JP2009205599A - ラベルデータ作成装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ラベルデータ作成・編集プログラムの起動時にオンされる(S4:YES)とともに、データ作成エリア101にて最初のオブジェクトとなるテキスト「ABC」のデータの作成が行われた時点でオフされる(S13、S19)フラグメモリ43Cを備え、フラグメモリ43Cがオンされている間、データ作成エリア101における最初のオブジェクト表示エリア105には、そのオブジェクト表示エリア105の周囲にオブジェクト表示エリア105が選択中であることを示すラバーバンド106は表示されることなくキャレット102のみが表示される。
【選択図】図12
Description
例えば、特開2007−334649号公報には、エディタ表示画面にてラベル作成作業領域を表示し、かかるラベル作成作業領域に表示される印刷枠のテキストボックス内で各種のテキストを入力してラベル印刷データを作成・編集するように構成されたラベルデータ作成装置が記載されている。
更に、第1オブジェクトデータが作成されてフラグメモリがオフされた後、データ作成エリアにて第2オブジェクトデータが作成される際には、データ作成エリアにおける第2オブジェクトデータ表示エリアにカーソルが表示されるとともに、第2オブジェクトデータ表示エリアの周囲に第2オブジェクトデータが選択中であることを示すラバーバンドが表示されるので、通常のラベルデータ作成装置におけるように、選択中のオブジェクト表示エリアを明確に認識しつつ、オブジェクトデータの作成を行うことができる。
図1に示すように、本実施例に係るラベル印刷システム1は、パーソナルコンピュータ等から構成されるラベルデータ作成装置の一例としてのコンピュータ装置2と、このコンピュータ装置2と信号ケーブルK1を介して接続されるテープ印刷装置3とから構成されている。
また、コンピュータ装置2は、ホストコントローラ4、表示装置(例えば、CRT、LCD等)5、キーボード6、マウス7、イメージスキャナ8、及びCDリード・ライター(CD−R/W)9から構成されている。尚、マウス7は、ジョイスティックやトラックボール等に置き換えてもよい。また、CD−R/W9は、MO装置、DVD装置等に置き換えてもよい。
ここで、テープ印刷装置3は、その上面に文字キーや制御キー等の多数のキーを含むキーボード3Aと、ラベルのイメージ等を表示するディスプレイ3Bとを備えている。また、テープ印刷装置3の側壁には、印刷テープを外部に排出するテープ排出口3Cが形成されているので、コンピュータ装置2からの印刷指令に基づき、所望の文字が印刷された粘着材付印刷テープを切断してなるラベルが、テープ排出口3Cから排出される。
図2に示すように、印刷機構PMに着脱自在に矩形状のテープカセット3Dが装着されており、このテープカセット3Dには、フィルムテープ11が巻装されたテープスプール12と、インクリボン13が巻装されたリボン供給スプール14と、このインクリボン13を巻取る巻取りスプール15と、フィルムテープ11と同一幅を有する両面粘着テープ16が剥離紙を外側にして巻装された供給スプール17と、これらフィルムテープ11と両面粘着テープ16とを接合させる接合ローラ18とが回転自在に設けられている。
そして、サーマルヘッド19により印刷された印刷テープ23は、テープカセット3Dから固定刃32と可動刃35との間を通ってテープ排出口3Cから外に延びているので、切断信号により駆動された切断用モータ74により、揺動駆動機構を介して操作レバー34の後端部が上下揺動され、可動刃35が固定刃32に接近して、これら両刃32・35で印刷テープ23が切断される。これにより、ラベルが作成される。
図3に示すように、コンピュータ装置2のホストコントローラ4は、CPU41、ROM42、RAM43、入出力インターフェース(I/F)44、通信用インターフェース(I/F)45、フロッピー(登録商標)ディスクコントローラ(FDC)46、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)47、ハードディスクコントローラ(HDC)48、ハードディスクドライブ(HDD)49、表示装置コントローラ50、モデム51等を備えている。また、CPU41、ROM42、RAM43、入出力インターフェース(I/F)44、通信用インターフェース(I/F)45、及びモデム51は、バス線52により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。また、入出力I/F44には、FDD47を駆動制御するFDC46を介してFDD47、HDD49を駆動制御するHDC48を介してHDD49、及び表示装置コントローラ50が接続されている。また、モデム51には電話回線53が接続されている。
また、通信用I/F45は、例えば、セントロニクスインターフェースやUSB(Universal Serial Bus)等から構成され、テープ印刷装置3や外部の電子機器(例えば、コンピュータ、レーザプリンタ等)と双方向データ通信が可能になっている。
また、FDD47に着脱自在に装着されるフロッピー(登録商標)ディスク(FD)55には、後述する処理にて得られた各種印刷データが格納保存される。
