JP2009205912A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】プラグとレセプタクルからなるコネクタにおいて、プラグをレセプタクルに挿入する際にプラグの方向を適正に向きに案内する。
【解決手段】レセプタクル1とプラグ5とが互いに接続されるときに互いに対向し合うレセプタクル1及びプラグ5のそれぞれの位置に磁石対21、61、22、62を設け、この磁石対21、61、22、62により、レセプタクル1とプラグ5とが正規の接続位置で接続されるときにはレセプタクル1とプラグ5の間に引力を、正規の接続位置から半回転した逆の位置で接続されるときにはレセプタクル1とプラグ5の間に斥力を生じるようにした。
【選択図】図5
【解決手段】レセプタクル1とプラグ5とが互いに接続されるときに互いに対向し合うレセプタクル1及びプラグ5のそれぞれの位置に磁石対21、61、22、62を設け、この磁石対21、61、22、62により、レセプタクル1とプラグ5とが正規の接続位置で接続されるときにはレセプタクル1とプラグ5の間に引力を、正規の接続位置から半回転した逆の位置で接続されるときにはレセプタクル1とプラグ5の間に斥力を生じるようにした。
【選択図】図5
Description
本発明は、回路、機器間などの相互間を電気的に接続、および切り離す為の接続具、即ちコネクタに関する。より詳しくは、プラグをレセプタクルに挿入する際にプラグの挿入位置を適正な位置に案内する機構に関する。
電子回路又は電気機器相互間を電気的に接続及び切り離すための接続具、すなわち電気機器用コネクタ(以下単に「コネクタ」という)においては、接続されるプラグとレセプタクルとのそれぞれ設けられた対応するコンタクト同士が相互に正しく嵌合されなければならない。この目的のために、コネクタは一般にコンタクトの配置を工夫して正規の接続位置にて接続されない限り挿入することを困難にしている。
または、プラグシェル及びレセプタクルシェルの一方に突起部を他方にくぼみを設け、これらの突起と窪みが適合したときのみレセプタクルへのコネクタの挿入を許すことで正規の接続位置以外での挿入を防止する。または角形コネクタの雌側の絶縁体の形状を台形形状にすることなどによって正規の接続位置以外での挿入を防止する。このような機械的な防止策を施したコネクタのレセプタクルとプラグの例をそれぞれ図1及び図2に示す。
図1は、機械的な誤挿入防止策を施した従来のレセプタクルの概略構成図であり、図2は図1のレセプタクルに挿入される従来のプラグの概略構成である。レセプタクル1は、レセプタクルシェル11と、複数のピンコンタクト12と、ピンコンタクト12が設けられた絶縁体13を備える。
一方、プラグ5は、プラグシェル51と、絶縁体52と、プラグシェル51をレセプタクルシェル11に固定するためのレセプタクル押さえ54を備える。絶縁体52には、レセプタクル1の各ピンコンタクト12が各々挿入されるピン挿入孔53が設けられ、ピン挿入孔53の内部には、レセプタクル1とプラグ5が接続されたときに各ピンコンタクト12とそれぞれ接触するソケットコンタクト(図示せず)が設けられている。
レセプタクル押さえ54は、プラグシェル51に回転可能に取り付けられ、例えばレセプタクルシェル11側に設けられたネジ(図示せず)に螺合することによってプラグシェル51をレセプタクルシェル11に固定する。
一方、プラグ5は、プラグシェル51と、絶縁体52と、プラグシェル51をレセプタクルシェル11に固定するためのレセプタクル押さえ54を備える。絶縁体52には、レセプタクル1の各ピンコンタクト12が各々挿入されるピン挿入孔53が設けられ、ピン挿入孔53の内部には、レセプタクル1とプラグ5が接続されたときに各ピンコンタクト12とそれぞれ接触するソケットコンタクト(図示せず)が設けられている。
レセプタクル押さえ54は、プラグシェル51に回転可能に取り付けられ、例えばレセプタクルシェル11側に設けられたネジ(図示せず)に螺合することによってプラグシェル51をレセプタクルシェル11に固定する。
