JP2009205077A - 現像液カートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの負担を軽減することができる現像液カートリッジを提供する。
【解決手段】現像液カートリッジ10は、画像形成装置の供給ローラ52に担持されるトナーとキャリア液とを含む現像液を収容し、画像形成装置本体に対して着脱可能に装着される。現像液カートリッジ10は、画像形成装置に供給される現像液が収容された現像液収容部11と、キャリア液が収容されたキャリア液収容部12と、画像形成装置から回収された廃現像液が収容される廃現像液収容部13とを一体に備えている。
【選択図】図4
【解決手段】現像液カートリッジ10は、画像形成装置の供給ローラ52に担持されるトナーとキャリア液とを含む現像液を収容し、画像形成装置本体に対して着脱可能に装着される。現像液カートリッジ10は、画像形成装置に供給される現像液が収容された現像液収容部11と、キャリア液が収容されたキャリア液収容部12と、画像形成装置から回収された廃現像液が収容される廃現像液収容部13とを一体に備えている。
【選択図】図4
Description
本発明は、現像剤とキャリア液とを含む現像液を収容する現像液カートリッジおよび液体現像方式の画像形成装置に関する。
一般に、現像剤をキャリア液に分散させた現像液を使用して画像形成を行う液体現像方式の画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。液体現像方式の画像形成装置では、より微細な現像剤を使用することができるので、高精細な画像を形成することができる。
ところで、液体現像方式の画像形成装置に現像液の供給を容易に行うため、現像液が収容された現像液カートリッジを装置本体に対して着脱(交換)可能に装着する構成が検討されている。しかしながら、液体現像方式の画像形成装置は、液体である現像液を使用するので、現像剤のみ(いわゆる固体現像剤)を使用する画像形成装置にはない負担をユーザに強いることがある。
例えば、現像剤がキャリア液に分散された現像液は、画像形成により主に現像剤が記録シート上に転写されるので、キャリア液中に分散する現像剤の量が減少し、現像液の濃度が変化することがある。これに対応するため、液体現像方式の画像形成装置には、現像液の濃度を調整するための構成を備えるものがあるが、濃度調整のためにキャリア液を必要とするので、現像液とは別にキャリア液を収容・供給する構成が必要であった。
この濃度調整のためのキャリア液をカートリッジで供給する場合、ユーザは、現像液カートリッジとは別に、キャリア液のカートリッジを交換するという操作上の負担や、キャリア液のカートリッジを購入するという経済上の負担を強いられる。
そこで、本発明は、ユーザの負担を軽減することができる現像液カートリッジおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、ユーザの負担を軽減することができる現像液カートリッジおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の現像液カートリッジは、画像形成装置の現像剤担持体に担持される現像剤とキャリア液とを含む現像液を収容し、画像形成装置本体に対して着脱可能に装着される現像液カートリッジであって、画像形成装置に供給される現像液が収容された第1収容部と、キャリア液または画像形成装置内において現像剤担持体に供給される現像液を貯留する貯留部の現像液の濃度より薄い濃度の現像液が収容された第2収容部とを備えたことを特徴とする。
このように構成された現像液カートリッジによれば、現像液カートリッジが、画像形成装置に供給される現像液を収容する第1収容部と、キャリア液(または画像形成装置の現像剤担持体に供給される現像液を貯留する貯留部の現像液の濃度より薄い濃度の現像液)を収容する第2収容部とを一体に備えるので、現像液カートリッジとは別にカートリッジを交換したり、購入したりする必要がなくなる。
ここで、「現像液の濃度」とは、現像液全体の質量に対する現像剤の質量の割合をいう。
ここで、「現像液の濃度」とは、現像液全体の質量に対する現像剤の質量の割合をいう。
また、本発明の画像形成装置は、現像剤とキャリア液を含む現像液が担持される複数の現像剤担持体と、前記現像剤担持体に供給される現像液を貯留する複数の貯留部と、現像液が収容され、装置本体に着脱可能に装着される複数の現像液カートリッジとを備えた画像形成装置であって、1つの前記現像液カートリッジは、前記貯留部に供給される現像液が収容された第1収容部と、キャリア液または前記貯留部の現像液の濃度より薄い濃度の現像液が収容された第2収容部とを有し、残りの前記現像液カートリッジは、少なくとも前記貯留部に供給される現像液が収容された現像液収容部を有することを特徴とする。
さらに、本発明の画像形成装置は、現像剤とキャリア液を含む現像液が担持される複数の現像剤担持体と、前記現像剤担持体に供給される現像液を貯留する複数の貯留部と、前記現像剤担持体から直接または間接的に現像液が供給されて現像剤像を形成する像担持体と、現像液が収容され、装置本体に着脱可能に装着される複数の現像液カートリッジとを備えた画像形成装置であって、1つの前記現像液カートリッジは、前記貯留部に供給される現像液が収容された第1収容部と、キャリア液または前記貯留部の現像液の濃度より薄い濃度の現像液が収容された第2収容部と、前記像担持体上に転写後に残留した廃現像液を収容する第3収容部とを有し、残りの前記現像液カートリッジは、少なくとも前記貯留部に供給される現像液が収容された現像液収容部を有することを特徴とする。
