JP2009205764A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 微細化に有利である半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】 半導体記憶装置は、第1,第2選択トランジスタと、前記第1,前記第2選択トランジスタ間に直列に接続された複数のメモリセルトランジスタからなり、それぞれの第1及び第2選択トランジスタが隣接するように配置された第1乃至第3メモリセルユニット(MU1-MU3)と、前記第1,第2メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部に共通接続された第1ビット線BL1と、前記第3メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部に接続された第2ビット線BL2と、前記第1メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部に接続された第1ソース線SL1と、前記第2,第3メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部に共通接続された第2ソース線SL2とを具備し、前記第1及び第2選択トランジスタに隣接したメモリセルトランジスタを選択メモリセルトランジスタとして利用する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、半導体記憶装置に関し、例えば、NAND型フラッシュメモリの倍ピッチコンタクト等に適用されるものである。
半導体記憶装置、例えば、NAND型フラッシュメモリは、大容量かつ不揮発という利点を生かし、近年では、携帯オーディオ機器をはじめ、様々な電子機器のメインメモリとして使用されはじめている(例えば、特許文献1参照)。
このNAND型フラッシュメモリの書き込み方式として、セルフブースト(Self-Boost)方式がある。この書き込み方式は、ビット線に0Vまたは電源電圧Vccを印加し、ドレイン側選択ゲートは電源電圧Vccでオン(ON)状態、一方ソース側選択ゲートは0Vでオフ(OFF)状態、さらにソース線は内部電源Vccとすることで、メモリセルユニットをそれぞれ“0”(書き込み状態)、“1”(ブースト状態)にする。
一方、読み出し動作は、読み出しセルのワード線を0Vに固定し、その他のセルを読み出し電圧Vread、ドレイン側選択ゲートを電源電圧VccでON状態、ソース側選択ゲートを0Vでカットオフさせてビット線および配線を充電させる。その後、ソース側選択ゲートを電源電圧VccでON状態にする。この際、読み出しセルが書込み状態では、ワード線が0Vとなるため、カットオフされて充電されたドレイン側電位は変化しない。一方、読み出しセルが消去状態ではワード線が0Vでカットオフできず、ソース側に放電されドレイン側の電位が低下する。このビット線電位をセンスアンプ等でモニタすることで読み出しを行っている。
このように、従来の構成では、ビット線1本にそれぞれ1本のビット線コンタクトが必要である。隣り合うコンタクトのピッチはビット線ピッチで決定されるため、微細化が進むにつれてコンタクト加工が非常に困難になってくる。そのため、従来の構成では、微細化に対して不利である、という問題がある。
上記のように、従来の半導体記憶装置は、微細化に不利であるという問題があった。
特開2005−235260号公報
この発明は、微細化に有利である半導体記憶装置を提供する。
この発明の一態様によれば、第1選択トランジスタと、第2選択トランジスタと、前記第1選択トランジスタと前記第2選択トランジスタ間に第1方向に直列に接続された複数のメモリセルトランジスタからなり、それぞれのメモリセルトランジスタの第1及び第2選択トランジスタが前記第1方向と交差する第2方向に隣接するように配置された第1乃至第3メモリセルユニットと、前記第1メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部、及び前記第2メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部に共通接続された第1ビット線と、前記第3メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部に接続された第2ビット線と、前記第1メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部に接続された第1ソース線と、前記第2メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部、及び前記第3メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部に共通接続された第2ソース線とを具備し、前記第1及び第2選択トランジスタに隣接したメモリセルトランジスタを選択メモリセルトランジスタとして利用する半導体記憶装置を提供できる。
この発明によれば、微細化に有利である半導体記憶装置が得られる。
[概要]
まず、この発明の概要について、図1および図2を用いて説明する。図1は、この概要に係る半導体記憶装置を示す回路図である。
この発明の一例では、微細化に有利であり、かつ不良率を低減できる半導体記憶装置を提案する。
この半導体記憶装置の構成は、例えば、図1および図2のように示される。図2は、この概要に係る半導体記憶装置の一データ書き込み動作を示す回路図である。
図1に示すように、この例に係る半導体記憶装置は、第1選択トランジスタ(STS1〜STS3)と、第2選択トランジスタ(STD1〜STD3)と、第1選択トランジスタと第2選択トランジスタ間に図中縦方向に直列に接続された複数のメモリセルトランジスタ(MC)からなり、それぞれの第1及び第2選択トランジスタが図中横方向に隣接するように配置された第1乃至第3メモリセルユニット(MU1〜MU3)と、第1メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部、及び前記第2メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部に共通接続された第1ビット線BL1と、第3メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部に接続された第2ビット線BL2と、第1メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部に接続された第1ソース線SL1と、第2メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部、及び第3メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部に共通接続された第2ソース線SL2とを具備するものである。
