JP2009205634A - ラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

ラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】オブジェクトデータの周囲に設定される矩形状のオブジェクトエリアの一辺とオブジェクトデータを作成する矩形状のデータ作成エリアの一辺とが一致したことを視覚的に容易に確認可能なラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】オブジェクトドラッグ移動処理やオブジェクトカーソル移動処理により、オブジェクトが移動される際に、オブジェクトの周囲に設定される矩形状のオブジェクトエリア106の一辺と矩形状の印刷エリア103の一辺とが一致するかどうかを判断し(S14、S16、S18、S20)、オブジェクトエリア106の一辺と矩形状の印刷エリア103の一辺とが一致すると判断された場合(S14:YES、S16:YES、S18:YES、S20:YES)に、その判断結果を印刷エリア103の一辺上で実線107によりカラー表示するように構成する。
【選択図】図7

Description

本発明は、各種印刷データを印刷した長尺状のテープからラベルを作成するに際して、ラベル印刷データを作成・編集するラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体に関するものである。
従来より、各種印刷データを印刷した長尺状のテープからラベルを作成するに際して、ラベル印刷データを作成・編集する各種のラベルデータ作成装置が提案されている。
例えば、特開2007−334649号公報には、エディタ表示画面にてラベル作成作業領域を表示し、かかるラベル作成作業領域に表示される印刷枠のテキストボックス内で各種のテキストを入力してラベル印刷データを作成・編集するように構成されたラベルデータ作成装置が記載されている。
また、特開2006−189989号公報には、オブジェクトの進行方向矩形の辺に対してのみスナップ機能を動作させ、進行方向と反対側にある矩形の辺に対してはスナップ機能を無効とすることができ、スナップ回数が減少し、マウスによるオブジェクトの円滑な移動を実現することができるオブジェクト編集システムが記載されている。
特開2007−334649号公報(段落0053〜0059、図7) 特開2006−189989号公報(段落0036〜0075、図1〜図7)
しかしながら、前記した特許文献1に記載されたラベルデータ作成装置では、文字等のテキストデータや画像データ等からなるオブジェクトのレイアウト調整を行う際やオブジェクトを印刷枠の境界に合わせたり、或いはオブジェクトを印刷枠の中央位置に配置する際に、オブジェクトを選択した後そのオブジェクトを各種ボタンを操作して所望の配置となるように調整する必要がある。このように、各種のボタンを操作して、選択されたオブジェクトを所望の配置位置に調整するには非常に熟練を要し、初心者ユーザが簡単に行うことはできないものである。
また、前記特許文献2に記載されたオブジェクト編集システムでは、オブジェクトのスナップ機能を利用して矩形状の印字領域の各辺に対して比較的容易にオブジェクトを配置することが可能なものではあるが、オブジェクトの矩形領域の各辺と印字領域の各辺とが合致して配置されたことを視覚的に確認することは困難なものである。
本発明は、前記従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、テキストデータ等を含むオブジェクトの配置調整を行う際に、オブジェクトデータの周囲に設定される矩形状のオブジェクトエリアの一辺とオブジェクトデータの印刷エリアの一辺とが一致したことを視覚的に容易に確認可能なラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係るラベルデータ作成装置は、表示手段と、テープ印刷装置に装着された長尺状の印刷テープに印刷するための印刷データを作成・編集する印刷データ作成・編集手段とを備えたラベルデータ作成装置において、前記印刷データ作成・編集手段は、前記テープ印刷装置に装着されたテープカセット内の印刷テープのテープ幅に対応して印字幅を設定する印字幅設定手段と、前記印字幅設定手段を介して設定された印字幅に基づき前記表示手段を制御し、テキストデータを含むオブジェクトデータを作成する矩形状のデータ作成エリア及びデータ作成エリアの内側で矩形状の印刷エリアを表示させる表示制御手段と、前記データ作成エリア内でオブジェクトデータを入力する入力手段と、前記データ作成エリア内で前記オブジェクトデータを移動させる移動手段と、前記移動手段を介してオブジェクトデータが移動される際に、前記入力手段を介して入力されたオブジェクトデータの周囲に設定される矩形状のオブジェクトエリアの一辺と前記矩形状の印刷エリアの一辺とが一致するかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段を介して前記オブジェクトエリアの一辺と前記矩形状の印刷エリアの一辺とが一致すると判断された場合、その判断結果を印刷エリアの一辺上で表示することを特徴とする。
請求項2に係るラベルデータ作成装置は、請求項1のラベルデータ作成装置において、前記判断手段は、前記オブジェクトエリアの上下方向における上下センターラインと前記印刷エリアの上下方向における上下センターラインとが一致するかどうかを判断し、前記判断手段を介して前記オブジェクトエリアの上下センターラインと前記印刷エリアの上下センターラインとが一致すると判断された場合、その判断結果を印刷エリアの上下センターライン上で表示することを特徴とする。
請求項3に係るラベルデータ作成装置は、請求項2のラベルデータ作成装置において、前記判断手段は、前記オブジェクトエリアの上下方向における上辺及び下辺がそれぞれ前記印刷エリアの上辺及び下辺と一致するかどうかを判断し、前記判断手段を介して前記オブジェクトエリアの上辺及び下辺と前記印刷エリアの上辺及び下辺とが一致すると判断された場合、印刷エリアの上下センターラインを表示しないことを特徴とする。