図4に示すように、テープ印刷装置3の制御回路部60は、CPU61、CG(キャラクタジェネレータ)ROM62、ROM63、RAM64、入出力インターフェース(I/F)65、及び通信用インターフェース(I/F)66等を備えている。また、CPU61、CGROM62、ROM63、RAM64、入出力インターフェース(I/F)65、及び通信用インターフェース(I/F)66は、バス線67により相互に接続されて、相互にデータのやり取りが行われる。
ここに、CGROM62には各キャラクタに対応するドットパターンデータが記憶されている。
また、通信用I/F66は、例えば、セントロニクスインターフェースやUSB等から構成され、コンピュータ装置2と双方向データ通信が可能になっている。
先ず、ラベルデータ作成・編集プログラムのメイン処理について図5に基づき説明する。図5はメイン処理プログラムのフローチャートである。
ここで、図11に基づきラベルデータ編集初期画面について説明する。先ず、ラベルデータ編集初期画面100において、オブジェクト(ここでは、テキスト、飾り枠、イメージデータ、シンボル等を含む概念である)データ作成エリア101が表示される。
このとき、データ作成エリア101は、テープ印刷装置3に装着されているテープカセットに内蔵されたテープのテープ幅(24mm幅)に対応して、表示されている。
図6において、先ず、S4においてフラグメモリ43Cがオンしているかどうか判断される。最初にオブジェクト作成を行う際には、前記したように、S2にてフラグメモリ43Cはオンされているので、S4における判断は「YES」となってS6に移行する。そして、S6にて、データ作成エリア101にキャレット(点滅カーソル)102が表示される。この状態が図11に示されている。
ここでは、理解を容易にするため通常行われる処理の順序に従って、テキスト入力処理(S7)、オブジェクト挿入処理(S8)、オブジェクト移動処理(S9)、オブジェクト選択処理(S10)、オブジェクト選択解除処理(S11)の順で説明する。
ここに、オブジェクト挿入処理は、既に1つのテキストを含むオブジェクトの作成処理が行われた後に、新たなオブジェクトを作成して挿入する処理、又は、既に作成されているオブジェクトに対して各種の修飾を付加する等の処理である。
尚、S12にてテキスト挿入ボタン104がクリックされていない場合(S12:NO)には、オブジェクト挿入処理を終了する。
図8において、S20にてデータ作成エリア101内でオブジェクトがクリックされてドラッグされると、S21においてフラグメモリ43Cがオンしているかどうか判断される。ここに、フラグメモリ43Cがオンしている場合(S21:YES)、即ち、まだ1つ目のオブジェクトの作成中で、そのオブジェクトの作成が完了していない場合には、オブジェクトを移動させる意味はないことから、そのまま処理を終了する。これに対して、フラグメモリ43Cがオフされている場合(S21:NO)、即ち、既に作成された2つのオブジェクトがデータ作成エリア101内に存在している場合には、前記S20にて行われたクリック&ドラッグ操作に基づき、オブジェクトが移動される。この後処理が終了する。
図9において、S23にてオブジェクトがクリックされると、S24においてフラグメモリ43Cがオンしているかどうか判断される。ここに、フラグメモリ43Cがオンしている場合(S24:YES)、即ち、まだ1つ目のオブジェクトの作成中で、そのオブジェクトの作成が完了していない場合には、オブジェクトを選択させる意味はないことから、そのまま処理を終了する。これに対して、フラグメモリ43Cがオフされている場合(S24:NO)、即ち、既に作成された2つのオブジェクトがデータ作成エリア101内に存在している場合には、前記S23にて行われたオブジェクトのクリック操作に基づき、オブジェクトが選択されるとともに、S25において、その洗濯されたオブジェクト表示エリア105にラバーバンド106(場合によってはキャレット102も)が表示される。
図10において、S26にてオブジェクト以外の背景等がクリックされると、S27においてフラグメモリ43Cがオンしているかどうか判断される。ここに、フラグメモリ43Cがオンしている場合(S24:YES)、即ち、まだ1つ目のオブジェクトの作成中で、そのオブジェクトの作成が完了していない場合には、オブジェクトを選択解除させる意味はないことから、そのまま処理を終了する。この場合、オブジェクト以外の背景等がクリックされても、キャレット102が消滅することはない。これにより、初心者ユーザが誤ってオブジェクト以外の背景等をクリックしてしまった場合においても、キャレット102はそのまま表示されているので、安心してテキストの入力を継続することができる。
更に、オブジェクトデータが作成されてフラグメモリがオフされた後、データ作成エリア101にて次のオブジェクトデータが作成される際には、データ作成エリア101におけるオブジェクト表示エリア105にキャレット102が表示されるとともに、オブジェクト表示エリア105の周囲にそのオブジェクトデータが選択中であることを示すラバーバンド106が表示されるので、通常のラベルデータ作成装置におけるように、選択中のオブジェクト表示エリアを明確に認識しつつ、オブジェクトデータの作成を行うことができる。