そのため、ワード線方向に隣接する2つのメモリセルユニットMU1〜MU3において、倍ピッチコンタクトでソース線SL1,SL2およびビット線BL1,BL2を共有することができる。従って、微細化に対して有利である。
さらに、図2に示すように、第1乃至第3メモリセルユニットの選択トランジスタに隣接した第1乃至第6メモリセルトランジスタSMC11,SMC12,SMC21,SMC22,SMC31,SMC32を選択メモリセルトランジスタとして利用するものである。
上記のように、本例では、ブロック選択トランジスタSTD、STSの他に、さらに、選択トランジスタSTD、STSに隣接した第1乃至第6メモリセルトランジスタSMC11,SMC12,SMC21,SMC22,SMC31,SMC32を選択メモリセルトランジスタとして利用する。
以下、選択メモリセルトランジスタとしての利用方法の一例を説明する。
選択メモリセルトランジスタは電荷を蓄積する電荷蓄積層を有し、この電荷蓄積層に蓄積する電荷量に応じて、選択メモリセルトランジスタの閾値が変動する。
選択メモリセルトランジスタとして利用するためには、第1乃至第6メモリセルトランジスタSMC11,SMC12,SMC21,SMC22,SMC31,SMC32に対して、予備データ書き込みを行う。予備データ書き込みは、本例では、データ消去後、かつ、データ書き込み前に行う。予備データ書き込みが行われた後の第1乃至第6メモリセルトランジスタ閾値電圧は、図2のように示される。
即ち、第1,第4,第5メモリセルトランジスタSMC11,SMC22,SMC31は、“10”レベルの閾値電圧に書き込まれる。第2,第3,第6メモリセルトランジスタSMC12,SMC21,SMC32は、“00”レベルの閾値電圧に書き込まれる。そのため、前記第1,第4,第5メモリセルトランジスタSMC11,SMC22,SMC31の閾値電圧は、前記第2,第3,第6メモリセルトランジスタSMC12,SMC21,SMC32の閾値電圧よりも小さい。
続いて、第1セル選択ゲート線SG Cell1(WLS)に、“10”レベルと“00”レベルの間の電圧V1(“10”レベルのみオンする電圧)を印加することにより、第1,第3メモリセルユニットMU1,MU3を選択する。一方、“00”レベルの第3メモリセルトランジスタSMC21はカットオフ状態となるため、第2メモリセルユニットMU2は、非選択となる。
続いて、第1,第2ソース線SL1,SL2から、書き込みデータWD1,WD2を入力し、選択ワード線WLMに接続された書き込みセル(Write Cell)にデータ書き込みを行う。尚、後述するが、書き込みに限らず、読み出し動作においても、第1乃至第6メモリセルトランジスタSMC11,SMC12,SMC21,SMC22,SMC31,SMC32を選択メモリセルトランジスタとして利用することが可能である。
以上に説明したように、本例に係る構成によれば、微細化に有利であることは明らかである。
以下、最良と思われるいくつかの実施形態について説明する。尚、この説明においては、全図にわたり共通の部分には共通の参照符号を付す。また、以下の実施形態では、半導体記憶装置の一例として、多値NAND型フラッシュメモリを一例に挙げて説明する。
[第1の実施形態]
<1.全体構成例>
まず、図3を用いて、この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成例を説明する。図3は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成例を示すブロック図である。
図示するように、本例のNAND型フラッシュメモリは、メモリセルアレイ11、ビット線制御回路12、カラムデコーダ13、データ入出力バッファ14、データ入出力端子15、ワード線制御回路16、制御信号及び制御電圧発生回路17、および制御信号入力端子18により構成されている。
メモリセルアレイ11は、複数のブロックにより構成されている。このメモリセルアレイ11には、ワード線を制御するワード線制御回路16、ビット線を制御するビット制御回路12が接続されている。
ビット線制御回路12は、ビット線を介してメモリセルアレイ11中のメモリセルのデータを読み出し、ビット線を介してメモリセルアレイ11中のメモリセルの状態を検出する。また、ビット線制御回路12は、ビット線を介してメモリセルアレイ11中のメモリセルに書き込み制御電圧を印加してメモリセルに書き込みを行う。ビット線制御回路12には、カラムデコーダ13、データ入出力バッファ14、制御信号及び制御電圧発生回路17が接続されている。
ビット線制御回路12内にはデータ記憶回路(図示せず)が設けられ、このデータ記憶回路は、カラムデコーダ13によって選択される。データ記憶回路に読み出されたメモリセルのデータは、データ入出力バッファ14を介してデータ入出力端子15から外部へ出力される。データ入出力端子15は、例えば、NAND型フラッシュメモリ外部のホスト機器等に接続される。
ホスト機器は、例えば、マイクロコンピュータ等であって、データ入出力端子15から出力されたデータを受ける。さらに、ホスト機器は、NAND型フラッシュメモリの動作を制御する各種コマンドCMD、アドレスADD、及びデータDTを出力する。ホスト機器からデータ入出力端子15に入力された書き込みデータは、データ入出力バッファ14を介して、カラムデコーダ13によって選択された上記データ記憶回路(図示せず)に供給される。一方、コマンド及びアドレスは制御信号及び制御電圧発生回路17に供給される。
ワード線制御回路16は、メモリセルアレイ11中のワード線を選択し、選択されたワード線に読み出し、書き込みあるいは消去に必要な電圧を印加する。
制御信号及び制御電圧発生回路17は、上記メモリセルアレイ11、ビット線制御回路12、カラムデコーダ13、データ入出力バッファ14、およびワード線制御回路16に接続される。接続された上記構成回路は、制御信号及び制御電圧発生回路17によって制御される。制御信号及び制御電圧発生回路17は、制御信号入力端子18に接続され、ホスト機器から制御信号入力端子18を介して入力されるALE(アドレス・ラッチ・イネーブル)信号等の制御信号によって制御される。