請求項4に係るラベルデータ作成装置は、請求項1又は請求項2に記載のラベルデータ作成装置において、前記判断手段は、前記オブジェクトエリアの左右方向における左右センターラインと前記印刷エリアの左右方向における左右センターラインとが一致するかどうかを判断し、前記判断手段を介して前記オブジェクトエリアの左右センターラインと前記印刷エリアの左右センターラインとが一致すると判断された場合、その判断結果を印刷エリアの左右センターライン上で表示することを特徴とする。
ことを特徴とする。
請求項5に係るラベルデータ作成装置は、請求項4のラベルデータ作成装置において、前記判断手段は、前記オブジェクトエリアの左右方向における左辺及び右辺がそれぞれ前記印刷エリアの左辺及び右辺と一致するかどうかを判断し、
前記判断手段を介して前記オブジェクトエリアの左辺及び右辺と前記印刷エリアの左辺及び右辺とが一致すると判断された場合、印刷エリアの左右センターラインを表示しないことを特徴とする。
請求項6に係るラベルデータ作成装置は、請求項1乃至請求項5のラベルデータ作成装置において、前記印刷エリアの4辺の内側にて、各4辺に沿って所定幅の座標エリアを設定し、前記移動手段を介してオブジェクトデータが移動される際に、前記オブジェクトエリアの一辺が前記座標エリアに入った場合、オブジェクトエリアの一辺を平行移動して前記印刷エリアの一辺に合致させることを特徴とする。
請求項7に係るラベルデータ作成装置は、請求項1乃至請求項6のラベルデータ作成装置において、前記テープ印刷装置と通信する通信手段を備え、前記印字幅設定手段は、前記通信手段を介してテープ印刷装置から取得した印刷テープのテープ幅データに基づき印字幅を設定し、前記表示制御手段は、前記印字幅設定手段を介して設定された印字幅に基づき前記データ作成エリアを表示手段上に表示させることを特徴とする。
請求項8に係るプログラムは、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の印刷データ作成・編集手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項9に係る記録媒体は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の印刷データ作成・編集手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムが記録されてコンピュータで読み取り可能なことを特徴とする。
請求項1に係るラベルデータ作成装置では、移動手段を介してオブジェクトデータが移動される際に、入力手段を介して入力されたオブジェクトデータの周囲に設定される矩形状のオブジェクトエリアの一辺と矩形状の印刷エリアの一辺とが一致するかどうかを判断手段により判断し、判断手段を介してオブジェクトエリアの一辺と矩形状の印刷エリアの一辺とが一致すると判断された場合に、その判断結果を印刷エリアの一辺上で表示するように構成されているので、オブジェクトエリアの一辺と印刷エリアの一辺とが一致したことを、印刷エリアの一辺上で視覚的に容易に確認することができる。
請求項2に係るラベルデータ作成装置では、判断手段により、オブジェクトエリアの上下方向における上下センターラインと印刷エリアの上下方向における上下センターラインとが一致するかどうか判断され、判断手段を介してオブジェクトエリアの上下センターラインと印刷エリアの上下センターラインとが一致すると判断された場合に、その判断結果を印刷エリアの上下センターライン上で表示するように構成されているので、オブジェクトエリアの上下方向における上下センターラインと印刷エリアの上下方向における上下センターラインとが一致したことを、印刷エリアの上下センターライン上で視覚的に容易に確認することができる。
請求項3に係るラベルデータ作成装置では、判断手段により、オブジェクトエリアの上下方向における上辺及び下辺がそれぞれ印刷エリアの上辺及び下辺と一致するかどうか判断され、判断手段を介してオブジェクトエリアの上辺及び下辺と印刷エリアの上辺及び下辺とが一致すると判断された場合、印刷エリアの上下センターラインを表示しないように構成されているので、上下センターラインが表示されない場合には、オブジェクトエリアの幅と印刷エリアの幅とが一致していることを視覚的に容易に確認することができる。
請求項4に係るラベルデータ作成装置では、判断手段により、オブジェクトエリアの左右方向における左右センターラインと印刷エリアの左右方向における左右センターラインとが一致するかどうか判断され、判断手段を介してオブジェクトエリアの左右センターラインと印刷エリアの左右センターラインとが一致すると判断された場合、その判断結果を印刷エリアの左右センターライン上で表示するように構成されているので、オブジェクトエリアの左右方向における左右センターラインと印刷エリアの左右方向における左右センターラインとが一致したことを、印刷エリアの左右センターライン上で視覚的に容易に確認することができる。
請求項5に係るラベルデータ作成装置では、判断手段により、オブジェクトエリアの左右方向における左辺及び右辺がそれぞれ印刷エリアの左辺及び右辺と一致するかどうか判断され、判断手段を介してオブジェクトエリアの左辺及び右辺と印刷エリアの左辺及び右辺とが一致すると判断された場合、印刷エリアの左右センターラインを表示しないように構成されているので、左右センターラインが表示されない場合には、オブジェクトエリアの長さと印刷エリアの長さとが一致していることを視覚的に容易に確認することができる。
請求項6に係るラベルデータ作成装置では、印刷エリアの4辺の内側にて、各4辺に沿って所定幅の座標エリアを設定し、移動手段を介してオブジェクトデータが移動される際に、オブジェクトエリアの一辺が座標エリアに入った場合、オブジェクトエリアの一辺を平行移動して印刷エリアの一辺に合致させるように構成されているので、オブジェクトエリアの一辺を座標エリア内まで移動させるだけの簡単な移動操作により、確実にオブジェクトエリアの一辺を印刷エリアの一辺に合致させることができる。
