テンションリング7は、光路P外(レンズホルダ4の保持部41の外側)に配置されることになる。このため、テンションリング7と、レンズユニット3(マクロリング33)またはレンズホルダ4(保持部41,包囲部42)との接触部が、固体撮像素子2から隔離される。これにより、テンションリング7とレンズホルダ4との摩擦により生じたゴミが、光路P内に侵入するのを防止できる。従って、そのゴミによる撮像不良を軽減することができる。
なお、テンションリング7は、衝撃の緩和を目的とするため、弾性を有する材料から構成することが好ましい。また、テンションリング7は金属から構成することもできる。しかし、テンションリング7がレンズホルダ4(包囲部42)を削る可能性があるため、テンションリング7は非金属から構成することが好ましい。テンションリング7を構成する非金属材料は、例えば、弾性力を有するゴム、樹脂、エラストマであることが好ましい。これにより、テンションリング7の弾性力によって、効率よく衝撃を緩和することができる。なお、テンションリング7の具体例は、ワッシャである。テンションリング7が、非金属から構成されていると、テンションリング7が、レンズホルダ4(包囲部42)を削って発塵することはない。従って、テンションリング7が原因となるゴミの発生を防止することができる。
また、テンションリング7は、レンズユニット3から固体撮像素子2までの光路が確保されていれば、開口を有さない構成でもよい。例えば、テンションリング7が透光性材料から形成されている場合も、光路は確保される。
なお、テンションリング7には、グリース等の粘着材が塗布されていてもよい。テンションリング7に粘着材が塗布されていると、ゴミが発生したとしても、そのゴミを粘着材に吸着させることができる。つまり、テンションリング7を非金属製としてゴミの発生を防止するのに加え、発生したゴミをグリースによって捕捉することができる。従って、ゴミによる撮像不良を、長期的に防止(または軽減)することができる。
また、カメラモジュール300は、図5のような構成とすることもできる。図5は、本発明の別のカメラモジュール400の断面図である。カメラモジュール400は、カメラモジュール300と略同様の構成であるが、レンズホルダ4の構成が異なる。すなわち、カメラモジュール400では、レンズホルダ4が、保持部41および包囲部42に加えて、非ネジ部43を備えている。非ネジ部43は、レンズホルダ4において、保持部41(外ネジ部41a)から上方に延在し、かつ、ネジ切りされていない(ねじ山のない)部分である。ここで、「外ネジ41aから上方」とは、固体撮像素子2から離れる方向を示す。つまり、非ネジ部43は、外ネジ41aから固体撮像素子2とは逆方向に延在している。これにより、非ネジ部43によって、レンズバレル32とマクロリング33との摩擦、および、マクロリング33とレンズホルダ4(保持部41)との摩擦により生じたゴミの光路P内への侵入を確実に防ぐことができる。つまり、この非ネジ部43は、光路P内へのゴミの侵入を防ぐための壁(堰)として機能する。従って、そのゴミによる撮像不良をより確実に軽減することができる。
また、カメラモジュール300は、図6のような構成とすることもできる。カメラモジュール500は、カメラモジュール300と略同様の構成である。ただし、カメラモジュール500では、固体撮像素子2上に、固体撮像素子2の受光部を覆い、受光部との間に間隔を有して、透光性部材5が設けられている。なお、受光部は、固体撮像素子2の表面に複数の受光素子が配列された有効画素領域である。
具体的には、カメラモジュール500では、透光性部材5が、固体撮像素子2の受光部が形成された面に、受光部と対向して配置されている。つまり、透光性部材5は、受光部を覆うように設けられる。透光性部材5は、受光部の周囲に形成された接着部8により、固体撮像素子2上に接着される。透光性部材5は、受光部との間に、間隔(隙間・空隙)が形成されるように設けられている。このため、固体撮像素子2と透光性部材5とは、互いに接触しない。接着部8は、受光部の周囲全域に形成されているため、この間隔は密閉空間となる。これにより、受光部への湿気の進入および塵埃の進入や付着等を防止することができ、受光部での不良の発生を防ぐことができる。
なお、接着部8は、例えば、シート状の接着剤を貼着し、フォトリソグラフィ技術で露光及び現像等の処理をすることにより、パターンニングされて形成される。このようにフォトリソグラフィ技術を用いれば、接着部8のパターンニングを高精度に行うことができる。また、シート状の接着剤を用いれば、接着部8の厚さを均一にすることができる。これにより、透光性部材5を受光部に対して高精度に接着することができる。
カメラモジュール500は、固体撮像素子2の受光部と透光性部材5との間が中空となっているため、透光性部材5を透過した外部からの光は、そのまま受光部へ入射されることになり、光路途中での光損失を生じることがない。