ここで、上記ワード線制御回路16、ビット線制御回路12、カラムデコーダ13、制御信号及び制御電圧発生回路17は、書き込み回路、および読み出し回路を構成している。
<2.平面構造例、断面構造例、および回路構成例>
次に、本例の平面構造例、断面構造例、および回路構成例について、図4乃至図7を用いて説明する。図4はこの実施形態に係る半導体記憶装置が有するメモリセルアレイ11の構造の一例を示す平面図、図5は図4に示すVI−VI線に沿う断面図、図6はこの実施形態に係るメモリセルアレイ11の等価回路の一例を示す回路図である。
図4乃至図6に示すように、半導体基板、例えば、P型シリコン基板(又はP型シリコンウェル)1上には、素子分離領域2が形成される。素子分離領域2は、基板1の表面に、素子領域AAを分離する。素子分離領域2の一例は、シャロートレンチアイソレーション(STI)である。素子領域AA、及び素子分離領域2は、基板1上に、ビット線方向に延びピッチPで配置される。ピッチPの一例は2Fである。“F”は最小加工寸法である。素子領域AA、及び素子分離領域2は、例えば、双方とも最小加工寸法Fで形成される。
ワード線方向に延び、ビット線方向に所定の間隔でワード線WL1、・・・WLNが配置されている。このワード線WL1、・・・WLNを挟むように、ワード線方向に延びる選択ゲート線SGD、SGSが配置される。このワード線WL1、・・・WLN及び選択ゲート線SGD、SGSと素子領域AAの交点にメモリセルトランジスタMC及び選択ゲートトランジスタSTが形成される。
1つの素子領域AAに直列に配置された、メモリセルトランジスタMC及び、メモリセルトランジスタMCを挟む選択ゲートトランジスタSTによりメモリセルユニットMU1、MU2・・・MUNが構成されている。すなわち、隣接するメモリセルユニットMU1、MU2・・・MUNのそれぞれのメモリセルトランジスタMC及び選択ゲートトランジスタSTは隣接している。
選択ゲート線SGD、SGSの外側の素子領域AAには、それぞれN型拡散層3D、3Sが形成されている。さらに隣接するN型拡散層3D上にビット線コンタクト4Dが配置され、隣接するN型拡散層3S上にソース線コンタクト4Sが配置されている。すなわち、ビット線コンタクト4D及びソース線コンタクト4Sは、隣接するメモリセルユニットMUにまたがり、ピッチ2Pで配置される。ピッチPの一例は、2Fである。すなわち、ビット線コンタクト4D及びソース線コンタクト4Sは素子領域AAの2倍のピッチで配置されていることになる(倍ピッチコンタクト)。さらに、ビット線コンタクト4Dとソース線コンタクト4Sはワード線方向にピッチPだけずれている。この構成により、メモリセルユニットMUの端部はそれぞれ異なる側に隣接するメモリセルユニットMUと共通接続されている。
このビット線コンタクト4Dの断面を図5を用いて詳説する。本例のビット線コンタクト4Dは、層間絶縁膜5に形成され、隣接する素子領域及びこれら素子領域に挟まれる素子分離領域2を露出するコンタクト孔6に埋め込まれた導電物である。層間絶縁膜5は、素子分離領域2を有した基板1上に形成される。導電物の一例は、タングステン、ポリシリコン、シリサイド化合物等である。なお、本例では、ビット線BL(BL1、BL2、BL3、…)を、ビット線コンタクト4Dを介してN型拡散層3Dに接続しているが、これに限られるものではない。例えば、ビット線BLを、ビット線コンタクト4Dを使わずに、コンタクト孔6を介してN型拡散層3Dに、直接に接続しても良い。
次に、図6を用いて回路構成を詳説する。素子領域AAには、メモリセルユニットMU(MU1、MU2、MU3、…)が配置される。本例のメモリセルユニットMUは、ブロック選択トランジスタSTD(STD1、STD2、STD3、…)、STS(STS1、STS2、STS3、…)間に、直列に接続されたメモリセルトランジスタMC(MC11〜MC3N、…)を含む。
ビット線BL(BL1、BL2、BL3、…)は、本例では、例えば、隣接する2つの素子領域AAに対して1つ配置される。
第1ビット線BL1は第1メモリセルユニットMU1の第1選択トランジスタSTD1と、第2選択トランジスタの端部、及び第2メモリセルユニットMU2の第1選択トランジスタSTD2に共通接続され、第2ビット線BL2は第3メモリセルユニットの第1選択トランジスタSTD3と、第4メモリセルユニットMU4(図示せず)の第1選択トランジスタの端部に接続される。第1メモリセルユニットMU1、第2メモリセルユニットMU2、及び第3メモリセルユニットMU3は、ワード線方向に隣接し、ワード線WL(WL1、WL2、…WLN)を共有する。第1メモリセルユニットMU1〜第3メモリセルユニットMU3の電流通路の一端は、本例ではN型拡散層3Dで、ドレイン側ブロック選択トランジスタSTDのドレインとなる。ビット線BL(BL1、BL2、BL3、…)は、本例では、ビット線コンタクト4Dを介してN型拡散層3Dに接続される。
ソース線SL(SL1、SL2、・・・)は、それぞれが独立して動作し、ソース線SLに接続されるメモリセルユニットMUに対して、それぞれ異なるソース電位を供給することが可能となっている。
第1ソース線SL1は第1メモリセルユニットMU1の第2選択トランジスタSTS1に接続され、第2ソース線SL2は、第2メモリセルユニットMU2の第2選択トランジスタSTS2、及び第3メモリセルユニットMU3の第2選択トランジスタSTS3に共通接続される。第1メモリセルユニットMU1〜第3メモリセルユニットMU3の電流通路の他端は、本例ではN型拡散層3Sであり、ソース側ブロック選択トランジスタSTSのソースとなる。第1、第2ソース線SL1、SL2は、本例では、ソース線コンタクト4Sを介してN型拡散層3Sに接続される。断面構造はビット線コンタクトと同じなので省略する。
さらに、本例では、ブロック選択トランジスタSTD、STSの他に、さらに、選択メモリセルトランジスタを有する。本例では、行列状に配置されたメモリセルトランジスタMCのうち、メモリセルユニットMUの、ドレイン側およびソース側ブロック選択トランジスタ(STD1、STD2、STD3、…)(STS1、STS2、STS3、…)に隣接するメモリセルトランジスタMC(SMC11、SMC21、SMC31、…)を選択メモリセルトランジスタとして利用する。
本例に係る半導体記憶装置が有するメモリセルアレイ11は、1つのメモリセルトランジスタMCに多ビットデータを記憶可能な多値メモリから構成されている。本例に係る多値NAND型フラッシュメモリの閾値分布は、図7に示すようになる。