図1に示すようにレセプタクルシェル11には位置決めキーと呼ばれる突起14が設けられ、一方で図2に示すようにプラグシェル51には、位置決めキー14を受けるためのくぼみ55が設けられる。そして突起14とくぼみ55の位置が適合したときのみ、レセプタクル11へのプラグ5の挿入を許すことで誤った位置での挿入を防止する。
しかし、上述のような機械的な防止策を施した場合でも、位置決めキーや角形コネクタの輪郭の形状が不十分に形成されていると、例え正規の接続位置以外においてもレセプタクルシェル11に対してプラグシェル51を挿入できてしまうことがあり、この場合にピンコンタクトを破損してしまうという問題があった。
また、重量や形状が大きな電子機器に設けられるコネクタを接続する場合には、プラグとレセプタクルとを正規の接続位置に合わせて接続することは必ずしも容易ではなかった。すなわち、このような接続コネクタは通常は筐体の背面に配置されており、また重量や形状が大きな電子機器を据え付けるときは、電子機器を壁際に配置して部屋の床面積を有効活用を図ることが多い。
このような場合には、機器の背面と壁面との間の間隔が狭く、レセプタクルのコンタクトがどのような方向に向けられて配置されているか目視できないことが多い。このため電子機器の設置や保守、修理を行う作業員は、手探りでレセプタクルのコンタクトの向きを知り、その方向にプラグの方向を合わせて挿入する必要があり、この作業は一般に煩雑である。
上記問題点に鑑み、本発明は、プラグをレセプタクルに挿入する際に、プラグの挿入位置を適正に位置に案内し、レセプタクルに対するプラグの誤挿入の防止に寄与することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、レセプタクルとプラグとが互いに接続されるときに互いに対向し合うレセプタクル及びプラグのそれぞれの位置に磁石対を設け、この磁石対により、レセプタクルとプラグとが正規の接続位置で接続されるときにはレセプタクルとプラグの間に引力を、正規の接続位置から半回転した逆の位置で接続されるときにはレセプタクルとプラグの間に斥力を生じるようにした。
例えば、少なくとも第1磁石対と第2磁石対とを設け、レセプタクルとプラグとが正規の接続位置で接続されるときに第1磁石対をなす双方の磁石が互いに異なる極を対向させ、正規の接続位置から半回転した逆の位置で接続されるときに第1磁石対の一方の磁石と第2磁石対の一方の磁石とが同じ極を互いに向けて対向するように、これら磁石対を配置する。
このような構成によって、本発明によるコネクタは、プラグをレセプタクルに挿入する際に、プラグの方向を適正に向きに案内することが可能となる。
以下、添付する図面を参照して本発明の実施例を説明する。図3は本発明の第1実施例による丸形コネクタのレセプタクルの概略構成図であり、図4は本発明の第1実施例による丸形コネクタのプラグの概略構成図である。
図3及び図4に示すレセプタクル及びコネクタは、それぞれ図1及び図2を参照して説明したレセプタクル及びコネクタに類似する構成を有しており、同一の構成要素に対して同一の参照符号を付する。また、図3及び図4に示す各構成要素は、図1及び図2において同じ参照符号を付して示された各構成要素と同じ機能を少なくとも有しており、既に説明した機能については記載の重複を避けるために詳しい説明を省略する。
図3及び図4に示すレセプタクル及びコネクタは、それぞれ図1及び図2を参照して説明したレセプタクル及びコネクタに類似する構成を有しており、同一の構成要素に対して同一の参照符号を付する。また、図3及び図4に示す各構成要素は、図1及び図2において同じ参照符号を付して示された各構成要素と同じ機能を少なくとも有しており、既に説明した機能については記載の重複を避けるために詳しい説明を省略する。
なお、以下の実施例ではレセプタクル1側のコネクタ形状がオスであり、プラグ5側のコネクタ形状がメスの場合について説明するが、これはあくまで例示であり、レセプタクル1側のコネクタ形状がメスでありプラグ5側のコネクタ形状がオスのコネクタであっても同様に本発明を適用できる。