このように構成された画像形成装置によれば、1つの現像液カートリッジが、複数の収容部を一体に備えるので、現像液カートリッジとは別のカートリッジを交換したり、購入したりする必要がなくなる。さらに、残りの現像液カートリッジは、少なくとも現像液収容部を備えればよいので、小型化することが可能となり交換時の取り扱いが容易になるとともに、低コストで製造可能となり現像液カートリッジ全体のコストを抑制することができる。
本発明によれば、現像液カートリッジが、複数の収容部を一体に備えるので、現像液カートリッジとは別のカートリッジを交換したり、購入したりする必要がなくなるため、ユーザの負担を軽減することができる。
<カラープリンタの全体構成>
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す断面図であり、図2は装置本体に装着された現像液カートリッジとプロセス部および濃度調整部の平面図であり、図3はプロセスユニットの拡大図であり、図4はプロセス部および濃度調整部の構成を示す模式図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す断面図であり、図2は装置本体に装着された現像液カートリッジとプロセス部および濃度調整部の平面図であり、図3はプロセスユニットの拡大図であり、図4はプロセス部および濃度調整部の構成を示す模式図である。
ここで、以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時や現像液カートリッジ着脱時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前」側、紙面に向かって左側を「後」側とし、紙面に向かって奥側を「右」側、紙面に向かって手前側を「左」側とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下」方向とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、装置本体を構成する本体筐体2内に、記録シートの一例としての用紙Pを供給する給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための露光部4、プロセス部5、転写部6および定着部7とを備えている。さらに、図2に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体2内に、プロセス部5に供給される現像液の濃度を調整する濃度調整部8と、本体筐体2に対して着脱可能に装着される4つの現像液カートリッジ10とを備えている。
図1に示すように、本体筐体2の前側には、下方を支点として前後に回動可能なフロントカバー21と、現像液カートリッジ10が着脱可能に装着されるカートリッジ着脱部22とが設けられている。また、本体筐体2の上部には、本体筐体2から排出された用紙Pが蓄積される排紙トレイ23が設けられている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に配置され、本体筐体2に対して前後方向に着脱可能に装着される給紙カセット31と、給紙カセット31内に設けられた用紙押圧板32と、給紙カセット31の前側上方に設けられた給紙ローラ33、給紙パット34および紙粉取りローラ35と、給紙カセット31の上方に設けられた複数対の搬送ローラ36とを主に備えている。給紙部3では、給紙カセット31に収容された用紙Pが、用紙押圧板32によって給紙ローラ33側に寄せられ、給紙ローラ33および給紙パット34で1枚ずつ送り出されて、紙粉取りローラ35および搬送ローラ36を通って、中間転写ベルト63と2次転写ローラ65との間に搬送される。
露光部4は、給紙カセット31の上方、詳細には給紙カセット31とプロセス部5の間に配置され、図示しない公知のレーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズ、複数の反射鏡などを備えている。露光部4では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応させてレーザ発光部から出射されたレーザ光が、それぞれ、プロセス部5の各感光体ドラム57に照射される。
プロセス部5は、露光部4の上方、詳細には露光部4と転写部6の間に配置され、前後方向に配列された4つのプロセスユニット50から主に構成されている。
各プロセスユニット50は、濃度調整部8から供給される現像液中の固体粒子であるトナーの色が相違するのみであり、構成は同一である。なお、本実施形態の現像液は、現像剤の一例としてのトナーを不揮発性のキャリア液に分散したものである。
各プロセスユニット50は、濃度調整部8から供給される現像液中の固体粒子であるトナーの色が相違するのみであり、構成は同一である。なお、本実施形態の現像液は、現像剤の一例としてのトナーを不揮発性のキャリア液に分散したものである。