図示するように、本例のメモリセルトランジスタMCは、閾値電圧Vthの低い順に“11”、“01”、“10”、“00”の4つのデータを保持できる。“11”データを保持するメモリセルトランジスタの閾値電圧Vthは、Vth<0Vである。“01”データを保持するメモリセルトランジスタの閾値電圧Vthは、0V<Vth<VE1である。“10”データを保持するメモリセルトランジスタの閾値電圧Vthは、VE1<Vth<VE2である。“00”データを保持するメモリセルトランジスタの閾値電圧Vthは、VE2<Vth<VE3である。
本例の4値NAND型フラッシュメモリの書き込みモード(以下、4値モードと称する)は、2値NAND型フラッシュメモリの書き込みモード(以下、2値モードと称する)と比較すると、下位ビットおよび上位ビットを用いた動作モードと言うことができる。
メモリセルトランジスタMCに対して2値モードでデータを書き込むか、または4値モードでデータを書き込むかについては、例えば、NAND型フラッシュメモリの外部のコントローラ等(図示せず)が制御する。具体的には、2ビットデータの下位ビットには下位ページアドレスが割り当てられ、上位ビットには上位ページアドレスが割り当てられる。メモリセルトランジスタMCに対して2値モードでデータを書き込む場合、コントローラ等は、これらのページアドレスのうち下位ページアドレスのみを使用してデータを書き込む。メモリセルトランジスタMCに対して4値モードでデータを書き込む場合、コントローラ等は、上位ページアドレスと下位ページアドレスの両方を使用してデータを書き込むことができる。
4値モードのデータ書き込みは、まず下位ビットから行われる。消去状態を“11”(“−−”、−は不定の意味)とすると、まず下位ビットが書き込まれることにより、メモリセルトランジスタMCは、“1”(“−1”)、または“0”(“−0”)を保持する。2値モードの場合には、以上で書き込みは終了である。4値モードで書き込む場合には、次に上位ビットが書き込まれる。その結果、“1”(“−1”)を保持するメモリセルトランジスタMCは、“11”または“01”を保持し、“0”(“−0”)を保持するメモリセルトランジスタMCは“10”または“00”を保持する。
<2.セル動作例>
次に、図8乃至図21を用いて、セル動作例を説明する。セル動作例としては、大きく分けて、予備データ書き込み動作、データ書き込み動作、データ読み出し動作の3つに分かれる。以下、上記3つの動作について順次説明する。
2−1.予備データ書き込み動作
まず、フォーマット状態のメモリセルブロックにデータを書き込む前に、選択トランジスタSGS、SGDに隣接するメモリセルトランジスタ(SMC11、SMC12、SMC21、…)に対して、予備データ書き込み動作を行う。この予備データ書き込みが必要となるのは、後述するように、書き込み動作および読み出し動作の際に、上記選択トランジスタSGS、SGDに隣接するメモリセルトランジスタ(SMC11、SMC12、SMC21、…)を多値動作させて選択メモリセルトランジスタ(選択ゲート)として利用するためである。ここで、メモリセルブロックとは、例えば、1042本のメモリセルユニットMUから構成されるブロックを意味する。
図8に示すように、メモリセルブロック中の全てのメモリセルトランジスタの全てを消去状態(“11”状態:デプレッション状態(Dtype))とする。具体的には、メモリセルトランジスタMCの浮遊電極中の電子を全て基板1に放出することにより行う。その結果、メモリセルブロックがフォーマット状態となる。
続いて、図9に示すように、まず、ドレイン側ブロック選択ゲート線SGDに0Vを印加し、ソース側ブロック選択ゲート線SGSに、例えば、内部電源電圧Vccを印加する。この際、ビット線BL(BL1、BL2、…)の電位は、例えば、内部電源電圧Vccとする。次いで、第1,第3ソース線SL1,SL3の電位を0V、第2,第4ソース線SL2,SL4の電位をVccとする。そのため、ドレイン側ブロック選択トランジスタSTD(STD1、STD2、STD3、…)は全てオフし、第1、第3ソース線SL1,SL3に接続されるソース側ブロック選択トランジスタSTS(STS1、STS4、STS5…)はオンし、第2、第4ソース線SL2,SL4に接続されるソース側ブロック選択トランジスタSTS(STS2、STS3…)はオフする。
次いで、ワード線WL(WL1〜WLN)の電位、及び第1セル選択ゲート線SG Cell2の電位を、閾値が“00”レベルのメモリセルトランジスタMCがオンする電圧であるパス電圧Vpassとする。さらに、第2セル選択ゲート線SG Cell1の電位を、パス電圧Vpassよりも高い書き込み電圧Vpgmとする。そのため、第2セル選択ゲート線SG Cell2をゲートとするメモリセルトランジスタMC(SMC11、SMC14、SMC15、…)には、第1、第3ソース線SL1、SL3の電位に応じたデータが書き込まれる。
その結果、図9に示すように、メモリセルトランジスタSMC11、SMC14、SMC15を“10”状態まで書き込む。
このように、ソース線の電位が交互に、0V/Vccとなるように印加されるため、2ビットずつ交互かつ選択的に、メモリセルトランジスタSMC11、SMC14、SMC15を“10”状態(エンハンスメント型“E“)まで書き込むことが可能となる。
続いて、図10に示すように、上記の場合と同様に、ソース側である第2セル選択ゲートSG Cell2(WLS)において、予備データ書き込みを行う。その結果、図示するように、第2セル選択ゲート線SG Cell2をゲートとするメモリセルトランジスタMC(SMC22、SMC23、SMC26、SMC27、…)に対しても、2ビットずつ交互かつ選択的に“10”レベルの予備データ書き込みを行う。この際、メモリセルユニットが有する2つの選択メモリセルトランジスタの閾値レベルが“10”と“11”となるようにソース線SLの電圧を設定する。
続いて、図11に示すように、図10からソース線SLの電圧を、第1、第3ソース線SL1、SL3の電圧を0Vに、第2、第4ソース線SL2、SL4の電圧をVccにし、同様の条件でメモリセルトランジスタMC(SMC21、SMC24、SMC25、…)を“10”レベルまで書き込む。その結果、ソース側にある第2セル選択ゲートSG Cell2(WLS)をゲートとするすべてのメモリセルトランジスタMC(SMC21、SMC22、SMC23、…)が“10”レベルとなる。