請求項7に係るラベルデータ作成装置では、テープ印刷装置と通信する通信手段を備え、印字幅設定手段は、通信手段を介してテープ印刷装置から取得した印刷テープのテープ幅データに基づき印字幅を設定し、表示制御手段は、印字幅設定手段を介して設定された印字幅に基づきデータ作成エリアを表示手段上に表示させるように構成されているので、テープ印刷装置に所望のラベル幅を有する印刷テープを装着するだけで、テープ幅データは通信手段により取得されて印字幅が設定されるとともに、その印字幅に基づきデータ作成エリアが表示手段上に表示され、これより特別の操作を行うことなく所望のラベル幅に対応するデータ作成エリアを表示手段上に表示させることができる。
請求項8に係るプログラムでは、そのプログラムをコンピュータに読み込ませることにより、ラベルデータ作成装置として機能させることができる。
請求項9に係る記録媒体では、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の機能をコンピュータで実行されるプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、半導体メモリ、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、データカード(ICカード、磁気カード等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、光磁気ディスク(MD等)、相変化ディスク、磁気テープ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。この他、ROMやバックアップRAMに前記プログラムを記録しておき、このROMやバックアップRAMをコンピュータに組み込んで用いてもよい。
以下、本発明に係るラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体をラベル印刷システムについて、具体化した一実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施例に係るラベル印刷システム1の概略構成について図1に基づき説明する。図1は本実施例に係るラベル印刷システム1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施例に係るラベル印刷システム1は、パーソナルコンピュータ等から構成されるラベルデータ作成装置の一例としてのコンピュータ装置2と、このコンピュータ装置2と信号ケーブルK1を介して接続されるテープ印刷装置3とから構成されている。
また、コンピュータ装置2は、ホストコントローラ4、表示装置(例えば、CRT、LCD等)5、キーボード6、マウス7、イメージスキャナ8、及びCDリード・ライター(CD−R/W)9から構成されている。尚、マウス7は、ジョイスティックやトラックボール等に置き換えてもよい。また、CD−R/W9は、MO装置、DVD装置等に置き換えてもよい。
また、テープ印刷装置3は、所定幅寸法の長尺状の粘着媒体を裏面側に有する印刷テープが内蔵された後述のテープカセット3D(図2参照)が装着され、この印刷テープに対して印刷するプリンタであり、コンピュータ装置2からの印刷指令に基づき、所望の文字等が印刷された粘着材付印刷テープからラベルを作成する。
ここで、テープ印刷装置3は、その上面に文字キーや制御キー等の多数のキーを含むキーボード3Aと、ラベルのイメージ等を表示するディスプレイ3Bとを備えている。また、テープ印刷装置3の側壁には、印刷テープを外部に排出するテープ排出口3Cが形成されているので、コンピュータ装置2からの印刷指令に基づき、所望の文字が印刷された粘着材付印刷テープを切断してなるラベルが、テープ排出口3Cから排出される。
次に、テープ印刷装置3の印刷機構にテープカセット3Dを装着した場合の概略構成について図2に基づいて説明する。図2は図1に示すテープ印刷装置3の印刷機構にテープカセット3Dを装着した場合の概略構成を示す平面図である。
図2に示すように、印刷機構PMに着脱自在に矩形状のテープカセット3Dが装着されており、このテープカセット3Dには、フィルムテープ11が巻装されたテープスプール12と、インクリボン13が巻装されたリボン供給スプール14と、このインクリボン13を巻取る巻取りスプール15と、フィルムテープ11と同一幅を有する両面粘着テープ16が剥離紙を外側にして巻装された供給スプール17と、これらフィルムテープ11と両面粘着テープ16とを接合させる接合ローラ18とが回転自在に設けられている。
前記フィルムテープ11とインクリボン13とが重なる位置には、サーマルヘッド19が立設され、これらフィルムテープ11とインクリボン13とをサーマルヘッド19に押圧するプラテンローラ20と、フィルムテープ11と両面粘着テープ16とを接合ローラ18に押圧して印刷テープ23を作成する送りローラ21とは、テープ印刷装置3の本体フレームに回動自在に枢着された支持体22に回転可能に枢支されている。このサーマルヘッド19には、512個の発熱素子からなる発熱素子群が上下方向に列設されている。
従って、テープ送りモータ72(図4参照)の所定回転方向への駆動により、接合ローラ18と巻取りスプール15とが所定回転方向に夫々同期して駆動されながら、サーマルヘッド19の発熱素子群に通電されたとき、フィルムテープ11上には複数のドット列により文字やバーコード等が印字され、しかもフィルムテープ11は両面粘着テープ16を接合した状態で印刷テープ23としてテープ送り方向Aにテープ送りされ、テープ排出口3Cから外部に繰出される。尚、印刷機構PMの詳細については、例えば、特開平2−106555号公報に記載された機構とほぼ同一であるので、ここではその詳細な説明を省略する。
次に、この印刷テープ23を自動的に切断する切断装置30について簡単に説明する。前記テープカセット3Dの左側に対応するテープ印刷装置3の本体フレームの直ぐ内側には、板状の補助フレーム31が立設され、この補助フレーム31に固定刃32が上向きに固着されている。補助フレーム31に固着された左右方向向きの枢支軸33には、前後方向に延びる操作レバー34の前端近傍部が回動可能に枢支され、その操作レバー34の枢支軸33より前側に対応する部位において、可動刃35が前記固定刃32と対向して取付けられている。また、操作レバー34の後端部は、切断用モータ74(図4参照)に連結された揺動駆動機構(図示略)により上下揺動可能に構成され、常には、可動刃35が固定刃32から離間した状態で保持されている。