図3に示すように、プロセスユニット50は、外枠を構成するフレーム51内に、現像剤担持体の一例としての供給ローラ52と、層厚規制ブレード53と、現像ローラ54と、第1帯電器55と、現像液回収ブレード56と、像担持体の一例としての感光体ドラム57と、第2帯電器58と、廃現像液除去ブレード59とを主に備えている。
フレーム51は、プロセスユニット50の外枠の他、供給ローラ52に供給される現像液を貯留する貯留部の一例としての第1貯留部51Aと、現像ローラ54上から回収された現像液を貯留する第2貯留部51Bを構成している。
図4に示すように、第1貯留部51Aには、濃度調整部8の濃度調整槽80から濃度調整が行われた現像液がポンプP3を介して供給される。また、第2貯留部51Bからは、回収された現像液がポンプP4を介して濃度調整部8の濃度調整槽80に送り出される。
図3に示すように、第1貯留部51Aおよび第2貯留部51Bには、それぞれ、撹拌部材51C,51Dが設けられ、貯留される現像液を撹拌することでトナーをキャリア液中に均一に分散させる。ここで、キャリア液中に分散されたトナーは、帯電している。
供給ローラ52は、その回転により、第1貯留部51Aに貯留された現像液を表面に担持し、現像ローラ54に供給する金属製のローラであり、表面には周方向に沿って複数の溝(図示せず)が形成されている。
層厚規制ブレード53は、供給ローラ52と現像ローラ54との摺接位置よりも供給ローラ52の回転方向上流側において、回転する供給ローラ52の表面に摺接して、供給ローラ52上に担持された現像液の厚さを規制するものである。
現像ローラ54は、供給ローラ52から供給された現像液を表面に担持し、感光体ドラム57上に形成された静電潜像に供給して、感光体ドラム57上にトナー像を形成するものである。
第1帯電器55は、現像ローラ54と接触しないように所定間隔を隔てて対向して配置され、現像ローラ54上に担持された現像液中のトナーを、キャリア液の液面側(または現像ローラ54の表面側)側へ寄せるためのものである。
現像液回収ブレード56は、現像ローラ54と感光体ドラム57との摺接位置よりも現像ローラ54の回転方向下流側において、回転する現像ローラ54の表面に摺接して、現像ローラ54上に残留する現像液を回収するものである。回収された現像液は、第2貯留部51Bに貯留される。
感光体ドラム57は、表面に露光部4から出射されたレーザ光が照射されることで露光され、静電潜像が形成されるものである。この感光体ドラム57上には、供給ローラ52から現像ローラ54を介して現像液が供給されることで、トナーにより静電潜像が可視像化され、トナー像(現像剤像)が形成される。
第2帯電器58は、感光体ドラム57と接触しないように所定間隔を隔てて対向して配置され、感光体ドラム57の表面を一様に帯電させるように構成されている。
廃現像液除去ブレード59は、感光体ドラム57と中間転写ベルト63との摺接位置よりも感光体ドラム57の回転方向下流側において、回転する感光体ドラム57の表面に摺接して、転写後の感光体ドラム57上に残留した現像液を除去するものである。なお、転写後の感光体ドラム57上に残留した現像液(以下、廃現像液という。)には、中間転写ベルト63の外周面に付着していた紙粉や別の色のトナーなどが混入している。
除去された廃現像液は、図4に示すように、ポンプP5により、廃現像液回収路95を通って、現像液カートリッジ10の廃現像液収容部13に収容(回収)される。なお、各プロセスユニット50は、それぞれ、ポンプP5が設けられた廃現像液回収路95によって各現像液カートリッジ10の廃現像液収容部13に連結されているが、図4では一部の図示を省略している。
図1に示すように、転写部6は、プロセス部5の上方、詳細にはプロセス部5と排紙トレイ23の間に配置され、駆動ローラ61と、従動ローラ62と、中間転写ベルト63と、4つの1次転写ローラ64と、2次転写ローラ65とを主に備えている。
駆動ローラ61および従動ローラ62は、前後方向に離間して平行に配置され、その間に無端状の中間転写ベルト63が張設されている。中間転写ベルト63の外周面の下側には各感光体ドラム57が対向して接するとともに、後方には2次転写ローラ65が対向して接している。中間転写ベルト63には、前方に向けて付勢された従動ローラ62によって張力が付与されている。
各1次転写ローラ64は、中間転写ベルト63の内周面の下方に接し、各感光体ドラム57との間で中間転写ベルト63を挟持するように各感光体ドラム57に対向して配置されている。また、2次転写ローラ65は、中間転写ベルト63を挟持するように駆動ローラ61に対向して配置されている。1次転写ローラ64および2次転写ローラ65には、転写時に転写バイアスが印加される。
このように構成されるプロセス部5および転写部6では、まず、各感光体ドラム57の表面が、各第2帯電器58により一様に帯電された後、露光部4から照射されるレーザ光により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光体ドラム57上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