続いて、図12に示すように、ドレイン(Drain)側からビット線BLに0V/Vccが交互になるように印加する。例えば、ビット線BL1、BL3に0Vを印加し、ビット線BL2、BL4にVccを印加し、第1セル選択ゲート線SG Cell1に、“11”レベル以上“10”レベル以下の電圧V1、例えば、0Vを加える。さらに、第2セル選択ゲートSG Cell2(WLS)にVpgmを加え、その他のワード線WL及び第1セル選択ゲートSG Cell1にVpassを加える。この際、図示するように、第2セル選択ゲートSG Cell2(WLD)をゲートとするメモリセルトランジスタは、2ビット単位で交互に“10”レベル/“11”レベルになっている。そのため、ドレイン(Drain)側からビット線BL1〜BL4に印加する電圧を0V/Vccとなるように、交互に印加することにより、第1セル選択ゲートSG Cell1(WLS)をゲートとするメモリセルトランジスタを、5ビットごとに(SMC22、SMC26、…)選択的に“00”レベルまでさらに書き込むことができる。
続いて、図13に示すように、図11と同様に、第1セル選択ゲートSG Cell1(WLD)をゲートとする全てのメモリセルトランジスタ(SMC12、SMC22、SMC32、…)を“10”レベルまで書き込む。この際、第2セル選択ゲートSG Cell2(WLS)に加える電圧は“00”レベルのメモリセルトランジスタがオンする電圧、VE3またはVpassを加える。
続いて、図14に示すように、図12と同様に、第1セル選択ゲートSG Cell1(WLS)をゲートとするメモリセルトランジスタを、5ビットごとに(SMC13、SMC16、…)選択的に“00”レベルまでさらに書き込む。この際、第2セル選択ゲートSG Cell2(WLS)に加える電圧は“10”レベルのメモリセルトランジスタがオンし、“00”レベルのメモリセルトランジスタがオフする電圧、VE2を加える。
続いて、図15に示すように、図12に示した、ビット線BLの電圧の0V/Vccを入れ替えて、第2セル選択ゲートSG Cell2(WLS)にデータを書き込む。その際、第1セル選択ゲートSG Cell1(WLD)に加える電圧は“10”レベルのメモリセルトランジスタがオンし、“00”レベルのメモリセルトランジスタがオフする電圧、VE2を加える。
最後に、図16に示すように、”00”レベル/”10”レベルのメモリセルトランジスタが、ワード線方向にDrain側、Source側共に交互に並ぶ配置となるように書き込まれ、かつ、それぞれのメモリセルユニットは”00”レベル/”10”レベルの閾値電圧を有する2つの選択メモリセルトランジスタを有することになる。この状態で、データ予備書き込み動作を終了する。これにより、後述するデータ書き込み動作およびデータ読み出し動作の際に、選択トランジスタSGD、SGSに隣接したメモリセルトランジスタ(SMC11,SMC12,SMC21,…)を選択メモリセルトランジスタとして利用することができる。即ち、倍ピッチコンタクトで2本ずつ共有するビット線BL1〜BL4を、セル選択ゲートSG Cell1、2(WLS、WLD)に印加する電位を0VまたはV1にすることで、自由に選択できる。
2−2.書き込み動作
次に、データ書き込み動作について図17、図18を用いて説明する。このデータ書き込みは、上記データ予備書き込み動作の後に行うものである。
データ書き込み動作(1)
まず、図17に示すように、ソース側のセル選択ゲートSG Cel2(WLS)をゲートとするメモリセルトランジスタ(SMC21、SMC22、…)であって“10”レベルのものに接続された、メモリセルユニット(MU1、MU3,MU5,MU7,…)の書き込みセル(Write Cell)のデータ書き込みを行う。
図17に示すように、ドレイン側ブロック選択ゲート線SGDの電位をVcc、ソース側ブロック選択ゲート線SGSの電位を0Vとする。ソース線SL(SL1、SL2、…)の電位は、書き込みデータに応じた電位(0VorVcc)とする。例えば、書き込みデータが“0”の場合は0Vとし、“1”の場合はVccとする。なお、ビット線BL(BL1、BL2、…)の電位は、例えば、Vccとする。その結果、ドレイン側ブロック選択トランジスタSTD(STD1、STD2、STD3、…)は全てオフし、ソース側ブロック選択トランジスタSTSは0Vが加えられたソース線SLに接続されるものはオンし、Vccが加えられたソース線SLに接続されるものはオフする。
次いで、第1セル選択ゲート線SG Cell1の電位は、0Vとする。すなわち、第1セル選択ゲート線SG Cell1をゲートとする全ての選択メモリセルトランジスタSMC(SMC11、SMC12、SMC13、…)はオフする。第2セル選択ゲート線SG Cell2の電位は、VE2(“10”レベルのみオンする電圧)とする。第2セル選択ゲート線SG Cell2をゲートとする選択メモリセルトランジスタSMC(SMC21、SMC22、STMC23、…)のうち“00”レベルのものはオフし、“10”レベルのものがオンする。 次いで、非選択ワード線WLの電位を、パス電圧Vpassとする。選択ワード線WLMの電位は、パス電圧Vpassよりも高い書き込み電圧Vpgmとする。
ソース線BL(SL1、SL2、…)の電位は、第2セル選択ゲート線SG Cell2をゲートとする全ての選択メモリセルトランジスタSMCのうちオンしたメモリセルSMCを含むメモリセルユニット(MU1、MU3、MU5、MU7、…)に対して、伝えられる。
この結果、ソース側の第2セル選択ゲートSG Cell2(WLS)をゲートとするメモリセルトランジスタ(SMC21、SMC22、…)であって“10”レベルのものに接続された、メモリセルユニット(MU1、MU3,MU5,MU7,…)の書き込みセル(Write Cell)MCには、ソース線SL(SL1、SL2、…)の電位に応じて、データ“0”、又はデータ“1”が書き込まれる。
データ書き込み動作(2)
次に、図18に示すように、ドレイン側のセル選択ゲートSG Cel2(WLD)をゲートとするメモリセルトランジスタであって“10”レベルのものに接続された、メモリセルユニット(MU2、MU4,MU6…)の書き込みセル(Write Cell)のデータ書き込みを行う。
図18に示すように、ドレイン側ブロック選択ゲート線SGDの電位をVcc、ソース側ブロック選択ゲート線SGSの電位を0Vとする。ソース線SL(SL1、SL2、…)の電位は、例えば、Vccとする。ビット線BL(BL1、BL2、…)の電位は、書き込みデータに応じた電位(0VorVcc)とする。例えば、書き込みデータが“0”の場合は0Vとし、“1”の場合はVccとする。その結果、ドレイン側ブロック選択トランジスタSTD(STD1、STD2、STD3、…)は0Vが加えられたビット線BLに接続されるものはオンし、Vccが加えられたビット線SLに接続されるものはオフすし、ソース側ブロック選択トランジスタSTS(STS1、STS2、STS3、…)は全てオフする。