そして、サーマルヘッド19により印刷された印刷テープ23は、テープカセット3Dから固定刃32と可動刃35との間を通ってテープ排出口3Cから外に延びているので、切断信号により駆動された切断用モータ74により、揺動駆動機構を介して操作レバー34の後端部が上下揺動され、可動刃35が固定刃32に接近して、これら両刃32・35で印刷テープ23が切断される。これにより、ラベルが作成される。
ところで、前記テープカセット3Dから繰出される印刷テープ23として、テープ幅を3.5mm、6mm、9mm、12mm、18mm、24mmとする6種類が準備されており、これらテープカセット3Dの底壁部には、これら6種類のテープ幅の何れかを検知する為に、4つの突出爪の有無を組合せた突出片24が設けられている。そして、このテープカセット3Dの下側を支持する本体フレームには、この突出片24の突出爪の組合せからテープ幅を検知するカセットセンサ68(図4参照)が取付けられている。即ち、このカセットセンサ68は、突出片24を構成する突出爪の組合せにより、例えば、テープ幅が18mmのときには「0100」のカセット信号を出力し、また、テープ幅が24mmのときには「1100」のカセット信号を出力するとともに、テープカセット3Dが装着されていないときには、「0000」のカセット信号を出力する。
次に、ラベル印刷システム1を構成するコンピュータ装置2の回路構成について図3に基づいて説明する。図3は図1に示すコンピュータ装置2の要部の回路構成を示す回路ブロック図である。
図3に示すように、コンピュータ装置2のホストコントローラ4は、CPU41、ROM42、RAM43、入出力インターフェース(I/F)44、通信用インターフェース(I/F)45、フロッピー(登録商標)ディスクコントローラ(FDC)46、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)47、ハードディスクコントローラ(HDC)48、ハードディスクドライブ(HDD)49、表示装置コントローラ50、モデム51等を備えている。また、CPU41、ROM42、RAM43、入出力インターフェース(I/F)44、通信用インターフェース(I/F)45、及びモデム51は、バス線52により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。また、入出力I/F44には、FDD47を駆動制御するFDC46を介してFDD47、HDD49を駆動制御するHDC48を介してHDD49、及び表示装置コントローラ50が接続されている。また、モデム51には電話回線53が接続されている。
そして、ホストコントローラ4には、入出力I/F44を介して文字や記号等を入力するためのキーボード6、表示装置5の表示画面上の座標を入力するためのマウス7、図面から外形線データ等を取り込むためのイメージスキャナ8、及び印刷用データや後述のラベルデータ編集画面を表示するラベルデータ編集ソフト等の各種アプリケーションソフトウェア等をCD−ROM56に書き込み及び読み込むためのCD−R/W9が接続されている。また、ホストコントローラ4には、表示装置コントローラ50を介して表示装置5が接続され、後述のようにラベルデータ編集画面が表示され、入力されたラベルデータが表示された印刷テープ23の印刷領域(後述する)等が表示される。更に、ホストコントローラ4には、通信用I/F45及び信号ケーブルK1を介してテープ印刷装置3が接続される。
また、CPU41は、ラベル印刷システム1全体を制御し、ラベル印刷システム1の動作に関する全てのデータを管理する。また、ROM42には、一般のパーソナルコンピュータと同様に電源投入時にコンピュータ装置2を立ち上げてCPU41を起動させるための起動プログラムが格納されている。
また、RAM43は、CPU41が種々の制御を実行する際に、各種データを一時的に記憶するものであり、テキストデータ、画像データ等のオブジェクトデータを記憶するオブジェクトデータ記憶エリア43A、後述のように各種の飾り枠、イメージデータ、シンボルデータ等をテンプレートとして記憶するテンプレート記憶エリア43B、後述する印刷エリア103の4辺の内側に設定される所定幅の吸着座標エリアのデータを記憶する座標エリアデータ記憶エリア43C等が設けられている。
また、通信用I/F45は、例えば、セントロニクスインターフェースやUSB(Universal Serial Bus)等から構成され、テープ印刷装置3や外部の電子機器(例えば、コンピュータ、レーザプリンタ等)と双方向データ通信が可能になっている。
また、HDD49に装着されるハードディスクには、MS−DOS(登録商標)やウィンドウズ(登録商標)システム等の各種オペレーティングシステム(OS)に加えて、テープ印刷装置3や外部の電子機器に対してデータの送受信を行うための通信用プロトコル、ブラウザや当該OSにて実行可能なワープロソフトや印刷用ラベルデータを作成する編集ソフト等の各種アプリケーションソフトウェアが必要に応じて格納されている。
また、FDD47に着脱自在に装着されるフロッピー(登録商標)ディスク(FD)55には、後述する処理にて得られた各種印刷データが格納保存される。
また、CD−R/W9に着脱自在に装着される光ディスク(CD−ROM)56には、後述するテンプレートを用途別フォルダから取得してテープの印刷領域に挿入表示して編集するレイアウト編集処理等の制御処理の制御プログラム等と共に、GIF、JPEG、BMP等の様々な形式の各種オブジェクトのオブジェクト情報(例えば、オブジェクト名、オブジェクトの原画像の縦寸法、オブジェクトの原画像の横寸法、画像データ等である。)が記録されて、各種ラベルデータ作成装置に供給される。
次に、ラベル印刷システム1を構成するテープ印刷装置3の回路構成について図4に基づき説明する。図4は図1に示すテープ印刷装置3の要部の回路構成を示す回路ブロック図である。
図4に示すように、テープ印刷装置3の制御回路部60は、CPU61、CG(キャラクタジェネレータ)ROM62、ROM63、RAM64、入出力インターフェース(I/F)65、及び通信用インターフェース(I/F)66等を備えている。また、CPU61、CGROM62、ROM63、RAM64、入出力インターフェース(I/F)65、及び通信用インターフェース(I/F)66は、バス線67により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。