図1に示すレセプタクル1と図2に示すプラグ5は、永久磁石21及び61からなる第1磁石対と、永久磁石22及び62からなる第2磁石対を有している。図1に示す構成例では、レセプタクル1はピンコンタクト12の周囲を覆うレセプタクルシェル11の円筒形状部分の内周面に永久磁石21及び22を有し、プラグ5は、絶縁体52を覆うプラグシェル51の円筒形状部分の外周面に永久磁石61及び62を有している。そして永久磁石61及び62は、レセプタクル1とプラグ5とが互いに接続されるときに、永久磁石21及び22とそれぞれ向かい合う位置に配置されている。
図5の(A)は図3及び図4に示す第1実施例のコネクタにおける磁石対の配置例を示す図であり、位置決めキー14の位置がくぼみ55の位置に適合した状態、すなわちプラグを正規の挿入位置に位置付けた状態において、レセプタクルシェル11の正面方向から見た場合における、第1磁石対21及び61と第2磁石対22及び62の配置位置を示している。第1磁石対21及び61は、丸形コネクタの断面の円の任意の直径D1の一方の端に設けられ、第2磁石対22及び62は直径D1の他方の端に設けられる。
図5の(A)において各磁石21、22、61及び62のN極側にはハッチングを付しS極側は白抜きのままで示してある。以下の実施例でも同様である。第1磁石対のうちレセプタクル1側に設けられる磁石21はN極がプラグ5の方に向くように配置されており、第1磁石対のうちプラグ5側に設けられる磁石61はS極がレセプタクルの方へ向くように配置されている。このためプラグ5を正規の挿入位置に位置付けたとき、第1磁石対をなす各磁石21及び61は互いに引力を及ぼしている。
第2磁石対のうちレセプタクル1側に設けられる磁石22はS極がプラグ5の方に向くように配置されており、第2磁石対のうちプラグ5側に設けられる磁石62はN極がレセプタクルの方へ向くように配置されている。このためプラグを正規の挿入位置に位置付けたとき、第2磁石対をなす各磁石22及び62もまた互いに引力を及ぼしている。
このため、プラグを正規の挿入位置に位置付けられているとき、第1磁石対21及び61と第2磁石対22及び62とは、プラグがその位置を保つように作用する。
このため、プラグを正規の挿入位置に位置付けられているとき、第1磁石対21及び61と第2磁石対22及び62とは、プラグがその位置を保つように作用する。
図5の(B)は図5の(A)のコネクタにおいてプラグ5を、差し込み方向を回転軸として正規の挿入位置から半回転させた逆の位置に位置付けた状態を示す図である。この場合にはレセプタクル1側に設けられた磁石21及び22の極性は変わらず、プラグ5側の磁石61及び62の位置がプラグの差し込み方向を回転軸にして半回転している。このため、磁石21と磁石62とが同じN極を対向させて互いに斥力を及ぼし、また磁石22と磁石61とが同じS極を対向させて互いに斥力を及ぼすこととなる。
したがって、もしプラグシェル51に回転可能に取り付けられたレセプタクル押さえ54を持ってプラグ5をレセプタクル1に近づけると、プラグシェル51は、正規の挿入位置に位置付けられるような力を受けることになる。
したがって、もしプラグシェル51に回転可能に取り付けられたレセプタクル押さえ54を持ってプラグ5をレセプタクル1に近づけると、プラグシェル51は、正規の挿入位置に位置付けられるような力を受けることになる。
なお、図5の(A)及び図5の(B)では、各磁石21、22、61及び62の極の方向が、丸形コネクタの断面の円の径方向に向けられるように配置されているが、これは説明の簡単のために模式的に示したものであり、本発明における各磁石21、22、61及び62の向きをこのような向きに限定することを意図するものではない。すなわち、各磁石21、22、61及び62はそれぞれの磁石対の一方の磁石と他方の磁石とが互いに極を対向するように方向付けられたいかなる向きに配向されてもよく、さらに言えば、各磁石21、22、61及び62は、コネクタが正規の向きにあるときに最も接近し合う磁石同士に働く引力が最も強くなり、これと逆向きにあるときに最も接近し合う磁石同士に働く斥力が最も強くなるように配向されていれば、どのような向きに配向されていてもよい。以下の実施例においても同様である。