また、第1貯留部51Aに貯留された現像液が、供給ローラ52の回転により供給ローラ52上に担持され、供給ローラ52が現像ローラ54に対向して接触するときに現像ローラ54上に供給される。現像ローラ54上の現像液中のトナーは、現像ローラ54が感光体ドラム57に対向して接触するときに、感光体ドラム57上に形成された静電潜像に供給される。
これにより、感光体ドラム57上でトナーが選択的に担持されて静電潜像が可視像化され、トナー像が形成される。各感光体ドラム57上に形成された各色のトナー像は、転写バイアスが印加された各1次転写ローラ64の作用により中間転写ベルト63上に順次重ね合わせて転写される。中間転写ベルト63に転写されたトナー像は、給紙部3から搬送された用紙Pが、中間転写ベルト63と2次転写ローラ65の間を通過するときに、転写バイアスが印加された2次転写ローラ65の作用により用紙P上に転写される。
定着部7は、転写部6の後側上方に配置され、加熱ローラ71と、加熱ローラ71と対向配置され加熱ローラ71を押圧する加圧ローラ72と、一対の排紙ローラ73とを主に備えている。定着部7では、トナー像が転写された用紙Pが、加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過することでトナー像が熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Pは、一対の排紙ローラ73によって本体筐体2の外部に排出され、排紙トレイ23に蓄積される。
濃度調整部8は、図2に示すように、プロセス部5の左側に配置され、各プロセスユニット50に対応して前後方向に配列された4つの濃度調整槽80から主に構成されている。
図4に示すように、各濃度調整槽80には、撹拌部材81が設けられている。また、各濃度調整槽80には、それぞれ、各現像液カートリッジ10(一部の図示を省略)の現像液収容部11から濃度調整槽80に至る第1現像液供給路91(一部の図示を省略)と、各現像液カートリッジ10のキャリア液収容部12から濃度調整槽80に至るキャリア液供給路92(一部の図示を省略)と、濃度調整槽80から第1貯留部51Aに至る第2現像液供給路93と、第2貯留部51Bから濃度調整槽80に至る現像液回収路94とが連結されている。第1現像液供給路91、キャリア液供給路92、第2現像液供給路93および現像液回収路94には、ポンプP1〜P4がそれぞれ1つずつ設けられている(一部の図示を省略)。
ここで、濃度調整槽80での、現像液の濃度を調整する方法の一例について簡単に説明する。濃度調整槽80は、撹拌部材81の他、現像液の液面の高さを検知する液量センサと、撹拌部材81に取り付けられ現像液の粘度を検知する粘度センサと、各センサの出力値に基づいて主にポンプP1〜P4を制御する制御装置とを備えている(いずれも図示せず)。
まず、現像ローラ54上から回収された現像液を第2貯留部51Bから現像液回収路94を介して濃度調整槽80に回収した後、現像液収容部11から第1現像液供給路91を介して濃度調整槽80に現像液を所定量(液面の高さが所定の高さ)となるまで供給する。次に、撹拌部材81を駆動させ、現像液の粘度を測定することで、現像液の濃度(キャリア液中のトナーの量)を算出する。そして、予め設定された濃度となるように、撹拌部材81を駆動させながら、キャリア液収容部12からキャリア液供給路92を介してキャリア液を供給する(または現像液収容部11から第1現像液供給路91を介して現像液を供給する)。濃度調整が終了したら、現像液を濃度調整槽80から第2現像液供給路93を介して第1貯留部51Aに供給し、貯留する。
<現像液カートリッジの構成>
次に、現像液カートリッジ10の詳細な構成について説明する。図5はギヤボックスを取り外した現像液カートリッジ(上側)および上カバーを取り外した現像液カートリッジ(下側)の平面図であり、図6は現像液カートリッジの断面図である。
なお、以下の説明において、方向は、現像液カートリッジ10を本体筐体2に装着した状態(図1参照)を基準とした方向で説明する。
次に、現像液カートリッジ10の詳細な構成について説明する。図5はギヤボックスを取り外した現像液カートリッジ(上側)および上カバーを取り外した現像液カートリッジ(下側)の平面図であり、図6は現像液カートリッジの断面図である。
なお、以下の説明において、方向は、現像液カートリッジ10を本体筐体2に装着した状態(図1参照)を基準とした方向で説明する。
図5および図6に示すように、現像液カートリッジ10は、カートリッジフレーム10Aと、ギヤボックス10Bと、上カバー10Cとを主に備えている。
カートリッジフレーム10Aには、第1収容部の一例としての現像液収容部11と、第2収容部の一例としてのキャリア液収容部12と、第3収容部の一例としての廃現像液収容部13とが形成されている。
カートリッジフレーム10Aには、第1収容部の一例としての現像液収容部11と、第2収容部の一例としてのキャリア液収容部12と、第3収容部の一例としての廃現像液収容部13とが形成されている。
詳細には、図5(上側)に示すように、後方にキャリア液収容部12と廃現像液収容部13が左右方向に並んで配置され、廃現像液収容部13の前方に現像液収容部11が形成されている。各収容部11,12,13は、上下方向に長い筒状に形成され、上方が開口している。本実施形態において、現像液収容部11とキャリア液収容部12は収容容積が略同一となるように形成され、廃現像液収容部13は収容容積が現像液収容部11(またはキャリア液収容部12)の収容容積よりも若干小さくなるように形成されている。