次いで、第2セル選択ゲート線SGCell2の電位は、0Vとする。第2セル選択ゲート線SGCell2をゲートとする全てのメモリセルトランジスタMC(SMC21、SMC22、STMC23、…)は全てオフする。第1セル選択ゲート線SG Cell1の電位は、VE2(“10”レベルのみオンする電圧)とする。第1セル選択ゲート線SG Cell1をゲートとする選択メモリセルトランジスタMC(SMC11、SMC12、STMC13、…)のうち“00”レベルのものはオフし、“10”レベルのものがオンする。
次いで、非選択ワード線WLの電位を、パス電圧Vpassとする。選択ワード線WLMの電位は、パス電圧Vpassよりも高い書き込み電圧Vpgmとする。
ビット線BL(BL1、BL2、…)の電位は、第1セル選択ゲート線SG Cell1をゲートとする全ての選択メモリセルトランジスタSMCのうちオンしたメモリセルトランジスタSMCを含むメモリセルユニット(MU2、MU4、MU6…)に対して、伝えられる。この結果、ドレイン側のセル選択ゲートSG Cell2(WLD)をゲートとするメモリセルトランジスタ(SMC12、SMC22、…)であって“10”レベルのものに接続された、メモリセルユニット(MU2,MU4,MU6,…)の書き込みセル(Write Cell)MCには、ビット線BL(BL1、BL2、…)の電位に応じて、データ“0”、又はデータ“1”が書き込まれる。
すなわち、ビット線BLとソース線SLで書き込みを制御することにより、全てのメモリセルユニットを選択することができる。
尚、第1,第2セル選択ゲート線SG Cell1,2に接続されるメモリセルユニットMUのいずれかに対してデータ書き込みを行うかの順番は、本例の場合に限らず、任意である。
2−3.読み出し動作
次に、データ読み出し動作について図19乃至図21を用いて説明する。
データ読み出し動作(1)
まず、図19に示すように、メモリセルユニット(NU1、NU3、・・・)のプリチャージを行う。図示するように、ビット線BL(BL1、BL2、…)の電位は、プリチャージ電位(本例の場合、Vcc)とし、ソース線(SL1、SL2、…)の電位は、0Vとする。また、ドレイン側ブロック選択ゲート線SGD、ソース側ブロック選択ゲート線SGSの電位をVccとし、第1セル選択ゲート線SG Cell1の電位はVE3またはVpassとし、第2セル選択ゲート線SG Cell2の電位は、VE2とする。このような電圧関係とすることで、第2セル選択ゲート線SG Cell2の選択メモリセルトランジスタのレベルが“00”のメモリセルユニット(NU1、NU3、・・・)のプリチャージを行う。
さらに、プリチャージされたメモリセル隣接するメモリセルユニット(NU2、NU4、・・・)には電圧がチャージされず、シールドの役割を果たしている。その結果、ノイズを低減することができ、書き込みマージンが向上する。
続いて、図20に示すように、メモリセルユニットMU1,MU3,MU5,MU7に含まれた読み出しセル(Read Cell)のデータ読み出しを行う。
まず、非選択ワード線WLの電位、及び第1セル選択ゲート線SG Cell1の電位を、読み出し電圧Vread(>VE3)とする。選択ワード線WLMの電位は、0Vとする。
さらに、第2セル選択ゲート線SG Cell2(WLS)の電位は、V1(“10”レベルのみオンする電圧)とする。第2セル選択ゲート線SG Cell2(WLS)をゲートとする選択メモリセルトランジスタSMC(SMC11、STMC21、STMC31、…)のうち、“00”レベルのものはオフし、“10”レベルのものはオンする。本例では、メモリセルユニットMU1,MU3,MU5,MU7に含まれたメモリセルトランジスタSMC(SMC11、SMC13、SMC15、SMC17、…)がオンする。
さらに、ドレイン側ブロック選択ゲート線SGDの電位、及びソース側ブロック選択ゲート線SGSの電位を、双方ともVccとする。ドレイン側ブロック選択トランジスタSTD(STD1、STD2、STD3、…)、及びソース側ブロック選択トランジスタSTS(STS1、STS2、STS3、…)は、全てオンする。
この結果、メモリセルユニットMU1,MU3,MU5,MU7に含まれ、かつ選択ワード線WLMをゲートするメモリセルトランジスタMC(読み出しセル)が、データ“0”を記憶しているか、又はデータ“1”を記憶しているかで、ソース線SL(SL1、SL2、…)の電位が維持、又は変化することをセンスアンプS/Aにより検知する。
データ読み出し動作(2)
まず、図21に示すように、メモリセルユニット(NU2、NU4、・・・)のプリチャージを行う。図示するように、ビット線BL(BL1、BL2、…)の電位は、Vccとし、ソース線(SL1、SL2、…)の電位は、プリチャージ電位(本例の場合、0V)とする。また、ドレイン側ブロック選択ゲート線SGD、ソース側ブロック選択ゲート線SGSの電位をVE3またはVpassとし、第1セル選択ゲート線SG Cell1の電位はVE2、第2セル選択ゲート線SG Cell2の電位は、Vccとする。このような電圧関係とすることで、第2セル選択ゲート線SG Cell2の選択メモリセルトランジスタのレベルが“00”のメモリセルユニット(NU2、NU4、・・・)のプリチャージを行う。
さらに、プリチャージされたメモリセル隣接するメモリセルユニット(NU1、NU3、・・・)には電圧がチャージされず、シールドの役割を果たしている。その結果、ノイズを低減することができ、書き込みマージンが向上する。
続いて、図22に示すように、メモリセルユニットMU2,MU4,MU6に含まれた読み出しセル(Read Cell)のデータ読み出しを行う。
まず、非選択ワード線WLの電位、及び第1セル選択ゲート線SG Cell1の電位を、読み出し電圧Vread(>VE3)とする。選択ワード線WLMの電位は、0Vとする。
さらに、第1セル選択ゲート線SG Cell1(WLD)の電位は、VE2(“10”レベルのみオンする電圧)とする。第1セル選択ゲート線SG Cell1(WLD)をゲートとする選択メモリセルトランジスタSMC(SMC12、STMC12、STMC13、…)のうち、“00”レベルのものはオフし、“10”レベルのものはオンする。本例では、メモリセルユニットMU2,MU4,MU6に含まれた選択メモリセルトランジスタSMC(SMC12、SMC14、SMC16、…)がオンする。
さらに、ドレイン側ブロック選択ゲート線SGDの電位、及びソース側ブロック選択ゲート線SGSの電位を、双方ともVccとする。ドレイン側ブロック選択トランジスタSTD(STD1、STD2、STD3、…)、及びソース側ブロック選択トランジスタSTS(STS1、STS2、STS3、…)は、全てオンする。