ここに、CGROM62には各キャラクタに対応するドットパターンデータが記憶されている。
また、ROM63は各種のプログラムを記憶させておくものであり、印刷制御プログラム等のテープ印刷装置3の制御上必要な各種のプログラムが記憶されている。そして、CPU61はかかるROM63に記憶されている各種のプログラムに基づいて各種の演算を行なうものである。また、CGROM62には、多数の文字等のキャラクタのそれぞれについて、各キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線データ(アウトラインデータ)が各書体(ゴシック系書体、明朝体系書体等)毎に分類されてコードデータに対応して記憶されている。このアウトラインデータに基づいてドットパターンデータがイメージバッファ上に展開される。
また、RAM64はCPU61により演算された各種の演算結果を一時的に記憶させておくためのものである。また、サーマルヘッド19を介してラミネートテープ11に印字する際に印字データが一時記憶される。更に、RAM64には、テキストメモリ、イメージバッファ、印字バッファ等の各種のメモリが設けられている。
また、入出力I/F65には、キーボード3A、ディスプレイ3B、カセットセンサ68、サーマルヘッド19を駆動する為の駆動回路71、テープ送りモータ72を駆動する為の駆動回路73、及び切断用モータ74を駆動する為の駆動回路75等が夫々接続されている。
また、通信用I/F66は、例えば、セントロニクスインターフェースやUSB等から構成され、コンピュータ装置2と双方向データ通信が可能になっている。
続いて、前記ラベル印刷システム1にて実行されるラベルデータ作成・編集プログラムについて、図5乃至図7に基づき説明する。
先ず、ラベルデータ作成・編集プログラムのメイン処理について図5に基づき説明する。図5はメイン処理プログラムのフローチャートである。
図5において、ラベルデータ作成・編集プログラムが起動されると、S1において、図8に示すラベルデータ編集初期画面が表示装置5に表示される。
ここで、図8に基づきラベルデータ編集初期画面について説明する。先ず、ラベルデータ編集初期画面100において、オブジェクト(ここでは、テキスト、飾り枠、イメージデータ、シンボル等を含む概念である)データ作成エリア101が表示される。
このとき、矩形状のオブジェクトデータ作成エリア101は、テープ印刷装置3に装着されているテープカセットに内蔵されたテープのテープ幅(24mm幅)に対応して、表示されている。また、オブジェクトデータ作成エリア101において、その内側には矩形状の印刷エリア103が表示され、かかる印刷エリア103の範囲内でオブジェクトデータの印刷が行われる。印刷エリア103の左端位置には、キャレット(点滅カーソル)102が表示されている。
また、RAM43の座標エリアデータ記憶エリア43Cに記憶されている座標データに基づき、印刷エリア103の4辺の内側で各4辺に沿って吸着座標エリア104が設定されている。尚、吸着座標エリア104は、実際に印刷エリア103上で表示されることはなく、説明の便宜のために図示しているものである。この吸着座標エリア104は、後述するように、オブジェクトを囲む矩形状のオブジェクトエリアの一辺が吸着座標エリア104内に入った際に、オブジェクトエリアの一辺を平行移動して印刷エリア103の一辺に合致させる吸着作用を行うためのエリアである。
前記のように初期画面100が表示装置5に表示された後、オブジェクト追加処理(S2)、オブジェクトドラッグ移動処理(S3)、オブジェクトカーソル移動処理(S4)が行われる。
先ず、S2においてオブジェクト追加処理が行われる。かかる処理は、コンピュータ装置2のキーボード6を介して行われる通常のテキスト入力処理や既に作成されているテキストに新たに別のテキストや各種の修飾データ(飾り枠、イメージ、シンボル等)を追加する処理である。
ここでは、一例として、オブジェクトデータ作成エリア101において、オブジェクトとしてのテキスト「Sample」が入力された例を図9に示す。図9では、オブジェクトデータ作成エリア101における印刷エリア103内に、テキスト「Sample」が表示されている。また、図9に示す例では、テキスト「Sample」がオブジェクトとして選択されており、かかる場合、テキスト「Sample」は、複数のハンドル105により囲まれたオブジェクトエリア106内に配置される。
続いて、S3にて行われるオブジェクトドラッグ移動処理について説明する。かかる処理は、オブジェクトエリア106に囲まれたオブジェクトをクリックしつつドラッグしてオブジェクトを移動させる処理である。
前記オブジェクトドラッグ処理について図6に基づき説明する。図6はオブジェクトドラッグ処理のフローチャートである。
図6において、オブジェクトドラッグ処理が開始されると、S6において、オブジェクトエリア106の上辺の座標が印刷エリア103の上側吸着座標エリア104内に存在するかどうか判断される。オブジェクトエリア106の上辺の座標が印刷エリア103の上側吸着座標エリア104内に存在しないと判断された場合(S6:NO)には、S8に移行する。一方、オブジェクトエリア106の上辺の座標が印刷エリア103の上側吸着座標エリア104内に存在すると判断された場合(S6:YES)には、S7にて、各ハンドル105にて囲まれたオブジェクトエリア106の上辺を上側に平行移動して、オブジェクトエリア106の上辺を印刷エリア103の上辺に合致させる。この後S8に移行する。
S8においては、オブジェクトエリア106の下辺の座標が印刷エリア103の下側吸着座標エリア104内に存在するかどうか判断される。オブジェクトエリア106の下辺の座標が印刷エリア103の下側吸着座標エリア104内に存在しないと判断された場合(S8:NO)には、S10に移行する。一方、オブジェクトエリア106の下辺の座標が印刷エリア103の下側吸着座標エリア104内に存在すると判断された場合(S8:YES)には、S9にて、各ハンドル105にて囲まれたオブジェクトエリア106の下辺を下側に平行移動して、オブジェクトエリア106の下辺を印刷エリア103の下辺に合致させる。この後S10に移行する。