永久磁石には、小型でありかつ強い磁力を発生する希土類磁石が好適である。例えば、近年多く実用されているネオジム鉄磁石はエネルギー積(BH)が、45×106〜55×106[GOe]に達する強い磁気特性を備えている上、その特性から最大エネルギー積を示す形状は扁平な平板状になるので、プラグ及びレセプタクルの互いに対向する部分に配置するのに適している。
このような構成を備えたプラグ5のレセプタクル押え54がナット構造(袋ナット)の場合には、該レセプタクル押さえ54を持って、プラグ5をレセプタクル1に接近させるときは、上述のように、相互の位置関係が正規の挿入位置に近いときには接近する磁石21及び61間及び磁石22及び62間に引力が生じるため、それが最大になるように、すなわちプラグ5とレセプタクル1とが正規の挿入位置に位置付けられるように、プラグシェル51が回転する。このときレセプタクル1の各ピンコンタクト12の位置は、各ピンコンタクト12がそれぞれ挿入されるべきピン挿入孔53の位置に非常に近いので、そのまま各ピンコンタクト12はピン挿入孔53に挿入され、レセプタクル押さえ54を回してプラグ5をレセプタクル1に固定することが容易になる。
逆に図5の(B)に示すように、プラグ5の向きがレセプタクル1への正規の挿入位置から180度回転した回転位置にあるときには、接近する磁石21及び62間及び磁石22及び61間に斥力が生じる。この場合には対向する磁石21と62とが離れるように、また対向する磁石22と61とが離れるように、プラグ5が回転する。
その後プラグ5は、新しく向かい合う磁石21と61とが引力を生じるまで、又は新しく向かい合う磁石22と62とが引力を生じるまで回転し、これら磁石21及び61間ならびに磁石22及び62間の引力が最大になるように、すなわちプラグ5とレセプタクル1とが正規の挿入位置に位置付けられるように、プラグシェル51が回転する。
その後プラグ5は、新しく向かい合う磁石21と61とが引力を生じるまで、又は新しく向かい合う磁石22と62とが引力を生じるまで回転し、これら磁石21及び61間ならびに磁石22及び62間の引力が最大になるように、すなわちプラグ5とレセプタクル1とが正規の挿入位置に位置付けられるように、プラグシェル51が回転する。
上記の実施例は、プラグ5とレセプタクル1とが結合し合うそれぞれの結合部において1つの直径軸の両端に一対ずつ磁石対を固定しており、比較的小型のコネクタに好適に利用できる。一方で、コンタクト数が多い中型及び大型のコネクタでは、レセプタクル1に対する挿入位置が正規の位置から偏倚した場合に、磁石間の距離も大きくなることにより上述した引力や斥力も小さくなる。
したがって、中型及び大型のコネクタの場合には、磁石対の数を増やし、プラグシェル51とレセプタクルシェル11の円筒部分の円周に沿って、2対より多くの磁石対を配置することで、引力や斥力も小さくなることを回避できる。このような実施例を図6の(A)に示す。
レセプタクル押え54がナット構造でない場合でも、磁石の引力、斥力によりナット構造の場合と同じくレセプタクルに対してプラグが正規の挿入位置に置かれた場合にのみ挿入が可能となる。
したがって、中型及び大型のコネクタの場合には、磁石対の数を増やし、プラグシェル51とレセプタクルシェル11の円筒部分の円周に沿って、2対より多くの磁石対を配置することで、引力や斥力も小さくなることを回避できる。このような実施例を図6の(A)に示す。
レセプタクル押え54がナット構造でない場合でも、磁石の引力、斥力によりナット構造の場合と同じくレセプタクルに対してプラグが正規の挿入位置に置かれた場合にのみ挿入が可能となる。
図6の(A)は本発明の第2実施例によるコネクタにおける磁石対の配置例を示す図である。
本構成例では、丸形コネクタの円形断面の半周上に複数の磁石対21及び61、23及び63並びに25及び65を配置して、この半周に対向する反対側の半周上に複数の磁石対22及び62、24及び64並びに26及び66を配置する。