2 コンピュータ装置
3 テープ印刷装置
3D テープカセット
4 ホストコントローラ
5 表示装置
6 キーボード
7 マウス
41 CPU
42 ROM
43 RAM
43C フラグメモリ
49 HDD
101 データ作成エリア
102 キャレット
105 オブジェクト表示エリア
106 ラバーバンド
Claims (5)
- 表示手段と、テープ印刷装置に装着された長尺状の印刷テープに印刷するための印刷データを作成・編集する印刷データ作成・編集手段とを備えたラベルデータ作成装置において、
前記印刷データ作成・編集手段は、
前記テープ印刷装置に装着されたテープカセット内の印刷テープのテープ幅に対応して印字幅を設定する印字幅設定手段と、
前記印字幅設定手段を介して設定された印字幅に基づき前記表示手段を制御し、テキストデータを含むオブジェクトデータのデータ作成エリアを表示させる表示制御手段と、
前記データ作成エリア内でオブジェクトデータを入力する入力手段と、
印刷データ作成・編集プログラムを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された印刷データ作成・編集プログラムの起動時にオンされるとともに、前記データ作成エリアにて第1オブジェクトデータの作成が行われた時点でオフされるフラグメモリとを備え、
前記フラグメモリがオンされている間、前記データ作成エリアにおける第1オブジェクトデータ表示エリアには、第1オブジェクトデータ表示エリアの周囲に第1オブジェクトデータ表示エリアが選択中であることを示すラバーバンドは表示されることなくカーソルのみが表示され、
前記第1オブジェクトデータが作成されてフラグメモリがオフされた後、前記データ作成エリアにて第2オブジェクトデータが作成される際には、データ作成エリアにおける第2オブジェクトデータ表示エリアに前記カーソルが表示されるとともに、第2オブジェクトデータ表示エリアの周囲に第2オブジェクトデータが選択中であることを示すラバーバンドが表示されることを特徴とするラベルデータ作成装置。 - 前記第1オブジェクトデータ又は第2オブジェクトデータを選択する選択手段を備え、
前記選択手段を介して第1オブジェクトデータが選択された場合には、第1オブジェクトデータ表示エリアにカーソルが表示されるとともに、第1オブジェクトデータ表示エリアの周囲に第1オブジェクトデータが選択中であることを示すラバーバンドが表示されることを特徴とする請求項1に記載のラベルデータ作成装置。 - 前記テープ印刷装置と通信する通信手段を備え、
前記印字幅設定手段は、前記通信手段を介してテープ印刷装置から取得した印刷テープのテープ幅データに基づき印字幅を設定し、
前記表示制御手段は、前記印字幅設定手段を介して設定された印字幅に基づき前記データ作成エリアを表示手段上に表示させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のラベルデータ作成装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の印刷データ作成・編集手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のラベルデータ作成装置の印刷データ作成・編集手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムが記録されてコンピュータで読み取り可能なことを特徴とする記録媒体。
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US10752031B2 (en) | 2017-07-31 | 2020-08-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Printing apparatus, non-transitory storage medium, and method of controlling the printing apparatus |
Citations (2)
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---|---|---|---|---|
WO2004034278A1 (ja) * | 2002-09-27 | 2004-04-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | テキスト編集装置及びプログラム |
JP2007317157A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-12-06 | Brother Ind Ltd | ラベル作成システム |
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- 2008-02-29 JP JP2008049529A patent/JP5098697B2/ja active Active
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