現像液収容部11は、カラープリンタ1(濃度調整槽80)に供給される現像液が収容される部分である。本実施形態において、現像液収容部11には、プロセスユニット50の第1貯留部51Aに貯留される現像液の濃度より濃い濃度の現像液が収容されている。この現像液収容部11には、図6に示すように、内部に撹拌部材14が配設されるとともに、下端(底面11A)に供給口15が形成されている。
撹拌部材14は、収容された現像液を撹拌することで現像液(キャリア液)中のトナーを均一に分散させるものであり、回転軸14Aと、2つの撹拌羽14Bとから構成されている。
回転軸14Aは、現像液収容部11の上下方向に沿って延びる軸であり、上端が後述するギヤボックス10Bに回転可能に支持されている。
撹拌羽14Bは、回転軸14Aを挟むようにして回転軸14Aの両側に固定されている。
回転軸14Aは、現像液収容部11の上下方向に沿って延びる軸であり、上端が後述するギヤボックス10Bに回転可能に支持されている。
撹拌羽14Bは、回転軸14Aを挟むようにして回転軸14Aの両側に固定されている。
供給口15は、収容された現像液を外部に流出させるものである。この供給口15には、現像液カートリッジ10が本体筐体2に装着されたときに連通状態となり、現像液カートリッジ10が本体筐体2から脱着されたときに閉塞状態となる図示しない弁が設けられている。なお、現像液収容部11の底面11Aには、底面11Aから供給口15の開口縁に向かって狭くなる漏斗面11Bが設けられている。
キャリア液収容部12は、カラープリンタ1(濃度調整槽80)に供給されるキャリア液が収容される部分である。このキャリア液収容部12の下端(底面12A)にも、前記した現像液収容部11に形成されたものと同じ構成の供給口15が形成されており、底面12Aから供給口15の開口縁に向かって狭くなる漏斗面12Bが設けられている(図5参照)。
廃現像液収容部13は、カラープリンタ1から回収された廃現像液が収容される部分である。この廃現像液収容部13には、図6に示すように、側壁13Aの後方上部に受入口16が形成されている。
受入口16は、廃現像液を受け入れるものである。詳細には、受入口16は、現像液カートリッジ10が本体筐体2に装着されたときに、廃現像液回収路95の端部95Aが挿入される。そして、廃現像液回収路95内を搬送されてきた廃現像液が、端部95Aおよび受入口16を介して廃現像液収容部13に収容される。この受入口16には、現像液カートリッジ10が本体筐体2に装着され、端部95Aが挿入されたときに連通状態となり、現像液カートリッジ10が本体筐体2から脱着され、端部95Aが引き抜かれたときに閉塞状態となる図示しない弁が設けられている。
なお、各収容部11,12,13には、液量を検知する図示しないセンサ(いわゆるエンプティセンサ)が設けられている。このセンサで検知された液量の情報は、カラープリンタ1側に設けられた図示しない表示部に表示されるように構成することができる。ユーザはこの情報に基づいて、現像液カートリッジ10の交換を行う。
ギヤボックス10Bは、上方が開口した略箱状をなしており、カートリッジフレーム10Aの上方に取り付けられることで、各収容部11,12,13の上方を覆う蓋としての機能を有している。このギヤボックス10Bには、撹拌部材14に動力を伝達する動力伝達機構の一例としての入力ギヤ17と中間ギヤ18が設けられている。
入力ギヤ17は、現像液収容部11の上方に配置され、ギヤボックス10Bの底面から突出する撹拌部材14の回転軸14Aの上端に固定されている。
中間ギヤ18は、廃現像液収容部13の上方に配置され、入力ギヤ17と噛合している。この中間ギヤ18は、現像液カートリッジ10が本体筐体2に装着されると、カートリッジ着脱部22の上方であって本体筐体2に設けられた図示しないモータに連結された駆動ギヤ24と噛合する。駆動ギヤ24が回転駆動することで、駆動力が中間ギヤ18を介して入力ギヤ17に伝達され、撹拌部材14(回転軸14A)が回転駆動する。これにより、現像液収容部11内で現像液を撹拌することができる。
中間ギヤ18は、廃現像液収容部13の上方に配置され、入力ギヤ17と噛合している。この中間ギヤ18は、現像液カートリッジ10が本体筐体2に装着されると、カートリッジ着脱部22の上方であって本体筐体2に設けられた図示しないモータに連結された駆動ギヤ24と噛合する。駆動ギヤ24が回転駆動することで、駆動力が中間ギヤ18を介して入力ギヤ17に伝達され、撹拌部材14(回転軸14A)が回転駆動する。これにより、現像液収容部11内で現像液を撹拌することができる。
上カバー10Cは、ギヤボックス10Bの上方に取り付けられることで、入力ギヤ17および中間ギヤ18を上方から覆う蓋である。
<現像液カートリッジの着脱機構>
次に、現像液カートリッジ10を本体筐体2に着脱するための構成について簡単に説明する。図7(a)〜(c)は現像液カートリッジの着脱機構を説明するための図である。
次に、現像液カートリッジ10を本体筐体2に着脱するための構成について簡単に説明する。図7(a)〜(c)は現像液カートリッジの着脱機構を説明するための図である。
図7(a)に示すように、カートリッジ着脱部22は、駆動ギヤ24や廃現像液回収路95の端部95Aを有する固定部22Aと、固定部22Aの下部前方に配置され、前後方向に揺動可能な揺動部22Bとから主に構成されている。