本構成例では、丸形コネクタの円形断面の半周上に複数の磁石対21及び61、23及び63並びに25及び65を配置して、この半周に対向する反対側の半周上に複数の磁石対22及び62、24及び64並びに26及び66を配置する。
本構成例の場合には、1つの半円周上に配置する磁石対の数は3つであり、一方の半円周に配置される磁石対21及び61は丸形コネクタの円径断面の直径D1の一方の端にあり、他方の半円周に配置される磁石対22及び62はこの直径D1の他方の端にある。また、一方の半円周に配置される磁石対23及び63は丸形コネクタの円径断面の直径D2の一方の端にあり、他方の半円周に配置される磁石対24及び64はこの直径D2の他方の端にあり、一方の半円周に配置される磁石対25及び65は丸形コネクタの円径断面の直径D3の一方の端にあり、他方の半円周に配置される磁石対26及び66はこの直径D3の他方の端にある。
図6の(A)は、プラグ5を正規の挿入位置に位置付けた状態を示す図であり、この場合、各磁石対をなす2つの磁石同士は互いに異なる極を向け合っており、各磁石対をなす磁石間には引力が生じる。
図6の(B)は図6の(A)のコネクタにおいてプラグを正規の挿入位置と逆の位置に位置付けた状態を示す図である。この場合に各磁石対をなす2つの磁石同士は互いに同じ極を向け合っており、各磁石対をなす磁石間には斥力が生じている。
図6の(B)は図6の(A)のコネクタにおいてプラグを正規の挿入位置と逆の位置に位置付けた状態を示す図である。この場合に各磁石対をなす2つの磁石同士は互いに同じ極を向け合っており、各磁石対をなす磁石間には斥力が生じている。
本構成例では、対向する2つの半円周上に複数の磁石対が分散されて配置されているので、プラグ5が正規の挿入位置から0度〜90度までの範囲で回転した位置にある場合には、同じ半円周上に配置されたプラグ5側の磁石とレセプタクル1側の磁石との位置が近くなり互いに引力を及ぼしやすくなる。
一方で、プラグ5が正規の挿入位置から90度〜180度までの範囲で回転した位置にある場合には、異なる半円周上に配置されたプラグ5側の磁石とレセプタクル1側の磁石との位置が近くなり互いに斥力を及ぼしやすくなる。
このため、正規の挿入位置からのプラグ5の位置のずれ角度がどのような角度であっても、プラグ5とレセプタクル1との間に強い引力又は斥力が生じやすくなり、正規の挿入位置で位置付けられ易くなる。
一方で、プラグ5が正規の挿入位置から90度〜180度までの範囲で回転した位置にある場合には、異なる半円周上に配置されたプラグ5側の磁石とレセプタクル1側の磁石との位置が近くなり互いに斥力を及ぼしやすくなる。
このため、正規の挿入位置からのプラグ5の位置のずれ角度がどのような角度であっても、プラグ5とレセプタクル1との間に強い引力又は斥力が生じやすくなり、正規の挿入位置で位置付けられ易くなる。
本コネクタにおいて、レセプタクル1のピンコンタクト12やこれに接続されるプラグ5側のソケットコンタクト(図示せず)に対して磁石が接近して配置されると、これらコンタクトに及ぶ漏洩磁束がこれらコンタクトに流れる電流の分布を変更させるなどの問題が懸念される。電流値が大きくかつ分布の偏りが大きくなると、接触抵抗に起因するオーム抵抗によってコンタクトに予期せぬ温度上昇を生じさせることも予想される。
この問題は磁石とコンタクト間に適切な磁気シールドを設けることで解決することができる。図7は、本発明の第3実施例によるコネクタにおける磁気シールドの配置例を示す図である。
本構成例では、プラグ5の絶縁体52のピン挿入孔53内に収められた、レセプタクル1のピンコンタクト12と接触するプラグ5側ソケットコンタクトのうち、プラグ5の差し込み方向に沿った伸長方向の一部分の周囲を少なくとも覆うプラグシェル51の環状部分の外周に、断面が平板状の高透磁率金属の円環によって構成される第1磁気シールド71が設けられる。
本構成例では、プラグ5の絶縁体52のピン挿入孔53内に収められた、レセプタクル1のピンコンタクト12と接触するプラグ5側ソケットコンタクトのうち、プラグ5の差し込み方向に沿った伸長方向の一部分の周囲を少なくとも覆うプラグシェル51の環状部分の外周に、断面が平板状の高透磁率金属の円環によって構成される第1磁気シールド71が設けられる。