このようなカメラモジュール500も、カメラモジュール300と同様の効果を奏する。さらに、カメラモジュール500では、固体撮像素子2の受光部が、透光性部材5によって覆われる。このため、固体撮像素子2の受光部が露出されない。従って、固体撮像素子2の受光部へのゴミの侵入を確実に防ぐことができる。
なお、図4〜図6のカメラモジュール300,400,500では、包囲部42および非ネジ部43の内面(スペースS内)には、実施の形態2のように、図示しない粘着材が塗布されていてもよい。また、テンションリング7にも、図示しない粘着部材が塗布されていてもよい。これらの構成によっても、スペースS内に溜まったゴミを、粘着材に付着させることができる。このため、スペースS内に、確実にゴミを溜めることができる。従って、ゴミによる撮像不良を、長期的に防止することができる。また、光路P内へのゴミの侵入を確実に防ぐことができる。
このように、本実施形態のカメラモジュール300,400,500では、固体撮像素子2とマクロ機構(レンズバレル32およびマクロリング33)を備えたカメラモジュールにおいて、その機構部をレンズホルダ4(保持部41)の外側に設けている。さらに、保持部41および非ネジ部43が壁となって、テンションリング7が、固体撮像素子2から隔離される。このため、マクロ機構部を介して、外部からレンズホルダ4内に進入した異物や、マクロ機構可動部での磨耗(レンズバレル32とマクロリング33との摩擦)等により発生した削れ屑等の異物が、光路P内に侵入することで生じる撮像不良を防止することができる。つまり、本実施形態のカメラモジュール300,400,500によれば、外部からの異物の進入を防止すると共に、可動部の摩擦(レンズバレル32とマクロリング33との摩擦,マクロリング33と保持部41との摩擦、テンションリング7と包囲部42との摩擦等)によって発生する異物の固体撮像素子2側への進入を防止することができる。また、テンションリング7が、レンズホルダ4のスペースS(溝)に収まることで、組立てを容易にすることができる。
また、通常のマクロ操作による保証は、1万回保証等である。しかし、本実施形態のカメラモジュール300,400,500では、削れ屑が出ても光路P内への異物等の侵入を防止し撮像不良を防止できる。このため、マクロ操作回数が増えても、撮像画像に影響しない。従って、マクロ操作回数の耐久性を向上(マクロ操作による保証回数の増加)が可能となる。
また、図7に示すような従来のカメラモジュール600の場合、テンションリング607の外径は、レンズホルダ604の内径に比べて小さい。このため、組立て時に、テンションリング607が、レンズホルダ604内に、斜めに挿入されてしまったり、正規の位置からずれてしまうことがある。そのような状態でカメラモジュール600を組み込むと、削れ屑発生の原因となったり、マクロレバー606の操作力が大きくなってしまう。従って、正規の位置にテンションリング607を入れなおすなどの作業が必要となる。
これに対して、本実施形態のカメラモジュール300,400,500では、レンズホルダ4(保持部41,包囲部42)が、テンションリング7を適切な位置に配置するためのガイドの役割を果たす。しかも、テンションリング7が斜めに挿入されたとしても、レンズユニット3(マクロリング33)を捻じ込むことによって、テンションリング7は水平に戻る。従って、従来のカメラモジュール600とは異なり、正規の位置にテンションリング7を入れなおすなどの作業は不要である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、カメラ付き携帯電話、ディジタルスチルカメラ、監視やドアホンなどのセキュリティ用カメラなど、固体撮像装置を備えた各種撮像装置に適用することができる。
本発明のカメラモジュールの断面図である。 本発明の別のカメラモジュールの断面図である。 本発明のさらに別のカメラモジュールの斜視図である。 図3のカメラモジュールのA−A矢視断面図である。 本発明のさらに別のカメラモジュールの断面図である。 本発明のさらに別のカメラモジュールの断面図である。 特許文献1のカメラモジュールの断面図である。
符号の説明
1 配線基板
2 固体撮像素子
3 レンズユニット
4 レンズホルダ
5 透光性部材
6 マクロレバー
7 テンションリング(緩衝部材)
31 レンズ
32 レンズバレル
32a 内ネジ(第1内ネジ部)
32b 外ネジ(第2外ネジ部)
33 マクロリング
33a 内ネジ(第1内ネジ部)
33b 内ネジ(第2内ネジ部)
41 保持部
41a 外ネジ(第1外ネジ部)
42 包囲部
43 非ネジ部
100 カメラモジュール(固体撮像装置)
200 カメラモジュール(固体撮像装置)
300 カメラモジュール(固体撮像装置)
400 カメラモジュール(固体撮像装置)
500 カメラモジュール(固体撮像装置)
P 光路
S スペース