この結果、メモリセルユニットMU2,MU4,MU6に含まれ、かつ選択ワード線WLMをゲートするメモリセルトランジスタMC(読み出しセル)が、データ“0”を記憶しているか、又はデータ“1”を記憶しているかで、ビット線BL(BL1、BL2、…)の電位が維持、又は変化することをセンスアンプS/Aにより検知する。
以上により、データ読み出し動作を終了する。
尚、データ書き込み動作の場合と同様に、データの読み出し順番は、本例に限らず任意である。
また、本例では、多値動作を利用して、ビット線BL選択を行うため、“10”レベル/“00”レベルのセル閾値差で、第1、第2セル選択ゲート線SG Cell1、2(WLS、WLD)をゲートとするメモリセルトランジスタMC(SMC11、STMC12、STMC21、…)を選択メモリセルトランジスタとして利用する場合を一例として説明した。しかし、メモリセルトランジスタMC(SMC11、STMC12、STMC21、…)の閾値レベルは、本例の場合に限られない。例えば、ビット線BLの選択性を良くするためには、より閾値差の大きい“10”レベル/“01”レベルのような閾値レベルに設定して書き込むことも同様に可能である。さらに、2bit/セルに限らず、例えば、マイナスの閾値等のような、あらゆるマルチビット(multi bit)のセルの閾値差を利用する事が可能である。
以上に説明したように、この実施形態に係る半導体記憶装置によれば、少なくとも下記(1)および(2)の効果が得られる。
(1)微細化に有利である。
この実施形態に係る半導体記憶装置は、図6に示すように、選択トランジスタ間に、直列に接続された複数のメモリセルトランジスタを含む第1乃至第3メモリセルユニットMU1〜MU3と、第1メモリセルユニットMU1の電流通路の一端,及び第2メモリセルユニットMU2の電流通路の一端に共通接続された第1ビット線BL1と、第3メモリセルユニットMU3の電流通路の一端に接続された第2ビット線BL2と、第1メモリセルユニットMU1の電流通路の他端に接続された第1ソース線SL1と、第2メモリセルユニットMU2の電流通路の他端、及び第3メモリセルユニットMU3の電流通路の他端に共通接続された第2ソース線SL1とを具備する。
そのため、ワード線方向に隣接する2つのメモリセルユニットMU1〜MU3において、倍ピッチコンタクトでソース線SL1,SL2およびビット線BL1,BL2を共有することができる。従って、微細化に対して有利である。
(2)不良率を低減できる
さらに、予備データ書き込みを行うことによって、第1乃至第3メモリセルユニットの選択トランジスタSTS,STDに隣接した第1乃至第6メモリセルトランジスタSMC11,SMC12,SMC21,SMC22,SMC31,SMC32を選択メモリセルトランジスタとして利用することができる。
ここで、この選択トランジスタSTS、STDに隣接したメモリセルの不良率が増大する傾向がある。例えば、GIDL(Gate Induced Drain Leakage)等により、書き込み特性や信頼性が低下しやすいためである。
例えば、本例の場合の第1メモリセルユニットMU1のホットキャリアによる不良率は、図23のように示される。図示するように、本例の構成によれば、選択トランジスタSTD1、STS1に隣接した第1,第2メモリセルトランジスタSMC11,SMC12を選択メモリセルトランジスタとして利用し、メモリセルとして機能させないため、斜線で示す不良率D1,D2を除去することができる。特に、大きな不良率であるソース線側の不良率D1を除去することができる。このように、不良率D1,D2を除去できるため、メモリセルユニットMU1の不良率を低減することができる。その他のメモリセルユニットMU2,MU3,…においても同様である。
以上に説明したように、本例に係る構成によれば、微細化に有利であり、かつ不良率を低減できる点で有利である。
(3)製造コストの低減に対して有利である。
上記のように、本例では、選択トランジスタSTS,STDに隣接したメモリセルトランジスタ(SMC11,SMC12,SMC21,…)を選択メモリセルトランジスタとして利用することができる。従って、選択トランジスタSTS,STDに隣接したメモリセルトランジスタ(SMC11,SMC12,SMC21,…)にダミーセルを配置する必要がない。
従って、チップサイズインパクトが無く倍ピッチ(Bi-pitch)化することができ、製造工程を増加することがない点で、製造コストの低減に対して有利である。
[第2の実施形態(千鳥配置である一例)]
次に、第2の実施形態に係る半導体記憶装置について、図24、図25を用いて説明する。この実施形態は、ソース線コンタクトおよびビット線コンタクトを千鳥状に配置した一例に関するものである。この説明において、上記第1の実施形態と重複する部分の詳細な説明を省略する。
図24はこの実施形態に係る半導体記憶装置を示す平面図であり、図24は図24中のXXV−XXV線に沿った断面図である。図示するように、素子領域AAの一部がビット線方向に延設され、ソース線コンタクト4Sおよびビット線コンタクト4Dの選択ゲート線SGD、SGSからの距離が交互に異なる、いわゆる千鳥状に配置されている点で、上記第1の実施形態と相違している。
セル動作等は、上記第1の実施形態と同様であるため、詳細な説明を省略する。
上記のように、この実施形態に係る半導体記憶装置によれば、少なくとも上記(1)乃至(3)と同様の効果が得られる。
さらに、本例によれば、素子領域AAの一部がビット線方向に延設され、ソース線コンタクト4Sおよびビット線コンタクト4Dが千鳥状に配置されている。そのため、本例の構成は、微細化がより進み、コンタクト4S間、コンタクト4D間のワード線方向の距離(2P)が低減しても、コンタクト4S、4D間の距離は2Pよりも長くすることができる。よって、微細化に対して有利である。
以上、第1,第2の実施形態を用いて本発明の説明を行ったが、この発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば各実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
この発明の一概要に係る半導体記憶装置を説明するための等価回路図。 一概要に係る半導体記憶装置を説明するための等価回路図。 この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の全体構成例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の平面構造を示す平面図。 図4中のVI−VI線に沿った断面図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置を説明するための等価回路図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の閾値電圧分布を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の予備データ書き込みの一動作を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の予備データ書き込みの一動作を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の予備データ書き込みの一動作を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の予備データ書き込みの一動作を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の予備データ書き込みの一動作を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の予備データ書き込みの一動作を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の予備データ書き込みの一動作を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の予備データ書き込みの一動作を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の予備データ書き込みの一動作を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のデータ書き込み動作(1)を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のデータ書き込み動作(2)を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の一データ読み出し動作(プリチャージ)を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のデータ読み出し動作(1)を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の一データ読み出し動作(プリチャージ)を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置のデータ読み出し動作(2)を示す図。 第1の実施形態に係る半導体記憶装置の一メモリセルユニットの不良率を示す図。 この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の平面構造を示す平面図。 図23中のXXV−XXV線に沿った断面図。
符号の説明
MU1〜MU3…第1〜第3メモリセルユニット、SL1、SL2…ソース線、BL1、BL2…ビット線、選択トランジスタ…STD1〜STD3、SMC11,SMC12,SMC21,SMC22,SMC31,SMC32…第1乃至第6メモリセルトランジスタ。

Claims (5)

  1. 第1選択トランジスタと、第2選択トランジスタと、前記第1選択トランジスタと前記第2選択トランジスタ間に第1方向に直列に接続された複数のメモリセルトランジスタからなり、それぞれのメモリセルトランジスタの第1及び第2選択トランジスタが前記第1方向と交差する第2方向に隣接するように配置された第1乃至第3メモリセルユニットと、
    前記第1メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部、及び前記第2メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部に共通接続された第1ビット線と、
    前記第3メモリセルユニットの第1選択トランジスタの端部に接続された第2ビット線と、
    前記第1メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部に接続された第1ソース線と、
    前記第2メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部、及び前記第3メモリセルユニットの第2選択トランジスタの端部に共通接続された第2ソース線とを具備し、
    前記第1及び第2選択トランジスタに隣接したメモリセルトランジスタを選択メモリセルトランジスタとして利用すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記選択メモリセルトランジスタは、第1閾値電圧を有する第1選択メモリセルトランジスタと、前記第1閾値電圧よりも高い第2閾値電圧を有する第2選択メモリセルトランジスタが存在し、
    前記第1乃至第3メモリセルユニットはそれぞれ前記第1選択メモリセルトランジスタと第2選択メモリセルトランジスタを有し、
    前記第1乃至第3メモリセルユニットの第1及び第2選択メモリセルトランジスタが前記第2方向に沿って交互に隣接するように配置されること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1乃至第3メモリセルユニットを含むメモリセルブロックを具備し、前記メモリセルブロックがフォーマット状態の時、予備データ書き込みを、前記選択メモリセルトランジスタに対して行うこと
    を特徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1及び第2選択メモリセルトランジスタは、多ビットデータを記憶可能な電荷蓄積層を有すること
    を特徴とする請求項2または3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1,第2ビット線に電気的に接続される第1,第2ビット線コンタクトと、
    前記第1,第2ソース線に電気的に接続される第1,第2ソース線コンタクトとを更に具備し、
    前記第1,第2ビット線コンタクト、および第1,第2ソース線コンタクトは、千鳥状に配置されること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
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