また、本構成例では、プラグシェル51の環状部分のうちプラグ5の差し込み方向に沿った伸長方向の一部分を少なくとも覆うレプタクルシェル11の環状部分の内周に、断面が平板状の高透磁率金属の円環によって構成される第2磁気シールド31が設けられる。
そして磁石21〜26が第2磁気シールド31の内周に例えば接着等の手法で設けられ、磁石61〜66が第1磁気シールド71の外周に例えば接着等の手法で設けられる。
そして磁石21〜26が第2磁気シールド31の内周に例えば接着等の手法で設けられ、磁石61〜66が第1磁気シールド71の外周に例えば接着等の手法で設けられる。
このような構造を採用することによって、2つの磁石に接する第1磁気シールド71及び第2磁気シールドが磁気回路における継鉄となり、磁石から生じる磁束は円環状の強磁性の磁気シールド31及び71を流れて他端の磁石へ向かう。ここで円環の断面積(幅×厚み)を、磁気シールド31及び71の透磁率が最大となるように定めれば、磁石から生じる磁束の殆ど全てが継鉄を流れて、漏洩磁束を大幅に低減することができる。
漏洩磁束の減少により、磁束はプラグ5及びレセプタクル1に設けられた磁石間に集中するので、プラグ5及びレセプタクル1に働く引力及び斥力も有効に増大する。
漏洩磁束の減少により、磁束はプラグ5及びレセプタクル1に設けられた磁石間に集中するので、プラグ5及びレセプタクル1に働く引力及び斥力も有効に増大する。
本発明を、角形コネクタに適用することは容易である。図8は、本発明の第4実施例による角形コネクタにおける磁石対の配置例を示す図である。レセプタクルシェル11を有するレセプタクルへプラグシェル51を有するプラグを挿入する際に互いに対向し合うレセプタクル及びプラグのそれぞれの位置に、磁石21及び61からなる磁石対を配置し、さらにこの磁石対21及び61の位置からコネクタ中心Oについて点対称の位置にある位置に、それぞれ磁石22及び62からなる磁石対を配置する。これら点対称の位置に配置される一対の磁石対の極性は、レセプタクルとプラグとが正規の接続位置で接続されるときにはレセプタクルとプラグの間に引力を、正規の接続位置から半回転した逆の位置で接続されるときにはレセプタクルとプラグの間に斥力を生じるように配置されている。
角形コネクタにおいても、図6に示す実施例のように磁石対の組を複数組として、レセプタクルとプラグとが正規の接続位置で接続されるときにはレセプタクルとプラグの間に引力を、正規の接続位置から半回転した逆の位置で接続されるときにはレセプタクルとプラグの間に斥力を生じるよう極性を定めてよい。また、角形コネクタにおいても、図7に示すような磁気シールド31及び71を設けてもよい。
図9は、本発明の第5実施例によるコネクタにおけるプラグの概略構成を示す図である。本構成例では、プラグ5側に設けられた絶縁体52が、プラグシェル51に回転可能に支持されており、絶縁体52は潤滑リング81及び82を介してプラグシェル51に支持されている。
また、磁石対21及び61、並びに22及び62(レセプタクル1側の磁石21及び22は不図示)をなすプラグ5側の磁石61及び62は、絶縁体52に固定されている。
また、磁石対21及び61、並びに22及び62(レセプタクル1側の磁石21及び22は不図示)をなすプラグ5側の磁石61及び62は、絶縁体52に固定されている。
このため、プラグ5をレセプタクル1に近づけると、磁石対21及び61、並びに22及び62により生じる引力又は斥力によって絶縁体52が回転して、絶縁体52の各ピン挿入孔53が、各々対応するピンコンタクト12が挿入できる位置に位置付けられる。
なお、参照符号56は、絶縁体52のピン挿入53内に設けられたプラグ側ソケットコンタクトであり、レセプタクル1とプラグ5とが接続されると各プラグ側ソケットコンタクト56が、対応するレセプタクル1側のピンコンタクト12に接触する。また参照符号100は、プラグ側ソケットコンタクト56に電気的に接続される電気ケーブルを示し、参照符号83は電気ケーブル100をプラグシェル51に固定するためのケーブル押さえである。