S10においては、オブジェクトエリア106の左辺の座標が印刷エリア103の左側吸着座標エリア104内に存在するかどうか判断される。オブジェクトエリア106の左辺の座標が印刷エリア103の左側吸着座標エリア104内に存在しないと判断された場合(S10:NO)には、S12に移行する。一方、オブジェクトエリア106の左辺の座標が印刷エリア103の左側吸着座標エリア104内に存在すると判断された場合(S10:YES)には、S11にて、各ハンドル105にて囲まれたオブジェクトエリア106の左辺を左側に平行移動して、オブジェクトエリア106の左辺を印刷エリア103の左辺に合致させる。この後S12に移行する。
S12においては、オブジェクトエリア106の右辺の座標が印刷エリア103の右側吸着座標エリア104内に存在するかどうか判断される。オブジェクトエリア106の右辺の座標が印刷エリア103の右側吸着座標エリア104内に存在しないと判断された場合(S12:NO)には、処理を終了する。一方、オブジェクトエリア106の右辺の座標が印刷エリア103の右側吸着座標エリア104内に存在すると判断された場合(S12:YES)には、S13にて、各ハンドル105にて囲まれたオブジェクトエリア106の右辺を右側に平行移動して、オブジェクトエリア106の右辺を印刷エリア103の右辺に合致させる。この後S12に移行する。この後、処理を終了する。
尚、S4にて行われるオブジェクトカーソル移動処理は、オブジェクトをクリックしてハンドル105によりオブジェクトエリア106が表示されるオブジェクトの選択状態とし、キーボード6に設けられたカーソルキーを使用してオブジェクトを移動させる処理である。
続いて、前記オブジェクト追加処理(S2)、オブジェクトドラッグ移動処理(S3)、オブジェクトカーソル移動処理(S4)が行われた後に実行されるオブジェクト境界一致表示処理(S5)について、図7に基づき説明する。図7はオブジェクト境界一致表示処理のフローチャートである。
オブジェクト境界一致表示処理が開始されると、S14において、オブジェクトエリア106の上辺が印刷エリア103の上辺と一致しているかどうか判断される。オブジェクトエリア106の上辺が印刷エリア103の上辺と一致してないと判断された場合(S14:NO)、S16に移行する。一方、オブジェクトエリア106の上辺が印刷エリア103の上辺と一致していると判断された場合(S14:YES)には、S15にて、オブジェクトエリア106の上辺と印刷エリア103の上辺とが一致していることを、印刷エリア103の上辺上で表示する。具体的には、例えば、図9に示すように、印刷エリア103の上辺を実線107でカラー表示する。この後、S16に移行する。
続いて、S16では、オブジェクトエリア106の下辺が印刷エリア103の下辺と一致しているかどうか判断される。オブジェクトエリア106の下辺が印刷エリア103の下辺と一致してないと判断された場合(S16:NO)、S18に移行する。一方、オブジェクトエリア106の下辺が印刷エリア103の下辺と一致していると判断された場合(S16:YES)には、S17にて、オブジェクトエリア106の下辺と印刷エリア103の下辺とが一致していることを、印刷エリア103の下辺上で表示する。具体的には、例えば、図10に示すように、印刷エリア103の下辺を実線107でカラー表示する。この後、S18に移行する。
ここに、前記S15及びS17の処理が行われた場合には、図11に示すように、印刷エリア103の上辺と下辺とが、共に実線107でカラー表示される。
次に、S18においては、オブジェクトエリア106の左辺が印刷エリア103の左辺と一致しているかどうか判断される。オブジェクトエリア106の左辺が印刷エリア103の左辺と一致してないと判断された場合(S18:NO)、S20に移行する。一方、オブジェクトエリア106の左辺が印刷エリア103の左辺と一致していると判断された場合(S18:YES)には、S19にて、オブジェクトエリア106の左辺と印刷エリア103の左辺とが一致していることを、印刷エリア103の左辺上で表示する。具体的には、例えば、図12に示すように、印刷エリア103の左辺を実線107でカラー表示する。この後、S20に移行する。
次に、S20においては、オブジェクトエリア106の右辺が印刷エリア103の右辺と一致しているかどうか判断される。オブジェクトエリア106の右辺が印刷エリア103の右辺と一致してないと判断された場合(S20:NO)、S22に移行する。一方、オブジェクトエリア106の右辺が印刷エリア103の右辺と一致していると判断された場合(S20:YES)には、S21にて、オブジェクトエリア106の右辺と印刷エリア103の右辺とが一致していることを、印刷エリア103の右辺上で表示する。具体的には、例えば、図13に示すように、印刷エリア103の右辺を実線107でカラー表示する。この後、S22に移行する。
ここに、前記S19及びS21の処理が行われた場合には、図14に示すように、印刷エリア103の左辺と右辺とが、共に実線107でカラー表示される。
次に、S22においては、オブジェクトエリア106の上下方向におけるセンターラインが、印刷エリア103の上下方向におけるセンターラインと一致しているかどうか判断される。オブジェクトエリア106の上下方向センターラインが印刷エリア103の上下方向センターラインと一致してないと判断された場合(S22:NO)、S25に移行する。一方、オブジェクトエリア106の上下方向センターラインが印刷エリア103の上下方向センターラインと一致していると判断された場合(S22:YES)には、S23にて、オブジェクトエリア106の上辺及び下辺が、それぞれ印刷エリア10左の上辺及び下辺と一致しているかどうか判断される。オブジェクトエリア106の上辺及び下辺が、それぞれ印刷エリア10左の上辺及び下辺と一致している場合(S23:YES)には、オブジェクトエリア106の幅と印刷エリア103の幅とが一致していることを意味し、かかる場合には、印刷エリア103の上下方向センターラインを表示することなくS25に移行する。このように印刷エリア103の上下方向センターラインが表示されない場合には、オブジェクトエリア106の幅と印刷エリア103の幅とが一致していることを視覚的に容易に確認することができる。一方、オブジェクトエリア106の上辺及び下辺が、それぞれ印刷エリア103の上辺及び下辺と一致していない場合(S23:NO)には、S24において、オブジェクトエリアの上下方向におけるセンターラインと印刷エリア103の上下方向におけるセンターラインとが相互に一致していることを表示する。具体的には、図15に示すように、印刷エリア103の上下方向におけるセンターラインを実線107でカラー表示する。この後、S25に移行する。