揺動部22Bには、供給口15と連通する筒状のカートリッジ側装着部15Aが装着される本体側装着部25が設けられている(キャリア液収容部12側は図示せず)。本体側装着部25は、第1現像液供給路91と連通している。
現像液カートリッジ10を本体筐体2(カートリッジ着脱部22)に装着するときには、まず、前方に揺動した状態の揺動部22Bに現像液カートリッジ10を載せるようにして、カートリッジ側装着部15Aを本体側装着部25に装着する。そうすると、図7(b)に示すように、供給口15と本体側装着部25の開口が連通し、現像液収容部11の内部と第1現像液供給路91が連通する。
次に、現像液カートリッジ10を後方(固定部22A側)に押すことで、揺動部22Bを後方に揺動させる。そうすると、図7(c)に示すように、中間ギヤ18が駆動ギヤ24と噛合するとともに、受入口16に廃現像液回収路95の端部95Aが挿入されて廃現像液収容部13の内部と廃現像液回収路95が連通する。
現像液カートリッジ10を本体筐体2(カートリッジ着脱部22)から脱着するときには、まず現像液カートリッジ10を前方に引くことで揺動部22Bを前方に揺動させる。次に現像液カートリッジ10を上方に持ち上げて揺動部22Bから脱着する。このように現像液カートリッジ10は、主に2回の動作を行うことで、給紙カセット31(図1参照)の着脱方向と同方向である前後方向に着脱することができる。
以上のように構成された現像液カートリッジ10およびカラープリンタ1の作用効果について説明する。
現像液カートリッジ10は、現像液収容部11、キャリア液収容部12および廃現像液収容部13を一体に備えているので、現像液カートリッジ10とは別にカートリッジを交換したり、購入したりする必要がなくなる。すなわち、現像液カートリッジ10によれば、消耗品であるカートリッジの種類を減らすことができるので、ユーザの操作上の負担や経済上の負担などを軽減することができる。また、主に収容部11,12,13のみを備える構成なので、さらに現像ローラや供給ローラなどを備える場合と比較して、カートリッジ全体のコストを減らすことができ、ユーザの経済上の負担を軽減することができる。
現像液カートリッジ10は、現像液収容部11、キャリア液収容部12および廃現像液収容部13を一体に備えているので、現像液カートリッジ10とは別にカートリッジを交換したり、購入したりする必要がなくなる。すなわち、現像液カートリッジ10によれば、消耗品であるカートリッジの種類を減らすことができるので、ユーザの操作上の負担や経済上の負担などを軽減することができる。また、主に収容部11,12,13のみを備える構成なので、さらに現像ローラや供給ローラなどを備える場合と比較して、カートリッジ全体のコストを減らすことができ、ユーザの経済上の負担を軽減することができる。
現像液収容部11およびキャリア液収容部12の下端(底面11A)に供給口15が形成されているので、内部に収容されている現像液またはキャリア液を使い切ることができる。すなわち、供給口を側壁や上部に設けて現像液などをポンプなどで吸引する場合と比較して、収容された現像液などを有効に利用することができる。また、現像液などの供給に重力を利用することができるので、大型のポンプを必要としないため、カラープリンタ1の小型化に寄与したり、消費電力を抑制したりすることができる。
廃現像液収容部13の側壁13Aの上部に受入口16が形成されているので、受入口を下部に設けた場合と比較して、シール部材16A(図6参照)にかかるコストを減らすことができるとともに、受入口16に液圧がかかりづらいため廃現像液が漏れにくいという利点を有する。また、受入口16を側壁13Aに形成したので、複数の開口(供給口15および受入口16)を有していても、前記したような2回の動作で現像液カートリッジ10を着脱できる簡易な着脱機構を採用することが可能となる。
撹拌部材14に動力を伝達するギヤ17,18が現像液収容部11の上方に設けられているので、収容部の下方に突出する回転軸に駆動力伝達機構を設けた場合と比較して、回転軸14Aの軸受部分のシール14C(図6参照)を簡易化することができる(またはシールを設ける必要がなくなる)。これにより、回転軸14Aの軸受部分の構成を簡略化できるとともに、シール14Cにかかるコストを減らすことができる。さらに、現像液が漏れにくいという利点も有する。
なお、本実施形態では、受入口16を廃現像液収容部13の側壁13Aに設けたことで、受入口16とギヤ17,18(駆動力伝達機構)との干渉が避けられるので、現像液カートリッジ10の全体の構成を簡略化することができる。また、現像液収容部11に第1貯留部51Aに貯留される現像液の濃度より濃い濃度の現像液が収容されているので、濃度調整部8での濃度調整の幅を広げることができる。さらに、現像液カートリッジ10の着脱方向が給紙カセット31の着脱方向と同方向(前後方向)なので、前方から現像液カートリッジ10の交換と用紙Pの供給を行うことができるため、カラープリンタ1は操作性が良好である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記した実施形態では、カラープリンタ1に装着される4つの現像液カートリッジ10のすべてが現像液収容部11(第1収容部)、キャリア液収容部12(第2収容部)および廃現像液収容部13(第3収容部)を備えた構成を示したが、本発明の画像形成装置は、これに限定されるものではない。