なお、参照符号56は、絶縁体52のピン挿入53内に設けられたプラグ側ソケットコンタクトであり、レセプタクル1とプラグ5とが接続されると各プラグ側ソケットコンタクト56が、対応するレセプタクル1側のピンコンタクト12に接触する。また参照符号100は、プラグ側ソケットコンタクト56に電気的に接続される電気ケーブルを示し、参照符号83は電気ケーブル100をプラグシェル51に固定するためのケーブル押さえである。
図10は、本発明の第6実施例によるコネクタにおけるレセプタクルの概略構成を示す図である。レセプタクル1側に設けられた絶縁体13が、レセプタクルシェル11に回転可能に支持されており、絶縁体13は潤滑リング41及び42を介してレセプタクルシェル11に支持されている。
また、磁石対21及び61、並びに22及び62(プラグ5側の磁石61及び62は不図示)をなすレセプタクル1側の磁石21及び22は、絶縁体13に固定されている。
また、磁石対21及び61、並びに22及び62(プラグ5側の磁石61及び62は不図示)をなすレセプタクル1側の磁石21及び22は、絶縁体13に固定されている。
このため、プラグ5をレセプタクル1に近づけると、磁石対21及び61、並びに22及び62により生じる引力又は斥力によって絶縁体13が回転して、各ピンコンタクト12がプラグ5側の対応するピン挿入孔53へ挿入できる位置に位置付けられる。
なお参照符号102は、各ピンコンタクト12に電気的に接続される電気ケーブルを示し、参照符号43は電気ケーブル102をレセプタクルシェル11に固定するためのケーブル押さえである。
なお参照符号102は、各ピンコンタクト12に電気的に接続される電気ケーブルを示し、参照符号43は電気ケーブル102をレセプタクルシェル11に固定するためのケーブル押さえである。
図11は、本発明の第7実施例によるコネクタにおけるプラグの概略構成を示す図である。図9に示す実施例によるプラグ5において、ソケットコンタクト56に接続される電線や潤滑リング81及び82の摩擦抵抗によって絶縁体52の回転運動に対する抵抗が大きいと、絶縁体52が回転が不十分で、ピンコンタクト12を正規のピン挿入孔53に挿入できる位置まで、絶縁体52が回転できないことが考えられる。
このような場合に、作業者がプラグ5を回して位置の微調整を行おうと試みても、絶縁体52が不用意に回転して作業が繁雑になることが考えられる。
そこで本実施例では、プラグ5に押ボタン84と、押ボタン84を押下位置から復元するバネなどの弾性体で構成される付勢手段85を備える。作業者が押ボタン84を押下する間、押ボタン84又は付勢手段85が絶縁体52に当接されることにより、絶縁体52が回転が抑止される。これによって作業者は、プラグ5を回して位置の微調整を行う間、絶縁体52の回転を止めることができる。
このような場合に、作業者がプラグ5を回して位置の微調整を行おうと試みても、絶縁体52が不用意に回転して作業が繁雑になることが考えられる。
そこで本実施例では、プラグ5に押ボタン84と、押ボタン84を押下位置から復元するバネなどの弾性体で構成される付勢手段85を備える。作業者が押ボタン84を押下する間、押ボタン84又は付勢手段85が絶縁体52に当接されることにより、絶縁体52が回転が抑止される。これによって作業者は、プラグ5を回して位置の微調整を行う間、絶縁体52の回転を止めることができる。
以上、本発明に係る好適な実施例について説明したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をなしうることはもちろんである。
本発明は、複数のコンタクト間を接続する際に使用されるプラグとレセプタクルからなるコネクタに利用可能である。
1 レセプタクル
5 プラグ
11 レセプタクルシェル
12 ピンコンタクト
13、52 絶縁体
21、61 第1磁石対
22、62 第2磁石対
14 位置決めキー
51 プラグシェル
53 ピン挿入孔
54 レセプタクル押さえ
55 くぼみ
5 プラグ
11 レセプタクルシェル