次に、S25においては、オブジェクトエリア106の左右方向におけるセンターラインが、印刷エリア103の左右方向におけるセンターラインと一致しているかどうか判断される。オブジェクトエリア106の左右方向センターラインが印刷エリア103の左右方向センターラインと一致してないと判断された場合(S25:NO)、処理を終了する。一方、オブジェクトエリア106の左右方向センターラインが印刷エリア103の左右方向センターラインと一致していると判断された場合(S25:YES)には、S26にて、オブジェクトエリア106の左辺及び右辺が、それぞれ印刷エリア10左の左辺及び右辺と一致しているかどうか判断される。オブジェクトエリア106の左辺及び右辺が、それぞれ印刷エリア10左の左辺及び右辺と一致している場合(S26:YES)には、オブジェクトエリア106の長さと印刷エリア103の長さとが一致していることを意味し、かかる場合には、印刷エリア103の左右方向センターラインを表示することなく、処理を終了する。このように、印刷エリア103の左右方向センターラインが表示されない場合には、オブジェクトエリア106の長さと印刷エリア103の長さとが一致していることを視覚的に容易に確認することができる。一方、オブジェクトエリア106の左辺及び右辺が、それぞれ印刷エリア103の左辺及び右辺と一致していない場合(S26:NO)には、S27において、オブジェクトエリア106の左右方向におけるセンターラインと印刷エリア103の左右方向におけるセンターラインとが相互に一致していることを表示する。具体的には、図16に示すように、印刷エリア103の左右方向におけるセンターラインを実線107でカラー表示する。この後、処理を終了する。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るラベルデータ作成装置では、オブジェクトドラッグ移動処理やオブジェクトカーソル移動処理により、オブジェクトが移動される際に、オブジェクトの周囲に設定される矩形状のオブジェクトエリア106の一辺と矩形状の印刷エリア103の一辺とが一致するかどうかを判断し(S14、S16、S18、S20)、オブジェクトエリア106の一辺と矩形状の印刷エリア103の一辺とが一致すると判断された場合(S14:YES、S16:YES、S18:YES、S20:YES)に、その判断結果を印刷エリア103の一辺上で実線107によりカラー表示するように構成されているので、オブジェクトエリア106の一辺と印刷エリア103の一辺とが一致したことを、印刷エリア103の一辺上で視覚的に容易に確認することができる。
また、オブジェクトエリア106の上下方向における上下センターラインと印刷エリア103の上下方向における上下センターラインとが一致するかどうか判断し(S22)、オブジェクトエリア106の上下センターラインと印刷エリア103の上下センターラインとが一致すると判断された場合(S22:YES)に、その判断結果を印刷エリア103の上下センターライン上で実線107によりカラー表示するように構成されているので、オブジェクトエリア106の上下方向における上下センターラインと印刷エリア103の上下方向における上下センターラインとが一致したことを、印刷エリア103の上下センターライン上で視覚的に容易に確認することができる。
更に、オブジェクトエリア106の左右方向における左右センターラインと印刷エリア103の左右方向における左右センターラインとが一致するかどうか判断し(S25)、オブジェクトエリア106の左右センターラインと印刷エリア103の左右センターラインとが一致すると判断された場合(S25:YES)、その判断結果を印刷エリア103の左右センターライン上で実線107によりカラー表示するように構成されているので、オブジェクトエリア106の左右方向における左右センターラインと印刷エリア103の左右方向における左右センターラインとが一致したことを、印刷エリア103の左右センターライン上で視覚的に容易に確認することができる。
また、印刷エリア103の4辺の内側にて、各4辺に沿って所定幅の吸着座標エリア104を設定し、オブジェクトが移動される際に、オブジェクトエリア106の一辺が吸着座標エリア104に入った場合(S6;YES、S8:YES、S10:YES、S12:YES)、オブジェクトエリア106の一辺を平行移動して印刷エリア103の一辺に合致させるように構成されているので、オブジェクトエリア106の一辺を吸着座標エリア104内まで移動させるだけの簡単な移動操作により、確実にオブジェクトエリア106の一辺を印刷エリア103の一辺に合致させることができる。
更に、コンピュータ装置2は、通信用I/F45、66を介してテープ印刷装置3から取得したフィルムテープ11のテープ幅データに基づき印字幅を設定し、表示装置5は、その設定された印字幅に基づきデータ作成エリア101を表示装置5上に表示させるように構成されているので、テープ印刷装置3に所望のラベル幅を有するフィルムテープ11を装着するだけで、テープ幅データは通信用I/F45、66により取得されて印字幅が設定されるとともに、その印字幅に基づきデータ作成エリア101が表示装置5上に表示され、これより特別の操作を行うことなく所望のラベル幅に対応するデータ作成エリア101を表示装置5上に表示させることができる。
尚、本発明は、前記実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