例えば、図8(a)にように、1つの現像液カートリッジ100が現像液収容部11、キャリア液収容部12および廃現像液収容部13を備え、残りの3つの現像液カートリッジ200が現像液収容部11だけを備える構成としてもよい。また、図8(b)に示すように、1つの現像液カートリッジ100が3つの収容部11,12,13を備え、残りの3つの現像液カートリッジ300が現像液収容部11とキャリア液収容部12を備える構成としてもよい。さらに、図8(c)に示すように、1つの現像液カートリッジ100が3つの収容部11,12,13を備え、残りの3つの現像液カートリッジ400が現像液収容部11と廃現像液収容部13を備える構成としてもよい。
これによっても、少なくとも1つの現像液カートリッジ100が複数の収容部を一体に備えているので、現像液カートリッジ以外の別のカートリッジを交換したり、購入したりする必要がなくなる。すなわち、消耗品であるカートリッジの種類を減らすことができるので、ユーザの操作上の負担や経済上の負担などを軽減することができる。
さらに、少なくとも1つの現像液カートリッジ100だけ(図8(a)参照)に複数の収容部を設ければよいので、4つの現像液カートリッジ全体としてのコストを減らすことができる。また、4つの現像液カートリッジすべてに現像液収容部11、キャリア液収容部12および廃現像液収容部13を設けた場合と比較して、供給口15または受入口16の数を減らすことができるので、4つの現像液カートリッジと本体筐体2との接続部分の数を減らすことができる。すなわち、液漏れが発生する可能性のある部分を減らすことができる。
なお、図8(a)に示すように、4つの現像液カートリッジ100,200のうち、収容部を一体に備える現像液カートリッジ100が、濃度調整部8(濃度調整槽80)の近くに配置されることが望ましい。これによれば、ポンプP1,P2,P5にかかる負荷を小さくできるので、消費電力を抑制することができる。また、小型のポンプを採用できるようになるため、カラープリンタ1の小型化に寄与したり、消費電力をさらに抑制したりすることができる。
前記した実施形態では、供給口15が現像液収容部11(第1収容部)およびキャリア液収容部12(第2収容部)の下端(底面11A,12A)に形成された構成を示したが、これに限定されるものではない。例えば、供給口は、第1収容部(または第2収容部)の側壁の下部に形成してもよい。なお、供給口を形成する位置は、第1収容部と第2収容部とで同じ位置であってもよいし、異なる位置であってもよい。
前記した実施形態では、受入口16が廃現像液収容部13(第3収容部)の側壁13Aに形成された構成を示したが、これに限定されるものではない。例えば、受入口は、第3収容部の上部(上面)に形成してもよい。これによっても、受入口を下部に設けた場合と比較して、シール部材にかかるコストを減らすことができるとともに、廃現像液が漏れにくいという利点を有する。
前記した実施形態では、現像液収容部11に、プロセスユニット50の第1貯留部51Aに貯留される現像液の濃度より濃い濃度の現像液が収容される例を示したが、これに限定されるものではない。すなわち、現像液収容部11(第1収容部)には、第1貯留部51A(貯留部)に貯留される現像液と同じ濃度の現像液を収容してもよい。これによれば、濃度調整の必要がない場合には、第1収容部に収容された現像液を直接貯留部に供給する構成を採用することができるので、効率的に現像液を供給することができる。
前記した実施形態では、第2収容部(キャリア液収容部12)にキャリア液が収容される例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、第2貯留部には、プロセスユニット50の第1貯留部51A(貯留部)に貯留される現像液の濃度より薄い濃度の現像液を収容してもよい。この場合、第2貯留部にも撹拌部材を設けることが望ましい。
前記した実施形態では、感光体ドラム57(像担持体)に供給ローラ52(現像剤担持体)から現像ローラ54を介して間接的に現像液が供給される構成を示したが、これに限定されるものではない。すなわち、像担持体に現像剤担持体から直接現像液が供給される構成としてもよい。
前記した実施形態では、回転軸14Aと2つの撹拌羽14Bとから構成された撹拌部材14を採用した例を示したが、これに限定されるものではない。すなわち、収容された現像液を撹拌することができるものであれば、公知の撹拌部材を適宜採用することができる。
前記した実施形態では、動力伝達機構の一例として入力ギヤ17および中間ギヤ18を採用した例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、ギヤは1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。さらに、ギヤに限定されず、ベルトとプーリなどから構成された駆動力伝達機構を採用してもよい。