12 ピンコンタクト
13、52 絶縁体
21、61 第1磁石対
22、62 第2磁石対
14 位置決めキー
51 プラグシェル
53 ピン挿入孔
54 レセプタクル押さえ
55 くぼみ
Claims (9)
- 少なくとも1つの第1コンタクトを有するプラグと、該プラグに接続されるレセプタクルを備え、前記レセプタクルは、該レセプタクルと前記プラグとが接続された状態で前記第1コンタクトに接触する第2コンタクトを有するコネクタであって、
前記レセプタクルと前記プラグとが互いに接続されるときに互いに対向し合う前記レセプタクル及び前記プラグのそれぞれの位置に磁石対が設けられ、
前記磁石対は、前記レセプタクルと前記プラグとが正規の接続位置で接続されるときには前記レセプタクルと前記プラグの間に引力を、正規の接続位置から半回転した逆の位置で接続されるときには前記レセプタクルと前記プラグの間に斥力を生じるように配置されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記磁石対として、少なくとも第1磁石対及び第2磁石対を有し、
前記レセプタクルと前記プラグとが正規の接続位置で接続されるときに該第1磁石対をなす双方の磁石が互いに異なる極を対向させ、正規の接続位置から半回転した逆の位置で接続されるときに前記第1磁石対の一方の磁石と前記第2磁石対の一方の磁石とが同じ極を互いに向けて対向するように、前記磁石対が配置されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記プラグは、前記第1コンタクトの少なくとも一部分の周囲を覆う環状部分を有するプラグシェルと、該プラグシェルの該環状部分の外周に沿って設けられた第1磁気シールドとを有し、
前記レセプタクルは、前記プラグシェルの少なくとも一部分の周囲を覆う環状部分を有するレプタクルシェルと、該レプタクルシェルの該環状部分の内周に沿って設けられた第2磁気シールドとを有し、
前記磁石対が、前記第1及び第2磁気シールドの間に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。 - 前記コネクタは丸形コネクタであり、前記磁石対が、円柱形状を有する前記コネクタの直径の両端に各々配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 1つの前記直径の両端に各々設けられる磁石の極が逆向きであることを特徴とする請求項4に記載のコネクタ。
- 前記コネクタが角形コネクタであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のコネクタ。
- 前記プラグは、前記第1コンタクトが設けられる絶縁体を有し、
前記磁石対をなす磁石のうちプラグ側に設けられる磁石は前記絶縁体に固定され、前記絶縁体は前記プラグに回転可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記絶縁体の回転抑止手段を備えることを特徴とする請求項7に記載のコネクタ。
- 前記レセプタクルは、前記第2コンタクトが設けられる絶縁体を有し、
前記磁石対をなす磁石のうちレセプタクル側に設けられる磁石は前記絶縁体に固定され、前記絶縁体は前記レセプタクルに回転可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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JP2008046359A JP2009205912A (ja) | 2008-02-27 | 2008-02-27 | コネクタ |
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- 2008-02-27 JP JP2008046359A patent/JP2009205912A/ja active Pending
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