Claims (7)

  1. 被写体像を形成するレンズユニットと、
    レンズユニットによって形成された被写体像を電気信号に変換する固体撮像素子と、
    固体撮像素子を内部に収容するとともに、レンズユニットを保持するレンズホルダとを備えた固体撮像装置において、
    レンズユニットの内側部に、第1内ネジ部が形成されており、
    レンズホルダは、レンズユニットを保持する保持部を有し、
    上記保持部の外側部に、第1内ネジ部に螺合する第1外ネジ部が形成されていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 上記レンズユニットは、レンズと、レンズを保持するレンズバレルと、レンズバレルを保持するマクロリングとを備えており、
    第1内ネジ部が、マクロリングの内側部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. レンズバレルの外側部に、第2外ネジ部が形成され、
    マクロリングの内側部に、第2外ネジ部に螺合する第2内ネジ部が形成されており、
    第2内ネジ部が、第1内ネジ部よりも外側に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 上記レンズホルダは、レンズユニットの底部および外側部を包囲する包囲部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 上記包囲部におけるレンズユニットの底部との対向面上に、レンズホルダとレンズユニットとの接触による衝撃を緩和する緩衝部材を備えることを特徴とする請求項4に記載の固体撮像装置。
  6. 上記レンズホルダは、第1外ネジ部から上方に延在したネジ切りされていない非ネジ部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の固体撮像装置を備えた電子機器。
JP2008048641A 2008-02-28 2008-02-28 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器 Expired - Fee Related JP4621748B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008048641A JP4621748B2 (ja) 2008-02-28 2008-02-28 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
US12/378,343 US8072538B2 (en) 2008-02-28 2009-02-12 Solid-state image pickup device including lens unit held by holding section included in same lens unit, and electronic apparatus including same solid-state image pickup device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008048641A JP4621748B2 (ja) 2008-02-28 2008-02-28 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009206994A true JP2009206994A (ja) 2009-09-10
JP4621748B2 JP4621748B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=41012898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008048641A Expired - Fee Related JP4621748B2 (ja) 2008-02-28 2008-02-28 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8072538B2 (ja)
JP (1) JP4621748B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013037189A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Ricoh Co Ltd 撮像装置及び車載用カメラ
KR20130119661A (ko) * 2012-04-24 2013-11-01 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
KR101938002B1 (ko) * 2011-11-29 2019-01-14 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102087397B (zh) * 2009-12-04 2013-09-18 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 镜头模组
US8600167B2 (en) 2010-05-21 2013-12-03 Hand Held Products, Inc. System for capturing a document in an image signal
US9047531B2 (en) 2010-05-21 2015-06-02 Hand Held Products, Inc. Interactive user interface for capturing a document in an image signal
TWM389858U (en) * 2010-05-21 2010-10-01 Askey Computer Corp Shell body for webcam
CN102681124A (zh) * 2011-03-07 2012-09-19 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 镜头模组及其组装方法
US8628016B2 (en) 2011-06-17 2014-01-14 Hand Held Products, Inc. Terminal operative for storing frame of image data
US8886031B2 (en) 2011-08-31 2014-11-11 Apple Inc. Camera window assembly for electronic device
US8786769B2 (en) * 2011-12-15 2014-07-22 Blackberry Limited Camera module having protruding lens barrel
US9538052B2 (en) * 2012-07-26 2017-01-03 Apple Inc. Electronic device with input-output component mounting structures
US9513458B1 (en) * 2012-10-19 2016-12-06 Cognex Corporation Carrier frame and circuit board for an electronic device with lens backlash reduction
US9746636B2 (en) 2012-10-19 2017-08-29 Cognex Corporation Carrier frame and circuit board for an electronic device
US9640709B2 (en) 2013-09-10 2017-05-02 Heptagon Micro Optics Pte. Ltd. Compact opto-electronic modules and fabrication methods for such modules
JP6035687B2 (ja) * 2014-08-29 2016-11-30 Smk株式会社 カメラモジュール
US10025058B2 (en) * 2014-10-13 2018-07-17 National Applied Reserach Laboratories Gap compensation mechanism for self adaptive posture adjustment
US10116853B2 (en) * 2015-11-11 2018-10-30 Gopro, Inc. Integrated sensor and lens assembly with differential threads adjustment
US10070028B2 (en) * 2016-02-10 2018-09-04 Microsoft Technology Licensing, Llc Optical systems and methods of use
CN208026957U (zh) * 2018-02-09 2018-10-30 瑞声科技(新加坡)有限公司 镜头模组