前記した実施形態では、現像剤担持体の一例として供給ローラ52、像担持体の一例として感光体ドラム57などを採用した例を示したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明の現像剤担持体は、貯留部から直接現像液を受け取る部材であれば、例えば、供給ローラという名称のローラに限定されない。また、像担持体は、ドラム形の感光体に限定されず、例えば、ベルト状の感光体であってもよい。さらに、像担持体は、感光体に限定されず、表面にトナー像(現像剤像)を担持する部材であれば特に限定されない。
前記した実施形態では、画像形成装置の一例としてカラープリンタ1を採用した例を示したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、液体現像方式を採用する複合機や複写機などにも適用することができる。また、本発明の現像液カートリッジは、モノクロのプリンタ、複合機、複写機などにも採用することができる。
1 カラープリンタ
2 本体筐体
10 現像液カートリッジ
11 現像液収容部
12 キャリア液収容部
13 廃現像液収容部
13A 側壁
14 撹拌部材
15 供給口
16 受入口
17 入力ギヤ
18 伝達ギヤ
31 給紙カセット
51A 第1貯留部
52 供給ローラ
57 感光体ドラム
P 用紙
2 本体筐体
10 現像液カートリッジ
11 現像液収容部
12 キャリア液収容部
13 廃現像液収容部
13A 側壁
14 撹拌部材
15 供給口
16 受入口
17 入力ギヤ
18 伝達ギヤ
31 給紙カセット
51A 第1貯留部
52 供給ローラ
57 感光体ドラム
P 用紙
Claims (9)
- 画像形成装置の現像剤担持体に担持される現像剤とキャリア液とを含む現像液を収容し、画像形成装置本体に対して着脱可能に装着される現像液カートリッジであって、
画像形成装置に供給される現像液が収容された第1収容部と、
キャリア液または画像形成装置内において現像剤担持体に供給される現像液を貯留する貯留部の現像液の濃度より薄い濃度の現像液が収容された第2収容部とを備えたことを特徴とする現像液カートリッジ。 - 前記第1収容部および前記第2収容部は、それぞれ下部に内部の液体を流出させる供給口が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像液カートリッジ。
- 画像形成装置から回収した廃現像液を収容する第3収容部を備え、
前記第3収容部は、上部に廃現像液を受け入れる受入口が形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像液カートリッジ。 - 前記受入口は、前記第3収容部の側壁の上部に形成されたことを特徴とする請求項3に記載の現像液カートリッジ。
- 前記第1収容部は、収容された現像液を撹拌する撹拌部材を有し、
前記第1収容部の上方に前記撹拌部材に動力を伝達する動力伝達機構が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像液カートリッジ。 - 前記第1収容部に収容された現像液は、前記貯留部の現像液の濃度より濃い濃度の現像液であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像液カートリッジ。
- 現像剤とキャリア液を含む現像液が担持される複数の現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に供給される現像液を貯留する複数の貯留部と、
現像液が収容され、装置本体に着脱可能に装着される複数の現像剤カートリッジとを備えた画像形成装置であって、
1つの前記現像剤カートリッジは、前記貯留部に供給される現像液が収容された第1収容部と、キャリア液または前記貯留部の現像液の濃度より薄い濃度の現像液が収容された第2収容部とを有し、
残りの前記現像剤カートリッジは、少なくとも前記貯留部に供給される現像液が収容された現像液収容部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 現像剤とキャリア液を含む現像液が担持される複数の現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に供給される現像液を貯留する複数の貯留部と、
前記現像剤担持体から直接または間接的に現像液が供給されて現像剤像を形成する像担持体と、
現像液が収容され、装置本体に着脱可能に装着される複数の現像剤カートリッジとを備えた画像形成装置であって、
1つの前記現像剤カートリッジは、前記貯留部に供給される現像液が収容された第1収容部と、キャリア液または前記貯留部の現像液の濃度より薄い濃度の現像液が収容された第2収容部と、前記像担持体上に転写後に残留した廃現像液を収容する第3収容部とを有し、
残りの前記現像剤カートリッジは、少なくとも前記貯留部に供給される現像液が収容された現像液収容部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 記録シートが収容され、装置本体に着脱可能に装着される給紙カセットを備え、
前記現像液カートリッジは、着脱方向が前記給紙カセットの着脱方向と同方向であることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。
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