本実施例に係るラベル印刷システムの概略構成である。 図1に示すテープ印刷装置の印刷機構にテープカセットを装着した場合の概略構成を示す平面図である。 図1に示すコンピュータ装置2の要部の回路構成を示す回路ブロック図である。 図1に示すテープ印刷装置の要部の回路構成を示す回路ブロック図である。 メイン処理プログラムのフローチャートである。 オブジェクトドラッグ移動処理のフローチャートである。 オブジェクト境界一致表示処理のフローチャートである。 ラベルデータ編集初期画面を示す説明図である。 オブジェクトデータ作成エリアにおいて、オブジェクトとしてのテキスト「Sample」が入力された例を示す説明図である。 印刷エリアの下辺を実線でカラー表示した例を示す説明図である。 印刷エリアの上辺と下辺とを共に実線でカラー表示した例を示す説明図である。 印刷エリアの左辺を実線でカラー表示した例を示す説明図である。 印刷エリアの右辺を実線でカラー表示した例を示す説明図である。 印刷エリアの左辺と右辺とを共に実線でカラー表示した例を示す説明図である。 印刷エリアの上下方向におけるセンターラインを実線でカラー表示した例を示す説明図である。 印刷エリアの左右方向におけるセンターラインを実線でカラー表示した例を示す説明図である。
符号の説明
1 ラベル印刷システム
2 コンピュータ装置
3 テープ印刷装置
3D テープカセット
4 ホストコントローラ
5 表示装置
6 キーボード
7 マウス
41 CPU
42 ROM
43 RAM
43C フラグメモリ
49 HDD
101 オブジェクトデータ作成エリア
102 キャレット
103 印刷エリア
104 吸着座標エリア
105 ハンドル
106 オブジェクトエリア
107 実線

Claims (9)

  1. 表示手段と、テープ印刷装置に装着された長尺状の印刷テープに印刷するための印刷データを作成・編集する印刷データ作成・編集手段とを備えたラベルデータ作成装置において、
    前記印刷データ作成・編集手段は、
    前記テープ印刷装置に装着されたテープカセット内の印刷テープのテープ幅に対応して印字幅を設定する印字幅設定手段と、
    前記印字幅設定手段を介して設定された印字幅に基づき前記表示手段を制御し、テキストデータを含むオブジェクトデータを作成する矩形状のデータ作成エリア及びデータ作成エリアの内側で矩形状の印刷エリアを表示させる表示制御手段と、
    前記データ作成エリア内でオブジェクトデータを入力する入力手段と、
    前記データ作成エリア内で前記オブジェクトデータを移動させる移動手段と、
    前記移動手段を介してオブジェクトデータが移動される際に、前記入力手段を介して入力されたオブジェクトデータの周囲に設定される矩形状のオブジェクトエリアの一辺と前記矩形状の印刷エリアの一辺とが一致するかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段を介して前記オブジェクトエリアの一辺と前記矩形状の印刷エリアの一辺とが一致すると判断された場合、その判断結果を印刷エリアの一辺上で表示することを特徴とするラベルデータ作成装置。
  2. 前記判断手段は、前記オブジェクトエリアの上下方向における上下センターラインと前記印刷エリアの上下方向における上下センターラインとが一致するかどうかを判断し、
    前記判断手段を介して前記オブジェクトエリアの上下センターラインと前記印刷エリアの上下センターラインとが一致すると判断された場合、その判断結果を印刷エリアの上下センターライン上で表示することを特徴とする請求項1に記載のラベルデータ作成装置。
  3. 前記判断手段は、前記オブジェクトエリアの上下方向における上辺及び下辺がそれぞれ前記印刷エリアの上辺及び下辺と一致するかどうかを判断し、
    前記判断手段を介して前記オブジェクトエリアの上辺及び下辺と前記印刷エリアの上辺及び下辺とが一致すると判断された場合、印刷エリアの上下センターラインを表示しないことを特徴とする請求項2に記載ラベルデータ作成装置。
  4. 前記判断手段は、前記オブジェクトエリアの左右方向における左右センターラインと前記印刷エリアの左右方向における左右センターラインとが一致するかどうかを判断し、
    前記判断手段を介して前記オブジェクトエリアの左右センターラインと前記印刷エリアの左右センターラインとが一致すると判断された場合、その判断結果を印刷エリアの左右センターライン上で表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のラベルデータ作成装置。
  5. 前記判断手段は、前記オブジェクトエリアの左右方向における左辺及び右辺がそれぞれ前記印刷エリアの左辺及び右辺と一致するかどうかを判断し、
    前記判断手段を介して前記オブジェクトエリアの左辺及び右辺と前記印刷エリアの左辺及び右辺とが一致すると判断された場合、印刷エリアの左右センターラインを表示しないことを特徴とする請求項4に記載のラベルデータ作成装置。
  6. 前記印刷エリアの4辺の内側にて、各4辺に沿って所定幅の座標エリアを設定し、
    前記移動手段を介してオブジェクトデータが移動される際に、前記オブジェクトエリアの一辺が前記座標エリアに入った場合、オブジェクトエリアの一辺を平行移動して前記印刷エリアの一辺に合致させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のラベルデータ作成装置。
  7. 前記テープ印刷装置と通信する通信手段を備え、
    前記印字幅設定手段は、前記通信手段を介してテープ印刷装置から取得した印刷テープのテープ幅データに基づき印字幅を設定し、
    前記表示制御手段は、前記印字幅設定手段を介して設定された印字幅に基づき前記データ作成エリアを表示手段上に表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のラベルデータ作成装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の印刷データ作成・編集手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の印刷データ作成・編集手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムが記録されてコンピュータで読み取り可能なことを特徴とする記録媒体。
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