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006502A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Altus Technology Inc デジタルカメラモジュール
JP2007052186A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Smk Corp カメラモジュール及びその製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI236573B (en) * 2004-07-09 2005-07-21 Asia Optical Co Inc Camera lens with adjustment mechanism
JP2007163707A (ja) 2005-12-12 2007-06-28 Ex Kk マクロ機構およびそれを利用したマクロ機構付カメラモジュール

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007006502A (ja) * 2005-06-24 2007-01-11 Altus Technology Inc デジタルカメラモジュール
JP2007052186A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Smk Corp カメラモジュール及びその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013037189A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Ricoh Co Ltd 撮像装置及び車載用カメラ
KR101938002B1 (ko) * 2011-11-29 2019-01-14 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
KR20130119661A (ko) * 2012-04-24 2013-11-01 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
KR101955720B1 (ko) * 2012-04-24 2019-03-07 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈

Also Published As

Publication number Publication date
US8072538B2 (en) 2011-12-06
US20090219433A1 (en) 2009-09-03
JP4621748B2 (ja) 2011-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4621748B2 (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
JP4344760B2 (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
JP4344761B2 (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
JP4064431B1 (ja) 固体撮像装置およびその製造方法ならびに製造装置
JP2009145598A (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
JP2009251517A (ja) レンズ駆動装置およびそれを備えたカメラモジュール
JP5148369B2 (ja) カメラモジュール
US7324148B2 (en) Camera and image pickup device unit used therefor having a sealing structure between a dust proofing member and an image pick up device
JP4639260B2 (ja) カメラモジュールおよびそれを備えた電子機器
JP5031876B2 (ja) カメラモジュールおよび撮像装置
US7848639B2 (en) Solid-state image sensing device and electronic apparatus comprising same
JP2010134409A (ja) カメラモジュールおよびそれを備えた電子機器、並びにカメラモジュールのレンズ位置決め方法
JP5431204B2 (ja) カメラモジュールの組み立て方法
JP2010193435A (ja) 撮像装置
JP2011039548A (ja) カメラモジュールおよびそれを備えた電子機器
JP5595786B2 (ja) カメラモジュールおよびそれを備えた電子機器
JP5558181B2 (ja) カメラモジュールおよびそれを備えた電子機器
US20130141626A1 (en) Image pickup device, image pickup module, and camera
KR101864319B1 (ko) 감시 카메라
JP2010010909A (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
JP2008131396A (ja) 撮像装置の防塵部材、撮像装置の防塵構造、及び撮像装置
JP2009075271A (ja) レンズモジュール及びカメラモジュール
JP2010093796A (ja) 撮像装置及び埃塵除去装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100615

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101101

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees